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こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
第1話(09/08/01)
これはね、最初どうかと思ってたけどこれはこれでアリだと思いました。子供向けに
作られてるなって思って。歌とか見てもそうだし。
何より、作ってる方も楽しがってる雰囲気が伝わってきてすごく良かった。セットなの
丸わかりなんだけど多分それはわざとなんだろうなぁコレ。
つーわけで、こういうこち亀もありかなって楽しめました。
このドラマでも冒頭にダイジェストやってたけど、あんまりいらないんじゃないかなぁ。
混乱するから。
ともあれ始まり始まり。
このＯＰの歌がね、しんごママみたいな雰囲気で楽しいです。完全子供向けだなと。
ここでキャラの紹介があるんですが、麗子さん役の人は失礼だけどもうちょっと
グラマーな人がよかったかなぁとか思いました。制服のスカートがタイトでないのも
気になったです。仕方無いんだろうけどね。でも悪くはないですよ。
中川さんはもうバッチリイメージ通りって感じでかなりびっくりしました。そうか、速水
さんがいたかと。私の中で彼はまさに中川さんそのものでしたね。これはすごい良い
配役だわー。
大原部長も伊武で合ってると思います。配役はしっかり選び抜かれたって感じでした。
まあ、両さんの少し若いころの話、として見ればいいんじゃないですかね。
さて冒頭から両さんいきなりエキサイトしてます。何かと思ったら競馬かよ。
借金が100万あるとか。相変わらずですね。
さっき番組タイトルを引っ張ってきたのが何かと思ってたけど、今両さんが手に持ってる
おもちゃみたいなのがまさにそれなんですわ。
人情はあるが金はないって書いてあって面白い。これわざわざ作ったのかなぁ。
そこに電話がかかってきて間違い電話なんですけど、キタノさんですかとか言われて
ますよ。
ま、それはともかく、貴重な食料となってしまったアンパンを食べる両さん。猫が
ひもじそうにしていたのでパンをちぎってなげてやったら食わずに逃げた(笑)。
まあ猫はあんまりパン食べないから、両さん。
そんで投げたパンを大切に拾って戻ってくると妙なおっさんが勝手に残りのアンパン
食べてたぁー！これはショック！しかもかかってきた電話に「はい、キタノですけど」と
勝手に出てるし。
ここの掛け合いは絶妙ですよ。面白い。
キタノは一度だけ電話かして、と言ってて両さんがＯＫすると、いきなり出前を取り始めて
ますよ。お前払う気ないだろ。
んで両さんが気づいて注意すると、ごめんごめんと電話を切って別のところにかけて
「娘さん、帰ってませんよね？」ってコラー！交番から誘拐の脅迫電話をかけちゃいかん！
そこに中川さんが御出勤ですよ。
性格的にはこち亀初期の、ちょい金持ちを鼻にかけた嫌な奴的なキャラになっとるがな。
まあいいんだけど。
両さん、まーた中川に文句言って強引に昼飯おごらせてるし。しかも4000円分。中川も
出前に小切手切るなよ…。
そこにパトカーが突っ込んできました。運転してたのは麗子。この人原作での登場時も
こんな感じだったっけ？まあいいんですけども。
ネコが道路に飛び出して来てそれよけたらこうなったらしいですが、警察官としては
避けなくてもいいような安全運転しようか！
つーか第１話目の冒頭からいきなり派出所壊すな！
借金で困っているところに、部長のお孫さんの誕生祝いの話を持ち出されて、ひとり当たり
2万円の予算とか、どんだけのものを買う気だという気もするんですが。とにかく両さんは、
部長に金やるくらいなら猫にやった方がましー！とか言ってると。
いました部長です。まどの外にしっかりと。
ネコ抱っこして入ってきて、またカミナリですよ。
ま、元気で何よりです。
そんで逃げてきた両さんは子供達相手にラジコンで賭けレースしようとかとんでもねーこと
言ってますなぁ。
商店街は商店街で、借金のままツケを払ってくれない両さんに困ってるみたいですね。
こりゃー、ボーナス争奪戦の回とか見られるかな。あのはちゃめちゃッぷりがすごい好き
なんですよ。マジムチャクチャなんで。
で、皆が話していると両さんが通りかかったので金の話をするのですが、なんやかやで
かわされて、逃げられてしまいましたよ。こういう時は部長から話持っていかないと。
神社では明神という職人さんが作った神輿の取材が行われてました。明神さんもまんざら
ではない感じなんですが、そこに両さんがきていろいろ冷やかすもんだからややこしい
事態になってますよー。両さんツッコミすぎだから！取材になんねーから！
んで両さんは、祭りも取材させてほしいと言われて何やら思いついた様子。
中川もお金の臭いをかぎつけた、と長年の付き合いで見抜いてます。このあたりは流石
ですなぁ。
両さんはテレビ局の担当者、芹沢に、活気を取り戻すチャンスだからぜひ取材をとか
言うてますよー。さてどうなることやら…。
商店街の集まりに両さんやってきて、今回の祭りをテレビ局協力で全国放映し、有名に
しようと提案。
つまりはですね、神輿レースにして賞金つけてそれを自分がいただいちゃおうって魂胆な
わけですよ。
商店街の面々も一旦は乗り気になるんだけど、黙って聞いていた明神がドン、とテーブル
叩いたもんだから「あーやっぱり無理じゃないかな」「そうそう」って言ったら、明神自体は
めっちゃ乗り気なんですよ。これは面白かった。
そういうわけで賞金は100万に決定。中川には両さんの魂胆はモロバレでした。
つか、なんで中川らも取材受けてるかわからんのだけど、麗子が並々ならぬ気合いの
入れようですごかったです。ライティングとか…。
そこに部長戻ってきて怒られそうになるんだけど、両さんうまくおだてて情熱がすごいとか
言って、BGMも実際情熱大陸かかっちゃうのがすごいよ！部長振り向いたら両さんだけでなく
中川や麗子らも消えてたのは笑えます。
両さんを訪ねて交番に明神の息子がやってきます。こいつは神田でいいかーめんどくさいし。
なんでか交番にはキタノが警察官の服きて座ってて、いきなりなんか犯人が自首してきたとか
言ってますよ。それ太陽にほえろだろうが！
そこに両さんがやってきて場のノリで「ワシがやりました」とか。コントをしている場合か！
ここらあたりのやり取り、アドリブのような気がするなぁ。すごいんですよもう。
つーか後ろで神田がリアクションに本気で困ってるからそろそろやめてあげて！
神田の言うところによると、明神は体がだいぶ悪くて、本当は仕事を辞めてほしいらしいのです。
けれども両さんは、明神が平気というなら平気なんだろう、と取り合わない。
ま、仕事やめると生きがいなくしてがっくりいっちゃうこともあるからなぁ…。
神田が直接話そうとしても聞いてくれないから、今回両さんに相談しにきたらしいです。
つーか両さんにとっても、彼の神輿じゃないと優勝できないですから、はいそうですかと止めるのも
出来ないみたいですねぇ。
仕方無く両さんは神田をつれて明神のところに行くのですが、神輿の出来栄えに当初の目的
忘れてしまってるのが彼らしい。
んで神田は話をしようとするんだけど、たかが神輿じゃないかってつい言ってしまってこれに
両さん怒ったー。というか両さんがいるとほんっとまとまる話もまとまりそうでまとまらなくなるな…。
結局話し合いどころじゃなくなるんだけど。
神田は、下町の良さがわからないって言うんですね。江戸ッ子も嫌だと。
明神は、奥さんが死んだ日にも神輿を担いでいたらしいです。だから嫌うのもあるんでしょうが。
明神も好きで担いでたわけじゃないと思う。なんつか、自分の役割を果たすことが奥さんへの
思いやりっていうかそういうものだと思ったんじゃないかな。
夫婦でないと通じ合えないこともあるっていうしなぁ。
両さんはそんな神田にイラッとしたのが、話が合わないといって去って行きました。
麗子と中川はそんな両さんを見て、彼なら何とかしてくれる、下町のヒーローだからって
思ってるみたいですね。
おっとなんか両さんいきなり銀行強盗か！？と思ったら、神田の会社に乗り込んできた。
あんた…いきなり拳銃振りかざすとか…。まあいいけど…。
強制連行される神田ですが、これ絶対誤解されるな…。
両さんは、下町の取材に神田を付き合わせたかったみたいですね。
あちこちで神田は、「明神さんの息子かい」と暖かく迎えられます。
両さんも人気で、あーやっぱりヒーローなんだなぁというのが分かって面白かった。
酒場でも皆が、明神は酔うと息子の自慢をしていたと語ります。
神田が知らなかっただけで、下町はいつも魅力にあふれていたということですね。
んで。
両さん実家にやってきた。
父親がラサール石井さんというのは憎い演出だなぁ。でもやっぱりラサールさんを出すなら
両さん役でって思っちゃうんだけど。
ともかくまた親子ゲンカしててドリフなみの物の落ち方とかとても面白かったですよ。
金だらいも落ちてきたし！
母に怒られて神田含めて全員が思わず正座してました。うむ、母は強し。
神田は明神のところにやってきました。
町を歩いて今まで知らなかったこと沢山わかった。誤解してた、ごめんなさいと言うん
ですね。
それでケンカするつもりで言おうと思う、仕事を辞めてくださいって言うんだけど。
振りむいて何か言おうとして明神倒れました。これはピーンチ！
翌日、祭り当日です。
それはいいんだけど麗子が「今週のサービスカット！」とか言って出てきたけどえ？
どの辺が！？(失礼ですよ)
両さんが、明神がこないと言ってると神田がやってきて、父の代わりに僕が出るって
言ってます。大丈夫かのぅ。ま、でも車いすに乗ってる明神の様子を見ると多分親子は
和解したんでしょう、とは思うんだけども。
中川ちょっと感動して、「あの親子、先輩のおかげで…って本人全然興味なーい！」
ってなってたのが笑える。もう両さんの目は賞金に釘付け！
そういうわけで神輿レーススタートです。
両さんしょっぱなから仕込んでたー！子供達に言ってラジコンカーに煙幕搭載して、
それで他のチームの目くらましに使ったんですよ。
さすが、金が絡むとはんぱねーな！
両さんは最短コースを突っ走るんですけど、教会のドアがばたーんと開いて、神輿が
立ってるっていうのがすごい面白かった。ミスマッチにもほどがある、って感じで。
そんで彼らが目指したのは駅でした。電車にのっちまおうって魂胆だったらしいん
ですが。
のらねーだろ、幅的に！
ここで「金のためなら何でもするズラ！」「銭ゲバだ！」っていいのかー！このネタは！
こち亀だけにほんっと何でもありで笑えます。
あ、やっぱり電車に入らんかった。
というわけでひたすらはーしーるーぞー！
２位につけた両さんチーム。今度は川を横切っています。ゴールは目の前でス。
先頭チームも順調に走っていたんですがなんと、道をキタノがふさいでたんですよ。
しかも水かけまくり。世界丸見えで鍛えた技がこんなところに！最後は自分がひっかぶる
ところまでがお約束ですなぁ。
と、川から上がった両さんのところに部長がやってくる。強盗事件が発生と。
乗り気でない両さんでしたが、このレースの賞金が盗まれたと聞いちゃほっておけねぇ。
金のため…いやさ、正義のために犯人を追いかける！
神輿は神田に任せて両さんは「ワシの100万円！」といって駆け出していきました。うん
もうすっかり自分のもの扱いなんだな！
その奪った犯人はなんか見おぼえあるなぁ…。思い出せないから先行きましょう。(ひどい)
歩道橋の上からジャーンプ！して逃走のダンプに飛び乗った両さん。このあたりは流石
金の亡者！
そして助手席から乗り込んで、「ワシの100万円ー！」とか叫びました。だから…。
一方神輿の方は順調にゴールですよ。
明神も息子の姿にニヤリ。
…って両さんの方大変なことになってます。
ダンプが祭り会場に突っ込みまくりですがな。
神田、明神の神輿が轢かれそうになってるのを見てたまらず、ダンプの前に立ちふさがります。
両さんも必死でプレーキかけた。
もう101回目のプロポーズなんて目じゃないとまり方しましたよこれ…。もう何センチ単位だよ。
撮影どうやったかわからないけどすごい迫力であっぱれですよ。よく神田死ななかったな、みたいな。
ま、彼が命をかけて守ったからこそ明神も、まだ死ねねぇ、って思ってくれたんじゃないかな。
やっぱり母が亡くなった時も、神輿を担いでる姿が好きだからって無理やり送り出したような
ものだったんですね。
誤解が解けてよかったと思います。
これからは親子で神輿を作る姿が見られるのではないでしょうか。
というわけで金を取り返して戻ってきた両さんですが…。
これはあげないよって言われてがっくり。神輿下ろしたから失格とか。
えー？そのオチは面白くないですよー。
それよりは、「この賞金の中から借金返してもらいます」でゼロになった方が面白かったなぁ。
破壊されたお金でさらに借金増えました的なオチで。
と思ったらそこは部長がやってくれたー！
神輿レースで壊したものの代金が100万円ー！はっはっは。
そんなこんなで今日も亀有は平和です。
次はいきなりタイムスリップ？
全体的に元気があふれてて面白いドラマだと思いました。なるほどこういう作り方もあったの
かと。このテンションがずっと続いてくれるといいですね。
＞＞両津勘吉にお任せあれ！＜＜
交番勤務の警察官は普通、所割の署に出勤してそこで制服に着替え、仕事に就くのが
普通。自宅から制服を着ての出勤は認められていない。
だから両さんのように２４時間ずっと制服を着ているというのは厳密には違反。両さん
だから許されることかも！？
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→こちら葛飾区亀有公園前派出所