多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→こちら葛飾区亀有公園前派出所


こちら葛飾区亀有公園前派出所

第2話(09/08/08)

 いきなり生放送で始まってて両さんがうへへーい!的な感じで出てきたので、何か
あってドラマが差し替えになったのかと焦りました。
 亀有て祭りがあってそれに乱入してオープニングを踊るってな感じだったみたい。
いやーよかった。そしてこの企画は面白い!さすがこち亀!って感じだと思う。
 しかも、両さんが「家に帰ってテレビみなさい!もうこち亀のドラマ始ってるよ」とか
「お祭り中止ー!」とか本当に両さんなら言いかねないわ!って感じでよかった。
 しかも誰かが「ビデオとってる」とかいったら「うぜー」って。めちゃくちゃ笑いました。
 思い切り、盛り上げてるADさんが見えてましたが、次も楽しみにしています。

 さて。派出所では今日も大原部長のありがた迷惑なながーい説教が。妙に両さんが
「そうだー」とか感動してるから何かと思ったら、ラジオで競馬聞いてました。
 もうちょっとさぁ、リアクション控え目にしようか両さん!

 そういうわけで商店街の見回りに行かされてんですが、商店街のお店の前に自転車が
停められててすごいことになってるのですよ。それを両さん全部タテに積み上げちゃった。
…どーすんだよこれ…撤去が大変だろ。
 というかほんとこういう風に無責任にどこでも止める人っていますけど、あれはなんですかね、
日本中が全部自分の家だとでも勘違いしてんですかね。だったら他の人がてめーの家の
前に自転車とめても文句言うなよっていう。この手のルール守らない人間ほど自分に
同じことされたらめっちゃキレますよね。何なんですかね。

 んで両さんたちは駄菓子屋を営むモエコさんのとこにいって休んでます。
 まあセットだから仕方ないとして、もっと本来の駄菓子屋はぎゅうぎゅうとした感じ
なのでそこの雰囲気が欲しかったなぁ。雰囲気としてはドンキが近いかも。通路はせまく、
ものはできる限り詰め込むって感じなんですよ。
 んで両さんは「おばちゃんも昔からかわんねーよ」とか言ってておばちゃんは喜んでるん
だけど「昔からおばちゃんだった」とか言われて怒ってやんの。
 昔は美人だったのとか言ってますよ。
 確かに若いころは皆美男美女なんよ。年とるといろんなとこがたるむんよ(待てや)。

 麗子はホメてるし中川も「今もおきれいです」って言っててさすが社交派の2人だと思いました。
 このお店が一度も休んだことがないと聞いて2人は、両さんに店番を任せてゆっくりしてきては、
と話を持ちかけます。最初はメチャクチャ嫌がってた両さんですが、両津アイで品物をサーチ!金に
なると踏んだらしく、喜んで引き受けてました。ぜってー何かあるよ。
 で、売上はワシにくれ、と。
 モエコさんは、大した金額にならないとわかってるから、逆に悪いねみたいな感じで頼んでる。
 金じゃない、ふれあいだって言ってたけど100%金だろ両さんは。

 制服のままで店番はまずいだろということで麗子が服を持ってきてくれたんですけど。
ピンクのかっぽう着はまだしもとしてヅラはいるか!?ヅラが!…ヅラじゃない桂だ。
 というかドリフのコントかよ。

 早速両さんは子供を集める作戦に。
 オードリー扮する警察官に頼んで道を封鎖、駄菓子屋の前を子供達が通るようにしてる
わけです。
 ここの春日と両さんとのコントがめちゃくちゃ面白かった。子供なら大喜びだよなぁって
感じでした。春日、相方と両さんからのダブル突っ込みくらってるし。
 へへへーとか、きひっとかトゥースとか定番でおもしろかったッスよ!

 両さん、ふつーに子供集めるだけかと思ったら、かわいい女の子達に声かけてサクラ
やらせてたよ。もはやこれ子供相手の商売じゃねぇよ!
 一方交番では、静かなもんだから気になってた中川と麗子が駄菓子屋に行く!?と
言ってました。君らも結構両さんに毒されてるな。

 行くとお店大繁盛してんですよ。
 両さんのまさにあきんどみたいなやり方というか。
 最初勝たせて儲けさせ、いい気にさせて大金つぎ込ませるやり方がすげぇ。
 ポイントカードとかも配ってるし。
 店番をやってきた2人に任せて両さんは、目をつけていたプラモデルを売りにいきます。
なるほどね。掘り出し物ってわけですね。案の定いい金になったようです。

 戻ってくると店がカジノのお店みたいになってた…。スロットが上に乗ってるし
でっけぇ看板があるし。金持ち絡んでくるときりがねーな!
 
 疲れて両さんは奥の部屋で休憩することにします。そこにあったサクマドロップスを
勝手に食ってるし。いいのか。
 つかアメを食べながら寝るとのどにつかえるよ。

 子供達の声で目を覚ました両さん。
 まだ寝ぼけてます。
 中川と麗子がいないのを不審に思いつつ出ると。
 いつも来ている悪ガキ3人組…のはずが服が違う。あと両さんも「オッハー」とか言わない。
昔の子供だけじゃなく今の子ももう知らない!

 子供達は野球選手のブロマイドをくれと言うけれども選手があまりにも古いので、両さん
思わず「昭和の子供か!」と突っ込みを入れた。
 したら子供達が「はい、そうですけど」って言うのね。
 それでやっと両さん、何かヘンだぞということに気付きました。
 今年が昭和39年と聞いてタイムスリップしたことを知る両さん。
 おー、ALWAYS三丁目の夕日じゃないですかー。
 日本人が経済成長期で一番輝いていた頃ですね。他の時期が輝いてなかったとは言わないけど。

 両さん慌てるかと思いきや、「お金持ちになるチャンス!」とあくまでポジティブ。
 そんなとこにモエコが帰ってくるんですね。いきなり騒がないところがのんびりしてる時代かなと
思うんだけど。
 彼女は、自分を見て鼻の下のばしてる両さんに笑いながら「かなずちありますか」と聞く。
そのあと、「クギありますか」と聞いて両さんがわからないでいると、そこの二番目の引出しにある、
と言います。
 柱に釘を打ちたいのでと言われてワシが打ちまーす!と言ってる両さんだけど、あんたまだ
気づいてないのか…?
 おっとやっと気づいたー!
 若い頃のモエコだということに。
 デレデレになった両さん、クギを打つのはいいけどハートになってる!むしろそれはものを
かけにくい!

 両さんは、この店を始めたばかりで不安なモエコにいろいろアドバイスしてあげてるんですね。
店の飾り付けしたり、もんじゃを始めたらいいといったり。
 それで両さん、すっごい盛り上がっていたら急にぐらぐら視界が揺れ出しまして。

 目が覚めると、寝ていた自分を部長が起こしてた。そう現代に戻ってきたのです。
 両さんにはねのけられて「昔こんなことがあったような…」と言ってる部長。伏線ですか!?
伏線なんですねー!?

 両さんはさっきまでのことを現実だととらえてヘラヘラしてますが、中川は夢を見たんだと
極めて冷やかに受け止めてます。
 結婚したいけどゆくゆくはあんなガマガエルになっちゃうしーと一人で迷ってる両さん。
 麗子は結婚しちゃえばーとか怒ってましたけどね。

 実家に来た両さんは、父親にモエコのことを聞いてます。聞くのに金せびるとかけっこう
せこいな父!
 父も昔モエコに告白したことがあるらしいのですが、振られてしまったらしい。
「好きです」「ごめんなさい」の間がみじけぇよ!どんだけ即答だよモエコ!
 彼女は、一度だけ店に来てくれた人が好きらしいです。
 河原で仲良さそうにしていたらしいのですが…。父は、体格など両さんそっくりだと
言います。
 あとこの話がばれて父、母に吹っ飛ばされてました。
 情報を統合して「それってワシ〜!」とすっかり舞い上がってしまった両さん。

 駄菓子屋に行くと柱に、確かに自分が打ちつけたハートの釘のあとが。
 夢じゃなかったと喜ぶ両さん。
 ここでモエコが帰ってくるんだけど、あの出来事が本当だったと知った両さんは、
若いモエコの姿と重ねてて、おばちゃんに不気味がられていたのが面白かった。
「私にどうして欲しいんだい!」「何もして欲しくないんです!」みたいな。
 それで両さんはまた過去に戻る方法を探してるんだけど、サクマドロップスを
見てモエコさんが「40年以上前のものなのにそれ食べたの!?」と言ってるのを
見てこれだ!とひらめきます。
 これは、初心を忘れないようにと、モエコさんが持ってたものらしいです。

 過去に戻る決心をした両さんは、中川らに今まで世話になった、これ部長に
渡しといてと、きったねぇ字の辞表を渡します。
 ここで過去に戻った両さんとモエコの妄想CMが始まるんだけど「個人による
妄想です」って出ていたのが笑える。

 そういうわけで両さんは、中川の会社のコールドスリープの施設にやってきて、
絶対起こすなよ!と言い置いて眠りに入ります。
 つーことは体はタイムスリップできないってことじゃん。幸せなのか不幸せなのか
よくわからんな…。
 
 過去に戻った両さんは、若かりし頃の大原部長に起こされました。
 それですぐに駄菓子屋に向かう。
 部長が「いつかまた、会いそうな気がする…」て。当たってるよ部長!くされ縁に
なりますぜ!

 両さん、モエコと再会していい雰囲気になってます。あの悪ガキ3人組が写真とって
んですけど。伏線になりそうですなー。
 河原で語り合う2人の後ろを、風鈴屋が走っていくシーンがあったんだけど割と時代考証
しっかりやってんですね。江戸の風鈴は他の地域と少し違ってて名物になってんですよ。

 で、モエコは45年後私はどうなっていますか、と聞いてます。
 すてきになっていると答える両さん。
 で、そのことで話があると切り出そうとするのですがモエコ聞いちゃいねぇ!
 店があればそれでいいとか…これまでの前振り台無し!

 モエコは店を始めた頃、1度だけ来てくれた人が、店を褒めてくれてとてもうれしかった
らしいです。
 両さんのことじゃないなこれ。明らかにやばいぞコレ。
 それでモエコはあの人が戻ってくるまで、ほめてくれた店のままで頑張ると。
 でも二度と会えないらしいです。
 両さん、流石江戸っ子思い切りはよかった。
 モエコの手をとって励ましてんですけど。
 なるほどそこを父が見て誤解して走り去ったわけか。ま、これはこれでよかった。
バック・トウ・ザ・フューチャーみたいなことになったらアレだし。
 
 そこにまた大原部長がきまして…。
 で、現実世界でも部長が両さんを起こしてました。
 なんだこの辞表はー!って。確かにすごい辞表だなおい!

 こうして現代に戻って来ちゃった両さんですが。
 夜駄菓子屋を見に行ってます。
 いろいろ思うところがあったんでしょうね。
 翌朝になって派手な装飾を撤去してました。すっかりもとの店に。
 モエコも満足そうにしてます。
 
 両さんは持ってったサクマドロップスの缶を返してあげて、「こいつとはもう会えないけど
元気で長生きしろ」と飾ってある写真を見ながらモエコを励ます。
 ところがどっこい。
「やっぱりもう会えないかね、若大将とは」ってモエコが言ったもんだからビックリですよ。
エ゛ー!ですよ両さん。
 昔ロケでぶらっと立ち寄ったらしいです。
 おぃぃぃぃ!
 思い出と両さんの決心台無し!

 そんな中麗子が、昔の写真見せてよーとモエコに言ってきた。
 しまってある写真を出して見せてくれるんですが、麗子と中川は確かにモエコがきれいだから
感心してんですね。でもその横に、見切れるようにして映っていた人に「これまさか両ちゃん!?」
とビックリしてる。残念、もうちょっと顔全体が映ってればなー。
 ともかくそういうわけで…ときれいに終わりかけたこのドラマに!
 ぶらっとやってきた人が!
 若大将こと加山雄三!
 マジできやがったー!
 両さんの「ゆーぞぉぉぉぉぉお!?」という叫びで今回はおしまい。
 はちゃめちゃっぷりが落ちてなくてよかったです。



>>両津勘吉にお任せあれ!<<
 制服警察官の装備は全部で4キロの重さがある。冬でも夏でもこれらの装備は絶対。
走るだけならともかく、制服のままで泳いだり、車から車に飛び移ったりできるのは
両さんだけだろう。