多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→こちら葛飾区亀有公園前派出所
こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
第4話(09/08/29)
のっけから両さんがすごい顔していたので何かあったのかと思ったら、そうでしたOP
だけは毎回生でしたね。
今回は家を取り壊して改築するというお宅にお邪魔してのOPでしたが。
…両さんちょっと行きすぎでヒヤヒヤだった部分が若干…(汗)。いや多分打ち合わせは
ちゃんとしてあるとは思うのですが、子供達が「あー!」とかなってたり、大人がびっくり
して固まってたとこがあったのでほんっとヒヤヒヤしました。
畳はもしかしたら使い回す予定だったとかふすまも使い回す予定だったとか、そんなんが
なかったらいいのですが(笑)。
歌詞を間違えてるのは前回同様ですな。
さーてこち亀はっじまっるよー!
部長から、公園に御所河原組の連中が集合していると聞いて、ヒマを持て余していた両さん、
張り切って向かいました。中川も連れて行ってます。
部長が「面倒起こすなよ!」って釘さしてたけど、まあこのメンツで面倒が起きないわけがないと
いうか、そろそろ部長も学習した方がいいと思います。しかももういないし。
麗子さん、御所河原組のこと聞くのはいいけどどうしてそこだけカタコトになるんですか。
公園にて。
お茶会を催している御所河原組。
組長が一句詠んでいますが、釣りバカネタとか以前にそれは俳句ではなく短歌です。
組長、公園で仲良く遊んでいた父子を見てからなんか様子がおかしくなってしまいました。
夏子ォォォォ!とか。
いや、俳句詠むか泣くか思い出にひたるかどれかにしてくれ。
それを偵察している、他の組のチンピラらしき連中がいたんですが、両さんたちが駆けつけて
きたもんだから退散。
怒る両さんに対して、「俳句楽しんでるだけだ」という組長。
楽しむ以前に公園を不法占拠してますけど…。
中川、張り合う2人を見て、言葉が5・7・5になってると感心。
なるほど、止めようという気はないんですね?
形勢不利になりかけていた両さんですが、父子の姿を見てまた組長がおかしくなったので逆転。
どうやら娘のことで何かあったようです。…というのは普通に見ていればわかりますが、両さんは
まだ気づいてない様子。
で、派出所に戻ってきて麗子がスイカ出してくれるんだけど。
両さん、3つあるから皆で1つずつとか考えないらしくあっという間に全部食ってる。というか麗子さんも
スイカもっと出そうよ!明らかに両さんが全部食うってわかるだろ!
ここで両さんのおやっさんと御所河原組長は旧知の中で、両さんもまあ知り合いみたいなもんだと
判明します。
そして中川が一言。
「あははは、やっかいものなのは先輩と同じですね」
中川何気に毒舌。
その御所河原はスイカを買ってきて、娘の夏子のとこを訪ねていくんですがまったく合ってもらえない
どころか、チェーンかけたままでドアあけられるなど、鬱陶しいセールスマン扱いです。
何があったか知りませんが嫌われっぷりハンパねーな。
御所河原は、夏子と、旦那さんの健二くんとで三人、たわいもない世間話したいらしいんですが…。
まあ、娘には甘くても一歩外に出れば怖いヤクザ組長ですから、夏子が毛嫌いするのも仕方ないと
いえば仕方ない感じではありますけどね…。
夏子も夏子で、食事くらいしてあげては…って言ってる健二に、気に入らなかったらあなたが働いてる
レストランに来て嫌がらせされる、とか言ってるし。
この親子には特に夏子さんに、話し合いが足りないような気がします。
傷心のまま組長は一句詠むのでした。
もしもピアノがひけたなら もしもしかめよ かめはめは
どんどんずれてっとるがなー!
かめはめ波出してどうする!
両さんがこち亀パンをかじりつつ派出所に戻ってきますと。
御所河原組の政が覗きにきてんですよ。
両さん有無を言わさず背後から襲撃。
どっちがひどいかわかんねーよ!
ゲタを脱いで蹴っただけマシと言っていいのかどうか…。
政は、組長と夏子の仲を取り持ってほしい、と両さんに頼みにきたらしいです。
夏子は父に出てほしくないばっかりに結婚式もあげておらず、それはそれで可哀想だとか。
両さんはけんもほろろで、「デモもストライキもない!」って言ってます。
いやそこは普通デモもストもない、だろ、語呂的に。まあいいけど。
とかいいつつ麗子と中川に留守番頼んで、「ヒマつぶし」に組長のとこに行ってやるって
いうんだからやっぱり両さんは優しい。
からかってもピクリともしない組長が面白くないのか、両さん真面目に話す気になります。
つーか!弱みに付け込んで結構ひどいぞ両さん!
組長としては、結婚式の費用も出してやりたいっぽいんだけど、夏子は、ヤクザの援助なんて
受けない、と言ってるらしい。
金銭的援助じゃなくても、結婚式場を人づてに紹介するとか、友人に託すとかやり方は
いくらでもありそうなもんですが、そういうことも思いつかないくらい、まっすぐなんでしょうな
この組長は。
両さんは、近寄らないのが一番いいとか、もう忘れろとか、解決になってないことばかり。
ところが組長が「今までがんばってお金貯めてきたのに」とトランク出してきた途端態度が
コロッと変わる。
両さん食い付いた―!
しかもそのトランク(現金一千万入り)をさりげなく組長から奪おうとしてて笑えます。
おい、警察官!
そういうわけでうまいこと一千万をだまし取ってきた両さん。
結婚式はワシが仕切ると断言!
組長も信用してお金を預けます。
両さんはその足で競馬場に向かいました。
いやいやいや!即効お金使うんかい!
しかも1レースに全部かけやがったよこいつ!
ダメだこいつ…早くなんとかしないと…!
はい、見事一千万負けました。
どうすんだよ両さん…。まさか全額かけちゃうとは思ってもみなかったよ!
交番に戻ってきた両さんに、何も知らない中川と麗子が、「結婚式のプラン考えたのー」
と、いかにもお金持ちらしく、金に糸目はつけないって感じで、ほぼ一千万円のプランを出して
きます。普通の一般人はそんなにお金かけません、っていうのは無視らしいです。
両さん、バカヤローと怒鳴りつけてごまかしました。
金かけて結婚式やっても喜ばない、2人が受けとってくれるはずがない、と。
ここに部長がいたらこの両さん語を翻訳してくれたことでしょう。
「両津…貴様、預かった金を全部使ったな?」と。
そういうわけで感動した中川と麗子。
どうでもいいですが後ろの時計の針が時間突然進んだり戻ったりしていて怖いです。
どこの異世界ですかここは。
編集するならもうちょっと考えてほしいです。
感動した2人は、「そういうことなら私達はお金出さない、大事なのは気持ちね」と。
両さん墓穴ー!
こうなったら本当にお金をかけずにやるしかありません。
というわけで両さんの泣き落とし作戦開始。
商店街をものの見事に騙して、食材とかその他余興マジシャンとかタダで提供を取りつけて
います。まあ、この辺の手腕は大したもんって感じですよね。それがもっといい方向に生かされれば
言うことないんですが。
からのトランクを出して金払うそぶりを見せるあたりが悪質。
ま、度胸はありますね、さすがに。
そんな両さんを部長が不審がって見はっておりました。
感動した中川は組長に会いに行き、こっちはこっちで組長改造計画を提案しています。どうでも
いいですが中川の背が高すぎて二人の視線がまったく合ってません。
中川が提案したのは、近所の横断歩道で緑のおっさん…もといおじさんをやることでした。
今はあまり見かけないですが、交通安全に協力していた人達ですね。
そういうわけでギクシャクしながらやってみるのですが、子供達の横断を待っている車の
プレートナンバーが59-63(ゴクローサン)で、このあたりはスタッフのちゃめっけといった感じ
でしょうか。
で、「早くしろよ」と怒鳴った車のドライバーに組長、「歩行者優先じゃ!」と怒る。
中川はそんな彼にイエローカードを出して、言葉使いが悪いと怒ってますが。
いやいや、これくらいの迫力あっていいと思うけどな。歩行者優先も知らんようなバカ
ドライバーには。
もっと欲を言えばここで「信号のない横断歩道では横断者優先です。車は止まりましょう」って
テロップが出るともっと良かった。
ともかくそういう風に組長を指導する中川を、「熱いな、あの黄色」と部下達も感心。あれだけ
有名な中川コンツェルンの社長なのにも関わらず、黄色としか認識されていない中川がちょっと
気の毒です。
麗子と両さんは夏子に会いにいってました。
夏子の方は父を絶対に許すつもりはないと言います。
物心ついた頃から嫌だったと。父のことを知ると友達が遠ざかって誰もいなくなったと。
それで今回やっと掴んだ幸せだから逃したくないと。
でも夏子さんはちょっと勘違いしていますよ。
友達が遠ざかっていったというのは、その友達がそこまでの人間だった、ということです。
確かにヤクザだったら怖いかも知れないけど、あの組長を見てる限り、子供にまで暴力を
振るうような人だちは思わない。部下だってそんなことするとは思わない。現実のヤクザを
美化しようとは思いませんが、少なくとも御所河原についてはそうだと思います。
だから夏子が今まで、ちゃんと理解してくれる友達に恵まれてなかっただけだと思う。
そして現に健二は夏子のことを知っても結婚してるわけだから、多分組長に脅しをかけられた
としても(そんなことしないでしょうが)夏子から離れないと思います。
やっぱり、話しあうことがこの親子には必要ですね。
父との思い出で楽しかったことは花火だけ、という夏子に麗子は、だったらこれから
新しい思い出作りに結婚式はどう?と提案。さすが素敵な女性ですね、麗子さんは。
でも夏子はあまり気乗りしないみたいです。
で。
両さん、組長に呼び出されて金の使い道聞かれてヒヤヒヤしています。まあ競馬ですっちまった
とは絶対に言えませんわな。
当日のサプライズだ!とかごまかしてるよこの男!
そういうわけで金がまだ余ってると聞いて安心した組長、ものすごいプランを提案してきます。
バージンロードを歩くこと、白馬の馬車で花嫁が乗りつけてくること、天使の演奏(天使は空を飛ぶこと)
でシャボン玉がぶわーっと出ること。
…どう見ても一番最後は物理的に無理があると思われます。
政も、ハンパなことすんなよ?と念押しです。
ハンパなこと以前に、結婚式に夢見過ぎです。まだ新郎新婦はゴンドラに乗ってスモーク焚きながら
空から登場、という、あとから思い出すとこっぱずかしい演出を頼まれた方がマシです。
(経験された方すみません)
一方で中川の指導はまだ続いてました。
まあ悪いことじゃないですね。部下達も進んでゴミ拾いするようになったことだし。
この界隈も綺麗になりそうです。まさに「ブロークン・ウィンドウ理論」ですね。
ところが、そんな組長に、ライバル組の連中がちょっかい掛けてくるんですよ。
彼らにしてみれば挑発して組長が地を出したらざまーみろって感じなんでしょうけどね。
駆け寄ろうとする部下達を中川が押しとどめています。今行ってもためにならないと。
組長は挑発に一切乗らず淡々と、「私は娘のために変わると約束したんですよ。歩行者の
ために歩道を開けて下さいな」って言ってて、迫力負けしたのかヤクザ達帰って行きました。
いょっ組長!
まあ中川が出ていけば警察ですから、てっとり早く解決したという気がしなくもないんですけどね。
ま、ここはよかったねということで。
さて両さんはというと。
部長が「なにが目的だー」とすごい迫力で迫ってました。まるで今回は部長の方が悪役
みたいな感じです。
日頃が日ごろですからねぇ…。
ちょっとここで話ずれるんですが、原作の方で両さんが、二千万円を10日で用意しないと
いけないと悩む話があるんですね。、部長らは当然、今度は何をして借金を作った、と怒るの
ですが両さんは絶対に口を割らない。
それで漁に出てお金をこさえてくるんですがそれは実は、子供達が遊んでいた空地を売主から
買いとるためだったというのがわかり、部長達もすごく感心するんですね。
この話とても好きです。あれをなんか思いだしました。ま、今回とは全然違うんですけど(笑)。
中川と麗子が戻ってきて、いろいろ準備は万端なんだけど日程をいつにするかと両さんに
聞いて来て。両さんは両さんでなんか決まってなかったらしいんですが。
貼ってあった花火大会のポスターを見て「明日だ」と即決。結婚式明日とか言われて急に
用意できるかー!!!!
いやいいけどさ、両さんなら何とかしてくれそうだし…。
健二の店に御所河原組の部下と両さんが来て、明日予約したい、と申し出ます。
なるほどここでやるつもりですか。考えたね両さん。食材持ち込みなら金かからないしな!
んで両さんの実家では、御所河原組長がスピーチの練習してますがな。
「では一句」とか挨拶違う!つーか原稿書け!ソラでやろうとするな!
なっちゃんが生まれた時のこととかにさかのぼっちゃうし…。これは当分ダメっぽい感じです。
「ダメだこりゃ」でシメやがった。
麗子は夏子に、明日結婚式とか言いにいってます。
まあムチャクチャですけどね…。
乗り気じゃない夏子に麗子は、「両ちゃんは何の得にもならないのにあれこれ奔走してる。
それは、御所河原さんのことが大好きだから。組員の人たちもそうよ」と話します。
麗子はいろいろと確信してるみたいですけどね。
そういうわけで式当日。
組長、鏡を見ては落ちつかない様子。つーかその手鏡すげぇな!任侠って文字が宝石使って
入れてあるよコレ!
夏子さんはというと。
家事してるよこの人!結婚式ぃぃぃぃ!
麗子が言った言葉を思い出していました。
私のママが言ってたんだけど、子供の笑顔を作るのは親の仕事。笑顔を見せるのは子供の仕事って。
思わず施錠もせず飛び出していく夏子。施錠くらいはしたほうがいいと思います。
アパートの下にはちゃーんと麗子がパトカーで待機しててくれた。
かっこいいですねー。
そういうわけで新婦入場だー!と両さんたちも大騒ぎ。
…白馬の馬車…いや…白馬のかぶりものをした人が引く人力車になってますけど…大きく
間違っちゃいないけどなんか違う!
ま、そういうわけで素敵に飾り付けられたレストランでささやかな結婚式が始まりました。
夏子のドレスも、麗子がプロデュースしているものなので、今回はお祝い代わりにタダ、と聞いて
安心してる両さん。
組長には「ここだけの話、ドレスには金かかってる」とか言ってます。おぃぃぃぃい!
そして天使がたて笛を吹きながら入場。…いつものガキどもか…。
イメージ違うという組長。
まあそれはそうですが、天使というチョイスからしてそもそも違うような気がします。
両さんは、「夏子さんあんなに喜んでる」といってごまかし、立ち去ろうとしますが、政に
つかまったー!でもこっちも、「ほら組長あんなに喜んでる」とごまかしてます。
ま、盛り上がってますしね、それなりに…。
健二の料理も組長大満足です。よかったねぇー。
さて問題の組長のスピーチです。
「御所河原 金五郎之助佐ヱ門太郎です」
長い!名前長いよ!じゅげむじゅげむか!
ま、挨拶考えてたけど頭真っ白になっちゃったというよくある話で、組長は挨拶をやめて
夏子さんにお礼を言うことから始めました。
そして健二にも言いました。
お願いはたったひとつ。
いつでもどこでも夏子を笑顔でいさせてやってくれ、と。
いい父ですねー。
もし自分がいないということで2人が幸せになるなら、今日を最後に二度と会えなくても
構わない。親孝行してもらいたいなんて思わないから、いつでも笑顔でいてくれたら、それが
何よりの親孝行だ、と。
なんか組長の言うことって世の中すべての親御さんが思ってることなんじゃないですかね。
いつでも子供の幸せをひとえに願う、それが親ってもんだなーと、すごいいいシーンでした。
夏子も、私もパパの子でよかった、きっとこの子もパパがおじいちゃんで嬉しいと思う、と
言います。
おなかに子供がいるということがわかって健二も組長も二重の喜びですよね。
喜びはどれだけ重なっても悪いことはないですからね。
夜には花火もあがり、盛大な感じでした。
確かにこれは両さんの企画が大当たりって感じです。
ここで両さんが「やっぱ花火っていいな」って言ってて、麗子も何かいったんだけどこれは
聞きとれなかった。次の展開を考えると「やっぱ結婚っていいな」って言ったかも知れないですね。
そして見ていた部長も、今回は私の勘違いのようだなといって帰って行きました。
ここまでだったらいい話で終わったのですが(笑)。こち亀だからそうはいかない。
後日派出所に組長と政がお礼に来ていました。
そんな中麗子が「お金まったくかけずにやっちゃうなんてさすが両ちゃんねー」と盛大に
ネタ晴らし。
当然2人は怒ります。事情を知った麗子と中川も呆れ気味。
そういうわけで今日も派出所は大騒ぎです。
次回、白鳥登場!ピッタリの人選だ!
>>両津勘吉にお任せあれ!<<
警察官の夏服はワイシャツだが、ふつうと違うのは、胸部分に階級章をつけるための
穴があけられており、そこから破れないように周囲が強化されている点。また、形状記憶タイプ
になっていて、洗濯後にアイロンかけは必要ない。
もっとも、年中冬服で済ませる両さんはこんなこと知らないかも!?
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→こちら葛飾区亀有公園前派出所