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こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
第6話(09/09/12)
今回の生OPは、お月見をしていた幼稚園に乱入。
やっぱ子供達は素直な反応ですね。OPが盛り上がってて楽しかった。
さてさて。
冒頭から悪ガキ3人組に水をかけられている両さん。まあこの程度なら笑って許せる
範囲です。最近のガキは少年法を逆手にとってシャレならないことしてくる奴が多いです
からね…。
ともかくそうやって両さんがびしょぬれのまま派出所にやってくると。
中川が鏡を見て「俺サイコー」とか言ってました。
えーっとすいませんが誰か、派出所に救急車を出前してもらえませんかね。
どうしたのかと思ったら、今夜AKB48と夕食の予定があるらしいです。
あの人達って本当に48人いるんですか?48人出てるとこをあまり見たことないんですが。
(ホントに出てたら自己紹介だけで番組終わっちゃうし)
両さんは、うらやましー!とか言ってます。
…実際のところうらやましいか?いや、AKB48がどうのじゃなくて、48人と会食なんて
落ち付いて話するどころじゃない状態だぞ。いわば女子高の一クラスとご飯食べてる状態
でしょ。かなりうるさいと思いますけど。
んで両さんが、お前のかわりに夕食に行く!今夜の予定ゲットだぜ!と、できそこないの
ポケモンマスターみたいなこと言ってたとこにぶちょー登場。
エンゼルダストとかいう窃盗団から犯行予告があって、緊急配備されることになったらしいです。
ディーバの微笑みという絵が狙われているとか。
なんでもこの絵は三部作で、すでに1つ目はイタリアで盗まれており、もう1つは中川財閥が
所有しているものらしいです。
つまりこの絵が盗まれた後は自然、中川財閥へやってくるというわけですね。
そこを捕まえた方が早いような気もしますが、警察としてはそうもいかないのでしょう。
その絵が1枚50億と聞いてびっくりする両津。
フラフラと出て行ってしまいます。
あまりの額に驚いたのか、庶民との差をつけられたのか、おそらく前者で、また金儲けの
ことでも考えに出て行ったのではないかと思うのですが。
と思ったら。
今回かなりまともでした。
50億の絵を盗むとしたらどうする、と犯人の考えをトレースしてたんですよ。
どうした両さん!インフルエンザでも感染してるのか!?今回考え方がかなり警察官
っぽいぞ!(失礼だろ)
絵の警備として、中川らは見回り、麗子は中で待機です。夜にグラサンかけてどうする
つもりだ中川とか思うのですが、ドラマの中川は結構かっこつけしいですね。
で。
割とあっさり絵は盗まれました。
絵を背負った犯人が屋上から脱出しようとしたところに、「ワシならあそこだー」と言いながら
やってきた両さんが遭遇。
犯人の仲間が車でやってきて、屋上の犯人は張り巡らせたワイヤーを伝って下へ降りる。
負けじと両さんもなんと手でつかんでおり始めた。
せめて警棒とか服で滑車の代わりにすればいいのにとか思うのですが。
つーか両さん「ワシの50億ー!」とか叫んでいますが、あなたのではありません。
あとニンニン!とかどさくさにまぎれて主演作のパロをやらないように。確かに服の色は
似てるけども!
んで両さん、「もしダメだ」と手をはなした。
それを中川が「危ない!」と助けにいき、二人はぶつかってしまいます。
ぶつかり具合を見てるとどう見ても2人、首の骨が折れるパターンですが、マンガですから
「ううーん」と失神するくらいで済んでいます。
先に目覚めたのは両さん。
と、「あれ、僕がいる!」とか言い出して、なんと中川と中身が入れ替わってしまったと
部長と麗子にアピール。
そういうわけで両さんの計画スタートです。
ここでちょっと感心したのは、香取さんの演技がかなりうまかったこと。声がかなり似てる
なぁと思いました。なかなかやるねぇ。
さて中川財閥の会社にやってきた、中川のフリをした両さん。
今夜の食事会は執り行うよと言って、専務はスケジュールを知っている、間違いなく社長だ、
と感心しています。それだけじゃ本人確認にならないと思いますけど。
社長の椅子に座った両さん、「これでカンペキに中川になったぞー!」と。
カード使い放題だー!おっとサインの練習しておかないとな、とか言ってます。
まああれですよ。
法律上は一応認められませんから。今の状態でカードを使うと不正使用になりますよ、両さん。
一方犯人たち。
やっと絵を取り戻したわーと喜ぶ女に対して「もう予告するのやめようぜ」と割とクールに言ってる
男が。すごいまっとうなことを言ってると思うのですが。
したらメガネの男が「(予告しなければ)それじゃただの泥棒だ」と。
…予告してもしなくても、他人の所有になっているものを勝手に盗む時点で泥棒です。
多分見ていた全国の警察官の皆さんが突っ込んだと思います。
女も「私達は絶対に捕まらない」とか言ってて、それは窃盗犯がよく逮捕後に「捕まらないと
思ってた」とか言ってるのと同じだとか思ったのですが、こいつらは突っ込み役がいないので
どこまでもボケまくりです。一人くらい万事屋とメンバーチェンジした方がいいと思います。
そういうわけでこいつらは、最後の一枚を取り戻す、と燃えていました。
中川に正直に話せば割とあっさりくれそうな気もします。
さて。
両さんはAKB48と会食していました。でも何を聞いても「せーの、××」と答えが返ってくる
ので、せーのはいいから一人一人で話してといったところ、皆が口々に。
両さん…結果が分かっていることを振らないように…。
ワシは聖徳太子かー!と言っています。
わかりやすいけど今の子供達の教科書には「厩戸皇子」で掲載されてますよ…。ま、ギャグ
マンガ日和とかでも聖徳太子は聖徳太子だし、構わんと思いますけどね。
えいっ摂政ビーム!くらえ日本鎖国!(何の話をしている)
それで遅くなりましたが両さん、地が出てますよ…。
無視してご飯食べ出したし。
気持ち悪がってAKB48が帰って行ってしまいました。
専務も「本当に社長ですよね」と疑い始めます。
両さん、朝イチでマスコミを集めろ、中川財閥は変わるぞと宣言。
またよからぬことをするつもりですね…。
さて寝ている中川の方です。
麗子に言われて部長が怒鳴ってみると中川目覚めました。
そして、「僕は中川ですよ?」と。
やっと2人も両さんに騙されていたことに気づきましたよー!
その両さんはといえば、会見を開いて、美術品を全部売り払い、プラモとかラジコンを買い占める
とかとんでもない会見を。
見ている両さんの両親も「あいつは何バカなことやってんだ」と怒ってました。
その会見を見ていた窃盗団も、ディーバの涙があることを確認、両さんロックオンです。
ちなみに彼らも両さんが中川という人間だと勘違いしていました。これは仕方ないかー。
中川、専務に連絡を取り、その場でテストするよう指示。
M&Aについて答えられないばかりか、テーブルをひっくり返したことまで言い当てられては、
専務も認めざるを得ません。つーか本気で騙されていたことの方が驚きだ。
ばれた両さんが逃げるように派出所へ行ったと聞いて皆は一計を案じます。
両さんやってきましたが中川の服を着ていて「パッツパツだ」と言ってたのは面白かった。
ついでにズボンのすそを余らせておくのも面白かったですが、これはドラマだとあまり身長差
ないから意味がないかもねぇ。原作の体格差あってのことだし。
で。
うっかりいつもの席に座ってしまって部長に指摘され、「僕はいつもどこにいましたかね」と
言ってて笑える。原作の中川はいつも戸棚の前が定位置ですからね。
そこに中川扮する両さんがやってきた。
めちゃくちゃやってますよ。速水さんも頑張ってるなぁー。
中川扮する両さんは言います。
コレクション全部売ることにした。捨てようと思ったけどもったいないので燃やしたと。
両さんがっくりです。
でもそこで中川は言いました。
先輩が僕にしたことはそれと同じことです。僕と父が長年かけて集めたコレクションを
売ろうとしたんですから、と。
確かにね。
中川も今回のいたずらばかりは許せない、と結構怒ってるようですが、麗子は両さん
のことを取りなすんですね。
いやーまあ、シャレにならんことですからこれはすぐには許せないだろうな…。
そんなやりとりを窃盗団が離れたところから見ていまして、両さんのことを、財閥の社長
なのに警察官もやっている、と怒っていました。
ああ君達がもう少し視線をずらしたなら、本物の中川社長が見えたのに…。
外を歩いている中川は、入れ替わりを信じてしまっている商店街の人にからかわれたり、
ガキどもに水をかけられたりとさんざんです。
ボクは先輩の代わりにならないし、なりたくもないと。
いやどちらかというとキミはキミのままでいてほしいです。
一方両さん。
なんか神輿の時の騒ぎに出てきた連中のケンカを仲裁してて、その後窃盗団の女に
騙されて路地に連れてこられて、そこで1万円を拾おうとして金だらいが落ちて来て失神しました。
絵にかいたような展開です。
両さん…。
そういうわけで拉致された両さんですが。
まだ勘違いされていることに気づいておらず、「お前の家の大事なものを奪ってやる」と言われて
「うちは佃煮屋だぞー」と言ってます。
んで犯人は中川財閥に電話して「社長は預かった。ディーバの涙と交換だ」と言いますが。
専務はすぐに中川と連絡をとり、無事であることがわかると「いたずらはやめてください」と切って
しまいました。
切られた犯人「お前んとこの会社はどうなってんだ!」と怒ってますが、お互いの勘違いにより
意志の疎通ができてないのでどうなってるもクソもないです。
両さんは口に貼られたガムテープをとられて「びりっとやんないで地味に痛い」とか言ってるし。
それでまた中川財閥に連絡して「人質は両津だ」と訂正したところ。
「その人とはかかわるなと言われていますので」とガチャギリですよ。
「また切られた」とか言ってる犯人がちょっと可哀想です。
それで派出所に電話して直に中川を呼び出すことにしました。
ところが受話器を置いて皆、信用できないとか芝居では、と話し合ってます。
日頃の信用がないからこんなことになるんです。
あげくぶちょーが電話に出て「両津を誘拐していただきありがとうございました。どうぞご自由に」
と言って切ってしまいました。
人望のなさがよくわかる瞬間です。
犯人にも同情される有様です。
子供を誘拐して身代金の電話をかけたら、「うちの子はどうぞ差し上げます」と言われたくらい
困ってしまいます。
こうなったら実家だとやっと実家に電話した両さんですが。
残念なことに犯人は、特定されないようボイスチェンジャーを使用していました。
当然向こうの両親にも「わーしだー!」が機械音声で聞こえています。
「ワシワシ詐欺か!」と切られました。
両さんがっくりですが、ある意味防犯対策としては完璧な対応です。
結局もう一度中川に、一時間後ある場所にディーバの涙を持ってこいと電話かかってきたの
ですが、麗子は「ほんとっぽく聞こえた」と言っています。
つーかよく考えたら両さんが戻ってこなくてこんなことしてる時点で、本当に誘拐されたの
では…と考えてもよさそうなものですが、普段信用がないからダメですね。
中川もいたずらでしょう、と外に出ていきます。
でも会社にきてちゃんと絵を持っていこうとしているあたり、中川もいい人ですね。
絵の価値が先輩のようにわからない人もいれば、50億の値をつける人もいる。
先輩のことを大切に思う人もいて、僕もその一人だ、と。
あとこうも言ってました。
「僕はこの絵を引き渡すとは言ってない。社長である前に警察官だ」と。
専務感激です。
警官だと言う割にかなり単独行動が多いような気もしますが。
そういうわけで中川、犯人と会い、絵を渡します。
この絵は昔天使の家という施設にこの作家が3部作で寄付してくれたもので、施設が閉鎖
された後売り払われてしまったらしいのです。
だから彼らは本当に絵を取り返したかっただけで、誰も傷つけるつもりはなかった。
中川もそれを気づいていて、それで絵を渡す気になったらしいですね。
所有権を主張すれば普通に返って来そうな気もしますがまあいいでしょう。
それで両さんも彼らの身の上を知り、「相談があるんだが」と中川に持ちかけていますが。
「金なら貸しませんよ」と。見抜かれてたー!
あ、いやそうじゃなくて、見逃してやってほしいと両さんは頼んでいました。
中川、「それは出来ません」といいはしたものの、撃ったのは後ろのドアだった。そこが
開くんですね。
で、そこから消えなと。
かっこよく決めているところ申し訳ないのですが、普通無抵抗の犯人に銃を向けてあまつさえ
発砲すると大問題です。
ま、それで彼らは逃げて行き、無事解決となりました。
中川もやってきたぶちょーに「追い詰めたんですが逃げられましたー」とうまい言い訳を。
そういうわけでどうやら今回もめでたしめでたしのようです。
…よく考えたら、中川はそれでよくても、残り2つの絵の所有者にとっては冗談じゃない
ことだと思うのですが。
次回は本田さんが出てくるそうです。
>>両津勘吉にお任せあれ!<<
警察官の発砲に対しては法律改正でやや緩和されたものの、それでもまだ厳重に
定められている。
一発目は空砲で、二発目は実弾が入っているが、空に向けて撃つのが原則。三発目
からようやく犯人に向けの発砲が出来るがそれでも足を狙うよう指導されている。
発砲しないままで警察官としての職務を終える人が多い中、日常的に発砲しまくって
いる両さんと中川は、まさに例外中の例外といえる。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→こちら葛飾区亀有公園前派出所