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オトメン(乙男)

最終話(09/11/03)

 さあ今回もはりきってハリポタBGMで始まりましたオトメン!スタッフの意図がまったく
わかりません。

 いきなり教会のシーンから始まってるから結婚式かと思ってびっくりしましたよ…。

 その6日前のこと。
 充太と飛鳥が登校すると何と大和ら勢ぞろい。
 カツオが何か言いかけたんだけど、それを突き飛ばして雅登場。おおっ音羽にやられた
ことをここで返しやがったー!
 でもその雅を張り倒して飛鳥のファンが。
 ご愁傷さまでした、雅さん。
 皆がいきなり贈る言葉歌い出してます。
 なんですかぁー!
 つーか黒川、いくら動揺したからと言って菊の花束はひどい。仏花だぞ。

 飛鳥がびっくりしすぎて「俺はどこかに行く設定なのか!?」って言ってるのが笑える。
設定とか。
 とーのみねは、俺を残していくつもりか、サルを置いていくとは、俺はサル回しのお兄さん
ではないわ!と言ってます。おおっ、さりげなくいい方に回りやがった。
 そこに飛鳥母が、何の騒ぎですかってやってくるんですね。
 で、留学の話をするとそんなわけない、と否定。
 カツオにつきささる皆の冷たい視線。
 その光景を見つつりょうもよかった、と安堵の表情です。

 りょうは飛鳥に、留学の話は間違いでよかったけれども、自分が転校することは変わらない
と話します。飛鳥、衝撃。
 授業なんてもう頭に入りません。
 離れ離れになるなんて思ってもみなかった、と言っています。
 部活でもりょう父に怒られてる飛鳥。
 まあ仕方ないとはいえ、今のふ抜けた飛鳥なら、カツオですら一本取れるかも知れん!
まあその後、大和とかとーのみねに「調子に乗るな!」とかいってボッコボコにされそう
ですけども…。

 飛鳥はりょうに転校の理由を尋ねます。
 福岡の祖父が体調を崩してしまって、看病が必要になったのだとか。
 …りょうちゃんが行って大丈夫なんでしょうか…。いや身の回りの世話は大丈夫だと
思うんですが、料理とか料理とか料理とか…。さらに病気悪くなったりしませんかね…。
 というか親類はいないんでしょうか?
 祖父にも父にも反対されたけれども、りょうちゃんが自分で考えて決めたらしいです。
だったら飛鳥にはますます止めづらいことになってしまいますね。
 りょう父も心配しているようで、今からやめたっていいんだぞ、と忠告。
 というかあなたが行くわけにはいかないんでしょうか?一応大人ですし…。

 充太は飛鳥に、そろそろ告白したら、と言うんだけど飛鳥は、転校するからといって気持ちの
押し付けをしたくない、と言ってます。
 オトメンにもほどがあるという充太。
 つーかですね、告白をしないで我慢するのと、入香と婚約をするのはまた別の話だと
思うのですが飛鳥クン。

 飛鳥は母に、婚約の話はやめにしてもらえないか、自分には好きな人がいる、と打ち明ける
んだけど、母はその気持ちを笑い飛ばすんですね。
 つーか飛鳥の気持ちを踏みにじるのってどうかと思うんだけど。
 入香は一人でさみしい思いをしてきたとか、そんな人に優しくできないでどうするのとか、
つくづくこの母の言ってることは違うと思うんだよねぇ。
 可哀想な人だから結婚してあげなさいってことでしょ。結婚てそんな仕方なく、でするもの
でしたか。どうやら目が開いていないのはお母さんのようで。

 クラスでもりょうが転校することが発表されます。
 飛鳥が改めて悲しみをかみしめていると「今日で最後です」。
 思わず「聞いてないよ〜」状態になる飛鳥。
 つか後ろの黒板に「最終回」って書いた奴誰だ。

 みんな悲しむ中、「転校するってウソだろ」という生徒が。りょうは「ごめんなさい田中さん」と
言います。その生徒は「俺田中じゃねぇし」って言いながら座りました。
 りょうちゃん名前覚えてないにもほどがあるー!
 カツオは、引っ越ししたことを知らず、前の住所に手紙を送る人がいるかも知れません、でも
新しい住所に届きます。それを転送と言います、と発言。
 初めての人に話しかけられてドキドキすることを人見知りと言いますって言った生徒もいて。
 飛鳥はりょうに「福岡にはいつ行くんですか」と聞くのですが。
「胸が詰まって言葉にできません。それを嗚咽と言います」。
 いや、言えよ!っていうか何だこの空気!ツッコミ不在のままボケだけが進んでいくー!
 なんでこのクラスに新八がいないんだー!…それを場違いと言います。

 黒川は花壇に花を植えていて、りょうも手伝っているんですが。
 …上から見ると「オカエリ」の字になってますがそれはりょうちゃんが帰ってくること前提
ってことなんでしょうか?
 そのあと黒川と、充太妹がいい雰囲気で会話してるんだけど、充太妹が「私と花だったら
どっちを大事に」「花です」と、黒川の即答っぷりが容赦なくてよかったです。

 さてなんと今回2回目の雅さん登場なんですよ!何この大盤振る舞い!すごい!
 雅はりょうに、転校するなら私に飛鳥様の気持ちは移りましてよ!って言うんだけどりょうはなんと、
「私と飛鳥さんは友達です」って言いきっちゃったー!
 それを黙ってみていたとーのみね、今回は活躍してくれます。

 道場を眺めていたりょうちゃんのとこにとーのみねがやってくるんですね。
 半年間世話になった道場を見ておきたかった、というりょうに、「お前に倒されてからそんなに
経つのか」というとーのみね。ああ、まとまりのない第1回目ですね…。私あれ見た時にほんっと
台本クソだと思いましたもん。悪いけど。あれこれエピソード入れすぎだったんよ、あの回は。
 2回目からぐっとよくなりましたけどね。
 それで、りょうはあの時とーのみねを殴ったことを詫びるんだけど、あの時は悪い人だったから
仕方ないって言います。
 そんな彼女に、友達のまま転校していいのか、というとーのみね。
 りょうは、「転校をきっかけに気持ちを引き出すのは卑怯な気がします」って言うんですね。
 結局お互いに相手のことを思いすぎて伝えられないでいるって感じですよね。
 こういうのは充太に言わせれば恋の障害が必要だってことになるのでしょうが。

 とーのみねは、気持ちに素直になったらどうだ、後悔は先に立たないものだぞ、と言います。
 あの時2人に目を覚まさせてもらわなければ自分は、後悔しかない高校生活だったに違いないと。

 それをどう受け止めたかは知りませんが、りょうは飛鳥と体育館とか見て回ってるんですね。
 銀-1グランプリの話とかなつかしいー。
 っていうかこの体育館なんでこんなに暗いんだ。
 で、二人は校舎を歩きながら、幽霊の話とかしてて、りょうちゃんは「私実は霊感強いんですよ。
今もここに子供が一人いるんです」って言ったあと「冗談です」って言うんだけど。
 …本当にいましたけど。
 たったこの1シーンのためだけに出演御苦労さまです。
 銀さんと土方だったら全速力で逃走してるとこだな…。
 
 で。
 りょうちゃんはケーキを作って卒業試験を受けさせてほしいというんですね。
 一生懸命作ってて、形は確かに飛鳥にはかなうべくもないけど、最初に作ってた「え、これは
お妙さんの卵焼きとどっちが殺傷力強いんですか」的なものではなくなってて、少なくとも人が
食べれるようにはなってました。
 そのケーキを褒める飛鳥。
 卒業なんてまだまだです。もっと伝えたいことがあります、といい雰囲気になっているところに
飛鳥母登場。
 で、彼女は飛鳥を理事長室におっぱらったあと、りょうを牽制にかかるんですね。
 飛鳥は婚約を控えて大事な時期なの、もし婚約決まったら応援してあげてね、と。
 ハリポタのBGMも流れてることですし、この時ほど飛鳥母に「アバダケタブラ」を唱えたいと
思ったことはありません。お前は息子の幸せを何だと思ってんだ。

 一方飛鳥の方は、入香のじーさんに待ち伏せされてました。やなじーさんだな!
 婚約を承諾してくれたこと入香も喜んでるーとか言ってます。
 飛鳥にしてみればまさしくこれこそ「聞いてないよ〜」ですよ。おいおい。勝手に話が
進んじゃってるよ。
 今度の日曜日に婚約式を開きますとかなってます。
 ガッチリホールドして逃がさない気まんまんです。
 
 充太の方は飛鳥父ことミラ先生と会ってました。
 りょうが転校するならこれ以上、らぶちっくは続けられない、最終回は2人が引き裂かれる
ことになる、とあくまでも現実に忠実にさせるつもりの充太。そんなことをしたら読者からの苦情が
ものすごいと思いますが。(ある意味客商売ですし)
 ミラは、二人にはハッピーエンドしか似合わない、と言い、あなたにしかできないことがある、
と言います。

 誰もいない家庭科室を見ながら、結局最後まで思いを伝えられなかった、と後悔する飛鳥。
飛鳥こそとーのみねの話を聞いていたら思いきれたかもしれませんけどね。
 りょうの方も、飛鳥からの電話に、気を使ってか出ないんですね。
 婚約のこと聞かされたらねー。

 飛鳥は母に、婚約を受けることにする、と伝えます。
 お前がそこまでいくじなしだとは思わなかったぞ、飛鳥!

 学校では、飛鳥が婚約したことが発表になり、日曜日にチャペルに来てねーと言われてます。
 充太もこれにはビックリ。 
 飛鳥は複雑な事情があるとしかいいません。
 それで充太はある封筒を渡して、皆が飛鳥とりょうのハッピーエンドを待ってるからね、と
言うんですね。
 その封筒の中身は、多分原稿じゃないかなーと思うんですが。

 そして日曜日、チャペルにて。
 王子とお姫様は夢の世界へと旅立つのでしたーとか言ってる入香がおります。
 お前一人でいけ。チャーター便用意してやるから。片道切符の。

 りょうの方は、このまま飛鳥に会わずに転校するらしいです。
 そこに宅配便が届いて中を見たりょう。
 そこには、立花ジュエルこと充太って書いてある原稿が。

 チャペルに人がそろい始めて、雅も来たんですが、とーのみねが、目が赤いぞって言ってて
メイク直してあげるんだけど。なんかこの二人はアンバランスなんだけどすごくいい雰囲気だと
思いました。

 りょうちゃんがビックリしているところに充太が飛びこんできまして言うことにゃ。
「飛鳥がさらわれたんだ!闇世界の人間たちや悪の組織に捕まって、宇宙人とかも出て来て
学校のみんなも捕まってしまった!命が危ないんだ!」
 途中途中に「大丈夫かなこんなこと言って」とか「我ながらムチャクチャ言ってんな」とか「何
言ってんだ俺」とか出て来てますが。
 お前仮にもマンガ家だろう。もっといいストーリーは思いつかなかったのか。

 俺が行こうというりょう父を押さえてりょうちゃん、ここは私に任せて下さい、と宣言。
 りょう父、「大暴れしてこいや!」と送り出します。
 まあ…うまく騙されてくれてよかったな、としか…。

 そして式が始まりまして。
 それはいいんだけど何故チャペルの外からカギをかけるんだ。どーしたいんだこら。

 りょうちゃんがかっこよく登場!黒いスーツの男たちをばったばったとなぎ倒していきます。
彼らが何のためにここにいるのかはまったく不明ですが、数多すぎです。
 
 檀上では飛鳥が、俺は生涯本当に好きな人だけ愛することを誓います、と宣言。
 入香のことではない、って言うんですね。
 ママに言っちゃいますよーとあくどい顔で脅す入香。
 でもそんな彼女を優しく諭す飛鳥。えらいですねー。
 そんなところにドアをぶっ壊してりょうが「飛鳥さん無事ですか!」と登場。もうポーズが
ヤッターマン2号みたいになっちゃってるよ!
 
 飛鳥母、怒るかと思いきや、「それでこそ男だわ!圧力にも誘惑にも屈ぜず信念
貫く、これこそが男!」と絶賛。あなた昨日言ってたことと意見180度違いますが。

 入香も素直に飛鳥に謝ります。
「私誤解してました。あなたは王子じゃありません。お姫様でした」
 謝るとこ、そこォー!?
 ともかく飛鳥とりょうは手をつないで外に出て行きます。
 外に出たりょうちゃん、「悪の組織は大丈夫ですか!?」
 充太の奴何いったんだ…と呆れる飛鳥。充太君はマンガ大賞に応募したら「ストーリーが広がり
すぎ。もっとテーマを絞り込んで」って言われそうな話をでっちあげました。

 それで2人は思いを伝えあっていい雰囲気になるのですが。
 りょうは「2人きりになるのって難しいんですね。今日の夜福岡に行くんですが、間に合い
ますかね」と。
 何かと思ったら、どっから湧いた!ってくらい、エージェント・スミスがわらわらと出て来てた
わけですよ。おい、誰かネオ呼んでこい!
 第一話で私、飛鳥さんを守ってあげたくなるんです、と言われた飛鳥。
 最後に「俺があなたを守ってあげます」といって手をとって走り出しました。
 そうしてエンディングに続くわけですが、終わり方なかなか良かったですね。

 多分スペシャルとかで、りょうが福岡に行ってからの2人とかやるんじゃないのかなー
とか思ったり。
 その時には小ネタを盛り沢山用意していただければと思います。
 雅ととーのみねのアンバランスな関係もまだまだ見たいところですね。

 これにてオトメン、終幕!



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