多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→オトメン(乙男)


オトメン(乙男)

第8話(09/09/26)

 ちょっと期待してたんだけど、前回のはあれはあれで終わりで今回に続くってなもんじゃ
なかったようです。なんだぁ、よかったよ。正体が本当にバレるとかじゃなくて。

 さてさて。
 警察の規制線が張られており、そこに太陽にほえろの音楽とともにりょう父が入って
きます。すっかり忘れていたけど刑事でしたね。
 なんでも、ひったくり事件があったとかで被害者に会うのですが、ケガしてるならお前ら
救急車呼ぶとか外に連れ出してやれよとか思うのですがなぜか現場に放置状態です。
 つかひったくりの段階で被害者がケガをしているので強盗致傷になると思います。結構
重い犯罪です。

 そして被害者を見たりょう父はいいます。
「ひどいな、足のケガだけじゃない、顔面もやられてるじゃないか!」
「あ、いえ、顔は何もされてません」
 りょう父、軽く侮辱罪。
 ハンカチを渡すと被害者が鼻をかむんですが、それを鑑識で解析させろとか。何言っちゃって
んだよりょう父!ちゃんと人間だよこの人!

 そういうわけで冒頭から飛ばしてくれた父が帰宅すると、りょうちゃんがごはんを作って待って
いてくれました。
 一月帰宅してなかったらしいのですが、毎日作ってたみたいなんですね。
 帰ってこなくても翌日のお弁当にできるからと。
 しっかりしてますよねー。
 やっぱりょうちゃんと飛鳥ちゃんてうまくやってけると思いますよ。

 で。
 そんなところに警察から、犯人の似顔絵がFAXで送られてきます。
 それを見た2人は仰天。
 りょう父「この事件、ずいぶん短い事件になりそうだ」
 事件に長いも短いもあるかー!

 翌日剣道の練習で、カツオをガン見するりょう父。
 カツオはカツオで、今度の試合のレギュラーになれるかもと勘違いしてますます練習に
励むのですね。 
 それを見てやっぱりあやしいとにらむりょう父。
 飛鳥と大和はひったくりの指名手配書を見て、大和が犯人がカツオにクリソツだと指摘。
 そうです、りょう父はカツオをひったくり犯として疑っていたのでした。
 刑事のクセに人を見る目がないな。
 おやつは盗み食いしても人のものを盗んだりはしないぞ、カツオは。
 たまにねえさんに追いかけられたりしてるけど、人を追いかけることなんてないんだぞ!
(それサザエさんの方やん)
 大和もすっかりカツオが犯人だと思ってるんですね。
 なんか可哀想だなぁ。
 とーのみねもやってきて犯人扱いですよ。

 りょう父は飛鳥を呼び出して、カツオのことを言うのかと思ったら、若い女性の犯罪が
増えてるから俺に乙女心を教えてくれとしょーもないことを言い出します。
 まあいいけどね…。
 実際の女性に聞いた方がいいという飛鳥に、君以上の乙女心を持つ女性などいない!
と褒めてるんだかバカにしてるんだかわからない言葉を放つりょう父。
 そういうわけで今回も飛鳥の「オトメンとは!」というナレーションとともに物語、始まります。

 まずは服の店ですね。
 いらっしゃいませーと来た店員が担任とソックリでビビる飛鳥。
 次ぬいぐるみ店。
 今度はそこの店員が飛鳥母とソックリでびびる2人。なかなか笑えます。

 というかここのぬいぐるみ店で、ぬいぐるみを抱きしめてるつもりで締め上げるりょう父とか、
ぬいぐるみに語りかけてる女性を見て「ぬいぐるみと自然に会話してるんですよ」と言う飛鳥
とか、突っ込みどころが満載でどうしたらいいかわかりません。
 ぬいぐるみと会話つーても店でやってたらただの変人だろうが!

 飛鳥母ソックリの店員さんからあみぐるみ体験に誘われ果敢にチャレンジ。
 今日からマ王のグウェンダルがいないかと画面探してみましたが、流石にいませんでした。
(当たり前)
 
 2人は、ソックリの店員が別人で驚いたという話をしています。
 飛鳥は、あの犯人もカツオではなく違う人ではーとか言うのですが、りょう父は、目を見れば
見分けられると言ってます。全然見分けられてませんけど。
 でもってそんな問題は些細なこととばかりに次の話題に移ってしまいます。待てやー!

 りょう父は実は、りょうの誕生日を今まで一度も祝ってないから、今年はプレゼントをして
あげたくて、飛鳥にいろいろ聞いてまわっていたのだと白状します。
 今度の土曜がりょうちゃんの誕生日らしいです。
 知らなかった飛鳥はあわててます。
 男なら積極的に攻めろとアドバイスする父。
 そんな二人の前にでっかいパフェが運ばれてきました。説得力皆無です。

 そんな折また父に連絡が。
 彼が公園に駆けつけてみると、カツオが竹刀で素振りしているのですね。
 どう見ても練習風景にしか見えないのですが、りょう父や部下には、彼が獲物を狙って
いるようにしか見えません。
 白昼堂々どうしろって感じですが。

 りょう父はカツオを見ながらこれまでの犯人の手口を説明しています。
「まず背後から近づき、被害者を押し倒す…あのサイコやろー!」って飛び出していきましたが、
カツオ君はヨロヨロのおばあさんが通りかかったので、後ろから声をかけて荷物を持ってあげようと
しておばあさんがコケただけです。カツオ的には最悪な展開です。
 つーことでひったくりの現行犯として捕まったカツオ。
 りょう父は言います。
「短い事件だったな」
 …まだ30分ほど放送時間残ってますけど。

 りょうちゃんが朝から剣道の練習をしているのでりょう父は稽古につき合ってあげてました。
 何かりょうちゃんにはしたいことがあるみたいですね。

 さてここで充太がさりげなく、今回の話のコンセプトを解説してくれています。
 少女漫画で女の子の願いがかなう特別な日があると。
 クリスマス、バレンタインデー、誕生日だと。
 ホワイトデーイベントはさくっと無視らしいです。
 
 飛鳥の方は、りょうの誕生日を祝わせて欲しいと言う練習をしていました。練習が
必要なことか。
「今度の誕生日、おともさせていただけないでしょうか」
 と言った時点で大体予想はついたでしょうが、雅登場です。
「初めてですわね、誘っていただけるのは。受けてさしあげてもよろしくてよ」と振り返ると
やっぱり飛鳥はいませんでした。
 そのかわりムクッとベンチから起き上がったのはとーのみねだー!
 なんか変な連携ができてしまったようです。
「初めてだな、お前が素直な気持ちをぶつけるのは」
 こっちも豪快に勘違いです。
「素直な女は嫌いじゃない」と言って立ち去りました。
 でもちょっとだけ続きがあって、飛鳥がまだ練習してるとこにとーのみね通りかかって「サプラーイズ」
と言って去るんですね。
 皆まとめてアホだと思いました。

 逮捕されたカツオのところに被害者が連れてこられて面通しが始まるのですが。
 その前に部下が「大したことじゃないんですけど、先日のハンカチから大きな発見があって、今度
ネイチャー誌に掲載されるらしいですよ。あなたのDNA、オラウータンと同じだそうです。まあちょっと
した話ですけどね。で、面通しを…」って言ってて、被害者が「こっちの方が気になるー!」って
言ってたのは笑えた。
 コントの手法ですよね。
 サンドイッチマンとか、アンジャッシュとかかな、よく使う、ボケ側がさらりと言ってることの方が
重大な話だった的な突っ込みですわ。こういうのいいなー。

 カツオの方はというとめいっぱいエンジョーイ!って感じでした。もりもり御飯食べてるがな!
 あと、りょう父のことを「何が犯人は顔を見ればわかる、だ」とボロクソに言ってます。
 しかし被害者は「てかこの男です!」とわりとあっさり言いました。

 つーかフジテレビでいきなり竜崎が「あんた…俺に何してくれる」というのが流れたので
思い切りびびりました。オトメンにオルトロスが殴り込みかと思っただろうが!ただのタッキーの
CD宣伝だったよちくしょう!

 そういうわけでカツオはお別れの挨拶を皆にしてます。
 皆結構ノリノリで「真犯人俺達が捕まえてやる」とか言ってますが、机の上にあがったりして
いるとこがムダに熱血です。どこの専門学校宣伝CMですか。
 しかも結局は皆カツオのことが犯人だと決めつけてるフシがあって、カツオ逃亡を試みるの
ですがとっ捕まりました。
 だから何の青春ドラマだよこれ!〆的な夕焼けシーンうつっちゃったよ!

 剣道の部活が終わって残った飛鳥とりょう。
 飛鳥はやっとここでりょうに、誕生日のことを言います。
 りょうちゃんは、誕生日のことを知ってると思いもしなかったからそういうそぶりも見せなかった
っぽいです。いい一日になるといいですね。

 そういうわけで土曜日。
 飛鳥のうしろから「めーん」とかやってるりょうちゃんがかわいいです。
 飛鳥も「不意打ちとはひきょーなー」とかいいですねー。
 それで2人は昼食にするのですが。
 誕生日だから張り切ったという飛鳥ですが、どう見てもお弁当がおせち料理です。
 伊勢海老入ってます。

 飛鳥はりょうちゃんのカバンにあみぐるみがついてるのに気付きます。
 りょう父が不慣れながらも一生懸命作ってくれたものなんですね。こういうとこはいい父なんです
けどねー。
 飛鳥ももらってたらしいです。あの試作品ですかね。
 ところがいい雰囲気になりかけていたそこにひったくりが現れて、りょうの鞄をとって逃げます。
 どう考えたらこんな学生の鞄に大金が入っていると思うのか知りませんが、剣道の練習をして
いた人に勝手にぶつかって犯人転びました。
 つーかこの公園剣道の練習してる人多いな!
 ナイフを取り出したその犯人、なんとカツオそっくり。
 なるほど、これじゃ間違われるのも仕方ないですね。
 竹刀で応戦した飛鳥、見事取り押さえました。
 そのそばで「流石は飛鳥さんです!見事な籠手から面への二手打ちでした!」と興奮するりょう。
 …あのぅ…警察に通報してもらえませんかね?
 今回はさしもの飛鳥も突っ込んでました。

 で、問題はここのシーンなんですよ。
 犯人がりょうの鞄を放り投げた時に、中に入れていたクッキーが壊れているんですね。
 それに飛鳥気づくんですよ。
 多分このデートにりょうが頑張って用意してきたものだと思うんですが。
 これが、この飛鳥が割れたクッキー見たシーンだけで終わってしまって、その後なにも出て
こない。これもったいなさすぎなんですよ。
 例えばこの後2人で帰ろうとするシーンがあるんだけど、そこで飛鳥が拾っておいたクッキーを
出すとかすればもうちょっと生きてくるのになーと思いました。

 
 さてさて。
 タイトルバックはあの被害者です。鼻かんだりして思い切りDNA採取されてます。笑えます。

 そういうわけでカツオ君の出所祝い。
 沢山の人が集まったとか言う割に6人位しかいません。しかも無理やり飛鳥とりょうも召集
されたっぽい感じ。気の毒すぎます。
 カツオ君はすっかりやさぐれてました。
 そこにりょう父登場。
 過ぎたことは気にしないとばかりにカツオに声かけてますよ。

 で、カツオは、俺の顔が犯罪者か答えてくれよー!とか言うんだけど、りょう父逆切れ。
「そんなもん知るかー!」って。
 ちょっとこれはひどいな…。
 いやもうちょっと何とかしないとドラマ的にも笑えないっていうか…。
 せめて確保されて引きずっていかれる時に犯人逮捕の連絡が入って「いやーっはっはっは
磯野君!俺は信じてたよ!」というのなら笑えたと思うんですが。
 逮捕されちゃってるからねぇ…。ちょっとこれは引きました。

 まあそういうわけで、散々な一日になってしまったとしょんぼりして帰る飛鳥とりょう。
 ここでクッキー出してくればさらに悲惨さが浮き彫りになってよかったと思うんですけどね。
 そんでりょうは、意を決したように飛鳥に言います。
「正直にお話しします。私…」と。
 普通の少女漫画なら以下次号!ってなって、次の号で大ゴマで「あなたのことが好きです」
とかなりますが、これはオトメンだし天然なりょうちゃんなのでそういうことは言いません。
「私、飛鳥さん見てると戦いたくなるんです」
 そっちきちゃったー!

 つーわけで剣道場で2人勝負です。
 電気つけろなんでろうそくの明かりなんだよとか、「誕生日って本当に願い事かなうんですね!
(byりょう)」りょうちゃんそれちょっと違うよとか突っ込みどころはありますがもう終わるからいいや。
 そういうわけで2人が竹刀を交えたところで今回は終了。この終わりはいいですね。

 次回から時間帯変わるのでしょうか?
 いやーこれで土曜日フラフラになりながら起きていなくてすみます。(この時間帯は遊び疲れて
眠くなってる時間帯なので…)



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