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JIN -仁-

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第8話(09/11/29)

 第8話目にしていきなり今までのあらすじ詳細編。もう8話になったら新たに見始める
人もいないと思うのですが、視聴率が右肩上がりなので念のためなのでしょう。
 私がナレーションならまずこう言いますね。
「それにしてもこの医者、ノリノリである」(どっかで聞いたようなフレーズだな)
 
 さて季節はいつの間にか1863年8月になっていました。つい前の週まで冬だったように
思いますが仁のタイムスリップに張り合ってか、すごい季節の飛びようです。

 看板を掲げたということで仁、改めてのスタートですが、やりたいことは、ペニシリンを
より高濃度で精製する実験をやりたいと。
 なんと、新しいペニシリンはこれまでの30倍界王拳!(違う)
 30倍濃度が濃いらしいです。思いついて和紙で精製してみたらしい。
 図式が出てくるので非常にわかりやすいですが、原理は高校とかで習う、えー…化学だっけ
それの応用ですよね。なんていうか結局学校で習うことってこういうことの根本だよなぁと
改めて思いました。ええ、化学はまったく理解できませんでしたが…。

 この方法でなら高濃度のペニシリンが作れるけども、それには400両もの金がかかる。
今で言うと500万くらいか。1両の価値計算が人によって違うのであれですが、ここは1両=1万〜
1万2000円くらいで計算しておくといいんでは。(1万2000円で計算しても500万になりませんが)
 ただし一両の価値は何を基準にするかによって違うので(今の方が安いもの、今の方が高い
ものとあるから)、安いものに合わせれば安くなってしまうし、高いものに合わせれば1両が100万円
相当計算になっちゃったりしてしまうわけです。なのでまあ江戸時代の暮らしでは1両は大金で
あったと覚えておくといいのでは。

 ともかくですな、金がいるってことで濱口に頼みに行く仁でしたが、最初のお金を出したのは
あくまでも洪庵を見込んでのこと、今回は仁の器をまず見たい、というのです。

 あれぇ、今気が付きましたがあなた数年前、時空を旅する電車に乗って、旗の立ったピラフ
相手に大騒ぎしておられませんでしたか。なるほど、電車を降りた先がここだったのですね!
つーことは最終回濱口さんは迎えにきたデンライナーで現代に帰るということに!(なるわけねぇ)
仁、乗せて帰ってもらえよ!(パスねぇし)

 そうかー、なんか見覚えある演技だなーと思ってて全然思い出せなかったのですが(ひどい)、
デンライナーのオーナーさんでしたか。いやあ久し振りにお見かけしました。
 で、なんでしたっけ?良太郎の変身でしたっけ?(離れろ!電王ネタから離れろ!)

 あ、器か。
 帰り道仁は、「いやああれはていよく断られたんでしょう」とか言ってます。
 でもなぁ。
 出迎えた佐分利に「いやー、器見せろと言われちゃったよ」と言ったとたん「器がない!」と
叫んでやってくる栄。お母さん、あなたはいつからそんなギャグキャラになり下がったんですが。
 なんでも父の形見の大切な器だったらしいのですが、恭太郎が、自分が売ったというんですね。
人助けのために金がいったからと。
 あのメガネかぁぁぁぁ!江戸時代だと1、2両だっけ?それこそ簡単に買える値段ではないので
器を売って用立てたんでしょうが…。恭太郎君、確かにキミがあの遊女さんを思う気持ちもわからん
ではないが、そのために身代をつぶしかけてどうする。
 その遊女に会いに行った恭太郎、今日は風邪で寝ているということで会えずに残念。

 龍馬が、5000両を借り受けてきたという話を聞いて仁はびっくりします。
 金の話になると自分はてんでダメだという彼に勝は、人には天賦というものがあると言い、
龍馬に、そのお得意の口でなんとかしてやれと言うんですね。
 仁は何とかするって言うけど、龍馬は行動が早い。もう彼の手を引いてどっかに行くって言って
るからてめぇ金を借りにいくのかと思えば野風に会いにいくのかこの野郎。
 で、夜道をほてほてと歩く龍馬、仁、恭太郎。
 仁は恭太郎が元気がないのを気にしていますが、まさか遊女にいれあげてますとも言えません
から、恭太郎はあいまいに濁す。
 龍馬は提灯の明かりが消えたっつーて火をもらいにいくのですが、真っ暗になった道を見て
仁は、今までは自分の行く先を洪庵が照らしてくれていた。これから先は自分が、皆の行く末を
照らさなければいけないんだなぁとしみじみしています。うん、多分その前に現代に戻ると思い
ますけども。

 龍馬がすぐに提灯の明かりを持って帰ってきました。
 江戸時代はこの通り真っ暗だったんで、その中を何も灯さず歩くのは危険だったので、無灯火で
歩くことは禁止されてたわけですね。この時代に無灯火で走ってるチャリあったら怒られただろう
なぁ…。まあそれはともかく、そこらの屋敷とかなら明かりをつけてたりするので、それのもらい火を
すればよかったわけです。油がなくなって火が消えたっぽかったからそれももらったかもしれませんが。
 ともかく日がのぼるとともに起きて日が沈むと寝るっつーのは武士とかでも結構やってたりしたらしいです。

 さて吉原にやってきました龍馬。テンションたけぇー!
 ルンルンな感じでやってくると、野風が誰かに去りなんし!と珍しく激しい口調で怒っているのが
見えました。
 男はへっへっへーと去って行きましたが。
 で、野風が一行に気づいて、龍馬が「おお!」て感じになるのですが、綺麗にスルーして野風、
仁のところに行きました。病人がいるらしいです。
 名を初音と聞いて顔色の変わる恭太郎。どうした!初音ミクのファンなんか!
 …つーかスタッフもよりによって初音かよ、名前つけたの。

 まあともかく、その病気にふせっている初音というのが、恭太郎がせっせこ通っていた遊女だったん
ですな。
 そっちはそっちでいいんですが龍馬は、こちらの様子をうかがっている刺客に気づく。流石は
普段いい加減でもつわものよのー。

 なんでも初音は、客の子を妊娠してしまって、薬を飲んだのだけれどもうまく中絶できず、専門の
医者(中条流という)に頼んだけれども結局うまいこといかず、体調を崩してしまったらしいです。
 この時代に避妊薬というものはありませんから、この通り遊女は妊娠してしまったら、水風呂に
つけられたり、腹を叩かれたりして強制的に堕胎させられたんですね。当然体にいいわけが
ありません。こういった行為で命を落とした遊女も多くいます。

 野風の言うことには、さきほど罵っていた男、あれは歌舞伎役者の…たろいも?違う、田之助か、
あれが変装して通ってきて初音を弄んだのだらしいです。
 歌舞伎役者は吉原に出入り禁止だから、変装して誰かにくっついてきたのだろうと。
 あれぇ禁止でしたっけ?
 まあいいわ。ともかく、そういったことで初音は、仁が見たところによると敗血症になっており、
大変危険な状況であるということで、まずはペニシリンを投与することになります。
 それを聞いたとたんに「ペニシリンじゃー!」と走って行く龍馬。おめーホント行動はぇぇよ!
 最終回あたり、龍馬が未来に帰れそうな雰囲気で皆がうるうるしている時に「先に帰って
きたがじゃけー!」とか言いながら戻ってくるんじゃあるまいな!
 仁はぼーっとしている恭太郎に、咲への手紙を託すのですが、ここにいたってようやく鈍い仁も
恭太郎の様子がヘンと気づきます。

 野風は初音の枕もとを見て「お相手は初音でありんしたか」と言うんですね。ああ、メガネを
見て悟ったんでしょうね、恭太郎とのことを。流石は野風です。
 
 ペニシリンを投与していくのですが、思ったような効果は得られず、仁はやはり高濃度のペニ
シリンが必要であると思い始めます。
 それで恭太郎は、田之助に頼んでみてはどうか、と思いつくのですね。
 文字通りの千両役者だからって。
 …って龍馬さんまだ話の途中だから仁を引きずっていかないように!気持ちはわかるけど!

 田之助は「400両なんて大金そこらに転がっているとでも?」と言ったあと、手もとの箱をひっくり
返してしらじらしく「おや、あった」と。
 ありがとうございます。ではこれもらっていきますね。(待てぃ!)

 龍馬は、新しい薬におんしの名をつけたらどうじゃ、いい宣伝になる、って言うけども田之助の
のらりくらりとした様子に恭太郎がブチ切れるんですね。
 何が血肉だ、自分を見世物にして稼いだあぶく銭だろうって。

 恭太郎や、あんたは武士だからわからんのじゃ。遊女だろうと歌舞伎役者だろうとなんだろうと、
どんな仕事だってそれをしなければ生きていけない、プライドもってやってる人だっている。
 それなら武士であることに胡坐をかいている連中こそ、日々の金はあぶく銭だろうってことに
なっちまいますよ。
 
 田之助、この金は自分が身を売って稼いだ金だ、初音を助けたいというのなら、自分が身を
切れとやり返すんですね。
 そりゃ正論なだけに恭太郎もぐうの音も出ないわなぁ。

 ところで田之助さん、今日は潜入捜査でしょうか。また来年からTHIRD-iに戻られるそうですが
頑張ってください。(そんな誰もが忘れてそうな、ブラッディ・マンディネタをふられても)

 初音の容体がおもわしくないと聞いて野風は、自分で用意した50両を仁に、使って欲しいと
差し出します。
 女郎なら誰にでも起きることであるから、気にせず使って欲しいと。
 でも仁は受け取りませんでした。このお金は野風さんの血肉と同じことだからと。
 このお金を使って薬を作っても、濱口さんは認めてくれないでしょう、と。

 龍馬は、自分が金を何とかするから、とにかく今はペニシリンを作れと言います。
 初音が死んだら、あの田之助の鼻も明かせんし、恭太郎の顔もつぶれたまんまじゃ、と。
仁は飛び出していくのですが、龍馬はまごまごしてる恭太郎に「はよいけ。お前の仕事は
センセの護衛じゃろ!」って言っててすっごいいい人だなーと思った。
 さりとて龍馬にも、金のアテがあるわけではなかったんですね。ひとまず人命を優先ってことだと
思います。彼らしいといえば彼らしい。
 しかし、先日の刺客がまたいるのを見て、狙いは仁ではなく自分であることを悟るのです。
いよいよ龍馬暗殺の時が近づいているようですね。
 で、町をブラブラしていて目に入ったのが中条流の看板。なるほど、そこに目をつけましたか。

 ペニシリン製造所では、職人の反発が起きていました。
「いつになったら金くれるんじゃー!」
「やってられっかー!」
 てな感じです。
 先週静かにもくもくと作業していた風景がウソのようです。
 そこに龍馬がやってきて金を持ってきた、医者からペニシリンを質に入れて借りてきた、
というんですね。
 7年で、無利息で返せばいいという、貸金業者の皆さんからしたら「お前それ絶対騙され
てるって」という契約内容です。ご利用は計画的に!

 仁が、ありがたく使わせてもらいます、と手を出すんだけど龍馬は渡さず、そのまま
床にぶちまけた。仁の手のやり場がねぇぇぇぇ!
 つーか龍馬まで田之助みたいなみことせんでも。
 しかも「順番に渡すから」って言ってるんだったらばらまいた意味あったのかおい。拾わなきゃ
ならんだろうが!

 恭太郎はそんな龍馬の様子を見て、器が全然違う、と実感するのでした。
 いやそりゃあ人それぞれ器がありますからー。
 でも、ペニシリン製造の様子を見て、こうやってつくられていたのですね、と感心していました。
彼に山田が、ペニシリンと仁はこの世の宝だ、と説明しています。
 んで、そこをたまたま濱口が通りかかったのですが、でき上ったペニシリンを手にかけていく
仁の様子を見て、何か思ったようです。

 このあとCMに入る前にちらっと、人どおりのない吉原が映るんですが、なんとなく千と千尋の
神隠しの光景のようでした。とかいったらジブリファンから怒られそうですけども、もともと湯屋とか
飯盛女っつーのはそういう意味合いがありますからね。

 ま、そういうわけで初音にペニシリンを注射。
 隣の部屋で待っていた野風は、恭太郎に、「初音はメガネをとても喜んでいた。こんな心遣いを
してくれる客は初めてだって」と話をします。
 恭太郎も、自分の心を軽くしてくれた女性は初めてだった、と話しています。
 まあそりゃあそばにいるのが栄とか咲じゃあなぁ…(笑)。

 そういうわけで夜が明けまして、初音さんの意識が戻ります。
 ほっと胸をなでおろす一同。
 仁はどうするか、と聞いたのですが恭太郎は、会うのはやめておきますと帰って行きました。
 彼女の困る顔は見たくないからと。

 ところが隣なわけですから会うも会わないもないわけですよ。声が丸聞こえでして、初音はその
声の主を尋ねます。
 咲もごまかしておけばいいものを、恭太郎だとばらしてしまうんですね。
 しかも初音に「意識がもうろうとしている時に何か言ってましたか」と聞かれて「田之助の名を
呼んでいました」とバカ正直に答える。
 うん、咲ちゃん、ちょっとだけここは空気読もうか!
 初音は、自分は人でなしだ、あんなにやさしい人を傷つけ、ウソをつきとおすこともできないと
嘆きますが、咲は「自分の気持ちにウソはつけないから仕方ない」と慰めるのでした。
 その慰めをもうちょっと早く発揮してほしかった!

 それから7日後。
 治療をしている仁のところにあの中条の医者が乗り込んできまして、金を返せというのですね。
 証文がインチキしてあって、7年ではなくて7日で返すように書かれていたらしい。
 お金を返せなければ新薬をすべて渡せと言われて困る仁。
 いいじゃん、ただの水をもったいぶって渡してやれ。
 龍馬、悔しがって証文をグシャグシャにしますがこの藪医者、懐からもう一枚出しやがった!
お前はドリフのまわし者か!
 まあでもここは落ちついて、金を借りたのは暮れ六つ(午後6時)で、まだその時間になって
ないからという龍馬。
 恭太郎は走って出て行きましたがはてさて…。

 恭太郎は田之助のところにやってきました。
 あの薬は皆の血と肉でできた宝、どうか400両貸してくれ。自分の身を売る、煮るなり焼くなり
好きにしろ、という恭太郎。
 それで田之助は、じゃあ一つ見世物をしてもらおう、というのですね。

 さて仁の方は大ピンチです。
 暮れ六つの鐘も鳴りましたがいよいよ、いい手が浮かばない。
 すると咲が、ここ(鈴屋)で私が奉公するから、400両貸してくれって言うのですね。
 とうが立っているけれども、旗本の娘という物珍しさで客がくるかも知れんからと。
 私にできることはそれしかない、と咲は言います。
 武士がお汁粉屋やった方が人は来るぞ(江戸時代ネタ)。
 
 と、そこへ田之助が登場。
 命には命で応える、と言って400両をばらまきます。いやだから。
 なんでどいつもこいつもばらまくんだ。はやってんのかそれ。吉原にひっかけて紀伊国屋文左衛門の
マネでもしてんのか。
 ま、ヤブ医者は金もってコソコソ帰って行くのですが「おとといきやがれ!」と田之助の言葉は
小気味よかったですね。
 しかも彼は、あの金は返さなくていい、と仁に言うのです。
 貸すなんてセコいマネが嫌いだからって。

 外に出た田之助、堂々と見栄を切って見せました。こういうところはさすが千両役者なだけは
ありますね。
 …さて、サードアイに戻ろうか。(そのネタはもういい)

 田之助が恭太郎に言った「見世物」というのは多分、皆の前で土下座させることだったん
だと思います。
 本気で土下座させようとは思ってなかったと思いますね。
 武士が自分に金を借りようとしている、っつーことで売名目的も半ばあったんじゃないで
しょうか。ただ金を渡しただけじゃカッコがつかないってことで、恭太郎の気持ちを試す意味も
あったかと思います。
 原作の、金を出す動機もいなせではありますが、こっちもなかなかよく考えられていて
いいなと思いました。

 仁は改めて恭太郎にお礼を言っています。
 侍が役者に頭を下げるのは勇気がいったでしょう、と。
 恭太郎は、ボンクラの私にはそれしかできなかったというんですね。
 でもここで龍馬が怒った。
 どこがボンクラじゃ。お前はペニシリンを守った。女郎を守った。医術を守った。お前は
この国を守ったようなものだ、お前はすごいことをした、と。

 先生、ボク笑って卒業したいよ。
 いや違った。
 恭太郎は、自分は龍馬が嫌いだった、ということを明かします。
 勝は、恭太郎には護衛を命じ、龍馬には海軍を作る手伝いをさせていた、それをねたまずには
おられなかった。けれどこうしてそばにいると、器の違いがよくわかると。

 今度はそこに仁が割って入るんですね。
 なんでそんなことを言うのですか、と。
 恭太郎ほどの護衛はどこにもいない。初めて私と出会った時、見ず知らずの私のために斬られて
くれた。(…どちらかというと、仁に気をとられて斬られたような)
 家に居候させてくれた。そして今は私のすべてを守ってくれた。
 恭太郎がいなければ、私はここで生きていけなかった。
 だから、私にとってはあなたは最高の護衛なんです。

 恭太郎、男子たるもの人前ではけして泣いてはいけないと言われてきましたが、今は少しだけ、
といって男泣きしてるんですね。
 すごいかっこいいシーンですが、だからこそ「目から汗が!」と言いたくて仕方ありませんでした。
(台無しだ!)
 仁と龍馬が、肩をポンポン叩いてあげていたのがよかったです。
「ゴー!ニコガクゴー!」
 え?違うんですか?

 とりあえずすることのない咲と野風は部屋の外に座ってんですけども、野風は咲に、ゆくゆくは
仁と一緒になるのか、と尋ねます。
 でも咲は仁には心に決めた人がいる、ということを知っていた。
 私には医術があるから平気、と咲は言います。

 仁は疲れて寝てしまったらしい恭太郎をおぶって帰っています。…護衛!世界一の護衛!
 
 濱口に改めて会って仁は、自分は器の小さい人間だけれども、でも人々に恩を返すには
医術しかないから、どうか手を貸して下さいと頭を下げています。
 濱口も、正直で自分を大きく見せようとしない、なすべきことにはあらん限りの努力をする
人だ、と仁を評価し、あなたの器は確かに大きくないかも知れないが、美しいのでしょうな、
と言います。
 だからこそ周りは助けたいと思うのだろう、と。
 つーわけで回りくどい言い方ですが多分援助してもらえると思います。
 
 龍馬の方は、堂々と名乗りをあげぃ!とか言ってますが刺客は逃げていきました。お前ら…。
名乗りあげた方がカメラに映るチャンスだぞ!(そういう問題ではない)
 仁ではなく龍馬を狙った刺客だと知った仁は、龍馬が暗殺されたことを思い出します。
 自分が医学の針を進めたことで、維新への歴史も早く進んでしまうのでは、と。
 龍馬が暗殺されたら来年から始まる龍馬伝はどうなるのですかー!←他局。

 仁は気をつけて、と龍馬に念を押します。
 前とはあべこべじゃと笑う龍馬。
 彼は、ワシがもし斬られたとしてもセンセがおれば龍馬は死なん、そうじゃろ、と言って
います。
 仁は絶対に助ける、と言いました。

 ここで仁のモノローグ、「そして時はその流れを変え始めたんだ」というのが入りますが。
続きがかなり先なんですね。突然言われた時は何かと思いましたよ。あまり区切らずに
言って欲しい…。

 野風はカレイドスコープを見ながら咲の言葉を思いだし、「あちきには何もありんせん」
と言うのでした。

 さて仁ですが。
 ここでBGMが不気味に止まるんですね。
 写真を見てかたまっています。
 
 で、モノローグ。「残酷な未来へと」と。
 ということは写真がやばいものに変わっていたということですよね。
 どうした!
 ジェイソンとフレディのツーショットにでもすり変わっていたのか!(主役が変わっちゃう!)
 次回、火事とケンカは江戸の華をお届けいたします。



※江戸時代ウソホント※
 田之助が小判をばらまいたよりも前に、小判を吉原でばらまいた人間がいた。その名は
紀伊国屋文左衛門。奈良屋茂左衛門と並ぶ豪商として知られており、吉原を借り切って
遊ぶこともあったという。
 ある時奈良茂が吉原の茶屋で雪見をしていると、別の茶屋にいた紀文がその雪を消して
やろうと思い立ち、幇間のアイディアに従ってそこらに小判300両をばらまいた。
 たちまち通行人が群がって雪はあっという間にグチャグチャ。奈良茂もこれには苦笑する
しかなかったとか。
 仁だったら呆れかえるところだろう。




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