多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ROMES/空港防御システム


ROMES/空港防御システム

第4話(09/11/05)

 うーんと、話は面白いことは面白いんですが、そろそろ、人間関係に重きをおくのか、
システムを使っての事件解決に重きを置くのかハッキリさせてほしいと思います。何話も
使って一つの話をやられるとだんだんだれてくるので…。
 一話完結か、せめて前後編くらいでまとめてほしいです。4話目にもなってまだ、ROMESの
すごさが全然発揮されてないってのはちょっと…。(しかも犯人は全員、ROMESを熟知)

 さて気を取り直しまして前回からの続き。
 つーかあらすじの並べ方がおかしいんですが。ゴミ箱爆発の後に桜井の花火事件だの
不審な女だのやってどうする。

 ゆーやに言われて渋々戻ってきた砂村の背後でゴミ箱爆発。
 倒れる砂村。
 あ、死んだかなこりゃ。
 ROMES応援ありがとうございました。次回からは引退犬ハルの活躍、見てくれよな!
(死んでねーし主役じゃねーし)

 ゆーやは砂村に大丈夫ですか、って声かけるんですが、「ゴミ箱調べさせたのあんたじゃ
ないか」と逆切れする砂村。
 いや、爆弾があるかもって皆警戒してたんだから、そこはあんたが気を抜いてる方が悪い
んじゃないのか、砂村。むしろゆーやが離れろって言わなければ今ごろあの世まで吹っ飛んで
たと思うのですが。

 それでゆーやは帰る途中、何かがおかしいな…とつぶやくのですが、まいっか、と。
 彼はシャーロックホームズタイプなんですね。すべてのピースが当てはまるまでは推理を
口にしないタイプ。まあこういうのは時として、「もうあらかた死んでんじゃねーか!」という
後に推理を発揮したりするわけでもありますが。

 ゆーやは、あの女は犯人ではない、と言っています。
 次次にゴミ箱へゴミを捨てるフリをして注意を引いている間に仲間が、あのカメラが少ない、
死角になる位置にあるゴミ箱へ爆弾を仕掛けたのだ、と。
 もしボクが犯人だったら同じくあそこに仕掛けたでしょう、と彼は言います。
 砂村、そこまでわかってて俺に探らせたんですか、とまたブチ切れ。
 いやだから、爆弾警戒中のさなかにゴミ箱探ってと言われたら普通注意せんか?あんた
みたいに無警戒でゴソゴソする警備の人も珍しいと思うけど。
 あれだ、銃撃戦のさなかに警察官が応援として駆けつけていって、撃たれそうになったからと
いって「危ないじゃないか!」って言ってるのと同じことだぞ砂村。

 八坂は犯人の行動から、彼らは監視体制を熟知している、と言います。
 関係者の中に犯人の仲間がいると考えているのでは、と指摘されたゆーや、黒部はギョッと
していますが彼はしらんぷいぷいでごまかしました。
 こういう時、何考えてるかわからん顔というのは役に立つな、ゆーや!

 しょんぼりしている砂村君に木村さん、安くておいしいコーヒーの店を調べてきた、とメモを
くれます。そんな前回からのどーでもいいフリを覚えてるなんて、なんていい人なんだ!
 
 ゆーやがハルと遊んでいるところに、変なおっさんがきました。
 あ、変なおっさんじゃなかった、ROMESシステム作った日本の支社のシャッチョサンだ。
 こういう時改めて人物紹介出るのありがたいですねー。第一話に出てきたけどすっかり
名前忘れてたし。
 で、その藤堂はROMESの信用問題にかかわるんだからしっかりしてくれよ!と言ってる
わけです。
 お前が犯人の仲間じゃないだろうな…。

 そうして皆が皆、自分の担当で働いている一方で犯人達は、話が違うとチャットで会話中。
 どうもあの爆発は彼らの計画では花火のつもりだったらしい。
 ほほー、お前らの国ではあれを花火というのか。
 って思ったら、DHが勝手に爆弾を仕掛けたらしいです。

 で、ベートーベンの第九にのって、そのDHとやらがなんか爆弾を作ってるような感じ。
 つーか踊る大捜査線の時にもかかってましたけどあれか、爆弾魔は第九が好きとか
なんかあるんか。それともただ単に年末近いからか。
 そこへレフト、つまりあの女からDHにメールが来ます。
 どうして本物の爆弾を仕掛けたのか、と。
 するとDH、感謝しろ、お前らは生ぬるいと。
 みんな気をつけろ!こいつ結構おっさんに見えるのにメールの返信早い!(そこかよ)
 
 閑野の方はまた脅迫状を受取っておりましたが。
 ゆーやはそれを見て、最初に来た手紙の方が、文章のセンスがいい、って言うんですね。
江川はふざけんな!って怒って飛び込んできたけど、ハルがいたからノックアウトされて
出て行った。あんたも忙しい人だな!
 ゆーやは散歩に行きました。
 もうこれ定番になりましたな。

 ゆーやは砂村に、犯人はふた組に分かれた可能性がある、って言うんですね。
 一件目は花火で二件目はニセ爆弾騒ぎ、人を傷つける意志は感じられなかった。
 しかし昨日の爆弾はそういう意志がハッキリあったと。
 あの時ゆーやがおかしいと言ってたのはこの違和感のことだったらしいです。
 そこにあの脅迫状で、仲間割れしたのだと確信した。
 何故かはわからない。

 それであれこれ言う砂村にゆーやは、もっと気楽に生きればって言うんですね。
 確かに、現時点で分かってることと、憶測でしかない部分はハッキリわけておかないと、
先入観で動くとミスする可能性もあるしね。
 そういう意味でもゆーやは砂村が勝手に早とちりして間違った捜査をしないよう
釘を刺したようにも思えるのですが。

 会議の中で仕掛けられていた爆弾は、成田爆弾と共通点があった、ということが
わかります。
 昔爆弾を仕掛けていた爆弾魔の大友という人物は逮捕されたけれども、貝田という
人物はまだ逮捕されてないと。
 つーことは少なくともその貝田か、関係者が今回かかわってる可能性は高いですよね。

 会議中寝ていたゆーやに宮城が、居眠りするな、と怒ります。
 で、「それでなきゃ親友のとこ走って行け。それはメロスか」
 シーン…。
 うっわきっつい!笑いどころがわからない以前に笑えないギャグほどつらいものはない!
 立ち去った後で部下にダメだしされる宮城。
 きっと家でも「お父さん!親父ギャグやめてよ!」とか、年頃の娘さんに言われているに
違いありません。

 この後、成田闘争というものについて説明が出ます。
 ああ本当にあった話なんですね。
 すごく不謹慎な話ですが、この頃の人達ってすごかったんだなぁ…って思います。
 成田空港に絡む話のようですが、今現在もいろいろ問題とかあるのは知りませんでした。

 で、その説明が終わった後、いきなり日高さんがむせ始めます。
 食ったみかんでも変なところに入ったんでしょうかって思ってたらふっつーに病気だった。
そうか…これで少しは脚光浴びますね!ヘタリアでいうとカナダさんのポジションだったもんね!
 ゆーやは彼には静養してもらう必要があると感じ、しばらく自宅療養して欲しいと言います。
 日高さんは、ただジッとしているわけにはいかないので、昔成田の警備にいたからコネも
あるし、貝田のことについていろいろ自分で調べてみます、と約束してくれました。いい人だー。

 そういうわけで日高さんが抜けると、黒部、江川、ゆーやの三人しかROMESへのアクセス権が
なくなってしまうということで、急きょ八坂が第一段階のアクセスを許可されます。
 砂村は目に見えてがっかりしているわけですが、気丈にも八坂におめでとうって言ったあと、
コーヒー入れてきますと立ち去りました。
 
 つかね、人にはそれぞれ得意分野があるわけなんだから、どう見ても八坂にかなわない分野で
勝負しようとしても無理なわけですよ砂村君。
 君は何か起きた時のリアクションはとりあえず早いんだし、地道な捜査は向いてるんだから、
そっち頑張ればよろしいのに。

 さて黒部はゆーやに捜査報告をしています。
 犯罪歴のある職員はいなかったが、三親等まで広げた場合、砂村がひっかかってきたと。
 彼の母親が成田闘争にかかわっていた活動家で逮捕歴もあり、その後もいろいろな活動を
していたらしいです。ただ、彼が小学校のころ離婚しており、それ以降の接触はないので、
今回かかわっている可能性は低いだろうと。

 それを聞いたゆーやが帰ってくると砂村がもう落ち込みまくりなわけですよ。
 で、ゆーやは母親のことを調べた、って言うんだけど、砂村は「俺のこと疑うんですか」と
反発。
 ゆーやは「そんなことは言っていない、事実として判断材料にするだけです」と。

 あれだ、東京DOGSの奏に似てる。
 誤解されやすい発言とかね。
 ゆーやは砂村を疑っているといったのではなくて、あくまでも今回の事件を判断して
行く上での材料にすると言ったわけですから、そこんとこが彼の早とちりというか。
 これから先例えば砂村に関して疑わしいことが出てきたとしても、「母親がそうだから
怪しい」なんてものの見方はしないと思うんですよ、ゆーやは。あくまでも母親がそうだった
という事実を知っているだけだから。
 この手の人間ってそういうところはメチャクチャ理解されにくいんだろうなと思います。
一から十どころか五まですら言葉で言うのを面倒くさがるタイプですね。

 落ち込んでる砂村を木村が励ましてんですが。
 砂村は、今まで抱えてきた胸の内を始めて語るわけですよ。
 昔から母親のことでずっとからかわれてきたと。信念を持ってやっていることだから、
非難してはいけないと子供心に思ってた。
 けれども就職活動をしてみればすべて落されてしまって、母親のせいではないだろうけど、
すごく残念だったと。そんな時にここに受かって、すごくうれしくて絶対職務を全うしようと
誓ったらしいです。
 その決意は立派だと思う。
 でも砂村君、少なくとも警察は、身内に犯罪者いたら絶対通らんのですよ。

 ま、ここの話で砂村が単なるドジっ子じゃなくて、やる気空回りの子だったということが
わかりました。それもどうかとは思いますが、でもやる気ある方がいいからね。
 
 さてこれを聞いた木村、なんとゆーやのところに怒鳴り込むんですね。
 いくら頭にきたとは言え、一応上司の部屋をノックもなしにいきなりあけるってのは
社会人としてどうかと思いますが。
 砂村のことを信じてあげて欲しい、彼は純粋な気持ちで警備に取り組んでいますと
言うのですが。
 ゆーやは、ボクはそもそも人を信じられないから無理です、って言うんですね。
 その後の木村のリアクションがすごいんですよ。
 私、あなたをボコボコにできるんですけど、と言いました。
 あんたさー…もう少し考えて行動しようよ…。気持ちはわかるんだけどそれじゃますます
砂村の立場悪くなりますけど…。木村に言って脅しにこさせたって思われても仕方ない
わけだし。
 まあゆーやはこの通り、3歩歩いたら忘れる人ですから(ニワトリか!)、根には持たない
と思いますが。
 そういうわけで帰って行く木村。
 八坂に「聞いてました?」とか聞いてます。
 聞いてるも何も途中から部屋にいましたけど、この人。
 
 砂村の方は帰宅して荷物やら上着やらそこらに放り出してベッドに寝転がって
いました。
 おい、上着はハンガーにかけろ。型崩れするのとイスが汗臭くなるぞ。NHKだから
ファブリーズとか出せないんだぞ!(特定の商品は宣伝する形になるため出せない)
 
 ゆーやは梶谷と話をしていますが、梶谷は、ROMESシステムを、外部からの攻撃には
強いが、内側から攻撃されることは想定されてない、武将だって部下からの反乱で死んだ
奴が何人いるか、と言ってます。
 …前回の事件も外部というよりも内側から破られた気がしないでもありませんが…。
 というかここのシーンは何か意味があったんでしょうか。

 DHの方は何か作ってて、それを真夜中に発射してんですね。
 バズーカ見たいに見えましたけど。
 …はっ、これは10年バズーカか!
 ゆーや達を10年後の世界に飛ばすつもりだな!?
(それで何がどう解決するのか聞きたい)

 おっと砂村、自力で立ち直りました。信用してもらうしかないな!と言ってます。
 君が悩んでいる間に木村が乗り込んで行ったわけですが、彼女の行動はかなり
ムダだった模様です。
 張り切って出勤してコーヒーを入れる砂村。おい…ミルをそんな力入れて早く挽くな。
ゆっくり挽け。まずいコーヒーになるから!

 その後砂村は、改めて桜井だとか皆に手がかりを聞いて回ってるんですね。最初から
事件を洗い直すと。いい奴だなぁ。
 ゆーやの方は閑野の娘とチェスをしているのですが、娘が具合が悪くなって大変な
ことに。
 閑野によると、アメリカに間もなくいくんだけど、移植が必要で、ドナーが見つからないと
どうしようもないそうです。
 神様を恨むよって言うけども、そういうときだけ都合よく神様持ち出されても迷惑だと
思うんですが。
 …っていうか今気づいたけどあーた「あたしん家の男子」にも出ておられましたね。
(今さら気づくの!?)
 いや本当に忘れてた…。

 んで、そんな娘のことにも胸を痛めている閑野のとこに犯人から電話です。前回
わかりにくいといったことを学習したのか今回は犯人の映像もあるので話している
ことがわかりやすくてよかったです。
 要約すると「金寄こせ」らしい。
 しかも今日は挨拶だけとか。
 こいつ次に電話してくる時に逆探知されていたらとか考えないんでしょうか。そこんところ
考えがまだ昭和だなって気もしますが。

 その犯人の車は空港内の駐車場に堂々と入っていくんですね。
 まだそれを知らないゆーやは自室でチェスしてるのですが、それを見て江川「部室か
ここは」とか言ってます。お前はチェス部の部室を見たことがあるのか。
 砂村はニセ爆弾の時とかの映像をチェック。えらいなー。

 そんな折、ROMESシステムが反応。
 夜間立ち入り禁止区域に車が止まっていることを知らせます。
 砂村、目にもとまらぬ速さで走って行く。
 …いや、あの…やる気は認めますが…。
 前回あなたゴミ箱に仕掛けられた爆弾で痛い目見てますよね。
 あんだけゆーやに逆切れしたクセになんでそういうところは学習しないのか。

 ゆーやは一応「気をつけて下さいね」と声をかけました。
 はい、死亡フラグきちゃったー。

 彼が走って行く間に車の後ろのハッチが開くんですね。なんかバズーカみたいなのが
すごい積んであるぞ。
 はっさてはこれで、やってきた砂村を10年後の世界に…!(そのネタはもういい)
 つか来た砂村もなんでこんなに無防備に近づくのかって話ですが。
 八坂との能力差以前にこの子、決定的に警戒心が足りねーわ。失礼だがそんなこと
繰り返してるといつか死ぬぞ。
 画面を見て「戻れ砂村!」と叫ぶゆーや。
 で、車大爆発。砂村吹っ飛びました。吹っ飛ぶのが好きな子やのー!ドリフに出たいんか!

 ROMESの監視カメラも破壊されちゃって、江川があわてて操作してますが、まあこいつには
無理でしょう。
 思わず駐車場へ向かうゆーや。
 砂村は無事なのか!?
 次回へ続く!

 …来週の頭で、爆発して飛んだ破片の下から砂村が「死ぬかと思った!」って出てきたら
ぶっとばすぞ。(あぶない刑事ネタ)




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ROMES/空港防御システム