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サムライ・ハイスクール |
第4話(09/11/07)
前回なんか終わり方が締まらなかったのもあって今回はビシッとやってくれた、って感じで
良かったです。武士小太郎かっこいいぞ。
さて冒頭からひみこに抗議する小太郎。
あの侍がいきなり乗っ取るから困ってるんだとか言われても、ひみこにはどうしようもないだろ。
ひみこは、「あんたのために戦ってるんでしょ」と言うけど小太郎は事なかれ主義で生きて
いきたいんだからーとか言ってます。
まあ…気持ちはわからないでもないが、あんたがシャキッとすれば武士小太郎も心残り
なくなって成仏してくれるんじゃないのか。あまりにもふがいないから出てきたんじゃないかと
思うのですが。
あれだ、同じ名前のよしみでヅラにでもとりついてればよかったのにな。一応攘夷攘夷って
言ってるし。…まあしょっちゅう脱線してるけど…。でもあれにとりつくと「ヅラじゃない桂だ。
あっちがう、サムライだ」ってなるかも知れん。
それとひみこさん、嫉妬でしょ、シェー!ってあんた今どきの高校生にそれが通じると
思ってんのか。
ともかくひみこは、そうやってすぐ人に頼るから、負けるんじゃないのーと貴重なアドバイス。
これを受けて小太郎、強くなろうと努力。
腕立て伏せ1000回、とかにチャレンジです。
20回前後でバテバテですけど。つーかお前は「無茶」という言葉を知らんのか。
そんなことを始めた小太郎を見て、剛は、小太郎が「自分に勝ちたい」といったのを文字
通り、己に勝つことだ、と勘違い。まあいいんだけど。
剛は、ボクは力だけはあるんだよといってすごい勢いで腕立て伏せを始めました。
おおっとここにテニス部部長が覚醒だ!手塚ゾーンだ!
と、そこにあいと百合香がやってきました。
しらーっとした感じです。
元の小太郎に戻ったんだ、残念ーと、結構ひどいことをさらっと言っています。
武士小太郎はこんな女を側室にしようとしてるがいいのか!
さて教室にて。
ここで、とってつけたかのように、登校してきてない生徒がいるという話が出てきます。
なんでも優秀な成績の人が入るクラスから、普通のクラスに落ちたことがショックで出て来て
ないらしい。アホちゃいますのん。それで死ぬわけじゃなし。
あと3日以内に出てこないと単位が足りなくなるので留年らしいです。
校長の方は自主退学したらーと今回もまったくやる気のないところを見せてくれます。
担任は、せっかくだから卒業させてやりたい、と思っているようです。
それで小太郎はやる気を出して担任に、自分が声かけてみようかって言うんですね。
おおっこういうところはいいですね、前向きになって。
それで今から担任が行くというので一緒に行くことにしたらしい。
自分のためだから動機は不純、と小太郎は言ってるけど、それでもまあしないよりは
いいと思いますけどね、私は。
で、その不登校してる子は小清水君というらしいです。
どっかの清涼飲料水みたいな名前だな。
彼の両親は文具店をやってるらしいのですが…これ閉まってないか?
まあともかく中に入りましてですね、声をかけているとですね、本人がとたとたと階段
降りてきたんですよ。
で、何しに来たって言ったあとそこにあったバケツで水を小太郎にかけやがった!
これがホントの水も滴るいい男…ってそんなボケをしにきたのではない!っていうか
担任も自分一人だけ避難しない!
そういうわけで強烈なカウンターパンチをくらった感じで帰宅した小太郎。
担任も学校にひとまず戻ってタオルくらいやればいいのに、結構非情です。
帰宅するとなんか妹が引きこもり状態になっちゃってて、父親が説得にいってるけど
全然ダメだったらしい。
お母さんお母さん。お父さんを「役に立たない」と叱る前にまずあなたが動かれては
どうでしょうか。
一応濡れている小太郎もどうしたのって心配してはくれているのですが、どう見ても
この画面上では小太郎の制服かわいてます。
小太郎、自室に引き上げる時に妹の部屋に、いろいろあるのわかるけど、適当に
しとけよと声かけて、出てきた妹に逆切れされてました。こぇぇぇ!この妹超こぇぇ!
でもって声かけようとして小太郎、閉じたドアに激突。お前…今どきそれをやるのは
ドリフとトム&ジェリーくらいのもんだぞ。
でも小太郎は妹のそんな姿に小清水の姿を重ねます。彼にも人に言えない悩みが
あるのかも知れないと。
どっちかというと彼の場合は両親への甘えみたいな感じもしますが。
翌日教室にて小太郎は生徒に、小清水を誘いに行かないか、と言いますが皆は結構
反応悪い。
しかも「小太郎、お前自分の心配をしろよ」とうまいことまで言われてしまう始末。
そんな彼のところに剛が「殿ー」ってやってきて、「行くの、小清水の城へ」って。
おいおい城ってなんだ。せめて屋敷程度にしとけよ。
剛はそんな小太郎に「殿らしくないですよ。普段はアレだけど、ここぞって時はやりとおす
のが殿でしょ」と。
うん、すまんがその普段のアレが今のコレだ。
そういうわけで剛、あい、も揃っていざ鬼退治…じゃなくて小清水家へ。
両親に小太郎が挨拶すると、両親たいそう嬉しがって小清水を呼ぶんですな。
んで降りてきた小清水に小太郎らはせいいっぱい笑顔で声をかけるんだけど、なれなれしく
すんな、とか言う小清水。
おい、お前下からライト当たってるぞ。なんだその幽霊みたいな演出は。
まさか最後のオチは一家心中してて皆幽霊でした、なんてのじゃないだろうな!(不吉!)
卒業できないぞ、という小太郎に対して小清水は、特進クラスをドロップアウトした時点で
俺は終わってるから帰れと。
おい、ちょっと銀河テレビの案内人呼んでこい!クイズショウに招待しろ!そんで人生
そのものをドロップアウトさせてやれ!
ズンタカ踊ってた神山、カムバーック!
…とまあ懐かしいドラマネタを持ち出してきたところで、変なおっさんたちが入ってきました。
もう背中に「我々は闇金です」って書いてありそうな顔をしています。
帰る小太郎達に父がおいかけてきて、今日の小清水の態度を謝るのとともに、これまでの
事情を話してくれました。
商売がなかなか立ち行かなくなって、手を出したのが悪徳金融業者だったと。
それで学費が払えなくなって大学にも行けなくなって、それで小清水はやる気をなくしてしまった
らしいです。アホか頭いいんなら奨学金で行け。
卒業だけはさせてあげては、という小太郎達に父は、私のせいで希望をなくしてしまった、だから
そっとしておいてあげて欲しいと言います。
うーん…そっとしておくのだけが優しさではないような気もしますがどうなんでしょうね。
小太郎は小清水に対しても、そして何もできない自分にも腹を立てています。
それは成長のしるしだと思うな。
以前の小太郎だったら小清水のところへ行こうとするのはもちろん、こんなことになっても
「仕方ないな」で諦めてたと思う。
武士小太郎の生きざまを見て、少しずつ刺激されてきたんじゃないでしょうか。
こりゃ最終回武士小太郎とフュージョンするな!
でも「おい侍、武士はこういうときどうすんだよ!」って。結局人だのみじゃねーか!
小太郎の家にて。
あい、剛とお話し中。
いい意見が出ずワイワイやってると、妹がうるさいって怒るんですよ。
こぇぇなまだ天の岩戸状態かよ。
事情を聞いたあい、妹の部屋にいって5分相手するよっていったらすんなり入れてもらえた
わけですよ。すげぇー!まあ近い年齢だから話せることもあるんでしょうね。
それで小太郎も入ろうとしてまたドアに鼻ぶつけてるのは笑いましたけど。学習せいやー!
妹とわきあいあいになっているあいの様子をうかがってる剛。かわいいです。
んでそこから剛と小太郎で、あいが好きなんだろ、それ殿でしょとかいう会話に。
そこへ父登場。
アイスキャンデー持ってた。
お父様。季節はもう秋も真っ只中なのですが。
まあいいけどさ。
あと剛君なんでさらっと「お父さん」って言った。東京DOGSの奏に「今お父さんって言った?
お前に言われる筋合いはないぞ」って突っ込まれるぞ!あいつ真顔で突っ込んでくるんだぞ!
父親はあいが来てるとしって、美人になってんだろーと来たらしいんですが。
幼馴染なのに会ってなかったのか。
妹が引きこもっていたのは、友達との約束を破ってしまって、そのせいで仲間外れにされてて、
自分が悪かったのだという自己嫌悪もあって引きこもりになってたっぽい。
そういうわけで仲直りのメールしてみたらということをあいは提案してみたらしいです。
あの神経図太そうな妹がそんな繊細なことで悩むとは!(失礼だろ)
あいは小太郎に、小太郎が言ったとおりかもしれない、小清水も、誰かが誘ってくれるのを
待ってるかも知れないというんですね。
ここで父思いがけずいいことを言った。
待っている奴をすっぽかすより、会いに行って迷惑ヅラされた方がいい。と。
おい、父親普段は頼りないが結構いい役どころみたいだぞ!
あと、残業して小清水のところに電話かけてる担任のところに能天気な校長が出て来て、
そんな生徒のことなんかほっときなさいよー。落ちて行く生徒にかかずらってると共倒れよー
と言います。
この学校を名門にしたいんだそうですよ。
へぇ、こんな腐った校長がトップはってて名門とかほざかれましても。
んで決意を固めてやってきた小太郎達。
今度は小清水、部屋に入れてくれるんですね。
すると中がすごいんですよ!もうあっちゃこっちゃボロボロ。
おまわりさん、この家泥棒に入られてます!(違う)
まあ要するに、自分の心情を表すためにやったことらしい。
小清水、お前センスないな…。
彼は小太郎達に「わかったら二度と友達ヅラするな!」と怒鳴ります。
いや、わかるもんもわかりませんが、こんな状況では。
そんな彼のところに父親が入ってきて、いい加減にしろ、と怒るんですね。
剛も、仕事がうまくいかないのは仕方がない、僕は父ちゃんが死んだ、父ちゃんがいる
だけでいいじゃないか、と小清水に言います。
けれども剛の頑張ったセリフも小清水には届かなかったようで、「偉そうに言うな雑魚が」
ですよ。
おいお前は雑魚と言う言葉の意味を知ってて言ってんだろうな。
特進クラスから落ちて普通のクラスに入ってる時点でお前も雑魚だボケェ。
店で大暴れして商品をひっくり返す小清水。
彼はそのまま走って行きます。
彼を追う小太郎。
それを、おばあさんに道案内していたあの警察官が見つけて「止まれー!」とか言ってますが
別に何をやらかしたわけでもないのに止まるわけがなかろう!
しかもその迫力にばーちゃんびびってんだろうが!
小清水はそのままの勢いで走って学校にやってきたらしいです。
屋上にいました。
休日の学校は大体カギかかってて入れないはずですが、そこに入ったのもすごければ、
家からずっと走ってきたのもすごい。
小清水、「ここで死んでやる、満足だろう」って言ってます。
うん、それがいいかも知れんな。(諦めるなー!)
ここで小清水が下を覗きこむ映像が出るのですが。
おい、大変だ!
下の駐車場のラインが一部かすれてるぞ!ちゃんと引き直しておけー!(今はどうでもいい)
俺は負けたから死ぬ、という小清水に小太郎なんと、柵を越えて同じふちを伝って、彼を
止めようとするんですね。
えらいぞ小太郎。
お前が死ぬなら俺なんかどうすんだよ、志望校E’判定だぞ、と言う小太郎に「一緒に
すんじゃねー!」と結構失礼なことを言う小清水。
1個100円の消しゴム売って生きるなら死んだ方がいい、俺は誰よりも偉くならなきゃ
いけないんだ、と寝言言ってるぞこいつ。
誰でもいいから注意が小太郎に行ってる間に背中おしてあげたらよろしいのに。(ダメー!)
小太郎は、1個100円でもな、100個売ったら1万円だ、と近づいていきます。
まあ飛びかかったのはいいけどかっこよく止める!…かと思ったらあっさり2人落ちたな。
サムライ・ハイスクールご声援ありがとうございました。
とはならなくてですね、慌てた2人が下へ降りると、覚醒した武士小太郎が木につかまって、
小清水を抱えていたんですね。どう考えてもその太さの枝では落下衝撃でボッキリ行ってる
はずなのですがまあドラマだからどうでもいいでしょう。
そういうわけで失神している小清水にバケツの水をかける武士小太郎。さりげなくやられた
ことをやりかえしています。
彼は小清水に「口ほどにもない奴だ。不服ならもう一度飛び降りろ。二度は助けん」と
言います。
「殿は怒ったらこうなるんだよ!」とズレたことを言う剛。
まあともかく武士小太郎は、「お前は何ゆえ生きておる。親御どのがおられるからだろうが。
金があろうがなかろうが、大事な命を授かって感謝すべきだ。それを負けた負けたとほざいて
命をないがしろにする。勝ち負けなど死ぬときまでわからんものだ。」と説教するわけです。
そして店へ小清水を連れて行く武士小太郎。
そこには、小清水が暴れてぶちまけた商品を片付けている両親の姿がありました。
子供が来て文具を買っていきます。さりげなく、さっきまで落ちてたものを売っているようにも
思いますがまあいいか。
そこに借金取りがやってきましたよー!
小清水がやったよりひどい感じで店の中メチャクチャにしやがった。
ドラマだからまだいいがお前コレ現実にやったら金返す以前に全員逮捕だよ。
小清水、思わず「やめろー!」とかかっていきますがかなうわけもなく。
その小清水の無念を引き受けて、武士小太郎立つ!
店の外でチンピラと向かい合う武士小太郎。
そこに剛がはっしとモノサシを投げるんですが、武士小太郎、ここで「もう一振り」と。
次に投げたのが30cm物差し…剛ィィィィィィ!もっとあるだろ、鉄パイプとか釘バットとか
トンファーとか!(最後無敵の風紀委員長出てくるぅー!)
「お前らの生きざま、口惜しゅぅて仕方無いわ!」っていった武士小太郎がすげー
かっこ良かったですよ。
見物人がおおーってなってるのもよかった。
ボスもなんなく倒してました。これでまあちょっかいは出さないでしょうね。
いやースッキリしましたこの展開。やっぱこれでないとなぁ。水戸黄門だって、印篭
出されて悪人が恐れ入ってそれで黄門様が高笑して終わったらテレビ局の電話鳴りっぱなし
だっつの。こういうオチがないとすっきりしない。
さて翌日。
担任が、小清水が自主退学したことを告げます。
別に自暴自棄になったのではなくて、きちんと働いて大検を取ると。
それを聞いた小太郎、満足そうです。
そして担任は授業を始めようとして、黒板がきれいになっていること、チョークがそろって
いることに気付きます。
なるほど、やったね小清水。
小太郎の机の中にも「ありがとう」のメモが入っていました。
必ずしも学校卒業することばっかが解決じゃないって感じでちょっと変わっててよかったと
思います。
あと、エンディングで、黒板を綺麗にしてチョークをそろえる小清水親子の姿があったのも
よかった。
で、小太郎君。
メモに満足するのはいいけど、君問題の答え指名されたぞ。
んで進路志望が決まってない、っていうことで小太郎妹にバカにされて「いっぺん死んだら!?」
って言われたんですが、ここでまた「死ねじゃと!?」と武士小太郎に。
最近入れ替わり激しいなお前…。
ともかく今回は本当に終わり方良かったと思います。
それと三浦春馬さんすごいですね演技が。いやブラマン(ブラッディ・マンディ)の頃は大丈夫か
って思ってたけど今回すごいわ。武士、ハマり役じゃないですかね。
城田さんもいいです。
俄然面白くなってきたなーと思いました。
やっぱり最後大暴れして一件落着の方がストレスたまらなくていいと思う。
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