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サムライ・ハイスクール |
第5話(09/11/14)
侍が降臨して一ヶ月経った、と言っている小太郎。
侍になったり戻ったり侍になったり戻ったり、もう乗っ取られる寸前だよーとか言うて
おりますよ。
うん、小太郎君!
残念だけどもう乗っ取られてんじゃねーか思い切り!
しかも今は武士小太郎の状態らしくて、スチールものさしで素振りしていて可愛いです。
そこに飛んできたボールもはじき返してしまう。さすがです。
戦国時代にこんなものが飛んでくる状況があったかはさておき、たじろぎません。
この後に不自然に、ホームレスの人が映り込んでいるんですが…。恐いよ!幽霊かと
思ったよ!
さてそんな中事件が起きます。
ホームレス狩りが起き、お金を取られたとのこと。…強盗傷害ですね。犯人捕まったら
執行猶予なしの実刑ですよこれ。
それで、クラスメイト達は冗談で「お前が犯人じゃねーのー」と、推理ドラマだったら
言った奴が大体犯人なのに…という展開を見せています。
担任は小太郎と剛を呼び出しました。
なぜかというと、ホームレス襲撃の疑いがあるからだそうです。
校長がガン見しててうざい。見るな、減る!と言いたくなりますね。
警察もなんかめっちゃ疑ってるんだけど。
ホームレスの証言では、ひとりは長身、もう一人はおかしな侍言葉を使っていてモノサシを
刀のように使って持っていたということで彼らが疑われたらしいです。
このドラマで最後まで言われませんでしたけどアリバイは?
その襲撃された時間なら小太郎、家に帰ってんじゃないですか。あとホームレスの衣服から
犯人の指紋が出る可能性もあるし。
しかも彼らをいきなり警察に連行ですよ。
いやドラマに本気で怒っても仕方がないんだけどさ、あまりにもずさんな警察の描かれ方
してると腹が立ちますよ。もうちょっとしっかり書けよと。サスペンスドラマの警察でももちっと
マシな捜査するぞ…。
そういうわけで、取り調べじゃないよと言いながら取り調べにしか見えないことをしている刑事。
夕方何してた、と聞かれて、その時間帯は素振りしていたことを思い出し、体力作りのために
走っていたと言う小太郎。
…というかその素振りにしても大勢の人に目撃されてんだからアリバイ成立してるような。
ともかく、キミはよくふざけて侍っぽい口調や態度するみたいだね、と言われてふざけてません、
自然にそうなるんです、と墓穴を掘る小太郎。
警察をなめるなよ!と言われてます。
なめるもなにも最初から最後までバリバリ違法捜査ですがな、あんたら。
そんな人間がどこの世界にいる、と言われて心の中で「ここにいる」と突っ込む小太郎。ええい
ツッコミが足りんわ!
一方剛も、ボクはやってないって言うんだけど。
こっちの刑事がもっと卑怯だった。
母子家庭だからお金ないだろう、他人から盗んでも仕方ないよね、みたいなこと言ってます。
はぁ?母子家庭だと犯罪しやすくなるんですか?キミは警察白書をきちんと読んだことがあるのかね。
刑事、お母さんにはうまく話しておいてあげる、とか言ってますが、やってないんですから、うまく
話すもクソもないと思うんですけど。
担任の先生は、交番にいって例の警察官に怒ってます。
でもこのお巡りさんも、小太郎しかいないだろ、と頭からきめてかかっている様子。
この後担任が「私は信じています。すべて知っているということが信じられるということでは
ありませんから」と実にいい言葉を言ってくれる。いいですねー。
そういうわけで証拠不十分ということで2人は釈放されたのですが、まだ呼び出しもある、とか
言っててどう見ても疑いまくりです。この調子だと他に犯人がいるかどうか裏付け捜査もしてない
でしょう。2人がシロとわかった時には迷宮入りする確率が高いのですがどう責任とるつもりだ。
というかもうちょっといい警察っていうか、しゃんとした警察を書いて欲しいです。
武士小太郎に言わせれば「この脚本、口惜しゅうて仕方がないわ!」って感じ。
担任は2人に「本当に何もしてないのね」と聞く。当然2人は否定します。
じゃ、もう二度と聞かない、二人のこと信じる。明日は必ず来るのよ、堂々といつものように
してなさい、と。
第一話、二話の頃はどうかと思いましたが、いい先生になってきたようですね。
小太郎が帰宅すると母親がぐったりしてました。
警察に捕まったショックで倒れたとのこと。
それを弁解する小太郎。
父はわかっている、と言ってくれますが。
妹のキレ方がハンパないんですよ。
いや家族ならなんで「お兄ちゃんはしないって信じてる」くらい言えないのか。警察に
捕まった=犯人だって思うってことは日頃そういう目で見てるってことですよね。
この妹のキャラ設定した奴誰だ。
母も、父の言葉に、私も小太郎を信じると言います。
それで父、小太郎の疑惑が晴れるまで会社休みとったからな、と頼もしいお言葉。
有給を消化しているだけだそうですがえらい父親だなぁ。
そういうわけで一部除いて暖かい家族に励まされた小太郎は、明日学校に行く!と
決意。えらいですねぇ。
その頃剛は、入院している母のお見舞いに行ってました。
母一人子一人でも大変なのに入院してるんだもんなぁ…。剛の方がよっぽど強い子
ですよね。
何も言わない剛に何かあった?、と聞く母。さすがです。
最後には母も無事退院して欲しいですね。
翌朝、小太郎が登校すると注目の的です。
ボール投げてるアホもおるし。
投げたアホ2人は、「あれぇ、パクられたんじゃないのぉー」と思いきり頭悪い発言を。
しかも「足の悪いホームレスぼこってお金とったんでしょぉー」とか。
おいこいつらが犯人だ。しょっぴけ。
あーもうハラ立つなぁ。目の前に犯人がいるのになー。
教室に入っても孤立している小太郎に、いつものように声をかけるあいと百合香。いい
子たちです。
でも、剛の方は学校に来てなかったんですね。
何があったんでしょうか。あれか、テニスの部活とか野球の部活に出てたのか。(ねぇよ)
校長はキーッ!って感じで退学よ退学って言ってます。
は?
犯人じゃなかったら2人の子供の未来を奪うことになるわけですがその辺どうお考えで?
なんか校長に言わせれば、「今回のことで退学じゃないのよ、小太郎は問題行動が目立つし、
剛は学費を滞納してるからよ」らしいですよ。
なんか教師もイエスマンばかりだしつまらん学校ですなぁ。
そんな中担任は、「本当に2人がやめた方がいいと思っているんですか」と声を上げます。
でも校長は「切り捨てなければいけないこともあるのよ」と言うのでした。
なるほど、腐ったミカンはあなたのことですね。
放課後、小太郎はあい達とともに剛のところに行くんですね。
心配らしい。
チャイムを鳴らしても応答がないのですが、ここで百合香が「剛、気弱いよね。まさか…」と
自殺してるのではということをほのめかせます。
それで、心配になって中へ入ろうと塀を乗り越えようとするのはいいけど、なんで門を開けないで
無理やり大変なコースを選択するんだ。門の鍵開けて入れば一発じゃねーか!
というわけでお巡りさんが通りかかって「こらー!」と言われた拍子に転がり落ちました、小太郎。
まあそうなりますわな。
つーか誰も携帯にかけようとしなかったのがすごいな!
お巡りさんに「不法侵入だろうが!」と叱られている時に、剛が帰ってきました。バイトに行って
いたらしいです。
なんだぁーよかったなぁ。
家の中に入っても剛、しょんぼりしています。
小太郎は「バカな警察に疑われただけだって皆に言えよ」と励まします。
その後ろでお巡りさんが「バカとはなんだ!」って怒ってるのが笑えます。でもあんたも2人を
疑ってんだから文句は言えねーよ。
剛は、言ってもどうせ信じてもらえないから犯人にされてもいいよ、と言ってます。
大きな罪にはならないからと。
それを、やってないのに捕まるなんて、やったよりひでぇよと怒る小太郎。
でも剛は、あの時刑事に言われた、母子家庭だからお金盗んでも仕方ないということが
ずっと胸に刺さってたようですね。
もうこの刑事も武士小太郎に成敗されろ!
それで小太郎は怒って、真犯人を見つける、と言いました。
ガキに何ができる、と言ったお巡りさんにも「俺でもできることはある」と。
頼もしいっちゃ頼もしいんだけど、家に帰ってものさしを持ち出してくることが「俺にも
出来ることはある」なのか小太郎!それはますます疑われるだけだからやめとけ!
小太郎は送り出してくれた父に、俺大丈夫だから会社もう休まなくていいよ!と告げます。
後になってわかることですが、大丈夫じゃないのは父親の方だったー!
小太郎はホームレスの人を探してました。なるほど、本人に話を聞くわけですね。
ホームけレスはけんもほろろな対応。
つか小太郎の顔を見てもないのに彼が犯人だと決めつけてるとこも気になりますけど…。
彼は、俺はホームレスさんじゃねぇ、山本だって言います。
お前が名乗らないからホームレスさんと呼んでただけじゃ!
で、その山本さん曰く、その制服を着ていてものさしを持って、サムライ言葉をしゃべる
奴に襲われたそうです。
ここに銀さんと沖田君がいたら土方に「やっちまったなトッシー」「いいから自首してくだせぇ
土方コノヤロー…じゃなくてトッシーコノヤロー」って言ってるとこですね。
暗くて顔が見えなかった、全財産の、どこにもない一万円を取られたと聞いて小太郎、その
一万円のことを尋ねます。
なんでも、あの一万円は娘が自分にくれたもので、絶対に使うまいと思っていた大切なもの
だったらしいです。
娘の名前を書いてお守り代わりにしていたらしい。
おい…それ警察に言ったか。重大な証拠じゃねーか!その札を使った形跡を調べれば一発
なのになんでそれ言わなかった。
それで小太郎は、山本が足を引きずっているのを見て、あのサッカー部のアホーズのことを
思い出します。
どうして足が悪いということを知っていたのかと。
ようやく気がついたか…。
で、そのサッカー部の方は、あのゴルフ部の、登場は一回きりだと思われていた捨てキャラの
ナントカ君に「おいおい、セニョール、今日はボクがここを使わせてもらうよ。大事な時期なんだよ」
と言われてました。
そういうわけでアホーズは帰って行くのですが、それを見つけて追いかける小太郎。
アホーズは、一昔前の不良がたむろする場として描かれそうなビリヤード場にやってきました。
1万円札出して飲み物をと言っているところに小太郎参上。
警察に通報するなりあの交番のお巡りさんなりに連絡しとけばいいのに、単身で乗り込んで
何とかなると思ってたのは…武士小太郎を頼ってのことでしょうね。それはいかんぞ小太郎。
奴は小太郎に呼ばれては出てこない!いわば「遊戯王」初期の裏遊戯!本当に自分が出たいと
思わなければ出んぞ!
一万円札に娘の名前が書かれており、彼らの犯行だと確信した小太郎ですが。
このアホーズが簡単に認めるわけがない。
追い詰められてんじゃん!
そんであいの方は剛に小太郎のことを伝えているのですが、あいさん、もっと他に通報
すべき相手がいるように思うのですが。
やる気のない剛に「あんたが投げやりになってるの心配して、必死になってる」と告げるあい。
剛は「殿!」と自転車で向かいました。
向かったのはいいけどお前場所わかってんのか。
小太郎の方は平民のクセにとか言われてました。
は?
アホーズよ、お前の父は確かにすごいかも知れんがお前らだって下民だろうが。何ほざいて
やがる。
小太郎、「侍、来い!」とか言ってますが侍来ません。きっと今夕餉の時間なのでしょう。
「しばし待たれよ!」とかごはんつぶつけて言ってるかも知れません。
そこにやってきた剛。
うん、なんで通報してないのかな!
「助けに来たよ!」って思い切り丸腰ー!!!
ちなみにアホーズが嬉しそうに動機を語るのですが、簡単にいうと、ゴルフ部が優遇される
からつまんないという、ものすんごい頭の悪い理由でした。それは学校に怒るべきであって
ホームレス襲撃したところで優遇されないだろ。頭悪いですねー。御中をWant
youって書いちゃう
タイプですねー。
しかも武士小太郎のマネをしたのは、「お前らが注目あびるの許せねぇ」からだそうですよ。
は?
注目浴びたかったらテレビにでも出たらどうですか?
ああ、もうすぐ強盗犯人として出るけども、テレビに。
なんだこの究極に頭悪い発言は。見ててめまいがしたわ!
そんなアホーズに勝負しろ!という小太郎。
え?ババ抜きですか!?
とか思ったら単なるケンカだった…。
さて交番。
お巡りさんは自分がやんちゃしてた頃の写真を見ています。
そこにまた担任がやってきました。
この担任の先生も学校にいるか交番にいるかのどちらかしかないような気がするんですが。
でも、あの子たちは人を傷つけたり騙したりは絶対にしない、と何度でも弁明に来ている
らしいから偉いですね。
お巡りさんは、昔ヤンチャしてて、教師に目の敵にされていたことから、教師を信じていない
みたいですが、そんな昔語りはどうでもよろしい。
警察官目指した理由は、抗争の最中にやってきた警察官が自分をかばって助けてくれたから
みたいです。
いやあなたの目の前の教師も生徒をめいっぱいかばってんですけど。
わっかんねーかなー…。
ワルの気持ちはわかるつもりってそれはつまり、小太郎と剛がやったと思ってるってこと
ですか?
やいこのカボチャ頭が。
そこへ、担任の携帯電話にあいから着信。
なんで警察に通報せず担任に連絡するのかと思いますが、ともかくたまたま交番にいたので
お巡りさんと一緒に向かうみたいです。
えーと、さきほどのケンカ勝負ですが、剛、4人でボコボコにされてます。
小太郎はといえば一発殴られてそれで立てなくなってる様子。情けない…情けなさすぎる。
ボクはいいから逃げて、という剛に、やっと武士小太郎降臨です。
いつもの言葉も飛び出し、バッタバッタとアホーズをやっつけていきます。
これがないとなぁホント。ナイフもものともしないその姿、あっぱれですわ。
まあ考えてみればあの時代、刀が飛び交う中命のやりとりをしていたわけですから、そんな
ナイフが怖いはずもないんでしょうね。
「他人をはめて己の憂さを晴らす、人の道にあらず。貴様らの生きざま、口惜しゅうて仕方無いわ!」
とかっこいいセリフを決めていたところなのですが、空気読めてないあいが止めたため、
武士小太郎、ここで出番が終わってしまいます。
何してくれとんじゃー!
つーかだから倒れた形が非常口のマークになってるっつの!お前は何がしたいんだ小太郎!
そういうわけで中途半端に戻ってしまって、アホーズにびびる小太郎。
あいのせいですよまったく…。いらんことしかせんなあの女。前回とか結構見直してたのに。
もみ合いの最中に偶然頭突きする形になってアホーズを倒したから良かったものの。
というのも剛が文字通り小太郎の足を引っ張ってたためなんですけどね。
お前らは何がしたいんだ!
お巡りさんがやってきて、アホーズを連行します。
アホーズの一人が「俺のとーちゃん国会議員なんだぜ!」と実に頭の悪い発言をして
くれます。うーんなんか以前同じセリフを聞いた気がするぞ!
お巡りさん、「関係あるかこのヤロー」といって連れて行きました。
よっ男殺し!(適切でない掛声)
そういうわけで無事一万円を山本に返すことができた小太郎。
山本も嬉しそうに、大事に財布にしまいました。
小太郎は「娘さんとはもう会えないんですか」と聞いています。
「僕は、向こうは会いたいと思ってると思います」といいこと言ってくれる剛。
でも山本、「わかったようなこと言うな!」って怒るんですね。
何かと思ったら、自分は今47歳だ、50までには娘に会えるようになりたいと思ってる、と。
もしかしたらそのために頑張ってお金を貯めているのかも知れませんね。
さてさて学校では。
アホーズの一人の父の秘書が(なげぇな)校長に会いにきていました。
つまり穏便に済ませてくれれば学校のためにもなるよん、的な回りくどい脅しですね。
校長、言います。
「穏便に済ませろと警察にお願いされたんですか?でなければ釈放されるなんてありえない
ですよね」と。
そして「結構です。お引き取り下さい。学校は教育の場です。政治の力を介入されたくありません。
彼は退学です。校長として、この決定を邪魔されたくありません」
この発言には思わず目が点になりましたね。
やってくれるじゃん校長って感じでした。
この調子で残りの話でもやってくれればいいのですが…。最後いい人になったごくせんの教頭
みたいな感じで。
さてさて、小太郎はひみこのとこに行ってました。
ほくほくで、うまくやっていけそうな気がする、という彼に、たわけと怒るひみこ。
彼は戦に生きる。
あんたの周囲でも戦が起きる可能性がある、と指摘。
今に運命揺るがす出来事がおこるよとめっさ脅されています。
確かに、なぜ現れたかを考えれば、必要があって降臨したのですから、何か大きな出来事が
待ち受けていると考えられます。
それも多分、武士小太郎としては、できる限り小太郎に乗り越えさせようとするのでは
ないか、と思います。なんでも助けていたら武士小太郎がいなくては生きていけなくなる
からね。
さて小太郎の容疑も晴れて、ごちそうで祝う小太郎一家。
ここで父が重大な発表があると言います。
24年、47歳のこの年まで働いてまいりましたが、本日、依願退職を受け入れました!と。
………リストラされてんじゃねぇよ!!!!!
音楽の止まった一家。
小太郎、「これが俺の関ヶ原?夏の陣?」とか言ってます。
おめーのじゃねーわ、たわけが!
つか、助けて侍!って言われても武士小太郎だって困ってしまうわ!
というわけで次回から「サムライ・就職活動」始まるぜ!絶対見てくれよな!(嘘です)
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