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東京DOGS |
第5話(09/11/16)
今回は話がシリアスムードだったこともあって、奏とマルオの掛け合いがやや控え目
って感じでちょっと残念でした。でも奏が新たな技を会得してたのでまあいいでしょう。
いよいよ神野が仕掛けてきたか、と、吉村達が裏切っていることを知る由もない奏は
宮田の死体を前に考えています。
と、彼は宮田のスーツの隠しポケットに気づきました。その中には手帳があった。
やっぱ時代はデジタルといってもこういう情報は紙媒体で残すよね!(もっともな話だが
今そんなことを言ってる場合ではない)
ところがそこにマルオから電話があり、由岐がいなくなったと聞かされて慌てています。
恐らく吉村と一緒だったようなのですが…。
探しているとまた電話。
奏、帰ってくるなり「どうなってるんだマルオ!」
由岐、寝てるんですね。しかもめっちゃ酔っ払って。
どうもシゲオが見つけて保護してくれたらしい。いいやつだ!
お礼を言うマルオに「今度スッチー合コンよろしくお願いしますね」と言ってモロに
右ストレートをくらうシゲオ。しかも「帰れー!」とまで言われています。
そんなお前、奏の前で言われたからって。…ナース合コンの方がよかったのか?
堀川も酔ってんですけど、吉村めっちゃいい人ですよーと言ってます。
つまり皆で和気あいあいしてたと。
奏はすごい怒るんだけど堀川曰く、「連絡するならナイフとフォークを突きつけて死んで
やるーって言ってて連絡できなかったんです」と。
それに対して「ナイフとフォークって食いしんぼう万歳じゃん」というマルオ。
「食いしん坊万歳の時点でウソと見ぬけ」と言う奏。うん、怒ってるのはわかるが怒る
ポイントがずれてるぞ!
なんか、帰らないで奏を心配させたかったらしいです。
そこに足もとのおぼつかないよっぽらい登場。
彼女は奏に「帰ってきて欲しかったら土下座しなさいよぉー土下座土下座」って言ってん
だけど、まあ酔ってますから、奏にぶわーっと後ろからかぶさって、また投げられてました。
そんでまた足げにしようとしてマルオに止められる奏。投げ飛ばして足で押さえつけるまでが
一連の逮捕術ですからそりゃ止めるのも大変ですわな。
また投げられたー女なのにーとビャービャー泣く由岐。投げられたくなかったら奴の背後に
立つな!つかゴルゴ13か!
西岡のカウンセリングで、由岐がこれまでに思い出したことをそうざらいしています。
男が殺されたという家のクローゼットに隠れていたということについて、「その家には合鍵で
入ったの?その後クローゼットに隠れたの?なぜ?」と聞かれていますが、そこまで具体的な
記憶はないみたいです。
身内は姉一人であり、隠れて待っていたということは恋人の可能性が高いのではないか、
と指摘されていますが…。
目の前で恋人を殺されたならば記憶を失っても不思議じゃないわね、という西岡。
で、様子を黙って見ていた奏が由岐に、「よく考えろ、思いだせ。本当は記憶が全部
戻っているんじゃないのか。お前がその殺人に関わっている可能性があるから、口を
つぐんでいるんじゃないのか」と言います。
由岐、奏を平手打ちです。
昨日あんなことされたんだからもっとやりかえしてもいいのに。
ともかく、由岐はいい加減私のこと信じてよって言います。
この由岐役の人、他の演技は全然申し分ないと思うんだけど、こういうとこの演技が
失礼だけどなんか下手クソだなって思います。どういったらいいんだろう。なんか違うん
だよね…。いやホント、他のシーンではすごいうまいなって思うんですよ。
怒って出て行った由岐をマルオがすかさずフォロー。
人殺しにかかわったなんてありえねぇ、と。
で、少し休んでいく?と由岐をいたわってくれます。
うん、そこモロにホテルの前だよね!ゴールデンタイムゥゥゥゥ!
(まあそのゴールデンタイムにモザイクかかってる銀魂よりはマシですが)
でもそんなマルオのおかげで由岐はいつもの調子を取り戻しました。
この辺が女性の扱いうまいっていうか最遊記で言うと沙悟浄のポジションだと思います!
あると思います!…天津 木村かよ。
マルオは、今度非番の時、ピクニックに行く?と誘います。自分がいれば奏も文句は
言わないだろう、って。
なんか最初の「出来るだけ隠れていた方がいい」って設定はどこにいってしまったのか
って感じですが。
さてマルオが遅刻気味に出勤してくると、家出少女、玲子の保護の話になっていました。
本来は少年課の仕事らしいのですが、その家出した場所が問題で、モデル事務所に身を
寄せているのですが、そこが売春の噂があるらしい。それで、家出少女保護にかこつけて
摘発したいらしいです。
そして大友は奏を呼び止めて、麻薬売買の可能性もあることを指摘。
神野が絡んでる可能性もあるらしいです。
つーか大体パターンがわかってきたぞ!
毎回神野に関係あるかもって捜査して、そしたら関係なかったっていう、ドクロストーンを
毎回探すドロンボー一味みたいな展開になるわけだな!?(奏、マルオ、由岐でちょうど3人
だしな!)
さてそのモデル事務所ビンテージにやってまいりまして。
待っている間に牛乳が出されます。
…そこの事務所の所属モデルがCMやってるかららしいですが、普通はちゃんとコーヒー
くらい出すものです。
律儀にちゃんと飲んでいる奏。
社長がやってきたのですが、そのCMの話でマルオが盛り上がっていた時に奏が
「マァァルオォォォォォ!!!!」ってすごい怒っててめっちゃ笑いました。
奏 は おたけび を あげた!
マルオ は おどろき すくみあがっている!
でも奏が言ってたのは、マルオが「この子もう、巨乳って言うより爆乳ですよね!」に
対しての「巨乳か爆乳か、今必要か」ということだった。
いやあんたもそこ突っ込むのが今必要か?
それで、改めて奏は玲子のことについて聞いています。
今は正式契約をしてなくて研修期間ということになっているのですが、その玲子が
家族から捜索願が出されている、と聞かされてわざとらしく驚く社長。
もうすぐ玲子が来ると言っていたので来たら通します、と言います。
んで彼女が来るまで彼らはレッスン室で待っているのですが、当然かわいい女の子
ばっかりですからマルオ張り切る張り切る。
つかヒソヒソ聞いた女が声張りあげて「知らないですよ、ドラッグとか麻薬とか(笑)」って
言ったから大騒ぎじゃねーか!つーかmisonoさん?
奏の方はモテモテです。
まあ確かに黙ってればなぁ…。
たじたじになってるのも面白いけど、その一方でマルオがなんか「刑事さんサイン下さい」
って言われてて奏が「なにしようとしてるんだ」って冷静に突っ込んでたのも笑える。
で、女の子達の言うことにゃ、「刑事さんも紅茶ガブガブ飲むんですか?」
うん、それ他局のドラマだね!
マルオが「亀山クン、事件です」って似てないモノマネやってたけどフジテレビ的には
オッケーなんでしょうか。
つーわけでこういうことは苦手と判断した奏、切りあげてマルオに任せています。
マルオは呼びとめるんだけど、「嬉しそうだぞ」って突っ込まれて「嬉しそうじゃねぇよ。
すべての女に優しいけど、大人の女が好みなんだよ!」と主張。
奏、「ホントにいらない情報だな」とバッサリー!
そこにたまたま玲子がやってきて、やばいと思ったらしく逃げますが、でもそんなこと
奏には関係ないので「そんなの関係ない」と捕まえます。後でマルオが「小島よしお?」
って突っ込んでる。そーいやあの人最近見ないな…。
離してと言われて離す奏じゃありませんから、そのまま自宅へ強制送還となりました。
家族に「モデルになりたいの」って言う玲子ですが、家族は何バカなこと言ってるの状態です。
それにたたみかけるように奏が「あの事務所には売春あっせんの疑いがあります」と暴露。
玲子は知らないと言いますが、両親にしてみりゃあビックリなお話ですから、学校には
内密にして下さい、と奏に頼んでいます。
帰り道マルオは、あんな父親じゃあオレもグレるよと言ってます。
奏は、玲子は何かを隠している、と冷静に分析。
そんな彼にマルオは、女の子は問い詰めるだけじゃダメだよ、優しくしないと、俺なんか
女の子相手の取り調べの時にはくどくつもりでやる、とまた無駄な情報を。
しかも奏の前に手をかざして「ジェントルな言葉で優しくもみほぐす…イテテテテ」って奏に
手首キメられましたけど。
奏も攻撃したわけじゃなくて話の途中に手をやってただけだからいきなり攻撃しない!
今のはお前が悪い、と言う奏にマルオは「あんたそういうの一生できなさそうだよね」と
言うのでありました。
まあ私は、奏がひどいやつだとは思わないので、なんていうか、必要な時には一生懸命
伝えようとしてくれるのではないか、と思うんですけども。
ともかくそれで、聞き出せなかったという報告をしているのですが、「いい加減に女心も理解
しな」というミサさん。大友が後ろから「軍隊上がりの奴にムリだな」って言われて「あんたには
無理よ」って。ミサさん転身はぇーよ!
で、玲子の恋人だというスカウトマン、安藤なる人物がいるらしいのですが、こいつが、
薬物の売買の噂があるらしい。
と、どっからやってきたか益子がなんかえらい勢いで「許せん!」みたいな感じでホワイト
ボード殴ってて、いやお前は落ちつけよって思いました。益子のテンションがわからん!
で、とりあえず益子が安藤の行動を探ることになります。
自分も行こうとする奏を大友は、お前は死体から見つけた手帳を調べろ、って言うん
ですね。
確かに別方向からのアプローチもあった方がいいですからね。
さて由岐からメールで、今夜鍋にしたいけど何がいいと聞かれたマルオ。奏は、今日は
夕食はいい、と言ってます。
野暮用があるらしいけど、聞いたマルオに答えてくれない。
オレとあんたの仲じゃないかって言っても、そんな仲になってない、とバッサリ。
いらっとくるわーって言ってるマルオが笑えます。
さてとある飲食店にて、メシをガツガツ食ってた男を奏は取り押さえます。つーかホント
すごい食いっぷりだな!
彼は組織にかかわる人間で、おそらく手帳に乗っていたのではないかと思われます。
宮田は死んだと聞かされてますますびびるおっちゃん。
彼は、組織から足を洗いたい、女が妊娠したんだ、だから情報は話すが俺を守れるか、
と持ちかけています。
組織を裏切ったのは、宮田を殺した奴だ、と聞かされて内部抗争か、とつぶやく奏。
もともと裏切った奴を探しに来ていて宮田は反対に捕まり、やられたのだということを
やっと彼は知ります。
でも神野が潜伏している場所は知らないというおっちゃんに、奏は「その程度では
守るという交換条件にならん」と立ち去ろうとします。
おっちゃん、他にも情報がある!と食い下がったところで奏君、お電話です。
音楽がピタッと止まるのが毎回どうしても笑えてしまう。
電話からは「ママでーす!」と能天気な声が。
いやマルオがいる時はいいけど今はホントに大事な時だから!母空気読んで!
今度の月曜日、覚えてる?と聞いてくる母。
覚えてます、とやや声を控えめに返す奏。
すると母「パエリア出前しようと思ってるんだけど」
「パエリアはどうでしょう…」
なんか水曜どうでしょうみたいな口調だな。
今すごく大事な話をしているんです、すぐかけ直しますという奏。それで場面が変わるたびに
だるまさんが転んだのごとく近づいてきていたおっちゃんに向きなおろうとすると、「連絡して
こないとお寿司になるわよー!」
えぇぇー!?
…って驚いたけどよく考えたらお母さん、あなたの決定に一度として奏君の意見が採用
されたことがありましたか。
何の電話と勘違いしたのか、「大丈夫なのか!?」と心配するおっちゃん。
向き直って「大丈夫だ」という奏。
どうやらおっちゃん、自分を守ってくれるのは大丈夫、問題ないと勘違いした様子。
可哀想に…。
それはともかくとして、おっちゃんは安心して組織と新宿を拠点にしている組織が、3日後
川崎で取引をするという話がある、と教えるのでした。
この時点でおっちゃんの運命はきまったようなものだと思いました。(作文!?)
さてさて、そんなやりとりがあったとはつゆ知らず、鍋を囲んでワイワイやっている由岐と
愉快な下僕ども。
由岐は、奏の悪口を言っています。
マルオも自分だって頑張っているんだから頼りにして欲しいと言いつつも、本当は早く
アメリカに帰ってほしいと思っていることを話します。
そんなこと言って、本当に帰る日がきたらちょっとさびしくなるクセに。
ま、堀川も早くバイトなんかとおさらばして、マルオとのコンビに戻りたいみたいですけどね。
…君達はどちらかというと足引っ張るコンビになりそうな気がする。
で、野菜がなくなった、切ってくると立ち上がった由岐に、マルオが手伝いに行くんだけど。
いくらなんでも鍋ににんじんはないだろう…!
ともかくそんな二人を見ながらマキは、マルオは由岐に惚れているけれども、由岐はマルオ
じゃないな、と冷静に分析。
さすが、銀魂のさっちゃんに勝るとも劣らないストーカーは観察眼がありますな!
多分…と言いかけていますが…。
んで奏は実家に戻ってました。つーか家のドアが!昭和30年代のガラス戸じゃねーか!
おっと、そんなところに突っ込んでいたら話を聞きのがすところだった!
今度の月曜日は父親の命日らしいです。
それで墓参りも一緒に行けるでしょ、と確認してくる母。
奏が笑顔でもちろんと答えていると。
「お母さん、僕もうかがいます」
「またお前か」
お父さんも喜ぶわ、と言っている母に「喜びますかね…」とつぶやく奏。
多分お父さんも草葉の陰で「お前は高倉家の何なんだ!」って突っ込んでると思います。
んで、お寿司かパエリアか、の話になってるんですが中谷が「ボク個人的にパエリア好き
ですけどねー」とチラシを突き付けるんですね。
それを見る奏の目が冷たい!極寒のシベリアのようだ!
そこに今度は、おっちゃんから奏に電話かかってくるんですね。
おおっとこれは新しいパターン!
おっちゃんが話をしようとすると「お兄ちゃん!このままだとパエリアになっちゃうよ!」と
妹が。好きなのを各自出前取ればいいだろうが!
「…大丈夫なのか」と改めて確認するおっちゃん。
で、ここで奏が答えようとすると母がだだだだーっと走ってきて、また慌てて電話口をふさぐ
奏が面白いです。
母、「奏ちゃーん!ピザって案も出てるわよー!」
今電話中ー!!!!!
「忙しいようだな」と事実を知らず気遣ってくれる優しいおっちゃん。
奏が「続けてくれ」と言った直後に今度は中谷が走ってきて「お兄さん!ピザってベタっス
よねぇ!?」
「パエリアでいい!」
ここの奏の雄たけびめっさ笑いました。
奏 は おたけび を あげた!
中谷 は おどろき すくみあがっている!
中谷 は 逃げだした!
ここはホントいいわ。
で、中谷がびびって戻っていって、なんか話開始以来初めて奏、中谷に勝ったんじゃ
ないですか?いや笑ったー。
えーとおっちゃんがやっとこさ話してくれたところによると、組織が警察を警戒して、
取引が変更になった、まだ具体的なことはわからないので連絡するっていうことでした。
電話終わってやれやれと奏が戻って来ると、中華に決定したらしいです。
…さっきのやりとりは何だったんでしょうか…。
多分奏も思ってたと思います。
さてすっかり忘れていると思いますが、益子はちゃんと安藤の張り込みをしていたの
でした。
そこに鈴江さんもやってきます。
鈴江さん、どうですかって聞くんだけど、益子「今度の週末家族とピクニックなんだけど、
息子が反抗期で友達連れて行くって…」。
鈴江「いや、そういうことじゃなくて」
益子「でしょ?そういうことじゃないでしょ?家族で行くっていってんだから家族水入らずで…」
鈴江「そういうことじゃないです。安藤のこと聞いたんです」
益子「でしょ?」
益子、お前刑事やめろ!
まあ今のところ動きはないようです。
ホテルに入ったままだそうです。
今夜はこのまま動かないかな、と言うけれども、行動は読めませんからね、という鈴江。
んでまた、
益子「どう思います」
鈴江「ピクニックの件ですか」
益子「なんで知ってんの」
鈴江「さっきさんざん聞きましたよ」
益子さんは若年健忘症か何かでいらっしゃるんでしょうか?
友達、連れて行くべきじゃないよね、と尚も食い下がる益子に鈴江とうとう「わかりません」と
言いました。
さて、奏が帰宅してきて、キッチンでも行こうとしたのか出てきた由岐と、同じ方向に
避けてしまいフェイントのかましあいに。
まあそれはともかくとして、由岐は「聞かないの、今日は記憶戻らなかったのかって」と
なかなか強烈な皮肉を。
で、奏は一応聞くんだけど、由岐が「いーえ」と答えるとあっさり「わかった」と引きさがります。
多分彼なりに、あれは言いすぎたって思ってるとこもあるんじゃないのかな。
それで由岐は、マルオが心配しているって言うんだけど、奏はそれでも自分の行動を知る
必要はないって言います。
そんな彼に「なにその言い方。気にかけてもらってんのに」と怒る由岐。
それはいいけど奏の着替えを見てて楽しいか?
由岐は、少しは考えなよ人の気持ち、と言いました。
でもそれに答えず早く寝ろって奏はドアを閉めてて、お父さんか!って怒ってた由岐が
ちょっと可愛かったです。
えーとしばらく出番ありませんでしたがビンテージ。
安藤が麻薬の売人だと聞かされてまたまたわざとらしく驚く社長。。
彼は優秀なスカウトマンだけど、もし本当なら首にします、とあっさり言ってます。
彼が売人ができるようバックアップしてるのはこちらの事務所ではないのか、と奏はカマを
かけてみますが、社長は落ちついて否定。まあウソの臭いはプンプンしますけどね。
帰ろうとした2人は、玲子がまたやってきているのを見つけ、ついでに連れて帰ることに
します。
玲子は社長に「私に才能あるって言ってくれましたよね!モデルの仕事を始めたらきっと
両親も理解してくれます!」って。
叱る奏にも、「あなたにも夢ぐらいあるでしょ」って言うんだけど。
マルオが「この人そういうことわかんないかも」ってボソッと突っ込み入れてるのが笑えました。
で、玲子が奏を殴ってでも逃げようとするんだけどそこはほれ、奏ですから、何なく押さえて
しまう。
それを見て「こーゆーのは読めるんだけどね」ってまた余計なことを言うマルオ。
まあねぇ、夢つーてもいろいろありますけどねー。玲子の場合は親の理解以前にまず
学校の勉強をちゃんとしろってことじゃないの。明らかに学校サボってきてますよね。
本分であるべき勉強すらろくにできなければそりゃ親も、モデルだって飽きたらやめるって
言いだすんでしょって思ってるかもよ。
ともかく、玲子を送ろうと表に出てきたマルオと奏ですが、ここで奏がちょっとひき返して
何かやってました。
多分車に何か細工したんじゃないかなーと思うのですが。
ただ、ここで奏が両手をポッケに突っ込んでるのはちょっとありえないので出来れば
出して颯爽と歩いて欲しかったな。(ポケットに手を突っ込んでいるとあらゆる面で対応が
遅れる)
益子と鈴江は安藤を尾行していました。今回は女づれだったから警戒しています。
鈴江さんはあれこれ言ってんですが「そんなことより」とまたピクニックの話を始める益子。
嘆く益子が肩に手を置いたのを外す鈴江さんが笑えました。
さて玲子を送り届けて、マルオはちゃんと家族で話し合って下さい、と言ってます。
そんな中奏に電話が。
あのおっちゃんからでした。今度は邪魔も入りません。
取引が今夜になったらしく、かなり警戒してて、取引は今から一時間後だ、と言っています。
黙って飛び出していく奏をマルオが「どこ行くんだ、どうせ神野だろ!」って追いかけてる
あたり、少しずつ奏のことわかってきたんだなーと思いました。
益子と鈴江の方ですが、一緒に入ったはずの女が急に飛び出してくるんですね。
見ると安藤が倒れて痙攣してる。
これは急性麻薬中毒かな?
ま、何にせよ大変なことになりました。
奏の方は例の如く拳銃を構えて取引場所に来てんだけど、人の気配を感じて銃を向けたら
マルオでした。だから奏の後ろに立っちゃダメだって!
どうしてついてきたんだ、と言われて「神野を早く捕まえたい。そしてあんたを早くアメリカに
追い返したい」というマルオ。
でもこれは憎まれ口で多分、ひとりで神野を追っかけてる奏をほっておけないんだと思います。
仲間思いのいいやつですからね。
「お前の手に負える相手じゃないんだが」
「一人でやるよりマシじゃろがい!」
聞きながすかと思った奏、マジメな顔で向きなおり、
「じゃろがいってなんだ」
「なまりだよ。だろうがのなまりだよ」
「生まれはどこだ」
「東京だよ」
「じゃなぜなまった」
「勢い。なんかニュアンスででちゃったの!」
「勢いでものを言うな!」
おえりゃーせんのー!!!!!(岡山の方言で「どうしようもない」という意味)
まあ下らん言い争いもそれくらいにしておきまして、いざ潜入してみると様子がおかしい。
流石は奏、すぐに気付きました。
それを吉村達が影から見ていて「どこでかぎつけやがった」とか言っている。
んで彼らが進んでいくと、あのおっちゃんが血まみれで倒れていました。
どうやら情報を流していたことがバレてしまったらしいです。
…あれ?じゃあなんで吉村達はどこでかぎつけたとか言ってたんだ?情報流したの
ばれたのならここに来ることも分かってたんでは?どうも吉村達の考えがわからんなぁ。
おっちゃん可哀想に…。あなたと話していた時に奏の母から電話がかかってきた
時点で運命はきまっていた!(そんな運命嫌だ)
ともかくそんなところに狙撃してきた男がいて、そういうのには負けませんから
奏らは応戦。
あやしい男を捕まえます。
ようやく神野へつながりそうな男を捕まえた奏。
…つか盾みたいに前に出して歩いてれば、そりゃあ残ってた連中の格好の的に
なるわけで…。
捕まえた男何者かに撃たれて絶命しました。吉村がやったですかね。
奏はやけになって飛び出していくのですが、もちろん影も形もありませんでした。
珍しく悔しそうな感じの奏に、マルオもびっくりといった感じでしょうか。
今まで冷静な面しか見せてなかったもんねぇ。
奏とマルオは、神野への手がかりを逃したと大友に謝罪。
安藤も薬で意識不明らしいです。
事務所が口封じのために、安藤に強い薬を渡したのでは、というミサ。
大友が「そうだな」って言ったもんだから有頂天になって「そうだって!」って言ってるのが
かわいかった。
そんな中彼らの知らないところで、社長が玲子を呼び出していました。
うまいこといってこっそり家を抜け出させたみたいです。
玲子はアホの子ですからすっかり舞い上がってしまって「これでデビューですか!?」って
言ってます。
その車の前に立ちふさがった影が二つ!
キン肉マンとテリーマンだね!(全然違うわ!)
奏とマルオでした。
彼らは車を素早く止め、玲子を下します。
でも、隠していた拳銃で社長が玲子を人質に。
奏とマルオ、拳銃を捨てるのですが、所詮は素人、社長ここで油断してたので、拳銃を置いた
体制から一気に掴みかかった奏に、拳銃もぎ取られてます。バカめ!
玲子のことも、自殺に見せかけて殺す気だったんだろうと言われ、玲子はここで初めて
自分に危険が迫っていたことを知った様子。アホも大概ですな。
ただ、泣いてる玲子をちょっと気にしてチラチラ見てる奏もなんか興味深いと思いました。
で、この車の位置が分かったのは、やっぱりGPS装置を仕掛けていたかららしいです。
こういうとこはやりますね、奏。
奏は静かに語り始めました。
「俺にも夢がある。一人の男を捕まえたい。ただそれだけの夢だ。だが俺は捜査から外された。
でもあきらめない。必ず奴に近づいてみせる」と。
玲子、「それ、私のこと慰めてるの?別の道もあるってことよね?」と。
言葉は大分足りませんでしたが、それでも奏の言わんとするところを読みとってくれたみたいで
よかったなと思いました。
ここでおわっときゃいい話だったのに玲子「あなたって話下手ね」と余計なことを。さらに
「よく言ってくれた!」と突っ込むマルオ。捜査途中だからいいけど、帰り道とかだったら
奏に拳銃持って追いかけられるぞマルオ。
玲子は、事務所のこと全部話します、って言いました。
…結局知ってんじゃねーか!
安藤も意識が回復したとのことで、すべてが明るみに出そうな感じです。
大友は奏に「明日だったな」と話しかけます。
神野の手がかりを父への手土産にしたかった、と言う奏。
でもさー、父親も多分「急がなくていい。ゆっくりたどり着け」って言ってると思う。焦って
命を落としたら何にもならないからね。
そして大友は明日は休め、と休みをくれたのでありました。
さて由岐とマルオ。ピクニックの場所を決めている由岐ですが、マルオがぐがーって
寝てるの見て怒ってて笑える。
そこに奏が帰宅するんだけど、物も云わずに自分の部屋に入ってしまうんですね。
様子がおかしいと思ってる2人なんだけど、電話している様子に聞き耳立ててます。
で、「明日必ず行く。…好きだよ」という言葉にびびる2人。
マルオは、あいつ時々どっかに電話してるけど、絶対に教えてくれないんだよ、と。
由岐は恋人は絶対にない、と断言。
ま、母親からだと知ったら事件解決までずーっとからかわれるだろうなあ…。
奏が部屋から出て来て、二人はあわててドアから離れるんだけど、部屋に入って
しまった由岐に対して、続けて入ろうとして閉められたドアに激突してるマルオをじーっと
見て立ち去った奏が面白かった。
さて翌日です。
出かける奏を尾行する2人。変装しているつもりらしいのですが全然隠せてない上に
奏が振り返ったんであわてて由岐を抱きしめてごまかすマルオ。まあ直後に由岐に
蹴り飛ばされましたが。
やってきたのは釣り堀だったんですね。
しかも「出て来い!いるのはわかってる!」と。
思いっきりバレてます。
女が来るんだろというマルオに、女?バカかという奏。
「好きって昨日言ってた」と聞かされて「好き…ああ、ピザだな」
ピザでしたかー!!!!!
わかってたよ、わかってたさ!ああ、お前はそういう奴さ!というマルオの嘆きが
聞こえてきそうです。
そういうわけで三人仲良く釣りしてます。
奏はここで初めて、「父の命日なんだ。釣りが好きでな。よくここにも2人で来た」と
話します。
神野に撃たれた日は川に釣りにいった。あの日も釣れず、犯人を捕まえる方が楽だと
話していた。神野の背中は今でもハッキリ覚えている。
まあマルオにとっても由岐にとっても衝撃だったと思いますね。
それで奏は、厳しく問い詰めたことを謝ります。少し焦っていたのかも知れないと。
おおっとこれは、由岐の中で奏の好感度アップだー!
恋愛シミュレーションゲームで言えばニコニコマークに変わった感じ!
そんなことがありまして後日、奏とマルオはバイトが終わる由岐を迎えに行ってます。
由岐はといえば、そんな奏の気持ちを理解したからか、前にもまして記憶を取り戻すことに
前向きになったようで、写真を眺めています。
つーかお前今バイト中だべ?
で、オーダーの品を運んで帰る最中、シャンパングラスをかちーんと打ち合わせた客が
いて、それでまた新たな記憶を思い出すんですね。
どうでもいいがシャンパングラスとかワイングラスをそんな風に打ち合わせちゃいかん!
100円均一の安いものならともかく、高級な店のグラスだと薄いもので作られてるから
ぱりーんと割れるぞ。マナーとしてやっちゃダメですよ。例えば結婚式の席で打ち合わせて
「割れ」たら縁起悪いっしょ?
普通は目の高さに上げる程度です。アメリカの映画とかだとよくあるので、見ておくと
いいかも。
おちょこ、盃の乾杯なら、ふちに人差し指を巻きつけるようにして、それを相手の杯と
くっつければ割らなくて済みます。
で、なんだったっけ。
ああその音で記憶が戻ったというやつだ。
誰かとレストランのテーブルについていて、リボンのかかったプレゼントをもらった。
抱き合う二人のシーンもありました。
神野の恋人だったとかいう風にもっていきたいんですかね?
つーかまた倒れたのはいいけど大丈夫ですか。記憶取り戻すたびに倒れて頭打ってたら
記憶戻るはしから忘れてくんじゃねーのか!
救急車が店の前で止まったのを見て慌てて走り出す奏とマルオ。
以下怒涛の展開となりそうです。
なんか神野の恋人というよりは、神野の名を騙っていた人間と恋人だったんではないで
しょうか。
でないとその記憶が確かならば、神野はもう殺されてるってことになりますからね。
ま、本当の神野はその時殺されていて、誰かが神野を騙って組織を動かしているという
ことも考えられますが。
私としては大友もあやしくなってきたなって思うんですが、三浦友和さんは基本悪役しない
ので、今回も多分ないと思います。
次は潜入捜査らしいです。
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