多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→東京DOGS


東京DOGS

第7話(09/11/30)

 前回までのあらすじ:いよいよイタリアとドイツの前にプロイセンが姿を現…しかけて
やめた。(いい加減ヘタリアから離れよう!)

 記憶を取り戻したけれども、神野の顔も居場所もわからないという由岐に、「正直に言え!」と
ムチャ振りをする奏。
 奏は、あの店にいた吉村という人間は組織の人間で、奴も神野を追っている、お前の
記憶が欲しかったんだろう。あの店が知られている以上、バイトにはいかせられないと
言ってます。
 ただ彼女にはそういったけれども、奏自身多分いろいろと自分に対しても腹立たしい
ところがあるんじゃないかなと思いました。珍しくバッジを投げてたし。…おい、証拠品
投げちゃいかん。

 マルオは由岐に、神野の恋人だという過去がわかっても態度は変わらないよ、俺は
女の過去にはこだわらない男マルオ、そこんとこ萬屋錦之介!って言いました。
錦之介の方にきちゃったー!よろずや銀ちゃん一行には帰っていただきましょう!

 さて警視庁。
 ミサが、クリスマスに休暇とるって言ってて益子が、家族からいろいろ言われてる
から休みたい、予定ないでしょ、とかひどいこと言ってます。
 ミサが「町に出てさびしそうな男に声かけるのよ」って言ったら「それ聞き込みでしょ」と。
見抜かれてるぅー!ミサさん行動見抜かれてるー!

 それで、前回トッ捕まえた連中とか取り調べしていると、神野の人物像が全然
定まらんわけですね。
 ある男は冷酷だといい、ある男は礼儀正しいといい。ある男は大量の人間を殺していると
言い、ある男は自分の手はまったく汚さない男だと言い。
 おいおいスフィンクスの出すなぞなぞじゃねーんだぞ!
 まあ簡単に考えれば、神野の名を勝手に語ってる連中がいて、本物の神野はとっくに
いないか、最初から存在しなかったかではないかと思うのですが。
 たまにありますよね。スケープゴートとして、架空の人間をでっちあげるやり方が。
 だから印象もまったく違う。

 証言をもとに書かせた似顔絵も当然まったく違うわけで。
 それを見たマルオが「いちいち整形してんの!?」とか言ってミサに「そんなわけないでしょ」
って突っ込まれてたけど、まだ変装用のゴムマスク言われた方がマシだったわマルオ!

 奏は、由岐がもう少しで記憶が戻るから、それが手掛かりだと言っています。
 そんなところに鈴江さんがやってきて、いい情報が得られたというのですね。
 野球賭博に神野の組織がかかわっているようだと。
 奏は聞いたことがないと驚いた様子。
 今度の日米対抗野球においてその賭博が行われるみたいで、てがかりはこの選手、と
写真が。
 名前を矢野というらしいのですが、マルオがよく知ってるらしいんですね。
 ミサはよく知らないらしくて「でもイケメンなのはわかる」って言ってマルオに「カオかよ」って
突っ込まれてたんだけど、それをバシッと殴り返してて、ミサさん突っ込み返し早いけどそれは
痛い!って感じでした。容赦ねーな!

 ともかくこの矢野が八百長にかかわっている疑惑があるということで大友は、奏とマルオに
矢野に張り付けと命じます。ビタッ!←貼るカイロか!

 野球場にやってきた2人は、矢野が練習しているのを見ています。
 2年前彼はケガをして、今年復帰したらしい。
 で、奏が黙って聞いてるので、「あからさまに興味ねーのやめてくれる!?」って言ってたけど
そんなこと言われても…って感じだと思う。

 彼らは矢野にくっついてトレーニングジムに来るんですが。
 あのルームランナーって言うんだっけ、走るやつ。それで走りながら監視してます。
 器用に会話してんだけど、由岐の話についてもなんかとりつく島もないって感じの奏でした。
マルオが「鳥になってとんでっちゃうよー!」とか言っててそのままぶいーんと後ろに下がって
いったのは笑ったけど。
 と、マルオの隣に綺麗なおねえちゃんが来るのですね。
 早速ナンパに入るマルオ。
 しかも視線が常に胸。
 笑える。
 彼女のないすばでーに興奮して「ゆさゆさですわー!」と叫ぶマルオ。アホ丸出しです。
 奏が「静かにしろ!」と怒るんだけど、その奏もチラッと胸を見てて(多分「あれがユサユサという
レベルなのか」と確認なんだと思うのですが)、マルオが「見たよな、今!」「見てない!」で
言い争いになりかけるんだけど、ムダだと思ったのか奏、走る速度を上げる。
 それを見てマルオも速度上げる。
 お互い速度上げていって最終的に20キロくらいになってました。お前らはどこまで行くつもりだ。

 帰宅した矢野を張り込んでいる2人。
 矢野は父を早くになくして、母親に育てられた、と聞いて奏、なんとなーく表情変わる。
 あと、ここで気づいたのですが水嶋ヒロさん、矢野の発音がヤローに聞こえる。ちょっとアクセントが
違うんじゃないかなって思ったけどまあ目立つほどではないでしょう。多分。

 さてそれで彼らは、由岐がバイトしていた店に行って、身分を明かして由岐がバイトを辞めることを
いうのですが。
「お兄さん達は刑事で堀川君も刑事で、吉村君が甲斐崎で由岐ちゃんはバイトをやめる、うーん
店長パニック」って店長が言ってて、限りなくどうでもいいなーと思いました。
 本社から吉村君派遣されてきておかしいとこなかったのにーという店長に対して、「この程度の
会社なら、組織の力をもってすれば手を回すのは簡単だ」と容赦ない奏。
 店長、この程度の会社!?って反応してるけどまったく相手にされてません。
 由岐がやめるのを残念がる店長に「私店長のこと好きですよ」と言うのですが。誤解したようで
照れている店長に「てれてんじゃねーよ」と堀川突っ込むと、こっちには「タメぐちきくな!」って
注意してました。お前は一体どこを目指してるんだ店長。
 まあシゲオは残るみたいですよ。

 帰る途中由岐は、全部思いだしたら用はないんでしょ、と奏には言うのですが。
 思い出しても警察が護衛する。神野を逮捕したら解放だ、と。
 奏は普通に答えてるつもりなんだろうけど、由岐には多分、自分が神野の恋人だから奏が
接触を避け出した、と思えるんじゃないかなと思います。
 過去はどうすることもできないよ、という由岐でしたが…。
 あのさ、3人で帰るのはいいんだけどさ、なして歩道の両端にわかれて歩くの?それで会話
されてたらチャリとか真ん中めっちゃ通りにくい!

 矢野のことが少しずつ明らかになってきました。
 彼はケガの手術で借金が1億あるらしく、八百長に手を出す動機は十分ある、と。
 そして矢野の方も自宅に封筒がおかれていて、電話がかかってきて、その封筒の中に
投げる球が記してある、と言われているんですね。

 野球賭博について調べたところによると、三振だのファールだのなんかよくわかりませんが
あらゆるものが賭けの対象になるらしく、方法はネットか電話。金儲けの手段としては最高だし、
しかも全国で一兆もの金が動く。神野が手を出さないわけがないと。
 一兆と聞いて「タコ焼き何個買えんだよ!」とか言いだすマルオ。一生食えるくらいだよ!

 鈴江さんは奏に、聞いてみたが、あのバッジを持てるのはたった一人、あの現場にいたのは
神野で間違いないようだと言ってます。
 あれぇ?第一話から登場してたように思いましたが。色とか違うのかな?
 まあともかく、まだわからないですよ。本当に神野かどうか。

 矢野がインタビューを受けている様子をマルオ、見ているのですが、奏はまだ八百長をする
とは決まっていないぞ」と言いだすんですね。
 好きになっちゃったー?とからかうマルオ。
 確かに、奏にしてみれば環境が自分と重なるのかも知れませんね。

 そして奏、珍しく進んで自分から実家に帰った。
 母がどうしたのーと出迎えたのに対して「近くまできたからついでに」という奏。
 けれども母「呼んでないのに来るの、珍しいわね!」とまるで聞いていません。
 一方的に「カレー食べていきなさいよ」と。
 断る奏に「大好きだったじゃなーい!子供のころよくカレー食べて「ヒデキ感激☆」って
言ってたじゃないの!」と言う母。
 彼女が去ったあと一人さびしく「言ってないよ…」とつぶやく奏でした。

 でも、そんな母に奏は、勝手にアメリカに行ってごめんね、というのですね。まあアメリカ
だったら電話で呼びつけられないよね!
 それはともかく母は、それは昔のこと、今はここにいるからいいのよ、となんだかいいことを
言っています。
 …もしかして電話であれこれ呼びつけているのはアメリカに行っていた仕返しだったりして…。

 そんなところに妹と中谷がきて。
 中谷がまた例の如く「お兄ちゃん!」って言ってきました。
 お前前回から呼び方パワーアップしとるやんけ!
 しかもなれなれしく、奏の肩をバンと叩いて「カレー食べて行って下さいよー!」
「お前に言われる筋合いはない!」とこれは奏、容赦なくねじ伏せました!一本!

 その頃由岐、マルオ、堀川、マキは、神野がイケメンだのなんだのどうでもいい話を
しています。マルオは面白くないみたいで、そうでもないんだろうよーとか言ってますが。
 マキの「妬いてるでしょ」発言にすごいキョドってて笑える。
 マキは堀川が浮気したらその女の家の浴槽に増えるワカメぶちこむとかわけわからん
こと言ってるし、堀川は堀川で、マキへの愛は増えるワカメのようだよとかアホみたいな
こと言ってるし。
 マルオさんはそろそろ、ここのマンションのベランダから堀川をテルテル坊主にして
釣るしたらよかろうと思います。

 この後無理やり2人を帰らせて、マルオと由岐が後片付けしてんですが。
 由岐が台拭きを二つに畳もうとして諦めて広げたままテーブルふいていましたが、
NGテイクならやり直しておこうか!
 明日から由岐は、記憶にある場所をたどってみると言います。何か思い出せるかもと。
 そんな彼女に、まだ神野のことが好きなのか、と聞くマルオ。
 由岐は、そんな気持ちはもうないと言いました。
 でも、奏には何を言ってもムダっぽい。受け入れてくれないと。
 そういうわけでマルオ、考えます。一生けん命考えた。
 朝になって彼は由岐に、奏も入れて3人で今夜夕食しないか、と誘うんですね。
したら由岐、自分が腕を振るうと。マルオ、しこを踏んで喜んでます。お前のリアクションの
基準がわからんけどまあいいわ。

 捜査会議において、少しずつ賭博に参加している暴力団が見えてきたものの、まだ元締めが
不明だし、まだ捜査の必要がある、ということになりました。
 日米戦は明日だけれども、まだ今日一日粘ってみようと。

 マルオは奏に声をかけます。今日由岐は記憶にある場所を回っている、警備に堀川が
ついていて西岡もいると。
 それで、今夜は報告会をするから早めにマンションに帰って来いと言ってます。
 うまいこと騙しましたねー。

 由岐は神野と出会った、もともとバイトしていたという店に来ました。
 ここで食器を落として神野の服を汚してしまって、部下がものすごく怒っていたんだけれども、
神野が優しくとりなしてくれて、それきっかけに食事に行ったりデートするようになったらしいです。
 いつも黙っていて、由岐が一方的に話すだけだったけれども、それですぐに神野のことを
好きになったと。
 神野は聞き上手だったみたいですね。
 女性にとって、話をしているのを遮って「これはこうしたらいい」「あれはああすべきだ」と勝手に
結論出す男ほど鬱陶しいものはない、と言いますからね。(本に書いてあった。男性は話に
結論を求め、女性は話に同意を求めるって)
 その後、神野が仕事でアメリカに行くことになった、と話したところで西岡は、由岐は神野の
正体を知らなかったのね、と聞いています。
 ただ、その正体を知らなかったはずの由岐が何故ニューヨークで見つかったのか、それはまだ
わからないと。

 矢野の様子を見ていた奏はマルオに、直接話してみるか、何か話すかもしれない、と言います。
 そんなこと言ったくせに聞いてるの自分だし。
 奏は「八百長に巻き込まれていませんか」とストレートに聞いています。相手が野球選手なだけにか!
 とぼける矢野に、家族のためではないか、断れば命が危ないとか?脅迫を受けているなら警察が
守りますよ、と言ったけれども矢野はとぼけて去りました。
 でもその様子を見て奏は確信したんではないかと思います。
 一方マルオは、ペンチに変な男がいて、去っていくのを見ていました。

 マルオは奏に、自分は買い物があるから早く帰れ、と帰らせています。
 首をひねりながら帰る奏がかわいかった。
 んでマルオは何をしにいったかというとケーキ買いに行ったんですね。
 それでメッセージを入れてもらっている間に、先ほどの変な男が歩いているのを見る。
ピンときたマルオを尾行を開始します。

 由岐の方はるんるんで夕食を用意していて、ドアが開く音がしたので見もせずに「お帰り」
と言ったのですが、相手が奏だとわかると「お帰り」の口調が重苦しくなったのがなんか
いい演技だなーと思いました。

 マルオの方は男を尾行して、ある暴力団のマンションに入って行ったのを突き止めます。
 奏に電話しようとして(何故「アメリカの先生」で登録してあるのか…)考えなおし、大友に
連絡。
 それはいいんだけど一人で踏む込むんだったら連絡した意味なくね?っていうか令状も
ないのにやったら証拠持ってきても違法捜査で認められないですよマルオ君。君は
本当に刑事訴訟法とか読んでいるのかね!
 うまくやる、と言ったマルオですが、大抵こんな場合はとっつかまってピンチになると
相場が決まっております。

 奏と由岐の方は、これ葬儀場の方がまだ賑やかじゃね?坊主の読経あるしってくらい
静まり返ってます。
 ぽつりと、奏が「何か思い出したのか」と聞くと、由岐は、神野と会った場所とか行ってきた、
でもまだ顔は思い出せないと言います。
 神野は私には優しい人だった、大人で優しく包み込んでくれて、好きで好きでいつも
神野のこと考えてた、という由岐。
 その後続けて奏が「俺もだ」って言うからおめー、てっきり違う意味にとってびっくり
したじゃねーか!オトメンみたく路線変更かと思ってびびったよ!
(夏の海水浴場で、オトメンまさかのボーイズラブ路線か!?とか充太が言ってたシーンがあった)

 俺もだ、というのは神野のことをずっと考えていた、ということでした。
 そんな彼に由岐は悲しいね、と言うのです。
 全然違う思いで同じ人を追いかけてたんだねって。
 由岐が言った悲しいねというのは、多分奏の、これまでの神野に対する思いに対して
ではないかと思います。自分が幸せに神野のことを考えてる間、奏はずっと憎み続けて
きたわけだし。
 これが「悲しい色やねん」だったらもうちょっと変わってきたと思いますが。(変わってきたも
なにも今そのネタを知っている人がどれだけいるというのか)
 で、誰も何も言っていないのにいきなりご飯を食べ始める奏。
 しかも「かったい…」とか言ってます。
 オムレツが硬すぎたらしい。
 …卵焼くだけのオムレツを一体どうやったら奏が顔しかめるほど固くできるんだ由岐!お前は
お湯で煮るだけのインスタントラーメンを世界一まずく作るエスパー魔美こと佐倉魔美か!
 奏、もっと柔らかく作れる方法を教えてやるって言ってました。

 マルオの方は、事務所にこっそり入ってパソコンのデータをUSBメモリでコピー中。つか
全部ファイルコピーしてこいよ。
 しかも書類の証拠は携帯電話で写メしてるから音が出て仕方がない。カメラくらい持ち
歩いとけよ…。そこに人が入ってきてあっちゅーまに見つかってピンチなマルオですが。
 カメラのCMみたいに「はい、チーズ」とかやってる場合か!
「野球ファン代表だー!賭博してんじゃねーよ!」って言うのはいいけどかっこよく言った
わりにボコボコにされてんじゃねーよ!
 なんとか逃げだしましたがちょっとカッコ悪かったぞマルオ。でもシゲオを呼んでいたのは
よかったですね。彼に拾ってもらってマンションに帰りつくことができました。

 ケガして帰って来たマルオに驚く奏。
 なぜ一人でやった、と言う彼にマルオは「たまには俺もやるんだよ」って言ってるけど、
やるっていうかやられてんじゃねーかよ。まあいいけどもさ。
 マルオは由岐の手当を受けていますが。
 由岐はマルオが気を使って2人にしてくれたんだというのに気づいて嬉しそうでしたが、
なんか手当が下手そうだ…。
 奏の方はデータをチェックして、元締めの組を割り出しました。

 それで出てくると、マルオと由岐は疲れて眠っちゃってるんですね。
 ゆさゆさゆすっても起きない。
 奏は毛布を持ってきて由岐にかけてやるんですけども、ここで寝相の悪いマルオの蹴りが
奏にクリーンヒット!油断してたであろう奏、めっちゃ痛そうな顔してました。お前…結構
油断してたんだな…。

 マルオが一人で乗り込んだと聞いて「なんてことしてくれたのー!」と怒るミサ。ところが
大友が「よくやった」と言ったもんだからコロッと変わって「よくやりました」と言ってます。
 んで彼らは一斉摘発の準備にかかるのですが。

 矢野の家にやってきていたヤクザは、鈴江さんと堀川が声をかけているのですが、逃げだした
ヤクザを追うのに鈴江さんは前回も言ってた通り走るの苦手ですから「堀川さんがんばれー」と
送り出してて、堀川が「えっウソ!?」ってなってるのが面白かった。
 別の場所で逃げたヤクザはミサが待ち伏せしてて、見事な一本背負い決めてました。
かっこいいですね。

 奏は何人か刑事を連れて元締めに踏み込みました。相手も銃を構えたけど当然奏の方が
早いし正確。
 で、マシンガン出してきた奴がいて刑事の一人を人質にとってマシンガン乱射したため、奏は
追い詰められるんですが、そこに現れたのはマルオ。
 あっちゅーまにそいつをボコりました。
 「早く帰って休め!」と言う奏に「俺は元気ハツラツだ!」と言うマルオ。うん、今顔を弾が
かすめたね!なんでそんなにすぐ気を抜いちゃうかな!

 はい、ここから笑点前座始まりまーす。
「お前はどうしてそう隙だらけなんだ!」と怒る奏。
「あんたも隙くらいできるだろ」というマルオ。
「俺に隙はない」
「頭洗うときくらい油断するだろ」
「常にうしろに気を配っている」
「リンスする時は念いりだから隙出来るよ」
「俺はリンスインシャンプーだ」
「どうせサササーと適当に洗ってんだろ」
「サササーとやって何が悪い。お前もこれからはサササーって洗え!」
「俺はトリートメントまでしっかりやってんだよ」
「…トリートメントってなんだ」
「え?知らねーの?」
「だからトリートメントってなんだ」
「今はいいだろそれ!」
 ちなみにこの会話中でも撃ち合いは続いています。ここに益子がいたら「撃つか言いあい
するかどっちかにしろ!」って怒ったかと思いますが。…多分2人は無視して両方つづけ
そうな気がします。

 そしてこの不毛な言い争いにピリオドを打ったのは…。
 そうです、今回奏が自ら足を運んだことにより、もうないかと思われていた母からの電話…!
「そーちゃん?ママだけど」
「10分後にかけ直す!」
「洗面所の水がね、止まらないのよー」
「…クラ●アンに頼んでくれませんか」
「何それ?」
「くらーし安心クラー●アンです。早くて安くて安心です」
 歌っとるー!
「何それー!?」
 奏、またもや強制的に切りました。マルオが「…何それ」って言ってるのが笑える。確かに
いきなり歌い出されたら怖いよなぁ。
 つーか奏君、隙はないとか言いながら電話している時のキミは隙があり過ぎな気がする!

 ヤクザを逮捕した益子は、家族も見てるから自分も試合見て帰りたいと言ってますがミサに
ダメ、と言われています。幸せな奴見るのが腹立つと言われて「やつあたりじゃん!」と言って
怒られる益子。学習して下さい。

 矢野が歩いて来ると、奏がいました。
 ヤクザを摘発しました。賭博とあなたに対する脅迫で、と言われて矢野は、「一度のつもり
だった。借金は今までの自分の年俸なら返せると思っていたけれども、復帰して思うように
投げられなくて、二軍に落ちたら借金返せなくなると思い、一度手を出してしまった。そうしたら
また持ちかけられ、家族のことで脅されて仕方なく…」と言うんですね。
 これですべて終わりだな、俺は犯罪者だし、という彼に奏は「諦めるんですか」と聞きます。
 家族はそれでも信じてくれるはず。過去はどうすることもできない。けれど、あなたの過去に
何があったとしても信じてくれる人はいます、って。

 逮捕するんじゃないのかと聞く矢野に「今日の試合も勝つと信じているはずです。私の隣に
いるバカなあなたのファンも」と言って去る奏。
 そう言えば奏って、他人に対してはきちんと敬語だよねぇー。横暴っつか俺様とも言える
言葉になるのはマルオを信じてるからでしょうか。それとも軍隊あがりだからなのか。まあ
いいんだけども。

 無事に試合を終えて帰って来た矢野に奏は手錠をかけます。
 矢野は「家族に伝えてくれ、必ずやり直すと」って言いました。これなら大丈夫ですよね。

 大友は奏に、今回の摘発で、神野の側近も何人かしょっ引けた。もう少しだな、もう一歩で
神野に近づける、と言っています。
 まあ…本当に近づけるかどうか、ってなのが疑問として出てきましたけどね。あまりにも
神野という人物の手がかりがなさすぎるのが気になる。

 マルオが帰宅すると堀川が留守番してて、由岐は寝ていると言うんですね。
 それで堀川帰ろうとするのですがマルオに「変なことしないで下さいよ!」と念を押して
いるのが笑えます。
「しねーよ。保証もしねーけど」と、どっかのエロ河童みたいなことを言いだすマルオ。
 え?と堀川がめっちゃ疑いのまなざしを向けて帰って行ったのが面白かった。

 マルオ案の定、寝顔を見てましたが、かわゆいーとか言いながら入ってきたよこのやろう。
 ところが由岐はうなされているんですね。
 どうでもいいですが由岐さん、寝る時までペンダントしてるとクビしまりますよ。そりゃあ
うなされるってもんだ!

 由岐はまた思い出しました。
 部屋にいたら誰かがやってきて急いでクローゼットに隠れたこと。
 男が銃を突きつけられていたのを見たこと。
 思わず音を立ててしまって、気づいた男たちに、銃を突きつけられていた男が反撃し、
撃たれたこと。それが神野であること。
 おおっとー!やはりというか何となく予想していた展開だったー!

 次回、今回ほぼ出番のなかったヒロト君が頑張るお話です。(待て)




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→東京DOGS