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ヤマトナデシコ七変化♥

最終話(10/03/19)

 このドラマでよかったの、オープニングだけだぁ…。しかも残り2話に至ってはがっつり
カットされる有様。
 なんつーかマンガをドラマ化するのなら、その原作の持ち味を生かせよと思いました。
勝手なオリジナルもの(おおまかなあらすじは間違ってませんが)にするならマンガ原作使う
意味ないと思いますけど…。
 なまじ、キャラは各自イメージ通りでよかっただけにそれが残念です。スナコなんか
ほんっと良かったのになぁ。ドラマはまあ2頭身にはなれないから…。

 まあともかく最終回です。
 のっけからスナコちゃんすごいカッコで、しかもなんか「予想外でした」とか言いそうな外国人に
追っかけられてんじゃねーか!
 え?なに?ソフトバンクの新しいCM?(違います)

 動けずにいる恭平の目の前でスナコが撃たれて死ぬ、という夢だったんですが。
 その後皆で朝食のシーンになるのはいいとしてだ。
 え?先週の終わり恭平走ってたの結局なんだったんですか?たんに走りまわっただけ?
ちゃんと終わりと始まりをつなげろや!

 あと朝ごはんが何気に卵かけごはん。
 スナコがいなくなるとものすごーく栄養が偏ったご飯になりますね…。
 
 スナコがいなくなってもう2日経っているらしいです。
 その割には武長達も全然探してねぇなって感じですが。
 スナコの部屋には恭平があげたプレスレットが残されていて、彼はそれをポケットへ。
置いといてやれよ…。

 迷宮入りのマスターは、それは恭平が悪い、謝れって言ってますが、まだまだ素直になれない
恭平ですから、また帰りました。
 お前どうでもいいけど何かあるとすぐここに来るのよせよ。いい加減自分で解決しようよ!

 と、実はスナコここにいたんですね。
 誰もがほぼ忘れかけていたであろう、第一話に登場した隠れ部屋にて生活していた模様。
狭くて落ち付くらしいです。ゴ○ブリかお前は!
 
 実は3日前困っておばちゃんに相談したところ、行方不明になればいい、と言われてここに
きたらしいです。
 自分の気持ちを外から見つめ直してみるのもいいかも知れないと。

 スナコここにきて恭平だけまぶしく感じる、ということについて悩んでるらしいです。それは
いいけどもう少しさぁ、伏線とか出そうよ…。それ前回雪がチラッと、「スナコちゃんがまぶしがるの
恭平だけだよね」って言ったのしか伏線になってないじゃん…。
 で、お店にタケルが遊びにきて、マスターが連れてくるのですが。
 スナコ、五寸釘を人形に打ち付けてました。
 やめなさい!某サディスティック星の王子が「ちょうどいいや、これもお願いしまさぁ」って
土方って書かれた人形持ってくるから!
 というか悩んだらなんでそんなことするんだよスナコちゃん!逆効果だから!

 で、屋敷には恭平が夢に見たあの男が来ていて、恭平はびっくりするんだけど、おばちゃんは
大事な話があるから向こうにいってろ、と追っ払うんですね。
 え…?とうとうおばちゃんソフトバンク買収ですか?
 離れろ!ソフトバンクから離れろ!

 あとまた蘭丸は女の人と電話してて、これは浮気じゃなくて、過去の関係を調整している
ところ、って言うけども…。お前もそろそろいい加減にしろ。

 スナコはお世話になっているお礼、といって喫茶店を掃除しているのですが、そこに
さきほどの男がやってきて、ソフトバンクの勧誘…ではなくて、父親の使いできたと告げます。
で、さらにそこに恭平が来て、スナコを見つけてあーとかいいつつも男を見てびびるという、
お前結構忙しいな!的なリアクションをしてくれるわけですが。
 彼の名はグレッグ。
 スナコ父の仕事が、その働いてる国の国王に認められてそこで働くことになり、一家全員
いた方がいいということでアフリカにこい、というわけです。
 だったら父自身が連絡をとってくればいいんじゃ…という設定の甘さはいいんでしょうか。

 疑う恭平に、グレッグは以前あったことがあると言います。
 前回最後らへんでぶつかったシーンのことか。
 つーかそれは会ったというんじゃなくてすれ違っただけというんじゃ…。
 やばいこいつやっぱ「予想外でした」だ!

 ともかくグレッグは、向こうに行けば動物標本がたくさんありますよーとスナコを誘います。
 ギロチンの次は標本につられるか…とか呑気なことを言ってる場合じゃないぞ武長。

 いったん屋敷に戻ったスナコですが、プレスレットがなくなって探しています。
 通りがかった恭平はそれを見かけるけど、プレスレットをしまいこんで渡さない。おいぃぃぃ!
何小学生のガキがやるようなことしてんだ!返してやれ!
 
 そんで部屋のなかに入って行くから、おお、照れながらも返す気になったのかと思ったら、
返すのはマントの方だったー!
 ともかく恭平は、母親とも話せた、とお礼を言うんだけど、アフリカに行くことに関して、どうせ
出て行くんだからいいんじゃないの、とまた憎まれ口。
 スナコも流石に怒って「どうせ私はホラー女ですからー」とか言ってケンカになるわけですが。
おおっと最終回だからか、スナコの「まぶしぃー!」攻撃がきかねぇ!流石の恭平も学習した
らしい!
 しかしそこに「ボディがガラ空きだぜ!」と某格闘ゲームの万年留年太郎のセリフなみに、
スナコのボディブローが綺麗に決まったー!
 つーわけでやっぱり恭平の負け。

 マスターはスナコのまぶしいというのは、好きっていう気持ちだと言ってるけど、なんかそういう
刷り込みもどうなの!
 スナコは、また誰かを好きになるのは怖いといいます。
 けれどもマスターは、自分もまぶしくなったら恭平もまぶしくなくなる。知ってしまえば怖く
なくなるもんだよ、とアドバイス。それは…スナコがきれいであるというの前提の話ですよね?
いや実際かわいいんだけどさ。
 
 一方恭平達。
 相変わらず食べているものには一切触れられていませんが、鍋いっぱいのラーメン。しかも
具なし…。
 君らは昭和時代の貧乏学生か!
 つーかおばちゃん食費くらい出してやれよ!

 ここでばかな会話が繰り広げられたあと雪が、恭平エビフライ好き?って聞いてて、恭平は
好きって答えるんですが、食べ物の名前のあと、スナコにも「好き」ってつられて言ってて、
やっぱ好きなんじゃーん、としてやられてたのは面白かったですね。
 めずらしく雪ちゃん頑張った。
 でも武長も、自分も乃依の思いから逃げた、というわけですよ。
 実家に帰ったとき、人の気持ちはいつかかわるということから卒業したつもりだったけれども、
恋愛の怖さはまた別なんだな、って。

 で、恭平は武長に頑張れよって言ってるけど、いやむしろお前が一番頑張らないといけないと
思うよ!

 おばちゃんは恭平に、スナコがいない人生を考えたことがある?
 相手を失う恐怖を、って話します。
 後になって思えば本音半分、仕掛け半分のセリフかなーって感じですね。

 で、恭平また迷宮入りにやってきまして。
 プレスレットまだ渡してないのかよって感じなんですが。
 つーかよく考えたらここの喫茶店、いつ来ても人がいねーな!大丈夫か!

 マスターは、新聞を読みながら、最近物騒な事件多いな。ファッションショーに出すって言って
女の子さらって人身売買だってよ、という話をしています。どこの都市伝説ですかそれは。
 恭平はそわそわしながらその話をあっさりスルーして、スナコのことを聞いていますが、マスターは
グレッグが連れて行ったんでしょ、という。
 そこにそのグレッグから電話が恭平にかかってきます。

 内容は、五千万用意して下さい。スナコの命の値段です、というものでした。
 これがもし武長が相手とかだったら、なぜおばちゃんに直接電話しないのか、なぜ自分なのか
ということを考えて、違和感を見抜いた可能性はありますが、なんせ相手はバ…恭平ですから、
こりゃあ大変と駆け出していきます。
 でもって蘭丸に電話。
 そうするとタケルから、グレッグはお金に困っていて、あの時もおばちゃんにお金を借りにきたんだ、
という話が寄せられます。
 金に困ってる人間が父の使いをするかどうかというところはさておき、恭平の頭はもう見た夢の
ことでぐーるぐるです。
 
 おばちゃんの方は蘭丸にトランクを放り投げて、五千万なんて安く見られたものね、一億入ってる
からスナコちゃんを必ず連れ戻してちょうだい、みたいなことを言います。
 かっこいいですがおばちゃん、1億+トランクで12、3キロくらいあるので、それを階段の上から投げ
ちゃいけません。蘭丸だからキャッチできましたが、雪あたりだと衝撃で吹っ飛んでます。解決する
前に殺す気か!

 一方武長の方も乃依から、ファッションショーに誘われたんだもんね!でちゃうんだもんね!的な、
明らかにわざとらしい連絡を受けています。
 …つかグレッグの方がやらせだとして、乃依を巻き込む理由がいまいち…。
 ああ、スナコもいるって言ってたから、二人一緒にいたところを誘われたって展開なんでしょうか?
まあよくわかりませんがドラマだからいいんでしょう。

 武長も行くことにしたんですが、竹刀を持って出て行ったのがかっこよかったです。
 んで、事態を知った恭平、マスターの言葉が脳裏をよぎります。
 これは…マスターもグルだな。

 ファッションショーの方は始まってたんですけど、ファッションショーといいながら一番前で
ポールダンスしてる時点ですでにファッションショーじゃねーだろうが!
 スナコもなんかドハデな衣装きてるんだけど…。よく着る気になったな。
 ちなみに事情を知らない&計画にはあまり関係ない乃依は取り押さえられていました。
なんという扱い!

 恭平と雪は走ってますが、そんなに長い距離走るならタクシー使った方がいいんじゃ
ないでしょうか…。
 ともあれ、グレッグが言ってきた金の受け渡し場所についたはいいけど姿が見えない。その
うちに、あやしい男たちが入って行く場所を見つけて彼らはその中に潜入。
 会員制ぽいつくりの割にあっさり侵入できる時点で疑え、恭平!

 スナコの方はブレスレットはないけれど、恭平に元気づけられたことを思い出して勇気を
出してるんですね。
 つーかなんかもう計画的にはファッションショーどうでもいいような気もしますが。

 恭平らの方は見つかって拳銃つきつけられてましたが、とりえず見せ場ですから乱闘に
なりました。武長もきて、ばったばったとなぎ倒し状態です。
 蘭丸が意外に強いのがかっこいいと思いました。でも常にカッコつけ状態で、ああ蘭丸
だな…って感じでした。
 グレッグがよせ、と言葉ばかりの牽制しててその後ニヤリとしてたけど、まさに「計画通り!」
って感じでした。予想外です、ではなかったようです。

 んで、騒動を知らないスナコ一人ステージ歩いてくるんですが。
 会場内乱闘状態ですから、ショーどころじゃありません。
 皆気づいて!当の目的のスナコちゃんだけ蚊帳の外!

 蘭丸が敵をやっつけて「またつまらぬものを斬ってしまった」って言ってたのは笑いました。
うん、どちらかというと竹刀持ってる武長のポジションじゃね?それ。

 それで皆が、唐突に「やっちまえこのブスナコ」とか言い出して、最終回だからって皆で言うのも
どうかって感じなんですが、スナコちゃん、キィィィィー!って感じで。
 いやーもうそらすごかったです。
 ここでなんでエンディングとして主題歌が流れるのかよく理解できないくらいすごかったです。

 で、スナコは恭平の夢の通りグレッグに銃を突き付けられてしまうのですが。
 恭平はおばちゃんの言葉を思い出し、「頼むからそいつを傷つけないでくれよ。頼むから
そいつを傷つけないでくれよ。」と言うのです。
 おい、何で2回言った。何で2回言った。
(大事なことだから2回言いました)

 と、タケルがドッキリの看板を持って現れるわけですよ。
 そうです、5人の中では雪だけが知っていたドッキリでした。
 …いやあの、ドッキリはいいんですが、少なくともスナコや恭平らは知りませんでしたから、
割とマジでグレッグの部下を殴ってたと思うんですが。あと雪も計画知ってた割には本気で、
イスで人をぶん殴ってたように見えたのですが。
 大丈夫でしょうか。
 
 大変だったんだから、という雪。4人にしてみれば「知るかァァァァ!」って感じなんですけど。
 そういうわけでグレッグ、皆で飲みに行くぞーとか言ってましたが、そんな軽く片付けちゃって
いいんでしょうかこれ。
 
 ともかく、この後は恭平とスナコが気持ちを伝えあってていいんですが、恭平のセリフに
「俺はお前が嫌いなお前が好き」と、無理やり歌のタイトルをもってくるのはどうかと思います。

 一件落着しておばちゃんは、マスターに別れの挨拶にいってました。
 また旅に出るらしいです。
 マスター、捜査の基本は灯台下暗しですよ、って言いますが、遠まわしすぎて気づいてもらえ
なかった様子。
 しかもおばちゃん、長いつきあいだったけど名前まだ聞いてなかったと。
 おぃぃぃぃぃ!それはないだろ!
 マスターの名はシンイチらしいです。
 え?あの高校生探偵の!?(年齢が合わないだろ)
 タケルは、一歩前進だねマスターとか言って出て行くのですが、最終回あたりに一歩前進
して何になるというのか。

 武長の方もあのドサクサで乃依とくっついたらしく、ペアTとか着てていい感じにアホ
全開みたいになってました。
 で、珠緒が来たりとか雪にもまちこちゃんから電話かかってきたりするんだけど、その
後ろでスナコがバタバタしててちょっとかわいかった。
 そういうわけで終わりました。
 なんか最後らへんちょっとグダグダっぷりがすごいというか…。

 やっぱ最後は「まぶしぃぃぃぃ」でしめてくれたらよかったのになぁと思いました。
 ちょっと内容的に前半は原作テイストがあってよかったけど後半からはやたらシリアス
めいてきて、もったいないなーと思いました。
 もっとこう、スナコがドタバタ人のために頑張ったりしつつ、恭平との絆を深めていく話に
しぼってしまってもよかったのではないでしょうか。
 演じてる人達がうまかっただけに残念な作品です。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ヤマトナデシコ七変化♥