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特上カバチ!! |
第9話(10/03/14)
前回までのあらすじ:おお 勇者田村よ 全滅してしまうとは 情けない!
田村、泣きながら包丁トントン。
なぜ泣いている…と思ったらやっぱり玉ねぎ切ってやがったか。
っていうか中華食堂で働いてんじゃねーか!
そこで杏と甲斐とパッタリ。
気をつけろ!こいつら1回きりのキャラじゃなかったっぽいぞ!
事務所では一応皆も辞めて行った田村のことを心配しているらしいですね。
そこに杏がやってきて所長に怒りまくりです。
おおっと所長、ズタボロにやられているー!
さすがに愛娘には反論できないー!
住吉だけが「ムダよ」と言います。
結局所長が連れ戻したところで、田村の中で納得いってない限り戻ってこないでしょうね。
深く責任感じただろうし。
でも辞表だして荷物片付けている田村と話してた時住吉が、「アハハじゃねーよ」って棚かどっか
ガンッて蹴ったのがマジ怖かった。住吉さんあなた…元ヤンじゃないでしょうね!
法律家として生きて行く覚悟ができたと言ってなかった?と言われても、いろいろ迷惑かけた
からという田村。
でも、生きて行く覚悟というのは、失敗を生かして、人を助けていくという覚悟になるんじゃ
ないの。失敗したからやめます、は単なる無責任っつーんだよ。昔は失敗したら切腹っていう
責任の取り方がよしとされていたけども、法律家であるならば余計に、失敗したから二度と
失敗しないように人を助けて行くという覚悟につなげるべきでは。
住吉は田村に「あなたのことを軽蔑します」と言いました。そりゃそうだわなぁ。
あれだけ覚悟覚悟言っておいて、信じてくれた人を裏切ったからやめますて。
所長も同意見のようで、まあ連れ戻すつもりはない様子。
ただ、戻ってくるのは待ってると思いますよ。
OPも田村が影にされててちょっと笑いました。
田村はアパートで本とか片付けてしょんぼりしてるんだけど、異臭に気付きます。
木元という住人が練炭自殺をしていたということで大騒ぎに。
こういう時密閉性の低いアパートでよかったねぇ…。マンションとかだと、ダクトを通じて
広がる可能性はありますが、でもやっぱ死ぬ確率高いからねぇ。
っていうか木元さん!他の住民が危険なのでやっちゃダメだ!
住吉の方はやけ食いしてます。
えーとこれは桂かな?久しぶりですっかり忘れてたよ。
振られたとか決めつけてる桂が笑えます。
田村は木元の相談を受けることになってました。
お金のことが原因らしいです。
老人ホームを探していて、投資していたお金一千万を解約しようとしたものの、今の
時点ではたった100万しか戻らないと言われて絶望視したらしい。
レアメタル投資信託とかいう名前らしいですが。
なんだそのドラクエに出てきそうな、出会ってすぐ逃げるモンスターみたいなんは。
(それメタルスライムじゃね?…じゃあ音楽の。←それはデスメタル)
ああなるほど。投資信託詐欺じゃねーかこれ。
投資にはリスクがつきものとはいえ、これはひどいですね。
なまじ金額がでかいだけにねー。
この大河内とかいう女社長がテレビに出て、住吉と桂は知らず見てるんですが…。
(経済アナリストという肩書もあるらしい)
まさか田村がそれにかかわっているとは思うまい。
桂がおいしい投資話を話しているところへ、冷静に「その投資したお金は戻ってこない」
という住吉。多分そうでしょうね。
田村は木元に、契約時の違約金説明について聞いています。
要するに契約する時にデメリットもちゃんと説明していなければいけませんよ、してなければ
解約できますよ、というもので、クーリングオフ制度を故意に言わないというのもこれにあたります。
今回は契約書に書いてあったようですが、これは投資詐欺と判断した田村。
すこーしやる気が出てきたかな?
と思ったら弁護士紹介するとか。
大野の事務所紹介すればいいのに。
大家も無理じいすんなよ。つーかお前爆弾はいいのかよ。(だからそれは左目探偵の大家だと
何度言ったら)
田村は友人として投資会社にかけあってみる、と言います。
なんて言うか…そういう、中途半端なかかわり合い方もよくないんじゃないかなと思いますけど。
やるならやる、やらないならやらない、それが徹底できてないんだよ、田村は。
会社に来た田村。
銭鳥がいないというので、金好という人が相手してくれました。
元マルチにかかわってたのかー。これは百戦錬磨で手ごわそうだなぁ。
うちの方針はきちんと説明しているし、契約書もあるから手落ちはないと言う金好。
田村は、わからないうちに契約書にサインさせるのは詐欺と言われても仕方がないって
言うんだけど、まーた元の田村に戻ってる。
住吉みたいに冷静に、相手の穴をついていくやり方とか学習してないのか。というか何の
手立てもなく乗り込むのはよせ。今までそれでどんだけ失敗してきてんだか…。
あと大家うるせぇぇぇ!っていうかうぜぇぇぇ!まさに虎の威を借る狐。
木元はあまりのショックに倒れてしまいました。
というかですね、確かに騙す方が悪いですよ?ただ、何も考えずに貯蓄全額を投資する
方も考えが足りない。ライブドアショックの時にも老後の貯蓄全部をつぎ込んでいて、明日
からどう生活していけばいいのか、という方がおられましたが、そういうお金の使い方は
すべきではないと思います。危ないですから。
田村は、一緒に騙された人達の契約書のコピーを集めることにします。
つーか検備沢に頼んだ方がいいんじゃないですかねぇ…。
ところがそんな間に、木元のところにあの連中がきて、一方的に解約を言い、100万を
置いて行ったというのです。
これは面倒なことになりました。
田村がその時点で調べあげていたのは、この会社はやはり怪しい、ということだったの
ですが、先手を打ってきたわけです。いかに手慣れているかわかりますね。
で、偶然ですが、栄田と住吉もこの会社を調べていました。
会社にきた田村ら。
木元は解約を了承していないし、100万なら今払えると言うから受け取っただけと言いますが。
大家うるさいから少し黙ってろ。
異議を申し立てないという書類に印鑑をもらったという金好ですが、そんなのは聞いて
いないという木元。
その書類を田村が確認すると…。
なるほど、裏にそれが書いてあったということですね。(異議を申し立てない)
アホかこんなもん、法律的には無効じゃい。
裏書があることを故意に言わないで、表面だけかのようにみせかけて判を押させた
ものは無効です。つーか確かこの場合、裏面にも、確認しましたという意思表示として印鑑と
署名がいるんじゃなかったっけ。(違ってたらすいませんが)
裁判で争ったら間違いなく会社の負けです。
もちろん、そういうお金がないことを見越してこんなあくどいことやってんだとは思うけど。
余裕ぶっこいてる銭鳥と金好。
田村は被害者の契約コピーを見せ、集団訴訟とか警察沙汰をちらつかせていますが…。
おいおい田村よ。その発言はやばいて。相手が何か行動に出てくる余裕を与えてしまうぞ。
また先手打たれますよ。手の内をそう簡単に明かすな。
この様子をテレビカメラで大河内が見ていました。
なんか手はあるみたいですが。
それで田村が逮捕されるって展開になるのかー。なるほど。
田村が歩いていると電話がかかってきます。
銭鳥からでした。
折り入って相談があるとか呼び出されています。
田村、なーんも考えずに応じてますよ。
いやいやいや…。
喫茶店で話し合いをしているのですが、銭鳥らの態度からして、わざと田村を怒らせて
警察沙汰にするつもりですね。
なるほど、自分でケガをして、それを田村にやらせたように見せるのか。
目撃者もグルですよ。
はめられましたね田村よ。
ほんっと次最終回なんだからマジに学習してくれ田村!
でも金好らもバカですねー。田村の両手の爪の間をDNA検査すれば、金好の頬を
ひっかいたかどうかなんてすぐわかります。
田村の服に彼らの服の繊維がついてないのもすぐばれます。
まあ、彼らの狙いとしては田村を有罪とすることよりも、これをエサにして、木元らの
主張を取り下げさせることだと思うので、最終的にどうなるかはどうでもいいんじゃ
ないでしょうか。
しっかしこの手口、絶対後ろに大きな組織がいるような気がしますけどね…。
(ヤクザとか)
田村、テレビカメラを持っていくべきでしたね。
警察でも田村いきり立って話し合いにならんなー。
もっと冷静に言え。
警察も罪認めろとか頭からきめてかかってるからなぁ。ま、目撃者が偽証してんだから
仕方ないといや仕方ないんだけど。
現実の警察も、罪を認めればさっさと釈放してくれますが、否定すれば拘留されるのは
同じです。だからこそ痴漢冤罪とか面倒なことになるんですけどね。
やったのはわかりきってるから捜査の必要なし、というのはよくない。
たまたま来てた検備沢に刑事がこの事件を話していました。
つーか守秘義務ゥゥゥ!
この話は事務所に入り、みんなビックリしています。
住吉も、大河内は以前もいろいろなことをやっていた悪徳業者だということを調べ上げて
いました。つまり犯罪者集団だと。
栄田が言ってた「田村はこんな奴らと一人で戦ってたのか」って言葉はちょっといいなと
思った。それだけで、どんだけ皆が心配していたのかよくわかりますね。
田村が罪を否定していると聞いて、はめられたと気づく所長。
流石です。
でも、田村はフリーターと自分のことを言っているそうなので、所長はほっとけと言います。
住吉は、田村は法を捨ててなかった、ひとりで戦っている、私達が助けなければ誰が助ける
んですか、と珍しくくってかかってます。
私もどうして所長がほっとけっていったのかはわからんなぁ。
でも、所長のこの後のセリフがよかった。
もう終了時間だ、プライベートにお前達が何をしようと俺は知らん、って。
最初からそういうつもりなんじゃないかよー。素直に心配って言えよー。バットで頭どやしつけるぞー。
(どさくさにまぎれてなにを)
そういうわけで動き出した住吉達。
まずは田村と接見です。
重森も、別の道を行くのは勝手だが、やめたら終わりか、って言ってて、やっぱ皆熱い連中
だなーと思いました。
でも栄田はちょっと落ち付け。
田村の心証はかなり悪いらしいです。
罰金払って出た方が得策とか栄田言ってるけど、でもそれは簡単だけど、前科ついたら
簡単にはひっくり返せないですよ…。
田村が言う、なんで正しい方が罪に問われなきゃならないんですか!って怒りもよくわかる。
お前は骨の髄まで法律家なんだよ、正しくないことが絶対許せない、という言葉をかける
重森。
こりゃあ絶対この話の終わりには田村復帰してくるな。(先にネタバレしないように)
田村も法律家として生きて行きたいと宣言。
いやーよかったですね。
このまま中華食堂でバイトされていたら特上カバチっつーか特上中華になっちゃいますからね。
へい、ラーメンと餃子お待ち!みたいな。
住吉は検備沢とともに検察庁に出向き、銭鳥と金好を、虚偽告訴罪で告訴すると言ってました。
説明出てるのでわかると思いますが、警察が動かない場合、こうやって検察に持ち込むのも手です。
検察も捜査権はありますからね。
つーか警察そういえば現場検証もしてなかったの?
ひっくり返したと言われているテーブルの指紋とか…ずさんだなぁ…。物的証拠もちゃんと揃えないと。
ともあれ時間もないことですし、さくっと結果が出まして、重森が所長に「田村の嫌疑が晴れた、
金好らの指紋しか出なかった」と報告。
所長も一安心ですね。
住吉と栄田は会社に乗りこんでいってますが、金好と銭鳥は余裕の表情。
でもそこに警察がやってきて2人は逮捕。
これで借りは返しましたね。
同時に、田村も釈放。
住吉は田村に何かをくれました。なんでしょうか?
なんかドクロのマークあったけど。
え?呪いのDVD?(ちげぇ)
住吉が持ってたのは銭鳥が勧誘してるのを録画したDVDでした。
つまり、きちんと違約金について説明してない証拠を押さえたらしいです。
それを田村と住吉は乗り込んで行って説明しています。
法律はあなたを許しませんよ!って今回は田村が言えましたが、大河内はぜんっぜん効いて
ない様子。
社員が勝手にしたこととかで切り捨ててやがる。
お金を返す代わりに、今後詐欺とか言わないという一筆が欲しいという大河内。
卑怯な条件をという住吉ですが、田村は自信満々にそれでいいと言います。
さあ田村にどんな策があるのか!
手口的に大河内は相当やってきてますねこれ。
あと余裕綽々で大河内が差し出した著書を、住吉が「一度読んでみたかったんです」と
受け取って投げ捨てるのは面白かったなー。それがゴミ箱に入って、田村がびびるって
いうのも笑えた。
そういうわけでお金は木元の手元に戻ってきました。よかったですね。
つーか木元さんも老人ホームに入るんじゃなくて、何かあった時のために貯金しておき
なさいよそのお金を。わずかとはいえ利子もつくんだし…。
そういうわけで最後のつめに。
田村は、大河内の会社を詐欺罪で告発しました。
告発ってことは…つまり田村がやるわけですか。
逮捕された大河内は示談は済んでいる、と主張しますが、田村個人での告発状が出ている
と警察は言ってきます。
なるほどね。やっぱりその手ですか。
告訴というのは被害者本人・関係者がやるもので、告発というのは、第三者がやるもの、
と言葉で分けられています。
あの時田村は木元は告訴しない、という書類にサインをしました。
けれども自分自身が告発しないとは言ってないしサインもしてない。
そういう、契約の穴をついたわけです。紙に書いてあることがすべてっていうか証拠です
からね。
百戦錬磨の大河内さんも、油断しすぎていたようですね。
まさに年貢の納め時。
事務所にて、住吉は田村の机を見ていますが…。
その頃外には田村の姿がありました。
引き返そうとしたら見計らったかのように所長がやってきて、田村は「やっぱり法律の世界で
生きて行きたい」と言うのです。
つーかお前忘れてたけどさっさと資格とれよ。補助者ずっとやってんな。
気がつけばメンバー全員やってきてました。
頭を下げる田村に通り過ぎる所長。
その後所長は田村に名刺を渡してくれました。ずーっと保管しててくれたんですね。
え?持ち歩いてたのこれ?
ともあれ、もう一度チャンスをくれると言った所長。
絶対に自分の名前に傷をつけるな、と言いました。
ここのシーンは確かに必要だったけどどちらかというと、頭を下げる田村の横を通り過ぎて、
「何やってんだ田村。始業時間はすぎてるぞ」って言うのでもよかったかなとは思います。
その後で改めて説教とかね。
まあいいんだけども。こっちだと戻ってくるのが軽い雰囲気になっちゃうからね。
で、戻ってきて歓迎されるかと思いきや…。
仕事が増えたとか、デスクの賃料差っ引くとか仕事押しつけられたりして、やっぱりこき使われる
田村なのでありました。
所長が最後、バカ息子がって言って辞表破り捨てるのもよかった。
そうだよねー、バカ息子は義理の息子の甲斐君だけでいいもんねー!(待て)
田村の携帯にメールが届いて、それが住吉からで、「おかえり。」だったのはよかったと思う。
でも返事「ただいま。タムラ」て、田村くらい漢字にしろや!このゆとりが!(違う違う)
ところがこれでは済まなかったのです。
大河内らが、起訴猶予処分になったのです。
と思ったら田村の父がらみの話っぽいですね。
有能な弁護士がついたってことか。
あ、やっぱ田村、自分の父とカミングアウトしました。
やはりにらんだ通り、最終回は父と子の戦いかー!
…って父!おいてめぇブラマンの総理じゃねーか!あっちもこっちも権力者の役かおい!
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