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ブラッディ・マンデイ

第3話(10/02/06)

 あらすじが分かりやすくなっててよかったと思います。前回はホント見てて何が何やらって
感じだったので。

 さて政府の面々。
 そろそろ疲れが出て来ています。よく考えたらこのドラマ始まってこの方々、ここのセット以外
出ていらっしゃらないんじゃないでしょうか。政府のお仕事はいいんでしょうか。
 これでギャラはおんなじ、あなた働いて私しゃべるだけ、というトークが聞こえてきそうな感じが
します。

 サードアイの方で調べがついて今更ですが、今回のサイバーテロは、ハッカー、ホーネットに
よるものだということがわかります。サイババテロじゃありません、サイバーテロです。(わかる)
 毒ガスのシステムをめっちゃもっともらしく説明されていますが、どれくらいの圧力をかけると
毒ガスになるというよりも、「以前からスパイが潜入していて、圧力をかけると毒ガスになるものを
混入させていた」という説明の方が重要だった気がします。

 あと遥の彼氏は自殺失敗してました。
 ロープが切れて落ちたのも痛かったでしょうが、さらに電灯も落ちて来るというまさに「泣きっ面に
蜂」を体現してくれた感じです。皆さん、これが泣きっ面に蜂というものです。ドリフなら「ダメだこりゃ!」
でしめるシーンです。

 Jの方は、自信満々に引き金引いたら空砲だったという、めっちゃカッコ悪いことになってました。
前回の銃声は一体なんだったんでしょうか。ドラマの引きに余計なSEを入れないでいただきたい
ものです。
 で、結局取り押さえられて鎮静剤を打たれました。どこからともなく大江千里さんの「かっこわるい
ふられかた」という声が聞こえてきそうです。
 この間ファルコン、ノーリアクション。さすがパソコンを取り上げたら何もないアルバイターなだけ
あります。おいしいボケをいろいろと逃しました。

 で、政府会議の方は、毒ガスによってあらゆる家庭が人質になったという、え?それってオール
電化の家庭は大丈夫ってことですか?みたいなことになってました。これは電力会社の陰謀では
ないのですか。
 テロリスト達も、皇帝の牙を渡しあったり、14時になって囚人が釈放されたらすぐに回収しようと
いう、相変わらず伏線ばらまきの会話ばかりです。話を進める気はないようです。

 えーとあの倉野さんだかふらのさんだか誰だか忘れましたが、藤丸の治療をしつつ2人の
関係を聞いています。
 重大なことを聞く方も聞く方ですが、聞かれてペラペラしゃべる藤丸も藤丸だと思います。
あれだけ、Jにスパイが身近にいると言われながら、この人これくらいの警戒心でよくもここまで
生き残ってこれたものです。
 2年前あいつのせいで友達と父が死んだという、リアクションに困るくらい重い過去を話した
藤丸に対してあっさり「あの人、悪い人には見えない」と、藤丸らの戦いを一言で全否定する倉野。
 この人は、人に同情するとか空気読むとかいうスキルはお持ちではないようです。
 むしろ藤丸の方が空気読んで、憎むべき犯罪者だけど、あなたにとっては患者でいいと思うと
心の広いところを見せました。
 年下に気を使われる女、倉野。

 霧島は、Jが死期が近いことを近づいたのかもな、と言ってますが、そんな簡単じゃない
ような気がします。もっと深いものがJのあの行動にあったような気がしなくもありません。でも
この作品、裏を読みすぎると「じゃあ俺は裏の裏の裏の裏だ!」とばかりに本当に伏線も
へったくれもなかったりしますので注意が必要です。
 音弥の行方はようとして知れず、加納からの連絡もない。
 そこに倉野の上司が「勝手なことをしないでください、何かあったら私の責任問題ですからね」と、
まず殺されるならこいつからじゃねぇか?的発言をしてきます。本当にうぜー野郎です。
 
 政府会議の方では、テロには屈しないからファルコン使ってガスを何とかしてもらえばいいん
じゃね?という、有史以来偉い人が常に使ってきた、面倒なことは下に丸投げ作戦がとられました。
 しかしそのファルコンがいきなり行方不明。
 さっきのシーンから一瞬で姿をくらましたらしいです。
 重要人物であるにも関わらず肝心な時にノーマークなあたり、こっちのドラマの日本もお先
真っ暗です。

 ファルコンはといえば、パソコンで音弥のことを調べていました。
 一緒に移動しているのはマヤらしい。
 加納に頼んでおいてさっさと自分で調べてるなら、最初から自分で動けばよかったのでは。
 
 遥の彼氏君は、今日も死ねなかったとか書きこんでいて、その返って来た「無事でよかった」
とか「安心した」という言葉に「偽善者ばっか」と言ってました。
 死のうとして電灯とともに落っこちてくる奴に言われたくない言葉ナンバーワンです。

 加納さんは、霧島、南海と落ち合ってて、サードアイの中にスパイがいると情報交換中。
Jが証言した、我々が復職した理由もスパイを探し出すことだ、と。
 …この中にスパイがいたら面白いことになりそうですね。

 先週から移動しかしていない音弥君ですが、マヤに、どうしてあおいは死んだ、あんたらが
殺したんだろと、それ先週藤丸が聞きましたよという質問をしています。
 マヤもいい加減うんざりでしょう。
 あおいが捕まったけれども、ファルコンはそれに屈せずハッキングした、その結果あおいは
死んだ、殺したのはファルコンよ、というマヤ。風が吹けばおけ屋がもうかる理論を聞いている
ような責任そらしっぷりです。

 と、そこに総理大臣がやってきて驚く音弥。
 じいさんは音弥に「この件にはかかわるな」と忠告します。
 出来ればそれは第一話で言って欲しかったところです。
 マヤにも、孫を巻き込むな、こいつに例のものを渡せとは頼んでないぞ、と怒りますが。
 マヤはある意味わかっててやったっぽいですね。
 今回はマヤは自分の指示で動いている、加納にもバックアップしてもらっているという総理大臣。
 ま、お金を払うまではマヤは一応信用できるとは思います。
 
 この後の会話が問題なのですが、皇帝の牙を取り戻すためにはファルコンの力がいる
というマヤと総理。どうやら音弥に預けていたのはニセモノでもなんでもなく本物だった
らしいです。
 …あなた方はもうちょっと、奪われない努力をされた方がいいように思います。
 音弥は、あいつを巻き込むのをやめてくれと言いますが、マヤはもうここにきている、と。
 音弥君もそろそろ藤丸に直接電話してあげることくらい思い出して下さい。

 藤丸、ホテルにやってきたのですが、例の新人君にとっ捕まりました。
 そのまま皆で部屋に入っているのですが誰もおらず。
 その頃またマヤに連れ出されて移動していた音弥は、俺がファルコンをコントロールする、
あおいを殺した奴に復讐したいと結構物騒なことを言っていますが、キミと藤丸の友情が本物か
結構心配になってきました。

 遥の彼の方はなんかいじめにあってます。
 もう渡せるお金はない、と言われて死んだら保険金出るだろ、と頭の悪いことを言ういじめっ子。
保険金は家族に渡るものであり第三者が受け取るようになっていれば、まず間違いなく調査
対象です。さすが人をいじめるという頭の悪いことをするだけのことはあります。救いようもない
頭の悪さです。
 明日金持ってくるアイディア持ってこいと、かなり頭の悪い発言をするいじめっ子達。
 彼氏君は、ボクが本当に死んだら許してくれる?とか言ってます。
 許す以前に君は何がしたいのか。

 さて、すっかり忘れられていましたが、テロリストが指定してきた3名の釈放時刻まで残り
2時間。
 サードアイでは澤北さんが、ひとりの前科を調べていました。
 なんでも爆弾を送りつけて逮捕された前科があって、その時プルトニウム核兵器が部屋から
出てきたらしいんだけど、その人は博士号を持ってたと。
 これらの会話を萩原盗聴器で聞いてるし…。なんだこのボスは。
 この情報が出てこなかったのは何者かがデータベースにアクセスして情報を改ざんし、
隠していたかららしいです。
 アクセス権が制御されているので、やるとしたら萩原しかできないらしい。
 釈放要求の10分前に実際、萩原がアクセスした痕跡があると。
 なんかそこまであからさまなことを、本物のスパイがやるでしょうか、って気もしますが。
 こんだけ用意周到なわけだし。

 で、新人君はファルコンに、ハッキングを依頼しますが、サードアイのマシンでは性能が
低すぎて間に合わない、ということで自分の部屋からハッキング。
 サードアイ、無能宣言がなされました。

 えーまたまた出てきた彼氏君。
 君はエピソードを小出しにしないである程度まとめて登場できないのか。
 屋上から飛び降りしようとしていたら、ホタルという人からメールがきて、一緒に死のうとか
言われています。
 あやしいですねぇ、みるからに。

 サードアイでは、加納と南海が萩原をスパイとして追い詰めようとするんですが、なぜか加納が
取り押さえられました。しかもタイミング悪くマヤから電話かかってきたし。マヤは何も言わず
切ったけど、魔弾の射手からの電話ではないのかと頭悪い発言をする萩原。
 加納としても総理から直に言われて動いてるんであれば話せませんよねー。スパイいるかもだし。
 南海に至っては「信じてたのに」とか言う始末。
 それは結婚した旦那さんが浮気した時に言って下さい。

 加納には毎月お金が支払われていて、それが2億以上にもなるからあやしいらしいのですが、
そもそもテロリストがこんな形で毎回お金を振り込むわけがないとか考える人は、ひとりくらい
いなかったのでしょうか。毎月毎月期日を守って振り込むテロリストがいたら、もっとこの事件
早くに解決しています。

 その光景を、ひとりこっそり携帯で連絡しているやつがいました。
 コードネーム、ブルータスらしいですが、この人は自分で考えた時「やっぱブルータスだよな。
俺天才じゃね?」くらい思ったんでしょうか。せいぜいユダくらいにしておいて欲しいものです。
 罪をかぶせることに成功、と言ってましたから、裏の裏さえなければこいつが本物のスパイ
なのかも知れません。

 さて。
 ポイズンクッキングをしている人がいます。
 その名は響。
 フライパンの中の炒め物を食べて、まずっ!とか言ってます。こいつタダものじゃないです。
 あわてて火を消す藤丸。
 彼はそのままパソコンに向かいます。
 そのファルコンに向かって「ねぇ、シカト?」とかめちゃくちゃうざい響。
 シカトという言葉を使ってる時点でこいつ20代後半以降なのは間違いないです。
 というかいつまでこの人は付きまとうつもりなんでしょうか。

 ファルコンはガスのシステムを乗っ取ろうとしているのですが、ホーネットも負けては
いない。
 政府の会議の方でも、もう残り時間ないから、日本中のガス供給を一時的に停めると
言ってます。
 と、奇策を思いついたらしいファルコンが起き上がって反撃、あっという間にシステムの
制御を取り戻しました。
 皆のパソコンを使ったらしい。
 要するに都内で電源が入ってるパソコンを借りてファルコンを沢山飛ばしたようなもの、
ということですかね。
 政府の方にも連絡が入り、これでテロリストに屈せずに済んだ、ガスも止めなくて済んだと
皆一安心ですが。
 魔弾の射手から連絡が入り、あの3人を釈放してくれてありがとう、って言われています。
 法務大臣が独断でやっちまったらしいです。
 これは…流石に逮捕ものではないでしょうか。
 法務大臣の言い訳としては「たかがハッカーに国の存亡を任せられるか」ということですが、
総理はそもそもファルコンがダメならガスの供給を止めると言っていたのですから、無断で
釈放していいことにはなりません。どう見てもこいつが犯罪者です。
 サードアイでは急いで、釈放された3人の行方を追うことになります。無能な税金泥棒の
せいで仕事増やされてうんざりです。

 遥の彼氏の方はどっかに向かってましたが、ここでようやく登場、遥から電話が。
 でももう彼氏君は頭がいっちゃってたので「キミも偽善者なんだね」と言って電話を切って
しまいます。なんだよ、あいつもこいつもあんたもシャッチョさんもウォウウォウウォウウォウってか。
(途中からLOVEマシーンになってます)
 その後彼氏君はメールの指示に従い、CDを買ってトイレに。

 ファルコンの方はやっとこさもう誰も当てにできないと気づいたらしく、自分一人で音弥を
取り戻す、と言ってます。
 で、響に対して「俺にはもう音弥と遥しかいないんだ」と加納さんとか霧島さんの存在全否定です。
彼らは死んでもいいらしい。
 響が抱きついて、私がいるじゃんとか言ってましたが、たかがアルバイトに行った先の
同じレジ店員が私もとか、どこまで図々しいんでしょうか。
 
 彼氏君、トイレの中にあった箱を開いてますが、中には拳銃が入ってました。
 どう見てもテロリストに、いいように利用されているとしか思えません。
 さしずめ来週あたり、正義の味方を気取っていじめっこを撃ち殺そうとする展開でしょうか。
 
 治療を受けていたJが、あーあまたパンドラの箱が開いたとか言ってますが君はエスパーか
何かですか。放射能を浴びてX−MENになったとかいう展開だったらタダじゃおかんぞ。

 ファルコンの方は響に拳銃突きつけられて、ハッキングやめてと言われてました。
 第三の皇帝が待っているからついて来てとか。
 第一、第二の皇帝の存在が気になるところです。

 次回やっと音弥と藤丸再会できそうです。
 マヤが死ぬっぽい展開みたいですが…最終回あたりまたフラッと出て来ていただきたいものです。



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