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チーム・バチスタ2 |
第3話(10/04/20)
繁華街の裏路地にて。
いきりたっているおっちゃんがいます。
お前はドラクエのモンスターか。(しょっぱなから失礼なこと言わないでください)
相手が持っていたナイフに刺されて倒れこみました。
つーかこのガキも逃げるくらいならナイフを取り出すんじゃねーよボケ。
花房に整形外科から、目黒があーだこーだ言ってるという連絡が入ります。
胸が痛いという目黒に花房、ろっ骨骨折してますからねー、と言うのですが。
そうじゃなくて胸がキュンキュンして眠れないのよーとか寒いことを言う目黒。
はーい待って下さいねー。
今永久に目覚めなくなるお薬注射してあげますからねー。
目黒は、速水たんにも来てほしいでちゅーとか言ってます。
こいつこの窓からブン投げてもいいんじゃないですかね…。
そんな中救急に冒頭刺されていた男性が運ばれてきます。
名前は塚田。
速水がまたふらりーと入ってくるのですが、もう状況把握が早いっていうか入ると
同時に指示ですからすごいなーと思いますね。
一方、警察もやってきて奥さんに事情を聞いています。
別に警察を悪くいうわけではないんだけど、いかがわしい場所の路地で言い争って
いてナイフで刺された、という状況だと警察は大体、酔っ払い同士のもめごとで刺された、
という風にある程度シナリオを固めてくるんですよ。
だから奥さんに話を聞いてて、主人はお酒はまったく飲めませんとか、ケンカ早くも
ないです、と言われて全然話がかみ合わないのはすごい笑いました。
しかしなぜあんな場所にいたのか。
これも刑事は、風俗通いしてたのではないか、と言ってます。
てめぇ…そこのてっぺんはげて、ドーナツ頭にのせたみたいな髪型の奴。
フランシスコ・ザビエルにしたろかおい。(あれはトンスラという髪型です!)
治療の中で、お酒は飲んでいなかったことがわかります。
意識を取り戻した塚田自身もとても腰が低い人でした。
ところが、どうしてナイフで刺されたかはわからないという。
あの路地を通りかかったらぼーっとなって、気がついたらここにいた、記憶がない、と。
あんな場所にいた理由は、あそこの近くにある心療内科に通っていたからだそうです。
いろいろふさぎこむことが多いからだそう。
そういうわけで田口は引き揚げたのですが。
一方で何者かが、佐々木と速水が会っているところを撮影してました。
どう見ても目黒です。
と、ここで塚田が暴れているという知らせが入り、一同あわててかけつけます。
水をゴクゴク飲んだ後、けいれんをおこして倒れました。
一体何が起きたのでしょうか。
「空が青かったから」とかいう理由でないのは間違いないと思いますが。
田口は塚田が通っていた心療内科を訪れています。が、大した情報はなかった様子。
救急チームでは、塚田がどうしてこんなことになったのかの会議が行われていました。
つーか研修医が考えられるいろんな原因をパソコンに打ち込んでるんだけど、モザイク
タイルみたいな背景のせいで読みづらい。青一色にしろ。
和泉は、水が原因ではないか、と言います。
速水も話を聞いて「悪くはなーい」。
…なんでそこでカッコつけた。なんでそこでカッコつけた。
速水は他に、ナトリウムの値を思い出し、低ナトリウムか?と言ってます。
そこから、水中毒ではないかと。
水を飲みすぎることによってナトリウムが激減し、それで人格変化が起きた?
ここで私も見ていて、水の飲みすぎで死んだ人を思い出したのですが、あとで白鳥が
話してくれるので、その機会に譲りましょう。
和泉は奥さんに説明し、水を飲むことを制限させていただきます、と言います。
水を飲みすぎることによって、脳がむくんでしまって意識障害が起きると。
田口のところに白鳥がふらーっとやってきました。
こうまでたびたびこられると、この人が本当に仕事をしているのかどうか、逆に
心配になってきます。
きっと同じ課の人たちは「ああまた白鳥さんがいない…」とか言いながら胃腸薬を
飲んでいるような気がします。
田口は速水の不正のことを聞かれて、収賄にかかわっていることは絶対ないと
思います、と言うのですが。
白鳥はそれの上げ足をとって、絶対なのか、思うのかどっち、と言います。
ええい、日本語の婉曲的表現だろうが。腹立つな。
お前は常に本音で生きてるだけだろうが!
白鳥が勝手に冷蔵庫から水を取り出して飲むのを見て田口は、水中毒の話を
します。
流石白鳥、水を飲みすぎて死んだ人の話を知っていた。
アメリカで、どれだけ水が飲めるかという大会が開かれて、ある女性が水の飲みすぎで
倒れて亡くなったんですね。
ただしそれで遺族は訴訟を起こして大金を手に入れたと。
その話を聞いて仕事に戻ります、とかいう田口。え?いらない情報でした?医者として
知ってていいと思いますが?
白鳥にマメ知識だよ、と言われて、マメ?イヤミだーとか言う田口。
おい誰かハガレンのエド連れてこい!
ちなみにアメリカでは、アルコールがどれだけ飲めるかという大会が開かれて、
こちらでも急性アルコール中毒で死亡者が出てます。アルコールの血中濃度が
ハンパなかったとか。もう血液の代わりにアルコール流れてるような状態。
…要するに、アホの国ってことです。
白鳥は、水そのものは毒ではない、過剰に摂取すればなんでも毒になる、と割と
まともなことを言います。
どうした白鳥!なんか変なものでも食ったのか!
口を開けばイヤミ全開のお前が!
と思ったら、この救命も過剰に人を受け入れすぎたら破滅する、ということをひっかけて
言いたかったらしいです。
速水もそこのところは理解してるとは思いますけどねー。
で、そんな速水に花房が近づいてきて、目黒がトラブル多いって言うんですね。
胸でも触られたか、と言いだす速水。
私は…と口ごもる花房。
速水、「大丈夫か?」と言います。
お前心配するくらいなら答えにくい話題をふるんじゃねーよ。
花房は、彼は記者のようだから、近づかない方がいいかも、と忠告してはなれます。
えー田口は水中毒の話を塚田にして、何か悩みがあったら言って下さい、と言います。
実は息子が家出して一年になるらしいです。
出て行く時に、塚田みたいなつまらない人生を送りたくない、と言って出て行ったらしい。
割とひどいこと言うなこの息子。
それ以来その言葉がショックでふさぎこみがちになってしまったようです。
一方目黒のところには白鳥が、ご指名の速水でーすとか言って接近してました。
あんた誰とか言われる白鳥。
第一話から会ってるのにこのザマだよ!
白鳥、「こーゆーお店に勤めてまーす」とか言いながら名刺渡しました。
今日はキャバクラのねーちゃん風で行くのかお前は。
目黒はその名刺を見て驚きます。
バチスタ事件の白鳥といえばちょっとした有名人らしいですよ。
ここからしばらく白鳥と目黒の、お互いの目的に関する腹の探り合いというか、カマの
かけあいがあってなかなか面白いです。
僕と仲良くしておいて損はないですよ、という目黒に、友達ならこの病院にいますよー
一人は、という白鳥。
あかん…グッチ、友達に認定されちゃってますよ!
田口は塚田の会社にきてました。
創業以来のメンバーで、塚田はパソコン使わずにソロバンで計算してたらしいです。
いや…パソコンわからないのはともかくとして、電卓は使おうよ!
その後田口はあの繁華街に白鳥を連れてやってきましたが。
聞きこみだとわかると俄然やる気をなくす白鳥。帰る気マンマンです。このお役人が!
手がかりは得られなかったのですが帰り道、なぜ事件のことを覚えてないのだろう、
と悩む田口に、答えは簡単、風俗通いしてたから、とか言い出す白鳥。
お前…いつか田口に刺されるぞ。
まあこの後真面目になって、覚えてないんじゃなくて、思いだしたくない何かがあった
のでは、と言ってましたけどね。
夜。
塚田が目を覚ましてまた暴れだしました。
氷枕に入ってた水飲んでやがるー!
もうここの図だけで十分ホラーだし、それ見つけた看護師が悲鳴上げてもしかたねーわ。
冷静でモニターを見ている速水。
彼はひょっとしたら確信を持って観察していたのかも知れません。
つーか速水の部屋が無意味に赤いのは何か意味があるんか。シャアか!
また同じことが起きたのに対して和泉の説明が足りなかったのでは、女医だとナメてかかる
人もいるからなーとかいう長谷川。
でも氷枕を出したのは速水の指示だと看護師に言われて皆ビックリ。
速水さらっと、「微熱あったからなー」。
おぃぃぃぃ!この状況でボケてる場合じゃねーぞ!
速水は冷静に、まず前提が違う、って言うんですね。
水を飲んだからの変貌ではない、変貌するまでに早すぎると。
枕に入っている水の量はコップ一杯にも満たない。
それを飲んでみせる速水。
ここでNG出したら、ドリフの牛乳CMコントみたいな悲惨な結果に…。
こんな量で低ナトリウム症にはならない、何か別の原因があるはずだ、という速水。
こんな速水の態度に、チームからは、速水だけ先を行き過ぎだ、という意見が出ますが、
和泉はそれでも自分はついていくっつーわけですね。
あれだ、武市を慕う以蔵みたいな。ま、あっちの関係は本当に一方的な信頼関係
でしたけれども。
佐藤は腫瘍による低ナトリウムを疑って、CTとかの検査をします。
心配した奥さんは田口に、小学生のころ息子が書いたという作文を見せてくれるん
ですね。
昔会社を見学に行った時、今の社屋に移る前で、天井とかボロボロで、埃が落ちてくる
中一生懸命仕事をしていた。それがかっこ良かったと。
……あの、すいません田口さん。
また今回も普通にながしましたね…?
白鳥は田口が預かった作文を見てます。
田口は、家出した息子さんをもしオペになるなら塚田に会わせてあげたい、と思っている
ようですが、白鳥はそんなこと聞いちゃいませんでした。
一方速水。
佐々木と会ってんだけど、目黒、佐々木に見つかりました。あっはっはー。絶賛ピンチ中じゃー!
検査の結果はどれもシロだと報告する佐藤。
速水は、そんなはずはない、と言います。
原因を究明しろと。
そんな中、塚田のところに刑事がやってきます。
刺した犯人が逮捕されたらしい。
なんでも、オヤジ狩りの常習犯だったらしいのですね。
塚田は、息子じゃなかった、とすごく安心した様子。
つまり塚田は、息子が自分を刺したのではないかと思っていた。そこらを前からウロウロしている
息子を見かけていたから。だから、記憶がないフリをしていたようです。恐かったんでしょうね。
誰も客がいないのに楽しそうにストリートミュージシャンしてる息子を見て、自分が、ミュージシャン
なんか目指さないで就職しろ、っていったのが許せなかったらしい。
いや塚田さん、その反省はとても素晴らしいんですが。
客いないの大問題だよ!人気がないってことじゃねーかその息子!
刺される一週間ほど前から、歌っているのを見かけなくなって心配して探していたら、息子を
知っているという人に出会って、それでついていったらああなったらしい。息子知っているといったのは
口実ですね。
許せないな。
ついていった頃から意識がもうろうとして、その後のことは本当に覚えていないらしい。
奥さんが、息子があんなことするはずがない、って言ってていい人だなぁって思いました。
そして田口も、息子さんの歌聞きました、と言うんですね。
そうです、聞きこみの時に偶然田口は、中年男性を見かけませんでしたか、と息子に声をかけて
いたのです。
あることを確信した白鳥は、救急チームを召集し、田口に作文を読むよう言います。
最初から読まなくていいんだよ、必要なとこだけ読めばって言うけどなら最初に打ち合わせ
しとけや白鳥ー!
白鳥がひっかかったのは、天井から埃が落ちていた社屋、という部分でした。
断熱材がむき出しだった天井。
速水気づきます。
アスベストだと。
確かにアスベスト問題が注目されたのは最近のことであり、発症してくるのも最近のこと
なんですよね。何十年にもわたって潜伏するものだから。
だから誰一人思い当たらなかった。
速水は佐藤に、2mm幅に絞ってCT検査を行うよう指示します。
長谷川は、もし見つからなかったらどうする、放射線の被ばく量も気になるし、医療費も
かかる、とか言うのですが。
速水はそんなこと、知ったこっちゃないわけですよ。
彼が見つめているのはひたすらに、患者の命のみ。
長谷川があーだこーだ文句言ってるから速水、和泉に指示だしました。こっちはわかってる
からパパッと動く。
それを見て、もうついていけないよ、という長谷川。
気持ちはわかるけどね。
皆が出て行って速水が残っている状態で、みんなついていけないんじゃないの、と煽る白鳥。
…いや別に反発して出て行ったわけではなく、治療のためだと思いますけど…。
全然動じない速水がいい味出してます。
そして腫瘍が見つかりました。
小さすぎて前回の検査では見つからなかったのです。
手術室に入る塚田のところに、田口が息子さん連れてきました。
君の作文が原因の病気教えてくれた、とは田口もいいこといいますね。
そして、父子はやっと和解できました。
速水も、今回はお前に助けられた、と白鳥に礼を言っています。
白鳥は、お前の粘り勝ちだと褒める。
なんだかまた狐と狸のばかし合いになりかけたところで。
目黒の容体が急変したという知らせが入ります。
…犯人は誰でしょうかねー。単純に佐々木だっつーのは面白くないからなー。
次回からいよいよ大きく動くかも知れませんね。
とりあえず気になるのは、速水が何味の飴が好きか、ということです。(そこォー!?)
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋