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チーム・バチスタ2 |
第5話(10/05/04)
やばい、前回白鳥の影が薄いとかなんとか書いたら、今回すごい鬱陶しいくらい出てきた。
ほんと鬱陶しい!
白鳥、クラブでめっちゃ盛り上がってます。
田口も付き合わされてて気の毒な感じです。
んで白鳥、わざとらしく写真を落としてママさんに拾わせ、そこに映っていた佐々木とか
鴨志田とかのことを聞くんですね。
白鳥さん…何でも正直に聞けばいいってもんじゃないと思います。
一方、カナエという歌手がレコーディングしてたのですが倒れてしまいます。
どうしたんですか!空腹なんですか!(人を行き倒れみたいに)
ここで、意識もうろうとしているカナエの視点で映像が映るんだけど、彼女が搬送
されていく時に母親が「カナエ、大丈夫?」と声かけてんのに「あなたどなたですか!」
とか言ってる看護師にちょっと笑ってしまいました。
この状況でこんな心配してるっつーたら普通母親だろうが!見も知らない他人が
声かけてたら怖いだろうがよ!
なんだこの看護師!
さあ速水がやってきたぞー。
白鳥の方はまだママさんに話を聞いていました。
ママさんは、客のプライベートを嗅ぎまわらないでと言って帰るように言うのですが。
白鳥、ここを田口の支払いにしてた。
最低だなお前!つーか税金使われても最低ではあるんだけど。
お前が自腹切るべきだろ。
こういうことするからいまいち白鳥も信用できないんだよなぁっていうか、事件解決
してもうざがられるんだよなぁ。
カナエの方はそのまま入院ということになりますが、会議でも母親の評判が悪い。
この半年間休みなしで働かされていて、5日前からせきが出て、3日前からは高熱が
続いていたのに仕事させていたと。
佐藤が研修医に、芸能人だからってチヤホヤすんなよ、とクギをさしてましたが…。
珍しく速水が田口に、母親の対応を頼むと言ってました。
皆も、治療の妨げになるような行動をとる可能性があると心配しています。
学校にあれこれ言いがかりつけたりムチャな要求するのをモンスターペアレンツと
言いますが、医療現場でもあるらしい。モンスターペイシェントと呼ばれるらしいです。
なんていうか…。医者が怠慢ならともかく、真面目に治療してくれている相手、面倒
みてくれている相手に「こっちは金払ってんだから」っつーのはアホの極み以外の
何ものでもないですな。金払ってんだからどうなんよって思う。もっと特別扱いして
欲しいなら相応の金払ってから言えと。
んで田口が向かうと案の定モメてました。
いつ退院できるかとか母親が看護師問い詰めてましたよ。
そんなもん医者だかてわからんわ。推理小説の表紙だけ見て犯人当てろつーてる
ようなもんだボケ。表紙に登場人物全員出てたらいいけど抽象画だったら全滅じゃねーか。
キャスト見ただけでわかる2時間サスペンスとは違うんだぞ。
(氷河さん段々趣旨ずれてきてます)
速水の方は、花房に、証拠処分してるな、とか、手を引きたくなったらいつでもいえ、とか
言ってました。この二人はすごい信頼関係で結ばれてるんだなぁ、と思いました。
えー。
カナエのとこには医者が4人…多すぎる!つーか佐藤!てめぇ無理させるなとか言った
だろうが!何率先して話しかけにいってんだコラ!
速水に告げ口するぞ!
と、ここでカナエに発疹が出ていることが判明します。
肺炎のための治療剤にアレルギーが出た可能性があると。
あーこういうのってあるんですよね。市販薬ってかなり効能が抑えられてるから、アレルギーも
大したことなかったりするのですが、病院の薬ってダイレクトに効くようにされてる分、症状も
かなり重かったり。きついんですよねー。(私も薬にアレルギー持ってるもんで)
薬を変えるということを説明する田口。
すると母親案の定、治療のために入院しているのに病気を重くさせるのかしらぁー!とか
でかい声で言っててむかつきます。
つーかあんたそんなに早く退院させてそんなに働かせたいんですか。そのためにムリさせても
いいんですか。
じゃあ無理して退院させて、あとひと月くらいで死んでも良ければ退院すればいいんじゃ
ないですくぁー?
えー田口くんに支払いを押しつけた白鳥。まーた何事もなかったかのように顔を出してます。
白鳥は、カナエと母の関係を、代理ミュンヒハウゼン症かも、というけれど田口は否定。うん、
そういうのには見えなかったなあれは。
んで白鳥、またクラブ回りにいってくると出て行きます。お前ちゃんと自腹切れよ。そのために
高い給料もらってんだろうが。
長谷川はある看護師から呼び出されます。
誰だこの人。
あ、先週のアレ見てた人か。
速水が佐々木から何か受け取ってたの見た、あれはお金だ、という看護師。
これが本当なら速水を追い出せるかもとか言ってますよー。
そこの長谷川君ね、先週その速水のゴッドハンドに感動しちゃったばっかりだから多分、
速水追い出す側には回らないと思うよ。
つーか速水追い出したらこの病院、間違いなく経営傾くでしょうね。
救急は赤字かも知んないけど、あそこなら最善を尽くしてくれるってやってくる患者もいるんだから。
…っていうかこの看護師来週あたり殺されそうな気がします。
白鳥、あのクラブを向かい側のビルから見張ってました。
むむっ、こないだの「新参者」、見ましたね!?
(容疑者がある店に来るのを、主人公の加賀が、向かい側の店から見張るというシーンがある)
今回やってきたのは、佐々木、鴨志田と、心臓外科医だかなんだかの黒岩でした。
事業計画がどうのと言ってるとこに現れた白鳥。
ぼくもまざっちゃおーとか言って図々しく座りますが、話は今終わったところ、といって帰られて
しまいます。
おい白鳥よ、さすがにここまでやったら営業妨害だぞ…。
話聞き出す気があるのかお前は!
つーか帰られた後ママさんに白鳥聞いてますけど、いやだから言うわけないっていうか
どうしたの白鳥君!
君は本当に、田口のツケでここで飲み食いしたいだけじゃないだろうね!
…で、白鳥さん。仕事してんですか本当に?
カナエの方は次第に容体が悪くなっていきました。
薬が効かないということで一同は治療の見直しを迫られます。
速水も、肺の末端まで真白になっている、残り3日が勝負だ。幼少期の病歴を確認する
必要がある、というんですね。
聞かされた母親はびっくりしてますが、えらい動揺してますな。
病歴はないです、と言ったけれども。
田口は、父親はどうですか、体質に手がかりがあるかも、っていうけれど、関係ない、と
母怒る。
怒ってそのまま倒れました。
どうした、窓から狙撃されたんか!
(どこの殺人ドラマだこれは)
もうこのまま話の終わりまで目がさめない麻酔してどっか放り込んどけよ。…霊安室とか。
目を覚ました母に花房が、うちのドクターは優秀ですよーといって落ち付かせていて、あれ?
田口より役に立つんじゃね?とかちょっと思いました。
肺の炎症は広がっていて、ステロイド投与もまったく効かない、いよいよもって追い詰められて
まいりました。
田口が部屋に戻ってくると、当り前のように白鳥が寝ていて、しかも起こされたことに対して
「いい夢見てたのに」って怒ってますよ。あれ?怒っていいの、勝手に使われてる田口の方
じゃね?
白鳥は田口から、ステロイド投与のことを聞いて、どっちに転ぶかね、と意味深なことを言います。
ステロイドはもろ刃の剣だと。
案の定、カナエの容体はますます悪化してきて、人工呼吸器をつけなければいけなくなって
きます。
しかし送管することでのどを傷つける可能性があり、歌手としては歌えなくなる可能性がある、
と母に説明する必要が生じてきます。
でもそうしなければ命がないので、母は承諾しました。
ようやく母親らしくなってきたと思います。
母は、カナエに声をかけるんですが。
カナエの演技が迫真に迫りすぎて、息も絶え絶えに「ごめんね」って言ってたのが「ねね」に
聞こえて、「え、今秀吉の奥さんのこと言う必要ある!?」とか思ってたらごめんね、だった。
こんな時に誰がいきなり歴史の話を始めるかー!
カナエは、何があっても私はお母さんが大好きだからね、と言います。
こういうセリフは大抵、母が隠している秘密を知っている時に言うものですな。
速水は田口を呼んで、これを使え、と渡してきます。
つかこれを使えって…紙きれをどう使えって言うのさ。え?この紙で鉄が切れます、とか?
(そういう「使え」じゃない)
カナエには鎖骨を骨折した跡があって、この程度なら母親は異変に気づいていたはずだ。
なのに母親はけがをしたことはなかった、と言った、と速水は言うんですね。
そして、カナエは亜型のABであり、母はO型、ニセモノの母だと。
わざわざ亜型つーて難しくせんでも普通のAB型設定でいいんじゃないかと思いますが。
亜型というのは名前の通り、簡単に言うと平均から少し外れている血液型のことです。
一口にA型といっても「典型的なA型(検査で間違いなくA型と判断されるタイプ)」と、「亜型の
A型(検査で他の血液型に間違われる可能性もあるもの・心配する必要はありませんが)」と
いうものがあり、亜型っつーのはそういうことです。
長谷川の方は速水に頼まれて、カナエが接触した場所の細菌とか調べることになりました。
速水先生、依頼する時の顔がさわやかすぎます。なんでそんなにドS全開なんだ。
サディスティック星から来たんか。
母親は田口に、カナエは1歳の時に引き取った子供であることを話します。
いつかは話さなければならないと思っていたけど、怖くてなかなか言える機会がなかった、
とも。
離れ離れになっても構わないからカナエを助けて、と言ってたのはちょっと感動しました。
そこまで思ってくれる母親のことを血がつながってないと打ち明けたからといって、カナエは
拒否したりしないと思いますよ。
田口は、1歳より前の時期に何か手掛かりがあるかも、と言います。
つーかあの、鎖骨骨折の件はあれから出てきませんでしたがどうなったんでしょうか。
長谷川の方は文句言いながら研修医にスタジオのほこりとかを採取させてました。
結局人にやらせてんじゃん。まあいいけど。
そこで、せきこんでいる歌手が薬剤を飲んでいるのを目に留めます。
おおっと意外なところにヒントがー!
ここから事態は急転します。
カナエは、声の枯れが防げると聞いてステロイドを常用していたんですね。
ばかやろーが。本人にとってはのど飴かわりかも知れんけど、薬をそんな服用の仕方
しちゃいかんのじゃ。
これで、抵抗力が低下していたということがわかります。
そんな中、容体が急変したということで皆駆けつけます。
さらにそこに田口が入ってきて、麻疹予防をカナエが子供のころ受けてなかったことを調べて
きました。
2週間前に子供向けのイベントがあり、そこではしかに感染した可能性もあると。
速水、無言で田口を見てたけど、これは田口のお手柄ですよねー。
で、原因が分かったのでやっとこさ適切な処置がとれて、あっという間にカナエの容体は安定
しました。
それもこれも母親が、母子手帳を捨てずに持っていたおかげでした。
カナエを引き取った時に一緒にもらったものを、ちゃんと保管しておいたらしいです。
んで皆が会議してる中で、速水がソファに座ってケーキだか食ってんですけど、銀さんみたいで
なんかよかった。
そうかー、さっきのドSのことといい、銀さんがちょっと記憶喪失になって、魚の死んだような目
じゃなくていざとなったらきらめく目になってたらこうなるのかも知れん!
(もう別人だよそれ)
カナエは以前からステロイドを常用していて、抵抗力が下がったところにマイコプラズマに感染し、
さらに麻疹ウィルスに感染したからこんなことになったと。
どうでもいいけど麻疹ウィルスをマシンウィルスって書くとなんかロボみたいだよね!
速水は田口に「ステロイドはもろ刃の剣なんだ」って言ってました。
白鳥も危険を指摘してましたね。
カナエはどんどん回復し、普通の酸素マスクをつけて過ごせるまでになりました。
んで、本当の母じゃない、という母親に「知ってた」って言うんですね。
一度本当の母が会いにきたけれど、私の本当の母親はこの人だけって追い返したって。
まあ本当の母も立場ねぇなって感じではありますけど。
田口も速水のところに、血液検査の表を返しに行くんですね。
使わなかったのか、という速水。
いやだからそれをババーンと出したからってどうなのよっていう気もしますが。
強制的に本物の母でないことを認めさせて話を聞こうとするってのは田口に似合わないし、
それじゃあ信頼関係が築けないからね。
つーか田口、割といいこと言ったのですが、速水は出てったあと飴選んでニヤニヤしてたから
話聞いちゃいねぇ状態だったと思います。お前その専用の台買うくらい常備してんのかよ
チュッパチャプス。糖尿になんぞ!銀さんだって週一のパフェで我慢してるのに!割と忘れられ
がちな設定だけども!
白鳥の方、また見はってたんだけどあのママさんが、もう彼らは来ない、と告げます。
嗅ぎまわるから店変えたって。
何十万単位の損失じゃねーか!
白鳥はママさんに、自分も医者を志した時があった。でも、接待や汚職、収賄に裏金と、
医者が金にまみれている間に死んでいった患者がいるのを見てきた。医者は患者ときちんと
向き合うべきだ、と話すんですね。
そのルールは必ず守らせると。
この話を聞いてママの顔つきが変わった。
それで、私にもルールがあるから客のことは話せない、今夜で来るのは最後にしてと言って、
ボトルの棚を開けるんですよ。
つまり、話せないから、これを見て勝手に解釈してくれってことでしょうかね。
その中のボトルに速水もありましたが…。記憶違いでなければ、速水のボトルは割と後ろの
方にあったと思います。
あと演出上、埃かぶった設定は難しいだろうけど、例えば他のボトルに比べて残ってる量が
多いとか、なんかそういうのがあったら面白かったかも、とはちょっと思いました。
さーてー。
これで終わりかと思われましたがすごい展開が。
速水がいなかったので書類置いて帰ろうとした佐藤は、あるファイルを見つけます。
珍しく厚労省に戻った白鳥も、同僚の机近くから妙な書類を見つけます。
白鳥は田口のところにいって、速水だけではなく相当な数の医者が収賄を受けている、と
話します。
これは単なる収賄事件じゃない、と。
そしてあのメディカルアソートが、病院を作る計画があり、そこの救急センター長に速水の
名があったことも指摘。
あれじゃないですかね、映画を踏まえて考えるとするならば、自由に救急をやらせてくれる
ところへ速水は行くつもりだと。病院の利益だの、地位だのに関係なく、医者が患者のことだけ
考えていられる病院へ。
と、これは多分作品を見てたら視聴者誰もが考えることだと思うので、ドラマではもうひとひねり
何かがあるとは思います。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋