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チーム・バチスタ2 |
第8話(10/05/25)
倫理委員会がさくっと開かれてしまったのでどうしようと思ってたんですが、もしかしたら
最終回あたり、もう一度開かれるかも知れませんね。
速水の方は相変わらずしれっとした感じでしたが、患者名のないカルテを引出しから
取り出して見ていました。もしかして自分自身のだとか…そういうありきたりな終わり方だと
逆につまんなくなってしまうから(自分は余命が少ないから、後継者を育てていた的な)、
多分まだまだ大逆転はあるんだと思います。
白鳥の方は向こうから歩いてくる佐々木を「どうすんのーやばくねー」とか煽ってるん
だけど、佐々木が歩いてくるのが一瞬見えなかった私としては、白鳥が大声で独り言
言ってるのかと思って「大丈夫かこのおっさん…」とびびってました。
つーか近くによってから話せばいいじゃん!遠くから話しかけなくても!
白鳥が速水のところに入ってきて、速水は書類を隠すのですが。
あれ?よく考えたら白鳥、ノックをして返事があったら入るとか守ってなくね?いいけどさぁ。
絶対こいつのことだから、隠した書類をチラッと(中身わからなくても)見てたと思います。
で。
白鳥は、速水が告発されてメディカル・アソートは出入り禁止、鴨志田の計画は頓挫して
事務長はここを一次病院に。これが今考えられる最悪のシナリオだけどどうよ、って話して
ます。
フッ…まだまだあまいな、白鳥!
ドラマ打ち切りが最悪のシナリオだぁー!(予想外すぎる)
速水ならもっとマシな事態に出来るよな、と白鳥も少しは期待しているようですが、速水は、
どう出てくるか自分にも計算できない人間がいる、という。
それは田口でした。
白鳥、メチャクチャ馬鹿にしてるんだけど、速水は、ストレートにぶつかってくる、事務長
より面倒な男だという。
でもねじ伏せるけどな、って結局全部ねじ伏せるんじゃねーか!
一方寺内の方はとんでもないことが判明していました。
ただのモンペだと思っていたらなんと、末期がんだったのです。
これはまさに自業自得というか…。
ともあれそれで、家族はと和泉は聞くんだけど、娘とか縁を切っているからもういないという。
で、佐藤が、倫理委員会呼ばれてますよね、何を話すつもりですか、と和泉に聞かれて
「知るかよ」って言ってたのはなんか面白かったです。
まあ自分の方が聞きたいわなぁ、速水に。
白鳥は寺内のところに「いーなー個室ですかぁー」とか言いにいってんだけど、寺内の
方は痛みがひどくて相手するどころではない様子。
そりゃそうだ、本当にしんどい時ほど鬱陶しいものはないと思います、白鳥。
痛みどめが効かないということで、和泉はモルヒネを少し強いのに変えました。
こういうのって大変ですよねぇ。
モルヒネは耐性出来てくるから、どんどん効かなくなってくるんですよ。したら本当に
つらいと思う。
んで。
和泉は田口にあの怪文書を書いたのは自分だ、と告白するんですね。
他の病院に行って欲しくなかった、隠し事をして欲しくなかったという一心で書いて
しまったという和泉。
いや…あんなもんが明るみになった時点で速水、ここにはいられないと思うんですけど。
和泉は破って捨てたけど、それを誰かが届けたに違いない、と言う。
田口は、誰か同じように思っている人間が、その怪文書を利用したんだと言います。
和泉は、速水を守ってほしい、と言うのでした。
白鳥は、これで和泉は候補から外れた、と言う。
確かに本当に出したのならわざわざこんなこと言わないでしょうしね。
白鳥は、ここの救命は守らなくてはいけない、と珍しくいいことを言います。
一方寺内の方は、娘がやってきてましたが、寺内、7年も会わなかったのに今さら
なんだ、金でも欲しいのか、とけんもほろろ。
あんた実の娘なのに…。
娘は、病院側から寺内が末期のガンであることを知らされて驚きます。
彼女にはもう子供がいるんだけど、昔結婚する時に猛反対されて、それで家を出たきり
だから、当然孫がいることも知らないだろう、って。
田口が気を利かせて寺内のところに、先に孫を連れていって、娘さん呼んできましょうかって
言ってるのが流石だなと思いました。
ジジババは孫に弱いからな!
(よく観光地で孫に動物へのえさ代とか、お土産たかられているのを見ます…)
田口が外に出ると白鳥が、倫理委員会の時間だと呼びにくる。
いやあの…娘さんを呼ぶ時間くらいくれませんかね…。
んで倫理委員会に入ってきますとですね。
トランク持って誰かが入ってくる。
黒崎でしたー!…ええと?…昔死神代行やってて、今息子さんが死神代行してて
ウェコムンドで死にかけている方でしたっけ?(うん、それはBLEACHの黒崎だね!)
あ、白鳥と仲が悪い臓器外科医のおっさんか。朝田を呼べー!←待て。
ここで白鳥が「あ、そのネクタイ、オーストラリアで買ってきちゃいましたー?日本でも
売ってるのにねぇー」とか言ってて、それで黒崎がネクタイ外すのめっちゃ笑いました。
つーか白鳥さん、あんたも同じ柄だろうが。人のセンスばかにしてるばーいか。
そして田口君、自分が上座なのでビビるのでありました。
一方速水達は緊急搬送されてきた患者のオペをやってて、皆が「そろそろ時間じゃ」と
言うんだけど、待たせておけ、ってさらっと言うのがかっこよかったです。
患者より優先されるものはないっていうのが速水の持論ですからね。
んで二時半になって皆めっちゃ待ちぼうけくらってるわけですが、待ってられないからそろそろ
始めようと事務長とか言うわけですね。
白鳥は、こんなのは欠席裁判だと怒るわけですが。
黒崎とかも、あの男がルール守るの見たことがない、とか言ってる。
お前…新参者見なかったのか!?
どんな人間にも自分のルールがあって、速水は、決められたルールは守らないけど、
患者を最優先するという自分のルールは絶対守る男だぞ。
まあそれを他の先生にも求めすぎるってのはありますけど。
ギリギリ速水がやってくるのですが、「申し訳ないの一言もないのか」という黒崎らに
対して、患者とこちら、どちらかが大事か考えるまでもないだろう、とスパッと速水が言うのは
かっこいいですね。
つーかなんで速水の椅子が、ぐるっと取り囲まれたど真ん中なんだろう。しかも一番いい
椅子だよこれ!
速水は、院長がいないのなら話にならない、と言うんだけど、田口が後日責任を持って
きちんと伝えます、と約束しました。彼なら院長も全幅の信頼を置いてますから大丈夫
だとは思いますけどね。
さてまず怪文書のことが取りざたされます。
メディカル・アソートとの収賄は事実か、と聞かれて平然と、「ある」と答える速水。
衝撃が走ります。
一方寺内の方。
娘がさっきとまったくうってかわった態度で、これから毎日お見舞いにくる、と言ったので
寺内、自分が末期がんだと気づきます。
ちょっと娘さぁぁぁん!!!なんのために本人告知してないかわかんねーだろうが!
突然そんな態度変えたらバレバレだよ!
孫のりょーた君が、これあげるって飛行機のオモチャあげてました。
末期がんで余命わずか確定じゃねーか!
速水の方は、突然黒崎に、あのデパート火災の話を振ります。
あれから始まった、という速水。
一方黒崎は、ああ、うちの病院が廊下まで患者にあふれたあの事件か、みたいな。
あんたは皮肉を交えた発言をしないと死ぬんか。
当時は業者からの賄賂があふれていて、新人の速水でさえそういう話があって、速水は
ずっと断り続けていたらしいんですね。
そんな時、あの火災が起きた。
上の先生方はその時接待やら何やらで誰もおらず、黒崎が病院にかけつけた時には、
速水が勝手にすべての救急車を受け入れしていて、ものすごい患者であふれかえっていたと。
ところが受け入れしたはいいが、すぐに備蓄が底をつき、まったく薬品などが足りなくなって
しまった。
それで初めて速水は自分からメディカル・アソートに連絡し、薬とかを大量に用意してもらった
らしい。
なんていうかこれ聞いた時、速水らしいエピソードだなと思いました。
患者のためなら自分がそういう、嫌っていた存在に頭下げるのもいとわない、的な。
それからメディカル・アソートに借りができて、いろいろ断れなくなったという速水。
黒崎は、あの伝説の裏にそんな不正があったとはね、とチクチク言うのですが、速水は
涼しい顔をして「それを不正というならそうなんだろうな」と。
これは速水に一本!と言いたい。
速水は、誰も俺を裁くことはできない。ただ1つの存在を除いてと、デスノートのキラみたいな
ことを言い始めます。
ま、それは患者という現実だけだってことなんですけどね。
キラと速水が違うのは、速水は決して自分を正義だとは言わないことでしょう。
寺内の方は、電話をかけたい、とか言い出します。
それであの栗山っつー、チョロチョロ出て来てる看護師が連れて行くのですが…。
シンケンレッドこと殿の方は、速水が倫理委員会の前までオペしていた患者の意識が
戻らないと心配していました。
ついでに速水のことも心配してました。
殿が「シュシュッと参上!」すればいいんじゃね!?とか思ったらこれハリケンジャーだった。
(真剣に間違えた。…シンケンジャーなだけに。←黙れ)
倫理委員会の方に戻りまして。
黒崎は、速水のことを神だと思っているのか、と追及しています。
行き当たりばったりでやったのがたまたまうまくいっただけで、活躍が賞賛されること自体が
問題だと。
田口は、それで救われた命もある、と言うのですが。
今の医療体制がどんなものかっつーのは知りませんけども。
医者が、無理して受け入れて治療した医者を糾弾する、というのならば、その医療を
否定するというのならば。
じゃあ医者いらねーじゃねーかと思います。
人を助けることが仕事なのに、それしないんなら医者ってなんのためにいるんよ。
接待してもらうため、金を儲けるため、政治家に太いパイプ作るため、そんなために
医者名乗ってんならいますぐその医師免許捨てろ。何の役にも立たん。
黒崎は、速水は今現在もすべての救急要請を受け入れる、15年前と変わっていないと
非難。その結果、身内から怪文書が出るようなことになる、と言う。
現金をもらったのかどうかと聞かれて速水は、センター長になってからはあったが、
右から左に消えたので総額はわからないという。
何に使ったんだ、と黒崎とか事務長は言ってるけど。
これ絶対赤字埋めだよなぁと思いながら見ていたら、やっぱり現場の費用でした。
消耗品には金がいるという速水。
予算は厳しいし、事務長が削減削減と言ってさらに厳しくなった。
予測不能な事態だってある、という速水。
そして、「消えそうな患者の命を目の前に、あんたらは金の計算してられるのか!」と
初めて怒鳴った速水。
ここはいいシーンでしたね。
白鳥は、どうして院長に相談しなかったのか、というけれども、速水は、病院経営は
赤字で、院長に伝えても事務長に任せている、の一点張りだと。
要するに院長もアホだっつーことですよこの病院。
そりゃ見放したくもなるわ、速水が。
裏金で帳尻を合わせるのは違法行為でしかない、という事務長らに、「それならば
聞きたい。救急医療追い詰めたのは誰だ」という速水。
事務長らは、そんなこといっても、ちゃんと現場に使ったか証明できないじゃん、自分が
使ってるかもしれないじゃん、とか言い出す。
そこに花房登場です。
よっ、待ってました!
彼女はちゃーんと、メディカル・アソートからもらった金と、それを何に使ったかを帳簿と
して残していました。
決して推奨される行為ではないけれども、これによって速水が一円たりとも自分のためには
使っていなかった、ということがわかったわけです。
あ…いや…少しはアメ買うのに使ったのかも…。いやそれはないな。これは自分の給与で
やってそう。絶対、休み返上してて、使う暇もなさそうだし。
一方寺内の方は、鴨志田につなげ、全部ぶちまけてやるとか電話で言ってたんだけど、
つないでもらえなかったようです。
あんた…そんなでかい声で言ってると消されるぞ…。
事務長達は、センター長と看護師長が不正に手を染めていたとなると大問題ーとか
言ってますが。
速水はちゃーんと予想していた。
責任は俺にある、といって辞職願を出します。
つまり事務長としても、この不正を追及すればまたスキャンダルになり、病院経営は
ますます傾くわけだから、秘密裏に処理したいわけで。
速水が責任取って辞めるならこれでいいだろう、ってことですね。
メディカル・アソートの機器は他の部署でも使ってるから、契約停止になると病院全体が
困るわけで。
ここで帳簿見ていた白鳥が笑いだします。
全部計算か、と。
白鳥は、怪文書送ったのは速水だ、と言うんですね。
花房もかかわっているという一文を消すとしたら速水しかいないと。
和泉があれを破って捨てるのを見ていた速水が、ごみ箱から拾い上げて再現したという
わけですか。
ほらー、シュレッダーにかけないから…。
つまりこうやって、怪文書を送ることで、救急の実態を表に出したかったんだろう、という
白鳥。
普通に訴えたとしても事務長が全部握りつぶして届かないからこういうことしたんだろと。
でも白鳥がちょっと余計だなと思ったのは、「どうせお前は次の行き先が決まってるから、
ここを辞めても問題ないもんなぁ」と言ったこと。
もともと辞める予定だったのをちょっと早めて、言いたいこといっただけだろって。
そこは違うんじゃないかな。
行き先が決まってるから後はどうなってもいいやって気持ちで言ってはいないと思うけど。
つーか佐藤も初耳みたいな顔してたのちょっとビックリした。
あれ?聞いてませんでしたっけ?
んでここまでセリフのなかった佐藤センセ。
納得いかない、速水は命を救う天才だけど、経済観念がない、俺らはどれだけの緊張で
働いてきたと思ってるんだ、とか言います。
それで、すんなり辞めさせるのは間違っている、処分受けて免職されるべきだと。
多分速水はどっちでもいいって言うと思うよ、サトチャン。
そこに花房へ連絡が入り、救急へ患者が運び込まれてくると連絡。
和泉もやってきます。
速水がここで、「大人しくやめてやろうと思ったが気が変わった。俺の首が欲しけりゃ、
自分の力でとれ」と佐藤に言っててかっこいいなと思いました。
敵は本能寺にあり!(そういう、首をとれではない)
この後白鳥が、黒崎とか事務長に、「残念でしたねー、あとちょっとで速水を排除出来た
のにねー。わざと倫理委員会、院長のいない日にしたんでしょ?そうやって現場の声
シャットアウトしてきたわけだー」とすごいイヤミを決めてて、ちょっとスカッとしました。
速水達はてきぱきと患者の処理してました。
さっきあんなこと言ってた佐藤もちゃんとやってて、これは流石だなって感じ。
様子を見ていた白鳥も、速水は速水なりに救命を守ろうとしたんだ、と理解ある
ところを見せていました。
で、寺内が2人に、自分はとんでもないことをしてしまった、と言おうとするんですね。
鴨志田に関係のあることらしい。
で、彼が話そうとした時、栗山が、泌尿器科に移る時間ですよ、とやってくるんですね。
白鳥らは、じゃ移動した後でもいっか、と引き揚げてしまう。
いつもなら「じゃ付き添いますよ」って言ってくるくらいしつこいのに、なんで引き揚げて
しまうんだ白鳥!
和泉の方は、たまたまやってきた時に佐藤が罷免要求してるの聞いてしまって
速水に、ウソですよね、って言うんだけど、速水は、いんや、間違いないよ、と言う。
で、佐藤に「一つ訂正だ。俺をわがまますぎるといったがそれは違う。責任を取って
辞める、それがトップだ」って。
この町は三次救急が少ないから、この病院にムリが出る。
だから速水がメディカル・アソートの作る病院に移って向こうでチーム作って、ここと連携
していけば、理想の医療ができる、という速水。
ここで田口と白鳥が速水の思いを知っていたことに、長谷川が「おかしくね?」とか
言ってんだけど、部外者にだから言えたこともあるんじゃないかなぁ、速水。
田口は、しれーっとしている速水に、皆が速水にずっとついてこれたのは、速水がすごい
医者だからというだけではなくて、速水を人間として信頼していたからですよ、と言うんですね。
人の命を救うのはお金だといったけど、人の心を動かすのはお金じゃない、速水先生の
熱意だ、と。
このまま、信頼を裏切って移っても、理想の医療は生まれない、僕はそう思います。
おおっ、グッチが説教したぞ!
花房も速水に、「私を残していくつもりだったんですね」と声をかけます。
速水は、ここは花房がいなくなったら回らなくなるから、と言う。
花房は、私は必要なかったんですね、と言ってたけど。
多分速水としては、何があるかわからんようなとこに花房を連れていけないんだと
思いますよ。
つーか今気づいたけど花房、BLEACHの卯ノ花烈に似てなくないですか?
しっかり皆をサポートするとことか、何考えてるかわかんないけど実は怒らせると
一番こわ…ゴフッゴフッ!
えーと。
皆そんな呑気なことをやりとりしてる間に、寺内さん大変なことになっていました。
階段下でぐったりしている寺内を発見した田口と白鳥。
急いで心臓マッサージをしますが…?
はたして寺内は助かるのか!?
次回、緊迫の展開!
とか思ってたら予告で白鳥が「寺内さんの死因は医療ミスの可能性がある!」
予告でネタバレすんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!
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