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絶対零度 |
第9話(10/06/08)
もう桜木お前無能刑事に名前変えろ…とちょっと思いました…。
つーかこれで青島と同じ巡査部長!?(7年前設定)マジで…?
よく昇進試験通ったな…。
えーと、前に小栗が言っていたというロケットがどーたらというヒントを元に皆も
探しているのですがなかなかわかりません。
んで、犯人から電話がかかってきて、桜木は預かった、杉並事件が解決したというのを
撤回すれば返してやる、と言ってきます。
夕刊までにその記事が載っていなければ桜木も殺すと言って電話は切れました。
逆探知は不可能だったらしいです。
海外サーバをいくつも経由しているらしいですが、つーことはIP電話使ってんのか。
わかりそうなもんだけど…。
深沢は高峰に、犯人像どう思うと聞くのですが、高峰はプロファイリングをためらうんですね。
それに塚本が怒るけど、それは怒っていいところじゃないと思うけど。
自分の失敗のせいで人の命を奪ってしまった経験があれば、そりゃためらうでしょうよ。
一方桜木。
起きました。
そばにいた犯人に思い切り刺激するようなことを言ってます。
あんた…犯人が激昂して危害加えてきたらどうするんだ…。
主人公だからまだ殺されないで済んでるけど、こんな発言他のキャラがしたら絶対刺されてるよ!
なんで「落ち付いて私を解放して下さい」とか言えないんだよ!
新参者の加賀さんとチェーンジ!(犯人だってあんなでかい男捕まえたくないわ!)
室長はイチカチョウに報告してんだけど、事件解決を撤回するなんて飲めないと言ってました。
よし、青島を呼べ!
深沢らは、桜木の足取りを追っていました。
夕陽の写真を探していたという証言が歩いている人から取れるんですが、頼りなくて本当に
刑事とは思えなかったので逆に印象に残っていたらしい。
聞き込みもまともにできないのかと呆れる深沢。
一人で捜査させないって言ってるけど、もともと一人で捜査したらあかんやろ、刑事は…。
あ、非番だったっけ、あいつ。
…なおさらいかんやろー!!!!!
高峰は、本谷ご夫婦を呼んで話をするのですが、単独犯で、事件が解決したと思っていた
夫婦はビックリ。
それで高峰は桜木が探していたという写真のことを聞くのですが。
奥さんがビックリして、自分のために桜木は巻き込まれてしまったと責めちゃうわけなんですね。
ご安心ください。
誘拐されたのはあいつがアホだからです…!
あんな大声で話しながら尾行して撒かれた上にとっ捕まる奴は初めて見ましたよ。刑事ドラマ
初じゃないのか。
この夕焼けの写真を科捜研ではしっかりと分析してて、あっという間に場所割り出してんですね。
すげぇ…っていうか桜木も最初からここにきてたらすぐ見つかったような…?
で、そこに向かうと、ロケットみたいな模型があって、小栗のヒントはこれじゃねーか、とか
言ってる。
深沢はそこで桜木のペンを見つけます。
桜木は携帯で連絡しようとしてましたが、犯人に見つかって取り上げられてました。
しかも言うことが「返してくれますよね、それ大事な連絡先とか写真とか沢山入ってるんです」
犯人じゃないけど命の心配をしろォォォォォ!
なんてマイペースな刑事なんだ!
自分のことを心配する必要はない、絶対に助けは来るという桜木に、自分は被害者との接点は
ないから絶対にたどり着けないという犯人。
というかいい加減桜木は犯人を挑発し続けるのをやめてください…。
小さな居酒屋で小栗が店主相手に話していたのをたまたま聞いて、この犯人が声をかけたのが
きっかけらしいです。
で、仲間に引き込んだと。
確かにそれなら、小栗の周辺をいくら洗っても交友関係からは浮かんでこないですね。
一方誰だっけこいつ。ああ、あれだ前回出てた小栗の友人のやくざもどき。
ハタダか。
塚本が取り調べしてんだけど、やっぱりこいつはかかわっていて、被害者の周辺を調べる
ように言われてて見張ってたらしい。
でもその事件当日、被害者は来なくて、自分はおとり(目撃されていた)にされたようだと。
なんか、ある女性の家の前に来るのが被害者の週一の行動になってるらしくて、それを
小栗に報告してたっぽい。
…どう見ても父親の愛人をこっそり見に来る娘の図なんですけど。
で、どうも本谷父の方が何かしってるようだという印象を受けた高峰は、ひとりだけ呼んで
話を聞くわけですよ。
したら、愛人だと言い出す。
おいおい、クリーンなイメージの政治家さんよォォォ!
事件の前に別れていたから今回の事件にかかわっているはずはない、という本谷ですが…。
一度だけ、彼女の家に自分あての脅迫状が届いたことがある、多分関係はないと思うが
どうして娘が愛人がいることを知っていたのか、という本谷。
いやそれ結局、隠せてなかったということですよね?おバカさんですか?
マスコミが押し寄せてきていて、なんか面倒なことになっている特捜前。
深沢もウンザリって感じです。
でも、桜木の行動を例に出して高峰をすこーし励ましてるとこは、なんかこいつもいい奴
だなってちょっと思いました。
一方桜木。
努力の末にロープが外れた!
抜け出そうとするが当然ドアはあかねーし、通気口もあかない!いじってるうちに何か
止まったとか言ってます。
おい…もしかして通気が止まったんじゃないだろうな…。
この後犯人がやってきて桜木がいないことに気づくんですが、その隙にこのバカ、外に
出ればいいものを犯人を取り押さえようとして当然のごとく失敗、二人とも中に閉じ込め
られるという状態に。(中からはあかない、逆オートロックらしい)
すいませんが。
これ主人公ですよね?
え?これうっかりドジをやってかっこいい主役に助けられる、うっかり八兵衛的なポジション
とかじゃなくて!?
チェェェェェェェンジ!!!!!!
えー、閉じ込められていた場所で、犯人に娘がいることを知った桜木。
犯人に話しかけます。
子供を奪われた親の気持ちわかるはずって。
しかし犯人を怒らせただけでした。
桜木さん、そろそろ考えて発言してもらえませんか…。
特捜の方では、いったん犯人の要求を飲んで、解決発表を撤回することで、桜木を探す
時間が稼げるのでは、と言っている。
けれども高峰は、犯人は最初の電話で、室長からの質問に答えず、一方的に要求を言った、
これは典型的な秩序型犯罪者でプライドが高いタイプだと言う。
だから、要求を飲むことは桜木の命を救うように見えるが、犯人に主導権を握られることに
なり、事件解決は遠のくというんですね。
塚本は、さっきはわからんって言ったじゃないかーと怒る。
プロファイリングしたらしたで勝手なやつじゃのー!
ここでもし特捜が要求を無視したら、計画にほころびが生じて犯人は動揺するはずだ、
と言う高峰。
深沢も同意し、夕刊に杉並の記事を載せないようにする必要がある、と言う。
それで室長は一計を案じる。
たまにちらほら出てくる警察官に命じて、ミヤマを見るだけでいい、と言うんですね。
どういうことかなーと思ってたんですが。
ミヤマすぐに警察官が見てるのに気づいて近寄って来た。それで、室長が会いたがって
いることを伝えるんですね。
すげぇなこの連携プレイ。
室長は桜木が誘拐されたことを正直に話し、特ダネだから抜いてもいいが、そのタイミングは
俺に預けてくれ、と言います。この事件からマスコミを遠ざけて欲しい、と。
まあ記者としてそういうことは飲めないと言いますわな、当然。
頭を下げる室長でしたが、ミヤマは、警察のメリットのために記者が動くはずはないといって
去っていきました。
一方桜木。
まーた縛られてます。
バナナ食いたいとか言ってますよ。
お前は近藤さんか!(近藤さんだってバナナばっか食ってるわけじゃないから!ゴリって
言われてるだけでゴリラじゃないから!)
警察の定例会見が始まったわけですが。
杉並事件について皆が質問しているなか、ミヤマがなんと、脱税の疑いがどうのこうの、
地検が動いたとか質問するわけですね。
ごめんここ、効果音に重なって聞こえん…。
このドラマもそうだけど最近音響の仕事雑なドラマ増えたね。セリフに思い切り音被せて
くるのとか…。
まあともかく、聞きとれなかったけど、警察関係者、それも上の方の脱税疑惑をミヤマが
話したことで記者達は一斉にそちらへ走る。
みごとにそらされた形です。
当然夕刊にはその記事ばっかりで、杉並の事件のことはのりませんでした。
苛立つ犯人。
で、連絡があることを見越して竹林が、逆探知システムとお守りを特捜に取り付けに
やってきていたわけですよ。デジタルとアナログの混在っていうのが面白いねぇ。
室長はかかってきた電話に、桜木を返したら要求を聞くよん、とかいうのですが、犯人は
同じ方法で制裁を下す、リミットは2時間だ、殺すのは本谷だと言って切ってしまいました。
ここで縛られてた桜木が、長い間お世話になりましたとか言うんだけど、タコは歌のみかた
です!とか言い出す。
え?じゃあイカは?(今はどうでもいいんだよ)
今回は逆探知成功しまして、場所を絞り込めるんですね。
さらに深沢がさっきのヒントに気づいた。
よかったー聞き逃されてたら桜木の遺言が意味不明な言葉になってるとこでした。
あと桜木と犯人の方絶賛ピンチです。
酸素が段々なくなっていくらしい。
どーすんだよもー…。
あの時桜木がパッと外に逃げてればまた違った展開になったかもしらんのに…。
深沢は、「タコは歌のみかた」という言葉に目をつけた。
塚本が「お前IQ高いからわかるだろ」って言ったんだけど「IQが低い奴の考えはわかりません」
と言ってて笑いました。
桜木ー!いないところでバカにされてんぞー!
ここで、ワとタを抜くって話になっててそれがなんで前回の室長の課題からヒントを得たって
話になるのかわからんし、なんでその抜く言葉がわかったのかという疑問もあるのですが、
そういう細かいことはどうでもいいらしいので先にいきましょう。
言葉を抜くと、コウノミカという言葉が出てくる。
少しずつ真実がわかってきました。
昔、本谷が具合の悪くなった愛人を連れて病院に行ったらしいんですね。
多分その時に自分の立場を利用して無理やり先に診察させたんじゃないかなと思っていたら
やっぱり当たってた。
その日同じように診察に来ていた、コウノミカが硬膜下血腫でなくなっていた。
彼女の家は逆探知された地域の範囲内にあるらしい。
過去、何度か夕陽の映像をとりに来ていた本谷娘が、たまたまかかってきた電話で母と
会話していた現場にいた犯人が、会話から彼女が本谷の娘であることを知ったわけですね。
もとから本谷に対して恨みがあった犯人は、彼女に狙いを定めたというわけですか。
一応ここでつながりはできましたね。
犯人の方は桜木に本谷とのつながりの話をしていました。
娘のミカが階段だかから落ちて外来に来ていたのですが、診察で名前が呼ばれて
診察室に入ろうとした時に、愛人を連れてきていた本谷とぶつかった。急いでいる
感じだったのでミカは順番を譲って自分は帰ろうって言ったらしい。
アホか。頭打つって怖いことだぞ。
で、連れ帰っている車の中でミカの容体がおかしくなり、あわてて病院に引き返した
けれどももう意識がなく、そのままミカは亡くなったと。
…いやあの、犯人が本谷恨むのってこれ?確かに本谷が割り込んできたのは悪い
ことだけども、ミカの言うことを聞いて連れ帰った犯人も悪いですよ?医者が大丈夫と
判断したわけでもないのにつれ帰ったら危ないだろうが!
特に硬膜とかクモ膜の出血とかは、出血し始めた時は普通に話せていても、突然
頭痛を訴えて意識を失ったりするから怖いんだよ。
室長から話を聞いた本谷もバカげてるっていうけど、お前はお前で愛人作ってたのも
褒められた話じゃないぞ?しかも立場にもの言わせて診察させてんだから、そりゃ
仕方がないわ。
自業自得とまでは言わないけど、「反省して下さい」。
桜木は犯人に、気持ちは晴れたんですか、ほんとは気づいてるんじゃないですか、何の
意味もなかったって、と話しかけてます。
お前、空気薄くなってきてんだからしゃべるな…。
自分のしたことを否定できるのはミカだけだ、という犯人に桜木は、誰かを恨むよりも大切な
人の笑顔を忘れないように生きていたい、と言う。
理想論だろそれって言おうとしたら、きれい事だって犯人に言われたよ!
桜木は、じゃあ思い出せるんですか、ミカさんの笑った顔、とか言ってましたが。
私はやっぱり桜木の言うことは理想論だと思いますよ。
いやもちろん、笑顔を覚えていたいって気持ちはわかるけど、だからといって、子供を失った
親の悲しみが癒えるわけじゃない。
一生死ぬまで親は自分を責め続けますよ。
それを考えたら、犯人を恨むな、誰も恨むな、笑顔だけ覚えて生きてけなんて絶対に
言えない。
桜木の言っていることは確かに正しいけど、その言葉が追い打ちにしかならない人も
いるというのは知っておいた方がいいと思います。
あとお前ら、酸素無駄に消費するからもう黙れ。
竹林、犯人の音声を聞いていて、神がふってきたかもー!とか騒いでます。
神はふってくるものではなく、降りてくるものだ!(どうでもいい)
なんか音声に入っていた背景の、クリーニング店の人だかの声で、場所が特定できた
らしいんだけど。
あれ?さっき高峰らが入っていた家はまた別だってことでしょうか?
ここわかりにくかったなぁ。
で、桜木は気を失った犯人に酸素ボンベをあげてついでに全身縛り上げて、自分は
ぐったりって感じで救出待ってました。
まあ結局は間に合って助けられるんですけどね。
ここでドア開けようと格闘する皆と、過去室長や高峰が本谷娘を発見した時の映像が
重なるのがなかなかよかったです。
つーか桜木、両脇抱えられて出て来てましたけど、直前のシーンで救助隊が酸素マスク
当ててるシーンがあったように思うのですがそれどうなったんでしょうか。
普通マスクあてて担架で運び出すと思うのですが。
唇にチアノーゼ出かけてるから絶対マイクいりますよ…。つーか前のシーンと次のシーンの
状況がつながってないってどういうことよこれ。
室長にミヤマが会いに来て、こないだのことは頼みを聞いたわけではない、室長が勝負に
出るのは勝機がある時だから、犯人逮捕を確信しただけだ、という。
というわけで室長、事件解決のコメント5分付き合ってやるとか言ってました。
高峰も、桜木は助けられたことで、刑事としての決意を新たに出来たようです。
よかったですね。
しんみりした話をしているので、中に入るのをためらっていた深沢と塚本ですが、後ろに
復帰した桜木が来ていて。
「人騒がせなアホが到着されましたよー」と言ってたのは笑いました。
しかも桜木復帰するなり皆から「これやっといて」「その前にこれやっといて」「その前に
これやっといて」ってどんだけ頼まれてんだー!
桜木は室長に、父の愛人を探し当てた本谷娘が何を思ったかわからない、と言ってます。
つーか前回のタコワサカワサキの件と、それを利用して暗号の方がもっとわかりませんが。
で、その話は解決されないまま、室長は次の課題を出してくるのでありました。
今回の話は面白かったけど、ところどころ伏線がそのままでえらい中途半端な印象は
受けました。
だんだん事件が雑になってくるというか…面白いことは面白いので、もうちょっと
頑張っていただきたいです。
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