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怪物くん |
第1話(10/04/17)
なかなか面白かったですよっていうか、冒頭嵐の挨拶が始まったから番組を間違えた
かと思ってすごい焦りました。立て続けに2時間枠になるからなんですね、嵐の番組が。
えー、怪物ランドには怪物がいまして、それを仕切ってるのが怪物大王。んで、王子の
怪物太郎に次の大王を譲る予定の、王位継承の儀式が執り行われる予定だったのですが…。
その王子メチャクチャわがまま。
やりたい放題いいたい放題、…ああなんだろう…部下を虐げている様子が、某暗殺部隊の
ブハ!とかカスが!とか言ってる某Xを二つ持つ男とオーバーラップする…。
(Xの称号2つも持ってるから俺が10代目にふさわしいとか言ってたが、Xを2つ持っていたら
20です。)
怪物くん、オオカミ男のくれたネックレスを「デザインがネックです」…さむぅー!こいつわがままに
くわえてギャグセンスもないぞ!
どう見てもこいつが王になったら国滅びますね、うん。
つーわけで大王は彼らを人間界に落とし、修行させることを選択したのでありました。
一応住む家を用意してくれるくらいの優しさはあるんですね、大王。つーか何気に閑静な
住宅地一角の三階建てだし。
目覚めた怪物くん。
自分の姿を見て「何コレ?俺、誰ー!?」
え…?そっから…?
記憶喪失なんですか…?
とか思ったら単にパニック起こしてるだけだった。
ああびっくりした。記憶をなくした怪物くんからスタートするのかと。人を助けるたびに記憶を
取り戻していく展開になるかと思ってびびりました。(それ「ツバサ・クロニクル」ですやん)
一方人間の子のヒロシ君。
彼は友達から仲間はずれにあっていました。
こら龍馬!おまんは現代でも仲間はずれか!
(ヒロシ役の子は龍馬伝で幼少期の龍馬を熱演…て説明しないとわからないボケをやらないように)
人間界に落されたことを理解した怪物くん。
またわがまま言いだすかと思いきや、ヒザかかえて「もーやだー!帰りたいー!」とか
言いだしたよこいつ。
ギャーギャーギャーギャーうるせーんだよ。発情期ですか、コノヤロー。(せっかくなので
もうすぐ映画公開の銀魂ネタを使ってみた)
オオカミ男は人間界にやってきてすごい顔になったーとか言ってんだけど、ドラキュラが
「ドンマイ」って言ったら「…なんで励ました?」、フランケンが笑うと「なんで笑った?」
つまりそういうことだろうがよ、顔がよ!
怪物くんの方は念力も使えず、炎も使えなくなってました。
あれ。ねーんりきしゅーちゅーピーキピキドカーン!の歌の立場は?
つーかこれってつまり、人間以下の存在になってなくね、こいつ。
ドラキュラは空を飛べるし、オオカミ男も戻ろうと思えば戻れる、フランケンの怪力もそのまま
ということで、どうやら力を取り上げられたのは怪物くんだけのようです。まあそりゃそうだ。
彼らは、怪物ランドへ戻る道をクローゼットの中に見つけて戻ろうとするのですが、ここは
審判の間である、とじいやに言われます。
つまり大王が戻ってもいいと認めなければ戻れないらしい。
大王は怪物くんを戻す条件として、人間達の役に立つことをしろと言います。
念力を使わないで修行すること、人間達に正体がばれてはいけないことなど。
なんか天を追放されたスサノオに似てるな…。
そして何かの役に立つことがあるだろう、という石をくれました。
つーか戻ってきて怪物くん、石ブン投げてんですけど!役に立つかもっておやっさんが
言っただろうがー!5秒も覚えとられんのかお前は!
大王は水晶で怪物くんのことを見守ることにしたらしいですが、一つ気がかりなことが。
人間界には、悪魔界から来ている連中もいるらしいのです。
以前、悪魔界を支配する、デモキンという悪魔がいました。ああ、あの良い子悪い子普通の子の
やつですかね。←それイモキンだし今頃の子知らねーし。
そのデモキンを大王が戦って倒したので、おそるるに足らずらしいのですが…。
悪魔界ではまあ大体想像していた通り、デモリーナという悪魔がデモキンをよみがえらせ
ようとしてました。
培養液とかに入ってる設定というのはわかるのですが、ドラゴンボールでさえ呼吸器
つけてたのに、このセットでは何もなしでデモキン沈めているから、シーンが長く続けば長く
続くほど、松岡さんの命がやばいような気がするのは気のせいでしょうか。鼻からプクプク
泡出てますけど。カットかかっても沈んだままだと思ってたら気絶していた、ということのないように、
デモリーナ役の稲森さんにはNGを出さないよう気をつけていただきたいものです。
つーか真っ裸で沈めておく意味もあるのでしょうか。支配していた割にはすごい扱われ方です。
脛毛見せつけられても嬉しくねぇ…。
リボーンの骸とこいつとどっちが早く復帰できるでしょうか。
さてちらっと出てきたヒロシ君、野球のボールが怪物くん家に飛び込んだのを取りに行かされて
います。
つーかヒロシも「誰もいませんか」とか言う割にズンズン中に入って…この家施錠してねーのかよ!
セコムとか入れろ!まあ知らずに入った泥棒はセコムの警備員より怖い存在に出会うと思いますが。
おいヒロシ。お前さりげなく拾った石をポケットに入れてんじゃねーよ。お前のもんじゃないだろ。
で。
オオカミ男たちとはちあわせしたヒロシ。双方「あ゛ーーーーーー!!!」とか叫びまくってて
怪物くんが「うるさーい!」と一喝。お前の声が一番うるさいわ!
しかも怪物くん、ヒロシが名を名乗った時「どういう意味だ」と。どう聞いても名前です。
こいつ…ボケを重ねてきやがった…!
まあ、人間に触られた、もう死ぬとかやってるドラキュラとか、このあたりは皆でボケてて
面白い感じです。
ドラの「〜ザンス」がすごい自然で、やっぱり八嶋さんはうまいなーと思いました。
怪物くんはヒロシに、何かして欲しいことはあるか、と聞きます。
ヒロシが望んだのは…。
彼が望んだのは自分をのけものにしている友達に仕返しをすることでした。
この時待機していた怪物くんがいきなり腕がのびる。
おおっと、ゴムゴムの実か!(こっちの方がネタとしては古いので滅多なこと言わないように)
なんで念力がいきなり使えたかわからない怪物くん。
多分、石を持つ人間がすぐ近くにいたら使えるってことなんじゃないですかね。
それで怪物くんは顔を変えてヒロシになり、友達に「もうヒロシをいじめんなよ」と言うので
ありました。
若干わざとらしいな。
あと、ここの顔を変えるシーン、せっかくだから最新の技術で、顔を手でバババってやってる
間に変わると思ったら、シーン変えたり画面の外に出たりして、メイクしてから改めて変わる
って感じらしい。つまらん…。変なところで見せ場ケチってほしくないなぁ。
そういうわけでヒロシは自分の家へ怪物くん達を連れていきます。
この姉のウタコちゃんがすごくいい子で、怪物くんの格好をほめていて、怪物くん、まんざら
でもない様子。
しかも全然怖がってもいません。
あれだ、ゲゲゲの鬼太郎アニメ第3期の夢子ちゃん的ポジションか。
えーとデモリーナの方は、デモキンをよみがえらせるために、ダークマターを完成させろとか
なんとか言ってました。今も昔も悪がやるのは似たようなもんですなー。そのうちこのアジトに
プリキュアが乗り込んできそうな勢いです。
怪物くんはじいやに、人間の役に立ってきたから戻せ、というのですが。
そこにモニターが出て来て、皆から詰め寄られているヒロシとウタコが映るんですね。
つまりヒロシは日頃から嘘を言っていて皆からつまはじきにされていて、それを勝手に逆恨み
して今回のようなことをしたために、保護者が「暴力振るうって何事」とやってきたわけです。
怪物くんは「嘘」を知らなかったので、嘘ってなんだ、悪いのはヒロシの方だったのか、と聞いて
います。
公園で一人ぼっちのヒロシ。
子犬を見つけて「お前も一人なのか」と、別に捨て犬とも決まったわけではないのに勝手に
決めつけてかかっています。
そこにやってきた怪物くん。
ヒロシに、よくも騙したなと怒ってるんだけど、ヒロシは通りかかった警察官に「悪い奴らです」と
助けを求めてバイバイキーンって感じです。
というわけで留置場にお泊りすることになった怪物くん達。第一話目にしていきなり社会の
最下層に転がり落ちています。
一方ヒロシの前には変な男が現れて、ついてくればもっとうまくウソがつけるようになるよと
誘惑。
ヒロシはバカですからそのままついていってしまうんですね。
どう見ても怪しい装置じゃねーかこれ。
男は、ここでお祈りして嘘をつくと皆が信じてくれるよという、それドラえもんに頼んで
「ソノウソホント」出してもらった方が早いじゃん的なことを言う。
それでヒロシは翌日学校に行って皆に、プレミアのカード持ってるよとか言うのですが、
速攻で「これトランプカードじゃん」とばれています。
ヒロシ、男のところに「すぐばれたじゃん!」と抗議に行く。
…こいつ結構せこいな。
失敗すると人のせいにする、典型的なタイプですね。
男は、ウソがばれないためには嘘をつき続ければいい、人気者になれるといいますが。
実はこれ、ウソつきの典型である詐欺師とかに言わせると、ウソをつき続けること自体は
極めて発覚の可能性が高いらしいです。所詮ウソだから段々つじつまがあわなくなってくると。
だから警察が容疑者に供述させていると、ウソをついている場合二転三転するわけですね。
ちょっとだけウソをまぜてあとは本当のことを話す、というのが詐欺師の手口らしいです。
…ってクロサギに書いてあった。
えー…。怪物くんはまだ檻の中にいました。
ちっとも出られないので部下に対して役に立てよとか怒ってます。
そういう心がある限りは戻れないだろうなこいつ…。
オオカミ男も怒って、いつもワガママばかり、誰かの役に立ったことがない、ちょっとは
感謝して欲しい、と言います。
水晶から様子を見ていた大王も呆れるばかり。
この後CMの提供が流れるんだけど、その提供バックでこれからの内容ネタバレするの
やめてくださいと何度いったら。
ウタコが大家さんと歩いていると、工場からフラフラとヒロシが出て来て倒れてしまいます。
ウソがうまくつけるようにあそこへ行っていたと言われて怒るウタコ。
そりゃそうだ。
ヒロシは、どうして自分が嫌われているかを理解していないわけですからね。
ウタコはヒロシに、もう嘘をつかないでと言いましたが、伝わったかどうか…。
えーと。
怪物くん達まだ檻の中でした。話終わりますよホントに…。
と、釈放されるんですね。
ウタコが彼らのことを海外の人だから事情がよくわからない、とうまくごまかしてくれた
かららしいです。もともとヒロシのせいだしなぁ。
その頃ヒロシは、あの子犬が保健所に保護されてしまったのに対して「僕の犬です」って
いうんだけど、嘘はいけないよと言われて子犬は連れ去られてしまいました。
まあ普通はそういうこと言われたら連れて行けないんですけどね、ドラマということで。
あわてて帰宅したヒロシは、もっと嘘がうまくならないとダメだと工場に。
ウタコは怪物くんに助けを求めます。
つーかこの家の玄関しょぼいな結構。
怪物くんはやる気なさげですがウタコは、大事なものを守るためにつく、優しい嘘も
あるんだよ、と説得。
でも怪物くんは自分は嘘をついたことがないからそんなもん知らんと一蹴。
それでウタコは飛び出していくのですが。
怪物くんに対してドラキュラが、ウタコの嘘で我々は外に出られた、それに、人間では
ないという嘘もついていると説得。
プリンスが女の子に助けられたままでいいんザマスか?
と、怪物くんがスパッと立ち上がります。
おおっと説得が効いたか!?
「行かない」
はぁぁぁぁ!?ビックリして音楽もとまっただろうが!
空気読めよこのバカ王子が!
ウタコは工場にヒロシを助けに行くのですが絶賛大ピンチ。
そんな中、ちょっとまったぁー!とばかりに怪物くんらがかっこよく…なんでわざわざ
業務用エレベータみたいなんに乗って登場するザマスか?
もっとかっこよくババッ!と飛び降りて来いやぁぁぁぁ!!!
フランケンとかがばったばったなぎ倒していくのにびびって、男は「ワレワレは」と正体
明かそうとするのですが、怪物くんが「悪魔族じゃねーか」。先にいっちゃダメー!
ほら、男が「悪魔族だ!」って言っても「だから言ったじゃねーか」みたいなことになっちゃってん
でしょうが。グダグダだよ!先に人のセリフとっちゃうからかぶっちゃったでしょうが!
しかもこの後かっこよく反撃してくれるのかと思いきや逃げてるし。
乗り込んできた意味はあぁぁぁ!
念力使えないから逃げるというのはわかるけど、そのBGMが昔の怪物くんのテーマ。
緊張感ねぇぇぇ!説得力もねぇぇぇ!
と、ヒロシがポケットに入れていた石が光り、怪物くんはいきなり念力を使えるようになります。
怪物くんがやっと怪物ランドの王子だと気づいた悪魔は、怪物くんに取り入る作戦に
出ますが、怪物くんは、「なんで人間が嘘つくか教えてやろうか、大事なもの守るために
優しい嘘をつくんだ!」と、それ十数分前にまんまウタコが言ってました的なマルパクの
セリフ吐きました。
さらに悪魔相手に「感動したか!」
…そりゃ場も静まり返るわ!
ま、そういうわけで手をびろーんとのばして悪魔にアタック。
無事悪魔は退治されたのでした。
ヒロシも勇気を出して友達の輪に入ることができました。
もう二度とつまらない嘘をつくことはないでしょう。
あの子犬もやはり飼い主がいて、ちゃんと戻ってきました。
…っていうかよく考えたら、皆はウタコをウタコと呼んでるのに怪物くんは太郎君じゃ
ないんですね。まあいいですけど。
ウタコに、ありがとうと言われて彼女が帰った後どういう意味だ、と聞く怪物くん。
意味を知らされてまんざらでもない様子はなんかいいなぁーと思いました。
そういう、優しい心を一つずつ知って行って欲しいですね。
様子を見ていたじいやは、もう戻してもいいのではって言うけど、それだと話が
1時間SPドラマで終わってしまうので、大王は「いいや、まだまだだ」と言ってくれたの
でした。
いつか大王には、帽子かぶってテニスラケット持ってナナメ45度の角度で「まだまだだね!」と
言ってもらいたいところです。(怪物くんは氷帝の跡部か!)
えーとデモキンの方ですが。
なんかいきなり体が前のめりになっていらっしゃいますけどおなかでも痛いんでしょうか。
それとも前のシーンまでの格好だと上から見えちゃう!とか思ったのでしょうか。
つーか魔法で服くらい着せてやれよ…と思いました。
えーと。
またまたヒロシが不法侵入しています。
石を返そうとやってきたらしいのはいいけどお前はいつも人の家たずねる時に、カギ
開いていたら上がり込むんか。
と、審判の間から帰って来たばかりの怪物くんの姿を見てしまうんですね。
真実の姿を。
さあどうなる!?
まあヒロシは変わらぬ友情をはぐくんでいくような気がしますよ。
なんか怪物くんがクソ生意気な感じになっていて面白そうだと思いました。
最後らへんには多分正体がばれながらも皆を助けて怪物ランドに帰るという、定番の
オチをかましてくれるのではないかと思っています。