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第4話(10/05/09)
峯子が殺された日の朝早く。
時計をいじっているおっさんが出てきます。
名前は玄一。
彼は古い時計を何やら直そうとしていました。
峯子の方はメールを作成していて、時計屋さんと…と書いたところで誰かがきました。
さてさて。
そんな峯子のメールが今回は捜査で注目されます。
子犬の頭をなでていると時計屋さんがやってきて、マメねと笑い合ったというような
ものでした。
その時計屋というのが玄一なわけですが、玄一はいつも犬の散歩の時間が正確で、
公園で目撃されているのに、峯子の目撃証言は、その散歩させていたという公園では
まったく出てこないのですね。
公園にいた人達も、玄一は覚えているけれども、峯子は知らないと。
ということは、会った場所が違う、ということも考えないといけないと思います。
まあこれはドラマなので、松宮らはあくまでもその公園での目撃証言をどーたらと
こだわるわけですが。
加賀はその時計屋さんにきていて、懐中時計を直してもらっていました。
出来あがるのは金曜の3時きっかりだ、と玄一さんは言ってます。
と、松永がやってきまして。
玄一が加賀に「あんた刑事かい」って聞いてて、「普段は刑事ですけど、今は客と
してきています」って言ったのがよかったなぁ。
んで刑事と聞いて「またあのチンピラ何かやらかしたのか」とつぶやく玄一。
なんでしょうかねー。
いつも玄一の行動は時間に正確で、弟子の米岡も、行動を見て時間がわかるくらいだ、
というのですが、加賀は「行動は正確でも証言は正確じゃないようですね」と言ったあと
「さっきまでは客でしたが今からは刑事です」と。忙しいな!
峯子と玄一が会っていたはずなのに、峯子の目撃証言が出てこないことを玄一に
ぶつけてみるのですが、知らない、と言います。
そりゃそうだ。
上杉の方は、コウキのところに訪ねていってるんだけど、母親が死んだというのによそよそしい
コウキに腹を立てる上杉。気持ちはわかります。
公園で松宮と加賀は聞き込みするのですが、大した手がかり得られず。
峯子が撫でていたという子犬を見たなら、犬好きは大騒ぎしているはずだ、とそこにいた
人は言うのですが…。
実は峯子と玄一にしか見えない子犬だったとか!(人から見たら何もない空間に話しかける
峯子と玄一。こぇぇわ!)
玄一のことはたびたびこの公園で見ているけれども、峯子と話しているのは見たことが
ない、と。そもそも玄一自身が誰ともしゃべらないって。
玄一の犬はドン吉って言うらしいんだけど、ドン吉パパって呼ばれ方するのは、ペット飼ってる
人の間ではよくあることみたいですね。
幼稚園とかで「何々君のママ」とかいうのと同じなんだろうなぁ。わかりやすいことはわかり
やすいです。
またまた玄一のところにいった加賀と松永。
帰宅したのが7時で、携帯電話見て確認していた松永は、腕時計あるならそれをちゃんと
見ろって怒られるんですね。
どうもたびたび時間がずれるらしくて、松永は安物だから、と言い訳していますが。
加賀が、「今から客になってもいいですか」って言ってるのがなんかいいなぁと思いました。
松永の時計を修理してもらうらしいです。
弟子の米岡が時計を見て、直せばちゃんと正確になりますよ、って言ってました。
つーかこの松永の時計が事件に関係してくるかと思ったら、そんなに重要でもなかった!
ドン吉を加賀は見てるんだけど、人形焼きをあげようとしたらそっぽ向かれて、玄一以外
からは餌をもらわないっていうのがわかります。
いやそれ以前に人形焼きって食べさせていいものだっけ?よくないような気がするん
だけども!
ここで奥さんが登場するんだけど、あなたがカナエにあげた犬でしょ、とか言ってました。
んで、松永は玄一が時計直しているのに「さすが老舗」と褒めるんだけど、それが気に入らなかった
ようで、逆に玄一に、あんたのような半人前に言っても仕方ないけど、と言われました。
カッチーンときた松永。
僕は一人前です!って言って加賀に「静かにしろ」って怒られました。
経験浅いんだろうな、松永。
加賀みたいなベテランになってくると、何を言われても平然と受け流して相手の反応を
うかがうようになってくるんですけどね。人間、怒った時が一番本性出るらしいので、相手を
わざと怒らせて反応を見る刑事もいるらしいです。
トイレにて、1年が何秒かなんてわかりませんよ!とブリブリ怒ってる松永。
と、小嶋がトイレから出て来てすらすらーと答えるんですね。
んで、時間に流されてはいかん、といいこと言うのですが。
加賀に「流しました?」と聞かれて個室に戻って行きました。そこは流せー!…っていうか
加賀、おめーもトイレなげーよ!
またまた玄一のところに訪ねていった加賀。
彼が直していた時計を見て、珍しいものですね、と聞く。
しかも「私の時計直りました?」って。
金曜3時だと言われただろうがー!聞けば早く直るとか思ってんじゃねーだろうな加賀!
加賀は、峯子と会った時のことをよく思い出してほしい、と言うんですね。
子犬が可愛かったというけれど、誰の犬ですか、と。
峯子は犬を飼っていない。
頭をなでていたというのなら、その子犬の飼い主の人がいたはずだと。
玄一は、自分の目に入らなかっただけ、自分は確かに峯子を見た、という。
なるほど、加賀、鋭いところに気づきましたね。
でもその子犬が捨て犬だったらという可能性とかは?
松宮の方は、バカにされたという恨みがあるからか、絶対嘘を暴くと鼻息荒い。
そういう先入観で捜査すると間違うぞ。っていうかお前はちょっと落ち付け。
加賀は、すれ違った犬に人形焼きやっているのですが、何かに気づきます。
すべてを知る目撃者がいた、ということを。
松宮の時計が直って受け取りに行くと、今日は玄一がいなかったので、米岡がドン吉の
散歩するっつーので2人はついていくことにします。
コースは犬が知ってるというからそれに従って付いて行くのですが。
米岡は玄一にとっての禁句が、老舗という言葉と、娘のカナエだと教えてくれます。
カナエはあまりよろしくない相手と付き合って、玄一の反対をものともせず、駆け落ちして
入籍してしまったらしい。素行がよろしくないから、「あのチンピラ何かやったのか」という
言葉が刑事が来た時に玄一の口から出たわけで。ヨシユキとか言う名前らしいですけどね。
ドン吉がある交差点で散歩コースとは違う方向に行こうとしたのを加賀は見逃しません
でした。つーかそれでそのまま行かせたら、何か見つかったかも知れんのだけど。
ぐるっと「いつもの」散歩コースを回って戻ってくると6時半。
するとちょうど奥さんも戻ってくるのですが…。
加賀はいつもタクシーですか?と尋ねる。
奥さんは、今日は疲れたからタクシーと答えました。
ここは最大のヒントだったなーと思いました。なかなか奥が深いですね、このドラマ。
んで玄一が帰ってくるんだけど。
商店街の寄り合いで余計なこと言った人がいたらしくてケンカになったらしい。
カナエのことを許して、ヨシユキを婿にしたら老舗になれると。
ダブルパンチじゃねーか禁句の。
実は以前、ヨシユキの家に怒鳴りこんだことがあったらしいです。
でも、相手の父は、好きなもん同士が一緒になったんだから、という感じだったのに
加えて柔道の有段者だったから逆に返り討ちだったらしい。…いやいやいやふつうに流され
ましたけど、有段者がケガさせると問題になるからね!?
そんな話を聞いて加賀、帰り道に、いつもの、まったく買えないタイ焼きのお店に行くん
ですが。
「あ、すいてる」って加賀がいったら、「店しめる時間だもん」って元気な店員さんが答えてて
面白かった。そりゃすいてるわ!
しかも加賀「時間の無駄遣いじゃないの」と突っ込みくらいましたよ!この女、できる!
加賀、また玄一のところに訪ねて行きます。
だから時計は金曜だって言ってんだろうが!そりゃ玄一じゃなくても怒るわ!
松宮はまーだ、絶対嘘を暴いてやる、と息巻いてます。
多分加賀は、ほっておくことに決めたんだと思います。
加賀、いろいろ考えて、デパートに松宮とともに聞き込みにいきました。
んで今度は刑事として玄一のところにやってきます。刑事として来たのなら時計直ったかって
聞かなくてもいいだろコラ。
加賀は奥さんに、買い物をしたのは本当に一人でしたか、二人ではなかったのか、と聞く
わけですね。
一人ならタクシーであんな乗り方はしない、と。
タクシー乗った人ならわかると思うのですが、ひとりの時に、わざわざ運転席の後ろに
移動するのは動きにくくて面倒臭いです。助手席の後ろに乗るのが一般的ですね。
奥さんが戻ってきた時、運転席の後ろ側にいたことから、加賀は、誰かを送った帰りでは
ないのか、と推測したらしい。確かに奥さんも荷物をたくさん持っていたから、「誰か」が
降りた後助手席側へ移動はしなかったでしょうね。
あの一瞬で観察していた加賀はすごいです。
デパートで買ったものが、ベビー用品であることも突き止めたようです。
それからして、カナエと買い物に来ていたのではないかと。
でも、玄一もカナエが妊娠していたのは知ってたようでした。
加賀らが回った散歩コースは5時半に出て6時半に戻ってきた。歩くスピードを考えても、
玄一が7時に戻ってくるのはどうしてもおかしいと。
米岡が知らない間に散歩コースを変えた可能性がある、と言うんですね。
そして散歩コースのタイ焼き屋の店員も、今までは行きと帰り2回通っていたのに、今頃は
一度しか通らなくなったと。
玄一が寄っていたのは水天宮でした。峯子のメールにあった子犬とは、子宝に恵まれる
子犬の像で、広場というのは境内のこと。半分以上は玄一も本当のことを言っていて、会った
場所だけがウソだったと。
それは、自分が水天宮に行っていたことを知られたくなかったから。
確か犬は子供がたくさん生まれるので、このように、子宝の神様として祭られやすいとは聞いた
ことがあります。あと安産もだっけか。
結局なんだかんだいいつつ、カナエのことをこっそり見まもっていたりして、それで妊娠している
ことを知ってお参りしてたらしい。
奥さんは、一緒に病院に来て、臨月なの、というけど、仕事さぼって行くわけにはいかない
という玄一。
それも本当に言ってるわけじゃなくて、昔奥さんが妊娠した時に、壊れた時計を直したら無事に
カナエが生まれたから、あの直そうとしている時計を直したら無事に生まれてくるんじゃないか、
という、ゲン担ぎのような感じでいるらしい。
職人さんらしい話だと思います。
加賀は、カナエに受け入れてもらえるかどうか、自信がないからなかなか行けないんでしょう
と指摘。
カナエも同じことを思っていると伝えます。
そして、時計の大事なパーツを作ってくれる工場で今、ヨシユキが働いていることも加賀は
伝えました。
カナエの説得によってヨシユキ、働くようになったらしいです。
となるともう、会いに行かない理由がなくなりましたね、玄一さん。
米岡が時計を直しますと言ってくれたので、夫婦は病院に向かいます。
つーかもうすぐ生まれるて話が早いなオイ!
無事子供を出産したカナエへの言葉が「おめでと」だったのは、素朴でいいなぁと思いました。
写真撮っちゃったりして、すっかり親バカ(ジジバカ?)になった玄一が、ヘラヘラと加賀に
写真見せてて、加賀と松宮が「親方そっくりだな」つーてたので、写真をパッと取ってしまうのが
面白かったです。
そんで松宮の時計を出して渡すのですが。
松宮はここで、自分には父親はいなくて、父代わりの人から育ててもらった。その大事な
人からもらった時計なんです、といきなり重い設定を持ち出しました。なんで終わり間際に
なってそんなこと言いだした。
上杉の方はコウキ君に、葬儀に来た人の写真を見せているのですが、青山の写真を
見てコウキの顔色が変わったのを見逃しませんでした。
てかコウキが驚く理由もわかんない。
もしかしたら出ないといった自分の代わりに出てるのかもとか思わないのかな。
この関係がよくわからんなー。
コウキは青山を問い詰めます。
んで、パソコンから、峯子の写真が出てきたのを、「なんで生きてる時の写真あるんだー」
って問い詰めてました。
…タウン誌だから取材してたとかじゃなくて?
青山と峯子の関係がこれから明かされていくんだと思うのですが、なんていうかこっちは
いきなりシリアスムードになってきましたね。
次回で「どちらかが彼女を殺した」って言ってました。
もしかしたら今までの予告でも、既刊のタイトルをもじったセリフが出てくるとかあったの
かなぁ。
次回いよいよ真相に迫るか!?
夢の舞台へ駆けあがれ!