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ハンマーセッション!

第9話(10/09/04)

 今回は変わりっぷりがハンパなかったのと、両親との確執も解決って感じでなかなか
よかったです。面白さだけ見れば今回が一番面白かった。

 えー、冒頭からおっさんがあやしい動きをしているから何かと思ったら、階段上がって
いく女子高校生のスカートの中を携帯で盗撮という、盗撮と言えるんか?ってくらい
あけっぴろげに撮影してました。
 女の子はそれに気づいてとがめたんだけど、その階段の下にいた、甲斐という子に
捕まえて!と言ったんだけど彼はしらんふりで立ち去りました。
 よーし、誰か甲斐を捕まえてくれ!

 まあこういうことしてたらリアルにクラスでハブられると思うんですけどね…。
 自分は一人でも気にしないとかいう話じゃなくて。

 クラスで悟郎が、最近盗撮が起きているようだ、と注意を促しているのですが、涼子は
悟郎をガン見。この人ウソがつけないっていうか疑問に思うことがあるとすぐ行動に出る
人ですよね。
 写真と顔が違う、この人は誰、と思っているようですが、整形とか思わないのかな、やっぱ。

 楓も盗撮の話は許せないと怒っています。
 そこにいたらボコボコにしてやると。
 今朝被害にあった千夏は、その盗撮犯もムカつくけど、知らんふりして逃げた甲斐も
許せないという。気持ちわかります。
 ナイフ持って振りまわしてきた男とかならともかく、おっさんくらい何とかしてやれよなぁ。
 皆が「ウソー!」とか憤る中にまじって「しんじらんなーい」とだみ声出してるのは…悟郎。
 お前なんで女子の話にまざってきてんだよ!
 しかもこのあと千夏に聞いたのが「何色はいてたのー?」
 せんせぇー!ここに痴漢がいまーす!あっ先生こいつだ!

 皆は、甲斐なら逃げてもしょうがねーとか言ってるけど、司馬は何か考え込んでいる
ような様子ですねー。
 つーかこのタイプの連中は、正論言っても無意味だから、クラスメイトが困ってるのを
放置したっつーことで内申下げるというのが一番効きますよ。受験シーズンだし。
 楓は甲斐を問い詰めるのですが、助けるのに何のメリットがとかいう甲斐。
 希望大学への推薦書くとかいったら喜んで助けそうだな。
 楓が、立ち去った後、なんだあいつわけわからん外国語使ってと言ってたけど、お前
メリットくらいは覚えようよ!シャンプーの名前だよ!(ちげぇよ!)
 
 なんで甲斐はこの学校にきたのか。
 なんでも、超進学校を希望してたけど何らかの理由があって行き損ねたらしい。
 家では父が、東大東大うるさいらしいですよ。
 悟郎、まるで人ごとのように聞いてるけど生徒から、自分だって東大だろ、と突っ込まれて
慌ててそうそう、って言ってたのが面白かった。自分の設定を忘れるなよ悟郎。

 涼子は校長に悟郎のことを聞いていたんですが、校長も整形したんだくらいでごまかして
おけばいいものを意味深に、今は私を信じてほしい、時が来たら話すとかいっちゃってる
もんだから、涼子がずーっと悟郎ガン見することになってんじゃねーか!

 一方クラスには別の問題が。
 ある喫茶店でだらだら勉強するのが皆はお気に入りだったみたいなんだけど、最近
別の、ちょっと悪い高校の連中が出入りを始めて絡まれるようになったらしいです。
 楓はだらしがない、私がいたらやっつけてやる、とか言ってるけどそれはお前、司馬が
言うとおり、触らぬ神になんとやらだよ。
 わざわざ自分から危険に飛び込んでいくのはアホのすることですよ。
 その後ろでまたまた悟郎は肌を焼いてんですが。お前はどういう教師目指したいんだよ。

 甲斐の家庭では、弟はいい学校にいってるらしくて、兄貴のコンプレガンガン刺激され
てるってとこですかねー。
 病院を継ぐ話がないとかなんとか、いろいろあるようですが。
 それで公園にプラプラときた甲斐。(プラプラと一緒にきたのではありません。擬音語のプラプラの
方です。←わかってるから!プラプラいたら映画「カラフル」になっちゃうから!)

 悟郎の方は甲斐の病院をロクに調べさせているのだけど、これがまた地域で評判の
いい病院らしくて、ダントツ人気らしいです。
 朝田先生かジェネラル速水でもいらっしゃるんでしょうか?
 よっぽどの名医なのかな?と考える悟郎。
 つかこうしてきっちり前準備してるのはさすがですねー。

 甲斐の方は、高校受験のことを思い出してます。
 どうも落ちたらしいんだけど、その結果を見て父は、バカだなと言ったと。
 父、それじゃー言葉が足りないなー。まあ今のところはどうかわからんけど、そういう
いい方じゃ子供、ひねくれますよ。自分の存在全否定だもん。

 その甲斐がムシャクシャして投げた石がですね、なんというかうまい具合にというか、公園の
向こうに止めてあった不良達が乗ってるバイクのミラーにヒット。おしいな、頭に当たれば少しは
良くなったかも知れんのに。
 連中がやってきたので甲斐は逃げます。
 それをたまたま、帰宅途中の司馬が目撃。
 つかここのシーン、皆が甲斐を追いかけていくのはいいんだけど、次のシーンで赤い服の
男、脱落してんですけど…。お前リーダーじゃないのか?

 そんなことがあったとも知らずに悟郎は、お前の父の病院すごいなーと甲斐に話す。
 甲斐は、ビジネス優先ですよ、治療は二の次だって、経営の計算ばっかりしている、と言います。
 そういう院長がいれば自然病院もギスギスしたものになってきますから、とてもトップでは
いられないと思いますけどねぇ…。
 色眼鏡で父のこと見てるからそう思えるんじゃないの?
 悟郎はそんな彼に、お前は親父さんに似たんだな、と声をかける。
 今はまだ甲斐にはこの言葉の意味は理解できませんでした。

 と、あの不良連中が乗り込んできましたー。
 ヤンキーなのにちゃんとバイクは低速走行!人に優しい走り方です!
 窓から覗いた悟郎が、ミラーが壊されていたことと、甲斐の様子をしっかりチェックしてたのが
さすがカッコイイと思いました。

 校長が不良どもに、きっぱり帰れと言っててここはかっこよかったです。
 まあ窓割られてるわけですから警察呼べやって思うんですけども。
 あ、そうか、警察呼んだら悟郎がやばいもんなぁ。そーかそーか…。
 不良は、校長の様子にそのまま帰っていくんだけど、楓がババッと来て、「帰ったのかよ、
さては私に恐れをなしたな」とか言ってて、さすがにそれはないわー…って思いました。
 楓もあんまりそういうことやってると、本当に危険にさらされるから気をつけた方がいいと思う。

 司馬は甲斐に会って、昨日自分が目撃していたことを話し、皆に相談してみよう、と
持ちかけます。
 力になってくれるかもしれない、と。
 でも甲斐は、関わっている暇はない、また僕の受験失敗させたいのか、とか言ってます。
 この二人過去に何かあったな。
 それにしても関わってるヒマないとか、自分がやっておいて何ほざいてんだてめぇ。

 それから、この学園の生徒が帰り道、不良に絡まれる事件が続出します。
 バイクを壊した奴を探しているとのこと。
 そんな、目撃者もいなかったような状況で、誰かが知っていると思うあたり、こいつらかなり
残念な頭をしていると思いますが、彼らはそんなこともわからないらしく、ひたすら人海戦術です。
アホです。
 楓らと友達も迫られたんだけど、楓無視して友達に不良が迫っていくのが笑えました。
 この人も一応性別上は女の子です!
 ムカついたらしい楓が後ろから蹴りあげてて、リーダーのサクマというのが撃沈してたのが
笑いました。

 そんな中、その不良どもと遭遇した司馬は、自分がバイクを壊した、と言います。
 甲斐の罪を自分がかぶったということなんでしょうね。
 その話は翌日クラスにも伝わり、司馬がバイク壊したのかよーって話になってんだけど。
 許せないとか何とかいう前に、誰か「司馬はそんな奴じゃない」って言う奴おらんのか。
 あ、楓がいいました。さすがです。

 甲斐は入院している司馬を見舞いにいくのだけど、あの時のお返しだよという司馬。もう
これで終わりだと。
 お返しっていうか借りは返したっていう意味だよね。お返しっていうとなんか仕返しっぽく
聞こえる。
 本当のことは言わないでいいから、という司馬。
 優しいですねー。
 つーかこいつおいしいとこガンガンもっていきますねー。

 見舞いにきた悟郎と楓は、甲斐が病院から出てくるのを目撃するのですが。
 ここは甲斐の病院だからじゃね?ということで割とあっさり納得。
 司馬に見舞い持ってきたという悟郎。
 バナナ…またバナナか!この時間帯はバナナタイムなのか!?
 悟郎は、甲斐がきたのか、いい奴なんだな、と声をかけます。
 
 司馬は、甲斐が同じ中学だったこと、同じ受験校を目指していたけれども、受験当日
司馬が腹痛を起こして病院に運ばれ、甲斐はそれに付き添っていたため受験に遅れたん
だといいます。
 …追試…受けなかったんですかね…?
 事情があれば受けられるはずですけど。
 
 あいつの人生、俺が狂わせたという司馬ですが、それでも彼は司馬に付き添うことを
選んだのだから、今の人生を司馬のせいにしているとしたら、それは甲斐の甘え以外の
何物でもないと思いますよ。
 悟郎もそれに気づいたかどうかはわかりませんが…。

 この後悟郎は、バイクのことについて尋ねます。
 むしゃくしゃしていいたのと、たまり場の喫茶店を占領していたのにムカついてやったという
司馬ですが。
 悟郎の、「ボディべっこりへこんでいたぞ」という誘導に見事ひっかかる。
 悟郎は確信したに違いありません。
 犯人は甲斐で、司馬は借りを返すため罪をかぶっている、と。
 さりげない確認というかカマかけがさすが詐欺師だなー。
 
 で、病室を後にした悟郎…バナナを食うな!見舞いに持ってきたんじゃないのか!
 司馬の様子がおかしいという楓の話を聞いちゃいねー悟郎は、患者に声をかけに
いきます。あと、食いかけのバナナ楓に渡していきました。最後まで食え!

 甲斐は珍しく早く帰ってきた父と会うんだけど、その父が、弟の所在を母に聞いていたので、
僕としゃべることないんだね、とか病院は弟がつけばいいよ、僕は興味ないからね、儲けしか
考えてない病院なんて、とかヒガミ根性丸出しです。
 父は言いました。
 お前は本当にバカだな。
 あっいかん、こないだドラえもん読んだばかりだから、のび太にドラえもんが「キミは本当に
バカだなぁ」って言ってるシーンで再現された!

 なおも悟郎のことを疑う涼子は、悟郎に何期生卒業ですか、と聞いたりしてるけど。
 あんたさ、本気で追い出したいわけ?
 そうやってあれこれ追い詰めるようなことをしておいて、実際悟郎が出て行ったら私のせいで
とか言うくせに、そういう、「なら最初から気づかないフリしとけよ」みたいなのが一番ムカつくんだけど。
 最近涼子の方が嫌な女になりつつありますね。楓はぐんぐんいいとこ持ってってると思う。

 教室では、まだ、あの不良どもによるカツアゲが続いている、という話をしています。
 司馬が体張った意味ないじゃんと。
 楓も皆に、本当に司馬がやったと思う?と聞く。
 すると、みんなも薄々変だなと思っていたことがわかります。
 あいつならすぐ相談するはず、と。
 司馬は自分を犠牲にして皆を守ろうとしてくれたんだ、あいつら許せねーと、いい方向に
勘違いしてくれるクラスメイト。
 司馬のかたきをとるとかで盛り上がっております。
 甲斐の方はコソコソ逃げ出してて、こいつ最低だなって感じです。

 外に出たところで悟郎が声をかけてきて、人生って負けることが多いよな、でも、そろそろ
正面から向き合ったらどうだ、と話します。
 でも、何の意味もないと、小島よしおのネタで逃げる甲斐。(別にネタやったわけじゃねーよ)
 悟郎、ハンマーセッションを考えているようですが…。
 見えた!とかっこ良く言った直後に楓が「何が見えたんだよ」って声かけて引きずって教室の
中に入るのは笑いました。
 主人公がかっこ良く決めてる時に口をはさんじゃいかん!

 中では皆が、司馬は犯人じゃない、極東の連中には迷惑してたんだ、司馬のかたきを取りたい、と
悟郎に言ってきます。
 悟郎は、「暴力では何の解決もしないぞ」と言う。
 楓は、悔しいけど頼れるのあんたしかない、と言ってくるんだけど悟郎が「インチキ教師じゃ
なかったー?」と冷やかしてるのが可愛い。
 悟郎はそのまま、放課後に皆を集めておくよう言って立ち去りました。
 ポイントは、暴力は否定したけど、かたきうち自体は否定してないってことですよね。

 悟郎は甲斐に声をかけています。
 東大に受かるための特別授業、お前にもメリットあんだけどー、みたいな。
 文句あるなら父と違う医者になったらー、と。
「気に入られるために生まれてきたんじゃないだろ、生まれ変われよ。」
 この伏線が後で生きてくるとはねー。

 教室では皆が集まっていたわけですが。
 かたきうちは諦めてない、と鼻息荒く言う彼らに悟郎は、諦めろとは言ってない、と言う。
 暴力では解決しないといったんだ、なぜだと思う?って。

 教師だから?とか言ってるやつ、そういう方向性じゃなくて。

 悟郎は、暴力じゃ勝てない、例をあげて考えようと、用意されていたなんかの地形モデルを
出してきます。セットは美術さんの手作りです!(待て)
 今かたきうちしたいメンバーが6人。(ここで楓、「私も入ってんのかよ」って言ってました)
 極東は数十人はつれてくるだろう。
 コマを使ってみせると皆も、マジで不利じゃん、と納得。
 頭で理解してるつもりなのと実際に目で見て確認とはかなり違いますからね。
 このままでは返り討ちは必至だ、頭で勝つしかないという悟郎。
 で、どうしたらいいか。
 頭脳登場だー!とかいってドア開けた先に、特別授業だと信じて疑わなかった甲斐が立ってて
ちょっと笑いました。
 最初戸惑っていた甲斐ですが、お前ならどうすると聞かれてこう答える。
「善く戦う者は、人を致して人に致されず」
 孫子の言葉らしいです。
 つまり、一人が3人を相手にするのは大変(モデルに使われたのは楓。なぜ)だが、一人を
6人で囲むなら何とかいける。(また楓が「なんで私も囲んでるの」と言ってた)

 狭い道などで、常に先頭の一人を6人が叩くようにすれば勝てると。
 これ確か京で追われる身になってた維新志士も取り入れていた戦い方だったと思います。
 こう、狭い路地をわざと逃げて、追ってくる先頭を何人か斬り捨ててまた逃げる、そうして
追ってきた連中をまた斬って逃げる、みたいなの。
 昔みたく一対一でヤアヤア我こそは…なんてのじゃなくて、とにかく実戦で生き残れる
やり方を採用してたかと。
 
 これなら勝ち目がある気がしてきた、と沸き立つ一同は、甲斐をリーダーと呼んで頼む!とか
言ってます。
 甲斐もその気になってるのが面白かった。

 それで、今村がババッと入ってきて猛特訓が始まるわけですよ。
 これなんのドラマ…とか思ったけどまあいいわ。
 涼子の方はレイナ先生に相談してたんですが。どうしてこの先生は毎回保健室で着替えてん
だろう…。
 しかも決めシーンでスカートはき忘れてた。お前は、かっこよく素振りしてるのに下半身モロ出しで
登場早々にモザイクかかった近藤か!
 
 そういうわけで現場を下見したり罠を作ったり、その情熱が普段どうして勉強に向けられない
のかというくらい熱心な一同ですが。
 甲斐もパンチが当たるようになって上達してきて、楽しそうになってるのはよかったです。

 ただ、極東連中を呼び出すにあたって、「罠とわかってそうだし、来るかなぁ…」と楓らが心配
しておりましたところ。
 御安心ください!あいつら、バカでした!
 といっても念のため、悟郎が、女の子に頼んでおいてここに連れ出してもらったらしいんです
けどね。
 鼻の下伸ばしまくりです。
 この時に、みんな鉢巻してるんだけど楓に甲斐がなんかこれ違うって言ってたんだけど。
 心粋かぁ…………心意気だよ楓!それくらいは書けるようになろうよ!粋でどうすんだよ粋で!
 甲斐は悟郎から、もしピンチになったらこれを開け、と封筒を渡されます。こういったものに
限ってろくなものだったためしがありません。

 この後、いろいろな手を使って人数ばらけさせたり閉じ込めたりしてたシーンはなかなか
痛快でおもしろかったです。
 昔の不良ものとかでもコメディだとこういうのあった気がする。
 んでトンネルに何人か閉じ込めて、引き返して来た連中を、あの葛城クンがエレキギターで
お出迎え。
 Are You Ready?って言う彼にイェーイ!とか言ってる極東連中がアホの子すぎて泣けてきます。
 
 で、逃げてる誰かがコケてて、「そうだ、甲斐がいってた兵は詭道なりだ」と思いだすんだけど。
「どういう意味だっけ…」
 忘れんなー!
 要するに頭がありゃ人数関係ないっつーことですよ。かなり大雑把な言い方だけど。
 まあコケたのもわざとっぽくて、彼の周りに集まってきた極東の連中は全員落とし穴に落ちるのが
愉快でした。
 彼が通った時に落ちなかったのは、さっき武器として振りまわしてた板の上を通ったから。
 頭いいですねー。
 これで極東のメンバーはあっという間に半分に。

 この後、二人打ち取ったナリ!とか報告してて、答える側も「了解ナリ」って言ってて、お前らは
コロ助のマネをしているのか、トッシーにとりつかれてるのかどっちなんだ。

 サクマは、ばればれの、ロープ引っ張ってあるのを見て、これが罠ー?とか言ってますが。
もちろんこれは囮。
 もう一つの罠がありました。
 人間の心理をうまくついた罠の数々を見ていると、これの発案者は半分以上悟郎ですね。

 隠れてる生徒見つけたと極東がかけよって見ればそれは精巧な人形だった。ところが
2人ほど本物がまぎれていて、後ろから声をかけてまきびしのついたなわとび強引に飛ばせて
3名ゲット、とか。
 ………抜けられたらどうするんだろう…。いいですけど…。

 ある時は光を反射させて眩しさに目がくらんだところを水たまりに落としたり。
 で、悟郎報告受けて、仕上げだとかっこよく決めてたんですが「あっつ!」とか言うから何かと
思ったら、その光反射させたのが当たってたらしい。
 うぬぼれといいこれといいなんかこういうのはやってんですかね。いいですが。

 神社にサクマが逃げ込んだという報告を受けた悟郎。
 楓がやってくるのだけど、通信が傍受されている可能性があるから無線を切れ、と皆に
言います。
 戻ってきた甲斐に悟郎は、神社にサクマは行った、すでに皆は行ってるからお前も向かえと
言います。
 ところがこれこそが最後の悟郎の計画でした。
 無線切ってるから皆と連絡取れてないわけで、誰も神社には向かってない。つまり、甲斐一人が
サクマと対峙することになる。
 悟郎は、逃げちゃいけない、負けるとわかってても戦わないといけない時があるって言うんだけど、
楓は空気読まずに皆呼んでくるって。
 せっかく悟郎がいいセリフ行ってるのに!

 甲斐はサクマとのタイマンにびびって、悟郎からもらった封筒を開くのですが。
 ………バースディカード……。
 お前は今日生まれ変わった!と書いてありました。
 言いたいことはわかるがこんな時に気の抜けるバースディカード…。
 リボーンさん!甲斐に死ぬ気弾撃ってやってくださいぃぃぃ!!!

 でもボコボコになっても甲斐は諦めず向かっていって、最後とうとう一発入れてたのが
かっこよかったです。
 まあその後気絶するんだけどね。

 駆けつけてきた皆は、もうサクマは手を出さないと言っていた、と甲斐に知らせます。
 悟郎は甲斐に、病院のリーダーの父親の気持ちがわかったか、と尋ねる。
 彼が言いたかったのはこれでしょうね。
 皆を率いて行くためには金勘定だけやってたらダメだって。
 
 患者は、院長はとてもよくしてくれる、口は悪いけど老人にも優しい、病院にこれない時には
遠くまで夜往診してくれる、と。
 何の得にもならない、お前の勘違いだったな、悟郎は甲斐にそう言いました。
 お前の父も、今のお前みたいに無我夢中で患者のこと考えてたんだよ、と。
 ジェネラル速水が院長になったらこんな感じかも知れん。まああの人は院長なんて肩書き
いらないって言うでしょうけど。

 その場で甲斐はキッパリと皆にバイクの件を謝りました。
 でも皆体張って頑張った、と許してくれて。
 なんか担ごうとか言ってますよ。 
 大丈夫かりぃだぁ。
 落ちて大惨事になって「しばらくお待ちください」とかならんだろうな?←ドラマですから…。

 この後悟郎、満足したようにフッとかっこつけて、「ハンマーセッション、しゅうりょ…」
 予備の落とし穴に落ちました。
 落ちがついてお後がよろしいようで…。

 ボロボロで帰宅した甲斐を見て母はびっくり、父は手当してくれるんだけど、甲斐はそんな
父に、「本当に僕はバカだったよ」。
 直後に「わかってる」という父。
 いや、もうちょっとこう、フォローしてあげようよ!
 まあ多分、何を頑張ってきたかわかってたからこそなんでしょうけども。
 確かにこの親子、言葉が足りんわー…。

 楓が帰宅すると珍しく父が帰ってきておりました。
 …ドラマ始まって初の共演シーンじゃないですか?もしかして。
 すぐまた行かなきゃいけないらしいですが、父は楓に学校楽しいか、と聞きます。
 悟郎の話を聞いて、その先生のこと好きなんじゃ…と冷やかすのが面白いけど、お前
父親だったら「そんな男にお前はやれん!」くらい言っとけ。
 ここで、父は間違えて楓の鞄を持っていきかけるんだけど。
 何の必要もなくこんなことをするとは思えないので、おそらく悟郎の写真が楓の鞄に
紛れ込んだとか、何かはあると思います。

 クラスでも皆が甲斐のこと許してくれていい雰囲気になっててよかったです。
 でも、涼子の方は結局校長にあれだけ言われたにも関わらず、悟郎に直接話を
聞いていました。
 この人も大概無神経ですよね。




 今回も無事セッション完了といったとこですね。
 次はストーカー騒動です。いよいよ最終回に向けて俺は最初からクライマックスだぜ!




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