多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜


SPEC

最終話(10/12/17)

 なんかすごいあいまいに終わったというか、いろんな解釈の余地を残して終わりましたね。

 さてさて、前回勝ったと思っていたニノマエクンですが。
 突然様子が変わります。
 皮膚が焼けただれたようになってるからビックリしたんですけども、実はこれこそが当麻が
仕組んだ作戦でした!
 
 時が動き出して当麻は作戦がうまくいったことを知るのですが、彼女は、雪に毒を仕込んで
おいたというんですね。
 よくそんなことができるな…。(いや技術的な意味で)
 誰にでも効果は発揮されるけども、ニノマエは人の数万倍のスピードで動くスペックがある分、
雪の毒が回るのも同じように早い、と。
 当麻らも当然ノーダメージではないんだけど、効く速さが違うから大丈夫みたい…って瀬文さん
なんか目に入って目が見えなくなっちゃってんですけど!こっちに大ダメージなんですけど!
 捜査一課に手伝いを頼んでいたのはこれらしいですが。
 雪止めてーとか言われてみんな止めるのはいいけど、猪俣がなんかマスク脱いで確認してて、
雪がしみるとか言ってて笑える。
 今猛毒だと言われただろうが!
 
 ニノマエは倒れてるわけですけども、当麻はそのニノマエの耳の後ろにアザを見つけて愕然と
します。
 それは、死んだはずの彼女の弟だったからです。
 なるほど、以前に地居が志村妹のスケッチで、子供と犬が遊んでいるシーンを持ち帰って
いましたが、これは地居の記憶にあった、当麻と弟のシーンということでしたか。
 それ見られると当麻に記憶がよみがえる可能性があるため持ち去った、と。

 ショックを受ける当麻の前に地居が現れました。
 地居は自分が7年前に当麻の記憶を奪った、と言う。
 年が合わないという当麻に地居は、ニノマエは自分らの1秒で何年も生きているから
まだ13歳?というようなことを言います。要するにニノマエは年の取り方も遅いってことですか。
ややこしくなってきたけどまあそれでいいわ。
 ニノマエとしては、飛行機事故で愛する両親が死ぬ時に、時を止めたいと強く思ったことが、
自らのスペックを呼び覚ますきっかけになったようです。
 ああ、「燃えろ俺の小宇宙!」みたいな…。
 
 地居は、ニノマエの記憶をコントロールしたのは自分で、当麻を爆弾魔と思いこませるような
記憶を刷り込んだという。
 なるほど、当麻は爆弾魔だったわけじゃなくて、ニノマエの思い込みだったというわけですか。
 地居にしてみれば「面白かったから」みたいな感覚でそうしたらしい。
 当麻の頭脳を試したかったみたいな。
 ムカつくのーこいつ!
 しかもめっちゃ飛び跳ねてるし。

 城田さん、壊れすぎです…。

 倒れたニノマエが記憶戻ったのか、ねーちゃん、って言っててすごい切なかった。
 駆け寄る当麻に地居は、また記憶を消してあげる、と言ってて。
 なんか当麻に好意を持ってるのは本当らしいけど、それも怪しくなってきますね。プライド高そう
だし。
 この俺が惚れてやったみたいな風に考えてないといいけど。
 というわけで地居は当麻と瀬文の記憶を書き換え、駆けつけてきた捜査一課に、いかにも当麻に
呼ばれてやってきたかのように話をします。
 うわー、一番のワルが生き残ってるのってむかつくわー。

 病院で何も知らず目覚めた当麻は、弟の夢を見ていた、みたいなこと言うんだけども。
 地居が心配そうについていて、瀬文の方は多く毒を浴びたんで回復にはしばらくかかるらしいと
管理官が報告してます。
 んで、そこに野々村がやってきました。
 おっさん…前回の死にそうなのはどこにいったんだってくらい元気!
 当麻はそこで、ニノマエを倒したことを知ります。
 まあ生きてはいたんだけど、瀕死の重傷で生死の境をさまよってるらしいです。
 でも多分助からんだろう、と。
 地居にとっては目障りな人間が消えてくれるって感じですよねぇー。

 それで一同は当麻と地居二人だけにして帰っていくわけですけども。
 地居がめっちゃ当麻心配しているアピールしてて。
 なんであの現場に地居がいたかを聞かれて彼は、あの現場に行く前に当麻が「怖い」と電話して
きたからだよ、と。
 どう見てもそんなキャラには見えませんが当麻。
 それもニセの記憶なわけですけどねぇ。

 一方で瀬文のところには志村妹が見舞いに来て…おい…ドアを足で開けるな!
 果物のかご持ってたんだけど、そんなことも知らずに瀬文大いびきで寝てます。余裕だな!
 今度は自分がここに毎日来る、と言っている志村妹。
 大学受験のことはどうなったんでしょうか。
 で、瀬文の汗をぬぐおうとした彼女は、サイコメトリーにて、本当のことを知るのです。
 彼女は当麻のとこへ。
 つーか当麻、記憶操作されたからなのか、志村妹のこともなんか忘れてたみたいなんですけど!
 大丈夫か!

 志村妹は、ニノマエが当麻の弟だった、ということを話すけど、当麻は7年前に弟は死んでいる、と。
 そこで志村妹、当麻のキャリーバックを触って記憶を読み取ります。
 それで、ニノマエと当麻の弟の耳の後ろに共通したあざがあったことを言うのですが。
 うーん、まだダメっぽい当麻。
 ここで志村妹は水を汲みに出ていくのですが、地居に襲われてました。
 …地居めっちゃ野放し状態!
 独り勝ちじゃねーかよ!

 志村妹の記憶を消したと思しき地居は平然と当麻のとこに水を持っていきます。
 つーか、志村妹がすがすがしいまでに倒れたまま放置されてんだけど。
 本当にこいつ、当麻以外にはまったく興味ないんだなぁと思いました。

 地居は当麻に、ニノマエがいなければ俺たち結婚してたのにねーとか言います。
 …そういえば以前、当麻がニノマエと戦った時に、地居から指輪もらった回想シーンが
出てきてたけど、もしかしてあれすら、ニセの記憶なんじゃないか、という気がしてきました。
 プライドの高い地居が結婚してっていうだろうか、と。

 で、当麻がぽやーんとしていると、やっぱり言いましたよ地居。
 ソフトクリームだらだらこぼしながら当麻が結婚してって逆プロポーズした、って。
 それは当麻にありそうだけど、どうせならもっとまともな状況考えてあげようよ地居!
 それで地居は、仕事がひと段落してよかった、結婚しよっか、と言い出します。
 当麻が何しでかすかわからないから心配だと。
 当麻はひとまず考えとく、と言います。
 で、地居は枕元のメモ用紙に気づく。
 これは当麻が退屈しのぎだかに、はやぶさの計算をしたものらしいです。
 地球に戻ってくる時にはやぶさの中は何日の何時か、という。
 相対性理論ですかー…難しいのを手計算でやるんすなぁー。
 当麻の父ははやぶさの開発にかかわってたらしい。

 その昔まだ両親がいたころに、そういうのを計算してみようとかいってて、祖母一人が
「楽しい?」とか聞いてる中、楽しい楽しいと言いながら計算してる親子が面白かったです。
 要するに一家そろって変わりもんだったんですね、ここ。

 捜査一課の方は、瀕死状態のニノマエを前に、危険だから早く殺そうだの、まだ子供だのと
意見が割れておりました。
 なんかこっちはこっちで勝手に熱血になってんぞー。お前らー話に戻ってこーい!
 管理官、何かが騒ぐとか言ってます。
 …よく考えたら、こないだのニノマエのデータが消えた件、結局ナアナアになってますが
どうなったんでしょうか。内部犯がいるって伏線は放置か!

 地居は変な爺さんと将棋してました。
 考えるにこの爺さんが、裏で世界を動かしている人間という設定なんでしょうか。
 スペック持ってる人間を集めたり、役に立たない人間を殺したり?
 秘密結社トップと地居がいってたからやっぱりそうなのかもしれませんね。
 でも立場的には地居の方が上っぽい。
 彼は、そろそろ世の中に戦争を起こしたい、と言う。
 歴史を盛り上げたいと。
 頭悪いやつってすぐこんなこと言いますよね。
 戦争が起きたら起きたで、そのあと何十年にもわたって爪痕は残る。
 壊すのは一瞬だけど、復興するまでには時間がかかる。それはきっと耐え難いほど
こういう連中にとっては退屈な時間になると思いますよ。
 なまじ時を飛び越せない分、一瞬で壊した楽しみはあっても、そこからノロノロと復興
されていく様子を数十年見ないといけないわけだから。
 地居わかってなさげ。
 お前はいろいろな意味で頭が悪いな。

 で、おっさんはなぜそんなにも地居が当麻にこだわるのかを聞く。
 地居はニノマエとの姉弟対決が面白いと思って、みたいな残酷なことをさらっと言ってます。
 最初は興味本位だったけど、だんだん当麻の頭脳に感動して惹かれていったらしい。
 ま、この手の人間が本気で誰かを好きになるとは到底思えないので、今までいなかったタイプの
人間に示す興味を愛情と錯覚する、という現象が起きているだけではないかと私は思いますが。

 瀬文に関しては恋敵らしいですよ。
 瀬文が聞いてたら無言で発砲してくるくらい怒るだろうなぁ…。
 キモいこと言うなって。
 と、そんなことを地居が言ってると、おっさんが「お前もてないだろ」と言い出してちょっと笑った。
 世界一うざいって。
 後ろに控えてた女の子二人にもうざいと言われる地居って一体。

 ここで地居激怒するんだけど、津田の顔になるんですね。
 つまり…地居は津田でもあったってこと?
 一瞬ブブセラ野郎も登場したんだけど。
 ここの展開はちょっと謎でした。このドラマの話自体謎っちゃ謎だけど。
 そうして地居は謎おっさんを殺害。
 あれ、おっさんあっさり死んだぞ!?秘密結社は!?
 将棋ジジイ死んだー!

 ※もしかしてたくさんの津田の中から生まれたイレギュラーな異分子が地居になった、
みたいな展開なのかな?とちょっと考えました。あれだ、クローンたくさん作っていったら
一つくらい劣化したのが混じってるよね、的な。

 当麻の方は起き上がれるようになったらしくて、瀬文のとこにいってるけど、まだ意識不明
なので不満らしく。
 ただ心配してたらしいのは一瞬で、お見舞いのフルーツバスケに目をつけて、早速食ってます。
 あんた…。
 パイナップルにふりかけかけて食ってんよ!
 おいおい、「クフフフ…」って奴がやってくるぞそんなことしたら!
 メロンにマヨネーズかけんな!マヨネーズが足りないんだけどォォォォ!!!!
 とまあ定番のツッコミをかましているところにですね。
 瀬文ががっしり当麻をつかみました。「俺のを勝手に食うな」って。
 これで起きるのかよ!
 でもまた瀬文寝ました。
 お前はどこででもやたら寝るゾロかぁぁぁぁ!!!!
 …腹巻したら似てるかもな。(コラ)

 つられて当麻も眠ってしまったらしいのですが。
 それを見かけた地居が面白いわけがない。
 一応当麻の前なので、彼女を病室に連れ帰り、彼女が寝るというので「俺帰るね」と言う
地居ですが。
 俺ら付き合ってんだよね、という地居に当麻、そうだったか、って感じでそれで地居が
キスしようとするんだけど、看護師が「キスだ!」って入ってきて、バッと止めるのは笑い
ました。
 看護師も空気読もうよ!いやこの場合は止めていいんたけけどもさ!

 あと、志村妹がサッパリ出てこなくなりましたが生きてるんでしょうか?

 野々村のところに雅がやってきて、結婚するというのは嘘で、司法試験に通ったから、
奥さんから奪ってみせる宣言とかかましてんだけど、そこに奥さんが登場して。
 …雅が「見てろよー、え」というとこで切れたんですけど!
 逆に気になるからやめて!
 
 当麻はいろいろ考えるところがあったらしくて、家に戻ってきてます。
 なんていうか、記憶を操作されていても根底にはあるわけだから、防衛意識みたいなものが
働いたんじゃないかなと思うのですが。
 それにしても最終回なのに、こんなに淡々と話が進むドラマも珍しいですね。

 当麻は自分の部屋で写真を見ています。
 あと、大学時代の日記とか。
 うーん。
 写真とか見る限り、大学時代地居とは付き合っていたと祖母言ってますけど、それにしては
二人で撮った写真がないんですけど?
 
 その頃地居ですが、ニノマエの病室で早く死ねーとか言っててマジ怖かったです。
 迫力あるなぁ。
 そのあと地居は瀬文のところにいって、さらに当麻の記憶を全部抹消にかかるんですな。
要するに、自分の好きな女のことを覚えてる瀬文が許せないらしい。
 クレイジーの域までいってますね。
 こいつは当麻が好きなんじゃない。
 「天才的な頭脳を持つ当麻を好きな自分」が好きなだけですよ。

 当麻は病院に戻ってきた時に、捜査一課の連中が、ニノマエが死んだと話しているのを
聞いています。
 これで事件終了か、といってる刑事に、猪俣が、逆だ、死ぬまでこの事件を追うことに
なるんだ、とか言ってて、管理官も、俺らはバカデカだ、と熱血してました。
 …うん、まあいいわ…。

 当麻はミショウにやってきて習字を始めました。
 でも何も書くことが思い浮かばなくて、悩んでるんだけど。
 筆の墨が落ちてたまたま星形になって、それで思い出すのがすごいと思いました。
 あざを覚えてるって。

 それで書いたのが。
「痔」
 うん、字が思い切り違うね!
彼女が書きたかったのは「痣」でした。

 習字とともに今回は写真も一緒にちぎってたのが印象的でした。
  「いただきました」
 決意のほど、見せていただきました。

 地居のところに当麻から、プロポーズの返事聞きたい?聞きたい?というメールが入って。
 もう勝利確信している地居はニヤニヤしながら、待ち合わせ場所に行くわけですよ。
 そこは教会でした。
 勝手に入るのいいのかなぁ…。

 地居はすっかり舞い上がって、結婚式あげるにはいいとこだねとか言ってますよ。
 当麻が「以前京都で行った教会に似てるね」というのにも「そうだね」みたいな。

 なぜ結婚したいの、と聞かれて地居は、当麻のことが好きだからというけれども。
 当麻は、私たち付き合ってない、とハッキリ言います。
 以前京都で行った教会もウソ、と。これは当麻がカマかけたんでしょうね。

 私はあんたのこと好きじゃないし、過去好きになってもいない、これからも好きにならない
という当麻は、地居が言う、過去の付き合ってた思い出を全否定。
 前に地居が撮ったという写真も全部隠し撮り、つまり地居は当麻のストーカーだと。
 うわっこれはうざい言われるわ!
 記憶はねつ造できても写真はねつ造無理だったみたいね、と。

 ここで当麻、キモイって言ってて、キモイ、スナギモ、ウナギモとかいうのですが。
 地居冷静に「ウナギモってあるの」と突っ込む。
 緊張感!君らには緊張感が足りない!
 犯罪者と刑事の対決シーンなのに!

 私はあんたの思い通りにはならない、記憶を書き換えようと私は私、という当麻。
 地居は、自分となら嫌なこと忘れて幸せに暮らせる、というけども、そんなことに動じる
当麻ではありませんでした。
 地居クン、君は今まで何を見てきたのだね。
 当麻がつられるのは食べ物だけだぁー!

 当麻は、弟を殺した記憶は一生背負っていく、と言う。
 弟への思いを忘れる痛みの方がでかい、と。
 つらい思いは忘れた方が幸せという考え方もあるかもしれませんが、そうすると、その
相手との楽しかったことまでも忘れることになりますもんね。
 つらい思い出があるからそれを乗り越えて優しさに変えていくという当麻の言葉は
重みがあると思います。

 でも地居は記憶を消して証拠はないから、当麻が言っていることは妄想、と余裕です。
 当麻も拳銃突き付けてるけどめっちゃやられてんですが。
 だからー第一話の時点で、犯人追い詰める時には別のカード用意しとけと学習
せんかったんかいお前は!
 バーカバーカ連呼してる地居の前に現れたのは!
 瀬文with志村妹!
 …あんたらは何してんですか…。
 瀬文は視力が回復していないので志村妹が支えて連れてきたらしいのですが、そういうのは
発砲してから言いたまえ!
 撃つ前に声かけたら反撃され…ああ、やられた…。登場の意味ねぇぇぇぇ!

 ちなみに志村妹はサイコメトリー能力で、書き換えられた記憶を取り戻したらしいです。
 こっちもある意味すごいといやすごいけど。
 ここから、地居の記憶書き換え能力はそんなに強くないことがわかりますね。
 書きかえることはできても、何かのきっかけがあれば思い出せるってことだから。

 瀬文も、当麻の記憶は消えなかったと言います。
 脳だけでなくいろいろなとこに残ってると。
 それは確かに。
 で、瀬文は地居のことを、生かしておくのは世のためにならないと。
 
 まーこういうことをうだうだしゃべってる間にやられたんですけどね…。
 地居曰く、この周辺に自分を守るスペックホルダーがいるとのことです。
 黒い影すぎて忍者かと思ったわ。
 地居は当麻に、僕のものになったら二人を助けてやる、というけども、ここで志村妹が、
私に撃ちなさいよストーカー野郎っていうのがかっこよかったです。
 そうだそうだ、最後くらい役に立ってくれ!←失礼。
 あと瀬文も、気合いで(弾)止める、撃つなら撃てっていってて。
 かっちょえー!とか言ってたら志村妹が「スペック!?」
 気合いだっつってんだろうが!今瀬文のキメシーンだったのに!

 ここで瀬文が「ドラゴンボールか!」みたいな技を繰り出します。
 前回抜いて戻してた歯を地居に向けて飛ばしました。
 もう人間業じゃねーよこれ。
 額に刺さって地居がひるんだ隙に、当麻は左手のギプスを外して、握ってた拳銃を
地居に向ける!
 かっこいいけど瀬文の頭を台にすんな!

 つか左手は失ったわけじゃなくて、この拳銃を構えたままの形でギプスしてたんですね。
 だからあんな不自然に長かったんですか。
 何かあった時のため。
 当麻らしいといやらしいですが。 
 ただし神経はまだつながってないようで。
「左手うごけー!」と叫ぶ当麻。
 そういう時にはヒモでも括り付けて、引っ張れるようにしとけばよろしいのに…。

 一方野々村ですが、安置されていたニノマエの死体を見てなんかびびってんだけど。

 地居の方はマシンガンを構えていたわけてすが。
 ここで地居と当麻、双方発砲したはずなのですが、次の瞬間、地居に全弾命中
してました。
 何が起きたかわからない一同。
 地居はニノマエが帰ってきたのか!?と言ってるけど彼でもないらしく。
 つーか地居を守ってたスペックホルダーはいったいどこに…?

 ともあれ地居は死にまして。
 呆然としている当麻が映って終わりというすごいオチだったんだけども。

 発砲するまでは瀬文の頭に腕を乗せていたから、その当麻が離れた場所に移動している
ということは彼女がやった…にしては状況把握できてないっぽい感じだったもんなぁ。

 予想するならば、誰かによって息を吹き返したニノマエがやってきて、第一話のように地居へ
向けて弾を戻し、当麻は当麻で地居の弾が当たりそうだったのでニノマエが移動させて、ひっそりと
姿を消したってことじゃないかなぁ、と。記憶を取り戻していたからこそ、下手に姿を現すような
ことはしなかったのかな、と思ったんですが。
 ニノマエがきたのなら、スペックホルダーが地居を助けなかったのもわかります。殺されて
いたと考えれば。
 野々村が驚いたのはニノマエの死体が次の瞬間消えていたからとか?
 
 そうして最後、津田が出てきて終了だったんだけど。
 餃子を屋台で食ってて、帰還します、と消えました。
 こっちも謎だのー。
 津田の一人がニノマエを助けたと考えればつじつま合うかな。
 津田の側は黒幕がわからないでいたので、ニノマエに全滅させられたと見せかけて
出方をうかがっていて、地居を特定したので陰で動き出した、という考え方ね。
 あと、餃子を食ってたっつーことは実は当麻の父親?が生きていて顔をかえている、と
いう考え方ができなくもないですね。
 もしくはニノマエが変わったか。
 餃子というキーワードからしても当麻にかかわりある人間だと思うので。ニノマエと当麻の
好みが似てるってのは前の、たこ焼き鍋でも伏線張られてましたしねぇ。

 つーわけで「映画化とかしねーから」と当麻が言ってましたが。
 補足のスペシャルドラマとかないんですかねぇ。
 これで終わるにはもったいないです。 
 最後なんかメッセージ出てたけど早すぎて見られなかったし(笑)。
 
 

  「いただきました」
 最終回、楽しく魅せていただきました。



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