多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜


SPEC

第3話(10/10/22)

 えーと…これ前回までのあらすじいりますか?
 ともあれ、瀬文のところに、取引をしたいという男が現れました。
 この人、あの警察病院の医者だっけ?(いまいち人の顔を認識するのに自信がない)

 地居のほうは当麻に、腕をケガするだけじゃすまないぞ、と警告してきます。
 よく考えたら当麻よく警察官になれたな。こんなグダグダな仕事っぷりで。

 で、ファミレスかどっかで話をしている医者と瀬文。
 医者のほうは、ハンバーガーの具だけ食うという変な食べ方してます。
 全部食わんか全部!
 医者は瀬文に、神の手を信じるか、と言ってきます。
 嫌だなあ、木曜夜10時から絶賛放映中ですよ、医龍3!(そっちのゴッドハンドじゃない!)
 本当かわからないけどいるらしい、という話です。
 細胞の再生能力を高めるのかな。
 医者としては、ミショウにその人間のデータがあるはずだから見せて欲しい、
というわけです。
 その代わりに、志村を救う、と。
 志村が必ず救えるかわかんないし、別に瀬文にとっていい取引じゃないと
思うんですけども。
 疑う瀬文に医者は、自分自身ゴッドハンドに治してもらったことがある、と言うわけです。
つまり生き証人ってことか。

 野々村の方はあの雅ちゃんだっけか、デートしてるんだけど、瀬文が歩いて
くるのを見て、さすがにやましいところがあったらしく、隠れてるのが笑えます。
 瀬文は一人歩きながら、そんなバカなことがあるわけがない、と結構でかい独り言
言ってます。
 と、そこにいきなり女性が「ホントだったらどうする?」とケガしてるほうの腕に
ぶつかってきた。
 反射的に「痛…」といいかけて「くない」と続ける瀬文。
 女は消えており、瀬文のケガも治っていたのです。
 なるほど、電王が過去にデンライナーでさかのぼってイマジン(脇)を倒したから、
瀬文のケガがなかったことになった…わけあるかぁぁぁぁ!!!
 
 えー…。
 第一話の占い師と津田、マリオカートやってんですけども。
 何この随分のんびりした監禁風景。
 占い師曰く、予想は明日らしいです。
 何か事件が起きると予言したらしい。
 でもこの人の能力なら、その後どうなるかも見えてそうな気がするんだけど。
 時間に制限あるのかな。
 24時間先までしか見えない、とか。
 ともかく占い師は、この予言が当たったら釈放しろ、と津田に言ってます。
 釈放する気ない気がするけども…。
 ともあれ事件が起きる現場に津田は、下っ端を張り込みに行かせる、と約束。

 はーい、皆さんの予想通り、下っ端A、Bこと、当麻と瀬文参上でーす!
 タクシーに乗りたいと文句言ってる当麻。
 公安のえらい人から、午後1時にここを張り込みしてろ、対象は見てれば
わかる、とムチャな指令をもらったらしいのですが。
 瀬文、当麻がもってた地図を見てびびる。
 二人は今、全然見当違いの場所にいたらしいです…。
 間に合わないのでタクシーで移動することに。
 思いがけずタクシーに乗れて満足な当麻。
 いや、あのね?仕事しないとダメだからね?

 一方である事件の発端が。
 托鉢僧にお金を入れていた男性が、その托鉢僧が女性だったことに驚いています。

 何とか目的の場所についた瀬文と当麻。
 当麻タクシーの支払いを瀬文にさせてるし…。まあ経費で落ちるからどちらが
払っても同じだけどさぁ…。
 その二人の目の前で、ガソリンスタンドの店員が、バイクに給油せずに、バイクや
その持ち主にいきなりガソリンをぶっかける、という事件が発生します。
 瀬文らも狙われるんだけど、さすがは瀬文、パッとよけました。
 ちなみに当麻は対処以前の問題で、状況把握できてなかったらしくて、モロ
浴びてました。お前はアホか!
 ライターで火をつけようとする店員。
 それを瀬文が蹴り上げて確保しました。
 かっこええー!
 これもう少し時間かかってたら、気化したガソリンにライターの火が引火して
いたところでしたね。
 ガソリンは気化しやすく、火花散っても爆発しやすいので給油の時にはきちんと
静電気除去しておきましょう。
(その昔、あるビルにガソリンをまいて立てこもった犯人が、警察官が説得するなど
時間が経過した後に、おそらく脅そうとしてだと思うのですが、ライターを着火させた
ため、気化したガソリンに引火、大爆発を起こした、という事件がありました)

 そんな事件が起きている中、別の男性が同じ托鉢僧にお金を寄付しておりました。

 野々村は当麻らが無事でよかった、というのですが、当麻はジャージ姿で機嫌
わるそう。まあ気持ちはわかる。
 腕がこうじゃなかったら半殺しにしていた、と怒ってます。
 その店員が取調べを受けてるんだけども、「自分がこの肉体をのっとってやった
こと」と要領を得ません。
 この人に罪はない、と言われても、現行犯である以上、裁判でその主張通すのは
難しいぞ…。

 その、店員に憑依しているという人間は、他の人間にも憑依できるのを見せる、と
いって、取調べを見ていた当麻らがいる部屋の人間に乗り移る、と言う。
 それで被害にあったのが、さっき托鉢僧にお金を入れていた男でした。
 警察官だったらしい。
 この男は林実という名前らしいのですが、憑依した奴は、これから全国の林実に
乗り移って悪さをするとか言い出しました。
 当麻は面白いかもとか言ってるけど、憑依された方はたまったもんじゃねーよ!

 いってきまーす!といって倒れた林さん、目を覚ますと今のやり取りを一切
覚えていませんでした。
 で、店員と林、テープでぐるぐる巻きにされてんだけども。
 もう意味ないような気もします。
 瀬文は憑依は信じてないのですが、そんな彼にまた当麻の舌打ちが。
 ま、確かにこないだの連中と違って、憑依されたというのは本人の主張だけ
だからなぁ。
 取調べ官も、自白剤を打たれてみるかー、と脅すんだけど、店員と林はそれで
自分の無罪がはれるなら、みたいな感じで乗り気です。
 
 一方占い師の方は、事件を当てたんだから釈放してくれ、というけども、それで
釈放してもらえるならもともと津田も拘束したりしていないわけで。
 仲間を呼ぶか、その方が好都合だ、と言ってます。
 ニノマエ君は助けにこないんですかね?

 二人を取り調べた結果、特にウソはついてないようだ、と言ってる野々村。
 さらっと自白剤の反応もその通りだったといってて瀬文、使ったんでありますかと
驚いてます。
 今更だけどこの瀬文の、上司に対する言葉遣い好きだなぁ。
 
 ともあれ、二人に共通する記憶が、京女の托鉢僧だ、と言う野々村。
 口元にホクロがある、とか言われて「それは…」と意味ありげに考える瀬文。
 何を言うのかと見守ってたら「エロいな」。
 お前はマルコメ星に帰れ。

 憑依されたいとか言ってる場合か!
 憑依したいといってる野々村もまとめて帰れ!
 ハウス!

 んで、ともかく何とかしないといけないということで、野々村が提案したのは。
電話帳で林実を調べて電話かけて警告する、ということでした。
 地味ですね、という当麻。
 BGMも止まったやないか!

 その頃、托鉢僧が現れた学校前では、憑依された校長が女子生徒のスカートめくりを
していました。
 …ガソリンスタンドの店員はガソリンをぶっかけて、警察官の林は奇妙な言動を
しただけ、校長はスカートめくり…。
 本当に憑依しているのは女でしょうか?
 ニュースを見た当麻は、校長の名前が林実と聞いて大喜び。
 その他の林さんもいろいろ変な行動が始まってるようです。
 つーか憑依してる本人はどうやってその人の名が林実であることを突き止めてるん
だろう。結構大変な気もしますけど。
 事件が全国に渡っていると知り、野々村呆然。
 大阪、札幌、沖のエロ島とか言ってて、瀬文が思わず「どこだよ」っていうのが
面白い。
 当麻が鹿児島って言ってました。
 そんなのばっかり覚えて!

 さらにテレビでは、憑依といえば藤村さんしか知らない、とか脱力するようなことを
言ってました。
 はいはい、おヒョイさんね。
 そこにミサミサがいますよー。(藤村さんと戸田さんはデスノートで共演)
 
 管理官がやってきて、憑依女から挑戦状が来た、と言います。
 このまま憑依の能力を認めない限り、全国の林に憑依しつづける、と。
 こうなると面倒ですね。
 例えば報道を聞いて、それを悪用して、憑依されたことにして犯行をたくらむ人間も
出てきそうだし。
 同じことを瀬文らも考えたらしく、何とかしないと憑依のせいにされる、と危惧。
 憑依している犯人は、48時間以内に逮捕してみろといってきたようです。

 瀬文が真面目に、電話帳で電話かけるのを再開してて、こんなバカげたことで
被害者が出たらかわいそうだからな、といってて、真面目は真面目だけども、やっぱ
いい人だなと思いました。

 いつもの中華料理屋でも、客が托鉢の京女見た、と盛り上がってます。
 あ、他に客ちゃんとくるんだ、よかった…。
 噂がかなり広まってるな、と危惧する当麻と瀬文。
 野々村もいます。
 つーか皆、当麻が頼んだ餃子当たり前のようにつまみ食いするのやめてあげて!

 野々村は、最初に憑依された林がせめてマイナーな名前だったらなぁ、と半分
サジ投げたような発言してます。
 マイナーな名前だったら、全国の警察官に憑依するとか、条件が変わっていただけの
ような気もしますが。
 そんな中ついに、林によって殺人事件が起きたという一報が入りました。

 こういう、今まで軽度の犯罪だったのが一気に重大な事件に及んだ場合。
 大抵はその事件にカラクリがあるはずです。

 殺された教授は、ips細胞研究の第一人者だったらしいです。
 当麻は生きてお会いしたかったーと抱きついて、瀬文に「素手で触るな」と怒られて
ます。つーかそれくらいの基本は守ろうよ、当麻!
 まあでも、この後の観察力はさすがです。
 長い時間をかけて絞殺された可能性がある、とズバリ。
 んで、その容疑者である、教授弟子の林は、気がついたら教授が倒れていた、と言う。
 他の刑事らは、物証も目撃談もないし、本人の記憶だけではどうしようもない、と
及び腰だけど、当麻は「すっとぼけるつもり!?」と鼻息荒いです。
 教授の爪には犯人の肉片が残っているし、のどに犯人の指紋もある、とぼけきれない
ですよ、と。
 指摘されて今初めて気がついた顔してんじゃねー管理官!
 さらに瀬文が、監視カメラもある、と。
 …捜査一課の面々は何してんだよ…。

 そういうわけで、カメラの映像を見る限りは、林がやった、という証拠になるわけ
ですが、林は記憶がない、と言う。
 取り付かれたような自覚はありました、と言うんだけども。
 当麻は頭から信じちゃってますが、それでも調べようがないですね、これは。
 というわけで今回の事件、押し付けられたんだと思いますが、ミショウが陣頭指揮を
とることになったようです。
 
 そんな当麻や瀬文の前にまた憑依人間が警察官に憑依して、早くしないと48時間
経つよーとか脅してきやがります。
 いろんな人に憑依して、スペックを認めさせてやると。
 さらに、拳銃を抜いて発砲しようとしますが。
 瀬文がサッと銃を抜いて構えるのがメチャクチャかっこいいです。
 まあ犯人の方も撃つつもりはなかったようで、警察官は倒れてましたけども…。

 野々村が、犯人のヒントは左利きか、とか何とか言ってます。
 拳銃を構えたのが左利きだったからか。
 ともあれ、明日托鉢僧を調べる、ということになったらしいです。
 一方当麻のほうは別の場所で何かを調べていましたが。
「しまった、半紙がない」と。
 で、見たのは捜査資料。
 それ使っちゃダメでしょ!買ってこいよ!

 ちなみに今回は字の間違いはありませんでした。
 チッ…。

「いただきました〜」
 …捜査資料を返していただきたい。

 取調べを受けている殺人犯の林実は、僕は死刑になるんでしょうか、と言ってますが、
刑事らは、心神喪失が認められて無罪でしょーと軽い感じです。
 林は、僕は教授を殺してしまった、死刑の方が気が楽です、と。
 そこに当麻がやってきましたよー!
 彼女を追い払おうとする刑事に、上司にも犯人わかったと報告しといたからーと
言う当麻。刑事らはあわてて出ていきます。
 それで林と二人きりになった当麻は、まず論文について話を始めるのですね。
 つーかいい加減当麻は、こういう状況で犯人暴きは危険だということを学習した
方がいいと思うんですけども。
 お前は2時間サスペンスドラマで毎回がけの上に追い詰められる片平なぎさか!
 
 当麻は林のパソコンを調べて、今回の論文の7割がデータが残ってない、教授の
パソコンにもない、ということから、つまり林が教授のかわりに論文を書いていた
のではないか、と指摘します。
 そして、消されたデータを復旧してUSBに保存した、と。
 私の方がパソコン詳しかった、テヘッごめんなさい☆と言って林に「キモッ」と
言われる当麻。
 林も正直に言うたらあかんでしょ!(コラ)

 まあつまり、教授のポジションをエサに、論文書かされていたようなもんですね。
それで、いつまでたっても教授がその約束を果たさないので、殺した、という
ところですか。
 ここでも林は、自分は憑依されただけだ、と言うのですが。
 
 当麻は今まで憑依された人がやってきた行為は、女がやるようなことじゃない、と
ズバリ。
 そして林の顔を見て、それは自白と考えていいですか、と。
 さらにセリフは続くみたいですが、「ミステリーはここが長いんですよねー」と
舞台裏ばらさないで下さい当麻さん!

 憑依という行為はだんだんと物足りなくなる。
 自分でやったほうが断然楽しいに決まっている。
 だから、憑依というスペックはあるけれども、自分の手で殺した。
 他の林に憑依していたのは、罪から逃れるため。

 当麻の説明に納得できない、という林。
 まあそれは確かに。
 証拠を出せといってきます。
 
 当麻は最初の店員のことをあげて、彼は左利きだけれども、ガソリンをまく
瞬間だけ右利きだった、という。
 そのことから、憑依する人は右利きだ、と。
 しかし制服警察官のときは仕方なく左手を使った。
 なぜなら、教授を絞殺した時に、右手人差し指をケガしていて引き金を引けなかった
から、と。
 なるほどねー。
 
 林もこれで納得して、自分は憑依のスペックを持ってる、というんだけども。
 憑依して逃げる、と言います。
 ほらなー、必ずそうなるんだから当麻もちゃんと何か対策考えておきなさいっての!
 
 刑事に憑依して拳銃を突きつけてくる林。
 そこに瀬文がかっこよく登場!
 その隙に当麻反撃したのですが、林が憑依する相手を変えただけでした…。
 バカか!
 もう一度言うぞ、バカか!
 何の解決にもなってねぇぇぇ!
 瀬文相手に、当麻を人質にとる林。
 ところが瀬文、この状況でもちゃんと考えてた。

 意識を失ってた林の体を撃つんですよ。
 指のケガでさえ、憑依先で影響するんだから、もとの肉体と精神が完全に
切り離されるわけではない、と見抜いてた。
 すごいです。
 当麻も、これで心神喪失でなく、普通の殺人として起訴する、と宣言します。
 どうでもいいがちゃんと瀬文にお礼くらい言え。

 何も知らない野々村は、托鉢僧を張ってて声かけるんですけど。
 なんかその女は、私は偽者です、すいませーんと逃げていってしまいました。
 つまり、何の関係もない人で、編み笠にお経貼り付けて読んでただけらしい。
 ああ、いるんですよねぇ、こういうの。
 いい小遣い稼ぎになるからつーて僧侶の真似する人。
 偽者はこのように、お経読んでるだけだったり、足元がスニーカーだったり
物をもらうときの所作がおかしいのですぐわかりますよ。
 托鉢許可証の提示を求めるのもいいかと。
(そこまで疑うくらいならモノを差し上げないほうがいいですけども)

 志村妹は医者から、林の写真を見せられて驚きます。
 兄に触れたとき見えた顔がこの人と、前回の桂と、占い師だったらしいです。
 兄は何か知っていて殺されそうになったのか、と考える志村。
 あれじゃないの、警察の裏金を暴いて、それを上司に報告して、隠し金庫に
CD-Rを隠したあとやられたんじゃないの?(どこの「ジョーカー」ですか)

 事件解決ということで瀬文は帰るのですが、当麻はこれからが本番、エサは
手に入ったとか言ってます。
 つまり、林が拘束されているとこにカメラを仕掛けて見張るつもりらしい。

 と、時が停止しまして。
 やってきましたニノマエ君。
 びびる林。
 ニノマエは、どうしてスペックの存在を明るみにしようとした、と怒ってます。
 林は彼らの仲間ではないらしいんだけど、この能力が公にされたら困ると
考えるニノマエは林を殺しにきたという。
 ここでなんかニノマエが感電したようになってて。
 当麻ァァァ!!!と叫んでるんですが。
 何が起きたんよ?

 ミショウに、林が殺されたという連絡が入り、当麻はあわてて動画を確認。
そこに、ニノマエの姿を確認します。
 この二人に一体何があったのか!
 乞うご期待!


 ちなみにニノマエ君は、「一 十一」と書くけど、これ全部あわせたら
「王」になるんよねー。これも何か意味があるのでしょうか?
 意味深な展開からますます目が離せません。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜