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Q10 |
第5話(10/11/13)
今回はまさしく、中尾壊れる、の回でありましたなぁ。
あと、富士野がますますミステリアスな存在になってきた。
Q10の腕を小川母が修理してんだけど、小川がビックリして声かけたら、「私は自転車屋だよ」
って。何のフォローにもなってねぇぇぇぇ!
まあ表面ふさぐだけならできるでしょうけども…。
あとQ10が「私はロボットナリー!」とか言い出しててコロ助か!て思った。
誰かキテレツ大百科読ませただろ!
小川は、それ学校で言われたら困るので、仮の姿は女子高校生、と言い聞かせています。
つか、ロボットということを人前で言ってはいけない、迷惑がかかるから、という学習させた方が
いいような気が…。
このあとQ10、「女子高生なんだもん♪」とか言い出しました。しまった、予想以上に気持ちが悪い!
平太はなんか女の子からクッキーもらってました。
陰に隠れて観察しているQ10がかわいいです。
ルンルンで戻るとQ10がいてびびる平太。
Q10は「女子高校生ですかな?制服を脱いだらロボット?私、何かな?」っていってて、口調はかわいい
のですが割と答えづらいことを聞いてきます。
確かに女子高校生は制服脱いでも女子高校生だと、Q10は…ってQ10も一応女子高校生!
服脱いでも充電しててもパフッとかいっても一応女子高校生!
中尾はまだしつこく、ロボなんだろって平太にいってて、Q10を自分にくれと言い出します。
平太は、俺のじゃない、というけど、中尾はそれだったら俺がもらうね、と軽い。
いやあの、その前に、Q10にも一応意志があるんですけども。
校長らは、中尾にばれたことに関して、結構あっさりと、言い分聞くしかないねって感じなんですね。
どういうつもりでそれ言ってるのかもわからんなぁ。
やっかいごとが去っていいって感じなんでしょうか。
リセットするってこと、と聞かされて、覚えてることが消えるのはいやだなぁと最後の抵抗を試みる平太
ですが、Q10はバックアップができるからすべてのデータが消えるわけではない、と回答。
そうなると強がりたい平太としては、じゃあリセットするか、としか言えなくなっちゃうわけで。
バカですねぇ、この子も。
ほしいものはほしいと言わないとなくなっちゃうんだよ。
ショートケーキのイチゴを最後にとっておいたら、やってきた父親が食っちまった、みたいな。
(次元が低すぎる!)
みんなに無理してない、と言って平太は、自分がなんだか取り返しのつかないことを言ってしまった
気持ちになります。
その通りだよ。
Q10にとっては自分じゃなくてもよかった、自分がたまたま奥歯のスイッチを押しただけ、と考える平太。
まあ、あなたがそんな奇妙なクセを持っていなければこのドラマ、始まらなかったわけですけども、
だからといって中尾が主人公になったら視聴率ガタ落ちです。(中尾役の人に失礼だろうがぁ!)
やっぱり主人公は野球もできて仮面ライダーにもなれて、人斬りやってる人でないといけません。←ホントに
それだとゴールデンタイムに放送できませんがな。
モヤモヤした気分の中、Q10のほっぺをプニ、とかやってる平太。
行動に意味はないけど二人がかわいすぎます。
冗談、と平太は言うけれど、理解できないQ10。
Q10を失いたくない、と思った平太は…。
柳の方は、なんか男らしさを取り戻すような怪しいケミカルグッズを開発してます。
で、校長がふりかけてみると、愛犬がすったかたったったーと逃げ出してしまう。
そりゃあ犬にはきついでしょうよ、香水の類は。
えーと、山本の方は、ネットで赤目とかいってワケわけからん中傷受けてるっぽいんだけど、
何がどうしてこうなったのか脈絡がよくわからんのですが。
ま、えてしてこういうものは突然発生するからなぁ。
中尾は平太から、Q10取扱いに関する説明を受けてます。
平太よ、お前は本気で渡しちゃうつもりなのか。
そんな平太に柳が、ポーカーフェイスができてない、ショックなら譲るなんていわなければ
いいのに、と声かけてきます。
嫌なことは嫌だって言ったら、と。
平太は理由として、ロボットであることをばらされたらとんでもない、自分だけが我慢すればって
言うけれども、それは自分の勝手な理由であって、ロボットであることばらされてもどうなのよって
思わないのかな。
それでもいいじゃんと。
中尾が悪者になるだけですから。
そうやってぐだぐだ言い訳こいて、自分の本音言えない方がカッコ悪いと思う。
んで、中尾とQ10がやってきて、平太でないとリセットできないというわけなんですね。
平太が奥歯でリセットしないとダメらしいけど、平太はそんなQ10の口を閉じて、やっぱりQ10は
やれない、という。
中尾は約束が違う、ロボットだということばらすぞ、っていうけど。
あーもうホントこいつうざい。
噂広まって無視されるぞーって感じだけど、Q10は、平太はここにいる、と言います。
結局自分自身が揺らがないものを持ってれば、誰の評価も関係ない、そういうことをQ10はロボットながら
言いたかったんじゃないのかなーと。
あと柳が、小川先生の背中かっこいいとか言ってたので何かと思ったら。
俺は高校教師だって背中に落書きされてんじゃん、小川!
誰がやったんだ!
酔っぱらって帰ってきた時か!
そうとは知らずに、背中が男らしいとほめられて喜ぶ小川。
いつになったら気付くんでしょうかこの人は。
えーと。
トラブル続きの影山君と河合さん。
影山が高校卒業後、カナダに行くっていう話が出ていてて、河合、影山を無視ってます。
なんか影山は映像とかをやりたいらしくて、そのためにカナダ行きたいらしいんだけど、一緒の大学に行けない
ということで河合、出会う前に戻りたいとか言い出しました。
私のことめんどくさいと思ってるでしょ、とか。
何とかならんのかこの鬱カップルは!見てるだけでイライラするわ!
つーか前回と180度展開が違ってるってどういうことなんよ。
この学校、まともなクラスメイトおらんのか!
Q10はポーカーフェイスのことについて柳に相談してるんですが。
んで平太の前で、顔に縦線はったり、ガーンという文字を体に張ったりしていて面白いです。
ロボットなりの感情表現としては新しい形かと。
平太はQ10とどこまでも一緒にいけたらいいのに、と考えています。
それにはキミがもう少し、素直にならないとねぇ。
中尾の方は、平太は変態だ、彼女はロボットなんだぜというのをネットに書き込もうとしてんだけど。
下種なやつだなぁおい。
お前がやってることの方がよっぽど変態だよ。
と、そこに突然富士野が現れます。
この人神出鬼没すぎるんですけど。
地球のちっちゃなオモチャみたいなのを渡して、それをあけると大変なことが起きるよ、とか言い出します。
力って怖いよ、持った途端に思い通りにしたくなる、って。
今ある世界が壊れることになる、壊すつもりでしょ、と。
壊していい世界か、壊していけないか、見極められないなら力を使ってはダメ。
なんかすごい深いこと言いますね。
深イイ話に出したら全員一致で深イイになるんじゃないですか?シンスケさんあたり「うーん」しそうだけど。
これって権力だとか、武器にも言えることなんですよね。
人間ってのは意志が弱いですから、権力や武器を手に入れると使ってみたくなる、振り回してみたくなる、
そうして破滅していく人が多いです。
もちろん中には強い意志でもってそういった欲望を押さえつける人もいますが、安易な力は持つべきでは
ないと思います。
今の中尾がまさにそうなんですね。
平太に、言うこと聞かなければ噂ばらまくぞ、と力でもって脅してるわけだから。
病院では久保が、落ち込んでいる山本を見つけてますが、言わせとけば、自然に飽きるよと久保、
あっけらかんとしてます。
みんな知ってるのに言わないから、ウソの自分が作られていく、と山本は言ってるけど、そんな風に
気にするんだったら最初からしなければいいんじゃないの?
中途半端に隠そうとするから面倒なことになるんじゃないかなと思うんだけど。
久保は、噂をつぶす歌を作って俺に聞かせて、と言ってます。もう作曲するの前提で話をしてやがる…!
山本は自分が赤毛にしている理由を目立つからだ、という。
自分がここにいる証になると思ったからだと。
ロックを始めたのはそのあとらしいです。
だから、それを貫きたいなら噂くらいで惑わされんなよ。
今はロックが相方という山本に、それ漫才師だよと空気読まない発言する久保。
いいこと言ってるのにぶち壊してんじゃねぇぇぇ!!
平太の方は、怒りマークを家族から顔に張られてます。
何してんだこの家族は…。
平太は、我慢できないくらいほしい物がある?と父に聞きます。
すると父はある、っていう。
それが生きている証拠だって。
昔平太が入院してた時に、トマトが食べたいって言い出して、それでも父はうれしかったらしい。
死ぬほど欲しい物があるっていうのは、生きてる証拠だ、と。
それはいいんですが、その死ぬほど欲しい物があるといってた中尾クン、めっちゃ暴れてて怖いん
ですけども。
朝、柳がすごい発明をしたっていうから何かと思ったら、なんでも貧乏になるシール…あのすいませんが
そういうことはバラエティ番組の方でやってもらえませんかね…。ひとつ前に「世界一受けたい授業」あるでしょ。
そっちに出てもらえませんかね。
藤丘がリアクション困ってんじゃん!
貧乏が怖くないのか、と聞く藤丘。
柳は、貧乏はシールみたいなものよ、と言います。
その気になればはがせる、それを知ってるからシールつけてても平気、と。
…いまいち説明がよくわからんのですが先生…。
平太は中尾に屋上へ呼び出されてます。
彼は土下座してまでQ10をくださいっていうんだけど、平太はできない、と今度はキッパリ断りました。
自分にとってQ10はモノじゃない、と。
あげたりとかそんなもんじゃない、と。
家族みたいなもんですかね?
中尾はQ10のことをモノだと思ってるかもしれないけど、自分にはそうは思えない、という平太に。
中尾、逆切れして、Q10はモノだよ!と言います。
あんたが多分そんなことを平気で言える限り、Q10はあんたからは何も学習しないと思うよ、中尾。
くれないならここから飛び降りる、という中尾。
よし、平太、「危ない!」とか言いながら背中にタックルだ!(コラ!)
その頃何かの気配を察知したQ10。
えーとこの後がちょっとややこしいんだけど、中尾を止めようとして平太が飛びついて、平太が
落ちてしまうんですね。
あれ?これ医龍?
と同時に中尾が持っていた富士野からもらった球が割れてしまう。
すると富士野が現れて、「割っちゃったんだ。あんたはこれから自分が壊した世界を生きるんだよ」と
言ってきます。
平太を突き落した現実を背負ってね、と。
と思ったらこれは幻で、平太が落ちてしまうのは現実なんだけど、中尾の球は割れず、下ではQ10が
がっしりと平太をキャッチ。
まさしく「俺、参上!」じゃないですか!
なんて男らしいんだQ10!(女の子ロボです!)
これから中尾に憑依したイマジンを倒すのかと思いましたが、そういう展開はありませんでした。
なんかもう今回の中尾はまさしく取りつかれていたとしか思えなかったんですが。
ここで終わるかと思いきやQ10が、「今から平太を屋上に投げ返します。中尾はキャッチしてください」と
カウントダウン始めて。
あわてる平太。
ですがこれはQ10の冗談でした。
冗談になってねぇぇぇぇぇ!お前が言うと本当に本気でやりそうなんだよ!
影山と河合の方はうだうだと話してました。
もうこいつらはどうでもいいです。
河合がコンプレ強いのが直ってなくてウンザリする。
付き合ってたら自分の進みたい道をあきらめないといかんのか?そっちの方がおかしいでしょ。
影山が自分の進みたい道を認めないっていうのは、河合が影山の将来を壊すってことだよ。そんな権利
あるの?
もうちょっと河合は頭いい子だと思ってたけどなぁ。
平太は中尾に理科準備室で、ここでQ10を見つけた、と話をします。
俺が先に見つけただけで、中尾の気持ちもわかるよ、と。
結局、心臓を患った平太は、なんで自分だけって気持ちを仕舞い込んで、自分だけじゃないと気付いて
それで生きてきただけなわけですね。
納得してないけど、不公平でもしょうがない、みたいな。
どういったらいいかわかんないけど、だからこそ、最初はQ10に執着しなかったし、他のものにも執着
しないで生きてたんでしょうね。
えーと。
この後平太の家で、平太の心臓音(Q10録音)を皆が聞いてたりとか、久保も久保で心臓音聞いてたり
とか、なんか怖い光景が繰り広げられるわけですけども。
山本は一生懸命作曲中です。がんばれ。
小川の方はQ10からクラスの音、というのをもらってて、こっそりテスト中に聞いてみるのですが、それは
皆の心音でした。それも怖いから!もっとこう、ざわめきとかそういうの期待してたのに!
この後帰宅した小川、やっと背中の落書きに気づきました。
母じゃないけどお前ホントいつから風呂入ってないんだ…。
平太は久保と、「小さくたたんでしまっていたもの」が開いた気がすると話をしています。
それでも久保は乗り越えてきたじゃん、と励ましてくれるんですね。
今までそれを忘れていたという平太に、忘れていたのなら幸せなんだよ、と。
ここはお前の場所じゃないといきなりかっこいいこと言い出す久保。
自分の場所は自分で決めろ、と。
このあと鉄塔を平太がクラスメイトに例えだすのですが、お前そんな、鉄塔ばかり立ってる町って
いうのもなんか怖いぞ。
俺たちはここにいる、とか言ってましたが。
えーと5話まで来てこんなこと言うのもなんですがこのドラマ、「皆が心に銀魂を持っていく話」の
ような気がしなくもありません。
「こうしないと自分が自分で無くなるんでさァ」と、平太が言い出しそうな気がします。