多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→Q10


Q10

第7話(10/11/27)

 葬式から帰ってきた平太一家。いきなりすぎて、久保が死んだ!?とかマジびびった
だろうが!
 つかあの、玄関で塩まいちゃダメですよ…家の中に入る前にやらないと意味がないん
ですけど。

 んで母親が、私の時にはあんな化粧はしないでね、と言ってます。
 今回死んだじーさんがえらい化粧されてたらしいです。
 それは…葬儀屋の腕が悪かったということだと思いますけども。

 平田は、もしQ10がいなくなっても、自分はハラ減るのかなとか考えてます。
 その前に自分が死なないか心配した方がいいと思うけど。
(Q10がいなくなる、は回収のことであって死ぬ方ではないような)

 父が平太に、預かったといって本をくれるんだけど、それに、歯を押すとオルガンみたく音を出す
カバがいる、みたいなことが書いてあって。
 平太の奇妙なクセはこれが元ネタか!

 朝、登校すると富士野が来ていました。
 中尾のおびえっぷりがハンパなくて笑えます。
 ちなみに今回、中尾「ヒィィィ!!!」しか言ってませんがな。
 で、平太に「毎日来ることにした」とか言い出す富士野。
 平太に会いたいから毎日来る、と言ってもノーリアクションな平太に、それは私と付き合ってもいい
という意味?と言う富士野。
 君はあれかね、相手に「へー」とか言われたらイエスと受け取るのかね。
 富士野、面白くないそのリアクションとか言います。
 別にあなたを笑わせようと思って言ってるわけではないので当たり前です。
 取り乱した平太が好きとかお前はドSか!沖田とドS頂上決戦でもしてろ!

 と、Q10に接近する富士野。
 これにはさしもの平太もあわてる。
 何も知らずに冷やかす周囲。
 沖田、ちょっとバズーカもってこい!
(「ヘイ、誰を撃ちゃいいんですかィ?そこにいる土方コノヤローですかィ?」「総悟てめぇぇぇぇぇぇ!!!!」)

 小川が平太を呼び出して、小川は出席日数がやばいから、出てきてもらわないと困る、お前に
何か言われたって落ち込んでるから、嫌いじゃないと声かけてやってくれと言ってきます。
 高校は義務教育じゃないから、留年しようがしったこっちゃないし、平太が何かしてやる義務も
ありやせんぜィ、小川センセ。(途中から沖田ァ!)
 平太は、自分のことを言ったらQ10は撤収だからね、と富士野が言っていたのを思い出して、
グッとこらえるのですが、嫌いです、と言って走り去りました。
 それはいいんじゃないのかな。
 小川は大人になろーよって言ってましたが、まずお前が大人になれ、コノヤロー。

 で、またまた中尾がヒィィィィー!!!とか言ってて笑える。
 富士野が、自分は月子だからルナちゃんって呼んでもいいよとポーズ決めてたけど、そんな
自信過剰でうざいルナちゃんはいりません!
 その後ろから柳が出てきて、富士野は学校は面白いところですね、と声をかけてくるんだけど。
柳が、正月の福袋みたいなものよ、と言ってました。
 いろんなもんが詰め込まれてると。
 それは…遠回りに富士野みたいな「はずれがある」と言ってるってことでしょうか!(失礼だろ)

 歩き去ろうとした柳、何か富士野からにおったようで、何か塗ってる?と聞く。
 富士野は、肌が弱いから塗り薬って言ってたけど。
 多分柳が感じ取ったのはそういうものではないと思いますね。

 平太は例の本をQ10に読み聞かせているんだけど、本のストーリーは、面白いカバの取り合いに
なって戦争が起きて、主人公はカバを折りたたんで持って逃げてしまいました、でめたし、でめたしに
なってんですね。(クレヨンしんちゃんじゃないんだから)
 解決してない、という平太にQ10は「でも逃げました」と言う。
 平太はそうじゃなくて、逃げてもまた追われるし、捕まる可能性だってある、というんだけど、Q10は
それでも逃げます、と。
 私はQ10の言ってることが正しいと思うな。
 童話で「めでたしじゃないじゃん」って結末があるかも知れないけど、そこから先はおそらく主人公
達が自分らの努力で勝ち取っていくものだと思うから。
 ちょうど、「月光条例」のような感じですね。(面白い漫画なので読んでみてください)

 逃げます、を連発するQ10に平太は気づきます。
 根性ある方が勝ちなのか、と。
 そう納得して帰る二人の前に、チャリに乗ったおっさんが声をかけてきます。
「大阪ってどっち!?」
 普通に道案内しようとして「大阪!?」となる平太が面白かった。
 あっちが西ですけども…とかなりアバウトな答え方をする平太。おい…。
 まあ道はどっかにはつながってるから、国道とかに出れば何とかなりますよ。
 平太は、通いなれた道であっても、ずっと行けば知らない場所にたどり着く、という当たり前のことに
改めて気づきます。
 で、Q10と逃げることを決めた平太。
 
 小川の家でQ10が何かあれこれ探してるところへ小川がやってきて声をかけます。
 Q10は、一番大事なものを探している、と言います。
 面白がって自分も探そうとする小川ですが。
 いやあの…多分Q10的にはそれを持っていくつもりなんじゃないかと思うんですけども…。

 でもその一番大事なものが何かわからなくて探している、と聞いて驚く小川。
 自分にとっての一番は携帯かなとか言ってます。
 Q10が便利でありんすとか言いながら携帯の使い道を示していたけど。
 おい…誰が教えた。携帯で小棚閉めるな人形の椅子にするな。
 それ本来の使い方以前に特殊な使い方だろうがァァァァ!!!

 そこに小川母がやってきて、大切なものは思い出とか言い出します。
 それは…完全に過去を向いた生き方ですね!
 前を見なきゃ!(そうではなく…)
 小川は、一般的なことを教えないとダメだよとかいうのですが、改めて一番大事なものはと
聞かれて「愛」という。
 小川母、「気持ち悪い!」と。
 Q10もゲフッとか言ってます。
 お前ェェェェェ!!!

 それで、出かけるQ10に、小川母は、柳センセイのところに泊めてもらうなら、と手土産を。
 ああ、そういうことにしてるわけですか。
 平太の方も準備して出かけようとするのですが。
 泊まり、という言葉にいろいろ考えたらしい父。
 本を手渡して、困ったら78ページ見ろ!というんですね。
 その場で見てる平太。
 困ったら、と言ってるだろうが!なんでその場で確認してる!

 そこには父の気遣い、1万円札が…って古い!これ旧札!いつから「いざという時のために」
準備してたんだよ!
 しかも父がかっこよく、「いいからとっとけ」とか言ってるのに「これ何?」とか言って台無しにして
くれる平太。
 このっ!平成生まれめ…!(いや多分旧札は平成に入ってから変わってるから!)
 びっくりする平太に父も「えっマジで!?」と言うのが面白かった。
 いい年こいてマジでとか言うなよ(いいだろ)。

 ともあれ、Q10と平太は出かけます。
 Q10が「二人はめでたしめでたしですか」と聞いてくるけど、今の俺には無理、という平太。
 …だったら家出は少しお待ちになった方がいいのでは…。
 もうすぐ卒業なんだし、それ待ってからでもいい気がしますが。
 ともあれ、見つからないところにQ10を隠す、という平太。
 必ず迎えに行く、自分の力でQ10をかくまえるようになったら、と言うけれど、Q10は「約束しません」
っていうんですね。
 Q10は平太を信じます、って。
 いいこと言うなぁ。

 さて河合が登校してくると、影山がカメラ持って寄ってきました。
 変態!変態!!!!
 とか思ったら、別れはしたけども、最後の思い出に河合の映画を作りたいらしい。
 ムチャ言うな影山。
 河合もまんざらではなかったらしく、映画だけでも幸せな話がいい、と言い出します。
 お前も乗り気なのかよ!
 つかあの…なして学校で、しかも臨月の奥さんと旦那さん設定なのでありますか。
 見ろ、後ろを不審そうな顔で生徒通っていくやないか!

 この後校長と小川が「できちゃった婚」の話をしているから、てっきり影山と河合の撮影が
誤解されているのかと思ったら。
 校長の娘が、デキ婚らしいです。
 あーはいはい、よかったですね。
 校長はなかなか複雑な気分らしいです。
 まあどうせ、生まれた孫の顔見たら気持ちが変わるってやつですよ!(ネタ晴らし!)

 平太とQ10はバスに乗ってどっかの漁港にやってきました。
 おばあさんの荷物を持ってあげるQ10もやさしいし、「Q10も女の子でしょ」とさらにそれを
持ってあげる平太もやさしいと思いました。
 やさしいのですが、おばあさんを置いて歩いていかないように。
 おばあさん必死でついてきてる!

 あと、海辺で「水、水、水、わぁーわぁー」と言ってるQ10可愛かったです。
 もう少し待ってたらきっと向こうから龍馬が走ってくるよ!(こないよ!)
 ここでQ10が、アルバムを見せてくれます。
 平太が一番大切なものを持ってくるようにいったから、だそうですが。
 …それは、小川母の大事なものであって、キミの大事なものではないことに気づこうQ10!

「人は死ぬけど続いていく。平太が死んでも子供が残る」
 これはQ10が言った言葉ですが、なかなかに深いと思いますよ。
 でも子どもなんかいらないよという平太。
 お前は流れを読め!

 この後Q10は、魚とかヒモノとか指さして、生きてる・死んでるを認識してるのが面白かったです。
 犬散歩させてる人を指さして言うんじゃない!
 子供をあやしてるシーンがあって、その子供が空気読まずにめっちゃ泣いてて面白かった。
 平太はQ10に充電するように言うのですが。
 …富士野が何か細工してたのがここで効いてくるわけですね!と思ったら。
 充電器具持ってきてないというQ10。
 ダメだこりゃ!(ズチャチャズチャチャズチャチャーッ←ドリフの音楽で)

 大事なものだけもってこいといったので充電器具は持ってきてないというQ10。
 やらかしてるーという平太。
 ロボット相手だからちゃんと言わないとダメだよー。
 まあ人間でも、「これやっといて」といっても本当にそれしかしないやついますけどね…。
 その頃、富士野は二人を追いかけてやってきていました。
 Q10の居場所は多分始終捕捉されてんだろうなと思うのですが。

 柳のところに藤丘がやってきて、パンを差し出します。
 初めて藤丘が作ったものらしいです。
 やったですね。
 前に柳が勝手に住み着いてパンを作った時に、手伝った藤丘と平太にくれたのを忘れて
なかったらしい。
 あの時と同じように、温かいうちに持ってきたらしいです。
 ホントいい子ですねぇ、藤丘。
 で、小川がやってくると、廊下にしゃがみ込んで袋に鼻突っ込んでる柳が。
 あんたそれ見た目どう見てもシンナー吸ってるヤンキーだよ!
 明日のにおいがする、という柳。
 最初は不審そうにしていた小川も、藤丘が初めて焼いたパン、と言われて匂って、明日の
においしますね、とか言ってます。
 おーい、変な人が二人に増えたー!

 Q10の方は充電が切れてしまって、眠り込んでしまいます。
 あわててキャッチする平太。
 電王の時、皆に鍛えられたから反射神経はいいね!(年齢的には良太郎の方が後ォ!)
 それをガキどもが熱愛ーとか囃し立ててるのが笑えます。
 以蔵さん!いっちょもんでやってくださいよ!

 途方に暮れる平太。
 この町においていくしかない、と考えます。
 タクシーで帰るとか柳に相談するとかいう考えはないみたいです。
 
 一方、河合と影山…小川母に姑になってもらって映画撮影続行中です。
 まあこっちは楽しそうだからいいかぁ……お前ら学校はいいのか?

 朽ち果ててる船を平太が見てた時に、ばあさんが通りかかって、その船は何年も放置されてる、
船に乗りたいならあっちだよとか言ってて。
 あんたは何者なんだ。

 まだ一日も経過していないのに、学校や家のことがすごい昔のことみたい、と振り返る平太。
 俺、戻れるのかなーとか言ってます。
 え?過去に?デンライナーに乗って?
 もどってもQ10はいないし…と考える平太。
 そういうわけで、また会おうな、約束な、と言いかけて、Q10は約束をしないと言っていたことを
思い出した平太は、朽ち果てた船にQ10を寝かせます。
 そのまましばらくそこにいるんだけど。
 おい…サイレンが鳴ったぞ!クリーチャーどもがでてくるぞ!
 良太郎、変身だ!(サイレントヒルと電王の合体ネタをするな!)

 そのあと平太、割とあっさりと帰っていきました。
 
 その頃久保の方は、病院でぽつぽつ話すようになった患者さんの死に直面していました。
 たまたまやってきた山本が、久保の顔を見て「今日は帰るね」っていうのもよかったし、山本にいて
くれるよう頼む久保もよかった。この二人はなんていうか、静かに進行していくのがいいな、と
思います。

 家族が先生に呼ばれているのを、親類が集まるのはいつかとか、その時に器械を外すんだぜ、と
久保は山本に言います。
 もうダメなんだよ多分、と。
 確かに今回は助からなかったけど、久保にはそういう絶望感は持ってほしくない。
 次に同じ場面に出会ったとしても、助かるかも知れないと思っていて欲しいです。
 このなくなった人の思い出をポツポツと久保は山本に語りました。
 橋を作ってる人で、ずっと独身だったらしい。
「いいのかな、こんな人生。まいっか、こんなやつがいたってさ」
 これが最後の言葉だった、という久保。
 でも私は、そんなことが言える人ならきっと後悔してないと思いますよ。己の生き方に。
 そりゃあ、親を置いて先に逝くこととか、いろいろな心配はあっただろうけど、多分死の瞬間に
自分の人生振り返って、「ま、いっか」って言ったと思う。
 
 運び出されてくる遺体に頭を下げる久保と山本。
 山本は、久保が泣いてるのに気づいて手を握り締めてあげていて、いいなと思いました。

 えー。
 平太の方は半分遭難しかかってんだけど。
 携帯もベンチに忘れてきたっぽいし、薬もないみたいだし。
 突然の不安感に襲われたんじゃないですかね。
 誰にも会わないし。
 
 そんなことになってるとも知らず、柳は、藤丘の作ったパンにロウソクを立ててました。
 すみませんが…それは呪いの儀式か何かですか?
 イギリスがやってる悪魔を呼びそうなイギリスのうた、的な?
 呼び出された小川がやってきて、いきなり怪談を始めるのも笑いました。怪談すんのにロウソク
1本てありえんだろ普通!
 ここでロウソクの真相がわかる。
 柳の誕生日らしいです。
 小川、それだと知ってたらプレゼント用意したのに!というのですが。
 柳、自分が欲しいのは言葉です、って言って、メモを差し出します。
 ああ、なんだ、欲しいのは金って言われるかと思った。(ひどすぎるだろ!)
 言葉、くれませんか、と。この人も変わってんなぁー。

 あとどうでもいいんですが、校長の岸本は、占い師に占ってもらってました。
 生まれてくる子供は、死に別れた先妻の生まれ変わりらしいです。
 …それは…このドラマに何か関係ありますでしょうか…。
 先生がなんか遠いところにいってしまわれた!話に戻ってこぉーい!

 メモを書いた小川、柳に差し出します。
 そこに書いてあったのは…「ヘンシンリセット」という言葉でした。
 柳が読み上げたのを聞いて、メモを渡し間違えたことに気づく小川ですがもう手遅れ。
 つーか間違いのもとになるようなメモを書いておくな!
 仕方がないので言葉の意味を説明する小川。
 子供のころ考えたギャグで、変身をリセットする言葉らしいです。
 柳は、「それでも0.2秒くらいは変身してるんですよね!?」とノリノリ。
 どうやら、間違いではあったものの、この言葉がいたく気に入った様子。
 そういわれたら小川、本当に渡したかった方を渡せませんよね。
 廊下に出て小川、「なんであっちを渡すんだろう、俺の人生、「今のナシ」の連続
だよなぁ」とガックリ。
 グシャリと丸めたメモには「好きです」と書いてありました。
 小川センセ、それは書くものではなく、言うものなのだよ…。

 平太の方はまださまよってました。
 お前は幕末の京の町をさまよう以蔵か!
 お夏ちゃーん!お夏ちゃーん!(Q10がいるのでやめてあげて!)
 富士野の方は眠っているQ10のところに。
 そこに電話がかかってきて富士野は「Q10はやはり回収ですか」と言っています。
 明日から撤収準備を始める、といって電話を切った富士野。
 いよいよストーリーがクライマックスに向けて動き出しそうですね。
 ここで富士野、持っていた充電器でQ10を充電してんだけど。
 やっぱり充電切れたQ10を自分が持って帰るよりは自主的に帰ってほしかったみたいですね。

 目覚めたQ10。
 で、座り込んでいた平太はこちらへやってくる光を見ます。
 懐かしい光とか言い出す平太。
 え?これお迎え?天使的な?
 なんか平太が悟りの心境に入りました!

 人は死ぬけど続く、何のために?
 次に生まれてくる人にようこそと言うため?
 おかえりを言う場所を作るため?いってらっしゃいというため?

 おいぃぃぃ!早く平太を何とかしないと天国への階段上るぞこれ!
「もうのぼっちゃってもいいよね?答えは聞かないけど!」
 ダメだー!!!!

 と、結局来たのはQ10でした。
 ライト…どこに持ってた。
 平太はQ10の手を取りながら気づくのです。
 俺は帰りたいんだ、懐かしいQ10へ、と。
 
 つーかその前にどうして充電できたのか疑っとけ!
 というわけで、携帯は回収できそうにありませんがまあいいか。

 エンディング、藤丘の映像が変わってましたね。
 あと、富士野の映像が追加されてたのと、猫と犬とかがかわいかったです。
 それと、サントラプレゼントの告知で、影山がそーっと出てきて、平太の耳にフーッと息
吹きかけてて、平太がめっちゃあわててたの笑いました。多分あれはアドリブでしょうね。
 
 次回予告なかったんですけど…撮影押してますね、コレ…。
 まあともかく、ラスト2回です!
 
 


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