多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→獣医ドリトル


獣医ドリトル

第3話(10/10/31)

 前回終わりにケガをした子犬を抱えてセカチューをしていた小学生がいましたが、
その子犬の手当てから、今回の物語は始まります。
 女の子、マユは、家では飼えないって、という。
 それなら治療はお断りだ、とドリトルは言う。
 どのみち飼い主がいない犬は駆除されるからだそうです。

 家の人の許可と、30万用意してもらえ、というドリトルに、マユはもういい、と言って
子犬をつれて帰って行きます。
 ここの登場人物はいずれもちゃんと動物を抱えて帰れ!危ない抱き方をするんじゃない!

 あすかは冷たいとかひどいとか文句言ってます。
 一話二話を見る限り、トリドルの厳しさは愛情の裏返し、というのがよほどのアホでない
限りわかると思うのですが、あすかさんは残念ながらその部類に入るらしいです。
 というか見直したり怒ったり忙しい人ですね。
 ぼったくりと怒る前に、犬を飼ったら予防接種などでいくらかかるか計算されては
いかがでしょうか。

 ドリトルはそんなあすかに、ちょっとは本を読め、といってドサドサーッと本を渡します。
 そういえばこの人、ここで働くワリにはなんも勉強してなかったもんね…。

 一方その頃、土門はテレビに出て、理想の動物医療について語っています。
 レベルを欧米なみに引き上げて、治療分野を分業にして、それぞれ知識を深めたい、と。
 先週そのようなことを言っていた人がいたと思うんですが。
 案の定、花菱偶然テレビを見て目をキラキラさせていました。

 この後土門は、農水産大臣の柴山と会って、動物医療センターの後押しを約束してもらって
います。
 まあ、土門が目指すもの自体間違ってはないと思うのですが、この人にはいまいち、動物を
必ず助けるという熱意が感じられないように思うんですけども…。
 柴山は土門に、あることを頼んできます。
 しおりという孫娘がいるのですが、そのペットのハムスターの調子が悪いらしいです。
 コロンという名前だコロン。(寒い…)
 10日後外遊から帰るのでその時までに元気にしといて、とムチャなことを言う柴山。
 さすが政治家さんは世間とずれていらっしゃいます。
 おーい、新しいハムスター買ってきて差し上げてー!
 つーかなんでもっとこんなぐったりする前に医者に診せなかった。
 ハムスターみたいな小動物はギリギリまで具合悪いの隠すから、日頃からの観察が
かかせないのに…。

 土門が帰宅すると、何も知らない花菱が目をキラキラさせて待っていました。
 テレビで見た動物医療が自分のドンピシャだったので、ワクワクして挨拶にきたわけです。
 ある意味純粋だー。
 秘書が土門に、うちのグループの客もっていった病院の院長が土門に好意的だなんて
皮肉なものですね、とか言ってます。
 まあ勝手に敵視してるだけじゃん、あんたらが。

 土門は柴山から預かってきたコロンを息子に預けます。
 院長の座は譲ったんだからお前が治せ、ってことらしいです。

 花菱の方は最近オープンした支店みたいなとこいってんですが。
 下心ありまくりの女が、今度お礼でもーみたいなこと言ってるのは笑った。
 そんな中、ある女性が「花菱の客よ」とかいって声をかけてきます。
 名は星奈。
 なんだその上から目線の物言いは。
 ステラというフェレットだそうですが、うごかなくなった、絶対治して、だそうです。
 だったら言うが、お前は偉そうに治療を要求する前に、飼い主としてちゃんと役目を果たせ。
 ろくな知識もなく飼っといて具合が悪くなったら必ず治せってアホですか?
 キミの頭の中には「フェレット飼ってる私ってかわいいー」しかないのかね?

 レントゲンをとって、何か異物を飲み込んでいる、位置的に開腹手術しかない、という花菱。
 でもまだ自分はオペできないみたいなので、ドリトルのところに連れてきます。
 
 ドリトルは、ステラが部屋で放し飼いなのかどうかを確認する。
 星奈は狭い檻で飼ったら可哀想でしょ、というけど、ドリトルはそのせいでもっとかわいそうな
ことになってると。
 日頃はケージに入れておいて、遊ぶ時に出してやる、という習慣づけをすればいいだけじゃん。
 放し飼いやめると約束しないならオペできない、というドリトル。
 ペットを放置して死なせるのも飼い主の自由だからな、と。
 さらに、治療費60万、と言われて驚く星奈。
 動物って保険利きませんからそりゃあそんくらいしますよ。
 人間だって健康保険入ってなければこれくらいは軽く取られます。

 星奈は、私のためならパパは払ってくれるわ、とお客様精神バリバリで言ってます。
 そのかわり治らなかったらタダじゃすまない、と。
 うるせーなー。荒瀬の麻酔で眠っててくれないかなー。にゃにゃーつ…って。

 オペは無事に済みまして。
 ただ、花菱はやっぱり途中でリタイヤしてました。
 まあ少しずつ乗り越えていけばいいよ。
 この先、ドリトルが手をケガして、ドリトルが指示を出しつつ花菱がオペをするようなことが
起きなければいいですね!(すごいフラグだ!)

 と、星奈の父が来て、何かあったらタダじゃすまんぞーとか言ってます。
 親子そろって言うことは他にないのか!

 ハムスターのコロンの方ですが、結構重い病気だったみたいで、オペが必要なのですが、
ハムスターだから30分が限度、と。
 確かに小さな体だから、一滴の出血でも命取りになりますからねぇ。
 オペ自体は無事に終わったらしいです。

 一方フェレットのステラの方ですが。
 星奈が怒ってるので何かと思ったら、オペしたところがハゲハゲだと。
 ぶさいくとか言ってます。
 おい…動物には毛があるんだから、術野確保のために刈るにきまってんだろうが。
アホですかぁー?
 結局星奈らは、藪医者と罵って、5日間は入院していなければならないステラを連れ帰ってしまいます。
 文句言う父にドリトルが、それで娘を守ってるつもりか、とズバリというのはよかったんだけども。

 ドリトルは金を払ってけ、と言いましたが、さっくり無視されました。
 金の問題はおいとくとして、このままだとステラ死にますね。バカな飼い主のせいで。

 土門の家では土門がご機嫌でした。
 長年の夢だったセンター建設が一歩近づいたらしいです。
 まあこれで終わったらドラマとして面白くないので。
 ハムスターの容体が変わったと一報が入り、慌てる土門。
 つかもう1人の息子がいたんだけど。
 あれぇ…あなた少し前まで仮面ライダーじゃなかったですか?
 よーう、フィリップ!
 平和な生活に戻られたんですか?
 お前の出演回数を数えろ!(まだ3話目だよ!)

 えーと病院にて。
 肝臓に腫瘍があったらしくて土門は、誰がこんな危険なオペを成功させられるんだ、と
言ってます。
 いるじゃないですか、ひとりほど。

 あすかの方はドリトルによって、星奈へ治療費請求の電話をかけさせられていました。
 電話代だけでもバカにならない気がするのですが。
 いつもお金のことばっかり、と文句を言うあすか。
 あんたはいつも文句ばっかり。

 と、あすかは、隠れて公園で犬を飼っていたマユを見つけます。
 なんかある病気になってて、どこの先生も野良犬はダメといって治療してくれなかった、
というマユ。
 でもその病名に聞き覚えがあったあすか。
 ドリトルがくれて、ブーたれながら読んでいた本に書いてあったんですね。
 あすかは、自分達で治せるかもしれない、と言います。
 …大丈夫なんだろうな…?

 星奈の方ですが。
 またドリトルから電話、しつこーいとか言ってると。
 携帯のストラップがなくなっているのに気付きます。
 ステラがまたいたずらして飲みこんだんですね。
 可哀想だからと放し飼いにした結果がこれだよ!
 花菱のところに連れてきた星奈。
 星奈父は、藪医者のせいで具合が悪くなった、ととんでもないこと言ってます。
 花菱、グーで殴るかニヤニヤしながら拳銃で撃ってやれよ!(別の作品のキャラですよね!?)
 で、星奈らは土門の病院にいきました。
 頭痛い…。

 土門のところでは、今すぐオペが必要と判断されるのですが、昨日オペしたばかり、と聞かされて、
それなら体力的にオペは無理、安楽死をお勧めします、と土門に言われます。
 会長ならなんとか出来るだろ、とムチャを言う星奈父。
 おいこいつ、今に「ローマ法王ならモーゼみたいに海を割れるだろ」とか言い出すぞ!

 家に帰ると、ドリトルが金を直接取り立てにやってきました。
 彼はステラの今の状態を知ると、金を払うなら治療をやってもいい、という。
 誤飲させたなら多分明日までもたないだろう、と言います。
 星奈が連れて出たステラを見たドリトルは、早く処置しないと危険、前回と今回あわせて
80万だ、という。
 父はドリトル相手に、お前のやってることは脅迫だぞ、と言う。
 ブブーッ、金品の要求は恐喝でしたー!(そういう場合じゃない!)
 ドリトルは、それで娘を守っているつもりが、お前がやっているのは父として最低の
ことだ、と指摘。
 前にも言ってたけども、この父全然理解してないでしょうね。

 星奈は時計を持ってきて、これを売れば80万くらい何とかなる、という。
 その時計を見て「それマジ俺が買ってやった時計ー!」と怒る父。
 父は勝手にしろ、と怒って家の中に入ります。
 そういうわけで2人は病院に戻る。
 
 ステラに開腹手術をするには、体力をまず回復させないといけない、それには一週間かかる、
つきっきりで世話しないといけない、というドリトル。
 大変ですねぇ。
 さらに治療費もかかる、とドリトルは言います。
 現実的に考えれば安楽死が楽だ、と。
 星奈に、またパパに頼るのか、本当はお前がカゴからでたいんじゃないのか、と言ってたけど。

 珍しくドリドルがムキになってたのでどうしたのかなぁ、と思っていたけど、これは最後のあたりで
理由わかります。
 つーか星奈出て行ったんだけど!
 あれぇ、ステラの世話は!?

 土門の方は、あの男に頭を下げろと?となんか気が乗らないご様子ですが。
 つまりハムスターを助けるために、富沢に頭をさげて治療ができる獣医師を紹介してもらう、
ということですか。
 富沢は、安楽死推進派のキミが何故?とか聞いてきます。
 救える命は救いたいんです、と思ってもいないことをペラペラ言う土門。
 というわけで富沢が紹介してくれたのは…?

 まあこれが朝田とか速水だったりしたら「それ人間しか見られないお医者さん!!!」と
苦情殺到すると思うので、お約束通り、ドリトルの病院にやってきた土門と息子。
 土門は、フェレットが安静にされているのを見ます。
 それで何か確信を持った様子ですね。

 ドリトルは、ハムスターのオペに300万、と言う。
 したら土門は400万払うからオペしてくれ、ただしオペは絶対成功させることと、うちの
病院で行ったことにすること、と。
 つまり口止め料も入ってるということですね。
 ドリトルに断る理由はありませんから、念のため、オペ後に死ぬ可能性もあることだけは
話をして、オペに入ります。
 土門がドリトルに依頼した理由、それはステラでした。
 土門の病院では安楽死させた方が早いと判断した。それをドリトルは治療を引き受けた、つまり
実力がある、と判断したのでしょう。
 土門、なかなかの推理力です。

 土門と息子は、オペ見学したい、と入ってきます。
 それはいいけど術着に着替えろアホ!スーツで入ってくんな!

 星奈の方は父と絶賛親子喧嘩中。
 100万治療でいるから金を出せ、助けてくれないなら干渉しないで、と「え、それ父親
得することある?」みたいなムチャを言ってます。

 で、コロンのオペはあっという間に終わりまして。
 約8分のオペでした。
 その速さに驚く土門ら。
 信じられない技術だ、と言ってます。

 あと、花菱の方ですが、あの下心ありまくりの女が、今日お礼の食事でも…と声をかけて
いたら。
 星奈がきました。
 この女、内心「しゃーんなろー!」とか思っていたに違いありません。(サクラじゃないんだから)

 悩んでいる星奈に花菱は、ステラを治すことが、家族のきずなを取り戻す解決策じゃないのかな、
という。
 ママに買ってもらったステラだから、仲が良かった頃の、親子3人の思い出の象徴らしいですが。
 その割には大事にされてませんでしたね!

 さてさて。
 マユとあすかです。
 子犬の方は無事に元気になっていまして。
 まーた30万の話になってます。
 だからー、治療費で30万請求してたわけじゃないっての。
 そんな中あすかは、誰かの気配を感じます。
 
 ドリトルのところには星奈が来まして。
 父は以前は仕事が忙しくて何もしてくれない人だったけど、母が出て行ってから変わった、と
言います。
 自分が教師にしかられたら、学校に怒鳴り込んで、その教師を辞めさせたこともあった、と。
 …悪い方に変わってんじゃねーか!
 ご近所の嫌われ者だよそれじゃー!
 ドリトルは、子供が否定されると、親自身、自分のことが否定されたと思って攻撃に出る、それは
星奈のことを思ってしたわけじゃない、と話します。
 つまりモンスターペアレントだと遠まわしに言ってんじゃねーか!
 でもそれは、ステラに対する星奈も同じことですね。
 可哀想だからといって、もっと可哀想なことしてしまったわけだし。
 
 と、そんな一見ほのぼのに見えて殺伐とした会話を2人がしてるところに、あすかが慌てた
様子で飛び込んできます。
 ICUの機械のコードが何者かに切断されていて、コロンが瀕死の状況になっていました。
 これにはさすがのドリトルも慌てる。
 花菱に連絡をとって、そこの機械を借りることにします。
 つーかドリトルのとこも、入口は開けておかないと仕方ないにしても、治療室より先は
カギをかけておいた方がいいような気がするのですが…。

 花菱はあとは自分がやる、と約束します。
 オペ以外の診療は僕の方が優秀だよ、って言ってたのもよかったなぁ。
 6日後には返す約束をしている、とドリトルは念を押して帰って行きます。
 あとは体力が持つかどうかですねー。

 さてさてあっという間に6日後です。
 柴山が来るのにコロンが到着しない、と土門イライラ。
 ドリトルとも連絡が取れないようです。
 そうこうしてる間に柴山が来てしまったので、土門は自分が話をして出来る限り引き延ばす、と
言ってます。誘拐犯相手にする刑事か!

 でまあ、センターの話をしてたりしたんですが。
 空気読めないしおりが、コロンまだぁーとか言い出します。
 よーし、ヤッターマンからコロン借りてこーい!(ムチャを言うな)

 そこに息子が現れて、コロンだよー、と出してくるのですが。
 嫌な予感がしますねぇ…。
 しおりがニコニコしながらコロンを出すのですが、案の定というか想像通りというか、これは
コロンじゃなーいと言い出します。
 で、柴山がいい感じに殺気立ったところに。
 ドリトルがコロン連れてきた、とやってきます。
 今度は本当だったので喜ぶしおり。
 土門、自分が取り違えてしまったんだ、と苦しい言い訳です。
 しおりも満足して、柴山、さっきは失礼なことしました、と大人の対応です。
 政治家はこうでないとやっていけない、といういい見本だね!
 センターをバックアップする、と約束してくれたので、土門も雨降ってジジイがたまる…もとい、
雨降って地固まる、てな感じでよかったですねー。

 ドリトルは、ギリギリまで治療してたから遅れた、と平然としているのですが。
 ともあれ土門は、センターができたらうちにこない?とスカウトします。
 でもドリトルは、お金は好きだけど、お金に縛られるのは嫌いでね、と、サラリーマンが一生に
一度は言ってみたいセリフを吐いて帰っていくのでありました。

 つか、息子が持ってきたハムスターは替え玉っつーことで、こっちはおとがめなくて
いいんでしょうか、土門先生。

 さて、星奈父が治療費を持ってきましたが、ドリトルはこれは受け取れない、と言います。
 治療拒否かという父。
 話は最後まで聞けぇー!
 治療は無事終了してまして、治療費は娘がきちんと働いて払う約束をしたのだそうです。
 バイトして、分割で払う、って。
 俺から星奈も離れていくのか、家族は終わりだな、と、反省したらしたで鬱陶しい父。
 星奈がやってきて父に、ステラのことは自分で解決したい、ステラが元気になったら帰るよ、
と笑いかけてくれたのであります。
 家族だもん、と。

 どうでもいいですがステラがメチャクチャ嫌がって暴れているので離してあげて下さい!

 マユの方も、あすかが勝手に小屋を提供して、そこで子犬を飼っていたわけなのですが。
 母が飼ってもいいと言ってくれた、と喜びの報告が。
 しかし予防接種などで30万いる、と聞かされたあすか。
 やーっとドリトルの意図に気づきました。
 気付いたのはいいけど、ドリトルがやってきて「やばい…また叱られる…」って言ってたのは
ちょっと笑った。
 ドリトルは新しい医学書を持ってきたのでありました。
 多分あすかがもう読んだ頃ってのをちゃんと把握してんでしょうね。
 本当は優しい人だったんですね、というあすか。
 どうせまた来週「先生は冷たいです!」というと思います。

 と、また何か不審な影を見かけるあすか。
 病院の中に入っていったのであわてて追うと…。

 一人息子がどうのこうの、と叫んでるジジイがいました。
 あんたはもしかして…X−MENのマグニート!?(似てるけど違う!)
 あすかが素性を訪ねると、ドリトルの父と言ったあと、私は誰だ?と言ってるんですね。
 ここに治療してもらいにきた、というけどドリトルは、人間用の病院にいけ、と。
 おお、やっと言えますね!
「朝田を呼べ!」(呼ぶな)
 帰れ、というドリトルに対して、お父さんに対してひどいですよ、というあすか。
 …単にボケてて父だと思いこんでる可能性もなくはないわけですが…。
 さあこのマグニートの正体やいかに!?
 続く!
 

☆☆☆☆☆☆酒の肴に動物の話☆☆☆☆☆☆
ハムスターの脳は非常に小さいため、すぐに忘れる。
落とした食べ物をすぐに見つけられないのも、落としたことを
忘れているからである。
ちなみに、仲間に食べ物を横取りされても、すぐに忘れる。
ある意味うらやましい脳の持ち主である。




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