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黄金の豚 |
第6話(10/11/24)
明珍のことは薄々分かってはいたけど衝撃的でした。
こういう報復人事をする茶々こそ、最終回にでもシンコにやり込められてしまえばいいと
思います。
正しいことをする人間が、こんなことされる現実があっちゃならんのです。
(現実社会でもこういうことは起きているだけに)
えー、朝からシンコにまとわりついている角松。
珍しい光景だと思ったら、金返せ連発。
なんでも、前回のクラブ経費20万が落ちなくて自腹になったらしいです。
ああ、割り勘とか言ってたけどやっぱり金田とか工藤に言うの申し訳なかったん
だな…。
でもだからって今頃シンコに金返せとは!
で、シンコがソーセージを振り回しながら言うことにゃ。
騙したかも知れないけど1円だってだまし取ってない、と。
では角松が言っていた金の根拠はというと。
映画代にデート代、食事代、プレゼント代…。
うん、角松君!今女性視聴者の90%くらいはキミのこと「ちっちぇぇ男だな!」って思った!
シンコもプレゼントはあんたが勝手にくれたもの、という感じですが。
おっと角松、つけこむ隙を見つけた!
兄の入院費として10万、シンコが請求してたらしいです。
これは確かに詐欺だー!
というわけでシンコが何とかごまかそうとしていた時に、シンコにとっては救いの神、角松に
電話がかかってきます。
角松が金田、工藤とシンコを呼び出して、2係の長が来るとかもっともらしいことを言ってるので
何かと思ったら、自分のことでした。
昇進したって素直に言えや!
シンコは特に感想ないみたいですが、ソーセージ振りまわしてっからかけらが飛んだだろうが!
ちゃんと拾え!
つーかさっさと食べろ!どんだけソーセージ持ち歩いてるつもりだ!
シンコが重要書類で遊んでいるさなか、金田はとある大学の科研費の穴を見つけました。
科研費って何というシンコに工藤が説明してんだけど。
「月に人類がいったのも?」
「ソレ日本人ジャナーイ」
なんで工藤カタコトの日本語になった。おいこら。
その研究費を変な使い方してんのは響ゆかりという、ふりかけメーカーの方ですか?みたいな
教授でした。(「ゆかり」という名のふりかけがある)
遺伝子学の第一人者として認められていることもさることながら、入閣のウワサもある人
らしいです。
大変失礼なことを申し上げますが、研究者ってのはその分野にはやたら詳しくても、その分
常識に欠けていたり、視野が非常に狭かったりする人が多いです。生物学で有名な先生が、
電子レンジの使い方を知らないとか、ファストフードで買い物の仕方がわからない、なんて
珍しくもないですよ。
だからその才能を見込んで内閣に入ってもらったりしても、とんでもない政治をすることが
多々あります。
すぐれた野球選手がすぐれたコーチになるとは限らない、そういうことです。
ともあれ、角松らは、ゆかりの講義を聴きにいったりしてますが。
あんたら…授業聞いてんなら静かにしてろよ。
ギャーギャー騒ぐな。
ゆかりにうるさいと注意されて、あわてて下に隠れる一同が面白かったです。
金田、やや遅れる。
その後研究室にやってくるんだけど、5人の研究生が角松ら相手に色めきたっちゃって
生意気なことこの上ないというか。
ゆかりが不正なんかするはずない、みたいな。
シンコはここで、ゆかりってどんな人?と聞くのですが、返ってきたのは、科学者として
すばらしいとか、才能が見込まれてるとかそんなことばっかりで、シンコは、誰も人柄を
褒めないのね、と。
つーかこいつら5人はろくでもないな…。
そこにゆかりがやってきて、剣呑な雰囲気は治まるわけですけども。
ゆかり、「優秀すぎて生意気なところがある」とさらっと自慢です。
生意気というより怖いもの知らずって感じですけども。
響ファイブと言われてるとゆかりは言いますが。
長州ファイブの親類か何かですかそれは。
つーかロクデナシの吹き溜まりだろ。5人だから6人じゃないのでロクデナシ。
(山田くーん!座布団全部もってっちゃいなさい!)
私の印象としては、龍馬伝の、下士を威圧する上士のような態度にしか見えません
でしたが。
で、科研費のことについてですが、5人にこまごまとした研究の手伝いをしてもらっている
ので、そのアルバイト代としてそのつど3万円を払っているだけだ、というゆかり。
まあ一般的にはバイト代にしちゃ、過ぎた金額のような気もしますけどね。
そんな中、彼らの前に、栗田という男が現れます。
彼は、科研費は平等に配当されないといけないのに、ゆかりのような人間には沢山
配当されて、自分達には一生に一度あるかないかなのはおかしい、と訴えます。
まあ配ってる方が、研究って時間がかかるっつーのを理解してないですからなぁ…。
栗田は、ゆかりは多額の研究費を使ったことにして隠している、はやく調べろと言います。
んで、トランスゲノムっていう、ゆかりと関係のある会社を調べてみろ、というのですが。
この男、もっともらしく登場した割には、のちに一度関わってきますが、大した意味は
ありませんでした。
もうちょっとストーリーに絡ませていこうよ!
発言に伏線がほとんどなかったよ!
金田は言われた企業を調べてくる、と別行動です。
工藤の方は久留米に呼び出されていってみると、なんと総理がいた。
伊武さんはこういう役が増えましたなぁ…。
久留米は工藤を総理に顔みせしとこうと思ったらしいんですが。
いい機会だから何か聞きたいことは聞きなさい、と勧める久留米。
工藤、突然のことにビビってます。
なんだよ、せっかくだから聞けよ。
銀魂のキャラでは誰が好きですか、って。
(この総理多分銀魂知らないから!ムチャ振りはやめよう!)
工藤は迷った挙句、対談記事が載っていたのを思い出して、ゆかりのことを尋ねるん
ですね。チッ割と普通の質問だ…。
総理は、彼女は先々知恵袋になってもらおうと思っている、と言います。
あの、遺伝子学のことしか知りませんよ?彼女。
知恵袋じゃなくて金袋にならなりそうですが。金の亡者的な…。(コラ)
ズームインセットで、テレビに出ているゆかりを見ている角松とシンコ。
ここで角松が、頼りない上司だけどよろしくな、と言いだしてて、なんかよかったです。
まあ角松がこんな風に真面目になる時は大体何か起きる前兆ですけども。(嫌なフラグ!)
このあとゆかりを尾行していた2人は、彼女がコンビニでポテチを買いまくるのを
目撃します。
で、大学に戻ってそれを食いあさってる。
おいおい、ポテチメーカーも感激だな!(注目ポイント違う!)
そのポテチの袋の中に小型テレビが隠してないか確認するんだ!
ポテチを取り、食べる!そしてデスノートを書く!
あなたが、キラです。(コラ)
その姿にシンコは何となく予想ついたんじゃないでしょうかね。
ゆかりが何かを隠していて、そのプレッシャーと戦ってる、みたいな。
んで帰宅したシンコは、母親がゆかりの記事を見て、「この人小さい頃苦労したみたいだよ、
頑張ってて立派だね」とか言ってるのを聞く。
それはさておき、母親のヘソクリの場所をシンコ指摘して、銀行に預けろ、と言うわけ
ですけども。
母は、銀行は信用できない、大事な金はそばに置いておきたい、と言う。
なるほど、これは大きなヒントですね。
金持ちほどこういうのあるみたいですよ。
一生に一度でいいからそばに置くほど大金が欲しいもんですね。
角松と金田は、響ファイブがそろって銀行に入っていくのを見ます。
何かある、と感じた金田、ものすごく積極的に調べていきます。
角松が昇進して初めての案件だから、結果を出したいらしい。
素晴らしい友情ですね。
深夜の大学を角松、工藤、シンコで張り込みしてんだけども。
2人は双眼鏡なのに対してシンコは望遠鏡。それを見た角松が、お前すごいの
持ってるな、と羨ましがってたのはちょっと面白かったです。
そこに金田が来て、ファイブが不正に金をプールしているような形跡はない、と
言うわけですけども。
中の様子が何か変なのでシンコが乗り込んで行くと。
ファイブがメシ食いに行く間に見張りを変わってくれると言ってた栗田が、何か
細工をしようとしてたんですね。
…あれぇ、ゆかりが悪人と見せかけてこっちのパターンか?と思ったら。
こっちは単にねたみで研究を無駄にしようとしているだけのことでした。
お願いだから話にもうちょっと絡んでくる方向で登場して下さい。
研究がムダにならなくて済んだ、とお礼を言うゆかりを、シンコは二人きりで話が
したいと誘います。
で、小さな頃の苦労話とか持ち出したりして。
シンコは、無理よくないよ、ウソ付くと苦しいよ、というけども、なんか話は決裂した
感じですね。
ただ、角松らの前でこれを指摘するのではなくて、女どうしで話をして解決できれば
と思ったのは、シンコの優しさかなぁと思いました。
銀行を見張っていた金田は、響ファイブがまたまた5人揃って出てきて、さらに銀行の
お偉いさんが頭を下げているシーンを目撃。
とっさにこの人にかけよって、「コンビニ近くにありませんか?」と聞きながら、名札を
見てたのはすごいなと思いました。
相手が支店長と知ってますますビックリする金田。
私は支店長の名前が桂と知ってビックリしましたよ。
ヅラァァァァ!!!!
翌日、響ファイブのメンバーが、弁護士とともに検査庁にやってきます。
しかも角松を「角松クン」呼ばわりですよ。
なんだこいつら。ガキのクセして。
このガキどもが言うことにゃ、金田があれこれ聞き回って仕事妨害された、と銀行から
連絡があった、だから弁護士ときた、名誉棄損で訴えてもいいんだぞコラってことでした。
訴えるなら訴えたらいいんじゃないでしょうか。
なんで検査庁が調べていたのか、ってことになって、マスコミがあれこれ書きたてることに
なると思うんですけど。
やばいと思って早々に圧力かけにきたんでしょうが、それは皆も言ってるように、後ろめたい
ことがあるから調査してほしくない、と言ってるのと同じことですよ。
ガキの知恵はこの程度ですよ。
こいつらはよかれと思ってやったんでしょうが。
響ファイブから報告をうけたゆかりは、銀行に電話し、口座解約を伝えます。
あっはっは、支店長としてはよかれと思って報告したことが逆効果ですのー!
クラブで、支店長が見送りをするのはおかしい、大口契約者かもしれないと話し合っている
シンコら。
億以上の金を預金してるはずだ、と言います。
シンコは、そんなお金を普通の学生が動かせるわけがない、5人にバイト代を払ったことに
して、ゆかり名義でため込んでいるはずだと指摘。
おそらくそれをしているのも、5人の将来が約束されているからだろう、と。
でも、口座を調べる権限は検査庁にはないらしいです。
国税局と協力すればよろしいのに。
と、ここで工藤は手を引きませんかと言いだします。
おいおい、総理が褒めてたからってそれかいお前は。
シンコも、彼女の研究は国に必要ですという工藤にズバッと「それ、偉きゃ何しても
いいと言ってるのと同じことだよ。最低だ」って言ってて、ちょっと気持ちよかった。
そりゃそうですよね。この人だから不正は取り締まる、この人なら見逃しますっつーのは
あっちゃならんわけで。
角松も工藤に、どんなに偉い人でも不正に税金を使うものは報告しなきゃいけない、と
フォローして帰宅するわけですが。
帰り道角松は、どう見ても響ファイブのメンバーである連中に襲われます。
しかも「やばい、金田じゃねぇ」と。
素人丸出しの犯行ですな。
警察に届けられたらすぐ犯人捕まりそう。
よーしおまんら、長次郎の敵討ちぜよ!海援隊出撃じゃー!(するな)
翌日角松は茶々に呼び出されてました。
おおっ警察沙汰にしたのか!?と思ったら全然してなかった。
それどころか、金田を名誉棄損で訴えるという報告を聞いてるんですね、茶々から。
うぜぇ…。
金田が困るだろう、と言ってくる茶々。
今回のチャチャは今までで一番ウゼェ!
そういうわけで戻ってきた角松は、調査終了だ、と皆に告げます。
当然納得いかない金田ら。
シンコは「さすがダブルパーだ、最後はそろって同じ決断ですか」と鋭い皮肉を。
お互いに何を守ってるかは気づいてるんだろうなと思います。
だけどそれを言っちゃったら角松が黙ってる意味がなくなるから誰も何も言わない。
不器用だけどいい連中ですよ。
シンコは明珍に会いに行きます。
やっぱり栄転かと思ったら報復人事でした、明珍。
何もないところにぽつーんと一人でデスクがあるんですよ。
なんだこれ!
でも逆にある意味、これで給料もらえるなら…と思わなくもないですが。
何をしても自由!みたいな感じだし。(実際はこれどころじゃないだろうけど)
金田の方は角松が襲われた場所で、響ファイブの写真見せて聞き込みしてる
わけなんだけども。
いやあ…昼間いる人に聞き込みしても意味がないような気がしますよ。
その時間帯に通ってた人に聞いた方が早いと思うんだけどな。
その頃、パー2人は机でボヘーっとしてました。
仕事しろォォォォォォ!!!!!
明珍はシンコに、角松が調査を中止したのは金田を守るためだよ、と言います。
以前、皆の盾になりたいと言っていた、これ以上の出世はないと分かっている、
だから自分が責任を取ることで守っていきたいと思っている、いつか、金田を
花形部署に復帰させてやりたい、と。
辞表を手に角松はゆかりのもとへ向かいました。
シンコは帰り道何か考えてたらしいんだけど、何かに気づいたらしく走って大学へ。
角松の方は、ゆかりに自分が襲われた件を話します。
すっとぼけるゆかりに、自分がおおごとにすればマスコミが騒ぎだす、そうすれば
あなたの口座も調べて、おかしなところを必ず見つける、と指摘。
つまり角松は、自分が黙ってる代わりに、部下にはこんなことするな、と交換条件を
持ち出すんですね。
もう捨て身の作戦だよなぁと思いました。
この後辞表出して責任とって辞めて、ゆかりに手だしさせないようにする、みたいな。
そこにシンコがやってきましたよー!
ゆかりは、やってないことは約束できない、とあくまでもすっとぼけるんだけど。
シンコがウロウロしていることがなぜか気になる様子。
シンコは棚のファイルが、以前見た時より乱れていることに気づく。
ここで、角松をシンコ、わざとらしく押して、後ろの棚にぶつけるんですね。
つーか口で指摘してやれよ!殴られた上に棚にぶつけられて、角松、どんな
いじめられっこ体質だよ!
そういうわけでファイルがバサバサーと落ちまして。
シンコはその後ろに隠されていた札束を発見します。
口座解約して金を手元においておく。そういう行動に出たわけですね。
ゆかりは、これは個人の金だというけれど、シンコは、銀行の帯封がある、と言う。
…いやだから、個人口座の銀行がここだったら、別にあの銀行の帯封でもおかしく
ないのでは…?
というツッコミをスルーしまして。
金田もやってきて、角松が襲われたあたりで、響ファイブの姿を見た人がいた、圧力を
かけるなら交換条件にしようと思ったけど必要ないようだな、とかっこ良く決めてくれます。
これで口座も調べることができて、金の流れが解明できる、と金田は言います。
こんなことをした理由は、国の研究費分配の方法に問題がある、というゆかり。
一年ごとに、余った分は返却しないといけないらしいです。
ゆかり先生、そんなくそ真面目にやらなくても、予算を使い切らないといけないつーて、
年度末とかに必要のない道路工事したりしてるとこだってあるのに!(シーッ!)
ともあれ、こんなところで築き上げたものを失うわけにはいかない、というゆかりに
シンコは、何のためにその地位を手に入れたのか、と尋ねます。
少なくともこんなことをするためではなかったでしょ、と。
というわけでシンコの計算、始まるよ!
バイト代の領収書が1355枚。
現時点でそのバイト代合計が4065万。
角松が、ここにある札束はもっとあると言ってたから、3年支払ってたとして1億以上に
なるのは間違いない、と。
んでシンコは、「とりあえず確認出来た4065万、きっちり黄金のブタにお返しいただきます」
たった4千万で今の地位を失うの、とかいってるゆかり。
私の研究には100億の価値があるのよ、って。
そんなもん、誰かが引き継いでくれるでしょうよ。
シンコがいきなり、逆立ちしてみると見えてくるって言って「わたしくろうもしたわ」を反対から
言ってみてと言いだすのですが。
「わたし、もうろくしたわ」
くだらない以前に力抜けるわ!
シンコは、金返せ、つーて帰って行きました。
それを工藤が隠れて聞いてたのがよかったなぁ。
相手が誰だろうと不正を突き詰めていくシンコの姿はどう映ったでしょうか。
ゆかりに留学を約束されて協力していたファイブ連中は停学、ゆかりは依願退職に
なったらしいです。
そんな結果はともかくとして、角松、10万でいいから返せとまたシンコに言ってました。
シンコは、「あの時辞表まで用意してゆかりに抗議に…」とか言ってて工藤が「その節は
大変お世話に…あやうく辞めるところでした」って言ってたのめっちゃ面白かった。
でも「それはいい、10万でいいから返せ、携帯止められそうなんだよ!」と騒ぐ角松。
お前は突っ込むか頼みこむか怒るかどれかにせいよ!
そこに何も知らない金田と工藤が入ってきて、クラブの経費20万じゃないんですか、という
のですね。
シンコに上に経費として認めてくれるよう、一緒にお願いしてと頼んでいたと苦しい言い訳を
する角松。
金田は快く、それなら自分もお願いしにいきますと言ってくれます。
多分角松「こんなはずでは…」って思ってるだろうな!
で。
ここで空気読まない工藤が、補佐には負けられませんとか言いだして、シンコに
「好きです」と言います。
ほんっといつでもお前は「俺のターン!」だな、工藤!
さあどうなる、角松の20万!(そこじゃない!)
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