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示談交渉人 ゴタ消し |
第1話(11/01/06)
うーん…演技力不足なのはまあ仕方ないにしても、髪の毛の色がシーンごとに違うのが
すごい気になる。こればっかりは数をこなすしかないかもしれませんね。白髪交じりの髪に
するのって、現場で見てるのとカメラ通すのとではかなり違いますからね。
全体的に、失礼だけど、低予算ムード満々なので、原作にあったようなでっかい事件とかは
やらない気がするなぁ。
話としてはまあまあ。そんなに悪くもなく、逆に良すぎるということもなく、です(笑)。
物語はある女性が会社で電話をとっているところから始まります。
相手はボイスチェンジャーまで使って会社にクレーム入れてきてるらしいのですが。
何度も電話してるらしいです。
どう考えても業務妨害ですけども。
一方で、とある喫茶店でケンカしてる男女が。
女が男を、浮気した、と問い詰めている現場らしいのですが。
仲介の彩乃によってやってきた人物、それが白虎でした。
つーかなにこの全体に漂うコミカルな雰囲気は。
白虎は浮気している証拠が体にサインとして出ている、というけれども。
彼がズバリ指摘したのは女の方でした。
つまり、自分が浮気していて別れたいから、男が浮気していることにして、問い詰めて
「婚約解消してやる」とやりたかったわけですか。最低じゃないスか。
しっかし見事に見抜きましたね、白虎。
でも解決料金の交渉はへたくそだな!
嘘を暴かれて逆上した女に料金どころかグーパンチもらいましたよ。
うぉぉぉぉい!!!!交渉のプロォ!!!!
で、うんざり気味な白虎に、彩乃がまた別の仕事を持ってきました。
愛子という彼女の友人が、クレーマーに悩まされている、というのです。
その愛子さんが冒頭登場した人でした。
一月毎日かかってくるそうです。
白虎はこんなことでは警察は動かないといってますが、会社が被害届を出せば動き
ますよ。
ただし、個人攻撃になっているとのことなので、問題を恐れて会社がなかなか動かないと
いうリスクはあると思いますが…。
上司も、上層部には伏せている、なんとか内々に解決したい、と言います。
うわぁやる気ねぇー…。
そういうわけで「あなたのゴタ、消しましょう」と引き受けた白虎。
私としては棒読みを消していただきたいところなのですが。(コラ)
電話がかかってきて、白虎らは電話の内容を聞く。
すると相手は愛子のフルネームだけでなく、住所も知っていることがわかります。
こうなってくると愛子のことを知っている身内か、後をつけて住所を知ったかのどちらかで、
かなり絞られるように思えのですが。
白虎は、電話の内容は言葉的にセーフと言ってますが、現実でやると逮捕レベルです。
ともあれ彼は、電話のやり取りから、会社へのクレームではなく、愛子個人への攻撃であると
見抜く。
こういったケースは金銭トラブル、恋愛トラブルがほとんどなんだけどな、という白虎に
心当たりはない、という愛子でしたが…。
白虎はサインを見逃しませんでした。
彼女が帰っていくのを彩乃に尾行させる白虎。
どう見ても明らかな人選ミスです。
大体、ストーカーかもとおびえている人の尾行なんてプロでも難しいのに、尾行と言う名の、
単に姿モロ出しで後ろを歩いてるだけの彩乃が最後まで見つからなかったのは、奇跡としか
言いようがないんですけども。
というわけで彩乃が尾行をしていると、不審な男がいるのに気づく。
その男性は愛子に声をかけようとするのですが、早とちりした彩乃が声をかけたために、
逃げていってしまいます。
白虎さんへ。
変なことが起きてもすぐに飛び出さないように、くらいは釘をさしておくべきだったと思いますけど。
愛子は、さっきの男は若林だと言います。…え?バカ林!?(若林!!!)
ひと月前に別れた元彼らしいのですが、彼がクレームを入れるなんて頭になかった、という
愛子。
今頃春日とコンビ組んで頑張ってるよ!(その若林でなく)
ひと月前別れたということで、クレームが始まった時期とは一致するという白虎ですが、愛子は
彼は警察官僚を目指して頑張っているから、そんなことするわけがない、と言います。
彩乃と白虎は若林のところに行きますが。
彼は、愛子をつけていた理由を、手紙を渡そうとしたからだと言います。
ポストに入れとけや!紛らわしい!
白虎は、クレーマーはあんたかもしれないな、と言います。
電話をかけて困った愛子の相談に乗るふりをして、よりを戻すつもりだろう、と。
まあ多分これは本気で言ってるんじゃなくて、揺さぶりをかけて反応を見ているのだろうな、と
思うのですが。
それと同時に、本当にクレーマーなら牽制しておこうという目的もあったみたいですね。
どうしようもないアホでもない限り、これでまた電話かけようとは思わないでしょう。彼が
犯人なら。
白虎もそう考えているらしいですが。
彩乃がつけている記録を見ると、毎日規則正しい時間にかかってきていることがわかります。
警察官僚になりたくて頑張ってる人がこんなことをするとは思えないので、クレーマーは
ある程度時間に縛られた仕事をしている、と考えるべきではないでしょうか。
彩乃が、「今日は電話こないねー」と勝手に安心していると、電話がかかってきました。
電話は、金を出せばあんたを襲ってくれる連中なんかいくらでもいる、みたいなことを言います。
もう完全に違法行為なんですけども。
彩乃は若林がやってると思ってますから怒ってます。
単純な頭でおめでたいですのー。
それで結局愛子は、部署を変えてもらうことにしたらしいです。
行くところは、受付を介して電話がかかってくるところだから、クレーム電話もシャットアウトできる
ということで安心らしいですね。
愛子は白虎に料金10万円を支払って帰っていきます。
こんなんで金とったら白虎もプライドが許さないだろ!
と思ってたら、やっぱり何かかくしてることがありそうだ、と思っていたらしいですね。
よかった、ただのお笑い芸人じゃなかったぜ!(示談交渉人んんんん!!!)
愛子を二人が見張っていると、とあるカフェにて愛子がある女性にお金を渡しているシーンを
目撃します。
彩乃は、「わかった、愛子が今の部署に移りたいから、お金を渡して人にクレーム電話させて
たんだ!自作自演だ!」と言ってます。
お前は何もわかっちゃいねぇ………。
白虎はお金を受け取った女性、由里に声をかけるんですな。
彩乃がクレーム電話の件で問い詰めるのに対して白虎は、彼女は無関係だ、と見抜く。
さすがです。
っていうかよくこんな人、助手で雇ってますね、白虎さん…。
まだ獣医ドリトルからあすかさんに来てもらった方がいいんじゃないでしょうか!
愛子を呼び出した白虎は、由里から話を聞いた、と言います。
そして、今まで何を言われても動じなかった愛子が、クレーマーから、過去のことも調べる
ことが出来ると言われた時にだけ過剰に反応したことを指摘、きちんとゴタを消すまで引き
下がれない、と言う。
それを聞いた愛子は観念して、最後まで話さなかった過去を話します。
彼女の父が5年前ひき逃げをして、由里の父を死なせてしまったらしいです。
つまり彼女が渡していたのは、贖罪の気持ちからなるお金でした。
つーか渡し方がアレっていうか毎月呼び出される方も大変というか…。
ともあれ、若林と別れたのも、彼のためを思ってだと言います。
警察官僚になるのに、将来の足手まといになってはならないと。
若林のおかあさぁぁぁぁん!こいつもう若林と結婚するつもりです!(いいだろ別に!!!)
白虎は、クレーマーの慎重さが気になっていた、という。
彼にはもう、クレーマーの正体がわかったらしいですね。
明日には消せるぜ、と言いました。
え?彩乃の存在を?(コラ)
クレーマーからかかってきた電話を今度は上司がとってます。
これは白虎の計画で、時間を延ばすためらしい。
その間に白虎は、クレーマーが電話をかけている場所に移動してたんですね。
さらに、クレーマーが愛子を出せといったので、電話と携帯をつなげて白虎と会話できるようにする。
白虎は愛子では解決できないと思い、上層部が担当することにした、とか、その他あれこれ言って
クレーマーから「問題解決が目的ではない」という言質を引き出します。
つまりこういう言葉が出た時点で明確な嫌がらせの意図がある、ということです。
今回は逮捕が目的じゃないからあれですが、これを録音していたら一発逮捕ですよ。
というわけで白虎はわざと、「そりゃクレーマーにもなりたくなるよな、彼女にフラれたり、面接
落ちてむしゃくしゃしてたんだよな」と言います。
で、警察に通報すると。
クレーマーは思わず「息子は関係ない!」というんですね。
そう、つまりクレーマーとは若林の母だったのです。
絶対これ誤解があるよなぁ…。
母が電話をかけている公衆電話前に到着した白虎。
その後ろでチャイムが鳴り響くのよかったですね。
これで愛子にも正体がわかったと思いますし。
白虎は、犯罪の一線を越えない発言をしていたことが気になった、と言います。
そういう風に用心深く電話をかける人物が、もう一人いる可能性に気づいたと。
で、彩乃のノートを見てみればちょうど若林母が教師をしている、学校の中休みと昼休みにあたる。
そういうことなわけですね。
つか愛子さんも毎日その時間にかかってくることがわかってるんだから、その時だけ席を
外すとかして時間稼ぎすればよかったような…。
そこにさっそうと「話は聞いた!」と現れた人物が!
お前は山さんか!
若林でした。
母は、愛子のことが許せなかったと言います。息子を振ったからって。
それ逆恨みもいいとこですよね、お母さん!
さらに、「別れを告げられた日、この子は布団をかぶって一晩中泣いてた」って。
あんたは息子の無念を話してるつもりかもしれないけど、若林にとったらとんだ醜態晒しだよ
お母さん!言えば言うほど若林への攻撃になっていることに気づいて!
そこで彩乃は、誤解している、と声をかけます。
いや…お前が勝手にばらすな。
愛子は自分の過去を話します。
警察官は身内に犯罪者がいないか厳しくチェックされる、結婚を反対されて、それを押し切って
結婚したら出世コースから外される、重荷になりたくなかったという愛子。
どうでもいいですがリアリティありすぎて生々しい!
本当のことを言ったら若林は自分のことをとるから、だから黙って別れたという愛子。
いい話のはずなのに、若林のオーバーリアクションですべて台無しです。
そういうわけでともかく、3人は誤解がとけてめでたしめでたしです。
うまくいくといいな、と思う彩乃ですが、白虎は、そう簡単にはうまくいかない、と言う。
確かにちょっと厳しい壁ですね。
けれども何とか乗り越えていけるように思います。
別の公務員になるとかな!(コラ)
この後彩乃は喫茶店マスター藤井に、白虎とはどういう関係か、と聞いていますが。
マスターは答えませんでした。
彩乃は知らないでしょうが、白虎には重く深い闇があったのです。
このあと白虎が、現金入れた封筒をポストに投函してるシーンがあるのですが。
これだけはやっちゃいかんだろ、いくら深夜ワクでも。
現金を普通郵便で投函するのは犯罪です。
せめて、銀行ATMで「送金」という文字を画面に出して、白虎が誰かに送金してるんだな、
というのを理解させるとか…。
さすがにこれはどうかと思いました。
最後にテロップくらい出るかと思ったら出やしねぇんだもの。
もう一度言いますが、くれぐれも、普通郵便で現金送っちゃいけません。
皆様ご注意を。
最後のシーンでこのドラマ大丈夫なのかな、と一気に不安になってしまいました。
ともかくこれからを見守りたいと思います。
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