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示談交渉人 ゴタ消し

第11話(11/03/17)

 澤田が意外にしぶとい!

 茜という女性が働いている会社がありました。
 かなり環境が劣悪で、掃除もろくにできてない様子です。
 なんか社長からの差し入れって持ってきてくれた人がいるんだけど、皆は残業代つかなくても、
社長は自分の給与カットしてるんだから贅沢は言えない、とか言ってます。
 つか社長の給与額そのものが社員とは違うんだから、それはそれっていうか…。
 社内では、希望退職者を募っているという噂もあるようです。
 それで、茜が放送で呼ばれ、社長佐村のとこへ。
 佐村は茜に希望退職してほしい、というのですが、茜は自分の両親の借金を返す
ために働いているので、今辞めさせられるのは困る、と言います。
 でもこんな経営状況悪いんなら、転職先探して、決まったらやめるというのでもいいんでは…
なんて思ってしまいました。

 それで社長はちょっと考えてみてくれ、と言って彼女を返すのですが。
 茜が出て行ったあと様子が変わって、絶対やめさせてやる!とか言っててすごかったです。
 お前はかわいい新人社員を追い出そうとする鬼社員か!
 ボス、先週デカワンコお休みだったからってこっちに出てきちゃダメですよー!
 その社長はといえば、給与カットなんてとんでもなく、マンションで豪遊してました。
 風呂に入って周りに女の子はべらせるとか…佐村、遊び方が思い切り昭和の親父だ。
 しかし彼の背中には十字架の刺青が。
 こいつも白虎が追っている人間から交渉術を教わったというわけですね。

 白虎ですが珍しく街をフラフラしています。
 そこへ茜から電話が。
 …あんた大学時代の友人を几帳面に登録してんの?すごいな。
 というわけで彼女と白虎とは大学時代の友人らしいです。
 いろいろ友人関係から頼られすぎだろ…。
 彩乃はとても気になるらしくて、藤井と、元カノだったりとか言い合ったりしてて。

 茜は早速、リストラされそうになっている話をします。
 会社が赤字続きで人員削減しなければならない、社長はいい人だから断りにくい
というわけですが。
 白虎は、よくある話だから他を当たれというんですね。
 何か問題があってもめてるとかでなければ、彼の出る幕じゃないもんね。
 昔から甘いところは変わってない、という白虎。
 でもそうけなしながらも、なんで茜がリストラ候補になったか理由を聞いた?と
言ってきます。
 希望退職を募るには理由がいる、と。
 え?空が青かったから?←どんな理由だ。

 退職金を払いたくないから、自主退職を仕向けることもあるよ、という藤井。
 希望退職の場合は、イロつけて退職金出すのがふつうですけどね。
 ともあれそういう深刻な話をしている時に。
 やってきました空気読まない爆弾娘。
 元カノですか?とかいきなり聞きます。
 なぜか立ち上がって否定する白虎と茜。
 なんでそんなムキになんだ。

 白虎も立ち会って茜は佐村と面接します。
 佐村は他の数名にも聞いていて、特に茜にだけ聞いたわけじゃないよ、というけれども
白虎はそれを聞いていて、ターゲットを特定しないうまい言い方だ、と言います。
 これだと最初から茜だけを辞めさせようとしていた、ということの立証は不可能ですからね。
 茜は、なら自分はやめる意思はないのでもう面接しなくていいですね、と言うのですが。
 いきなり佐村上着を脱ぎだします。
 おいおい、脱いでばっさばっさやってもいっぺん着るんじゃないだろうな!と思いましたが、
そんな吉本みたいなことはしなかった(当たり前)。
 佐村はそうなれば給与体系を変えていかないといけないので、今までよりも給与は3割
減ると言います。
 茜はそれだと借金が返せなくなるとあわてます。
 つーか両親の借金なんだからもうちょっと整理してさぁ、額を減らさせるとかいろいろ
したんか…?そっちの方を白虎に担当してもらった方がいいような気がする!

 佐村、本当にすまないと泣きに入り、茜も思わずもらい泣きです。
 ええいぃああ君からもらいなき〜(いいから)
 白虎は佐村の言動に嘘は見られないな、と冷静に観察しています。
 で、佐村はサッと書類を取り出して退職の書類を書いてくれと言います。
 茜は書こうとするのだけど、白虎は止めた。
 あまりにも佐村の言動が完璧すぎるから、それを警戒したらしいです。
 白虎のカンはすごいと思う。
 それで白虎はもうちょっと待って、と署名をやめさせたのでありました。
 
 茜はどうして止めたの、と言うのですが白虎は佐村のしぐさが完璧すぎた、と言う。
彼のしぐさに嘘はないけれど、上着を脱いだのがひっかかったらしい。
 警戒心のなさを伝える方法で、交渉術にある方法らしいですよ。
 そうかー、私なんかは相手が上着脱いだらまた着るんか!?とか思ってしまうの
ですが。(意味ないだろ)
 佐村はどっかで交渉術を学んだかも知れない、調べてみる、と白虎は言います。
 そんな彼に、なんだかんだ言っても変わってない、優しいねと茜言いますが、
特に恋愛フラグが立ったようには見えませんでした。
 でも、一つ聞いていい、どうして外務省辞めたの、となかなか聞きにくいことを
ズバッと切り出してきてます。前置きしたらなんでも聞いていいわけじゃねーぞ!
 決着をつけることがあるんだ、とだけ言った白虎。
 説明をせずにうまいこと切り抜けましたね。

 藤井が調べてきまして、佐村はかなりやり手だと言ってきます。
 会社は順調で、赤字なんて嘘、経理がうまくごまかしてるんだろうと。
 その経理をやっているのがタカシという、冒頭で社長からの差し入れを持ってきた
人ですね。多分自腹で差し入れ買わされてるんだろうなぁ。
 彩乃の方は佐村の住まいを調べてまして、豪華なマンションだということを突き止めて
きます。
 それで、ケータリングの会社にもぐりこんだ彩乃、佐村のマンションにやってきて写真
撮りまくりです。
 アホだな、コソコソ撮らんでもこんなバカな社長だったら「一緒にとらせてくださーい」
とか言ったら喜んで撮らせるぞ。
 
 この写真を見た茜はビックリ。
 信じられないと言います。
 タカシの方は気が弱いとか言ってて、白虎はタカシに目をつける。
 佐村が出かけて行ったあと、茜と白虎はタカシに接触します。
 茜は、自分はリストラされるのは困る、あなたから社長に頼んで下さいとか言ってます。
 いや…そういう交渉じゃなくて…。
 白虎さん!何とか言ってやってください!
 タカシは、そんなことは言えないし、あれは兄の会社だから、自分が楯突けば自分が
解雇される、とビクビク。
 そんな彼に白虎は、そんなにリストラが怖いのか、と言います。
 本当に心の中では腹を立ててるんだろう、と。
 経理をやってるのがあんたなら、その気になれば兄を失脚させられるぞ、と白虎は
言うのですが、タカシは兄は人心操作のプロだ、教えた男に出会ってから兄は変わった
と言って帰っていくのでありました。
 お前は気が弱いとか以前に人としてダメだろ、タカシ!

 で、次の面接で茜は絶対にやめない、と言いますが、佐村はそれなら仕方がない、整理解雇
する、と言ってきます。
 白虎はちゃんと条件を満たしてるんだろうね、と指摘。
 佐村は、業務目標に達してないし、成長の意思が見られないと言い出します。
 証拠がないとタカくくってんですね。
 白虎は、社員に有利な証拠を残さない、典型的なブラック企業だね、と。
 そして茜の日記を出します。
 そこには毎日の退社時刻や、どうすれば仕事が成功するかなどのことが記載されてました。
 つまり、仕事に前向きであったことの立派な証拠になるわけです。

 この時白虎は社長室にあった本をさりげなく取り上げて、この本にも書いてある、とか
言いながらどっかにおいてました。
 不当解雇ではないということを証明しなければならないと言われた佐村。
 正体を現して日記破きます。
 おいおい、シュレッダーにかけるのかと思ったら手で破くのかよ!あんがいアナログだな!

 佐村は、自分は人心操作のプロだから、社員を丸め込んで茜の不真面目な態度吹き込んで
証言させ、辞めさせることだって可能、と断言するのですが。
 ニヤニヤ笑う白虎。
 あんた、なんかしましたね?
 案の定白虎、放送のスイッチを本で入れてました。さすが!

 これで社員を取り込んで茜を解雇することは出来なくなった、という白虎。
 しかし佐村は、金と権力さえあればなんでもできる、と自信たっぷり。
 放送を聞いて乗り込んできた社員のうち、弱い奴を丸め込みに入るんですね。

 ケンカの時には一番強い人間を真っ先にぶっ潰すと後は逃げてったりするものですが、
交渉の際には心変わりしそうな人間を説得して、人数を減らすのが一番早い、という方法
ですな。

 一方彩乃は、一人残ってたタカシに白虎から預かってきたという書類を渡します。
 あなたももうどうすべきかわかってるんじゃないですか、という彩乃。
 書類を見たタカシの顔色が変わったので、なんか重大な内容だったんでしょうね。

 佐村は数人の、立場が弱い社員(家族抱えていてローンが苦しいとか、昇進欲が
あるのとか)を説得して回るのですが。
 やっぱり俺の言いなりだー!と有頂天な彼のところにタカシが、言いなりにはならない
と入ってきます。
 経営状況が悪いなんて嘘だ、皆の平均年収は365万だけど、佐村は6000万だと。
 おぃぃぃぃ!それはひどすぎるだろ!
 そりゃ給与多少カットしても響くわけねーべ!
 文句があるならお前ら辞めろ、という佐村に白虎は、全員が同時に辞めればいい、と
言います。
 優秀な社員を失えば会社の機能はストップするから、倒産するしかなくなる。
 さらに、社員の退職金や残業の未払い賃金もあると。
 そして白虎は、倒産した会社を社員が買い取るシステムがある、と言います。
 タカシがここで、佐村が人心操作のプロなら、僕は経理のプロだ、銀行に話をつけて
会社を買い取る資金を調達してみせる、と言っててなかなかカッコイイなと思いました。

 僕はもう下僕じゃない、好き勝手してきたあなたこそ、この会社を去るべきだ、と。
 そういってタカシは、皆さんが会社を買い取る気があるなら協力します、とみんなを
別室に連れて行きます。
 経理のプロが味方についたら心強いと思いますよ。
 何よりみんな、実力はある社員なんだから。
 えー、「タカシ…」と声をかけた佐村は放置されました。

 白虎は、交渉術とは人を騙すためじゃない、人を守るためにある、と一応今回の話を
まとめまして。
 どこで交渉術を学んだ、と言いますが、さぁなと佐村は答えませんでした。
 …ま、タカシが知らない男って言ってたからな…。

 というわけで藤井の店。
 いきなり変な男が映りこみましたけど、白虎らが存在を無視して話をしているので
「え?私だけに見えてる?これ私だけ!?」とか不安になっただろうが!
 ムー大陸の入り口探しに行きそうになっただろうが!
 消えてしまった佐村に対して、どこかであの交渉術を悪用しないといいが、と言ってる
白虎らの前に現れたのは澤田でした。
 ああ、座ってたのお前か。
 つーかあんた、もしかして客としてきたのに藤井に全然相手されてなかったの?
 隅っこでずーっと座って待ってたの?
 アホじゃなかろうか!
 
 澤田は彩乃に白虎こそが、彩乃の父が連れ去られる原因になった、あの交渉を行った
交渉人だ、とばらして藤井におんだされました。
 藤井も、ウソも大概にしろ、とでも言っとけばよかったものを…。
 本当のことだと認めた白虎に彩乃は、どうして隠してたの、いつでも話すチャンスあった
よね、と責めます。
 今になって発覚したのは最終回が近いからです!(コラ)
 彩乃は飛び出していってしまうのですが…。

 その頃首に十字架の刺青入れた男が、チョーシこいてんじゃねーぞ白虎とか言って
ました。
 次回、彩乃人質になってるっぽいです。
 親子して人質ですか…。



 


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