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CONTROL〜犯罪心理捜査〜

第4話(11/02/01)

 聞き込みは捜査の命だ、とのっけからいいこと言ってる杉浦さん。
 どんなにネットが発達しても、犯罪は人間が起こすものだ、と名言おっしゃって…
将棋でボロ負けやないか!
 小板橋はそんな杉浦さんをレトロとばかにします。
 ネットの将棋で腕を鍛えたらしい。
 だからー、その鍛えられる方も結局人間って話だろうがハゲ!
 小板橋の小を今度から少と明記してやろうか!

 ともあれ小板橋はこれまでの事件を南雲の指摘で解決されていることが気に
くわないらしくて、捜査員に、後れを取るのは3度までだとか言ってます。
 安心しろ小板橋。
 このドラマのサブタイトルが「犯罪心理捜査」とついてる限り、お前らは後れを
とりまくるから!
 んで小板橋がもったいぶって取り出したのは、南雲の著書。
 わざわざ買ってきたらしいです。
 つまり、相手の手の内を知って捜査に役立てようというわけですね。まあそういう心意気は
立派…古本屋で買うなよ!
 せめて新刊買えや少板橋!!

 小板橋のアホが、一応里央や南雲には知られないように家で読めとかいってるので、
里央がやってきた時もあわてて隠す捜査員達。
 君らはその前に、こんな上司で疑問を抱かないのか。
 
 里央がやってきて南雲の場所を訪ねるのですが、いないという。
 その頃南雲は一人、ビリヤードやってました。
 まあ、優雅な生活ですこと!
 つーかお前大学にいなくていいのか。
 そんなところに声をかけてきたのが。
 近藤さんじゃないですか!今日、土方さんと沖田さんはどうしたんですか!?ここに
龍馬さん探しにきたんですか!?
(去年のネタをいつまでも引きずらないように)
 彼の名は吾妻。一応南雲の大学院時代の友人らしい。
 吾妻は今の奥さんとかいって女性を紹介しています。バツイチか。
 それはいいんだけどこの奥さんが、何事にもオウム返しというか、なんか変な答え方
だなぁ。
 
 その頃第一の殺人が発生してました。
 男性が帰宅すると、窓ガラスが割られていて、何者かが侵入したのがわかる。
 普通ここで振り返って家の中みたりすると思うんですが、この男性は、割れてるガラスを
じーっと見てる間に犯人に殴られ、そのまま絞殺されました。
 ここのシーン見る限り、犯人の男は少し背が高くて体格いい感じの気がしたのですが。

 吾妻はもくもくとビリヤードをやっていた南雲に、今は強行班に出入りしてんだってな、将来
約束された身じゃん、とイヤミともとれる言葉をかけています。
 まあ新撰組はあんな状態になりましたしね…。(龍馬伝からそろそろ離れよう!)
 というかこのセンセイ、警察でもお荷物扱いされてるから将来なんてなんも約束されてねーよ!

 そこに里央がやってくるのですが。
 彼女は吾妻から、南雲が離婚経験あることを聞いてビックリ。
 それはともかく捜査資料を南雲に早く渡さないといかんでしょう。
「バツ2なんですか!?」
 こっちにガッチリ食いついちゃったよ。探してたのすっかり忘れちゃったよこの刑事さん。
 吾妻は、見た目がいいやつは結婚失敗する確率が高い、と、なかなかにアレな発言かまして
います。
 世の中の結婚しているご夫婦から「それじゃなにか、俺たちはブサイク同志だとでもいいたい
のか」という、見当はずれのクレームがこないことを祈ります。

 吾妻がさっきからもったいぶってなんでこんな長いセリフを言っているかというと、単に自分の
自費出版本を渡したかっただけらしい。それだけのためにあんな延々と…。アホだろお前。
 その小説は交換殺人をモチーフにしたものでした。
 これをわざと渡してくるということは、彼は何か絶対の自信を持っている犯罪計画か何かが
ありますね。

 そういうわけで里央、言いました。
「南雲先生、バツ2だったんですか」
 離れろ!もういい加減その設定持ってくるな!

 男の死体が家の中で発見されています。
 さっきの男ですね。
 第一発見者は恋人だそうで、めっちゃショック受けてました。
 捜査本部に里央が戻ってくると、捜査が始まっていて、里央は自分も加えて欲しいといって
資料を読むのですが。
 口に出して読んでいるので、うるさいと怒られる。そりゃそうだ。
 そこに新たな情報がきて、殺された男は檜山というのですが、その部下で、ひと月前まで
働いていた宮田という男が浮かんできたようです。
 派遣で入ったのだけど、檜山がパシリのような仕事をさせていじめられていたようです。
 立場弱いの利用してこういうことする奴はマジ最低ですね。
 もともと学校の同級生であり、その頃からいじめられていたようです、宮田。
 
 そして、マユミという女性がいるのですが。
 これがさっきの第一発見者ですね。
 彼女は、もともと宮田と知り合ったのが先だったようです。
 彼がよく通っていたネットカフェの受付をしていたのだけれど、顔見知り程度だった関係が
進展したのは、バスの中でマユミがひったくりに会い、それを宮田がケガをしながらも取り返して
くれてからだそうです。
 なかなかやりますね、宮田君。
 ただ、マユミはあまり好感持ってたというわけではなくて、なんとなくで付き合ってたようです。
 …どうしよう、それなりにいい人かと思ったら悪魔のような女だったよこいつ!
 お礼はお礼で割り切ればいいのに、好意ないやつとしぶしぶ付き合った挙句檜山に乗り換えるって
最悪だろお前!
 新八に「ウソじゃボケェー!」つーてやられてしまえ!

 ともかく、あるカフェでお茶していたら檜山がやってきて、宮田にパシリさせている間にマユミに
声をかけて付き合うことになったようです。
 杉浦は、いじめに遭い、好きな人もとられてクビになった、恨みもするだろうなって感じですが、
私はマユミもどうかなと思ったんだけど。
 で、ともあれ任意同行かけて話を聞いてみようって感じなんだけど、小板橋は完全に宮田を
犯人扱いです。お前はそうやっていつもいつも失敗してんだろうが!学習しろよ!
 里央のことをまた、南雲のおもりしといて、とバカにしてるけど、それだからいつも南雲に
解決とられていってると、この人いつになったら気づくんでしょうか?
 ああこりゃ最終回まで気づかないかもな…。

 刑事らは宮田のところに行くのですが。
 パッとドア閉めたからてっきり私は、逃げる気か!?と色めきたった刑事の前に、着替えを済まして
堂々と現れるボケをかましてくれると思っていたら、マジに逃げやがりました。
 おいぃぃぃ!今お前は人生最大のボケどころを逃がしたんだぞ!わかってんのかぁ宮田!
(それどころじゃネェ!)

 というわけで逃げる宮田。
 と、角を曲がったところでスッパーン!と飛んだんだけど。
 え!?電王参上!?(何故)
 里央がブッ飛ばしてました。
 かっけぇぇぇ!
 しかしこの後里央、宮田から一撃食らいます。
 …あんなにカッコよくぶっ飛ばしたのに!
 さらに、取り押さえようとする刑事のこぶしが同じ場所にクリティカルヒット。
 なんだお前はぁぁぁぁ!!!おいしいとこ一人で持っていきやがって!!!!

 というわけで鼻にばんそうこうを張っている里央。
 え?テニプリの菊丸とお揃い?(うれしくない!)
 それを見た南雲先生、「標準的なリアクションをしてあげよう」と言って、「美人が台無しだね」と
言います。
 5人目ですという里央。
 誰か!誰か銀魂的なリアクションをできる人はおられませんか!(いらねーだろ)
 南雲、治るまで50回は聞かされるよ、と言ってますが、そもそも鼻骨にヒビが入っている
ものにばんそうこうを張ってどうしようというのか、というのを突っ込む奴は誰かおらんのか。
(鼻は場所的にギプスがつけられない)
 ともあれ里央は宮田のことを報告するわけですが。
 南雲は、宮谷崩せない完璧なアリバイがあったと聞いて俄然興味を持った様子。
 
 宮田は犯行時間に、アイドルのおっかけをしていて、カラオケで親睦会みたいなことしてたん
だけど、その時にトラブルを起こして機材を壊して逃げたそうです。
 だから、警察がきたのはそれかと思ったらしい。
 なるほどねぇー。それにしては何か変だな。逃げ方がわざとらしいというか。
 ともあれ、ほかの日はずっとネットカフェに入り浸っていたから、他の日に犯行が起きていたら
アリバイが証明できなかった、という二人。
 …いや、最近のネットカフェはきちんと防犯カメラあるし、会員制なとこほとんどだし、何より
店員が宮田のことを覚えているでしょうから、アリバイが証明できないことはないと思いますけど。

 と、そこに前回も登場した例の学生登場。
 南雲はさっさと、捜査にいかないといけないから、と逃げ出しました。
 この学生が南雲に質問できるのは、最終回のような気がする!

 宮田の事情聴取を見てみたいといった南雲。
 んで、小板橋の方らも自室でその様子を見てるのですが。
 南雲の著書片手に、宮田が檜山の死をさっき知ったのは本当だとか言ってます。
 多分お前程度の付け焼刃的知識では見抜けないと思うよ!
 この後杉浦の、アリバイはどうしようもないな、という言葉を聞いて皆立ち去ったんだけど
小板橋だけが本を片手に「髪の毛をいじってる時は欲求不満…」とか言ってました。
 どうでもいいことに興味示すな。

 南雲も見ているのですが、こっちは首をかしげています。
 で、宮田が釈放される時間を聞くと夕方だというので、南雲は宮田の部屋を見てみたいと
言い出す。
 当然、任意同行で引っ張ってる以上、家宅捜索なんかできやしないので、里央は止めるのですが。
 言い出したら聞きゃしないわな。
 そんな里央の様子に何か気づいたらしく、小板橋は寺西を呼びます。
 あんた…そっちの刑事のカンのほうがよっぽど役に立つじゃねーか!

 宮田の部屋にきて南雲は、彼の反応が気にかかる、という。
 反応を示すまでに1秒、遅れがあると。
 つまり、自分の反応を心理学関係者が分析することを考えて、悟られないような態度をとって
いた、ということらしいです。
 …それを見抜かれてるってことはやっぱりこっちも付け焼刃なんでは…。
 騙されるのは小板橋くらいのもんってことですね。
 南雲はそれから、誰かが心理学を教えた可能性がある、とすれば、部屋に心理学の本は
ないかどうか、と考えてやってきたらしいです。
 さらに、あの日だけガッチリしたアリバイがあるということは、殺人はやってなくても、事件が
起きることはわかっていたはずだと。
 さすが南雲先生です。

 いきなり棚を見て「ゲゲ」とか言う南雲。
 「ゲは3回です」と注意する里央。
 実はですね、その棚にとある本があったのです。
(突っ込んであげようよ!脚本家渾身のボケに突っ込んであげようよ!そのために頑張って
ボケてるんだから!)

 そこにあった本はですね、吾妻の交換殺人の本でした。(結局スルーか!ゲゲゲの鬼太郎ネタは
いいアルか!←ゲゲゲの女房ォ!!!!)

 殺人には動機がある。
 必ず疑わしい人物がいる。
 しかしつながる動機がなければ犯人は逮捕できない。(通り魔などを除く)
 だから、殺したい相手がいたら交換して殺人に及べばいい。
 相手が自分の殺したい人間を殺している間に、自分は鉄壁のアリバイを作っておく。
 南雲は、宮田は誰と交換殺人の契約をしたのか、と考えます。
 まあ…この本が実はミスリードという可能性もありますけどね。吾妻の。

 と、そこで音がして、あわてて隠れ…てないな。
 ウチワで顔を隠したのは隠れたといいません里央さん!
 寺西がめちゃ大きなため息ついとるぅー!
 違法だぞ、と注意する寺西。
 ですよねー…。
 つーか今思い出しましたが、違法捜査で手に入れた証拠は無効ですよ。
 この場合の情報がどういう使われ方するかもあるけど。

 この後里央は吾妻のとこに行きます。
 美人が台無しと言う吾妻。
 お前くらいはボケろや!
「え?三味線弾いてたら天然パーマの男に木刀でヘリコプターに叩き付けられて、
そのままヘリコプターごと地面に落とされたから鼻の頭ケガしたの?…ってお前は
つんぽかぁぁぁぁ!!!」とか…。(無理です)

 里央は吾妻が書いた小説のことについて尋ねます。
 ネタは古典的だけれども、そこに心理学的アプローチを加えた、という吾妻。
 宮田の写真を見せますが、吾妻は知らないという。
 本はどこで売ってますか、と聞いた里央に吾妻さすがに意味がわかったようで。
 つまりこの写真の男は、僕の小説をヒントにして殺人をした、もしくはしようとしてる
ってことかい、と聞いてくる。
 さすがですね。
 吾妻は里央の性格を、仮面をかぶっている、本当は繊細な人と指摘。
 まあこのくだりはかなりどうでもいいのですが、宮田のことは知らない、本はネットで
誰でも買える、と言います。
 質問に答えるのに回りくどいことを言うのは心理学者の悪い癖なのか、それとも
吾妻の性格が悪いだけなのか。
 そういうわけで里央、言われっぱなしはよっぽどしゃくだったらしく、心理学者では
ないが吾妻のことはわかる、いい男コンプレックスだ、と言ってきます。
 えぇ!?何を言ってるんだね里央くん!
 彼は結構いい男ですよ!
 一応新撰組はそれなりにイケメン軍団設定なんだぞ!(設定とか!つーか新撰組じゃねー!)
 
 南雲は、宮田が本を持っていたことを、吾妻が自分から指摘したのか、とちょっと気になる
ようですね。
 つーことは宮田の計画にかかわってる可能性高いもんね。

 んでその里央は南雲に電話しながら何してるかと言うと、宮田の尾行中。

 一方南雲はというと、木下のとこにいました。
 今回の犯人はすごく犯罪捜査のことを知っている、と。
 現場に頭髪1本落ちてないらしいです。
 あの時モメてたから、檜山の爪に犯人の皮膚くらい残ってそうな気がしたけども。
 パンチ力も強く、素人ではない、と指摘する木下。
 宮田は昔ボクシングジムに通っていた経験があるようです。
 うーむ…。ジョーと交換殺人でもしたんでしょうか。(矢吹丈はそんなことしません!)
 つーか君らは助手に記念写真撮ってもらったりなんかして、犯罪捜査中なのかファンとの
ふれあい中なのかはっきりしなさい!

 南雲は、否定の強調は肯定の裏返しだ、と珍しくまともなことを言い出します。
 助手が、それって「そんな関係じゃない、と言ってる人が実は付き合ってたり?」と
ナイスフォロー。
 つまり、宮田が否定しているということは、犯行はやってないが、檜山に何が起きるかは知って
いた可能性が高い、と南雲は指摘するのです。
 それこそが交換殺人の決めてみたいなもんですかね、南雲的には。
 もちろん証拠はないから今の段階では推測の域を出ませんが。
 
 捜査本部では新たな容疑者が浮かばなくて行き詰っているのですが、そこに寺西が、
この本が宮田の部屋にあった、とあの本を出します。
 まー怒られますわね、出所言ったら。
 寺西は交換殺人のことをボードに書いて説明してるのですが。
 もうちょっと字を大きく書こうよ!見えにくいよ!

 んで宮田が依頼した殺人は済んだわけだから、今度は宮田が動く可能性があるとして、
里央が今尾行中であることを話します。
 そこに里央から電話がかかってきて、今夜宮田が違う行動をしている、と。
 そういうわけで刑事ら、動き出します。
 杉浦は問題はいろいろあるにせよ、里央を肯定的な感じのようで、逐一位置を知らせろ、と
いってきます。
 里央が寺西への電話を切った後で、言うなっていったのに!と怒ってるの面白かった。
 でも言っておかないとここで宮田を取り押さえたとしても、なんでわかったのかということに
なって、結局怒られる気がするのですが。

 ある屋敷の中に宮田が入っていったという里央。
 危険感じたら飛び込め、と杉浦は指示します。
 つーか。
 宮田君、侵入するのに使ってるの、ガラス切りですよね?
 ぐるーっと円を書いて、コンッてやるとそこのガラスが切れてパカッと抜けるようなやつ。
 あんた…コンッてやったけどガラス切れてなくて思い切り割っただろ!
 ガラス切りの意味ねぇよ!
 その先端ダイヤじゃなくてガラスがついてんじゃねーのか!
 ガラス切りを使ってガラスぶち割って入る意味を教えろォォォォ!!!!

 里央、あわてて拳銃を構えて中に入ります。
 ところが聞こえてきたのは宮田の悲鳴でした。
 中に入ったら女性が死んでいたのです。
 …なるほど、これはもし里央がいなかったら宮田が疑われるところですね。
 入ったら死んでた、なんて通用せんもんね。なんのために入ったのかつーことになるし。
 「誰か」は宮田にそのままこの罪をなすりつけるつもりだった可能性が高くなって
きましたよ?
 というかネットカフェの記録とか調べてないんでしょうか?
 通信記録とか。
 
 家宅侵入で連行されていく宮田ですが。
 里央は南雲に、交換殺人ではなかったのですか?と混乱しながら電話。
 南雲、きりっとして言いました。
「わかんない」
 よーし、お前はもうしゃべるな。

 次回、最後の幕があがると出てましたが。
 …最後の殺人の幕があがる、じゃなくて最後!?
 終わる終わる詐欺ですかぁコノヤロー!


 んー、なかなか面白い展開だと思います。
 単純に、交換殺人でしたぁーで終わらないところが。
 裏で糸ひいてるのは間違いなく吾妻だと思いますね。わぁーネバネバ。ネバネバだよネバネバ、
みたいな。
 動機はおそらく、南雲へのライバル心。
 
 私の考えとしては、宮田が交換殺人を契約した相手が、そのまた誰かと交換殺人の契約
でもしていたのではないか、と思うのですが。
 つまり宮田を利用した相手は、檜山を殺してなくて計画にはかかわったけど、自分一人
安全なところにいる可能性が高い。(檜山を殺したのは別の交換殺人の相手、とか)
 それが、吾妻ではないかとにらんでいます。
 ともあれ次回が楽しみです。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→CONTROL〜犯罪心理捜査〜