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CONTROL〜犯罪心理捜査〜

第5話(11/02/08)

 えー殺されていたのは倫子という女性、この家の奥さんでした。
 取り調べている杉浦によると、宮田は窃盗目的でこの家に侵入した、といっているようです。 
 逮捕されて仕事を失い、やけになって盗みをした、みたいなことらしいですが。
 そんなことしたら容疑が晴れても逮捕だろうが!お前はアホか!
 一部始終を見ていた里央はとても驚きます。
 まあそりゃそうだ。
 里央は、宮田は迷いなく二階に上がって行った、明らかにあの家を狙って入っていた、と
証言しますが、小板橋は里央が見たというだけでは証明できないという。
 せめて刑事もう一人が見ていて欲しかったところですね。
 家政婦は見た、の家政婦は余計なものは見る癖にこういうことは見てない(当たり前)。

 ともあれ、優秀な弁護士がついたらひっくり返される、という小板橋は、里央の言うことを
聞き入れません。
 なんだかなぁ、そこまで目の敵にする理由がわからんのですが。
 大垣に対する山路(外交官・黒田康作)じゃあるまいし…。
 
 南雲は気になることがある、倫子の夫の窪塚に会いたいと言います。
 その窪塚は倫子の遺体を確認して、自分の妻ですとへたり込むのだけど、南雲はその様子が
気になったようです。
 確かにねー。
 なんでへたり込む前に手をつくんですか。

 杉浦の事情聴取で窪塚は、倫子は結婚しても遊び癖が抜けず、浮気相手もよくいたようだ
みたいなことを言います。
 窪塚も帰りが遅いということで、まあ遊び歩いてたんでしょうな。
 このあと、その事情聴取をじっと見ている南雲に、小板橋と里央がじっと注目してるのが
笑える。
 小板橋!しぐさを学ぶ本読んだんだろ!?先生の前でご披露したらどうだ!

 窪塚は、宮田の写真には見覚えがない、と言います。
 さらに南雲は不信感を持った様子…っていうか小板橋、南雲に注目しすぎ!穴が開く!

 南雲は帰りかけていた窪塚に、ボクシングの経験はありますか、と聞きます。
 窪塚は、サッカーばかりやっていたのでない、と言う。

 捜査会議では刑事らが、南雲の推察はあてにならんとかなり失礼なこと言ってます。
 失礼だなぁ。
 今まで犯人当ててきているのに。
 杉浦はともかく2つ調べることがある、と言う。
 1つは倫子の男関係、そしてもう1つは窪塚と宮田に接点があるかどうか、です。
 里央は南雲の意見も聞いた方がいい、と言うのですが、小板橋は反対。
 だからお前らはいつまでたっても犯人に追いつけないんだよ!
 ここ、南雲いなかったら迷宮入りの事件ばかり抱えることになってたぞ!

 里央が大学にやってくると、小板橋が来てました。
 あれぇかちょーさん、南雲の意見はあてにならないし聞いても仕方がない、いるだけ
ムダなジャムパン男じゃなかったんですか?(言ってない!そこまで言ってない!)
 小板橋、ジャムパン買ってきたらしいです。
 で、南雲の話を聞きに来た模様。
 なんでも、窪塚が杉浦と話していた時に、ほとんど動かずに話していたから、動作から心理を
読み取れず、結局南雲に泣きついたらしいです。
 お前は…行き詰まると結局頼るのかよ!
 南雲のこと追い出したクセに、と怒る里央に、管理術の一つ、と気にした風でもない南雲。
 つまり、共通の敵を作って刑事らの結束力を高めようとした、その敵が南雲、ということです。
 …敵を作らないと結束力あげられないって、お前が無能なだけじゃねーか小板橋!
 つーか敵とか言ってるけど南雲、おめーだよおめー!自分のことだよ!

 で、見解は?と聞かれて「おいしいー」。
 うん、おい、そこのヒゲ。ジャムパンの感想じゃないんだ。事件の見解を聞きにきてんだ。
 南雲は、宮田が窃盗目的ではないという里央の印象は正しい、という。
 けれど証明が大変だと。
 さらに、宮田と窪塚の共通点がある、と南雲は言います。
 それは、質問(刑事から聞かれること)に対しての準備があらかじめしてある、と。

 意識して受け答えするから、宮田は間が出来ていた。
 普通そんな間は出来ない。
 窪塚も、倫子の遺体に直面した時に、よろめいて座り込んだけれども、体が準備しようとして、
崩れる時に手をついた。
 杉浦にそこで声をかけられた時にも、体の動きを悟られないように、顔をうずめていた。
 さらに、窪塚は2つの質問に関してだけは簡潔に答えた。
 奥さんの相手を知っているか、宮田を知っているか、答えはどちらも「知らない」。
 人は嘘をつくとき、すばやく解決しようとすることが多い、という南雲。
 だから、わざと出てきた窪塚に声をかけて普通の質問をしてみたらしいです。
 ボクシングの経験はあるか、と。
 窪塚はもう帰れると思って安心しており、さらに答えを用意してない質問だった。
 だから目が泳いだという南雲。
 確かにねぇ。
 あの短時間でこれだけ分析して行動してるんだからやっぱ南雲大したもんです。
 
 窪塚はボクシング経験を聞かれた時、たどたどしく「ありません」と言った。
 それは正しい確信がつかめなかったからだ。
 南雲はそういって、宮田と窪塚は、お互いに存在を知っているはずだと言います。
 窪塚はボクシングに近いスポーツをしている、つまり、檜山を殺したのは窪塚だと。
 宮田には倫子を殺す契約をしていたけれども、しかし倫子はすでに殺されていた。
 宮田にとっても予想外の展開だっただろう、という南雲に小板橋、「一体あの時何が
起きたんですか」と尋ねる。
 南雲、じっと考え込んで言いました。
「それはですね…わかりません」
 よし、そこのジャムパン全部叩きつぶせ。

 南雲は吾妻のことを思い出して、里央にあることを調べて欲しい、と言います。
 一方で窪塚は、総合格闘技みたいなことをジムに通ってやっていて、ボクシングもその中に
含まれてる可能性があることがわかる。
 さらに、倫子の男関係もすべて遊びと割り切っていて、トラブルはなかったことがわかります。
 やはり殺人は倫子のセンではないですね。
 宮田も窪塚も、それぞれ動機を持っている相手の死亡時刻には完全なアリバイがあった。
 二人のつながりはない、宮田を問い詰めても窃盗で入ったの一点張り。
 捜査が行き詰ってきて、会議では、交換殺人ではない可能性が示唆されはじめます。
 つーか小板橋!隠れて本読んでんじゃねーよ!お前が一番捜査会議をちゃんと聞け!

 里央は吾妻の税務報告書を調べていて、金遣いが思いのほか荒いことと、以前結婚した
奥さんの遺産がかなり入ってきていたことなどに気づきます。
 さらに、ある会社にまとまったお金を支払っている、と。
 その会社はサーバーレンタルの会社で、今は閉鎖したけれど吾妻はあるサイトを開いて
いたらしいです。
 データあるけど守秘義務があるという管理人に、サイト調べたら間違いなく停止命令が
出ますよ、と脅しをかける里央が面白かった。つまりグレーゾーンなサイトが多いってこと
ですね。
 吾妻のデータを見せてくれたら目をつぶる、と。
 …里央さん…不正に入手した情報は証拠能力ないんじゃ…。
 ともあれ吾妻が開いていたのは、完全犯罪実行法のサイトでした。
 こういうのって犯罪教唆になるんじゃないっけ?フィクションとしても、実行する人がいたら
確実に警察ににらまれますよね。
 ともかく、一応フィクションとうたって、相談者に完全犯罪の方法を教えていたらしいです。
 その会員の中で、窪塚と宮田が出会った可能性がある、という里央ですが、南雲は、交換殺人は
成立してない、と言う。
 どうしてあんなことにと。
 前回考えていた展開とは少し違いましたが、交換殺人が二人だけでなされたものではない、と
いうのは当たってましたねー。
 南雲は吾妻が、勝負しないかと話しかけてきたことを思い出します。
 そこにまた例の学生が入ってきたのであわてて飛び出す南雲。
 お前最終的に「質問に答えて下さい」と家に押しかけられてきても知らんぞ…。

 南雲、里央は吾妻夫妻と食事してます。
 ワインを赤で、と勝手に頼む吾妻。
 ふざけるな!日本人なら日本産ワインを頼まんか!(突っ込みどころ違う)
 南雲は、サイトのことについて聞きたい、と言います。
 あのサイトは本当に殺人方法を伝授していたのではないか、吾妻が会いに来た夜、最初の
事件が起きた、勝負しないかといったのは、別の勝負のことだったんじゃないのか、と。
 というかすいません、吾妻さんが一人でワインぐいぐい飲んでんですけど。もっと皆との
和を大事にしようよ!
 ともあれ吾妻は、サイトと事件とのかかわりは否定するわけですが、奥さんは奥さんで、2ヶ月くらい
前に、うちに人が入ってきたことがあると言い出します。
 吾妻はただの泥棒だと言いましたが。
 つーか奥さんこの流れでなんでそんな急に伏線みたいなこと言った?

 ともあれ吾妻がただならぬライバル心を南雲に抱いてるのは間違いないようです。
 勝手にライバル視されて勝手に張り合われても面倒なだけだよなぁ。

 それで、宮田の方は結局拘留もあと数日ということになるのですが。
 南雲は、もし宮田が倫子を殺そうとしていたら解決していたのだけれど、現実では交換殺人は
成立してない、と頭を抱えます。
 木下も同意。
 …つーか南雲さんここに入り浸るようになったんですか…。まああの部屋、いづらいしねぇ…。
 そこに助手がプリンを買ってきたのですが。
 木下が取ったプリンを、南雲は自分はそれがよかったといって、半ば無理やりに譲り受けるの
ですが、そこではたと気づきます。…お前は偶然のヒントでひらめくコナンか!
 南雲は、やはり3人の交換殺人だった、と確信しました。
 宮田、窪塚、そしてもう一人、吾妻だと。
 宮田がマークされることを利用したんだ、と。
 なるほどねー。
 このトリックは秀逸でした。

 吾妻が倫子を殺し、窪塚は檜山を殺す、そして宮田は誰を殺すのか。
 木下が宮田は4時に釈放されますよ、と言ったので、南雲は里央に急いで知らせます。
 その里央が電話を受けた目の前で釈放されていく宮田。
 里央は追いかけながら小板橋に連絡し、事情を説明します。
 吾妻の経済情報と、生命保険の有無など。
 なるほどねー。
 南雲は、宮田は吾妻と必ず連絡を取るはずだ、といって里央と二人で宮田を追いかけます。
 すると彼はネットカフェに入って行った。
 ここで里央が当たり前のように南雲に、行って、と言ってるのが笑えます。
 自分は顔を知られてるから、って。
 人使いあれぇー!
 それで南雲は宮田の隣の部屋に入るのですが。
 …ジャムパン食ってんじゃねーよ!

 里央は小板橋から、吾妻の前の奥さんは心臓まひで死亡して、かなりの財産が手に入ったが
豪遊がたたって今は借金まみれという情報を仕入れます。奥さんは2億の生命保険に入っている
ので何かあればそれが吾妻の手に入る。そりゃー交換殺人もしようってもんですね。
 しばらく見張っていた南雲ですが、何か様子がおかしいのに気づいて宮田の部屋を覗くと、キーを
叩いてる音が合成されていて、宮田の姿はありませんでした。
 パソコン画面のメールには吾妻からの、「今夜実行、寝室に一人」の内容が。
 …読んだメールくらい閉じていけや宮田!
 トイレの窓から逃げたのだと気づいた南雲は里央と合流。
 里央は何やってんですか、とあきれますが、素人相手にどこまで要求するんだ!

 里央は小板橋に連絡、至急、吾妻の家に向かうよう頼みます。
 そして自分たちも向かう。
 宮田があんなことをしたのは、アリバイ作りということですね。
 杉浦は、現行犯でないとまた逃げられるかもしれないぞ、と里央に言います。

 で、吾妻の家にやってくると、侵入した形跡があった。
 里央が中に入ると、発砲音が。
 なんと吾妻の奥さん、猟銃持って宮田を射殺してました。
 こぇぇぇぇ!この女の方がよっぽどこぇぇぇぇ!!!
 私はさらにここに裏があって、吾妻が奥さん利用して、真相知ってる宮田を始末したのかなと
思いましたが、さすがにこれ以上ひねりはありませんでした。
 奥さんは、以前にも人が忍び込んだことがあって、怖くて用意してたとかいうけど、だからといって
持ってていいもんじゃないだろうが!立派な銃刀法違反だよこれ!(その前に殺人!)
 つーか誰も、猟銃を確保しないのもすごいよ!
 逆上して自殺とかはかられたら面倒だろうが!

 そこに刑事らが駆け込んできて、彼らも目の前の状況に唖然。
 で、吾妻が何もしらない風で戻ってきました。
 南雲は彼を見て、「謎は解けた。この中に犯人がいる!」と言います。(それ金田一のセリフだし
どう見ても目の前の男が犯人だし)
 南雲は、交換殺人の契約は3人だった、と言います。
 宮田に吾妻が送ったメールも保存している、と。
 え?そのままにして出て行ったように見えましたけど!?

 南雲は、吾妻はずっと司令塔だと思っていた、まさか実行犯だとは思っていなかった、と言います。
 私もそう思っていたから推理外れたんですけどねー。吾妻もちらっと考えなくはなかったんだけど、
むしろ奥さんが交換殺人の契約者かなと思ってたので。
 
 宮田が一旦捕まって殺人犯でないとわかれば、ノーマークになる。つまり、宮田は安全に吾妻の
奥さんを殺せる。この計画は吾妻がねったものでしょうね。
 吾妻はどうしても南雲に勝ちたくてやったらしいですけど、だからってこんなので勝ってもおかしいだろ。
 吾妻は、遺産が入って金を手にしたら女が寄ってくるようになった、今の奥さんも金につられてよって
きたんだ、みたいなことを言うのですね。
 でも里央はメチャクチャ怒る。
 女の気持ちがわかってない、と。
 奥さんは本当に吾妻のことが好きだと一目でわかった、と言います。
 確かにね。
 金で男を好きになる人もいるだろうけど、ちゃんとその人を見て好きになる人もいる。
 吾妻は自分がひねくれちゃってたから、そんな奥さんのまごころに気づけなかった、ということ
なんでしょう。
 つーか奥さん、「吾妻さん、嘘と言って!」とか言ってるけどなんでお前は苗字呼びなんだよ!
お前も吾妻さんだろうが!夫婦そろってボケ倒してんじゃねーよ!
 杉浦ここで、「あなたには2億の保険金がかかっています」と言います。
 うん…なんでここでいった?冷え切った空気が氷点下になっただろうが!今言う必要ありました!?
スギさんんんんん!!!
 ウソじゃないよ、2億手に入れようとしたんだ、という吾妻。
 というわけで連行されていく吾妻ですが…。
 奥さん後ろから猟銃で吾妻を射殺。
 ほらぁぁぁぁ!だからなんで誰も取り上げておかなかったんだよ!これ警察のミスですよ!?
 バカタレ!バカタレ!もっぺん言うぞ、バカタレ!(言い過ぎ)
 吾妻は即死でした。
 さすがにショックをうける南雲。
 これは…墓には「もてないと思っていたけれど実はもってた男、近藤勇ここに眠る」って書いて
もらわないといかんな!(いろいろ間違ってる)

 そういうわけで、書類のダメだしを寺西にしながら、記者会見だーとほくほくの小板橋。
 またきっと自分の手柄にするんでしょうね。
 南雲は、吾妻は優秀だった、もっと僕が気づくのが早かったら、と後悔しているようですが、
里央は、南雲に小説さえ渡さなかったら、あの殺人は成功していたかも、と言います。
 吾妻のミスは、奥さんの愛情が本物だったと気づけなかったこと。
 そう言う南雲に里央は言います。
 人のことは言えませんよ、と。
 バツ2ですから、って言ってるけど先週のことをまだ持ってくるのか!
 2週にわたってやった結果がこのオチか!
 忘れろ!バツ2忘れろもう!
 南雲が人の心を読む天才なら里央は人の心をえぐる天才だよ!ざっくりだよ!

 ちなみに次週、キラが必要とか聞こえましたが、新世界の神でしょうか?
(ないな…うん、ナイナイナイナイ、ないったらない)




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→CONTROL〜犯罪心理捜査〜