多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→デカワンコ


デカワンコ

第1話(11/01/15)

 テレビ雑誌に今回の犯人がキャラ紹介で出ていなかったので、半ば最初から犯人
わかってたような感じでした(笑)。
 ドラマ見た限りではコメディ色が強くていい感じだと思います。
 多部さん、よく頑張ってるなーと思いましたね。
 この主役のキャラ、かなりぶっ飛びキャラだから…。

 さてアクセショップでワンコちゃん登場、何をしているのかと思いきや、拳銃にアクセサリーを
つけたかったようです。
 …何かあった時にひっかかって取り出しにくくなるからやめておきなさい!つーか足に拳銃
つけるなんて、今時不二子ちゃんかあんたくらいのもんだよ!

 相棒の桐島ことキリが、あきれ気味に待ってました。
 で、事件発生ということで駆けつけることになるんだけど。
 今時パトランプを手で乗っけるなんて…いつの時代なんだよ…BGMも太陽にほえろだし…。
 ともかくこのドラマ、犬にちなんでるエピソードが結構出てくるので面白いですよ。
 なんで太陽にほえろかなと思ってたけど、犬つながりで「ほえろ」ってことかーと。
 
 二人は現場に到着。
 同僚の刑事たちはもう全員現場に到着しているわけですが。
 ワンコがいちいち全員をあだ名で呼ぶのでうるさがられていて笑える。
 ナレーションじゃねぇのかよ!いちいちその場で全部状況説明すんのかよ!誰にだよ!
 犯人逮捕のためにみんな隠れているというのに、ワンコがいつまでたってもキャラ説明をやめ
ないので、あっちいってろ!と結構本気で叱られましたよ!
 そんなに説明がしたければワンコは、銀魂のアニメ総集編で「侍の国、僕たちの国がそう
呼ばれたのは…」のナレを新八と取り合ってろ!

 と、ここでいきなり中国人犯人グループと乱闘………え?これ日本の刑事ドラマですよね?
 なんかすごい展開になってますがな。
 で、優勢だったんだけど、犯人たちが拳銃を持ち出して、バンバン撃ってきたのでみんな一目散に
逃げてるのが笑える。刑事ィィィィィ!!!!
 刑事側も体制整えて拳銃を構えるのですが。
 ワンコさん。
 拳銃はおもちゃじゃないので犬のシールを張らない!

 チャンコ刑事(もちろんあだ名)がフォークリフトでコンテナ持ってきて盾にしてくれたので、それに
隠れてみんな前進していきます。
 これ絶対後で始末書もんだろ…。どんだけ撃つねん。
 つか撃って隠れてまた出て撃って、の流れがチューチュートレインみたいになってんだろうが!
 お前らはエグザイル刑事か!

 スピーカーで、おとなしく出てきなさい、と呼びかけている刑事に、日本語わかるのかな、と
冷静なツッコミをするワンコ。全身が突っ込みどころのお前に突っ込まれたくねーんだよ!

 そこにやっとこさ機動隊到着。
 犯人制圧にかかります。
 まあエキストラなのはわかりますが、せめて扉を抑えてる係くらいは作っとかないと…。
 中に突入していく機動隊役の人がかなりの確率で閉まりかけるドアにぶつかってたのが
気になります。(そんなとこは見なくてよろしい)

 取り調べは警視庁湾岸署。こんなとこまでワンつながりですか。つーか青島は?
 連行されてく犯人を入れて写メしてるワンコ。
 刑事の自覚のジの字もないな…。
 捕まった犯人は何もしゃべらん、というのですが、そこに本庁からやってきたワンコの同僚、
落としのプロ、シゲさんが取り調べにあたります。
 つーかいきなりお経唱え始めましたけど?怖いんですけど?
 なんか落としの方法がいろいろあって、それの一つらしい。
 うーむ…。
 
 そういうわけでワンコら一同は警視庁に戻ります。
 でもボスが、銃撃ちすぎだよってみんなに文句言ってきて笑えますね。
 150発かぁ…税金何十万飛んだかなっ♪(コラ)

 警視総監であるところの松田はワンコのことをかっているようで、彼女を励ましています。
 でもワンコは今の部署は物足りない、という。
 警察は物足りないくらいでいいんだよ!
 あと、服装について松田は、それでいくの?って感じですが、ワンコは気にしないらしい。
 ゴスロリで捜査してたら目立ってしゃーないだろうが!

 ワンコはじーさんばーさんと、そして犬のパトラッシュと暮らしているようなのですが、この
ジジババが素ボケなのかわざとなのかわからんのだけど、ワンコが刑事だっての理解してない
ようで、会話が全然かみ合っていません。
 あーだめだこれ。翻訳こんにゃくでも無理だこれ。
 
 そんな中、事件が起きます。
 ビルの谷間に転落死体がある。
 ミハイルという警察犬がつれてこられて、どちらのビルから落ちたのかをまず調べることに
なるんですね。
 それでミハイルはスタスタ歩き出すわけなんだけども。
 ワンコの同僚刑事らがそれについていっている中、ワンコは、被害者の靴の匂いをかいで、
ここです!ってやるんだけど。
 ミハイルが先にそっちへいってるからみんな、「わかりきってることを何言ってんだ?」って感じ。
 ですよねー…。
 さらにビルの屋上でも、ミハイルがすでに示した場所を「ここです!」と。
 いやだから皆さんわかってますけど。
 
 さらにワンコ、刑事の一人が「事件は現場で起きている」と言ったのへ「事件が起きたところが
現場ですよね」
 お前は「踊る大捜査線」をつぶす気か!

 ボケはさておき、ワンコはこの現場であるにおいをかぎつけます。
 本部でも被害者の身元が判明、難波というジャーナリストで社会派ネタを扱っていたらしい。
 そのままワンコは松田に会いにいき、松田の匂いがビルの屋上でしたことを話します。
 いやあのワンコさん…もしも仮に松田が犯人だったとして、そんなストレートに聞きに行ったら
証拠隠滅されてしまうと思うんですけど?
 キミよく捜査に回してもらえてんな!
 
 ワンコが人の匂いを嗅ぎ付けることが出来るのは、昔からだったようで、小学校2年の時に
コンビニ強盗を取り押さえて、その現場にきたのが若かりし日の松田でした。
 ワンコはコンビニ強盗が発生した時に、たまたま犯人にぶつかって匂いを覚えていた。
 それで、すれ違った時に犯人だとわかったから、かみついていたらしいです。
 その話を聞いて松田は、ワンコの能力を信じるとともに、刑事になれと言ったようですね。
 まあ…匂い以外は刑事というより人間としてどうか、な部分が大きいと思うんだけど、ワンコ。
 正義感は刑事には大事なものとドラマで教わりました、というワンコ。
 コラァァァァ!
 でも松田は、警察学校でもっと大事なことを学んだはずだよ、と言う。
 証拠もなしに疑ってはいけない、と。
 …まあ、それを忘れて取り調べ段階で、はなから相手を犯人だと決めつけて強硬な取り調べ
する刑事も実在しますけどねぇ…。
 松田はワンコに仕事に戻れ、というのですが。
 キッパリこの時点で犯人ではないと否定しておくべきでしたねぇ。

 すっかり松田が犯人だと思い込んでしまったワンコは、親友の交通課勤務の青木に相談。
 青木はワンコの間違いを二重に間違ってる、と指摘。
 もし松田が犯人だったらワンコは消されるし、犯人でなくても犯人呼ばわりしたことで、クビに
なる可能性がある、と。
 それはともかく青木がいった、「もっと考えてからしゃべったら」というのは当たってると
思いますね。
 なんでも口に出せばいいってもんじゃない。

 というわけでボスに相談したワンコ。
 …だからー…。なんでも言えばいいってもんじゃ…ああやっぱりメチャクチャ叱られた…。
 ボスは激怒して、ワンコは当分デスクワークだ、と言います。
 その方が社会のためにもいいと思う!

 ところがワンコは、誰一人かばってくれないのを見て、松田が圧力かけた、と勝手に
思い込んでしまいます。
 わあ、ある意味前向きでうらやましい頭ですね!

 つーか青木も圧力とか言ってんじゃねーよ!
 どう見てもワンコの意見が誰にも相手にされてないだけだよ!
 もうとことん松田が犯人だと思っちゃってる二人は、松田のアリバイなどを調べます。
 公用車を夜使った記録はなく、自家用車…は松田が運転しないということで、タクシーも
記録なし、歩いていったのでは、と考える二人。
 君らにピッタリの言葉があるよ!
「バカの考え、休むに似たり」

 ワンコは難波の家にいきます。
 するとそこには松田が来ていました。
 ワンコの動向を知って先回り…ではなくて、被害者に手を合わせにきてたらしい。
 松田は、難波が身の危機を知って自分に助けを求めていたことを話します。
 難波は警察の不祥事を追いかけていた、と。
 なんでも、暴力団のがさ入れ情報などを流している刑事がいるらしい。
 で、あの夜もビルの屋上で会って、難波に刑事の名を聞いたらしいのですが、彼はもっと
証拠がそろってから報告する、と言ったらしく、松田はそのまま別れたらしいです。
 難波はそのままビルに残っていた。
 おそらく突き落とした犯人はその情報を流していた刑事だろう、と。

 ワンコ、人の命を奪うなんて信じられない、と怒ってますが、その前に松田を疑ったことを
ちゃんと謝ろうか!
 
 そして松田は、現場でかいだのは自分と難波の匂いだけか、と言います。
 他の匂いはなかったというワンコ。
 …鈍いワンコもやっと気づきました。
 「犯人」の匂いがなかったことに。
 松田はとっくにわかっていたようですが、現場にそれらしき匂いがなかったということは、
あの日捜査のためにビル屋上へ立ち入った面子の中に犯人がいるということになります。
 警察犬が投入されていることを知っていたからこそ、捜査のためにそこへ行って自分の匂いを
わからなくした、ということですね。
 匂いには時間というものがないですからのー。
 血液が落ちていたなら、調べれば大体いつごろ付着したかはわかりますが、匂いだと、
今日のものか昨日のものかなんてさすがにちょっと難しい。
 犯人はそれをうまく利用したということですね。

 松田は手を引けといいます。
 ワンコの手にはおえないからと。
 確かに、こんだけ抜けてる人間が調べたところで、犯人が気づいて証拠隠滅する方が
早いだろうなぁ…。

 ワンコはもう一度現場に行きます。
 そして、あの時いた面子を思い出してみます。
 全員容疑者、ということでワンコ、それぞれの同僚を尾行………これで尾行に気づかない
刑事がいたら日本の警察終わってますね!
 病院にいった五十嵐刑事ことガラさんを尾行していくワンコですが。
 ガラは、入院中の奥さんを見舞っていました。
 そして案の定、見つかるワンコ。
「気づかれないと思ってたのか?」
「はい!」
 ハァー…とため息をつくガラさん、めっちゃ笑いました。
 
 この後ガラとワンコ、話しながら歩いてんだけど、ワンコに電話かかってきたので何かと思ったら。
 なんで出勤しない、とボスに怒られてました。
 えぇー…!?普通、勤務時間外に尾行するとかしますよね…何堂々と仕事さぼってんだ!
 アホかてめーは!
 ガラが、私が連れ出したんだ、とかばってあげてるのがやさしいです。
 でもワンコは、6人の中に犯人がいる、と言うんですね。
 つーかあんた、目の前にも容疑者がいること忘れてないか。
 容疑が晴れたのでない以上、手の内をさらしてどうするよ…。
 こりゃ、ワンコに捕まる犯人は相当のアホだと思っておかないといけないな!

 ワンコはガラに、匂いでわかる、と自分の能力を話します。
 警察犬訓練所にやってきた二人。
 ミイハルと匂い勝負です。
 ミハイルもかなり優秀な警察犬らしいのですが、そのミハイルと張るくらいの能力を
見せるワンコに、訓練士が顔ひきつってるのが面白いです。
 ちなみにミハイルは「何してんのお前」みたいな顔してました。
 がんばれミハイル!君の本当のライバルは定春だ!(なぜ)
 
 次にコマさんを尾行したワンコ。彼が、怪しげなメイドカフェに入っていくのを目撃。
 一人のメイドさんとトラブルになってるのを見ます。
 まあ…なんとなく見当つかなくもない。
 ヤナさんは大金を下してこわもての男に渡してました。
 それと引き換えに写真受け取ってみてますが…。
 チャンコを尾行する時にワンコ、家の前を通ってあわてて顔かくして行くんだけど、ジジババが、
「ワンコが刑事みたいなことしとるー」っていうのがめっちゃ面白かった。
 最初から刑事ですがな!
 チャンコも何か封筒を受け取っていたのですが。

 ワンコはガラに、チャンコが受け取っていたものは、お札ではない匂いを感じた、と言います。 
 ガラはチャンコが独演会のチケットを受け取っていただけだと言います。購入を人に頼んでいた
らしいですね。
 っていうかその落語の独演会、最前列に座ってるチャンコ笑ってないんですけど!
 なにこのやりにくい客!

 コマさんは、メイドカフェで働いている姪っ子を、なんとかその仕事辞めさせてくれ、と親類から
頼まれていたらしいです。
 ヤナは、離婚した奥さんの弁護士に養育費を渡していただけだったらしい。
 ただ、なかなか子供に会わせてもらえないようです。
 ホントは、別れた親が希望すれば会わせないといけないんですけどね、子供に。

 というわけで容疑者が消えてがっくりなワンコ。
 手柄を立てたいのか、と聞かれて、そんなことは考えてなかったと言います。
 そうじゃの、私心を捨ててあたらんと、まっこと世直しはできんのじゃ!(「誰?」「龍馬だよ!」←龍馬はカナダさんか!)

 ワンコはもう一度現場に行ってくる、と言います。
 つーかダッシュで走ってく必要ありますかね?

 そこでワンコは、キリらが男性を一人取り押さえようとしている現場に遭遇します。
 ってかお前も刑事なら協力せいよ!
 なんで飲食店の看板見てるフリしてやり過ごしちゃうんだよ!
 しかも「何?」とか言うワンコ。
 見ればどういう状況かわかるだろうが!
 どう見ても平和な鬼ごっこじゃないだろ!

 必死で捕まえようとしているキリとデュークを見て、やっぱりこの人たちもシロかー、と
がっかりしているワンコ。
 いいから捜査に加われぇー!!!!
 
 というわけでシゲが取り調べするわけなのですが。
 この男は難波の殺人事件とは無関係なのだけど、刑事から情報をもらってるということに
関して情報をもっているらしいんですね。
 なんもしらない、という男に、いきなりオカマ口調になるシゲ。
 え、なに?と思ったらこれも落としのテクらしい。
 怖い!絵ヅラ的に怖い!
 
 んで、ワンコが戻ってくると。
 ボスが沈痛な面持ちで去るんですね。
 部屋の中に入ると、刑事らが沈んだ顔をしている。
 空気読まずに、皆シロでしたよーと口に出して言うワンコだったけど、キリに、考えてることを
口にするのやめろ、と叱られる。
 皆それどころじゃなかったんですね。
 何かの間違いでは、と言ってる刑事もいる。
 つまり、この係の中に情報を漏らしている刑事が存在することがハッキリしたからでした。

 情報受け取りの手段は待ち合わせの喫茶店のテーブル裏にロッカーのカギを張り付けて
おくことだ、ということで、皆はその相手をおびき出そうとするのですが…。
 ガセ情報を流すといわれて、おとり捜査!?とうれしそうなワンコ。
 でもこの時ばかりは誰も相手にしませんでした。
 能天気も空気読まずにやられるとさすがに腹が立ちますからねぇ。

 で、彼らはその喫茶店にカギを…ってなんでこの喫茶店、縦に長細いんだよ!いちいち奥の
客が出るのに、前の客に出てもらわないと移動できない時点で配置的におかしい!

 ともかくロッカーの中からがさ入れの日付が書かれたメモを確認した一同。
 ワンコはロッカーの中を匂って驚いています。
 多分そこに、犯人がわざと残した匂いがあったんじゃないか、と思うのだけども。

 ビルの屋上に向かう一同。
 ワンコが先に行くと、そこに立っていたのはガラさんでした。
 わざわざ私に匂いを残して教えてくれたんですよね、自首してください、というワンコ。
 ここで二人の刑事が、ガラを殴ろうとするんだけど、皆が止めるんですね。
 でも、先陣切って止めたコマさんがガラを殴ってました。
 止めたお前が殴ってどうすんだ!
 
 ガラさんはハッキリした動機を話さなかったけど、おそらく奥さんの入院費じゃないですかね。
 ガラは、ワンコが13係にきて、それでデカになったころの志を思い出させてくれた、と言う。
 正義を貫き、市民を守る、ということ。

 手錠かけろと言われてかけられないワンコ。
 どうしようもないですねー。
 それでガラ、自分で手錠をかけました。
 確かに、ワンコの決意を待っていたら日が暮れるどころか夜が明けそうだ。
 
 松田の謝罪会見を見ながら、自分も処分の対象かな、とがっくりしているボス。
 …こないだの沈痛な面持ちはそっちか!!!!
 んで、皆はワンコに、今度からまともな服を着てこい、というのですが。
 なんかもう聞く気はなからねぇし!

 おい、とか呼ばれてるので名前を憶えて下さい、と怒るワンコ。
 でもみんなから「ワンコ」というあだ名をつけられてしまいます。
 そして逆に、俺らの名前は覚えてるのか、と聞かれる。
 得意げに、「匂いは覚えました!」というワンコ。
 世間ではそれを「変態」と言います。

 ま、最後に正義の匂いがします、と言ったから、みなさんまんざらでもなかったようですけどね。

 なんかワンコが解決というより犯人があきれてボロを出す、という傾向になりそうな
気がしなくもないのですが、ゆるゆるデカドラマ、スタートです。
 



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→デカワンコ