多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→BOSS


BOSS

最終話(11/06/30)

 まず最初に突っ込んでおきたいこと。
 田所!マジで撃ってんじゃねぇよぉぉぉぉぉ!!!
 脇腹つーたって動脈通ってるとこ当たったら死ぬぞ!あの出血量で死なん方が
おかしいわ!森岡ごまかすためならもうちょっと何とかしろや!
 犯人の予想は当たってたけど「でも、ないよなぁー」と言ってたので当たったうちには
入らないか。
 高倉はマジ死にでしたね。おお高倉よ、死んでしまうとは情けない。
 やっぱ同じ局とはいえ別の番組で出られなかったか…。
 警察が黒い月を隠れ蓑に…という予想は当たってたのでちょっと嬉しかったです。

 さて。
 森岡に対して、死体は私が処理しておきますという田所。
 いやあの、思い切り花形、息してますけど。胸が動いてるし。

 野立の方は、上の指示ということで、室内を調べられています。あのディスクもあっさり
回収。しかも、本物をつかませたと思わせてにせものとすり替えていた、なんてことを
ちゃんとやってるだろうと思ったら、本物をとられてました。
 …え、先週思わせぶりに預かってたのは何の意味が?
 ちゃんと対策くらいしとけよ野立…。

 片桐は薬のことで、山村は殺人のことで取り調べ受けてんだけど。
 はけー!と言われて山村、吐きそうになってます。刑事が「こっちかよ」とか言ってるのが
笑える。
 岩井も取り調べ受けてるけど、あんなイケメン殺すかよ、とベクトルがずれてる!
 絵里子の方はなれたもんで冷静に、横領の件は知らないと否定、誰があんたたちに
指示したのかということを聞いたりしてます。
 さすが一度逮捕されてるだけはありますね!(シーズン1で爆弾から絵里子の指紋が
検出された)
 野立とその上司丹波が話をしていて(今回この上司が意外に頑張るので名前を
調べてみた!←最終回だぞ)、サミットに対策室を行かせない目的だと野立は言う。
大きな力が働いている、と。
 そんな野立に丹波は、お前も共犯と思われていると、牽制するわけですね。
 この時は丹波に何か思惑があるのかと思ってたんだけど、これはいい意味での
思惑でした。
 
 岩井の部屋にあったという死体は、またまた黒い月の幹部で、死後2日経過して
いるようです。
 刺してそのまま2日間放置して勤務とかあり得ないからなぁ…。
 調べてる方も、同じ警察官として不自然なのはわかるでしょうから、そこに、やはり
何らかの圧力がかかっていて、引き留めておくように言われているのだと
思います。

 野立は木元に、ディスク取られたと言います。
 取られたのはおめーのミスなのになんか偉そうだな。
 まあ本物をとられておいて相手を安心させた方がいいのかも知れませんが。
 木元は当然バッチリコピー取ってました。さすが木元!
 野立は、対策室の連中の48時間の拘束とディスクが狙いだろう、と言う。
 数時間後にサミットが始まるから、それに警備として参加させないためですね。
 ここで問題になってくるのは、明らかに対策室だけを狙い撃ちしているということで、
つまり頭が切れる絵里子らに目的が見抜かれてしまう可能性があるということ。
 この時点で、森岡が何らかの形でサミットに関わっているのはわかりますね。
 あと、上からの大きな圧力と言ってたから、ここで私は黒原がラスボスじゃないかなと
思っていたのですが…。

 絵里子の取り調べに丹波が入ってきました。
 と、ここで丹波に電話が入り、丹波はあわてた様子で「は、早く出せ!?」と言い、
他の刑事らに「うちのトップからだ…」と言うわけですよ。
 それで絵里子以下全員釈放されるわけですが。
 対策室に皆集結したところで、花形だけがいない。
 田所が、40度の熱があって行けないと言ってました、あとで絵里子のとこにメール
送るそうですよ、といって。
 メールが絵里子のとこに届くんだけど。
 そのメールの文章がマジメすぎて、田所さんこれ全然花形が送ったと偽装できてません、
とちょっと思いました。
 見た絵里子と野立はすぐに異変に気付いたと思います。
 そして花形が高熱と言ってきた田所が何かかかわっているとも予想ついたでしょう。
 こういうことに関しては一応頭回るもんなぁ、絵里子も野立も。
 
 田所、森岡に対策室の連中が釈放された、と知らせますが、森岡は計画を遂行すると
言いました。
 こいつのことだから、失敗したところで次の計画とかありそうですもんね。
 本当の策士というのは、一つ失敗したところでほころびが出ないような計画を立てて
いるものですから。

 絵里子はいくつもの課を同時に動かす(そして絵里子らを逮捕させる)ことができる
大きな力が働いていることに疑問を持つ。
 さらに、木元が解読したデータには、日本版CIA計画というものがありました。
 現職警察官の番号が出てきたと。
 ※この番号というのは運転免許証に割り当てられる番号みたいなもので、警察官
一人一人に割り当てられる番号であり、重複することはありません。ただ、自分の
番号を暗記している警察官はあまりいないと思われる。

 その出てきた番号を警察のデータベースから割り出すと、木元は黒原狙撃事件の
時に見たことがある顔がいるという。
 ビルの中の爆発物を探して探索していた時に、「こちらはもう調べました」と言ってきた
警察官らしい。それが、黒原を撃った人間でもある、ってことですか。
 黒原を狙撃した組織の人間っぽいですね。
 で、隠れ蓑に黒い月を使い、高倉も殺されたと。
 ホントにあっさり殺されやがって。
 高倉のことだから、組織をあっさり渡してやって、自分は協力するという名目で仕切る
くらいのことはしてくれそうだと思ったのですが、とんだ見込違いでした。
 ここまでやってくれたらもっと面白くなってたんですが。

 で、リストの中には91910という番号があり、絵里子と野立は、それが森岡の現職
時代の番号だと気づく。
 組織の中心人物が森岡。
 すごい衝撃でしょうね。
 
 日本版CIAは、危険人物を取り締まる人間を裏金で作ろうとしていた。
 …それは…JOKERでやった内容と似てるな…。いやいいけど。
 どうせコラボするなら伊達さんが警視庁内、絵里子の後ろとかを挙動不審気味にウロウロ
してたら面白かったのにねぇ。それが伏線にもなるし。

 今回の狙いは首相暗殺であり、動機は、この首相は情報開示をスローガンにあげて
いるからだと。
 いや総理殺したところで何の解決にもならんような気がしますが?

 誰もいなくなった対策室でなぜか一人茶を飲んでる丹波。
 いやいやいや!あんた自分の部屋はよ!?
 そこに刑事が駆け込んできて、警視総監は釈放しろとは言ってませんでしたよ、とか
いうのですが。
 丹波しれっとしてこういった。
「トップ?あ、うちのかみさんのこと。うちのトップが早く洗濯物を出せ!ってね」
 おーい、こちらのおやっさんに洗剤のトップ、一年分お持ちしてー!
 お前は刑事コロンボか!

 丹波も何か策があってやったわけじゃなくて、対策室を信じての行動らしいですね。
 かっこよく決めてくれたわりに「頼むぞー対策室ゥー」とか言っててちょっと笑った。
 最終回になるといい人になるの法則!

 さて、野立と絵里子が会場に向かっていると、なんと森岡がいました。
 お前は早くサミット会場に行ってろよ!(テロリスト行かせちゃダメぇー!)
 森岡は、敵はでかすぎるぞ、やめておけとか言ってます。
 資源と軍事力を持たない日本にとっては情報こそが身を守る武器だと。
 どうでもいいが力でどうにもならんなら現代では情報ですか武市さん!
 この時代には以蔵はおらんぜよ!
 もうこんなことはやめるぜよ武市さん!戻るぜよ、あの時代へ!(途中からJINになっとる!)

 絵里子は、諜報機関を作ったところで、人を殺すのであれば、テロ組織と変わらない、と
指摘。
 そこに野立が、そのテロ組織を隠れ蓑にするようじゃ、それ以下だとツッコミ。
 ナイスコンビネーションです。
 会場にはセキュリティシステムがある、やすやすと入れないぞという森岡に対して絵里子は、
アリだって集まったらゾウも倒すのよと言うのでありました。
 このアリは一匹でもゾウを倒しそうだ。

 リカは黒原に、対策室を手伝う、と言ってました。
 黒原は危ないというけども、そんな父にリカは、お父さんだって危ないとわかっていて、
誰かのために壇上に上がったんでしょ、今の私も同じ、と言います。
 この時リカは純粋に自分も人の役に立ちたいという気持ちで言ったのでしょうが。
 黒原には別の意味で聞こえていたと思います。とても皮肉な感じに。

 絵里子らはどっかの地下に集結してました。
 あんたらこれどこの隠れ家よ…。
 こいつらの方がテロリストみたいじゃないか!
 リカがやってきて、データ解析していた木元に代わる、って言うんだけど、どっちも気が
強いから言葉の応酬ビシバシで笑えました。
 んで、リカが「私の方が(入力)速いから」と言って、木元は渋々どくのですが、本当に
リカの方が入力早かった!これも若さの勝…イエ、なんでもありません木元さん。
 木元がこの時点で解読できていたのは、13:45に研究発表があるとか、総理のあいさつが
あるとかいうような内容でした。
 あと、爆弾の名称なども。
 岩井は早く知らせなければと言うけど、下手に知らせてももみ消されるという絵里子。
 この爆弾が仕掛けられている量は、一人を殺す量らしくて、それを仕掛けるならこの
あたり、と予想をつける木元ら。
 入るためのIDパスはあるので、身元照会のデータをごまかすだけですね。
 というわけでリカが会場内にいる野口に指示して、配線を変えています。多分ハッキング
するための配線だと思うんだけど、急いでるだけにリカの指示が厳しい!
 
 で、変装して潜入した絵里子ら、リカの活躍で無事入れます。
 ここで絵里子が、今回のサミットの目玉をそこらにいた人に聞いている。
 警察の見回りをやり過ごすためなんですけどね。
 西郡教授という人の研究発表らしいです。
 絵里子、「かき氷は好きなんだけどー」と言って立ち去りました。コラァァァァ!!!!
 木元と岩井の方は、地下の通気口から潜入するために、リカに静止画像を録画してもらって
それをすり替えている間に蓋を外して入るという、ルパンみたいな作戦を使ってました。
 すごいですな。
 で、ギリギリ入れたんだけど、岩井急いで戻ったのはいいですが、蓋がブランブラン
しとるがな!それを抑えるくらいしてから逃げろや!
 たまたま元の映像に戻った監視カメラ誰も見てなかったからよかったものの…。

 絵里子らは、スピーチは2時から始まるので、それまで総理が座っている間に爆破する
可能性が高いと考えます。
 そして会場内に客のフリをして入っている片桐に、何かあった時避難誘導してくれるよう
頼む。

 で、自分は野立と話しているわけです。
 今日の警備は対策室がタッチしていないから、こんな風に遠ざける必要はないはずだと。
 さらに、警備もきついのだから、わざわざ総理を狙う必要がない。
 野立は海外にアピールするつもりではないか、と言うのだけど。
 絵里子は森岡に話を聞きにいかないといけないと言います。
 こんな風に、計画のおかしな点を見落とさず、考えるのが絵里子のすごいとこだと思います。
 つーかそこに黒原来たんだけど。
 おっさんもウロウロせんと座ってろや!(偉い人、偉い人)

 黒原に絵里子は、リカは暗号を解いているので危険はありません、と言います。
 黒原は、森岡が狙撃計画に加わっていたのは知っていた、スパイ組織を立ち上げること
自体には自分も賛成した、と言う。
 ところが森岡は先を急ぎ過ぎたって言うんですね。
 情報収集のみならず、工作を始めたり、犯罪や殺人もするようになってしまったと。
 武市さん、現代でもそれですか…。

 黒原に、森岡が関わってくれていることを2年前言ってくれれば、もっと早くに森岡を
止められた、という絵里子。
 確かにそうなんですよね。
 黒原は、警察組織から逮捕者を出して、国民に警察に対して不信を抱かせたくなかった、と
言うけれども、黒原の姿勢としては、不正許すまじだったはずなので、それは逆におかしいと
思う。知っていた時点で情報を出さないというのは。
 やっぱり黒原も何か隠してるんじゃないかなぁ…。

 私が犠牲になって終わってくれればいいと思ったという黒原。
 終わってないからこんな大変なことになってんですが。
 総理が狙われている、私の二の舞はいかんという黒原。
 …現実世界の総理ならねぇ、アレですよ、まあ皆助けようとしたかというとどうかっていう…。

 野立が田所のところにやってきまして。
 野立は田所に、森岡の部下だろと言う。
 気づいてたんですね。つーか田所が野立から使命受けて森岡の下に入ってる可能性も
考えたのですが外れました。チッ。
 野立は、出来そこないの科警研がどうして刑事になりたかったのかもっと早く気づくべき
だったなとか言ってます。ナンパばっかりしてるからそうなるんだよ!
 でも、花形からのメールを見てピンと来たと。
 花形はあんな言い方しない、と。
 そうですよね、花形が本当に高熱で苦しんでるのだったら「やるきげんきはながたきょうは
げんきありません」とか全部ひらがなで送ってきそうだ!
 花形はどこだ、という野立。
 ここで田所、何かをバックから出そうとしていて「花形君は…」と言いかけるのですが。
 この後発砲音がしたので、花形が野立を容赦なく撃ったと思ったんですが。
 実際は森岡が口封じに田所を撃ってました。
 ほんに武市さんは容赦せんのー!!!!!
 田所は、花形はここにいると野立にメモを渡しました。
 がっくりきたので「え?死んだ!?」とか思ったのだけど、死んではないらしい。
 野立、外に待機していた岩井に連絡です。

 さてさてそんな中、木元の方は爆弾を発見してました。
 黒原も総理のところに堂々と行って、爆弾があること、今解除してるけど、万が一があるので、
何事もなかったかのように自分と出てくれ、と伝えます。
 うまいですねぇ。
 
 岩井が指示された場所に行くと、男がダダーッと逃げていくのですね。
 そしてそこには花形がいました。まあピンピンというわけにはいかんが生きてるから
大丈夫だろ。
 ただここで疑問なのは、不審な男は、花形をいつでも殺せる時間があったのに、なぜ
そうしなかったかということです。
 何かほかに目的があるに違いない!ゲームしてたら岩井が来て殺す時間なくなった
とかじゃない限り!(ねぇよ)
 花形は、田所さんは僕を助けてくれたんだと思います、と言いますが、その割には結構
本気で撃たれてましたよ、あんた。

 木元の方は爆弾解除成功し、絵里子に連絡。
 というか2年前そうやって、爆弾解除したと思ったらまたタイマーが作動してえらい目に
あったわけですが、そのあたり、解除成功と油断しちゃっていいんでしょうか?
 まあ本当に解除できたわけですが…。
 2年前はあんなトラップ爆弾をしておいて、今回はこんな簡単に解除。
 変ですねぇ…。

 野立が絵里子のとこにやってきて、花形が助かったことを伝えます。
 花形を助けた田所はといえば、危険な状態らしいけど、何とかなりそうっぽい。
 まあ田所としても、いろいろ悩みながらやってたんでしょうね。

 そして、爆発物は殺傷力が小さいことがわかり、絵里子らは、ほかに何か目的があるはずと
考えます。
 そうしていたら森岡から電話が入って、裏切り者は許さないとか言ってました。
 こいつはホントに武市の生まれ変わりかオイ。
 ただし、花形が生きていたこと、田所が裏切ることも彼の中では『想定の範囲内です』みたいな
感じだったらしくて、彼はまだ手があると言います。

 そこに黒原が現れて、総理はこの会場を出たよ、と伝えてくる。
 30年来の友人だから顔が利いたらしい。
 多少は役に立ったかな、という黒原ですが。
 絵里子は素直に感謝してるけど、ちょっと手際良すぎなんですよねぇ、黒原も…。

 サミット館内では、スケジュールを繰り上げる放送がされているのですが、絵里子は何か
ひっかかる、と言う。
 それで、研究発表をする西郡のことを調べるのですが、日本学会では裏切り者扱い
されているらしい。
 つまりですね。
 テロリストらが行動するには資金源がいる。
 データ解析の資金源として、バイオテクノロジーの文字があった。
 今回CIAもどきが活動するためにこの西郡の研究発表の成果を盗もうとしている、研究成果の
微生物から作るエネルギーはいずれ世界のシェアをとるはず、そうすれば莫大な資金が手に
入る。この時間にもし西郡が殺されたとしても、スケジュールが繰り上がったために、本当は
総理を狙うためだった、と思われて真の目的には気づかれにくい。
 それを森岡が狙っていたのだ、と絵里子は気づくわけです。
 さらに、ボルテックスというものは、一人に対して放射すればその人間一人だけが死んで、
他の人間には害がない、と。

 会場内ではまさに西郡のスピーチが始まろうとしていて、片桐が急いで壇上に。
 演壇のマイク!と絵里子が指摘するのもかっこよかったです。
 まさに危機一髪、マイクから発射されたボルテックスから片桐は西郡を助けるのですが、
その時にデータの入ったUSBが床に転がり、これを誰かが持っていってしまうんですね。
多分森岡の部下だと思う。
 さらに、一人不審人物がやってきて絵里子取り抑えるのですが、何か変な注射されて
しまいます。ウィルスらしい。
 あと、ガス弾みたいなの撒いて、皆死ぬよーとか言ってるし。
 こんな騒ぎ起こせばいくら黒い月を隠れ蓑にしてても限界あると思うんですが…。ただ
そこに大きな力が働いて真実をねじ伏せてしまえばわかりませんけども…。

 その頃森岡は悠々とUSBを入手。
 不審者が撒いたガス弾も、単なる催涙弾だったことがわかります。
 でも絵里子が注射されたやつは調べた方がいいと思うんだけど…。
 つか追手から逃れるためにやったにしては効率悪いですよね。数人で押さえつけられたら
一人に注射しても意味ないし。このテロリスト意外にバカだな。

 しかし絵里子、ここで病院が危ないと言い出します。
 解析したデータには病院名が書いてあった。
 つまり、何かあって救急車を呼べば搬送される病院はここだ、というわけですね。
 そして森岡は2の矢、3の矢があると言っていた。
 そうなれば、病院でも何か仕掛ける可能性があると。
 木元が先に到着していて、異常なしを知らせてきて、野立は考えすぎだ、と言うのですが。
 あんたは楽天すぎるんだよォォォォ!!!
 ここに花形が収容されていると聞いて絵里子、これは偶然か?と考える。
 森岡は、田所が花形を殺せないのをわかっていた、なのに、自分達が手を下すことも
しなかった。
 岩井は男が逃げていったというけれど、トドメなんてやろうとすれば一瞬でできると。
 そういうわけで絵里子は、病院関係者に変装して紛れている可能性に気づきます。
 さすがです。

 森岡の方は、追いかけた片桐が見失ってしまった、というのですが。
 野立が何か手配。
 おおっ初めて役に立った!
 木元が、自分が何とかするので行ってください、と言います。
 つーか岩井今どこにいるんだ?
 あと山村とかもどこ行っちゃったんだろう…。まだサミット会場内に拘束されてるのかな。
 木元一人で大丈夫なのかなぁ…。

 野立は、このあたりのパトロールしている女性警察官に一斉メールを送った、
これが野立会の力だよ、と言いますが、それ自慢できるところじゃないですから!
 まあ情報収集能力は確かにすごいですけどね。
 もっと別の方向に生かそうよ、その才能を!
 というわけであっという間に森岡の車を発見した絵里子ら。
 まさか森岡も、野立の合コンメンバーによって自分が見つかったとは思いもせんでしょう。
 野立は、警察内部にも何かの力が働いていることを知っていた、だから対策室という
ものを作ったみたいなこと言ってますが、今はいいから後にしてくれ!

 木元の方は、救急救命士に変装した森岡の仲間が仕掛けた爆弾を発見。
 皆に避難を呼びかけて自分は爆弾を持って窓から外へ。
 …そんなに爆弾ゆっさゆっさしても大丈夫なもんなんですか?いいですけど。
 
 この後、提供が流れるけど、バックがOPで見てないカットがあってなかなかカッコ
よかったです。

 木元は、爆弾のリモコンスイッチを持った奴を発見、格闘して取り押さえるのはいいの
ですが、あんたこんな時くらいバックは置いとけよ!邪魔だろうが。
 
 絵里子らは、工場みたいなところに潜入するのだけど、それはいいけど絵里子さん、
相手は拳銃持った凶悪犯なわけですから、もう少し身をひそめて探しましょうよ!でないと
背後から撃たれそうになったり…ってほら、後ろから「銃降ろせ!」とか言われただろうが!
なんでこんな見通しのいいところに堂々と突っ立ってんですか絵里子さん!

 絵里子は森岡に、あんたより早く撃つ、というけど、実際撃った者勝ちでしょ、これは。
 んで野立もやってきて森岡、挟まれるわけですが、全然動じないあたりすごいですね。
 つーか結局撃って絵里子、野立二人ともアレな感じだし。
 2対1で撃ち負けるってどういうことよ!
 ホールドアップした野立が絵里子の前に立つので、「おお!野立もやっと絵里子を庇おう
という殊勝な心が…」と思ったら、野立の腰にある拳銃を絵里子に取らせるためだった。
 いや、そのために撃たれるかも知れない危険を冒して盾になったのは偉いけど、全部
絵里子にやらせんな!
 まあ、絵里子の後ろにコソコソ隠れて、絵里子の銃を野立が取って撃つ、じゃサマに
ならんしなぁ…外しそうだし…。
 というわけで森岡を撃った絵里子。
 この緊迫した現場でさえ、ピーポーだのピーピーだののあだ名で呼び合う3人。
 台無しです。
 森岡は、自分は間違っているとは思わない、警察だけじゃ国を守れないと言います。
 確かに間違ってはないけど、あんたは方法を間違えたんだよ。
 正義のために何をしてもいい、アリンコ蹴散らしてもいい、というのならそれはもう
正義じゃない。

 絵里子は、私はアリでもいいと思ってる、でもあなたもアリなんじゃないかなと言う。
 ガムシャラに働いているように見える、と。

 森岡ここで野立に、ピーポーはもとは俺のあだ名だった、それを野立が取ったんだ、と
言います。謝る野立。
 森岡はやっと謝ったなとか言ってますけど、ハッキリいってどーでもいいです。(コラ)
 それで絵里子は手錠かけるのですが。
 森岡は、本当の敵は身近にいる、気をつけろと言います。
 気をつけろって言ったけどその絵里子、話聞いてなくて倒れましたけど。
 やっぱあのウィルスは本物だったらしい。
 ムダに活躍しやがって、あのテロリストめ…!

 ワクチンはまだなくて、かろうじてサルに有効なのが見つかってて、それを木元と
片桐が取りにいってるのですが、別に何事もなくワクチン持ってきました。
 だったらそこはサクッと省いてもよかったような…。
 眠っていた絵里子、起きたのですが、森岡が言った、本当の敵は身近にいる、と
いうのを考えています。 
 そこに電話が。
 リカからでした。
 よくやってくれた、とほめる絵里子。
 よく考えたらきれいに忘れてましたね、彼女の存在。
 ところが、リカが泣いているのは別の理由からでした。
 あーやっぱりな…。

 木元が到着した時には病室に絵里子の姿はありませんでした。

 どっかのホテルのロビーで、本物のUSBを受け取っている男が。 
 というかよく考えたら、研究者たるもの、データのコピーをとっているはずはないので、
いくらなんでもこれ先に西郡が発表したら、独占することできない気がするのですが。
もうこの時点で西郡助かってるしね。
 ともかく、その受け取った男はやはり黒原でした。
 その手を抑える絵里子。
 あの病院からどれだけの速度で移動したら間に合うのかわかりませんが、主役だから
いいんです。

 黒原は、この研究成果を西郡がアメリカに売ろうとしたから取り返しただけだという。
 国内の企業やら政治家やらその他すべての人がこの発明に期待を寄せていて、
予算も相当つぎ込んだのに、西郡が最後裏切ったらしいですね。
 絵里子は、理由はどうであれ、やったことは犯罪だという。
 そして、森岡にすべての罪を着せようとしたのが許せない、と。

 だけど黒原はしれっとして、よく働いてくれたし、森岡も承知しているはずだというんですね。
 つまり、この目的のために犠牲になることを森岡も理解しているはずと言いたいんかい。
 仲間を斬り捨てていってなんの大義だよ。
 2年前に撃たれたのも、黒い月の仕業に見せかけるためわざと撃たれたんですね、という
絵里子。
 黒原としては、その結果命を落とすことになったとしても、この目的の礎となれれば
本望だったのかもしれませんが。
 多少の犠牲はやむを得ないという黒原に、多少ってなんです、と食ってかかる絵里子。
 命の重い軽いは誰が決めるんです、と怒ります。
 黒原は、もっともこの国を愛している人間だ、というけど、だったらそれは少なくとも
あんたではないでしょう。

 絵里子はあなたの愛は溺愛です、これはストーカー殺人ですと言う。
 つまり、日本と言う国に対して過保護すぎるってことですね。
 SP革命編でも尾形が言ってましたが、政治家なくしてもこの国は機能するんですよ、うん。
 それは、日本の国民一人一人が一生懸命生きてるからに他ならない、と思うのですが。

 どうして自分だとわかったと聞く黒原に絵里子は、リカだと。
 データをすべて解読して、泣きながら教えてくれた、犯罪は犯罪だからと。
 そしてリカが入ってくる。
 絵里子は黒原に、本当はこうなることを望んだのではないですか、と言います。
 リカが暗号解読をしていると知った時にと。

 つーかこのシリアスな状況でリカリンとか呼ぶのやめろ黒原。
 前回の山村とのシーン思い出しただろうが!台無しじゃねーか!
 USBを確保した絵里子。
 どうでもいいですがマジ死にそうです。

 というわけで病院で、絵里子を皆見ています。
 段々脈が弱くなってくるボスを見ながら、回想に入る一同。
 それやめろ!皆で死亡フラグ立てるのやめろ!

 そしてしばらくたって。
 田所、元気になってまーたおにぎり食べてました。
 そばには皆でとった写真が。
 多分絵里子の全快祝いかなぁ、と思うのですが。
 花形は、なんで自分撃たれたんでしょうとか聞いてるんだけど、殺したくなったんじゃない?
とか割とひどいこと言われてます。
 丹波はなぜか奥さんにヘコヘコ電話してました。
 あんた…。
 片桐は街中で変な修行中。不審者として通報される日も近いと思います。
 リカはアメリカに帰るのか、見送りに岩井と山村が来てるのですが…。
 山村鞄落としてんぞ。
 
 絵里子は空港を歩いてたのですが、そこに「センセ、センセ」と声をかけてくるジジイが。
 …おいジジイ!
 あんたの呼んでる「センセ」今後ろコソコソコソコソーッと通っていったぞ!
 間宮先生逃げてったから!
 また離婚弁護士ネタかよ!

 というわけで、ちょっとシーズン1からパワーダウンしたかなぁという感じは否めないの
ですが、まあ面白かったです。
 3がありそうな雰囲気の終わり方でしたね。