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BOSS |
第3話(11/05/05)
2週間ぶりのBOSSです。
さて冒頭からいきなり事件報道で始まったからなのか、「事件だから」は聞けません
でした。チッ…。
事件報道をするアナウンサーがフジのリアルアナウンサー。
さすが撮影経費はがっつり削ってきます。
で、その報道を見ているおっさんがいるのですが。
おいおいおいおっさんよ!
「テレビを見る時には部屋を明るくして離れてみてね」って知らんのか!
なんで真っ暗な中でテレビ見てんだよ!節電なのか!?
酒も飲みにくいし手元のつまみも見えにくいし、いいことねーじゃねーか!
そんなところにナイフをもった誰かが入ってきて、このおっさんを刺し殺します。
電気つけねーわ、施錠してねーわ、被害者としてもどうか。(知らねーよ)
野立のところに絵里子が呼び出されていて、何かと思えば、ある雑誌に今日野立が
取材受けて載るらしいんだけど、自分だけずば抜けてかっこいいから他の官僚から
嫉妬されたらどうしようーって感じらしいです。
…取材を受けなければよかったのでは?
そこに土方登場(新撰組!で土方役を好演)…あ、フジテレビ的には「アタシんちの
男子」の時田登場!がよかったですかね?←かなりどうでもいい話題。
というわけで山本さん演じる佐神です。野立を取材にきたらしい。おいおい、今時
野立を取材しようとは勇気ある決断だな。その雑誌、つぶれますよ!
対策室で写真撮ってるのですが、どう見てもバラくわえてる写真とかいらないと思います。
大丈夫30ページうまる?とかうるさい野立。こんなもんで30ページ埋めたら返本の嵐だわ!
野立、調子こいて拳銃撃とうかとか言い出してるし。
絵里子は怒ってるんだけど、佐神は気に入ったみたいで、絵里子らにも取材してみたいとか
言い出します。
やめて下さいよ。上司がこんなんだから、部下も取材受けたらどうなるか、大体想像
つくでしょうに!
そんなバクチしなきゃ売れない雑誌なのか!(違)
その時絵里子に、連続殺人事件の4人目が出たという連絡が入ってくるのだけど、同時に
佐神が出た携帯に、佐神の出版社の社長が殺されたという連絡が入ります。
ほーら、野立なんかを取材するからろくなことにならない!
社長は蒼井という人で、殺害時刻は5〜6時。
今まで同じ手口で3人殺されているということから、警察は同一犯の仕業と睨んでいる
ようですが…。
ここで、死の腕と名乗る犯人からの、犯行声明文が1件目に出されていることから絵里子は、
犯人は、死の腕という組織に入っていた、ヘンリー・ルーカスを模倣している、と推理します。
え?死の腕って「お前はもう死んでいる あたたたたっ!」のケンシロウじゃないのか!?
(まだ世紀末ではないのでケンシロウは出てきません!)
ちなみに羊たちの沈黙のレクター博士のモデルにもなった人みたいです。
ああ、その人なら、こないだ「ザ・ライト」っていう映画に出てたよ。
というわけで絵里子はみんなを捜査にいかせるのですが…。
田所さん、事件現場で本を読み漁ってないで仕事して下さい。
花形ばっかり働かせないでください。
これでギャラはおんなじ!?納得いかねー!
つーかあんた活躍したの前回だけじゃねーか田所!
ちょっとー!玲子さん!玲子さん!ハガネの女から戻ってきてもらえませんかね!
リカの方は、犯人の犯行を絞り込んでいました。
こっちは働いてくれて助かりますね。
ただ、あまり部屋に顔出さないのが気になりますが。
山村ここで、自分が結婚できる確率とか聞いてます。
わざわざ計算してあげるリカ。
そして言いました。
「結婚するまでに3回死ぬことになるけど」
来世でも結婚できねーってかコンチクショウ!
絵里子と片桐は蒼井の会社に。
佐神が次々かかってくる電話に対応していたのですが、「クレームですか、大変ですね」と
言った絵里子に「記事は無事に載るんだろうなって、野立さんが」と。
野立ェェェェ!!!
社員は、佐神がこの会社を支えてるようなもんです、すごい人です、と言ってるんだけど、
その間に片桐が、雑誌手に取って読んでて、絵里子に怒られてるのも笑える。
シーズン2ではギャグキャラですか、片桐!
そこに、山地という人が来たのですが、佐神とライバルの位置にあるそうです。
ショムニが懐かしいですね、杉田美園さん!
で、絵里子は聞き込みをしているうちに、猟奇殺人のシリーズ本をまとめている編集長、
小堀という男の存在を知ります。
彼は左利きでした。
会議で、犯行時刻はバラバラであり、犯人は比較的時間に融通の利く仕事である、という
指摘があがります。
ただ絵里子としては、4人目が、4か所刺されているのが気になっている様子。
そしたら片桐が「大変です」と入ってくる。
ま、思わず「5人目!?」と聞き返すのも無理はないと思う。
私はまた野立が何かしたのかな?と思ったんですけども。
なんと、犯人逮捕されてました。
…今日のBOSSは時間を繰り上げて15分で終了いたします。(待てェェェ!!)
一人目の犯行の時に犯人のものとして採取されていたDNAと、前科者データの
中で今回の犯人がヒットして逮捕になったらしい。
皆めでたしめでたしとなってる中で一人、リカは納得できないという顔をしていました。
データと違う結果になったからだろうなぁ。
その犯人の供述を絵里子と、野立の上司とか見てて、上司はもう解決した気になってる
から帰ろうとするのだけど、絵里子は、4人目の犯行はおそらくこいつじゃない、と考えて
いるようで、この手の犯人はプライドが高いから、犯行を誇張することがある、というん
ですね。
ルーカスも300人殺したと言ってるけど、本当かはわからない、と。
そういうわけで絵里子、取り調べに入るんだけど、ルーカスを真似たにしてはお粗末ね、
普通は犯行はだんだん洗練されていくものなのに、4件目こんなに手こずってどうするの、と
挑発するわけです。
犯人はその挑発にのってまんまと、4件目は自分じゃない、と吐露しました。
絵里子としては、蒼井は椅子に座ったまま刺されており、知り合いの犯行である、と見て
いたようです。
冒頭の映像ではどう見ても立ち上がっていたように見えたのですが。
…ともあれ、知らない人が入ってきたなら立ち上がるはずだから、この逮捕された犯人の
犯行ではない、と。
さらに、蒼井は他の犠牲者と違い、体の右側を刺されていることから、犯人は左利き。
この犯人は3件目までの手口をまねている、と。
そういうわけで改めて捜査に皆向かった…はずが、花形、佐神の取材受けてて絵里子に
殴られました。
山村も、上からドライヤーあてられてます。残り少ない頭髪に容赦ねーな絵里子!
岩井も引っ張ってって、田所も追い出されるのですが。
あれ?絵里子さん戻って何か持ってったよ?
出されてたケーキ?
ちゃっかりしてんなー。
しかも次のシーン、片桐がかぶりものしてインタビュー受けてて「自分…不器用ですから」と
言ってスパーン!と殴られてたのめっちゃ笑った。ケーキ食ってんじゃねぇよ!
第一期のニヒルな片桐さん、カムバーック!
えー調べた結果、佐神はこの会社を辞めるのではないか、山地とも折り合いが悪いし
ということがわかるのですが、絵里子が「あーわかる、山地さんきついもんね」と言った
直後、岩井が「あんたが言うな!」と言ってギッと睨まれてコソコソ逃げるの笑える。
やり返されるのわかってんだから言うなよ!
それで絵里子、雑誌を見てるんだけど、そこに社長死亡の記事が載ってて、スポンサーに
配慮したのはわかるけど、掲載が早くない?というわけです。
いや…無理やり印刷所にねじ込めば間に合いますよ?発売一週間前くらいなら。印刷所
泣くけど。(コラコラコラ)
小堀が編集長している雑誌ということで気になった絵里子は小堀を調べます。
すると、評判があまりよくないことがわかる。
直接アリバイとか聞きにいってもコソコソ逃げてしまう態度に、完璧クロだなって感じですね。
絵里子が屋上に行くと佐神が「少年時代」という雑誌を読んでいました。
佐神は、取材は終わったのであとは絵里子の取材をしたいと言う。
絵里子は「少年時代」のことについて尋ねますが、廃刊にする雑誌について検討していて、
これも候補らしいです。
古い雑誌を伝統で残そうとする、みたいなのがあって、よくありませんよねぇと言う佐神。
目に見えて売り上げが落ちてても、名前で何とかしようとするのがありますからねぇ…。
ここで佐神は、ベストセラーのコツはストーリーを考えることだ、と言います。
絵里子はそれになぞらえて、殺人事件は、被害者から聞けないから、私たちが被害者に
なりかわりストーリーを考える、それが捜査と言います。
岩井らは、出版パーティに小堀が参加していたことを突き止め、会場の人に聞きに
いくけど、これだけの大人数が出ていたのだから、小堀がいなくなっていてもわからない
みたいですね。つまり、こっそり抜け出して犯行は可能ということです。
つーか岩井君、店員さんイケメンでも顔近いから!めっちゃおびえてるから!
また、佐神も一度結婚しているが離婚しているということがわかってきまして。
その佐神の奥さんと小堀は高校の同級だったらしいけど、だからといって二人が親しい
わけでもなく、佐神は、仕事のできない小堀を嫌っていたようです。
というわけで、任意同行をかけよう、ということになるのですが。
花形らが銀行口座を調べてきて、小堀は、ペーパーカンパニーを作り、広告費として
振込を受ける形で、会社の金を横領してたっぽいことがわかる。
また、小堀のDNAも蒼井の現場にあったものと一致。
絵里子と片桐は急ぎ小堀の家に向かうのですが。
何と彼は風呂場で死んでいました。
一目で自殺偽装とわかる殺され方だなぁおい。
左利きの人間が左手首を切ったりするか!
でもまあ容疑者が死んだのは事実なので、野立の上司、めっちゃ怒ってます。
が、野立が処分は任せてと出てきて場を収めました。
絵里子から話は聞いていたんでしょうね。
自殺だとあれだけど、殺されたというのなら警察の失態じゃないから。
リカと野立も加わって絵里子は、あれは自殺ではない、と言います。
小堀は酒が強くなかった、血液のアルコール濃度からすると、あの状態では強度の
酩酊状態にあり、とても手首を切れる状況ではない、と。
また、誰かが手首を切ったとしても抵抗できる状態でもないだろうということです。
野立は呑気にリカとオセロやってんだけど、俺はどーんと構えて責任だけとればいい
というのは、チャラけてはいるけど、ある意味正しい上司の態度でもある。
絵里子は佐神の取材を受けているのですが、ここで佐神は携帯の電源を切っています。
取材中はかかってきた電話に出ないと。
こないだは思い切り出てましたけど?
ともかく絵里子は、小堀は他殺の可能性があると言います。
佐神は特に驚いた様子も見せず、自分の離婚について、離婚してから子供には一度も
会ってない、自分には家庭は向いてなかったのだ、と言います。
片桐が調べてきたところによると、佐神の過去もあまりいいものではなかったらしい。
父親から暴力を受けていて、祖母に預けられたのだけど、たった1枚だけ、優しい父と
映った写真があったそうです。
別れた奥さんに会った絵里子は、家族が居心地が悪かったようで、ケンカで殴られて
それが離婚のきっかけになったことを話します。
去年の春に一度話したきり、会ってないと。
山地に話を聞きに行った絵里子ですが、彼女は雑誌の廃刊会議のことがあるから
葬儀には出ないと言う。
そして、あまりいい部下ではなかったから、いつか問題を起こすだろうと思っていたと
言います。
つーか少年時代、廃刊になるか微妙なんですか。
じゃあ次は青年時代だな!
小堀の部屋にいった花形と田所。
相変わらず田所、花形を使うばかりで仕事してません。
と思ったら、メモを見つけました。
跡が残ってるので、それから内容を調べた結果、蒼井の殺された日のスケジュールが
書かれていたのがわかりました。
パソコンはリカが解析中らしいです。
さらに、小堀のデスクから発見された、子供の書いた絵みたいなのから、佐神の指紋らしい
ものが検出されたけれども、断定はできず。
まだこの時点ではこれらのヒントがどう結びついていくのかわからないですね。
佐神は企画書などを見ている過程でその絵に自分の指紋がついたのでは、って
感じです。
うーん。
絵里子は佐神に、仕事が出来なかった二人が許せなかったから犯行に及んだのでは、と
言ってます。
社長は会社の金を湯水のように使ってたし、小堀は横領していたということで、小堀を使って
社長を殺させ、小堀は佐神が口封じに殺した、と。
佐神、売れ行きが厳しそうなストーリーですとか言ってます。
おいおい、世の中これ以上にダメダメな本たくさんあるぞ!(コラァァァ!!!)
佐神は、別の会社から声をかけられていて、近々そこの社長に就任することになって
いるから、この会社なんかどうでもいいですよ、と言う。
そうなると社長を殺す動機が消えるわけですね。
リカが小堀のパソコンからメールの復元に成功しまして。
山地が任意同行かけられます。
小堀が殺された日に、山地と会っていたことがわかったからです。
飲みにいってたらしい。
彼女は前に、その日は映画を見ていたとアリバイを偽証していたから、刑事らの心象は
悪くなりますね。
小堀が殺されたと聞いて、怖くなって黙っていたらしいです。
酒を小堀だけにすすめていたのも、自分は体調が悪かったかららしいですが。
そんな時に飲みに行くなよ!
山地の部屋を調べていると、蒼井とのツーショット写真が出てくる。
え?社長の顔あまり見てなかったからわからないけど、蒼井社長ですよね?これ。
また、山地が毎月何十万単位で買い物をしていたことから、社長が会社の金を使い込んで
いたのを山地も受け取ってたんじゃないの、という感じらしいですが、年収一千万以上
もらってるというのなら、そりゃ使うんじゃないですかね…?
絵里子は佐神と会ってました。
社長が殺され、その犯人が山地ではないかということで、会社大騒ぎらしいです。
絵里子は山地が犯人で間違いないとは思うけど、決定打がない、と言う。
すると二人がいる喫茶店の外を山地が青いバッグを持って歩いていくんですね。
すごい目で佐神が見てますがな。
さて。
その後、山地のバッグから小堀の血の付いたシャツが出てきて大騒ぎになるの
ですけども。
屋上にいた佐神のとこに絵里子がやってきて、小堀に社長を殺させたのはあなたですね、
と言うわけです。
小堀を酔わせて手首を切って殺したと。
そして邪魔な山地に罪をかぶせようとして、小堀にあの日山地を誘わせていた、と。
あの日山地が持っていたバッグは絵里子のものでした。
これを持っていたのはあの時だけ、つまり、目撃していた佐神だけが、あのバッグを
山地のものだと思い込む機会があったというわけです。
してやられましたね。
絵里子は、最初から佐神を疑っていたという。
最初の取材の時に、携帯を切らないでいて、社長が殺されたという連絡を受けたと。
自分がアリバイを示すため、と言うけども、今目の前で取材してんだから、わざわざ
連絡入るようにしなくても証明されるような…。まあいいけど。
佐神はすでに他社の社長に内定していたから動機がない。
そこで絵里子は逆に考えたと言います。
今の時点で会社に残らないといけない理由があると。
それで出てきたのが「少年時代」でした。
蒼井はこれをゲーム会社に売ろうとしていました。
そのゲーム会社としては新しく興したばかりだから有名になれるものが欲しい。
そこで名の知れている「少年時代」を買い取って、ゲーム雑誌にして知名度を押し上げ
ようとしたわけですね。
雑誌はリニューアルして建て直すのと、今までのファンすらなくすのとあるからなぁ…。
ものすごい賭けなんですよね、こういうのって。
だから、佐神は他の会社に就任して、ここの会社を吸収合併することによって「少年時代」を
守ろうとしていたけど、社長によって売られてしまう可能性がある。
だから、阻止しようと小堀に殺させた。
山地も廃刊にしようとしていたから殺した。
それは、この「少年時代」が佐神の父親との思い出だったからです。
あの唯一の写真を解析してみると、本棚には「少年時代」があった。
近所の人も、寝る前に父親が佐神に読み聞かせていたことを言っていたらしいです。
「おやおやおまえさんですか。来るのはわかっていましたよ」とか?(神楽じゃねーんだから)
それを守るために殺人を犯した、という絵里子。
離婚したのも、自分が父と同じDVを子供にしてしまうのが怖かったからだ、と指摘。
でも、佐神の息子は佐神のことをちゃんと覚えてて、奥さんは小堀に手紙をちょくちょく
託していたらしいです。
ただ佐神が受け取らず破くので、渡さずに捨てていたのだけど、息子が書いたあの絵だけは
どうしても小堀は捨てられなかった。
去年の春一度だけ会った時の光景を書いたのだ、と絵里子は言って、あなたのことを
息子さんは忘れていませんよ、と言うのですね。
なんか子供ってすごいですね。
山地は片桐を通して一部始終を聞いたようで、本は人の思いでできています。それを
大切にしないと出版社にいる意味はありません、と言って会議に。
おそらく「少年時代」はこれからも発刊されていくことでしょう。
ただ佐神の動機はあまりにもガキすぎると思いました。過去DVの経験があるからこんな
動機になってしまうのでしょうが(ドラマとしての甘さをせめているわけではありません)、やり手
の人間なら、新たな雑誌を立ち上げるくらいの気概は見せろよ。自分と同じ子供が出ないように、
親子で読めるような漫画雑誌作るくらいの根性見せんかボケェ。
この後、DVのことを聞いて田所の様子が変でしたけど、この人も過去に何かありそう
ですね。でも捜査はちゃんとしろ。
というわけでこの騒ぎで野立の記事はボツ。
丸く収まりましたね。(…丸く?)
バーで絵里子が「カラアゲじゃなくてフライドチキンください」って言ってましたけど。
次のCM、からあげの内容でしたけど(油のやつ)スポンサー的には大丈夫だったんでしょうか。