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第3話(11/05/01)
えー前回倒れた人はボスでした。ボォォォス!←なんかこう書くと別の人と間違われそう
だからやめて。
頭おさえてるので、デスノートに「脳梗塞で死亡」とでも書かれたのかと思いましたが、どうやら
耳に虫が入った模様。
おいおい、それくらいで大騒ぎすんなよ…。
仁は、耳に油を入れて虫を殺せば大丈夫と言います。
殺されかけていたのに、患者を見捨てることが出来ない、仁の優しさですねぇ。
これが医龍の朝田だったら「死にゃしねぇよ」くらい言ったと思います。(朝田この時代
来てないし!)
一方その頃、野風は横浜に来ておりました。
そして咲も、仁の身を案じておりました。
勝は恭太郎の話を聞いて、今は公武合体の時で幕府もこんなことを公にしたく
ないはず、京に行けば力になってくれるかも知れない人がいる、と彼に京行きを
頼みます。
仁の方は、頼まれてもいないのに、牢の中のポジションを説明していました。
どうした仁!
デカワンコでも見て、自分でもいろいろ状況説明とかしたくなったのか!?
つまり、下に敷いてる畳の数でポジションが決まってることだけわかればいいです。
仁は、下っ端は1枚の畳に4人が座り、横になることもままならないこの状態で、健康が
気になるようですね。
中には咳をしている人もいますからね。
…まあ、現代でこういうのが改善されていると思ったら大間違い。
海外の刑務所には、人が入りすぎて、24時間たってることしかできないような場所もあります。
明らかに人権侵害なのだが、外国だからなぁ…。
ともあれ、そこに食事が運ばれてきたのですが、なんと仁のために、100両の金が届けられ
たのです。誰からかはわかりません。
それによって仁は牢名主(さっきの、耳に虫入ってすごい騒いでたやつ)から、トップ2の座を
与えられるわけだけれども、仁は、自分は下っ端でいいから、畳を敷き詰めてみんなを寝かせるように
してやって欲しいというのですね。
まあ、このままではみんな感染症にかかるとか言ったら、今かかってるやつを殺せばいいという
話になるだろうしなぁ。
牢名主は下っ端たちに、そういうことなら仁を殺せばトップ2になれるぞ、とけしかけるのだけど、
ここで下っ端の反乱がおきた。
殺されかかっていてもなお牢名主を助けた仁の思いに応えた、といったところでしょうか。
この最中に強く胸を押された牢名主がまた倒れます。
本当に忙しいやつだな!
トップのくせに虚弱体質か!
仁は様子を見て素早く蘇生処置を行います。
医龍じゃないから手術シーンで10分とかできないしな…。
蘇生した牢名主を見て一同、「お前様は仏じゃー!」と仁の周りにひれ伏します。
なるほど、地獄に仏ってことか…。
とんでもない、あたしゃ神様だよ。(コラ)
咲の方も、金子が届けられたおかげで仁が殺されることはないと知り、安心しているのですが、
それは、牢の中では死なないということになっただけで、この先が保障されたわけではなかった。
仁の方も囚人から、咲はおそらく座敷牢だろうからひどい扱いは受けてないだろうと聞き
安心するも、あんたはハメられたんじゃないか、と言われるんですね。
つまり、仁の存在に困る人がこういう状況にしたんじゃないかということか。
仁がそれで、現代に戻れる最後のチャンスをフイにしちゃったかなーとうだうだ考えてる一方で、
仁友堂の方でも、調査で仁の無罪が証明されるのは難しいのでは、と案じていました。
京に恭太郎が行って、会ったのは龍馬でした。
ああ、この時期京にいたもんね。
彼は、仁が無実の罪でつかまったことを知り、大変に怒ります。
この龍馬なら京から江戸まで走って一気に戻ってきそうだな…。
そういえば龍馬伝でも弥太郎が、父キトクと聞いて駆け戻ってきましたね。あれは早かった!
龍馬は、西郷を助けたことは幕府には伝わってないのか!?とカンカン。
そういうわけで龍馬が行った先は…。
おい、お前はなんで飲みに来てんだ龍馬。
恭太郎がそういう視聴者のツッコミを代弁していると、新門の親分がやってまいりました。
慶喜のちょい関係者に親分の娘がいる感じらしい。
親分、今回のことを聞いてこっちも激怒中です。
仁は江戸の宝だぞ、とプンプン。
その頃仁は、囚人を診察してあげていて、皆は、外でも医者にかかれたことはないのに、と
喜んでいました。
(医者にかかるのは高額で、庶民がおいそれと受けられるものではなかった。だからこそ民間療法
などが流行ったりしたわけですが)
そんな中仁、いよいよお調べに呼び出されます。
皆が本当に心配しているのが良かった。
松本は佐分利に、菓子の一つからヒ素が発見されたことを伝えています。
佐分利は、もし本当に毒殺するとしたらそんな中途半端なことをするはずがない、と言う。
ただ、幕府としては、真犯人が誰かよりも、この事件を早く終わらせたいという、うわぁどっかの
刑事ドラマに出てきそうな体面気にする警察幹部のようですね、的な展開のようです。
松本はせめて茶碗があれば、と言う。
あの時和宮様は茶を飲んで倒れたから、その茶にヒ素が入っていて、ドーナツに茶がかかったと
考えれば、一つからヒ素が発見されたのも納得いく、というわけです。
でもその茶碗のことは一切触れられてないらしい。
医学館が茶碗を調べてくれるとは思えない、と言う松本。
佐分利は帰ってみんなにそのことを知らせ、福田を「お前のせいで仁先生死ぬんやー」と
問い詰めます。
皆は、福田は脅されていたのだから仕方ない、というけど、責めずにおられない佐分利の気持ちも
わかりますね。
龍馬伝で志半ばで内蔵太は死んだから、こっちのドラマではせめて医者の道を究めたいよな、佐分利!
福田は多紀に、もう一度調べてよマジでと言いに行くんだけど、多紀は、公平な裁判をしている、と
主張。
アンドーナツレシピ書けよてめぇと言ってたクセに公平とか、お前は何を言ってるんだ。
仁の方は吊り責めから石抱きと、時代劇モノには欠かせない定番の拷問を受けておりました。
何もやってないと言ってるのですが、咲も同じ目に遭わせるぞと言われて、そんなことはさせられないと、
自分が罪を背負おうと考えるのですね。
ところがそこで、部下に耳うちをされたお偉いさんが、奉行所から呼び出しだ、と言う。
沙汰が決まった、と。
んでかごで運ばれていくのはともかくとして、ここに、戻ってきた龍馬が一ツ橋の慶喜クンからの
書状を出して見せるわけですが、偽者だと取り合わない役人。
お前…後で切腹な。天下の葵の御紋がついた書状をポイ捨てたぁどういうこった。
龍馬は、その先生は江戸の町をコロリから救った、火事で焼け出された人達を治療した、
この国の民を救った人だ、いつからこの国はそんな恩知らずになった、と叫ぶのですが、まったく
もってスルーして去っていく役人。話聞けやー!!!!!
というわけでこのシーンは驚くくらい簡単にいろいろスルーされまして。
お白洲に連れてこられた仁、あっさり「構いなし」と言われて釈放。
だったらあの場に役人派遣してその場で解放させろや!
場所移動して改めて無罪言い渡して、人件費やら時間やらいろいろなものがムダになったわ!
これだから役人は…。
ともあれそれで、龍馬が持ってきた書状どうなったのか疑問に思わなくもないのですが、外に
出された仁。
そこに、佐分利たちが迎えにきていました。
おいおいおい、誰か上に羽織る着物くらい持ってきてあげようよ…全員手ぶら!(いいだろ)
駆け寄ろうとしてよろけた仁に、必死で駆け寄る咲!
おお、ここで仁を支える感動のシーンが!
と思ったら、仁の足元にタックルする咲。
…え?転べってこと?どういうこと?
なんかよくわからんのですが咲、その体制で、「夕飯何がいいですか?」と聞きました。
うん、すごいいいシーンのはずなのに、抱きつき方が変なせいで素直に感動できない!
仁、揚げ出しが食べたいと言ってました。
あーありましたね、そんな設定。(設定とか…)
帰宅して何とか落ち着きまして。
松本が、茶碗からヒ素が発見された、と教えてくれました。
仏壇の奥にかくしてあったらしくて、菓子もこれがかかったのだと判断されたと。
ヒ素を入れたのは奥女中らしいのですが、取り調べを受ける前にヒ素で自殺してしまって、
誰が黒幕だったのか、何のためにこんなことをしたのかは闇の中。
でも、仁は飛んだことに巻き込までしまった、と詫びる松本に、お礼を言い、茶碗を見つけて
くれた人に感謝したい、と言います。
松本はここで、茶碗を探すよう言ったのは多紀だと話す。
和宮様も同意され、それで探すことになったらしい。
大きな借りが出来たという松本ですが、多紀はきっと、すべきことをしただけ、くらいの気持ち
なんでしょうね。
その多紀のところには福田がいるのですが、多紀、いまさら仁友堂には戻りにくいだろうから
こっち戻ってきてもいいよと、ツンデレのデレの部分を見せています。
ところがそこに仁やってきた。
お前…せっかくデレが見られたところだったのに。←それはどうでもいい
仁は、多紀にせめてものお礼として、ペニシリンの製造方法を渡します。
驚く多紀に、これは特に秘密といったものではないし、いずれはどの医者も使えるようになって
欲しい、と言う。
この国の医療のために、と。
多紀や松本が、自分のとこに患者を囲い込もうと必死な中、仁だけは、そういった垣根なく、
知識や技術をみんなで共有し、国民のための医療を目指していたわけです。
おおっとなんか医療ドラマみたくなってきましたよ!(一応歴史医療ドラマです)
そして、福田は帰してほしいと。
うちの稼ぎ頭だからと佐分利も言いました。
こうなると福田も戻りやすくていいですね。
多紀、笑って「お持ち帰りください」と言います。
いやぁ…持って帰るのはしんどいので、歩いて帰ってもらいましょう。(言葉のあや!)
ただ、多紀は、牢に差し入れたお金のことについては知らない、と言いました。
仁が福田を連れて帰ってくその姿を見ながら多紀は、あの医者に嫉妬しない医者はいない、
そういう人間からしたら仁は目障りだろうな、と言います。
つまりそういう人間が今回のことをやった、ということですね。
この次のシーンで出てきますが、誰もがほとんど存在を忘れていたであろう、名前も思い
出せないような医者でした。
野風の診察して問題ないと、ガンを見抜けなかった人ですか。で、誰?
まあいいわ。どうせもう出てこないだろうし。(ひどい)
さてさて、皆がはしゃいで飲めや歌えやしてる中、仁は、お金を差し入れてくれた人は
誰だろうか、と言ってます。
…それだけ考えて野風の名が出てこないのは嫌がらせか!
ここで山田が、野風さんではないでしょうか、と言ってくれます。
よくやった!ナイスフォロー山田!やっまっだ!やっまっだ!←黙れ。
冷たくここを去っていったのも、自分たちに止めさせないようにするためではないでしょうか、と
なかなか鋭い推理を発揮する山田。お前それもっと早く仲間に言ってやれよ…。
で、龍馬は野風を探そうと言い出します。
うん、まあ、真剣なセリフを言う前に、ハチマキ外せ!説得力皆無だわ!
野風のような人間が金を作る方法は一つだぞ、と言われてやっとあわてる仁。
そういうわけで、旅立つしたくをしているわけですけども。
咲に、留守を頼むと言ってるとこに、馬に乗った人たちが登場。
後ろに、野風がいました。
わあ、旅立つ前でよかったね!
野風は、横浜の遊郭を訪ねてお金を作ろうとしていたのだけど、そんな時に、一緒にやってきた
外国人、ルロンの部下に声をかけられたらしい。
野風がお気に入りでずーっと行方を捜していたようです。
それで、屋敷に招待されて、あれこれ話をしたようですね。
前に簪送ったのもルロンだったようです。
なんだよ、龍馬じゃなかったのか。
支度金をもらったので、それを仁のお金にあてたようですね。
最初野風は、誰が金を出したかなんてわざわざ言う必要もないと思っていたのだけど、ルロンが、
大金の出所を探して困っているかも知れない、これは言わないでいる方が野暮だろうってことで
わざわざ知らせに来てくれたようです。
龍馬がここで、キー!とかなってるのが笑えます。
あっはっは、トンビにあぶらげさらわれた気分じゃのう。
野風は、ルロンのそばだと自分は自然に笑顔になれる、と言います。
きっと幸せになれると。
それを聞いてウッキー!と飛び出していく龍馬。
お前は少し落ち着け!
そんな龍馬をさくっとムシして野風は、これから女の幸せをすべて手に入れるつもりだ、
だから、これから先は私の心配は無用、仁も自分の幸せを考えて欲しい、と仁に言います。
この後帰ろうとするルロンに銃を突き付けて、「グッバイじゃ。それともボンボヤージュか」と
大人げないことをしている龍馬がかなり笑えます。
今回の回の龍馬のリアクションはなかなか良かったですね。これは龍馬伝の龍馬にはできない
ことだろうなぁ。
まあおりょうさんに土下座するくらいなら…。
野風はこっそり咲にも、仁と幸せになってください、と言っててよかったですね。
そういうわけで野風はまた馬に乗って帰って行きましたが、馬に横のりするのって大変な
気がする。
仁は咲を例の草原に呼び出して話をします。
牢の中で殺されそうになった時に、未来へ戻りそうになった。
でも、戻りたくないと思った。
未来に会えないより、咲に会えない方がつらいと思ったからだ、と。
そして、いつ戻されるかわからないこの身でこんなこと言っていいかわからないけど、私と
一緒になってもらえませんか、と咲に言うのでした。
いわゆる、フュージョンというやつですか?(その「一緒になる」ではなく!日本語、難しーのー!!!)
ところが咲は断るんですね。
私の幸せは仁と一緒になることではない、と。
はい、フラれた!フラれたよー!仁先生、フラれたねー!
咲は、自分の幸せは、のちの世に仁友堂を残すことだ、と言いました。
もし仁が戻ったとしても、戻る未来に自分はいないのが悲しい、だから、生きた日々を残そうと
思ったというわけですね。
大体これで最終回がわかりましたね。
多分これ、未来の世界に仁友堂病院出来てるってオチでは。
それで、未来が目覚めて終わりとかね。
つーかどうでもいいけどこんだけ未来という言葉が出るドラマで、ヒロイン(ある意味)の名を
未来(みき)にした奴誰だよ!書いててややこしくて仕方ねーよ!
来週から、ミキと表記変えるかもしんないです。自分がもうワケわかんなくなってきた。
戻らないかもしれませんよという仁に、きっと戻ります、という咲。
そして、いなくなるかも知れない人と、人生を共にする勇気ないし、せめて母と兄が喜べる
相手と結婚したいのです、今まで親不孝してきましたから、と言うけれど、これは咲のついた
嘘でしょうね。
例えいなくなる可能性があったとしても、咲と仁が結婚することは、栄さんも恭太郎もきっと
喜んでくれることだと思うのです。
そういうわけで咲は帰っていくのですが、帰り恭太郎と出会い、思わず泣いてしまうのは
なんかけなげでいいなぁ、と思いました。
仁、一人草むらに寝転んで、自分が思ってたより咲は大人だった、としみじみ考えています。
でも、皆を幸せにしたいという気持ちはウソではないと。
この世を全力で生きて、明日を変えて行こう、と決意を新たにするのでありました。
普通、その手の決意は第一話ラストでするものです。
そして夜が明けて、仁は龍馬と会っていました。
これから龍馬は、薩摩藩と長州藩を結びつけるそうです。
つーかそのクルクル回してる地球儀、龍馬伝に出てきたのじゃないの?違うの?
仁は、自分はペニシリンを改良して、もっと使いやすくします、と言う。
龍馬は、そんなこと初めて聞いた、と驚きを新たに。
仁、「初めて言いましたから」とコントのお手本みたいな回答をしています。
龍馬が言いたかったのはそういうことではなく、初めて仁が、自分から決意のようなものを
口にしたということを言いたかったらしい。
そういうわけで二人は別れるのですが。
また頭痛に襲われる仁。
この時すべてはすでに始まっていた、とナレーションが入ります。
…第一話の終わりでも似たようなことを聞いたような気がしますが。
すごい展開が待ち受けてるとかなんとか。
まあいいわ。
次、新しい展開があるらしいです。
どう見てもバック・トゥ・ザ・フューチャー的展開ですがな。
※江戸時代上方のお話※
畳のサイズが江戸と京で違うというのは有名な話。八畳ともなると、一辺約30センチほどの
差が生じる。
これは、日本の建築法が「畳の大きさを基準して柱を建てる」「柱と柱の間を基準にして畳の
大きさを決める」という2種類あったため。
つまり、京では前者、江戸では後者が主流になったため、畳の大きさが分かれたというわけ。
ちなみに現代ではさらに団地サイズなどがあったり、小さな畳を敷いて8畳と称しているところも
あるので注意が必要である。
仁が入っていた牢の畳も、関東間の畳より小さかったかも?
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