多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→ブルドクター
ブルドクター |
第7話(11/08/17)
タマミさん、一週間夏休みに入るらしいです。
家族でキャンプらしくて、疲れにいくようなもんよとか言ってますが、チカにはそれが
ノロケに聞こえるらしい。
チカ、うらやましければ名倉を誘うんだ!
あとなんか、名倉のことを下の名前で呼んでみたらとかタマミが言ってたんですが、
特に伏線ではありませんでした。チッ。
さて前回名倉が武田に何を頼んでいたかが分かります。
手の震えがひどくでこないだ針刺しが起こったんだからそろそろ勇退を考えているでしょう、
したら僕を後任に推薦してというものでした。
…「引退するから関係ないし」と拒否られたらどうするつもりなんだろう。
つーか名倉先生!あんた名前が「ジュンノスケ」だから多分准教授のままだよ!
(全国のジュンノスケ様大変申し訳ございません)
で、その名倉とチカ、デートなんだけど、下の名前で呼ぼうとしてチカどうしても言えず、
旬野菜とメニュー名でごまかしてるの笑いました。でもなんで名倉も「あー旬野菜、旬野菜」って
二回言ったんだろう。
一方でタマミらは明日から出かけるキャンプの準備。
高広は36時間の勤務明けでそのままキャンプに直行するらしいです。
ところが、帰ろうとしていたら、緊急搬送されてきた患者の緊急オペが必要になる。他の
病院に回していたら間に合わないということで、高広がオペを執刀します。
康介は父が帰ってこないということで不満そうですが、それでもあんた、命がかかってる
患者さんがいたら、えーとか言ってる場合じゃねぇよ。
法医学教室の方では、タマミがいないから背中の圧迫感がないとか割とひどいことを
言ってます。
…名倉先生には威圧感、つまり存在感がないということか!
ここで、解剖が持ち込まれるのですが、名倉、松岡に初執刀してみる?とか言ってました。
名倉には別に何の意味もなかったのかもしれませんが、私は、前回の話があるだけに、
一人でも自分の支援者を増やそうという下心だったりして…とかちょっと思ってしまいました。
この後いつもの解剖の風景ですが、今見て気が付いたんだけど、バチスタ3アリアドネの弾丸では、
笹井先生こういうマスクはつけてないですよね。ま、病院によりけりなのかも知れないですが…。
早く全国法医学者の教室に十分な予算が回されるといいなぁと思います。
松岡、名倉に手際の良さを褒められて有頂天ですが、藤村は、なんか大変な割には収入も
少ないし…って感じで将来を迷い始めているらしい。
境遇も確かに恵まれているとは言えないし、私は、法医学はやりがいを感じることができないと
無理な仕事ではないかと思います。普通の医者もだけど法医学はそれ以上に、遺族に亡くなった
人の声を届けたい、という裏方的な気持ちがなければ無理じゃないかな。だからこそ、今頑張ってる
人達が報われるといいんですが。
高広の方はオペ無事終了。
何かあるかと思ったのですが特に何事もなく、家族にもわかりやすく説明をしていて、いい
医者だなというのがわかります。
(一つの目安ですが、患者らに対して専門用語を連発して、相手が理解しているかどうか確認もせずに
説明する医者はさけた方がいい)
そういうわけで高広、オペを終えてキャンプに。
むしろこの状態で車運転される方が怖いんですが…。
キャンプを目いっぱい楽しんだ後、高広は疲れたらしく眠っていました。
起こさないであげよう、とタマミと康介は離れて花火を。
…外で寝てたら高広、蚊に刺されまくりだと思うのですが、そこらへんの優しさはないもんでしょうか…。
休みが終わってタマミ出勤。
皆は威圧感がーとか言いながらもちょっと楽しそうです。
高広の方も、運ばれてきた患者、弘樹と、リハビリすれば歩けるようになるよーと話をしています。
母親らは、いくつも病院をたらいまわしにされた、助けてくれてありがとうとお礼を言ってるのですが。
この後、弘樹は看護師さんらと起き上がる練習をしていたのですが、いきなり容体が急変。
高広の懸命な措置にも関わらず、命を落としてしまいます。
それはもうデスノートに名前書かれたんかってくらい早かったです。
こういう風に急死してしまった場合は、やっぱり解剖した方がいいと思いますよ。個人的な
感想としては。
高広は、亡くなった死因はわからない、と病理解剖を勧めるのですが、医療ミスを疑う両親は
隠ぺいするのではないかと断ります。
問題ないと言われた直後に亡くなるなんておかしい、と。
…急に体動かしたからじゃないですかね…。
ともあれ、解剖拒否するのは遺族の自由ですが、これから一生苦しむことになりますよ。
やっぱそういうのはつらさが募るだけじゃないかな。
つーかAiは?
東城大学医学部付属病院へ運ぶんだ!(今Ai画像見られる島津先生、捕まってるんですけど…。)
タマミに話をする高広。
36時間の勤務明けだったけど、医療ミスはしていないという。
確かにオペだと気合いの入り方違うっていうお医者さんほとんどだもんなぁ。12時間に
及ぶ手術でもトイレ行かないで平気とか(もちろん途中で交代とかはある)。
他の原因も考えらないという高広に、タマミは、肺塞栓症は、と言う。
つまりエコノミークラス症候群です。
高広は、そうならないように十分な予防はしたと言いますが。
まあ予防は予防であって、絶対起きないってことじゃないからなぁ。
ともかく原因を知りたいと考える高広ですが、遺族は聞く耳を持ってくれなかったようです。
仕方ないですよね。ついさっきまで話をしていた子供がいきなり急死なんですから…。
タマミは自分が話してみてもいいかと聞く。
法医学者として、そして、父の死因がわからないまま過ごした遺族として、と。
翌日タマミは弘樹の両親を訪ねます。
母親はタマミが高広の妻だと知り、驚きます。まあ当たり前か。
タマミは自分の父親も死因がわからず苦しんだことを話して、遺体が焼かれたら調べようが
ないですよ、と言います。
死因究明を勧めますと。
でも病理解剖は嫌だという遺族。
ええい白鳥連れてこい!説得には定評のある白鳥さーん!話をしながら肉をむさぼり食っちゃう
白鳥さーん!!!!
考えた末タマミは司法解剖を勧める。
警察に届けを出して、死因が納得できないという主張をしてください、と。
母親は驚いてタマミに、それでもし医療ミスが発覚したら、あなたの夫は罪に問われるんですよ、
と言うけれどタマミの決意は変わりませんでした。
ここはいろいろ考えられるけど、死因がわからなくてずっと悩むよりは、きちんとわかった方が
いいことをタマミは考えていたと思います。
その結果もし高広のミスが発覚したとしても、一緒になって責任をとったろうし、家族として
守ったんじゃないかな。
逆に真実が分かれば高広の疑いも晴れますし。
つまり、高広側に立ってあれこれ言うことが遺族のためにはならない、とタマミは考えたんじゃ
ないでしょうか。
弘樹の両親は早速警察へ。またチカか。
主治医が高広だったと聞いてチカは驚きます。
あ、ああ、名前覚えてたんだ…。(当たり前)
その夜帰宅した高広は、タマミが司法解剖を勧めたと聞いて激怒。
なんでこんなに怒るんだよっていうくらい怒ってます。
あれだ、目玉焼きには何をかけるかで醤油派とソース派が言い争ってたら新たに塩派が
現れた、的な(わからん!お前の例えはわからん!)。
本当の死因を知りたいとは言ったけど、警察が関わるなら話は別だ、警察が来ると対応に
時間を割かれると怒る高広。警察や死んだ人に関わってるヒマなんてない、とまで言いやがったぞ
こいつ。
タマミは、死因がはっきりすれば、生きている人を守ることにもつながる、と言うのですが、
俺は被疑者になるんだぞという高広。
被疑者は被疑者であり、逮捕されるわけじゃないだろうが。
どうしてこんなことができるんだよとか文句言いまくりの高広。
よーしタマミさん、水風呂にちょっと頭から突っ込んでこよう、こいつ。
一方武田は飲んだくれてました。
…飲んだくれたいのは高広の方だ!
そこにメールがきてビビる武田。
私も見ててびびったわ!
それは、タマミを今の教室から辞めさせろという内容でした。
…やっぱこれ送ってるの、高広では…。
藤村らは合コンに出ているのですが、彼が普通の医者ではなく、法医学の医者だと
知ると女の子たちは帰ってしまいます。
おーおー帰れ帰れ。
法医学の何たるかも知らんで差別するような女には用ないんじゃ。
遅れてきた八代が、皆帰ったことにビックリしてますが、こいつはこいつで奥さんのほかに
浮気してる彼女がいるらしい。
よーし、こいつも水風呂に沈めろ。
チカが高広のところに話を聞きにやってきました。
説明をしたところで、チカは司法解剖に回したいと言います。
こんな形でお会いするとは…とか言ってますがそれは今はいいから!
高広、妻なんです、司法解剖を勧めたのは、とこちらも余計なことを。
どうでもいいやんか身内のゴタゴタは!
警察に帰ってきて、神岡が上司に、奥さんがあんなことするなんてコワイデスネーとか
話をしていて、この二人もまとめて東京湾沈めたろかと思った。
タマミがどういう気持ちでそれをしたかとか考えもせずに、表面だけ見てあれやこれや
言ってるのがうぜぇ。
チカに弘樹の両親は、解剖をするのがタマミのいるところだと聞いて、彼女が執刀すれば
不都合なことを隠ぺいするのでは、と言う。
まあこのあたりは遺族感情としてもっともなことだから仕方ないですね。
チカは、解剖はタマミ以外に頼むし、警察も立ち会うから隠ぺいは絶対にありません、と
断言。こういう時は頼もしいです。
この後チカが大学にやってくるんだけど、タマミが少し席を外してるのは、やはり気になるの
かなぁ、とちょっと思いました。
で、チカは武田に司法解剖の件を報告。
タマミ以外に、と言ったところで皆がザワザワ。
タマミは疑いがかけられているのは自分の夫だとハッキリと言います。
司法解剖を勧めたのも自分、と。
皆ビックリしてますが、まあ理解できないのもしょうがないなぁと思う。
つーか理系だったらなんとなく理解できそうじゃないの?とか思うのは差別でしょうか?
合理的に考えそうだし…。
というわけで名倉しかいないので、自分がやる、と言って準備に出ていきます。
チカはタマミに、私はあなたのことが分からなくなった、と言います。
家族を守ろうとする人だと思ってた、と。
だからこれが、タマミの家族を守ろうとする形なんじゃないですかね。
一緒になって死因わかりません、病理解剖拒否されました、と言ってるのが正しいことでは
ないってタマミは思ったんでしょうよ。
チカ、名倉に夫婦って守りあうもんじゃないの、と言いますが、だから前も言いましたが
チカさん、聞く相手が悪いって!
ほらぁぁぁあ!夫婦は所詮他人同士とか言っちゃってんじゃねーかこいつ!
タマミ、武田にまた迷惑かけたことを謝ってます。
そうだよタマミ先生!あなたがここにきてから武田先生、心労でオデコ広くなっていってんだぞ!
(違)
康介の方は書道教室で、両親がケンカしているみたいだ、とタマミの母に相談を持ち掛けます。
いつのまにか終わってるもんよ、という母。
…ま、たまに修復しようのない傷になって離婚する夫婦もいますけどね。(怒られるから!)
さて解剖があっさり終わりまして、名倉は死因は肺塞栓症だと言います。
オペをした頭部も問題なし、医療ミスは認められなかった、と。
しかしタマミは、そのもともと運ばれてくる原因となった、小脳梗塞の原因は?打撲でそうなった
のではないか、と聞くのですが、名倉は、それは死因に関係ないのだから解明する必要はないと言う。
もう遺体が運び出されたと聞いて外に走るタマミ。
おおっとまた成海が突撃の被害者だー!
遺体を戻してもらったタマミは、もう一度解剖をして欲しいと言います。
椎骨かな、開いて調べて欲しいという。
ええいこういう時に下に字幕出ればわかりやすくていいのに。
タマミとしては、ここに損傷があれば、小脳梗塞との関係がわかるかもということらしい。
弘樹は小脳梗塞を発症しなければ死ぬことはなかった、これを究明しなければ死因究明
とは言えない、と。
名倉は、私情挟んでるからそんな必死なんじゃないですか、と涼しい顔です。
もうこいつ椅子ごと窓の外にブン投げたい!!!!
映画トランスフォーマーで椅子ごと外に放り出されたあのダメガネみたいに、レーザービークに
投げ出されればいいのに!
名倉、武田に話を振ります。再解剖の必要ありますか、って。
手の震えのことがある武田は何も言えない。
ミア、他の先生がするわけには?と言うのだけど、一人のご遺体に医者は一人という決まりなので
ダメらしいです。(裁判などで再鑑定になった場合は違いますが)
しかしここでチカが助け舟。
解剖を頼む、と名倉に言います。
要するに損傷が見つかれば事件の可能性が出てくるということなんですね。
何か事件でケガをして、それで直接の死因が肺塞栓症とはいうえ死んだのなら確かに、
因果関係がないとはいえないし。
というわけで名倉はまた解剖室へ。
つーか名倉はいつもこんな調子なんか。
納得いかない遺族も過去にいたんじゃないですか。
できることはやりました、死因はこれで間違いありません、的なこと言われて。
タマミよりこいつの方が恨まれてそうな気がするけど。
過去に見逃した犯罪も多そうですよ。
失礼だけど一度こういうので痛い目見てもらいたいですね。
タマミのは自殺で間違いない事件でしたが、名倉のは本当に犯罪を見逃してしまっていたとか。
最終回あたりに持ってきて欲しいネタだなぁ。
弘樹の両親が結果が気になって、とやってきました。
そこで名倉が戻ってきました。
改めて弘樹が死んだのは肺塞栓症です、と言う名倉ですが、そんなことでは納得
出来ない、という母。
ほらねー再解剖してよかったと思いますよ名倉先生。
このままだとあんた自身も何か隠ぺいしたんじゃないかとずっと疑われたままだ。
タマミはこの後、出血性の脳梗塞が無ければ死ぬことはなかった、これは首の血管が
傷ついたためだと説明。
変に首をひねったことはなかったですか、と尋ねる。
すると母は、少し前にサッカーの試合で弘樹がヘディングした時に、首をひねったような
感じだった、と言うんですね。これで出血で血の塊が小脳の血管に詰まってしまったんですか。
その時大丈夫そうだったという母。
そして、数日前からめまいとか吐き気があったらしいです。これが、小脳梗塞の症状でした。
でも母はこれを単なる風邪だと思ってしまった。
その時病院に連れて行ってれば治っていたというタマミ。
病院に連れて行かなかったことを後悔する母。
うーん…。
死因は究明されましたけど、この母親は一生自分を責めて生きていくのかと思うと
やり切れないですね。
ドラマなんだからもうちょっと救われる結末はなかったんか。
チカは、解剖が悪い結果でも、夫を守るつもりでいた?とタマミに尋ねる。
タマミは当たり前、夫婦だからと答える。
もとよりその覚悟で解剖勧めたんでしょうね。
そしてタマミは再解剖の後押しをしてくれたお礼を言ってました。
で、チカ神岡の運転する車で帰っていくのはいいけど、神岡さん、大学の構内なのに
車飛ばしすぎです。ここで人はねたらお前、解剖は出来るけど手当ては誰もできんぞ!
あっタマミ先生がいるか!
高広は死因を聞いて、十分なケアをしていていも防ぎようがなかったんだな、と納得。
でもそれで終わらせるわけにはいかないと言う。
何か手段を探さないと、と。
でなければ解剖した意味ないし、弘樹を担当した意味もない。
確かにこれを今後生かしていくことで、無駄にしない、というのが大事ですもんね。
この二人の会話をニヨニヨしながら見ていた康介。
ドアをしめて出ていくのですが、そこには「犬もくわない」という張り紙が。
あんのババアー!!!!!
チカといいタマミの母といい、子供をそういうことに使うのはやめよう!!!
でもこの後、高広がちょっと変な顔をしていたのが気になりました。
ミアは武田と帰宅しながら、武田ならタマミの希望を飲んで、再解剖を言ってくれると
思ったのに、と怒ってます。
タマミが来てから様子が変だ、と。
そら変にもなるわさ!あんだけいろいろやられたら!(そういう変ではなく…)
名倉はこのあと、チカは僕の味方だよね、とか言って、今夜は家に来て、朝目がさめた
時僕の隣にいて欲しいとか言われてます。
…チカも味方に引き入れようとかそういうのじゃなくてか?
いかん、名倉の行動見てると全部打算的に見えて仕方ない。
そうしてタマミの家に電話かかってくるのだけど、何と朝5時半。
チカが、どうしていいかわからなくて名倉のマンション出てきたらしいです。
戻れよ!!!
この人も肝心な時にチャンス逃す奴だな!
うーん、やっぱり高広、武田は過去に何か犯罪やらかして隠ぺいしてるんじゃないかなーと
思うんですけどね。
だから今回警察の介入に激昂した、と考えればつじつま合うし。
真実が気になるところです。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→ブルドクター