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絶対零度 |
第4話(11/08/02)
冒頭、思わせぶりに家からでてジョギングに行く女性が映ったので「これは!」とか思ったら
全然関係なかった。腹立つのー!!!
その住宅街の中に、ランドセルと麻袋が放り出されるわけですよ。
ダメ、不法投棄、絶対。(今そういう場面じゃねぇよ!)
あわてて走り出してくる男女。
この麻袋の中には、誘拐された我が子が入っていたのです。
乱暴な運送屋さんだ…。←コラ。
シーン変わって桜木ですが、リクルートスーツみたいなのを着ていて不自然にキョロキョロ
してるから何かと思ったのですが、どうやら一人焼き肉に行こうとしていたらしい。
…誘えばいいじゃん、大森さんとか大森さんとか大森さんとか!(結果が見える!)
しかも入った直後に見ていたかのように瀧河から呼び出しですよ。
どっかからこいつ見てんじゃないのか。
それで桜木が警察に戻ってくると、瀧河「一人焼き肉か」と。
臭いでわかったんですか!?さすが瀧河さんです!
「最近式のGPSを試していたんだ」瀧河さんがっかりです!
まあ使えそうなので量産するらしい。
この開発の女性には瀧河も頭が上がらないらしくて、エミさんスゴイデスネーと棒読み状態で
言ってるのが面白かった。
そこに「事件だから」とボスが入ってきました。(間違ってない!言ってることは間違ってない!)
事件は連続誘拐事件らしいのですが、3ヶ月前子供が連れ去られるところを目撃した人が警察に通報
してきたんだけど、その時警察が調べても、学校では全生徒は無事だと言い、保護者からも何の
連絡もなく、見間違いではないか、ということになったようです。
ところがひと月前、一週間前にも同じような目撃情報があり、また警察が調べたんだけど、保護者
からの通報もまったくなく、学校からも全児童無事ということで、学校が名門であるだけに、誘拐事件を
隠してる可能性がある、と警察は判断したわけです。
なるほどねぇ。
この学校では12年前にも誘拐事件が起きていたのですが、身代金受け渡しの時に警察が
失敗し、子供は殺されてしまったという最悪の結果になっており、それだったら保護者が、警察を
信用できずまた、金を支払って穏便に済ませようという気持ちはわかりますね。
室長は、まずは本当に誘拐事件が起きているか事実確認をする必要がある、と言う。
というわけで、一週間前の誘拐事件の目撃情報から、周辺の監視カメラ映像を分析。
さらわれた男の子はリンゴのイラストが入ったブックカバーを持っていました。
ただ、そのカメラには通り過ぎたところしか映ってなくて。
この後白い不審な車がノロノロ通りすぎて、ゴミ袋を投げ捨てるのが分かる。
男の子が通ったところから外れたカメラ映像しかない、という一同ですが、倉田が、角に設置
されているミラーを拡大しろという。
そこには、誘拐される男の子の映像が映ってました。
さすがです倉田さん。
誘拐の事実は証明されたけれど、これがまず誰かというのを確定しないと調べるもなにも
ないわけですから、高峰らが行くのですが…。
氏家という教頭は、子供の情報を保護者に断りなく教えられないし、12年前のこともあるし、と
拒否します。
ただこのまま学校の協力が得られなければ、子供がまた犠牲になる可能性も出てくると
危機感を持った高峰は室長に相談。
潜入捜査が始まります。
まずは欠席している児童を特定して、誘拐が起きているか確認し、誘拐が起きていれば接触
という感じですか。
大変だなぁ。
身代金の受け渡し現場を押さえれば犯人を確保できる、ということらしいですが、ハードル
高そうやのー!!
で、この学校に潜入するのに、花壇を作る花屋がちょうど入る手筈になっていたということで、
桜木がその花屋として潜入。またか…いや主人公ですからいいですけど。
福井という学園長に接触していると、ここにカランコエ植えてとか言われています。
私最初これ、カランコロンかと思ったよ。←鬼太郎のゲタの音じゃないんだから。
桜木は早速、デザイン画を見てもらうという設定で、職員会議で誰もいなくなった職員室に
潜入。
児童名簿を撮影、転送。
これデジカメの方が正確ですけど、その場で転送できるというメリットとしては携帯撮影の
方が早いですね。最近は画素数も上がってるし。
さらに桜木は出席簿もチェックするのですが…。
ここで氏家が、ある男性教師に、業者から電話がかかる予定があるから先に戻って、と
言います。
桜木ピンチ!
見張りにたってる白石とか磯村もヒヤヒヤ中。
指示する瀧河も、中止して引き揚げろというのですが、無視して撮影を続ける桜木。
こいつ…チームで捜査してるってのを忘れてないですか。
男性教師が戻ってきて桜木、ギリギリ出席簿隠して間に合うんだけど、この教師が
ガーデニングのこと聞いてきていろいろウザい。
思わせぶりにあれやこれや聞くから、誘拐事件に関わっていて何か探りいれてるのかと
思ったら全然違うし。
単にナンパという設定ならもう少し掘り下げた方がいいですよ。後日もたびたび声かけてきて
ヒヤヒヤするとか。
ハラハラさせるためにこのシーンを演出したとしても、男性教師の設定が分かりにくいのは
よくない。まあ今は関係なくても後で関係してくるのなら別ですが…。
高峰が助け舟を出してくれで何とか乗り切った桜木。
データが転送されて、皆もホッとした感じです。
これドラマ終わるまでに皆10年くらい寿命縮むな。
そうして花壇の作業に戻った桜木ですが、そこにあの、一週間前さらわれた男の子が
歩いてくることで、桜木は接触を試みます。
他の刑事が調べてきた誘拐された児童データから、桜木は接触した男の子が大塚という
子だと気づく。
さらに科捜研では、犯人が投げ捨てたゴミ袋を調べていて、指紋が出てきたとかピーナツの
袋があったとか言ってるのですが、大森がそれ言ってるんだけど、竹林が椅子でゴーッと
すべりながら、誘拐前のオヤツでしょーとか言っててウゼェ。お前はいいからそれでどこまでも
すべっていけ!
また桜木は出席簿を調べています。
つか毎回この調べるシーンが出てるから、見つかってピンチになるのかと思いきやそうでも
なかった。
なんか今回はこういう無駄なシーンがえらい多かったですね。ハラハラさせるのが目的といっても、
本当にハラハラするだけで何もハプニングが起きなかったら、それはそれで見てる方としては
ガッカリしてしまうものですよ。同じ期待を裏切るのでももっとうまい方にですね…。
ともあれ、出席簿を元に欠席している児童の家に行き、瀧河は熱式画像診断?か知らんけど
それで内部を観察、児童がいるかを確認しています。
すげぇです。
桜木の方は新たに、三峰とかいう、もの蹴っ飛ばしてた悪がきと知り合います。
手伝わせていたら大塚が来たので一緒に花壇の作業していたら、氏家がきてメチャクチャ
怒って連れて行きました。
土いじりなんか汚い、ですか?
まあそういう風にきれいに育てすぎても、病気に耐性ない子に育ちますけどね…。
ここで福井が来て桜木にフォロー。
校門では大塚を母親が迎えに来ているのですがそこに電話がかかってくる。
「金が振り込まれてないぞ」と。
あわてる母親。
確かに5000万を学校口座に振り込みました、と言うんですね。
電話の男は「ミヨシさん?」と尋ね、母親が違うというと間違えたと言って切る。
これ、犯人は瀧河でした。
お前が誘拐犯!(電話の主がって意味ですぅー!!)
つまり電話番号を入手していた瀧河はわざと紛らわしい電話をして大塚の母親に誘拐犯と
誤認させ、情報を引き出したというわけですね。さすがです。
ここでわかったことは、誘拐の身代金を学校の口座に振り込んでいたということですか。
税務署などの査察にはどうこたえるつもりだったんだろう…。
ともかく、倉田らは、捜査の考えを改める必要があると言う。
誘拐の身代金を学校に振込、学校関係者が受け渡しをしているか、もしくは誘拐自体に
学校が絡んでいる可能性がある、ということですね。
金を折半しているとか。
まずは誰が犯人に金を渡しているかというのを見つけないといけないというわけですか。
桜木はここでいきなり大塚に聞いてみると言い出します。
目隠しとかされている可能性があり、子供からは手がかり得られない可能性が高いと
思うのですが…。
瀧河も危険と止めます。
それを聞かれたことを保護者に話されたら終わりだ、と。
大丈夫ですやらせて下さいという桜木。
お前が今まで大丈夫だと言って無事に済んだ試しがないから皆危険だと言ってるん
だろうが!!!お前の頭は、いけるとか言ってパチンコ屋にいってはスッカラカンを繰り返す
銀さん並の記憶力か!!!
そんな桜木のところに室長がやってきて、手に持ってるのをイカスミジュースとか言って
ます。…コーヒーらしいです。
頭からイカスミぶっかけるぞてめぇ。
これ差し入れとかいって置いて行ったけど…どう見ても飲みかけにしか見えんぞ。
そういうわけで桜木、大塚に接触。
白石らは氏家がこないか見張ってますが。
話しかける桜木に高峰が、うまく聞き出す言葉を伝えているのですが、そこに氏家がやって
きてしまう。
皆は話しかけるのを中止して引き揚げろというけど、桜木無視して続行。
おぃぃぃぃ!!!!
案の定氏家に見つかってメチャクチャ怒られてます。
つーかこんなことしたら怪しまれるだろ。
ここでモニター見ていた瀧河が頭痛いみたいな演技をするのですが、それは本当に病気で
頭が痛いのか、桜木の行動に頭が痛いのか、それとも両方なのかわかりにくい!
そんな中、新たな児童が誘拐のターゲットに…っておい、車道歩くなガキ。ちゃんと白線の
右側を歩かんか。歩道歩かないと危険やろが!
桜木、瀧河に叱られてます。
高峰も、誘拐のことを聞いてる時に、友達が同じ目に遭うかもなんて言ったらバレる、と
厳しく叱る。
そりゃそうですよね。バレたら潜入捜査自体パアになりますもんね。
そんな中、誘拐に使われている盗難車が盗難される前、とめていたコンビニで、偽造クレカを
使って、犯人が捨てていった袋の中身だとか、ピーナツを買っていった人物がわかってきます。
またそのカードでは別の店でボイスチェンジャーも購入されていた。
これが何の手がかりになるんですかという桜木。
少なくともお前の無謀な行動よりはよっぽど有力な手がかりだよ!
瀧河は、相手の手の内がわかれば作戦は増えると言います。
これはもう、展開見ていて見事としか…。
というか今回桜木、作戦をナメすぎですね。
こいつの行動がもとで誘拐事件にミスが起きて児童殺されたらどう責任取るつもりなんだか。
さて今日も欠席者チェック。
三峰という児童が欠席しているのですが、高峰が今まで同様、欠席している児童の家に、
アンケート調査を装って電話をかけると、今それどころじゃないと言われる。
瀧河が直行して調べてみると、家の中に反応がないんですね。
つまり、三峰が誘拐された可能性が高いわけです。
瀧河は三峰の両親に接触しようとするのですがここで、上から捜査中止命令が入る。
三峰の父親は国会議員で、何かミスしたら責任問題になるからということらしい。
戻れと言われて拒否する瀧河。
しかし室長は偉かった。
つーかマイク通して話すとやっぱり「白戸家のお父さん」だな。
あ゛ーって言ってみろ。(今それどころじゃない!)
室長は、桜木達には待機を命じる。
瀧河も家を見張れと。
つまり、三峰家の協力を得ないで、警察だけで犯人を逮捕するという方針にしたわけです。
かっこいいですねー。
身代金の受け渡しを押さえることができれば犯人逮捕の可能性は高いですからね。
さて突然出てくる犯人たち。
もう少し前半に出番チラホラ出してほしかったなー。
犯人たちは金も稼いだしここらで終わりにするか、という感じです。
桜木らは学校から出る人間がいないか確認中。
そんな中桜木は大塚を見つけて、高峰らの制止も聞かず接触。
ほんっと何やってんだこいつ。
今は慎重に情報集めないといけない時だろうが。
大塚がどこまで正確な情報を持っているかもわからんのに、やたら信じるのは
辞めた方がいいと思うけど。
桜木は、三峰が誘拐されていることを勝手にバラし、大塚が誘拐された時の話を
聞きます。
誰かが僕の手を握ってくれた、あれは氏家だったと思う、と言う大塚。
裏が取れてるわけでもないのに氏家だと断定する桜木。
バカですねーこいつ。
ちょうどこの時氏家が大きなバッグを持って学校を出たことが分かり、桜木達は
全員、車で追いかけていってしまいます。
…何人か見張りに残ろうよ…。
まだ氏家がクロって決まったわけでもないし、裏付け取れたわけでもないのに…。
つーか普通手で誰かわかるって大人でも至難の業だろう。
白石らが氏家が向かった工場を確認する中、桜木も行こうとするのですが、瀧河は
面が割れてるからやめとけと止める。
しかし聞かずに外に出る桜木。
ほんっとこの人、警察やめてくれないですかね…捜査の邪魔だよ…。
どんだけ話聞かないんだよ!
お前、会話がかみ合わない銀魂のヅラよりタチ悪いよ!(ヅラじゃない、桂だ)
ところが氏家が工場で会っていた相手は、学校関係の業者の人だったのです。
バッグから出したのは、学校関係のパンフレットでした。
はい、残念ー!
桜木、12年前の話を思い出して真っ青に。
瀧河多分ここまで読んでいたと思いますね。
その頃福井は誘拐犯と会っていました。
三峰は帰さない、殺して逃げるという犯人らにあわてる福井。
しかし犯人たちは福井が、いつもスーツケースに金を入れてくるのに、今回段ボール箱に
入れてきているのに不信感を抱く。
と、そこに瀧河や深沢らが入ってきて犯人を確保。
様子を聞いていた皆もホッとした感じです。
瀧河はボイスチェンジャーを使って全教師に電話をし、段ボール箱でブツを持って
来るように指摘。箱にはあの開発したばかりの発信機をつけていました。
で、ボイスチェンジャーの電話にも不審に思わず対応したのは福井だけだったと。
それはつまり、ボイスチェンジャーでの電話に慣れているからだという瀧河。
さすがです。
瀧河は桜木に、別の可能性も考えて捜査すべきと改めて厳しく言います。
大塚の言葉を頭から信じようとしていたが、極限状態にある子供の記憶なんか
あやふやだ、それを自分たちが頭から信じるわけにはいかない、と。
当たり前のことですね。
ミスを犯せば誰かが犠牲になるぞと瀧河は言います。
教頭がシロだと気づいた時の絶望感を絶対に忘れるな、と。
そうですね、桜木は自分は間違ってないと絶対の自信持ってたわけですから、
あれで本当に瀧河が手を打ってなければ三峰は殺されてたわけで。
今回のミスって始末書どころの話じゃないと思うんだけど…。
さすがに主人公といっても次回くらいから、桜木の力量を疑う展開はあっても
いいんじゃないかなーと思うのですがどうなんでしょうね。
さて誘拐犯を捕まえてみれば意外なことが分かります。
今までの誘拐計画はすべて、福井によるものだったというんですね。
室長が学校にやってきて福井に直接問いただすわけですが。
近年は名門といえども、子供の質が低下していたようです。
学級崩壊かー。
原因は保護者が子供に無関心になったこと、と福井は言ってますが、どちらかというと
名門だと、過保護になりそうな気もしますけどね…。
そんな中、3ヶ月前に児童が誘拐され、親からめっちゃ怒られたらしいです、福井。
ここで福井は、警察は12年前のこともあるからと説得して、身代金を払わせたらしい。
それで無事に子供は戻ってきたと。
皮肉なことに誘拐が、今まで無関心だった親が子に関心を寄せるきっかけになったと
気付いた福井。
そんな中犯人から接触があり、福井は決断して自分から誘拐犯に会いにいったと。
そしてまた誘拐をやって欲しいと頼んだようです。
つーか誘拐されたのは親の責任であり、学校関係ないと思いますけどね。
前も、下校途中にいたずらして車に傷をつけたガキがいたらしいけど、親が「学校が
しっかり見張ってないから子供がこんなことをする!」とクレーム入れたらしいですし。
あんたらがバカ親なせいだよ。
あと、ここで犯人が接触してきたというのもなんか変ですね。
リスクあるし…。
福井は病気で余命3ヶ月と判断されていて、それまでの間に、この学校を変えようと
決意していたらしいです。
親を教育しようとした、子供のために、と。
志はとても立派ですが、方法を間違えちゃいましたね。
連行されていく福井は桜木に、カランコエをお願いねといっていきました。
桜木は室長に、自分は役に立てたんでしょうか、と言います。
まあ命令無視する奴がいるとかなりやばいというのは確実に分かったでしょうね。
室長は、自分の判断でお前は動いた、塚本の件以来立ち止まっていたお前が一歩
踏み出せたのも事実とか言ってます。
いやいやいや、それはそれ、コレはコレでしょ室長!
また桜木が無視して勝手な行動するからやめて下さいよ!いつも成功するわけじゃ
ないんだよ!
こうして事件は解決したかに思われたのですが倉田が、犯人らは福井に接触なんか
していない、という話を持ってきます。
犯人から福井に届けられたという手紙を、犯人らは知らないと。
あーまたいつものやつですねー。
高遠さーん、早く出てきて下さいよー。(違いますから!)
大塚君は、お母さんに新しい本のブックカバーを作ってもらったらしいです。
結果的には家庭円満になってよかったのではありますけども…。
そういうわけで今回の捜査は終了。
この花壇の手入れ、誰がするんでしょうね。
んーこういっちゃなんだけど、一度桜木は痛い目にあった方がいいと思うんですが。
今回確かにミスはしたけど、もうちょっとこう、本気で向き合おうとするきっかけの事件とか
欲しいなと思うんですけどね。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜