多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸


チーム・バチスタ3
アリアドネの弾丸

第4話(11/08/02)

 もう犯人斑鳩でいいじゃん。ムカつくし。

 さてその斑鳩、マスコミに囲まれて、冤罪事件無罪判決出たらどうするんですかーと
いう感じなのですが。
 無視して歩いていたら、警察庁内で白鳥が待ち伏せていた。
 笹井のもとをこっそり訪れた理由は、とか友野って人知ってる?とか聞いていますが、
それに対して「本当にAiセンターって医療従事者と患者を守ろうとして始めたんですかー」と
質問に質問で返す斑鳩。
 うん、それするとね、面接で落とされるからね?
(面接じゃありませんよ?)
 というわけで白鳥を追い返して歩いていくと今度は北山と宇佐見が待ち伏せ。
 おい、今日斑鳩は障害物競走にでも参加してんのか。
 二人の追及にもすっとぼける斑鳩。
 どうやら友野の名前自体は本当に知らなかったようですね。

 そんな中、田口らのところに、父親の遺体を調べて欲しい、という遺族がやってきます。
付き添ってきたのは東桜宮病院院長の中野というおっさん。
 遺体は杉山というらしいです。
 立ち会いは玉村。
 前立腺がんでオペしたらしいんだけど、その翌日に脳梗塞で死亡。
 警察としては特に問題ないと判断したのですが、遺族は、手術前には元気だったのに
納得いかない、医療ミスでは、という感じらしいですね。
 それで、Aiを頼ってきたのですか。
 中野は死亡後の映像を撮ってきたから島津に見て欲しいという。
 新聞記事を読んで、Aiならミスがないと証明されてのではないか、と思ったらしいです。
 というわけで画像を見てみる島津。
 遺族が待合室で待ってるのだけど、たまたま戻ってきた白鳥がその様子を見てました。

 田口らは医療ミスはないと判断しますが、遺族はまだあきらめきれない様子。
 島津も、脳梗塞は突然起きたのでしょうね、というけど、娘のミサは納得できないと言います。
 そこに白鳥が割って入って、解剖を提案するわけですか。

 笹井のところに白鳥やってきて頼むんだけど、こないだのやり取りとか関係なしに
仕事は仕事として引き受ける笹井先生、本当に竹を割ったような素敵な女性だと
思いますねー。
 というわけで司法解剖が始まるのですが。
 これ遺族がお金負担なのかな。どうでもいいけど。

 白鳥の方は東桜宮病院で、執刀医、小嶋にあってました。
 君の親類に元太とかいう、やたらうるさくてよく食うガキはいませんか。

 ここ面白かったのが、白鳥名刺を出すんだけど、長くて面倒くさいんで読んでくれる、と。
 おいぃぃぃ!お前の取柄はその長い肩書をさらっといって、字幕が出ることじゃねーか!
楽しみにしてるシーンをすっ飛ばすんじゃねーよ!それともペケポンで3回くらい言ったから
もういいとか思ってんのかちくしょぉぉぉぉぉ!!!

 小嶋は自信を持って、オペにミスはなかったと言います。
 その帰り、白鳥は、前立腺がんでーと電話している患者さんを見つけました。
 つか初期の頃だったらオペしなくても放射線治療とかいう方法もあるしねぇ…。年によっては
経過を見守るということもありますし。
 少なくとも「急いで」オペをする必要はないはずですよ。

 笹井も特に問題はなかったと報告します。
 脳に浮腫がおきてそれが脳梗塞の原因だとはわかったけど、オペとの因果関係は
立証できません、と。
 つまり手術自体には問題ありませんということですね。
 遺族がショックのあまり倒れてしまったので、田口が自分の診療室で引き受けることに
なってるのですが。
 おい田口。
「ホットミルクです。ほっとしますよ」てシャレですか!?
 節電でエアコン設定温度高めだから、せめて涼しくなってもらおうとするシャレですか!?
 奥さんは手術しなければよかった、としきりに後悔していました。
 ミサも、初期のガンと言われていたのに父と医者がどんどん勝手に日程とか決めていって
しまって、自分たちが口をはさむ隙もなかったことを話します。
 そして、手術にともなうリスクも説明がなかったと。
 これは大きなポイントですよ。
 これを説明しないと訴えられても仕方ないくらいですもん。
 ミサは、ろくな説明もなくやたらサインばかりさせられたと言います。
 早い方がいい、ベッドに空きがあるうちと言われて、断れない雰囲気になったと。

 そこに白鳥がやってきて、杉山の生前の画像が手に入ったというんですね。
 これと死後の映像を見比べたら何かわかるかもと。
 これがAiの最大の武器だよという白鳥。すごいですね。
 確かに、死後だけの映像では新たな発見はなくても、生前と比較することで、不自然な
ところが見つかるかも知れない。

 さらに白鳥は、あの病院では手術が増えているという話もします。
 あの病院の規模では不自然すぎるくらいの数らしいです。
 で、早期前立腺がんの患者を見つけて話を聞いてみたら、早めに手術した方がいいと
言われて強引に決められたと。
 田口も、ろくな説明がなかったことを話す。
 中野が言っていた、誠意を尽くしたという説明とは食い違ってきましたねー。
 さらに島津が映像を見て不審な点に気づきます。
 この生前の画像を見る限り、前立腺がんは見つからない、と。
 転移もないそうです。
 しかし病理組織の結果は「がんあり」と出ている。
 つまり…?

 白鳥、病理医もグルなんだよと言う。
 必要ないオペを繰り返してるんだと。
 ただし、この画像だけでは証明は無理、前立腺は全摘されているから、病院で口裏を
あわせていれば、摘出した組織は「何故か紛失」してるだろう、と。
 玉村が調べてきたところによると、あの病院は、悪徳医療コンサルタントに乗っ取られた
ような状況で、中野にも相当な借金があるらしい。
 つまりそれで手術を繰り返して、国に違法に保険請求をしている可能性があるということです。
手術が一番金踏んだくれますからね。

 白鳥と田口は小嶋のところに向かい、がんではない杉山をオペした可能性について
真相を問いただします。
 ここで小嶋は、過去にミスしたのを院長にかばってもらって仕方なくやらされていた
みたいなことを言う。
 医者が続けられなくなるからと。
 ここの、白鳥のセリフがよかった。
「何それ。あんた医者のつもり?医者なんかじゃないよ、あんたは医師の免許を持った詐欺師だ」

 白鳥が本気で怒ってるのかっこよかったです。
 普段あーだこーだ言っててもこういうことには本気で怒るからいいですね。
 最初はなんつーイヤミ野郎だと思ってたけども。
 ここでいきなり白鳥また通常運転に戻って、スマホデビューしちゃいましたーとか言い出す。
わかったから。買って嬉しいのはわかったから!
 白鳥、なんと今の会話を録音してたんですね。
 怒りつつ割と余裕あるなお前。
 
 田口は小嶋に組織を保管しているか聞くけど、やっぱり「紛失して」とか言う小嶋。
 紛失してませんよね、医者の心を持ってるなら、とゴリ押しする田口。
 怒る白鳥にやんわり言う田口。北風と太陽か…。
 そういうわけで備品庫の隠された棚からプレパラートを出してくる小嶋。
 やはり保管してたか。
 捨てるに捨てられなかったんですね。なけなしの医者としてのプライドで。

 というわけで中野のところに警察がやってきましたよ。
 玉村行動早いな。
 白鳥も、悪意を持ってあんたはAiをアリバイに利用したと問い詰めていて、気持ちはわかるなと
思いました。
 皆のためにと頑張っているのに、犯罪の共犯に使われたらたまったもんじゃないですよね。
 死んだ命は戻ってこないという中野にブチ切れ白鳥。
 それが医者の言うことか!と怒ります。
 地雷踏んだようですよ、中野さん。
 そういうわけで中野は玉村に連行されていきました。
 こうまで白鳥が怒る理由は後でわかりますが、皮肉なことに中野がいったのは、あの
医者と同じセリフだったんですね。そりゃ怒るだろうなぁ。
 白鳥の行動の原点といってもおかしくないセリフだもの。

 というわけで今回のことも報道されているのですが、北山がなんと、Aiが暴走する
こいつらをつぶすぞとかいって立ち上がっちゃう。
 そんなあんた、エヴァンゲリオンじゃないんだから暴走とか…。
 確かに島津の発言がアレな分よくないですけども。

 さて田口、Aiセンターに行くと、島津が怒ってる。
 相変わらずパソコンにパスワードかかっててデータが開けず、縦型MRIが使えないらしい。
 まあ読む方法はいろいろあると思いますけどね…専門技師呼んでパス強制解除とか…。
 島津は自分でパスを探すとやってるけど、友野のことをあまり詳しく知らないだろうに
本当にできるんですか。
 つーかブツブツいいながらパス入力してはミスしてるけど、ここらへんのセリフがどうも
アドリブにしか聞こえんのですが。CD見ながら島津のキャラ的に「どうしてこれだけCなんだ」とか
「どうして大文字なんだ」とか言っちゃダメだろ安田さん!

 田口は、Aiが悪用されたら怖くないですか、と聞きますが島津は、自分の仕事はこの
システムを確立することだから、誰がどう使うかなんて気にしてられない、と。
 確かにそうなんですよね。
 作った責任はもちろんありますよ。だけど、車で交通事故が起きたからメーカーが悪いと
言ってたら、誰も車作れなくなりますよね。悪いのは、正しい使い方をしない人間です。
車のブレーキが利かなくなったとかならともかく、そこら辺を全部いっしょくたにして、
製造者の責任とか言っちゃいけない。

 と、島津のところに北山がやってきて、縦型MRI導入に関して収賄の疑いがあると
言い出します。
 なんかなー。島津見てると画像は好きだけど収賄には興味ないって感じだから
これでっち上げじゃないですかね、警察の。
 縦型MRIIは死者には使えないとか言ってる北山。
 あれぇ?今まで散々そういう前提だったんじゃないの?違うの?
 島津は、生きている人の脳の画像を撮ってそれを死者に使うみたいなことを言っている
のですが、わからないという北山。
 理解できんなら勉強せんか!
 ここで島津を取り押さえた宇佐見ですが、島津だって言いがかりだから怒りますよね。
 なにかやましいことでもとか北山は言うけど、心当たりないのにしつこく言われれば
大抵の人間は怒りますよ。(これが警察の誘導尋問とかの手口でもありますが)
 北山も額に肉とか書かれてみればいいのに。

 さてAiの会議が始まりますよー。
 そこに何故か現れる斑鳩。
 誰からも「呼んでない」と言われてるのになぜか自信たっぷりです。
 お前、部屋間違えて後に引けなくなったとかじゃないだろうな。

 白鳥も、呼んでもないのになんで来たとか言ってるけど、あなたも割とあちこちで
言われてる言葉ですよ?

 斑鳩はまずこないだの話を褒め殺ししまくってから、10年前もAiあればよかった
ですねー白鳥さんとか言ってます。
 そうしたらここまで医療不信に陥ることはなかった、と。
 斑鳩は、医療従事者、患者双方のためにAiを導入しようとしているのではなくて、
医療を恨んでいるだけだ、だからバチスタのミスを暴き、速水の不正を告発した、
とか言い出します。
 …いや別に速水とは友人ですけど?不正といっても癒着だと思ってたからの
話だし。
 調べが足りんなお前も。
 Aiを使って復讐をしたいだけだと言う斑鳩。
 …Aiを使って復讐…画像の入った封筒で相手をなぐり殺すとか?(そのボケには
ムチャがありすぎる!)

 つまり、医療ミスを暴きたいだけでしょ、と斑鳩は言うわけですが、今までの話を
見てくるとどちらかというと警察の捜査ミスを暴いているように思えますけど?
 医療過誤死対策室を作った目的は、10年前に恋人を死なせた医者をさばけなかった
腹いせでしょう、という斑鳩。
 腹いせにしろなんにしろ、ミスを暴いて何が悪いのか説明してもらおうか。
 見逃された犯罪を暴いて何が悪いのか、警察の立場から言ってみろコラ。

 どうして黙ってるんですかー、いつもの調子で反論して下さいよ、と斑鳩。
 じゃあ言わせてもらうけど、お前ネクタイの趣味最悪だな!
 あと顔いつもテカってんな!顔にポマード塗ってんの!?

 ここで田口がかっこよかった!
 スパッと、本題に戻りましょう、と切り出す。
 しつこく発言する斑鳩に対しても、関係ない発言繰り返すなら退席して下さい、と
キッパリ言っててメチャクチャかっこよかったです。
 そういうわけで座る斑鳩。
 つーかお前ホント部外者なんだから出てけよ。

 今回の議題は、変死者を見つけてどの段階で警察から連絡をもらうか、ということ
でした。
 白鳥を見てずーっとニヤニヤしている斑鳩。
 カミソリ持って乱入してきたさっちゃんに「RYO−Uの感染を防ぐにはつながった
マユゲを剃るのよ!」とか言われながら前髪のあたり、ゾリッとやられればいいのに。

 この後笹井にめっちゃ怒られる斑鳩。
 態度が違うんですよねー。
 なんか恋人っぽい雰囲気を出してるけどもしかして姉弟じゃないだろうなとも
思いはじめました。いや兄妹かな。
 関係はどうでもいいですけど、超言い訳する斑鳩に「最低」とキッパリ言う笹井が
よかった。
 こういう性格の人にとって斑鳩がとる方法ってほんっといけ好かないんでしょうね。
 去り際にゆるんだネクタイしめなおしてあげてたけど、なぜそこでもっと引っ張らないん
ですか、笹井先生!

 白鳥は田口に、斑鳩が指摘した過去のことを話しました。
 10年前、恋人がいて、オペ直前まで元気だったらしい。
 なのに術中に突然死したと。
 チーム・ドラゴンを呼べ!
 納得できない白鳥は、医療の知識もあるし、解剖してもらおうとしたのだけど、恋人の
両親がもうこれ以上娘を傷つけないでやってくれ、と言ったらしい。
 さらに相手の医者も、解剖したところで死んだ命は戻ってきませんよと言ったらしい。
 私ならこの時点でテーブル投げつけてんな、この医者に。

 荼毘に付した後で、執刀医は手術の経験が少なかったということがわかったそうです。
それは悔しかったでしょうね。
 この後白鳥は、調査委員会を作ろうと思ったようです。
 皆のためにと思ってたけど、斑鳩の言う通り復讐だったのかも知れないねという白鳥
ですが、田口はそれを否定する。
 大事なのは何を作るかです、悪用されない、公平なAiセンターを作ることです、と。
 結局斑鳩は白鳥を悪し様に言ったけど私も、白鳥の目的がなんであれ、行きつくところは、
自分と同じ思いをする人を出さないようにするためなのだから、間違ってはないと思いますよ。
 道が違うだけで、田口らと見ている方向、向かう方向は同じなんでしょう。
 これからも医療を好きなだけ疑えばいい、僕は付き合いますよという田口。
 おおっ、銀さんにいいこと言う新八みたいだ!
 白鳥もいつもの調子取り戻したみたいだし、よかったんじゃないでしょうか。

 とここで宇佐見から電話かかってくるんですが。
 彼は、友野のことで話したいことがあると言い、Aiセンターの前に彼らを呼び出す。
 …思い切りアリバイ作りのような気がしたのは私だけでしょうか。

 島津の方はなぜかメチャクチャ焦ってる様子で頼むーとか言ってる。
 何があったんでしょうか。
 そこに北山が来るのですが…。
 収賄の証拠を見つけたとか言ってます。
 どうせまたチュッパチャプスかなんかだろ!(それはジェネラル・ルージュです!)
 
 宇佐見が白鳥らに島津はイメージうんたらという会社と癒着していたという話を
しているところに、都合よく銃声の音が。
 白鳥らを制し、拳銃を携えて中に入る宇佐見。
 この時点で宇佐見は現場を好きにいじれる可能性が出てきます。

 つかここのシーン、警察に通報しようとして田口携帯を落としましたが、これは…
本来NGテイクになるところを白鳥ナイスフォローで続いたって感じかなぁ。
 
 んで二発目の銃声がして中に入ると、島津が倒れており、近くには拳銃が。
 いきなり島津が発砲してきたので宇佐見が気絶させたらしいです。
 へぇー、その割には壁にめり込んだ銃弾、あなたの方向ではなくて何故か島津の
後ろ側の壁についてますね。
 下手な小細工だなぁ、宇佐見よ。

 そうして一同が驚いてる中、縦型MRIの中に座ってる人が。
 おい誰だ。勝手に画像診断受けてる奴は。(システム稼働してません!)
 椅子が下りてくると中にいたのは北山でした。
 …え、なにこれ。タイムショックで回答者が下りてくるとこ?
 まあいいですけど。


 さてさて。
 犯人は間違いなく宇佐見じゃないかなと思うんですけどね。
 ムカつくから斑鳩を犯人としてあげたいところですが。
 最初の発砲音は宇佐見のアリバイ作りであり、あの音は最初から録音されていた
ものでしょう。
 二発目は宇佐見が島津を犯人にするために、手に拳銃握らせて壁を撃った音かなと
思うのですが。
 どうでしょうかね。




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