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妖怪人間ベム |
第2話(11/10/29)
人間の涙が肌にかかったら、オイラ人間に戻れたんだよ!と主張するベロ。人間の
涙を集めれば戻れる!とスポイト用意してます。
しまった、こいつと私発想がまるきし同じだ!(前回参照)
つか、そのスポイト程度に集まった涙でどうしようというのか、ベロよ。
しかしベムとベラは話を聞かず、自分らの姿が見られたからこの町を出ると言います。
相変わらず、自分達が変身しているところを見られたわけでもないのにせっかちな
奴らです。
ちなみにベロは何度言っても信じてもらえないのでむくれてました。
夏目の方は緒方のとこにいって、彼が持っている妖怪とかの資料を眺めて、自分が
見た化け物の正体を知ろうとしています。
そんな夏目に緒方は、キミはキリンを見てどう思う、と聞くわけですよ。
初めてキリンを見た人は化け物だと思ったかも知れない、と。
そんなことより私は初めてナマコを食べた人を尊敬するよ。(今どうでもいい)
緒方はつまり、何が化け物で何が化け物でないかというのは簡単に決められない、と
言いたいわけですね。
ま、坊主とかでも、幽霊より生きてる人間の方が怖いっていうもんなぁ。生きてる方が
よっぽどひどいことをするって意味で。
その頃、酔っ払いが武装したっぽい男に襲われてました。
ネット被せられてカラーボール投げつけられるという、何がしたいのかよくわからん状況です。
ベロがむくれながら歩いていると、その犯人らしき人物が逃げていくのを見ます。
つーかお前もこんな夜に歩いていたら補導されるぞ。
ベロはそのまま戻って二人に、おっかないものを見たというけど、相変わらず信じてもらえません。
全然話が進まねーじゃねーか!
そうして朝、ユイちゃんにサヨナラのあいさつをしようとするのですが、夏目と会って、「家族で
おでかけですか、レレレのレー」とか聞かれるわけですよ。いや、レレレのレーは言ってないけど。
この会話でベラ達もばれてないと気づいたようで。
だから普通わかんねーよ!
多分最終回で、夏目の前で変身するハメになって正体がバレるというオチになるんだろう
けども!
夏目は、変な事件が連続しているから気を付けて下さい、化け物が出るんですよ、と言って
出勤していきます。
仮にも刑事がたやすく「化け物」という言葉を使うのはどうだろう!せめて不審者だろ!
化け物が出たという話を聞いて得意げに「おいらの言った通りだろ?」というベロ。
…お前らの変身した姿が見られたという可能性は考えないのか。
街中に貼られていたポスターは、全身に棘のついたライダースーツみたいなのを着て、
人を襲ってる不審者のものでした。
なんで好き好んでこんな化け物の恰好してるんだろうねというベラだけど、化け物の恰好
っていうかこれ、単に変装つーか武装つーか。
気にしているベムは、人間を助けるのをやめたら俺達はただの妖怪になってしまう、と
言いますが、今の状況でも十分ただの妖怪のような気がします。
と、ベラにリスザルが載っていて驚くベム。
なんかこの人が動揺したの初めて見た気がする!
サル、ベラのマントにおしっこしてしまいました。
そこに飼い主が。
緒方、お前のペットか。
よかったなぁ緒方。いたずらしたのがベラで。
戸次鑑連だったら叩き潰してたぞ!(大友宗麟につかえた人で、宗麟の飼ってたサルが
あまりにもいたずらが過ぎるので、鉄扇で殴った)
というわけで緒方の屋敷に招かれた3人。
ベラ、マントを洗って扇風機で乾かしてますけど、クリーニングくらい出させれば
よかったのに。
ベムの方は緒方に、ステッキ使ったんですね!とか聞いてるけど、緒方は単に
使いやすいから使ってただけだったらしい。
いやどう見ても杖代わりにするには使いづらいと思うよ!?魔法少女のステッキなら
わからんけども!(少女…?)
そこに小春が帰宅して、ベロがあいさつするんだけど無視していこうとする小春。
絶賛反抗期真っただ中ですな!
ベラが引きとめて文句を言っている間に、ベロは小春のバックからはみ出していた
トゲトゲに気づきます。
小春は両親が仕事で海外にいっていて、自分はここに残ってるらしいんだけど、
なんでか知りませんがひねくれてるらしい。
一人でやさぐれるくらいならついていくくらいすればいいのにねー。
ともあれ、お可哀想にというお手伝いさんに「涙出そう?」とか言ってるベロ、うぜぇ。
ねぐらに戻ってきて叱られるベロ。
ベラもごまかすの大変だったと言ってるけど、そんなもん「最近変な遊びをしてるようで」
とでも言っておけばいいのに。
さらにベロ、めげずに、大発見だよー!とか。
小春のバックに入ってたトゲトゲが、昨日自分が見かけた犯人の衣装の一部と同じ
だった、というのです。
どう考えても体格が違うんですが。
ベラは、あんだけひねくれてるならあり得るかもと言ってます。
あれは暗いものをかかえてる目だった、と。
思い切り先入観で決めつけてるだろうが!
夜、屋敷を抜け出した小春をつけているベラ達。
彼女はコンビニに入っていくんだけど、そこにいたクラスメイト3人が、嫌がらせとして小春の
バックに商品を入れ、それを店員に告げ口するんですね。
そういうことをしたところで防犯カメラを見ればわかるわけだけど。
外に出たところで小春はこの店員、神林に呼び止められるけど、当然彼女には心当たりが
ないからバックを開いたところ、商品が見つかるわけです。
でもここで、ずっと見ていたというベラ達が現れて、小春はやってないと庇う。
…見ていたんならさっきの女3人が入れたってのも証言してやれよ!
簡単に人のことを疑うのはよくないよというベラ。
………5分くらい前に。簡単に人を疑う発言をしていたのはあなただったと思うんですが…。
と、振り返ると小春いませんでした。
さっさと逃げたらしい。
最低だな!
夏目の方は、またまた起きた通り魔事件の現場に。
犯人は、被害者をネットでとっ捕まえてペンキをぶつけるだけらしい。
その様子を遠くから眺めながら、あの後小春がやったんだ、というベラ。
だから…。
簡単に人を疑うものではないんだろ?とナイスツッコミなベム。
ベロの方はなんかクンクン匂ってるんだけど、わからなかったのか出かけていきました。
ベラの方はずーっと小春を見張ってるのだけど、学校で彼女が孤立しているのに気づく。
つーか、確かに学校で一人ずーっと音楽聞き続けてるとかいうのは、本人にそんな意思が
なくても「何あいつ」みたいなことになると思うんですが。
クラスメイトが、そんなことしてもあんたのこと見てないし、あんたが死んでも誰も気づかないよ
とか言って笑ってるけど、いや、それそっくりそのままあなたにお返ししますよ?自分なら気付いて
もらえると思ってるの?誰も気にしないと思うよ?
そのクラスメイトが帰宅途中、小春が思い余って階段から突き落とそうとするのをベラ
止めたのは良かったと思います。
バカなことはおよし、と。
えーと、コンビニ店員の神林さんですが、バイト仲間にいいように使われてて、なんだかなーと
思います。
結構真面目に頑張る人みたいだからもっといいとこに変わればいいのに。
バックヤードにいると、ベロが入り込んできて驚く神林。
つーかここの警備体制はどうなってんだ!ガキが入れるのはおかしいだろ!
ベロは、壁に貼ってある記事のことを唐突に尋ねてくる。
これは神林が、コンビニに入った強盗にカラーボール投げつけて、それがもとで犯人逮捕に
つながったというものでした。
ベロは、「だから今でもペンキ投げてるんだね」と言います。
犯人はお兄さんなんでしょ、と。
お前は体は子供、頭脳は大人のガキンチョか!
と思ったけど、神林の体から事件のペンキと同じ匂いがするかららしい。
コナン君、こいつ強引に犯人断定しましたぜ!
というわけで相手にされず追い出されたベロですが…。
後ろにベムが立っていて、何を隠している、と問い詰めてたのちょっと笑った。
一方小春の方ですが、ブラブラCD店歩いたりして、見ていたベラが何を聞いてるのかと
ヘッドホン耳にあててみて、うるさかったらしくビックリしてるのはちょっとよかった。
こういうシーン好きだなぁ。何気ないんですけどね。彼女らがこういったことに縁がない
というのがよくわかるシーンだから。
で、トイレに入ったまま出てこない小春を「長い小便だねー」と文句言ってるベラ。
ベラさん…人間になってそういうこと言ったら男性に引かれますから気をつけてね!
やっとトイレから出てきた小春は、衣装もヘビメタ系にしてすっごいことになってました。
このセンスはないわぁ…。
神林の方はまた武装して次のターゲット目指してるんですが。
フラフラ歩いてたおっさんが、タバコを火がついたまま捨てるんですね。
うん、これはよくないわ!
神林さん、やっちゃって!(ダメだから!)
と、ベロが突然現れて、おっさんに、タバコを落としたことを指摘。
神林の方はベムが止めました。
つーか撃ったネットがベロにあたったがな!何してんだよ!
ベム、神林を取り押さえ、ベロも、こんないたずらはダメ、と言う。
ただ神林は、正義のためにやっていたというんですね。
ポイ捨てしたり、ちょっとした悪いことをしていた人だけこういうことをした、と。
うーん、まあ気持ちはわからないでもないけど、その人がどうしてこういうことされたか
わからなければ意味がないような気も。天誅って紙でもおいておけよ。
ともあれベムは、そんな恰好までして…と呆れた様子。
神林はこの姿になれば違う自分になれる気がした、大学卒業しても仕事がなくてバイト
してて、自分が輝けたのはあの日だけだった、とか言うわけですよ。
強盗にボール逃げつけたやつか。
まあそれが忘れられなかったのはわかるけども…。
神林が反省している様子なので、ベムとベロはそれ以上何も言わず立ち去りました。
そんなことがあったとは知らないベラはずーっと小春の後をつけていて、彼女が公園の
ベンチで歌を歌いだしたのを見ています。
……………えーっと、まあ個性的な歌だと思います。
ベラ、拍手しながらうまいと褒める。
いきなりなれなれしいです。
心の叫びなんだろ、というベラに、あんたうざい、と言う小春。
ベラは真剣に褒めてるつもりなんだろうけど、今小春の中では人生の黒歴史的瞬間を
見られたわけですから、これはもう恥ずかしくて死んでしまいたい!みたいな心境だと思います!
変わらないといけないと思ってるけど人とかかわるのが怖い、という小春に、あんた人間
だろ、何にでもなれるだろというベラ。
ドスきいててすごいです、杏さん…。
さて戻ってきたベラは、小春は歌ってただけで犯人じゃなかった、と言うのですが、ベロが
あっさり、あの事件は解決した、と言います。
つーかベラ、空振りもいいとこでしたね、よく考えたら。
ベロが一人で突き止めたというベムですが、もともとは二人がベロの言うことを信じてくれ
なかったからだというベロ。
よく考えたらそれはそうだな!
と、外で変な音がしたのであわてて様子を見に出るベムら。
夏目がいました。
何してんだこいつは。
ベムがそれとなく様子をうかがいにいくと夏目、カニを探してると言います。
え、ごめん、海にカニいましたっけ。
いや、海にはいるけどこういう地域にいたっけ?しかも夜に。
まあいいわ。
宿題でユイがカニの絵を描くことになったので、本物を見せようと思って、という夏目。
こんな夜に探しに来る苦労を考えたらネットで検索した方が早いような気がするのですが、
そういうことは考えない人なんでしょうか?
父らしいことをしてやりたい、という彼にベム、カニ探しを手伝うことにします。
どっちが「いい人」なのやら…。
夏目は、あの化け物の事件、犯人は捕まってないから気を付けてくださいね、と言うのですが、
その犯人を捕まえたベムとしては、もう大丈夫なのではないでしょうか、というわけです。
ところが夏目、ここだけの話と前置きして、化け物はいると思っています、一度見たんですよ
と言い出す。
あいつらは恐ろしいことをしでかすかも、と。
何をしたかもわからないのに疑うのは刑事のサガってやつですかぁ、夏目さん。
司法に関わる人間たるもの、「推定無罪」の決まりごとは守れ。
恐ろしい姿をしているから悪いやつだって言ってる限り、緒方先生のキリンの例え話は
どうやら夏目には伝わってないようですなぁ。
ベムがショックを受けてるとも知らず、カニを見つけたどー!夏目、一人で喜んでいました。
一方神林の方は、衣装を燃やしてたんだけど、そこに現れたのがステッキ男。ステッキマンでいいか。
いやそれだとなんかムテキングとかぶるな。(かぶらねーよ!)
このステッキ男は神林に、また目が乾いてますねとバブルスライムをよこすのでありました。
つーかこれが、ベロが人間に戻る涙と言ってる奴じゃないのかね。
普通の涙ではダメで、この緑のものが人間の体に入り、抜け出したものが、妖怪人間を人間に
する効果を持つんじゃないでしょうか。でも一瞬で戻るのではいずれにしろ意味はないような。
ただ、この緑のやつを分析すれば、そこに人間に戻れる秘密は隠されている気がする!
さて。
神林をいじめていたバイトの新井君が帰宅途中、神林に襲われてました。
こいつの場合は因果応報の気もしますけど。
夏目、現場検証していますが、新井が意識不明の重体であることがわかります。
ペイントの犯人はいよいよ、犯行をエスカレートさせてきた。
警察としてはそういうことになりますね。
ベロはちゃっかりユイのとこにいって、カニの絵を一緒に書いてますけど。
ユイの母が、どっちもうまいとほめてて、それはいいんだけど、驚き方が「ガビーン」とか古すぎる!
昭和かてめぇは!
小春、コンビニに寄って何気なく買い物してたんだけど、たまたま神林がいてみてるわけですよ。
そーいやこいつ、誤解なの気づいてないんだった!
てっきりまた小春が万引きしに来たと思い込んだ神林。
ベラはそれに気づかず、ずっと小春を尾行してんだけど、そこにベムとベロが。
おい、なんでベロはカニをもらってんだよ!返して来いよ!
夏目の方は、新井が働いてたコンビニに聞き込みにきて、神林の記事に目を止める。
手口としては同じなので当然目をつけますよね。
小春の方はやっぱり神林に襲われたんだけど、こいつ鉄球持ってる。これで新井も
襲ったのか。
つか投げるだけかよ!
意識不明っていうからなんかこう、ネットを発射したやつで鉄球も発射したのかと思ったら
投げつけるだけだった!なんだこの原始的な攻撃方法!
小春が投げつけられそうになった時、ベラのムチ登場です!
やっとムチ活躍!
つーかあの鉄球をムチで巻き取るとかすげぇよ!
ムチャクチャやりにくいよ!
逃げた神林を追う3人。
ベラは小春にそこで待ってな!とかいいます。
普通これ、警察呼びませんかね…。
夏目の方は神林の部屋にいった同僚から、神林はクロだと連絡を受けるんだけど、
なんとその最中に逃げてきた神林と遭遇。
どんだけ遭遇率いいんだこいつ。
しかしいきなり逃げられました。
夏目…。
工場の中に追って行った夏目、神林は鉄パイプの束を上から落として夏目を襲おうと
するのだけど、気づいたベムが変身して夏目を助ける。
助けてもらったにもかかわらず驚く夏目。
…うーん…。
まあいいや。
で、神林を追い詰めて「ソレがお前のなりたかった人間か」と怒るベム。
ごもっとも。
驚いた神林は、なぜか都合よくそこにあったフォークリフトで3人を押しつぶそうとします。
壁に挟まれるベムら。
やった、と満足して降りる神林。
妖怪人間ベム、ご声援ありがとうございました。(死んでないよ!)
現れたベラが怒りのあまり神林をやっつけようとするのだけど、ベムが止めてて。
ベロはというと、神林から流れた涙をスポイトで集めてました。
忘れてなかったのかよ!
小春が律儀に待ってたのでほめるベラ。
終わったよとかいってます。
終わったよはいいけど助けてやれよ…。ネットで動けないし、背中ペイントで汚れてるし…。
小春は、神林は自分みたいだったと言います。
ちがう自分に変わりたかったんでしょう、と。
まあどうでもいいわ。
ああなりそうだったらとめてやるよというベラ。
自分は、いいと思った相手には一途なんだよ、と。
あの、カッコつけて立ち去るところ申し訳ないのですが、結局小春さんを送っていって
あげないんですか…?
というわけで事件解決して帰っていくベムらを、ステッキ男は見守っていたのでありました。
朝、カニが二匹になってると驚くベロ。
脱皮しただけじゃねーか。
ベロ、カニを元いた場所に帰してやります。
まあそれが一番いいな。
小春の方は、ふっきろうとしたのかわかりませんが、ヘッドホンを外して学校でいきなり
歌いだすという奇行に出てました。
多分午後、緒方教授は学校から呼び出されたと思います。
で、ベロの方はスポイトからとった涙を自分の肌にたらしてみせる。
すると確かに一瞬でしたが人間の肌になったのです。
これはどういう秘密が隠されているのか。
それはまた次回に。
〜〜妖怪が出てくる漫画 その2〜〜
「百鬼夜行抄」
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主人公の飯嶋律を中心として繰り広げられる様々な妖怪譚が面白いです。じいさんの
因果が孫に報い、の典型例か…。
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