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妖怪人間ベム |
第3話(11/11/05)
今回の話は暗くならなくて良かったと思うけど、最後の演出で台無しだろあれ。
ちょっとなぁ…。
まあともかく、前回涙の発見があって、涙を集めることにした3人。はたから見ると
立派な変質者3人組です。
公園でユイがブランコに乗りたいというから、目を見開いたまま乗れとかムチャ振り
するベラ。
…夏目さん宅で悲しい映画のDVDを見た方が早い気がするけど、DVD知らなさそう
だもんなぁ…。
と、その公園でベムは、ベンチに腰かけている和久井というおっさんに気づきます。
ユイ曰く、最近ここでボーッとしていて、近所で変質者みたいな感じで噂になっている
そうです。
おちおちベンチで日向ぼっこもできねぇな!!!!
ね、マダオの長谷川さん!(長谷川さん結構頑張ってる!)
つーか変質者なら今まさにキミの前にいるんですが。スポイト片手に涙を集めて
回ってる3人組が。
家に戻ってからベロは、このネジをくれた人だよ、とか言ってます。
ネジをコマにして遊んでるんだけど意外に器用だなこいつ。
つーかくれたのが50年前とか…。
東京タワーができた頃のことらしい。
人様の庭をコソコソ通り抜けようとして、テレビに見入ってるベロを連れていくベラが
笑える。あの頃はテレビも貴重品でしたからねぇ。
で、彼らは住処を探してウロウロしていたところに、自分のネジ工場で首をつろうと
していた和久井を偶然助けたらしい。
ベラがムチで縄を切って、ベムがスライディングキャッチ。かっこよすぎます。
工場が立ち行かなくなって自殺を図ろうとしていたらしいのですが。
その頃を思い起こして、あの頃はお兄さんだったのに、今はおじいさんになっていたね、と
言い出すベロ。
あの頃から変わらんかったら確実にお前らのお仲間だろうが!!!
さびしそうだったと気になるらしいベム。
ベラは不用意に近づくなと念押し。
まあ50年前と姿変わってなかったら怪しまれるというのはわかるけど、あの時の3人組の
息子です、とでも言っておけば…無理がありすぎるか。
その頃夏目は、高齢者を狙ったひったくり事件を追ってました。
弱い高齢者を狙うとは、ひどいですなぁ。
その犯人にまたステッキ男が接触中。今回登場はぇぇなお前!
と思ったら、思い通りにやりなさい、というアドバイスだけだった。
バブルスライム出さないのなら、失礼ながらすっこんでてもらえますか旦那様。(どこぞの執事かよ)
この後に和久井出てきたので、おおっとここで襲われるのか!?とか思いながら見ていたら
和久井、踏切の中へ。
襲われる前に自殺だぁぁぁぁ!
それを助けるベム。
…と思ったらベラだった。
どうでもいいようなこと言ってたのに、やっぱり優しいんですねぇ、ベラも。
助けた時の様子からして、自分たちのことを覚えてないことに気づいたベム。
ベロがベムをくすぐってるから何かと思ったら、笑わせようとしてるらしい。
…思い切り人選ミスってんじゃねーかよ!
ベム、ベラが話しかけるのを無視してるので、思春期ですかぁコノヤローと思ってたら、
考え事に集中していて聞いてなかっただけだった。
和久井のことを考えていたようです。
50年前自殺しようとして助けられた和久井は、あれから工場が持ち直したとかで、ベム達を
命の恩人としてもてなしてくれたらしい。
助けてもらわなかったら、今こうして笑うこともできなかった、と。
そうして事業計画ノートみたいなのを作ってて、見たベラが表紙に花マル書いていたのは
ちょっと笑いましたね。人様のノートォォォ!!!!
ここでベロは、ネジをもらったみたいです。
しかし、この町でもバケモノを見たという噂が立ち、何かの事件でベムが犯人を捕まえて
とっちめていたのを、犯人を食おうとしていたと誤解されて、出て行かざるを得なくなり、結局
和久井とはそれきりだったらしい。
ともあれベムは、昔助けた人間がまた死のうとしていた、自分たちのしたことは意味が
なかったのか、とか言ってます。
50年もたてば人間いろいろあるわけで。ま、そのあたりのところがわからんのだから
仕方ないのかもしれませんが。
…つーかあの時20代っぽくてあれから50年て。そんな老けてたか?まあいいですけど。
夏目はひったくり事件に関して部下から、また夏目さんなら捕まえるんでしょうけどねーとか
言われてます。
どうやらベムらが犯人を取り押さえた現場に毎回遭遇してて、結果的に犯人確保につながってる
のを、検挙率高いとか誤解されてるようだ!
眠りの小五郎なみに、何もしてないもんなぁ、夏目…。
ベム達の方ですが、またまた和久井の首つりを助けてました。
そら、ベラじゃなくても、「何回死のうとしてんだよ」って言いたくなるわ!
和久井は生きていく理由がないから死のうとしてたとか、禅問答みたいなことをほざきますが、
あの事業計画ノートに、やってみたいこと、みたいなの書いてるんですね。
生きていく理由がないわりに、やってみたいこと書きすぎだろおっさん!
二重飛びしてみたいとかブーメラン飛ばしてみたいとかバイク便使ってみたいとか。
そこらへんはやれるだろうが!!
というわけでベムはやってみたら、と言います。
ベロが、書いてある中で、一つは終わったねつーて、「死にたい」というのを消してるのが
よかったですね。死に損ないましたけどもね。
和久井最初の挑戦は、卵を片手で割ることでした。失敗しましたが。
…あの…。
素人の場合は、まず、コンッてヒビを入れたらその反対側にもコンッてヒビを入れるとうまく
片手で割れますよ?
次はブーメランを投げること。
…おぃぃぃぃぃ!!!
力いっぱい空に投げて、なんで地面にささるんだよ!
飛ぶ方向おかしいだろ!
お前は寿司を握ったら直後のカットで黒焦げになるんですかぁ?それともパフェになるんですかぁ?
次は夏目の家でピアノ。
…他人巻き込みすぎっていうかベムさん…。
結局何もできないとガックリしている和久井。
思い立ってその日のうちにできていたら誰も苦労しませんが。
というわけで、出来て感動したら涙が出るかも知れないね!と期待していたベラはあっさり
諦めて、別のところに涙回収にいきました。
で、和久井ですが、トボトボ帰っていると、ひったくりに狙われそうになる。
それをかっこよく阻止したのはベムでした。
彼は、和久井の鞄に薬が沢山入っているのに気づきます。
和久井はがんになっていました。
一方ひったくり男。
こいつも一回失敗したら別のターゲットにすればいいのに、和久井また狙っても意味ないだろ。
ともあれそこにやってきましたステッキ男。
バブルスライムの登場です。
つーか今気づいたけどステッキ男赤いな!千と千尋の神隠しDVD版くらい赤いな!
(劇場版とDVD版では、DVDの方が画面がなぜか赤い)
ステッキ男は、どうやらベムらの存在に注目しているようなのですが…。
和久井は、もうがんだから死にたいみたいなこと言ってます。もってあと半年らしい。
ああ、そりゃあ生きる気力失っても仕方ないですが。
その半年をもっと充実して生きるとか無理ですかね。
和久井は、いつ死んでもいいように、保険証やら何やら持ち歩いてると言います。
つまりこの鞄に入ってるものが全財産、的な。
ただし、思い出=プライスレスなのでひったくりには何の価値もないものだけど、ステッキ男が
たきつけたので、ひったくりは大金が入ってると思い込んじゃってるわけですね。
ベムは和久井に、自分が50年前自殺しようとした和久井を助けた人物であることを
ばらします。
お忘れですか、助けたことも、花マルつけたこともとか言ってるけど、花マルつけたのはベラだろ。
ベムの正体を見ても驚かなかった和久井。
やけっぱちになってたから、というのもあるかもしれませんね。これはけがの功名。
ベム、自分の体を傷つけてみせて、それがたちまち治ってたけど、こいつら緑の体液ですか。
ステッキ男のバブルスライムと関係あるのかな…。あれが人間の体内に入って出てくると
人間に戻す作用になってるとか?
で、ベムは、自分達はこの世にいちゃいけない存在なのかも知れない、だから、生きている
意味があると信じたい、助けたあなたに人生に意味がなかったと思って欲しくなかったというような
ことをウダウダと言いまして。(ウダウダって)
出て行こうとするんだけど和久井は、まさか妖怪さんに会えるとはね、と嬉しそうにいって、
雪男に会いたい、の文字を消しました。
雪男は妖怪じゃねぇぇぇぇ!!!!つーかすごい大雑把なくくりにされてるぅー!!!
DSもPSPもWiiもまとめて「ファミコン」みたいなくくりになってるぅぅぅぅ!!!
…ともあれ、和久井が受け入れてくれてよかったですね。
ベラの方はなぜか緒方のとこいってくつろいでました。
涙でないかい?ということですが、なんでここに?とか突っ込まれて結局帰って行きました。
ベロの方は夏目のとこに行くんだけど、奥さんが泣いてるのを見てビックリ。
公園に連れ出したユイが説明してくれます。
ユイの上に、亡くなったお兄ちゃんがいて、ピアノが得意でよく引いていたらしい。
それを、和久井が来てひいたことで思い出しちゃったようですね。
確かに、何年たっても子供が死んだことを忘れられる親はいないですもんね。
これで思ったんだけど、最終回もしかしたらベロだけが人間に戻れて、それで夏目家に引き取られて、
ベムとベラは満足して闇に消えていくという展開かも知れないですね。
そうして人間になったベロは、妖怪に名を返すべく、友人帳を駆使し始めるのでした。
(途中から完全に夏目友人帳ですよね)
家に戻って、人は必ず死ぬの?と聞くベロ。
ベラは、100年もたてば人間は死ぬ、ユイも、と言う。
ベロは、なんで死ぬのに生きてるの、とか言いはじめました。
てめぇいきなり哲学的なこと言い出しやがって。
死があるから生きているということが輝き、人は精一杯生きようとするんですよ。
まあそれは優等生的な答えだけど、死があるからこそ、生きてることを享受し、せめて
楽しくあろうとするってのが人間じゃないですかね。
そういう話をしているところなのにいきなり、和久井に正体をばらしたとか言い出しちゃうベム。
ベラは驚いて、この町を出ようとか言い出すけど、ベロは、悪い人じゃなかったぽいから大丈夫と
ベムに賛同。
つーか言いふらす気力もないだろ、あの人は。
むしゃくしゃして町に出たベラ、ちょうどいい玩具…もとい、小春を見つけて声をかけます。
小春は、どんどん年を取るのが怖いとか言ってます。
お前その年で言ってたら20代の人に怒られるぞ。
あんな風になるのかな、とどっかの家のクーラーの室外機を眺める小春。
あとは止まるのを待つだけ、生きていく意味あんのかな、とか。
つか夜中に、女二人がジーッと室外機見てたらそれ怖いんですけど。
夜中トイレに起きて家人がうっかり窓の外見てしまったらずーっとうなされるわ!
ひったくり男は和久井のアパートをいつのまにか突き止めてたらしいんだけど、そのそばを
歩いていた別のお年寄りにひったくりを働いたようです。
ところが、そのお年寄りがバイクに詳しくて、夏目にバイクの機種までしっかり伝えたことから、
警察はひったくり犯の手がかりをつかむことになります。
さてベムとベロは和久井のとこを訪ねてました。
驚かない和久井は、こんなかわいいのにどこにおびえればいいんだい、とか言ってますが
それはお前、変身後の姿を見てないからだよ!
今日は、ベロを肩車してみた和久井。
子供にしたかったけど子供が生まれなかったので、と言ってるけど。
ベロは孫みたいなもので、ベムは息子みたいなもの、という和久井。
いい雰囲気が漂ったところで、「じゃあベムにも肩車してあげなよ」とムチヤ振りをするベロ。
うん、体格的に無理だから!
明日は流しそうめんやろう、と和久井は言います。
…どこでだ。
ベロとベムは、人間と約束をしたことなんてなかった、と思いがけず喜びます。
ベラの方は、緒方家のお手伝いさんが涙を流してるのを見てシュビーン!と駆けつけました。
夕日みてたら涙が出てきたらしい。
ああ、反射ですね。(情緒!!!!)
というわけでベラ、涙回収に成功したのですが…。
次のシーンでベラ、ふて寝してるから何かと思ったら、その涙をさっそく使ってみたけど、別に
人間に戻らんかったらしい。
やはり、あのステッキ男のバブルスライムでないと意味がないんでしょうね。
もう涙も集めないし人間にはかかわらない宣言をするベラ。
ええい…。
翌朝。朝?昼かな?
あまりにも約束が待ち遠しすぎてうっかり早く来てしまったらしいベムとベロ。
早すぎます。
つーかやっぱり外でやるのかよ。機材とかどうすんだよこれ。
和久井がなかなか来ないとボヤくベロ。
…夜になってんですけど。
キミらどんだけ待ってんだよ!
ベム、和久井の居場所を探すと、アパートであのひったくりに襲われているところでした。
急いでかけつける二人。
というかよく考えたらここで待ち合わせせず、和久井のアパートに行ってればよかったのに。
外に逃げた和久井をおっかけてひったくりが来るのですが、そこに立ちふさがったのがベラ!
なんだかんだいって和久井を助ける率高いのベラじゃん。
ひったくり、警棒かな、出して和久井の鞄持って逃げて行きました。
追いついてきたベム達と共にベラ、ひったくり犯を追いかけていきますよー!
一方で聞き込みをしていた夏目の部下、逃げていくひったくり犯のバイク発見。
夏目に連絡です。
うん、そういう時は緊急配備網な!
人目のないとこにきたひったくり犯、ワクワクしながら和久井の鞄をあさるけど、出てくる
のは写真とか薬とか保険証のみ。現金はなし。当たり前ですな。
ベムらがやってきて返せというけど、ひったくりは、じじいやばばあがどうなろうといいだろとか、
金を俺が使ってやってるとか言います。
いずれ自分も高齢者になるクセに、高齢者をバカにするほど頭の悪いやつはないですね、本当に。
高齢者を邪魔者扱いする奴は、自分が高齢者になったら、邪魔にならないようにさっさといなくなって
くれるんですかね?
ともあれ、このひったくり男、腹いせに鞄ごと燃やしやがって、ベラが消してくれるんだけど、
本当にひどい事しやがる。
ベムは、なぜ人が懸命に生きてきたものを受け入れられない、と怒ります。
そらそうだ。
ベムが元の姿に戻って、犯人を吹っ飛ばした時に、また涙が流れるのだけど、それをベロが回収
しようとしたらベラに、もういらないだろとか言われました。
もったいない…。
で、夏目が悲鳴聞きつけて駆けつけるのですが。
そこには犯人以外誰もいませんでした。
今回は接触はなし、か。
和久井に鞄を戻すベムですが、会話の内容からして、奥さんの写真以外は結構燃えちゃった
らしい。
でも和久井は気にしませんでした。
ベロがネジをあげると言ったんだけど、50年前にもらったものを大切にしてくれていることに
感激して、これはやっぱりもってて欲しい、と言ったのも良かったですね。
和久井と「流れ星を見たい」と約束したらしい3人。
原っぱで待ってるのですが、そこにやってきたのはバイク便。
本当にいたとかいってますよ!
お前はバック・トゥ・ザ・フューチャーに出てくる郵便配達人か!
(このネタがわからない人はバック・トゥ・ザ・フューチャーを見てみよう)
住所の代わりにベムらの似顔絵描かれてるし。うまいな和久井さん!
渡された封筒を開けてみると、あのノートが出てきました。
和久井は旅に出る、と手紙を書いていました。
バイク便使えて満足らしい。
ベムらと過ごしていくうちに、やりたいことは失敗してもよかったのだ、挑戦することに
意味がある、ということに気づいたようです。
生きているだけで誰かとつながっている、と。
小春、あれだけバカにしてた室外機からもれてる水が、そばの花を育ててるのに気づきました。
まあそれはいいけど、人様の家のすみっこでしゃがみこんでたら通報されるので気をつけましょう。
和久井は、やりたかったヒッチハイクして、旅館にとまって、卵を割ってました。
片手で割るの成功した上に中身双子とか。
ま、これもチャレンジしてみなければ知りえなかったことですね。
和久井の手紙には、「君たちは生きていちゃいけない存在だと言ったね、そんなことはない、
生きていてくれて救われた。心からありがとう」と結ばれていました。
すごいいい〆方だったのに、感動のあまり変身するベムら。
気持ちはわかりますが感動していたのが台無しです。
ベムの声に、ビクッとする、歩いていた夏目。
そりゃそうだ!
ご近所迷惑はやめて下さいよベムさん達…。
で、ベムらの住まいに夏目が突然やってくるのですが…。
なんか探してる感じっぽかったので、ここらに化け物がいるのか?とか確認にきてるのかも。
次回もまたまた気になります。
〜〜妖怪が出てくる漫画 その3〜〜
「夏目友人帳」
夏目刑事のせいでいろいろネタになってますが、やさしい少年・夏目と、口は悪くても実は
優しい妖怪とが、さまざまな妖怪に出会っていく話です。夏目の祖母レイコが妖怪の名を
集めた契約書「友人帳」から名を取り返そうと妖怪がやってきたり、たまたま夏目が出会ったり
するのですが、心温まる作品が多く、少女マンガらしい内容になっています。
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