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妖怪人間ベム |
第6話(11/11/26)
この話で気が付きましたけど、ベムらは、今まで倒してきた(?)相手が、操られて悪い事
してるというのに気づいてないんですね。だからこそ人間に裏切られた感いっぱいなのかなと。
ステッキ男の狙いはそこかもしれません。人間に絶望させる、的な。
前回杖が3つあるということを発見したベムらは早速緒方邸を訪れ、緒方に写真を見せて
います。
なぜかその場にいる夏目。
多分研究所の外をウロウロしていて、たまたま通りかかりました的な顔をして一緒について
きたんじゃないかと思うのですが…。この人も本当にお人よしだからなぁ。…いい意味で。(どっかの執事か!)
緒方は、この杖自体に何か意味があるのかも知れないね、と言った後、どうしてこの人を
探しているのか教えて欲しいと言います。
前回晋作という名が明かされたにも関わらず、誰一人呼んでないというのが素敵すぎです。
ベムが口ごもったのに対して、それは少し待って、とフォローしてあげる夏目。
自分が関わっていることに関しても、説明は少し後でとか言ってます。
なんてそつのないフォローっぷりなんだ!さすがフォロ方十四フォローさんだぜ!
つか、うはぁーとか変な笑い方してる場合か夏目。
夏目はこのあとベム達をご飯に誘うけど、ベムは甘えてばかりではいけないからと断ります。
こいつらの方がよっぽど礼儀わきまえてますね…。
ベロは、そういうわけて逆に夏目をすみかに誘います。
まさかあの草を食事として食わせる気じゃ…とか思ったのですが、さすがにそこまで礼儀知らず
ではなかったようで安心しました。
ただ単に遊びに来て欲しかったらしい。
よかったー!夏目が断れない状況の中、まずい草を食べさせられるハメにならなくて良かったー!
そんな中、藤原だっけ、男が通りかかっていると、マスクをした男に襲われます。
これがものすごい反射神経でよけましたよ。
藤原の方もすげぇよ!
と、それを通りかかった女性が見かけて悲鳴をあげたので、マスクの男は逃げていきました。
ステッキ男といいマスク男といい、この番組は変なのが多いな!
ベロの方はすみか掃除中だったので、あー夏目これからくるんだーと思ったら。
入り口で待たされてた!
ずっと中に入れず待たされてた!
気の毒すぎる!
ところがそこに事件の一報が入り、夏目はそのまま行ってしまいます。
結局何のためにきたんだか…。
ベムが心配するのへ、あなた方を巻き込めない、というのも良かったですね。
普通だったら頼りにしてしまうとこもありますもんね。
で、ベラは夕飯の準備とかで外に出るんだけど、置いてあったチャリにマントが引っ掛かって、
チャリがドミノ倒しに。
そこに突然現れた男性が、寒いでしょうとマフラーをくれて、しかも自分がチャリを元に戻し
始めるんですね。今時珍しいくらい好青年だな。
しかも、違法駐車してるチャリを起こすのでも、そこにある花を踏まないようにしてるし。
つーかこのチャリ止めた連中ども、花壇の中に車輪突っ込んで止めるとかどういう神経
してやがる…。
ベラの方はマントを外しましたが、今度は男性の方がチャリをドミノ倒し。コントかお前らは。
彼の名は大久保というのですが。
なんと、さっき藤原を襲ったのはこの男でした。
何か理由があったらしいのですが…。
ボーッとしてるベラを尻目に、ベロはベムにどうして、夏目にいろいろ甘えてはいけないのかと
尋ねる。
するとベムは、失った時につらいから、と何やら危険フラグを立ててます。
寿命が違うから置いて行かれる、ということなんでしょうけど。
まあ、せっかく手に入れた幸せを甘受していると失った時に辛いからというのはわかるけども、
そうやって離れすぎて輪に入ろうとしないのも逆にさびしいような気もします。
甘えたければ人間になるしかない、という結論になりますが、人間になっても別れがこないとは
限らないからなぁ。
ベムとベロは再び手がかりを探して研究所に。
なんか文献とかないんですかね。
ベムはどうして自分たちは生まれた時の記憶がないのか、と考える。
つーか、細胞から生まれたのではなくて、もともと人間で、人間を妖怪にする実験の犠牲者
ではないんですかね、彼らは。もとは家族だったとか?
きっとすべてがわかる時が来る、というベム。うん、多分最終回にはね!
その会話を外の方で聞いていたステッキ男。本当にこいつはどこにでも現れるな…。
ベラは駐輪場をウロウロ。
大久保を待ってたようですね。
そこに通りかかったので「ちょいとあんたー」と呼び止めるベラ。
呼び止め方がおかしい!それは通行人にイチャモンつける不良の呼び止め方だ!!!
気にした風でもない大久保でしたが、ベラがマフラー返そうとするんだけど、両手に荷物
一杯で受け取れない。
それを見て持ってやるベラ。確かに男前だ…。
で、大久保の家まで歩くわけですが、端に寄るようベラを誘導する大久保、優しいですねー。
ここは車がよく来るかららしい。
で、マンション。
彼は何か研究しているそうなのですが、まあこの散らかり方は確かに研究してる人の
散らかり方というか。よくわかる…。
大久保は、汚水をきれいにする研究開発をしていると説明。
ものすごく嬉しそうに説明してて、ハッと我に返るんだけど、こういうのわかるなぁ。
好きなものになると相手が理解してようがしてまいが、話しちゃうんですよねー。
と、そこにベラがいるとは知らない夏目がやってくる。
大久保の知り合いの、藤原が襲われたという事件についての聞き込みでした。
会社の同期らしい。
まだこの時点では彼がやったとはわかってないようですね。
夏目は、大久保の右手にやけどの跡があることに気づきます。
ベラはその夜、知り合いのところで夏目に会ったよとか言ってるけど、自分だけ姿を
認識したのは「会った」とは言いません!
ベロがビックリして、知り合いって男!?とか言うのがよかった。
お前の突っ込みは生々しすぎる!
つかベムも驚いてるし!
変ってやつじゃないというベロ。←恋、恋!!!!
臆病になることはないとかベムも言い出してます。
っていうか一番恋に縁遠そうなのはお前だと…ベム…。
大久保はその頃、藤原から電話受けてました。
どうやら藤原は、自分が襲われる理由を知っていて、大久保がやったとも知ってるらしい。
警察にばらしていいのか、とか藤原が言ってるあたり、何か大久保には隠された過去が
あるんでしょうね。
と、そこにいきなりベラやってきました。
あんた…知り合ったからといってずうずうしく訪ねすぎだろ。
しかも外ではベロとベムが見てるし。
お前らはいっぺん馬に蹴られた方がいいぞ。
ベロはベムに、「2人がうまくいったらどうなるの。義理のお兄さん?」とか言ってます。
お前は気が早「それは気が早い」…あっベムにまで突っ込まれた。
ベラは大久保の部屋を勝手に片づけてます。
なんていうかそういう性分なんだろうけど、押し付けがましくないのがいいですね。
で、ベラは大久保のやけどの跡に気づく。
同時期、ベムは夏目をいきなり訪ねていきます。
好意に甘えて遊びにきたらしい。
あんたらも大概突然だな!
たまたま夏目も夜勤明けでいたのが幸いですが。
夏目はお好み焼きを作ってくれると言います。
で、ベロはテーブルにあった、子供の写真に気づく。
それはユイの兄、死んだマコトの写真でした。
夏目は、聞き込み中に、マコトが巻き込まれて死んだビル爆発事故の生き残りに
会ったことを話します。つまりそれが大久保ですか。
マコトはその時、ビルの中のピアノ教室に行っていて、夏目の目の前で爆発事故が
起きて、どうしようもなかったらしいです。
死者13名の比較的大きな事故だったらしい。
どうしてマコトが死んでしまったのか、5年たっても苦しいという夏目。
他人の命と息子の命比べるなんて最低ですね、と彼は言ってたけど、それは家族なら
当たり前のことだと思う。
なんで自分の家族がって苦しむし、それはなかなか癒せるものではないから、自分の
中で折り合いつけていかなければいけないことですね。
ベラの方も大久保がその爆発事故に巻き込まれた生き残りだということを聞いていました。
彼自身も、5年間苦しんでいたようです。こっちの気持ちもまあわかる。
ベムから話を聞いたらしいベラは、いろんな問題抱えてるもんだね、と言うんだけど、ここで
ベロが大久保のことについて余計なことを言って、覗いていたのがバレる。
お前はアホか。
ベラは、大久保が生きていてくれて良かったと思う、と言います。
確かに、誰が死ねばよかった、誰が生きてればよかったという天秤自体どうかと思いますしね。
んで翌日またまた大久保のとこに行くベラ。
あんた行きすぎだよ!あとそれと手ぶらで行くなよ!
大久保、今日は友人が来ているということで、ベラがっかりして帰ります。
それをまたまた見ていて、あちゃーとか言ってるベロ。
お前らはいい加減見るのをやめろ。
ところが帰ろうとしたベムは、大久保の「殺すしかない」という物騒な発言を聞き、その場に
とどまります。
大久保と藤原のもう一人の同期、メガネクンがいるんだけど、名前出なかったのでわから
ないんですが、こいつに大久保相談しているわけですよ。
どうしたらいいかと。
ここで、実はあの爆発事故は大久保の実験ミスで起きたことがわかる。
つーかビルの中に実験施設があるというのもすごいですけど。
事件はガス漏れと報道され、誰が犯人と追及されることはなかったようですね。
メガネは、5年も苦しんできたんだし…とか言ってるけど、まさかこいつが本当は悪いんじゃ
ないだろうな。
えてしてそういうのってありますよね。
偶然とはいえ大久保の話を聞いてしまったベムは、夏目に会いに行くんだけど、でもなかなか
言い出せないですよね。
5年も苦しんできた人に、あの事故はミスでした、犯人を知ってます、なんて。
で、バッタリ夏目が出てくるんだけど彼は彼でベムが、こないだのマコトの話を気にかけて
やってきたと誤解。まあいいか…。
夏目は、これからマコトのことについては、奥さんと向き合っていくことにした、と言います。
受け入れるいい時期なのかも、と。
そんなこと言われたら心優しいベムは言えないですなぁ。
さて、夏目の家では何故かユイが恋バナ。
ベラが参考にと聞きに来たらしい。ストレートすぎる!
しかも夏目の奥さんにまで話を聞いてるし。
ベムの方は一人で悩んでました。この人が一番大変そうだ…。
つか最終回までにベムの恋バナもあればいいと思うけどこの人は自分で一線引きそうだから
難しいだろうなぁ。それに言動見てると、ベラに好意持ってるとこもありそうだし。
ベムはその夜、また杖で大久保の行動を探ります。
すると、藤原を襲おうとしているのが分かる。
で、ベムは駆けつけて大久保を止めました。
罪を償って、今からでも間に合う、5年前のこともすべて警察に話して下さい、と言って消えるベム。
お前これじゃあ幽霊みたいだろうが!こぇぇよ!!!
その頃ベラは緒方邸で、お手伝いさんに話を聞いてました。
聞いてるのはいいけどあんたら、その部屋って…。
小春が帰宅してきて激怒。
やっぱりこの部屋小春のじゃねーか!
勝手に上がりこんだらいかんやろが!!!
で、いろいろ観察した結果、自分の気持ちが恋だと認めるベラ。
…恋ってそういう風に分析して結論出すものでしたっけ…?いいけどさ…。
そんなベラに、相当悩んだと思うのですがベムは自分が知ったことを話します。
そして謝る。
優しいですね。
大久保の方はビビりまくってて、メガネに電話してます。
まあ、藤原が人にしゃべったんじゃないかと考えてるようだけど、それはそれでいいかな。
するとそこにベラが、伝えたいことがあるとやってきます。
むしろこの訪問はよかったのかも知れない。
ベムが行ったことによって精神的に追い詰められていた大久保が、ベラに救われた
形になりましたからね。
ベラは何をしていても大久保のことが気になる、とどのつまり何がいいたいかと言うと
お礼だという。
こんな気持ちにさせてくれたことに対して、と。
出会えて嬉しかったと帰っていくベラ。
あの、なんで過去形なんでしょうか。
これで大久保は決意を固めて警察に行くのですが。
入るのを見て安心していたベムだけど、出来れば中へついていって見守るべきでしたね。
大久保、警察署内でステッキ男に出会ってます。
こいつ神出鬼没すぎるだろ!
バブルスライムが現れた!
ベラの方はベンチに座ってるんだけど、そこにツカツカやってきた大久保が、金槌でベラを
殴り倒していくんですね。
つかなんでわざわざ来るのって感じなんだけど。
悪に染まった大久保としては、自分の罪を暴くために近づいてきたんだろう、ってこと
らしい。
花も踏んづけていきましたよ。
ベムは夏目を呼んできてくれ、とベロにいい、自分は大久保を追いかけます。
ベラの方はこれくらいでは大したことないし、ケガもすぐ治ってたけど。
心の傷の方が大きかっただろうなぁ、と思います。
藤原に金を持ってきた大久保ですが、彼が金を確認している隙に襲おうとする。
それを止めるベム。
藤原の方も中身が偽札と知って怒ってナイフを取り出すのですが、こっちはベロの
頭突き炸裂。お前それ気に入ったんか!
大久保にベムは、人間はそんなに弱いものなのか、と問いかけます。
まあ操られてること知らないからなぁ…。
ベムは、自分だけ苦しんでいるつもりか、今でも苦しんでいる人がいるのに、そして
信じようとしてくれたあいつさえ傷つけた、と怒り爆発。
「それでもお前は人間か!」と。
ここのセリフを聞いて、ベムはベラのことが好きなのかなぁ、とちょっと思いました。
ベラが止めようとするけどベムの怒りは相当だったようで、大久保気絶。
いやー死んだかと思ったよ…(汗)。
で、ベラは私は平気だよと言う。
人を好きになる気持ちは嬉しいもんだった、と。
強がりも半分くらい入ってると思うけど、ベラかっこいいなと思いましたね。
と、大久保を起こして持たれかけさせてやってるベロでしたが、また涙が落ちて
自分の皮膚が人間に戻るのを目にする。ベラもたまたま見てました。
そこに遅れて夏目登場!
おせぇ!
ここでベムついに決意して、大久保がビル爆発事故を起こした犯人であると
伝えます。
まあいずれはわかることではあるんでしょうけど…。
大久保は取り調べを受けているのですが、帽子をかぶった男が近づいてきてから
記憶がないと言います。
お前!もっと特徴あっただろうが!ステッキ持ってただろうが!
伝える特徴が帽子かぶってただけってどういうことよ!あと赤かっただろ、顔が!
大久保は、藤原を殺そうとしたのは間違いない、そして5年前に事故を起こしたのも
自分だと告白。
つーか、今までの犯人たちの証言突き合せれば、裏で糸を引いている人間がいる、
というのはわかりそうなもんですが…。
ベムは、夏目のことを気にしていますが、ベラは、夏目なら乗り越えられるはずだと
言います。
その夏目、廊下で椅子に座っていると…。
どうでもいいけど靴下、紫ですか。(ホントにどうでもいい)
現れたのはステッキ男でした。
事故の真相を知ったつもりでしょうが、これが誰かに仕組まれたことだとしたら…?と
言って彼は去ります。
それはいいけど夏目さん、刑事なんだからちゃんと、彼がステッキ持ってたことに
気付いてくれてましたよね!?
帽子をかぶった赤い男だったとかベムに言ったらぶっ飛ばすぞ!
その頃メガネくんは3人で映った写真を燃やしてました。
やはりこいつが何か知ってそうですね。
ベロ達は、悪人の涙が皮膚についたら人間になった、という話をしています。
…次から悪い人の涙を集めようとしたりしてな…どうかな…。
つーかベラが言おうとしたのを前に立ちふさがって言ってんじゃねーよベロ。案外
性格悪いなてめぇ。
さあいろいろわかってきましたが、そろそろ警察はステッキ男の存在に気づいても
いいと思うのですが…。
〜〜妖怪が出てくる漫画 その6〜〜
「ぬらりひょんの孫」
妖怪の孫という立場を主役に持って来た珍しい設定の話。1/4妖怪の血が入ってる
という奴良リクオが主役ですが、祖父であるぬらりひょんや、父(故人)である鯉伴の
活躍もそれぞれえがかれていて面白い。妖怪がイケメンに描かれててキャラが多い
のもいいですね。
少し話がシリアスめな感じですが、読み応えある作品だと思います。