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妖怪人間ベム |
第8話(11/12/10)
今回の夏目の変貌ぶりって、なんていうか理解はできるんだけどちょっと変わりすぎじゃ
ないかなと思いました。ずっと納得できずにいたのはわかるけど、夏目は優しすぎて逆に、
ここでこいつ殺したら他の遺族に申し訳ないとか、残された家族は犯罪者の家族として肩身の
狭い思いをするとか考えて余計悩むのが彼らしいとこじゃないかな、と思ったんですけどね。
刑事として犯罪者見てるから余計に、そういうとこを悩んでしまいそうなキャラの気がするん
だけども。
まあいいですけど。
さて。
ベムらの前に現れたステッキ男。もう帽子男だの名前のない男だのいろいろ名称がつかわれて
いますがサクッと無視してステッキ男です。
彼は、もうすぐ人間になれますから、と言います。
皆が、博士なんですか、とかあんたなんだろ、私ら作ったのというのへ、それは正しくもあり
間違いでもある、と哲学者のようなことを言い出すステッキ男。
その時がきたらわかる、といって彼は立ち去ります。
おぃぃぃぃ!!!!最初から答える気がないなら顔出すな!
なんだよその最終回に向けて顔出しだけしておきました、的な展開は!
それとも「こいつ…赤い!」「赤さはどうでもいい!」的なツッコミでもして欲しかったんか!
そういうわけで結局なんで来たのかわからないままステッキ男は去りました。
ベラが、何しにきたんだいと突っ込みたくなるのももっともだと思います。
さて緒方邸にやってきた3人。
お手伝いさんが、誰にもつけられていません!とか言ったの笑った。
自分も探偵きどりになってるらしい。
お手伝いさん、そんなあなたに「名探偵キドリ」の本をお勧めします!(あんな勘違いひどく
ないですよこの人!)
探偵を否定されて、違うんですか?と怪しむお手伝いさんに、あわてて話を合わせるベラ。
ベムも空気読んだらしく、「あ、ああ」とか目が泳ぎつつ答えてます。
んで彼らは何をしに来たかというと、御先祖の晋作に会ったと緒方に伝えにきたのでありました。
人工的に人間を作り出す研究をしていた彼だから、不老不死を実現させていてもおかしくないと。
…黒の組織みたいな話になってきたなぁおい。
そのうち体は子供、頭脳は大人なバーロー名探偵が登場するんじゃなかろうか、このドラマ。
人間になれると聞いたら驚くかな、と言いつつベロ達は夏目を訪ねて警察署に行くのですが、
そこに部下がやってきて、夏目は入院中だと告げる。
つか部下ももう彼らを認識してるあたり、相当警察署に訪ねてきてるんだろうなぁ、ベム達。
それはともかくとして、病院では夏目が「大げさにしないで下さい〜」とか明るい調子で言って
ました。
たまたま、人が通りかかったから犯人は大したことをせずに逃げていったらしいです。
心配する奥さんとユイに、犯人より怖いとかひどいことを言う夏目。
お前後でシメられっぞ。
奥さんらが買い物してくると出て行ったあとで夏目は、ベム達がステッキ男、つまり博士に会った
ことを聞かされ、新聞記事の男だと言われて、自分が会ったのもこの男だと言う。
つまり、この男が今までの事件に関わっている、というのがわかってきたわけです。
自分らの生みの親が犯罪に関わってるかもしれないと知り、悩むベム達。
ベラは、早く夏目を襲った犯人を見つけてやろう、と言います。
まあここにきてツンデレ属性発揮されてもって感じですがそれはさておき。
夏目はその頃、犯人とのもみあいで取ったボタンを見てました。
犯人が分かってるということですか。
つか視聴者には前回の時点でわかってましたけど。
えーと、メガネ…これ誰だっけ。
あー東郷東郷。
新聞記事を読んで悔しがってます。
と、東郷に夏目が会いにやってくる。
お前…入院してたんじゃなかったのか。
彼は、自分を襲った犯人はこのボタンですぐ特定できるけど、捕まえたいわけじゃない、
5年前の真相が知りたいだけだ、と言う。
でも東郷はしれっとして大久保の過失でしょう、と言う。
この人たち、数話にまたがって出演できていいなぁ…。(今その話題必要ですか)
ただ夏目は、大久保の自供があっても証拠がないからさばくことは出来ないと言い、自分は
何故マコトが死ななければならなかったのか、それだけを明らかにしたいと言います。
でもこういう気持ちが、5年間真相を黙ってきた犯人の心に届くかどうか、というと疑問ですね。
逆に、自分が追い詰められていると感じるのではないでしょうか。
ベムらの方は、夏目を襲った犯人を捜しているけれどなかなか見つからない。
そんなところに緒方邸のお手伝いさんが、見せたいものがあるとやってきます。
なんとそれは!
おにぎり!
え?ゾロ!?(三刀流の剣士の技ではなく…)
張り込みのために作ってくれたらしいです。
うん、3人前にしても量多すぎだから!何合炊いたんだよこれ!
まあ、夏目があんな目にあってじっとしてられなくて、というくらいだからいい人ではあるので
しょうけども。
そこに小春が帰宅。
彼女はベラに、皆いい人すぎて苦しいと打ち明ける。
自分がダメな気がしてヘコむと。
ただ人には人それぞれの配分というものがあるのだから、常に人と自分を比べてヘコむ
よりも、自分は何ができるかっていうのが大事だと思うんですけどね。
ベラも、皆そうなんじゃないのと言います。
さてまたまた夏目を訪ねたベム達。
寝てたので出直そうと思ったら夏目起きました。
すげぇ。
夏目はベムらに、犯人はわかっていて、自分でケリをつけたいと話します。
5年前事故を仕組んだ犯人だと。
ここで初めて事故じゃないと知り驚くベム。
あ、ああ、ベムは大久保がミスったことしか知りませんでしたもんね。
一瞬ビックリしたわ。
ステッキ男がそう言ってきたと聞かされるベム。
マコトは優しい子だった、どうしてあんなにいい子が死なないとならなかったのか
ハッキリさせたい、という夏目。
つか、それは他の遺族も悩んでいるだろうに、夏目だけどうこうってのもなあ…。話の展開上
仕方ないんですけど。
その夜、夏目の病室にステッキ男が現れます。
おっとこいつ手ぶらだ!
見舞いにはフルーツの盛り合わせじゃないかね、君ィ!(ベムらも手ぶらだった!)
ステッキ男は、なぜ真実を聞きださない、あと少しで真実にたどり着けるというのに、とか
言います。
そうして、あなたの目、乾いてますね、と。
バブルスライムが「だが私は必要ないようだ」
あれぇー…!?
夏目は東郷に会いにいって、お前なんだろ!とか胸倉つかみあげちゃってます。
夏目さん必死すぎて暴走してるからちょっと落ち着こう。
警察にクレーム入るよ!
東郷、いよいよヤバイと感じてるらしいのですが、そこにステッキ男が現れます。
もう一度邪魔者を排除すればいいんですよ、5年前のようにねとか言ってるあたり、ステッキ男は
やはり東郷に以前も会った事あるんですね。
夏目が病院に戻ってくるとベムが来ていました。
力になれることはないかと思って、というベムに、夏目は「大切な存在を奪われたんです。死ぬことの
ないあなたにはわからないでしょう」と言います。
もちろん言った直後謝ってたけど、これは夏目、精神的に相当追い詰められているんじゃないかなと
思いました。
夏目は、犯人を殺したいと思っている自分がいる、わかっているのにコントロールできない自分がいる、
と今後の伏線張りです。
ベムは、絶対そんなことはさせない、夏目が過ちを犯しそうになったら自分が止めます、それくらいしか
出来ませんが約束します、と言います。
その前に紫の靴下はくのを止めてやってくださいベムさん。(紫色は悪くないよ!)
夏目家ではベラとベロがお邪魔してご飯です。
いただきます、をすごいか細い声で言うベラが笑える。
いつも威勢がいいのに!
帰り際ユイはベロにチョコをくれました。
帰って行った二人に、いい人達ね、という奥さんとユイ。
あなた方も十分、いい人達ですよ。
そんなところに電話があり、まあ、東郷なんですけど、匿名で、マコトの死は事故じゃなかった、
5年前のこと謝ります、どこそこに来てくださいと呼び出すわけですよ。
完全に罠じゃねーか!
理由は夏目が知っていると言われて二人はあわてて夏目を問い詰めに病院へ。
危険だから自分が行くという夏目についていく二人。
さてどうなる?
緒方邸では緒方が、皆が見たのはステッキ男の幻覚とか言い出してます。
仮にも教授なら、クローンの可能性とか考えましょうよ!何その集団催眠みたいな片づけ方!
亡くなった人に生きていて欲しいという気持ちはある、というのはわかるけど、夏目が見るなら
ともかく、ベム達が見ることはないでしょうよ!
夏目らの方は電話の主が呼び出したところに来るのですが、開けようとすると緒方のとこのお手伝いさんが
開けてはダメ!とやってくる。
彼女は彼女なりに夏目の役に立ちたいと見張っていたら、夏目が東郷ともみ合っているのを見て、これは
何かあると思い、東郷を尾行していたようです。そうしたらこいつがここにきて、何やら爆弾のようなものを
細工していたらしい。で、夏目らが来たので止めたと。ナイスご活躍です!
にしても最低だなあいつ。
で、夏目は二人をお手伝いさんに任せ、自分はすたすた歩きだす。
まあブッツン行くのはわかりますね。
自分らを殺そうとしたわけですからね。
ベムらのとこにはまたステッキ男が現れてました。
真実を明かす時が来たようです、とかいうのでノコノコついていく三人ですが…。
夏目は警察署に来て皆に、呼び出された工場に爆弾が仕掛けてあると告げる。
あ、意外に冷静だこいつ。
真っ先に東郷のとこに自分がいったらその間に仕掛けている爆弾で第三者が巻き込まれるかも、
というのをちゃんと考えたんでしょうね。そういうとこは刑事の部分として冷静だと思うんだけどなぁ…。
夏目自身は銃をもって東郷のとこへ。
つか逮捕すればいいのに。
殺したら、他の遺族への贖罪の機会を夏目が奪うことになるわけで。
そういう権利はないと思うし、他の遺族にそれを批難されたらどうするつもりなんだか、
この人は。
ま、こんな感情で割り切れるなら最初から行動しないでしょうけども…。
東郷、まーた暗い部屋で作業していますが、物音がしてドアを開けると外には誰も
いない。
しかしこっそり夏目が部屋に入ってきていました。
お前どっから入ってきたァァァァ!!!!
妖怪か!
俺達を殺そうとしたのか、と言う夏目。
ハッキリいってこいつの方が怖いです。
ステッキ男は散々どうでもいいことをしゃべった後、いいんですか私に構っててとか
言い出します。
お前が真実を話す時とか言ったんだろうがぁぁぁぁぁ!!!!
なんだよその呼び出しておいて「俺に用ってなんだ」みたいな言い方は!
ステッキ男が杖をカーンとやるとベムらは、夏目が今まさに東郷を追い詰めているところ
なのを知り、あわてて駆けつけます。
東郷は「爆発事故のことなんか知らない」とか言うけど、知らない奴が爆弾仕掛けて殺そうと
するかよ。
で、殴られて、ただ大久保を殺したかっただけと白状する東郷。
成績いいのが気に食わなくて、大久保を殺せば自分がその地位につけるみたいな感じで
殺そうとしたらしいです。
ああ、こういうのは大体、別の人が来て大久保のポジションについて、東郷は永久的に
二番手みたいな感じだよ。本人が才能ないのに才能あると思ってるパターンだもん。
だが、大久保は生き残ってしまい、焦ったという東郷。
でもその後事故の罪悪感から大久保は腑抜けになり、苦しんでいたのでそれで満足してた
らしいですが。
夏目は、たったそれだけの理由でマコトを殺したのかと怒る。
いやだから、他の遺族は…。
こないだ出てきた前科多数の山田君だって苦しんでるでしょうに…。
怒りのあまり東郷を撃とうとしたとこにベムらがやってきましたが、止めて下さいと言われて
止まるはがもなく。
この選択しかないとか言っちゃってます、夏目。
奥さんとユイどうすんのって感じですよ。
世間の目は厳しいですよ夏目さん。
死んだ家族のことも大切だけど、今生きている家族のことも考えてあげて欲しいと思う。
で、夏目がうるさいうるさいとか言うて、お前はおもちゃ売り場で泣き叫ぶ駄々っ子か!みたいな
感じになってきたので、ベムは説得をあきらめる。
その代わり、夏目を見て人間になりたいと思った、人間への憧れを抱かせてくれた夏目の
ためなら自分はただの妖怪になっても構わないと、自分が東郷を殺すと言い出すんですね。
夏目が間違いを起こしそうになったら必ず止めると言ってたから、と。
そういうわけで東郷を締め上げるベムですが、夏目はやめて下さいと言いました。
本来の自分を取り戻したんでしょうね。
ところが東郷、これ幸いとばかりに逃げ出しました。
本当にどうしようもないな。
ベラが激怒するのももっともです。
そうして吹っ飛ばされた東郷。
まあお前はしばらくそうしてろ。
俺何やってんですかねーという夏目に、ベロは、ユイからもらったチョコを渡します。
食べてなかったのかよ!
つーかなんかこれ溶けてるよ!
「辛い時こそチョコは甘い、ですよ」というベム。からい時ではありませんよ、つらい時
ですよ。(わかるって!)
そんなもう皆が設定忘れていたようなことを…。
東郷から涙が落ちたのでつけてみるベロ。
やっぱり人間の肌に戻ったのですが、すぐまたいつもの肌に。
そういうわけでいつもの夏目に戻った彼は家へ。
二人はビックリしてます。
入院中じゃないの、とか言われて「俺入院中だったっけ」とか言ってる夏目。
今頃病院失踪で大騒ぎになってんぞお前ェェェ!!!
それはともかく夏目のことですから、あの電話も、マコトのことを利用して自分をおびき出そうと
した悪い人がいた、ということでごまかすんじゃないかなーと思います。
家族にはこの苦しみは味あわせたくない、優しい彼ならそう思うのでは、と。
ベムらはすみかに戻ってんだけど、そこにまたまたステッキ男やってきました。
お前最終回近いからといって露出多すぎるだろ!
彼は、夏目のことを、さすがベムらのことを知って受け入れただけのことはあり、踏みとどまり
ましたねとか言ってます。
怒るベムに、昔もそうやって怒ってたとか言い出すキモいステッキ男。
彼は、晋作博士なんだろと言われて、名などないと言います。
…猫?(それは「吾輩は猫である」な!)
ステッキ男は、私は貴方たちと同じ兄弟なんです、と言い出しました。
うわぁぁぁぁ!こんなおっさんより可愛い妹が欲しかった!!!!!
以下次号!
〜〜妖怪が出てくる漫画 その8〜〜
「神様はじめました」
少女まんがなんですが、いきなり神社の神様の代役を任されてしまった奈々生が、
神徒の巴衛とともにいろんな事件を解決したり巻き込まれたり。登場するサブキャラも
個性的でえらい可愛いです。
少女マンガなので恋愛要素もあって展開が楽しい。
KURAMAくんがなかなか健気でかわいいです。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→妖怪人間ベム