多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ラッキーセブン


ラッキーセブン

第9話(12/03/12)

 今回は話の展開が読めてはいたけど、最後のアクションシーンがかっこよかったので満足。
しかし本当に新田は最後まで出なかったな!
 
 えーと、前回連絡があった、元参事官の槇谷の娘から父の黒い手帳が見つかったという連絡を
受けて、その娘さんと会う瞳子。
 その黒い手帳というのはひょっとして!
 あの!
 誰もが探し求めていた!

 デスノートではないですか!?(違う)

 父親の遺品を整理していたら見つかったという娘さんは、手帳に瞳子の小さいころの写真がはさまって
いたことから、これが瞳子父のものではないかと考えて連絡してくれたらしいです。
 瞳子父、ちゃんと持ち物には名前書いとけよ…!
 ちなみにこの参事官の槇谷とか言う人は、瞳子父の大学時代の友人らしいのですが、だからとは
いえ、どうして警視庁に務めていた人間が、弁護士である瞳子父の手帳を持っていたかは不明です。
 おそらく瞳子父は何か不正を暴こうとしていて身の危険を感じ、それで槇谷に預かっててもらうように
頼んだんじゃないですかね。
 普通のスケジュール帳に見せかけた、何かが隠されているはずです。
 私は万年筆がついてるのが気になったなぁ。
 普通手帳に万年筆がついていたとしても、手帳の中身を気にするじゃないですか。しかし情報を隠すなら
誰もが気にしない、万年筆の中だと思うんだけど。どうですかね。

 ともあれ、娘さんと別れて帰宅する瞳子ですが、そんな瞳子を付け回している車が…。
 昔の事件を掘り起こされたくない人間がウロついてるようですね。
 
 瞳子は筑紫に手帳を見せて、スケジュールのことしか書いてない、という。
 でも、面白いことが書いてあったと。
 昼食を瞳子と食べた時に、きれいになった、彼氏はいるのかなみたいなことが書いてあったんですね。
 可愛いお父さんだなと思いますね。
 まあ世の中のお父さんというのは娘のことになると本当に、ウザいくらい気にするからなぁ。それが
父親ってもんだと思いますが。
 とかいう話をしていると、飛鳥が大騒ぎ。
 鏡が割れた!とか言ってます。
 いいじゃないか、尻が割れるよりは!(尻は最初から割れてる!)
 淳平が、不吉〜とか思い切り伏線フラグ立てまくりです。
 駿太郎は迷信、と一蹴。
 黒猫なんかでも、横切ったら不吉と言われてるけど、黒猫飼ってたらどうする、横切りまくりじゃ
ないですか、と。
 クロネコヤマトのトラックなんかいつも目の前を横切りまくりだしな!(違う)
 淳平、昔自分は黒猫を飼っていたけど、絶対に目の前を横切らせなかった、とどうでもいいことを
言ってます。
 ちなみに黒猫が不吉だとされる国では、クロネコヤマトさんはロゴとか名前を変えてるらしいです。
 さすが細やかなサービスの企業!

 ともかく、メイが迷信サイトを調べていて、鏡が割れると大切な人を失うそうですよとか言い出します。
 最終回のネタバレはやめんか!(お前もやめろ)
 瞳子は出かけていくのですが。
 気になった駿太郎、追いかけていきます。
 つーか次のシーンで瞳子が駿太郎に気づいてるけど、バレないように尾行していたという駿太郎、
こんな見晴らしのいい場所でバレないようにもないもんだ。

 瞳子は、橋の上でこの町の歴史を振り返っていた、という。
 再開発の区画がどうのと言ってますが。
 ここでちょっとひっかかったんだよなぁ。
 わざわざ再開発のことを言う、っていうのが。
 過去何か関係してるだろ。
 駿太郎は瞳子の父がどんな人だったのかを聞く。
 瞳子は、弁護士で金にならない仕事ばかり引き受けていた、と言います。
 ヨレヨレの恰好で依頼人のために頑張ってたらしい。
 成歩堂くん!?(違います)
 当時は自分も子供だったからずいぶんひどいことを言った、という瞳子。
 今なら尊敬してると言ってあげられるのにって。
 そんなもんですよ。
 子供は親の心知らず、親の世代になってから始めて、親の言ってたことを理解するもんです。
 父親が事故で亡くなってからはずっと一人で生きてきた、という瞳子。
 駿太郎は何かあったら頼ってくださいね、と言います。

 さてその次のシーンで駿太郎がメガネかけてレストランにいるので何かと思ったら、
ストーカー被害の女の子の依頼で、恋人役としてバイト先の店にいってるらしい。
 望月という女の子らしいです。
 鞄にいつのまにか「好きです」というカードが入っていて、ストーカー被害を訴えてきたらしいですが。
 この時点でずいぶん胡散臭いなぁ、と。
 ストーカーつーのは心理的に、自分の存在をアピールしたくてたまらないタイプの場合、こんな
地味なカード入れたりしません。いよいよターゲットに接触ということになると、いつも見てるとか、
どれだけ自分が好きかのアピールになるので、これはハッキリ言って偽装!
 ま、それはともかくとして、筑紫さん曰く、前にも一度ストーカー被害に遭っていて、そいつは
傷害で堀の中に入っているから、別の人間の仕業らしい。
 そういうわけで、手っ取り早く彼氏役として駿太郎がついて、不審な男を探した方がいいだろう、
ということになるわけです。
 女たらしの駿太郎が彼氏役に決まったことに文句を言う淳平と飛鳥。
 …なんでこんな時だけ意気投合するんだよお前らは…。
 
 駿太郎の演技に、遠く離れた場所から、演技過剰とダメ出しをする淳平。
 望月の頭をポンポン、としたのが気に入らないらしいです。
 駿太郎は、今度桐原にやってみたら、と淳平に言ってんだけど。
 飛鳥が、やっても殴られるだけでしょう、と言ってたの超笑った。

 そういうわけで望月を送って帰っていく途中、駿太郎をどう呼ぶかという話になるんだけど。
 普通偽名とか使いませんかね…。
 まあともかく、駿太郎の太郎をとってタローちゃん!とか言い出す望月。
 とる場所おかしい!なんかちょっとおかしい!
 新八の八をとってパッつぁんというくらいおか…あ、銀さんたまに言うな。

 で、マンションの前まで送ってくんですが。
 普通なら部屋まで送らないといけませんけどね。
 この中にストーカー潜んでたらどうするつもりなんだ。(えてしてそういうことは現実では頻繁に起きる)
 淳平らと合流した駿太郎は、マンションを見上げて、リッチですねーと感心。
 淳平曰く、お嬢様で、社会勉強のためにバイトしてるだけらしい、と。
 金持ちの御遊びみたいなもんか。
 それだったらなおのこと、ストーカー被害に遭えば家に連れ戻されると思うんだけどなぁ。
 なんかこの依頼、細かいところで筋が通らないんだよなぁ。

 そんなこともありまして、探偵社で淳平が大騒ぎしているので何かと思ったら、桐原から「2人きりで
会いたい」というメールが来たらしいです。
 有頂天になる淳平。
 以前似たような手で騙されたことはもう覚えてないらしい。
 何かの間違いじゃないですか、という飛鳥。 
 壺とか買わされるんじゃないのか、と割とひどい筑紫。
 ザビエルか!まだザビエルの怨みか!
 ウキウキで出かけていく淳平。
 駿太郎も望月の迎えに行ってくる、というのですが筑紫は、今のところ不審者はいない、という
彼の報告に、慣れた頃が危ないから気をつけろ、と忠告。
 安心して筑紫さん!
 多分こいつ数秒したら忘れる!

 淳平、桐原と水族館で会ってるんだけど、文句言ってた割りに駿太郎が言っていた、頭
ポンポン、を実行しようとしてるのが面白い。
 しかも思った通り、桐原が振り向いた瞬間にやってしまい、結果的に頭をはたいた形に。
 よかったなぁ淳平。背負い投げされなくて!
「こ、これでときめいたり?」
「しませんけど?」
「しませんよね…」
 超笑いました。

 桐原、真面目な話があって来た、と言います。
 やっぱり!
 16年前と聞いて何を連想しますか、と言い出します。
 新田があの峰永にこう聞いたらしいと。
「16年前何があったのか」と。
 えーと、ちょっとここで突然ですが人間関係整理させて下さい!
 16年前突然前任が失踪して、参事官のポストについたのが峰永。
 で、今回の冒頭で元参事官として名前が出てきたのが槇谷。
 つまり失踪したのはこの槇谷ってことですか?死の間際に娘と会ったってことなのかな。
 わかりづらいな…。
 ま、ともかくとして、新田のその言葉が、供述調書から消されていた、という桐原。
 事件を探られたくないものが警察内部にいます、心当たりはないですか、というわけです。
 いやあんた、それ話すのはいいけど、調べてたら自分自身も命やばいかもってのがなんで
わからんのですか。警察ぐるみで隠ぺいするような内容なんでしょうに…。

 デートではなかったと知りがっくりする淳平。
 お前もいい加減にこりろよ。
 …それでも好きですとか言っちゃったよ!ドMか!さっちゃん以上のドMか!
 知っていることはあります、と答える淳平でしたが…。

 駿太郎は家で弟らとうだうだ話をしてるんですが。
 母が、建設会社の人が再開発のチラシを持って来たという。
 ここらは区画に入ってないので立ち退く必要はないんだけど、この近くで再開発が行われる
らしい。
 …さっきも再開発の話、聞きましたね。不自然なところで。
 昔も自分らは区画に入ってなかったが、再開発でモメたという母、瞳子父の話を駿太郎から
聴いて「あの弁護士さんかしら」と言い出す。
 思わぬところで糸がつながりましたよ!

 瞳子の方は歩いて帰ってたんですが、何やら不審な気配を感じてる様子。
 なんで何も対処しないんだか。
 その翌日彼女は筑紫に、家に何者かが入ったようだ、と話します。
 手帳の入手に気づいた、と思った方がいいでしょうね。
 筑紫は皆に話したらと言うけれども、こうなった以上余計に話すことはできない、という瞳子。
 ここを作るために決めたでしょう、皆は依頼人のためにあるべき、と。
 父の事件以来もう誰も巻き込みたくない、新田のことで余計にそう思った、と瞳子は言うのですが。
 心配をかけたくないと黙っていることで、皆がいきなり襲われる可能性もあるというのは
考えた方がいいと思うんですけども。

 駿太郎、瞳子の父のことについて勝手に調べてます。
 筑紫に、瞳子の父は再開発の住民運動に関わっていたんですか、事故死とは何の事故死
ですか、とか聞いてます。
 筑紫は「自分は詳しいことは知らない」と言ってさりげなく外回りに逃げていきました。
 これは知ってるなー!

 と、そこに望月がやってきました。
 デザートを作ってきたんですけど、ってことらしいです。
 その割には入ってた箱が思い切り、買ってきたかのような箱なんですけども…。(シッ)
 瞳子はいないと聞かされて、望月は話してみたかったと残念がります。
 やっぱりこの女おかしいんだよなぁ。
 駿太郎は、ここに一人できたことに驚き、帰りは送っていく、と言います。
 帰り道、私には困った時に来てくれる人はいない、と言う望月。
 だからなんだよ。
 親がいるだろうが、親が。
 困った時は駆けつけるよ、とタラシの駿太郎が言ったところで、望月言います。
「実はすごく困ってる、おなかなりそう」と。
 よーし、リア充爆発しろ!(やめなさい)

 と、ここでエレベーターに先に望月を乗せたところで、駿太郎不審な男に突き飛ばされ、
外にすっ飛ばされます。
 不審者は望月とともにエレベーターで上へ。
 バカだな、筑紫さんが言ったことを数秒で忘れるからだろ!
 普通のストーカー事件ならこれで殺されててもおかしくないですよ。
 屋上に駿太郎が駆けつけると、服を破られた望月が震えていて、駿太郎はごめんと
謝るのですが、ごめんで済んだら警察いらんやろが!

 そのいらん警察ですが(意味違う)後藤は桐原を呼んで、これ以上事件を調べないように
釘をさす。
 組織の中で生きるってことを考えろ、と。
 気持ちはわかりますね。
 多分こう言いながらも、瞳子らが事件の真相を暴こうと動き出したら、コッソリでも協力して
くれそうな気がする!(でないと出番ないもんね!←コラ)

 探偵社の方では淳平が外をこっそり見てんだけど、彼は瞳子に付きまとう、不審な車両に
気付いてますね。さすがです。
 そこに飛鳥が、チーズケーキ作ってきたよー!と望月へのライバル心むき出しで宣言。
 え…なんですか、この鍋敷きは?(やめてあげようよ!)
 本当に作ってしまったんだな、という淳平。その気持ち、よくわかります。
 瞳子がチーズケーキ好きだから、という飛鳥。
 そんなポイズン食わせたらあかん!あれか!反町つながりってことか!
(松嶋菜々子さんの旦那の反町さんは昔「ポイズン」という歌を…)
 駿太郎は箱買いしていたおしるこを提供します、と言い出し。
 淳平が「おいおい筑紫さんを糖尿にする気か」と言い出して筑紫さんが急いで「糖尿の
気はないから」と言ってるのに飛鳥も「筑紫さん殺す気!?」と言ってて、筑紫さんが
「大丈夫だから!」と言ってるのへ謝る駿太郎。
 皆!筑紫さんの話を聞いてあげて!!!!

 ま、そんなわけで和気あいあいとティータイムだったわけですが。
 淳平がここで、瞳子の父のことを話して欲しいと言い出しました。
 16年前何があったのかを。
 1996年、瞳子の父は歩道橋から転落死ということになっているが、それを筑紫が知らない
はずはない、当時担当したのは(警察官だった)筑紫だから、と指摘する淳平。
 その後突然退職して筑紫は探偵社をおこしたらしいです。
 それは、瞳子父の死の真相を探るためではないのですか、殺されたのではないですか、
という淳平。
 瞳子父は、再開発をしようとしていた八神コボレーションの不正を握り、告発しようとして
いたのではないか、と。
 月を見る度思い出せ!←うん、それ別の八神さん。

 本当のことを教えて、という淳平に、「事故死だって瞳子さん言ってるじゃないですか」という
空気読めない飛鳥。お前は黙ってろ!
 瞳子は話を濁して結局言いませんでした。
 と、この会話を盗聴してる奴がいて、どっかに電話して、今夜決行とか言ってます。
 やっぱり何か動いてますねー。

 駿太郎は望月のところにいったんですが、マンションから望月が出てきて、今日はバイト
にはいかない、という。
 で、部屋にいるという望月ですが。
 襲われた割にはずいぶん元気だなおい。
 で、望月は駿太郎にキスして戻っていくのですが。
 何やら変な表情の駿太郎。
 どうしたんだ!塩辛味でもしたのか!(嫌だろそんな味は!)

 夜。
 探偵社に泥棒が入ってました。
 つーか鍵穴古っ!これピッキングなんかわざわざしなくても、形さえ合えば簡単に開くタイプの
鍵だよ!防犯以前の問題だよ!
 泥棒は瞳子の部屋で何かを探して出てくるのですが。
 駿太郎が待ち伏せていました。
 さすがです。
 ちなみにその泥棒とは望月でした。
 やはり!
 キスした時唇が冷たかったという駿太郎。
 部屋の中にいたにしてはおかしい、と思い、張り込んでいたら裏口から望月が出ていくのが
見えた、マンションには住んでなかったんだな、と。
 当然ストーカー話も嘘という駿太郎。
 嘘の中に本当のことを少し混ぜると真実味を帯びてくる、犬のこととか助けてくれる人が
いないとか、最後のキスはどっちだろうね、という駿太郎。
 お前何敵を前にカッコつけてやがんだ。
 で、そこにストーカー役の男が入ってくる。
 エレベーターの中で襲った男ですね。
 やっぱりグルだったか。
 駿太郎が一方的にやられてるのでビックリしたんだけど、望月が盗んだ手帳を奪うために
弱いフリをしてたらしい。
 さすがです。
 新田の蹴りに比べたら大したことないという駿太郎、ストーカー男と格闘になりますが
やっぱつぇぇ。
 で、劣勢と思った男、いきなり望月を人質にとります。
「この女殺されたくなければ手帳を渡せ」って。
 そんなこと言われてもどうぞどうぞって感じですけど。
 うわぁ…この男結構頭悪い!
 駿太郎が男を取り押さえてる間に望月は逃げていきました。
 しっかし腕ひしぎとかかかと落としとか超かっこよかったっす、駿太郎。

 ところが。
 淳平は不審車両に気づいてて、瞳子を守ろうとしてたのですが、自らはやられて大ピンチ。
 たまたま電話して事態を知った駿太郎は瞳子のとこに駆けつけるのですが…。
 なぜか自慢の回し蹴りを繰り出さずに捕まった瞳子。
 どうしたんだよ!
 次回、怒涛の最終回です。


☆☆探偵の秘密 その9☆☆
 今回の話とは違い、ストーカーが探偵に依頼して、ターゲットの身辺調査を依頼する
こともある。
 まともな探偵社ならまず断るが、嘘の動機を教えられたり、金儲け主義の探偵社だと
受けてしまうこともある。
 その結果、ストーカーから逃れるためせっかく引っ越した新住所を割り出されたり、日頃の
行動を調べ上げられて会社にも付きまとわれるようになったケースが多々ある。
 こういった場合、被害者は警察や弁護士への早急な相談が望ましい。
 長年のカンで、依頼者がストーカーであることに気づき、断る探偵もいるとか。
 不正に探偵の能力が利用されることがないようにしてもらいたいものである。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ラッキーセブン