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三毛猫ホームズの推理

第7話(12/05/26)

 どんどん片山がウザいキャラになっていく気が…。

 片山らが、賞に落選して飲んだくれているヒロシらと帰宅していると、アパート火災の現場に
遭遇。
 石津が先にパッと走り出したのはさすがですね。
 で、片山はそこにいた立石という人に、119番はしたのかと聞くと、したけれどなかなかこない、
と言われる。
 石津とともにじーさんとばーさんを助け出すのですが、家族がまだ中にいると言われた片山、
中に入ってインコを助け出してきます。
 たかがインコ…と思うけど、まあ大事な命ですからね…ドラマだから片山どうせ死なないし(オイ)。
 ところが出てくると、源さんという人と、立石の奥さんがいないと言われる。
 もうあの火の中に戻れねーよ!
 で、ここで片山は、影から火災の写真を取っている、不審な女を見かけます。
 普通の刑事ならここで間違いなく任意同行かけてるはずなんですけども。
 
 警視庁では、根本らが昨日のアパート火災の話をしているのですが、片山はなんで火災をうちが?と
言ってすごい怒られています。
 老朽化したアパートを狙って放火する、放火殺人が相次いでいて、今回も同一犯の可能性が
高いらしい。
 片山は不審な女がいたことを思い出す。
 そうして面取り捜査をすることになります。
 つまり、膨大な今までの現場写真の野次馬を見る作業ですよ。
 いるわけないよなーとか言いながら探していると、どの現場にもいました。
 つーかなんだこの片山のやる気のなさは!
 社員証みたいなのが映っていたので引き延ばすと、ある雑誌の記者、令子という人だとわかる。
 このあたりはヒロシが知ってました。
 過激な雑誌なんだけど、やらせ疑惑が持ち上がってからは部数を落として、廃刊の危機にある
らしい。
 で、石津は、放火のスクープを撮って部数を回復させるために、自ら放火している可能性がある、という
ことで、翌日令子を任意同行です。

 令子は自分はやってないしむしろ、以前にあのアパートが放火されると警察に通報してました!
という。
 ここで根本が、聞いてねーぞ石津ーとか言って、その石津は、聞いてないです片山さんと右から
左へ流してるのが笑える。
 まあただ、そういう通報だけでは動けないんで、と根本は言うんだけど、令子はやっぱりそうなのね、
事件がないと動かないのね、とあきれ顔。悲劇を未然に防ぐなんて無理でしょう、と。
 「令子さんの言うとおりだと思います!」
 はい、片山またやった。
 なんで容疑者に感化されてんだよ!と根本にめっちゃ締め上げられてて笑える。
 犯人を捕まえるのが警察の仕事だろうが、と。
 そもそもなんで令子があのアパートが狙われていると知ってるんだ、怪しいだろうが、と根本に
言われた片山、「令子さんのカンだと思います!」
 ああっ根本さんがツッコミをあきらめた!!!
 石津は、警察が通報くらいでは動かないのを知っていて、わざと通報したことで、動機がないと
思わせたかったんだろう、と見当をつけています。

 片山、ぐったりして自宅に戻る。
 と、マツコがいきなり「ありがとう」とお礼を言ってくるのですよ。
 火災現場でインコ助けてくれたのが嬉しかったらしい。
 つーかなんでお前がそれを知っている。
 でも、片山に気持ち悪いと言われて「テメ、コノヤロー」と言ってたのが面白かった。
 ただ、今の状況を刑事として満足してはダメ、何ができるか考えなさい、とマツコは言います。
 それで、片山は令子のとこに行こうとするのですが。
 尾行の仕方が素人丸出しだ!
 ある、ビルの中に入っていく令子。
 そこで彼女は老人の話を聞いていましたが、施設管理者みたいなのがいて、文句を言ってくる。
 ここは適切なサービスを提供して老人を置いているのだからなんら問題はないはずだ、と。
 令子は、事実上の監禁で、生活保護を受けさせてその金を巻き上げていると指摘。
 言い争いを見て片山は警察です、と割って入りますが、逆に施設管理者に「ここの施設に
何か問題ありますか」と聞かれて「この状況では何とも」と。
 本当に頼りないなぁ…。
 令子は、ここの業者は囲い屋だという。
 高齢者らに格安物件をあっせんすると言って囲い込み、実際は通帳やら何やらすべてを
取り上げて管理してしまって、金を巻き上げる連中だと。金を握られているから高齢者は
出ていくこともできず、ただ死を待つしかない状況になるわけです。
 いや、ひょっとすると死体すら始末されて、生きていることにされて受給を続けている可能性も
ありますね。
 こういうのは、行政が視察に来る日だけきちんとした施設に見せかけますからなぁ。(行政は
ある意味アホなんで、視察の日をきっちり連絡してくる)

 片山は話を聞いて犯罪じゃないですか、というけれど、表向きは問題ないから手が出せない、
あなたみたいにねと皮肉言いまくりの令子。
 確かに、警察は何もしてくれないと思っても仕方ないだろうなぁ。
 というわけで警視庁に戻った片山、「令子さんは正義の人」でした!とドヤア…みたいな報告を
して、案の定根本に怒られました。
 令子は昨夜立石に金を渡している現場が目撃されているらしいです。
 この立石というのが、保険金殺人の可能性が出てきてるんですね。
 奥さんがこの火事で死んだんだけど、保険金を直前にかけていて、金を要求していると。
 そんで、令子に対しては放火した証拠を握ってゆすってるのではないかということらしいです。
 片山は、令子はそんな人間じゃない、というけど、いつもの定番、証拠をつかんでから言え、と
言われてました。

 令子の方は帰り道、不審な人間に襲われていたのだけど、そこを、多分尾行していたと
思われる片山がかっこよく助ける!
 がしかし、ナイフで切られたところから出血しているのを見て失神しました。
 ダメだこの人…。
 令子は、この手の脅しには慣れっこと言う。
 被害届を出しても警察は動いてくれないらしいです。
 これだけのことになってても動かないのは警察がちょっと問題あるなぁ。
 火災の方もいづれ犯人は捕まります、という片山ですが、それでは遅いと令子は言う。
 もう何人も被害者は出ていると。
 立石は情報提供者と言われた片山、もうちょっと情報を教えて欲しいというけれど、令子に、
じゃあ警察は何ができるのと言われて、「未然に悲劇を防ぎます!」宣言。
 できないことを言うのはやめとけって…。
 そりゃマツコにも言うだけ番長って言われますわ!

 令子はあの例の施設にやってきて、こないだ火災で焼け出されてここに来ていた、
インコ連れてた夫婦、仲谷さんを自分が身元引受人になって引き取る、と言います。
 今住んでいるマンションのオーナーが知り合いだから、安く書いてもらえるらしい。
 施設管理者は、違約金を払ってもらう、入居時に一筆書いてもらってあると言う。
 おっさん、法律上ではいくら一筆書いてあってもな、一方に著しく不利な契約ってのは
無効なんだよ。
 だから払う義務はないんだよ。

 マンションに連れてきた令子、隣は私の部屋ですからね、と言います。
 ちなみにここで、仲谷夫婦にあの施設をあっせんしてきたのがLR企画というのがわかる。
 これが囲い屋の黒幕ですか…。

 前々から火災にあったアパートは、売りに出す話が出ていて、住人に立ち退き要求が
出ていたらしいです。
 しかし、ほとんどが高齢者だったこともあり、行き場所がないので立ち退きに反対していた。
 その話を聞いて令子はおそらく、アパートオーナーがLR企画に依頼したのだろう、と。
 つまり、何者かに放火されたということになれば、アパートオーナーには保険金が下りる。
そして店子を追い出すこともできる。さらに、LR企画はうまいことこの追い出された人間らを
囲って、金を巻き上げることができる、というわけですか。
 汚いですな。
 これだけのことがあるのに、なぜ警察は動かないのと怒る令子。
 確かに、ここらのことを捜査するのも警察の役目なんですけどねぇ…。

 立石が行方不明になったと聞いて片山は驚きます。
 立石は多数の借金があったらしいんだけど、これどう考えてもLR企画の子会社から借金
してますやん…。
 しかも、119番の通報を石津が調べたら奇妙なことがわかったと。
 通報時、立石はまったくでたらめの住所を言ってたらしい。それで消防車がなかなか
こなかったんですね。
 うわぁ…これは保険金目当ての臭いがプンプンと。
 調べて、奥さんには多額の保険金が直前にかけられていたことがわかる。
 これはもう、立石が放火殺人やったセンが濃くなってきましたな。
 立石の足取りがつかめ、ホテルにいるということがわかったのですが…。

 その頃そのホテルでは立石が、LR企画の連中に、保険金がなかなか下りないという
話をしていた。
 ああ、放火で人が死んだとなると、ネチッこく調べますからね、保険会社は。
 ある意味警察よりしつこいですよ。
 立石は、少し金をくれ、金をくれないとあんたらのしてきたことをばらすぞ、と言う。
 バカだなぁ。こんなことしたら始末されるにきまってるのに。
 というわけで石津らがホテルに乗り込んできた時には、お湯を出しっぱなしの浴室で
立石は死んでました。
 ここでもお湯だしっぱか!
 金田一といいこれといいもう少し水を大事にしましょう!!!

 ところが検死して、立石は不整脈で死んだのだということがわかります。
 外傷もなく、薬物反応もないと。
 晴美はこの話を聞いてどう見てもおかしい、と言う。
 同意する石津に、お前警視庁では自然死ですねと言ってたじゃないかよ!と文句言ってる
片山が笑える。
 石津は最初からこんな人間だったじゃないか!

 で。
 立石はやはりLR企画の子会社から借金していたことがわかり、鮫田という男が、二つの
会社の役員であることがわかります。
 さらに立石のパソコンのメール履歴には、令子あてに「情報料ははずんで」という内容の
ものが。
 つまり、令子はLR企画の悪事を記事にしており、放火殺人の黒幕はLRだということがやっと
警察でも明らかになりました。
 おっせぇ!
 ただ、立石の死体に不審点はなかったので、これが殺人だと立証できたらLR企画をつぶせる、と。
 ………やっぱり警察役にたたねぇ…!

 片山が令子に連絡すると令子が、自分のマンションが狙われている情報が入ったといってきて、
2人はマンションに向かう。
 その頃、仲谷夫妻のところにはLR企画の連中が来て、立ち退きがどうのこうの言ってます。
 いやあんたらやってること立派な犯罪ですけども。
 帰る連中の車を目撃した片山は、令子が襲われた時に急発進して逃げた車と同じである
ことに気づく。
 令子は仲谷夫婦に部屋を移りましょう、と言うんだけど、2人は、もう限界だ、自分達に考えが
ある、LR企画の連中に一泡吹かせてやると、いう。
 で、片山は何もできないからと追い出されました。
 そらそうですな。
 何とかしないと!と走り出す片山。
 お前の無能っぷりを何とかしてくれ!

 ホテルの防犯カメラから、立石が死ぬ90分くらい前に、LR企画の連中がコンビニ袋を持って
入っていくのを確認した片山。
 令子に連絡しますが、令子は、LR企画は私がつぶす、と言います。
 まああてにならないのを散々見てきてるからなぁ。
 令子は仲谷夫妻らと、ある計画を実行しようとしていました。
 片山の方は…ああ……こいつ真正面からLR企画に乗り込んでいった…誰か助けて………。

 片山は鮫田に、あなた立石のホテルにいきましたよね、とか言うけれども、鮫田は「酒を持って
いったんだけど飲ませすぎちゃいましたテヘペロ」みたいな感じでのらりくらりとかわします。
 貴方が殺したんじゃないですか!?という片山。
 鮫田は、顧客の前で人殺し呼ばわりはひどい、弁護士に相談します、とキッパリ。

 えー。
 根本がスーパーサイヤ人になれそうな勢いで怒ってます。
 そりゃもっともだ。
 皆お前と同じこと考えてんだよ、でも現実はそうはいかないんだよ、甘い理想を抱えて突っ走った
結果がこれだよ!と。
 私も根本に同意ですね。
 殺人を認めさせる!といって乗り込んでいって、それで相手がはいそうですと認めてりゃ苦労は
しないわけで。ましてや片山は何も証拠があるわけでもなく、一人で乗り込んでいったあげく
ですから、どれだけスタンドプレーだよと。

 自宅謹慎だ!と怒る根本。
 片山しょんぼりして帰宅します。
 マツコも、いわんこっちゃない、何が悲劇を未然に防ぐ、よと怒ります。
 しょんぼりしている片山に、まるで死ぬ直前の猫ね、というマツコ。
 なんか話の流れが不自然ですが、猫が死ぬ前に姿を隠すのは、愛する人に死んでいく姿を
見せて悲しませたくないからよ、と無理やりな結論に着地しました!
 
 困っている人は全員助けたいという片山に、また言うだけ番長、というマツコ。
 口だけじゃないのを見せなさい、といいます。
 つーかマツコ、ボウル持ってるけど何作ってんの?ホームズに戻ったら何も持ってないし…。

 晴美は晴美でヒロシに、いつもの「ははーん」頂戴、とかひどいムチャ振りしています。
 こいつ、ははーんもらいに大河ドラマまで追っかけていきかねない勢いだ!(こねーよ)
 どうやって立石を殺したかがカギ、状況を思い出せ、とやっています。
 片山は、発見時お湯が出しっぱなしだったという。
 そういう話をしていると、ホームズがいきなりキッチンで塩を倒す。
 馬鹿猫!とかまたいうヒロシ。
 お前、寝てる間にホームズに、胸の上に乗られてうなされるがいい!
 塩は氷に入ったので、作りかけていたアイス自体には問題なかったのですが…。
 片山は、「氷に塩を入れるとますます冷えるだけだから問題ないよ。ホームズ賢いな」と言う。
 ヒロシ、それでひらめいて「今なんつった」と聞く。
「ホームズ賢いな」
 そこじゃねーよ!一つ前だよ!
 ヒロシは片山が何気なく言った、塩と氷でさらに冷やす、ということにヒントを得たようです。
 つまり、酒をガンガン飲ませた立石を水風呂に入れて、氷と塩を入れて冷やして死なせ、
その後お湯を出しっぱなしにして痕跡を消すというわけですね。
 持ち込んだ荷物は塩と氷だったと。
 石津がコンビニで、鮫田らが買ったものを調べてきていて、それが氷と塩でした。
 立石が死んでいた浴槽からも塩の結晶が発見される。
 裏付けは取れたわけです。
 片山はそれを令子に連絡するけれども電話がつながらない。
 ただ、編集部で編集長が企画書に怒っていて、片山はそれを読んで令子の計画を知る。

 それは、仲谷らが警察を動かし世に訴えるために、鮫田らを殺すというものでした。
 嫌がらせで乗り込んできた鮫田らをとっ捕まえて殺そうというわけです。
 それを映像に残しておくことで証拠とするらしい。
 確かにインパクトあるけど…どうなんでしょうね。
 片山と石津は令子のマンションにきますが、令子は仲谷らが今どこにいるか話そうとは
しない。
 てかこのマンションのどこかにいるんじゃないの?違うの?
 片山は、LR企画を逮捕します、と言うけれど、令子はあんな連中死んで当然、とイライラ
するくらい話は平行線です。
 ただ、仲谷夫婦からインコを預かったという令子の言葉に片山は、マツコの言葉を思い出し、
仲谷は自分達が死ぬつもりかも知れないと気づく。
 映像で仲谷夫婦が令子さんごめんね、と言ったのを見た令子もそれに気づきます。
 片山は令子に、2人はどこにいるか教えてください、と聞くんだけど、この聞き方がなんか
ムカつく。
 うぜぇ…。
 
 鮫田らの方は縛られた上に火をつけられてアワアワという感じですが、そこに片山ら乗り込んで
きました。
 …よく考えたら、好意でこのマンションの部屋貸したのに、とんだ事故物件にされるところ
だったオーナーの立場って…。

 令子は、「警察にもできるのね、悲劇を防ぐことって」と言いますが。
 …むしろ遅い方だとおもうんですけど。
 そういうわけで一応事件は解決しましたが。
 一連のことが記事になっていて、根本は「どっから漏れたんだぁーオイ」てな感じ。
 根本さん気づいて!
 後ろで栗原がニヨニヨしている!

 片山は栗原に、警察が悲劇を未然に防ぐことは不可能でしょうか、可能だと思いたいです、と言う。
 栗原は、大切なのはその信念だよと言います。
 つまり銀魂ですね。(ちげぇよ!)

 片山は帰宅して、信念かー、なんかやること分かった気がする、と満足げな顔でしたが。
 後ろでマツコが何とも言えない表情していたのがよかった。
 つーかあなたまたヒロシに馬鹿猫呼ばわりされてましたけどいいんですか?
 そのヒロシは、飾ってあった「一家に一刑事」の額が落ちてきてビビるのだけど、その額から
出てきた写真に、祖父とホームズの姿が映ってるのを見て驚く。
 …子孫じゃないですかね…いいですけど…。

 次回はなんとか推理路線に戻りそうな感じです。



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