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鍵のかかった部屋 |
第8話(12/06/04)
例え家じゅうの鍵がすべて施錠されていたとしても、合鍵を持っている人間がいれば、
そこは密室ではない。
その家で女性の死体が発見された時、そのような状態でした。
しかしこの家はある理由で密室だったのです。
その理由とは。
人間は一日の情報の8割を目から得ていると言われています。今回は目でおっては
いけません、臭い、音、感情、見えないものに真実は隠されているのです。
こうして今回の問題が主役の榎本から出されました。
簡単だべ!解決するには目で見なきゃいいんだべ!(話がわからなくなる!)
めざましテレビの番組に出演している芹沢。
「おっとちょっと遅れちゃった〜」とか言いながらテレビをつけた人は、タイムワープして
朝になったかのような気になっているかもしれん!(ねぇよ)
芹沢、すごい気取って答えているのですがここで、ある漫画家が密室で死亡していた
事件がありまして…という話になり、いきなりソワソワし始めるのが面白い。
その漫画家の姪である、友香に話を聞きましょう、といって、芸能人の友香が入って
きました。
これ完全に仕組まれてるじゃねーか!
その漫画家、文恵の死体発見時、家は完全な密室だったようです。
警察は、酔っていた文恵がものにぶつかり転倒、その拍子に、上に置いてあった置時計が
頭を直撃して亡くなった、不幸な事故でしょうと判断した様子。
死亡推定時刻は午後6時から午後8時。
ではなぜ友香はこれが事故ではないと思ったのか。
実は6時過ぎに文恵と電話していて、その時に「アシスタントと2人で飲んでいる」と言った
らしいです。なんでその時に相手の名前を言わんのだ、文恵!そうしたらこんな事件、すぐにでも
解決していたのに!(密室が成立しなくなってドラマにならんだろうが!)
一人で飲んでいたという警察の判断と食い違う、酔っぱらっていたといっても、これが本当なら
密室だったということになる、と言われ芹沢、めっちゃすごい顔になっています。
多分今すぐこの場から姿を消せる薬があったとしたら1億円しても買ったと思う!
生放送の番組でこんなことされたら逃げ切れないですよねぇ…。
今まで解いた密室は7件、という芹沢。今回第8話ですもんね!
私が案件を引き受ける基準は〜とか言い出してみたものの、これが古美門なら間違いなく
一同をけむにまけたのですが、芹沢にはそこまでの早口スキルはなかった!
友香に頭を下げられて芹沢、引き受けざるを得なくなりました。
廊下を歩きながら機嫌の悪い芹沢ですが、自分でやったんだからどうしようもないだろ!
というわけで榎本をサクッと呼びまして。
友香とともに一同は文恵の自宅兼作業場に移動中。
事件当時の流れとしてはまず、アサミというアシスタントがその日来ていて、午後5時に
帰ったことが分かっています。
次に、リカコというアシスタントが、午後10時にやってきた。
しかし、合鍵を忘れたために、文恵に入れてもらおうとして裏手に回ったら、倒れている
のを発見したと。
この時点でおかしい点が二つ。
一つは、中に入れてもらうのになんで電話かけずに裏手に回ったのか、ということと(電話かけた
方が早いと思う)、大理石の時計が落ちてきて死んだということですが、そんな危険で重い物を
棚の上に置いておくはずがないということです。
まあ前者は、リカコが携帯を持たない人だったという可能性もなきにしもあらずなので仮説に
入れないとしても、この時点では殺人の可能性は高いと思うんですけど。
ともあれ、倒れている文恵を発見したリカコは救急車を呼んだが、その時点で密室でした、と
友香は説明するのですが、榎本は、合鍵と言いました?と聞いてくる。
合鍵があるのならその部屋は密室ではないですよと。
友香は、そうじゃない、出入り出来たけど密室だったという。
いいからその理由を先に話せよ。
順序立てて話さないのイライラするんですけど。
家に到着すると一同は、密室といっていた理由がわかります。
家には犬がいて、彼らがくると吠え始めました。
つーか誰も住んでないのにここにつながれているのって可哀想過ぎないですか?
せめて友香の家に連れてくるとかできないんですか?
これ一種の虐待だぞ。
友香は、文恵以外にはこの犬は吠えるので、近所からもうるさいと苦情が出ていたという。
少なくともそういう躾に関しては文恵はいい加減な人だったということなのかなぁ。
(犬はきちんと教えれば、吠えていい相手と吠えてはいけない相手を学習する)
事件の夜、アサミが帰り、リカコが来るまでの間、犬が吠える声は聞こえていなかったらしい。
…裏から入ってたら?
何も門から入らないといけないってもんじゃないと思うんだけど。一言「裏からは入れなかった」的な
説明は欲しかったな。
それはともかく、だから密室なんですね、と納得した榎本。
他殺なら犯人はどこから入ったのかが謎だ、ということになる。
そうして中に入る時に榎本は、友香が出した鍵を観察。
あと、ドアの補助錠とかも見ています。
救急隊が来て入れないでいると、騒ぎを聞きつけて近くに住んでいるアサミがやってきたので
みんな入れたらしいです。
ビールケース2箱という宅配伝票が不自然に映ってるけど、これ何か関係してくるんだろうなぁ。
あと、アシスタント募集の広告原稿とか。
芹沢は棚にあった時計コレクションに興味を引かれた様子。
自分も集めてたけど盗まれちゃってーと。
あ、そんなこともありましたね。
ただここで一つの腕時計が止まっていました。
ちょうど死亡推定時刻くらいの10時15分くらいでした。
怨念が止めてるのでは、とか言うけどそんなもんで時計止まったらしょっちゅう止まってるわ!
友香は文恵が倒れていたあたりにも案内。
時計はかなり重いらしいです。
ますます、こんなものを棚の上に載せておくかな、という感じですね。
後から犯人がこの位置に置いたという可能性もあり得る。
テーブルの上のグラスは一つ、一人で飲んでいたように見えるという芹沢。
片方が缶から直飲みしていたらという発想はないのか。
缶を開けて相手のグラスに注ぎ、自分は缶で飲むということをしていたら、出ているグラスは
一つですよ。
もちろん犯人が、二つあったグラスを一つ片づけたという可能性もありますけど。
そこに、私はやってないとアサミがやってきます。
ビックリするから急に現れんな!
あと犬、吠えてねーぞ!
自分は才能を認められていた、だから殺す動機はないと言いたくて来た、というアサミ。
つーかあなた今の時点では事実上の失業状態だから仕事とか探さなくていいんですか?
(それどころじゃないだろ)
と、ここで犬が吠え始める。
もう一人のアシのリカコ登場でした。
変な器具を犬に向けようとしていてアサミが怒る。
これは超音波で犬を黙らせる器具らしいです。
そんなもん使おうとすんなよ…。
一番弟子です、というリカコをなぜかチラチラ見るアサミ。
あーこれは二人の仲は険悪ですね、多分。
実際、言い争い始まったし。
そこに、そんな言い合いには何の興味もない榎本が「終わりました」と言ってきます。
で、もう一つ確認したいことがあるらしい。
近所に聞き込みをして、彼は本当にアサミが帰った午後5時からリカコが来る午後10時まで
犬の鳴き声がしてないかどうか確認して回る。
隣人は、前々からうるさかったので、吠えたら怒鳴り込んでやろうと待ち構えていたがそんな
ことはなく、吠えたと思っていってみたら事件だったという。
あと、このあたり物騒で空き巣被害が相次いでいるから、防犯カメラをつけて欲しいと榎本に頼みます。
思わぬところで売上じゃねーか榎本!やったね!たまには仕事もしないとね!(オイ)
というわけで倉庫に戻ってきまして。
芹沢は事故だな、と言います。
それには2つ理由がある、と。
おお、第一話のように自殺自殺自殺自殺!といわなくなったぞ!
一つは、酒を飲んでいたので転倒の可能性はあるということ。
警察発表そのまんまじゃねーか!
もう一つは、犬が吠えていないということでした。
それには密室の証明がいりますよ、という純子。
榎本は、すべての鍵は施錠されていましたね、と言う。
これで事故に決まり、ハイかいさーん!と芹沢は帰ろうとするけれど、純子は他殺だと思うと
主張。
それは、缶ビールのレシートの話でした。
お祝いで缶ビールケースをあの日受け取っているので、わざわざ文恵が外からビールを買って
きて飲むはずはない、一人で飲んでいたという状況を作り上げるため、ビールが届いているのを
知らずに買ってきた人間がいる、と純子は主張。
なるほど、筋が通っていますね。
ただ、犯人はどこから出入りしたのか。
榎本も密室と言ったんだから他殺は消えたよ、という芹沢ですが、榎本は密室とは言ってないと言う。
施錠はされていたが、だからといってそれが密室であることを証明することにはならない、という
意味ですかね。
犯人が犯行の後鍵をかければ、それも密室成立ですからね。
榎本は、自分も他殺だと思います、と言います。
あのあたりは空き巣被害が多く、もし救助隊が入ってくる時、ドアの補助錠がかかっていれば破壊
して入らなければならなかったが、それはかかっていなかった。
番犬を飼い、鍵も複製が難しいものに交換、窓などの鍵もすべてサブロックがあるのに、一人で
飲んでいる状態でドアの補助錠をかけていない状態は不用心でおかしい、というわけです。
それでも密室だという芹沢に榎本は言いました。
「これが他殺なら、やぶれない密室なんて存在しないんですよ」
かっこよすぎる!!!!
芹沢は呆れて帰って行きます。
いつも通り文句をブチブチ言いながら。
だったら事故って記者会見して恥でもなんでもかけばよろしいのに。
と、芹沢が事務所に帰ってくるとマスコミが押し寄せていました。
質問攻めされまくりですやん!
芹沢がこの事件に動いているということは他殺と思っていいんですよね、と言われて、いまさら事故とは
言えなくなった芹沢。
他殺です、と無理やりな感じで言わされてて面白い。
しかし、密室のトリックは?と聞かれて芹沢が黙ってしまうと、マスコミ連中シラ〜ッ。
゛「今検証中で、犯人に証拠隠滅されても困るので言えない」くらいのことは言えよ芹沢!
変なところで真面目というか…。
古美門先生!出番ですよ!(金田一の回は先週で終わりました!!!!)
シラーッとした感じで帰って行こうとするマスコミに、芹沢プライドを刺激されたのか、ただ、と
声をかけます。
ああなんかBGMが…。
「これが他殺なら、やぶれない密室なんて存在しないんですよ」
榎本のセリフ、パクりやがった…!
でもその後も「私の仕事に対する人生観かな〜」とか言ってるシーンがまたブチッと切られたのは
ちょっと笑った。
芹沢、上機嫌で弁当を榎本と純子に差し入れしましたよ!
チヤホヤされていい気になりやがって。
つーかあーた今回言うばっかで何もしてませんよね!?
純子は解けない密室にすっかり気落ちして、事故なのかもしれません、と言い出します。
さっき自分がかっこよく宣言したばかりなのであわてる芹沢。
他殺だろ!?とか言ってます。
数時間前とすっかり立場逆じゃねーか!
容疑者の動機をまず調べてみよう、という芹沢の提案に、純子は友香に話を聞いてみると言います。
ちなみにこのシーン、榎本のセリフ一切ありませんでした!
友香に聞くと、リカコはもう10年もアシスタントをやってるらしいです。
プロアシですかね。
アサミは最近入ったばかりなんだけど、文恵に才能を認められ、目をかけられていたらしい。
まあ当然そうなると、アシスタント同士の仲は険悪なものになりますね。
リカコに任せていた仕事がアサミに任されたり、リカコもやったことがないキャラデザなどを
アサミが手掛けるようになり、リカコはアサミがやろうとしてた原稿を墨で汚したりの嫌がらせを
したらしいです。
アサミもあの性格だからやり返した、というからどんな嫌がらせをと思ったら、仕事を早く仕上げて
文恵に褒められるようにしたらしい。
リカコにやり返すんじゃなくて、こういう形でやり返すのは、アシスタントとしては立派だと思います。
人間としてはともかく。
まあ迷惑受けるの文恵だもんなぁ。
そういう意味では、文恵の原稿を汚したリカコが最低ですけども。
そんなところに、リナが大変です!と飛び込んでくる。
文恵の家が荒らされていたのであります。
窓を破って侵入したらしい。
しかし芹沢らは、高価な時計がとられていないことから、変だなという疑問を抱く。
つーか警察は呼ばないのかよ。
そこに純子は、リカコのストラップが落ちているのを見つけます。
あの器具のストラップですなぁ。
ということはこれは少なくともリカコがやったんじゃないってことですね。
こんなもん落としたら気づくだろ。
芹沢は、この現場には犯人を特定する手がかりが実は残っていて、リカコはそれを
消すために荒らしたんだ、と考える。
だから、他殺で間違いないと。
…殺人と、部屋を荒らした人間が同一人物とは考えない方がいいような気がしますが。
純子はリカコに会い、拾ったストラップを渡します。
彼女はこないだこの家に友香と芹沢らが来た時に落としたんだろう、と言う。
本当に落としたの気づいてなかったんかよ。
で、純子は昨日どこにいたかと尋ねます。
リカコは漫画喫茶にいた、と答えるのですが、倉庫に戻ってきた純子は、リカコのアリバイは
証明された、と言います。
なるほど。
犬に吠えられずにどう移動するか。
芹沢は、臭いで犬は判断しているから、犯人は文恵の服を着てたんだよ!と言い出す。
服を着ててもごまかされないですよ、と言う榎本。
芹沢は、穴を掘った説とか、バウリンガルで犬に犯人を聞こうとかムチャクチャ言い出した。
大丈夫か芹沢先生!かなり追い詰められてるようだが!
新見先生呼んできて!(それだとこの後の展開が「新撰組!」になっちゃうからダメ!)
テレビを純子がつけると、ちょうど芹沢が自信満々であのセリフを言ってるシーンで、純子の
リアクションが面白い。
芹沢は芹沢で、俺の弁護士人生終わったとか言ってるし。
ここで榎本唐突に、犯人が分かりました、と言い出します。
喜ぶ芹沢。
「文恵さんの家を荒らした犯人が」
そっちかよ!!!!!
倒置法でいうなよ!
こないだ聞き込みにいった時に隣人が防犯カメラの導入を希望していて、榎本の会社が導入
したらしいんだけど、その映像に、アサミが侵入する様子が映っていたらしいです。
「密室はやぶれましたー」という芹沢ですが。
いやまだやぶれてねーから!
そもそも友香と家を見に行った時にどうして気づかなかった、と言う芹沢。
アサミが入ってきた時には気づかなかった、リカコはあんなに吠えられていたのに、と。
つまり、アサミは犬をなつかせておいて、通ってもほえないようにしていたんだと言うわけです。
榎本も、エサで手なずけられない犬はいません、とキッパリ。
ところが榎本は、アサミは殺した犯人ではない、と言う。
犯人じゃないということを順に証明しますと。
まず、ビールが宅配便で届いたのは1時から3時の間。これは伝票の時間指定でわかる。
つまりアサミが仕事を一緒にしている時なので、ビールが届いたことを彼女が知らないはずはない。
だからわざわざコンビニで買ったと証明するレシートを置いておく必要はないというわけですね。
ではなぜアサミが家を荒らしたのか。
というわけで皆はアサミのところに話を聞きに行く。
犬が鳴かなかったのは、エサをあげていたらなついたというアサミ。
彼女は、リカコが犯人に決まっているから捕まえてほしくて、ストラップを盗んで現場に落とし、
彼女がやったように見せかけたと言います。
つーかそれがバレたら逆に自分が疑われるとか思わなかったんでしょうか?
こいつも結構頭悪いな。
なんでリカコが犯人だと思うのか。
まだ何か隠してます?と聞く純子。
アサミが話そうとした時画面が変わりやがった!
動機はわかったのであとは密室の謎だ、ということになるのですが、純子らが夜の公園を
通っていると、純子が「あ゛ー」とか言い出す。
若者がたむろしないようにこの公園ではモスキート音がスピーカーから流されているようでした。
若い人にだけ聞こえるというやつですね。
芹沢さんくらいの年だと聞こえないですよねーとか言われてあわてて「いや俺も聞こえる!苦しい!」
とか言っちゃう芹沢が面白い。
…榎本はノーリアクションだから聞こえてないか、あまり気にしてないのか…。
ここで榎本、考え始めます。
芹沢が「あれか!?あれなのか!?」とか言い出して黙れ芹沢とか思っていたら、純子に
「もう耳大丈夫なんですか?」と聞かれてまた苦しむフリに戻ったのは笑った。
榎本は考えていました。
そうして。
「密室はやぶれました」
久しぶりに典型パターンできましたね!
リカコを文恵の家に呼び出した純子と榎本。
純子は、リカコが文恵を殺した理由がようやく分かった、と言う。
あなたは本当に残酷な人ですね、10年面倒を見てくれた人を殺すなんて、と純子は言ってたけど
可愛さ余って憎さ100倍って言うしなぁ。
アサミから数々の嫌がらせを受けていたリカコは、文恵が自分を切って新しいアシスタントを募集する
みたいなことを言われてすっかり信じてしまったみたいですね。
10年やってるのに使えねーって先生言ってたわよ、とかアサミに言われてた模様。
それならそれで正面切ってきちんと文恵と話し合えばいいのに、10年も一緒に仕事しながら、それを
しなかった時点で、文恵を信用してなかったのはリカコ自信じゃないのか、と思うんですけども。
こんなに尽くしてきたのに捨てられる、と思った時殺意が芽生えたと言う純子。
文恵はアシスタントは募集するつもりだったけど、あなたを首にする気はなかったんですよ、全部アサミ
さんの嘘です、と言われて動揺するリカコ。
アサミもまた、リカコと文恵の信頼関係を羨んでいてあんなことしたらしいです。
ウゼェェェェ!!!
想像にすぎないわ、というリカコに、確かにその通り、文恵が実際どう思っていたのかはわかない
けども、あなたが殺したのは事実という純子。
どうしたんだ、珍しくシリアスパート担当じゃねーか!
榎本が、玄関前には犬がいた、ある意味犬も鍵である、これをどうするかがポイントと説明を
始めました。
吠えられては困るので予め餌を与えてなつかせた。
そして堂々と文恵の家に入り、犯行に及んだ。
ここでリカコが、あなたも知ってるわよね、私がこの家に来た時に犬にほえられていたこと、と言い
だすけれど、榎本は話はまだ終わってない、と言う。
トリックにはまだ続きがあると。
犬が自分になついていることを知られると、犯人として疑われると考えたリカコは、犬に嫌われる
ことで証拠を消したと説明する榎本。
それがあの器具でした。
犬は人間とほぼ同じ感情を持つと言われています。つまり、信頼を築くのには時間がかかるが、
失うのは一瞬、と。
犯行の後で吠えれば目撃されるので、リカコはあえて第一発見者を装うことにした、と言う榎本。
それに対してリカコは、犯行が自分に可能ということを示すだけで、殺人という証拠はどこにも
ないと言う。
確かにそうなんだけど榎本は、この犯行の後に器具が使われたという証拠ならあると言います。
それは、止まっていた時計でした。
こういったものは同じ周波数をぶつけられると故障して止まってしまうことがあり、調べてみたら
この時計は、器具と同じ周波数で壊れることが分かった。
だから、この部屋から器具が使われた証拠である、というわけです。
救急隊が駆け付けるまで一人きり、ここで犬に器具を使ったのはリカコしかいない。
アメリカ製のものだから出力が強くて、時計にまでおよび止まってしまったと。
リカコは、確かに使ったのを思い出した、でも証拠にはならないわ、吠えててうるさいから使った
だけよと言い訳。
そこに芹沢が登場しました。
あ、そーいやいなかったな。(ひどい)
彼は、吠えてうるさいから使ったんですね、とリカコに確認。
リカコは、救急隊が到着した時から吠えていた、もっと前の死体発見時、通報時も吠えていた
と言います。
そこで芹沢が取り出したのはレコーダーでした。
手回しして、119番通報時の音声を記録してきたらしい。
そこには、通報時鳴いていたといった犬の声は入っていませんでした。
つまり通報の時点ではまだ犬はなついていた、その後使ったんでしょうね。
もういい、とリカコは言いました。
というわけで番組で尊敬されまくる芹沢。
それだけで終わっときゃいいものを、寒いダジャレ言ってシラ〜っとしてました。
生放送なんだから取り返しつかねーんだよ!!!
それをテレビで見ていた純子と榎本。
つかこれ、朝6時〜8時までやってるはずなんですけど、あんたらどんだけ早起きで
出勤してんだよ!勤勉すぎるだろ!
ともかく、そのテレビを見ながら純子は、今回の一件で見直しました、やっぱりとても
頼りになりますね、と言い出す。
そうですか、とちょっとだけ嬉しそうな榎本。
「頭いいんですね、犬って」
「………。」
しっかりしろ、榎本ォォォォォ!!!!!
犬飼いたくなっちゃった、賢い犬って知ってます?とか怒ってません?とか私変なこと
言いました?という純子に全部「知りません」と返す榎本が面白かった。
あと、また手をカシャカシャやってるので純子がそれをつかむと榎本が止まるのも
すごい面白かった。
そこつかんじゃダメでしょ!!!
このドラマはずーっとテンション下がらなくて面白いですね。
今回の月9と火9は大当たりですわ。
☆☆ Iftah ya simsim! [☆☆
犬を飼えば防犯として安心、というわけではない。
榎本も言っているようにエサでて手なずけられて吠えなくなる犬もいる。
庭に飼っているような場合は外から餌付けされない位置に犬小屋などを設置した方がいい。
訪問客に吠えた犬を叱るようにしていると、誰が入ってきても吠えなくなるので、防犯としては
意味がない。
ちなみに番犬がいるように見せかけ、ドアに不審者が近づくと吠え声が出る防犯システムもある。
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