多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リーガル・ハイ


リーガル・ハイ

第3話(12/05/01)

 このドラマ、DVDになったら買おうかなぁ、と今考えています。本当にこれは面白い
ドラマですわー。

 さて。
 ある場所で結婚式が開かれているのですが、そこに乗り込んできた男、榎戸は新婦の
ミユキを連れて逃げ去ってしまいます。
 思い切り「卒業」だなと思ってたらBGMまで卒業だった。
 ところがすぐに彼は逮捕され、ミユキも確保されました。
 まあ映画のようにはいきませんわな。つーかうまく行ってたら古美門の出番ないんじゃ!
(誰に向けて怒ってる)
 ちなみに。
 榎戸を逮捕してパトカーに乗せた警察官の顔を覚えておきましょう。

 一方古美門の方は、テレビの取材を受けていました。
 もう始終ご機嫌ですよ。
 それを見て呆れている黛の方は、国選弁護士の仕事を引き受けていました。
 古美門としては金にもならない仕事って感じですね。
 つーか散々悪態ついてるけど、カメラ回ってたらどうすんだお前。
 で古美門、テレビスタッフに、少し離れたところにポルシェとかフェラーリとかとめてますけど
撮ります?運転は出来ないけど!みたいな。
 お前は聖☆おにいさんで、プロモーションビデオ取るのにネタ提供しようとするイエスか。

 黛は、榎戸に面会しているのだけど、これがなーんもしゃべらない。
 過去ストーカーで一度、接近禁止令が榎戸出てることがわかるんだけど、そういうのが
あると裁判官の心証も悪くなるからなぁ…。(接近禁止令は裁判所が出すから)
 話を聞いた古美門は、ダスティン・ホフマンもストーカーだったか、と。
 お前失礼なこと言うなよ怒られるぞ。
 で、古美門はテレビスタッフに、シャワーシーンでも取りましょうか、その方が視聴率も
よくなるでしょう!とか。
 おっさんのケツを見て喜ぶのはヒゲの生えたおねえさんたちだけ!(その言い方も怒られる
からやめて!)
 同じシャワーシーンなら最遊記の三蔵連れてこい!←
 スタッフの方は、いやー訴訟のシーンの方が、と言ってると。
 ちょうどそこに依頼があったと服部がFAXを持って来ます。
 皆知ってたか!最近のファックスはプリンターみたくインクで印字するんだぜ!
(つい最近まで感熱紙仕様のFAXを使ってた人)

 公判に臨む黛のところに、相沢という検事が現れる。
 彼は黛が学生時代に法律関係の授業を教えていた人らしいです。
 今回の担当検事になったらしい。
 知り合い相手だとやりづらいでしょうな。
 さらに黛には、ある過去があったのでありました。
 今回それが少し明らかになるのですが、すごい切ないというか、後ろから相沢をとび蹴り
したいくらいムカつきました。
 
 古美門のところに持ち込まれたのは、ミドリというおばちゃんの依頼。
 野球観戦でヤジを飛ばしていたら、その内容があまりにも下品だったために、警備員によって
取り押さえられ連れ出されたらしいです。その時に腰を強打したので、慰謝料一千万を要求する、と。
 つーか吹っかける方も方だけど、連れ出す時にそういうことしたらあかんわな。
 立ち上がらず救急車で搬送されれば、のちのち慰謝料取りやすくもなっただろうに!(コラ)
 このミドリが、カメラをガッツリ見て話すので、テレビスタッフが、カメラ見なくていいですから、
顔は隠しますからと言ってたの笑いました。
 で。
 ちゃっかりしてるなーと思ったのが、ミドリはカメラがあることを承知で「あまりお金は払えない
けど、助けてくれますかー」と。
 あ、古美門ちょっと固まった。
 しかしすぐ我を取り戻して(恐らく、テレビ放映された場合の収益を計算したと思われる)「もちろん
です」と引き受けたのでありました。
 
 黛の方は裁判に出てるけど、相沢の授業風景思い出したりして、全然本気じゃないというか。
そういう態度は被告人にも失礼だと思いますけど。
 で、黛が反対尋問とかやろうとした時に、榎戸がいきなり、無罪を主張すると言い出します。
 驚く黛。
 彼女は、情状酌量を訴える方向でいこうとしていたからです。
 実際の裁判でもこのように、弁護士と被告人双方の主張や進め方が異なると、裁判官に
悪印象を与えてしまって罪が重くなったりするので、しっかりとした打ち合わせが大事だったり
します。
 まあ相性も大事ですけどね。中には被告人が言ってもいないようなことを勝手に言って、
自分の好き勝手に進めようとする弁護士もいますので。
 ともあれ驚いた黛は、無罪を主張するならどうして最初から言わない、と怒る。
 黙秘権です、という榎戸。
 使う相手が違うわ馬鹿者!
 榎戸は、自分はストーカーではない、ちゃんとミユキと付き合っていた、という。
 結婚するつもりだった、と。

 彼女との最初の出会いは、榎戸がATMで困っていた時だったらしい。
 声をかけられて、その時はそれで終わったんだけど、出勤や帰宅のバスで出会うように
なり、話をするようになってやがて榎戸は、彼女の帰りを待って一緒に帰るようになり、
朝もマンション前で待って一緒に出勤するようになったと。
 …ストーカーじゃねーか!
 それ付き合ってないからね!?
 キミが付き合ってるというなら、さっちゃんも銀さんと付き合ってることになっちゃうからね!?
(あれは付き合ってるのではなく、どつきあってるだけのような…)
 それに、あのゴリ…近藤局長も、お妙さんと付き合ってることになるからね!?
 …アレ、あのゴリラの方がストーカー度、ひどくね?あっちの方が付きまとい、すごくね?
 
 ともあれ、ミユキにプロポーズした時に、ミユキは、大学時代から付きまとってる人間が
いて迷惑していると榎戸に言ったらしい。
 それで榎戸はバカ正直に、その相手のところに話をつけにいったそうです。
 つーか、付きまとってるのなら住所把握してる時点でミユキ、警察に相談してると
思うので、それはそれで別の事情があるんじゃないかなと思うのですけども。
 …アレ、これもしかして一番悪いの、ミユキじゃね?
 そうして、話をつけにいったものの、その「付きまとっていた」相手は、ミユキと強引に
結婚してしまったと。
 
 話を聞いて帰った黛、服部に「それをストーカーと言うんですよね」とか聞いて困らせて
います。
 無罪は到底無理だと。
 古美門は、無罪にすらできないというのか、自分は少なくとも17の戦略があるが教えて
やんなーい!とか。
 え、いいんですか。
 黛が負けたら今までの無敗の歴史に傷がつくことになりますよ?
 古美門は、無罪を勝ち取れ、負けたらクビだと言います。
 ここで古美門が黛を指さしていて、彼女はピシャーンとそれをはねのけるんだけど、
古美門そのままクッキーをつまんで食べていたのは笑いました。
 どこまでも負けない男だ!

 三木の方では、井出という弁護士が、自分を使わないのはこの事務所の損失ですよ!
とか言ってました。
 ああ、典型的な「俺は出来るやつなんだぜ」ってアホですね。
 この手の奴は自信過剰すぎて、いざやらせてみるとろくに仕事もできないで失敗した
あげく、責任転嫁するからなあ。
 多分三木もそれわかってるんだと思いますね。
 態度がすごいアレな感じだもん。
 三木は、じゃあ任せるけど相手は古美門だよって感じです。
 ああ、訴えられた球団側の弁護なのか、今回は。
 負けたら死を持って償ってもらうよ、という三木。
 シャレになってません。
 
 黛らの方は、榎戸とデートはしなかったのか、という話を。
 休日が合わなくて、行き帰りのバスの中がデートだったという榎戸。
 ううーん…。
 ミユキとの愛を深めていって、彼女も好意を寄せてくれていたのでプロポーズした、と。
 そうしたらミユキが付き合っている彼氏がいて、それが何度言っても別れてくれないと
言った、と榎戸は言うのですが。
 それがどうして、榎戸がストーカーとして警察に被害届出されたのか、ということについては
榎戸は、結婚相手に強制されてやったんだという。
 この時点ではどう見ても榎戸の方がストーカー妄想に見えますね。
 実際こういう思い込みはあるし。
 
 古美門の方はこれから裁判でした。
 カメラに向かって話してると、ミドリがフレームインしてくるの笑える。
 で、ミドリのヤジを再現させるのですが。
 あまりの内容に、裁判官も井出もアングリ。
 うーん。
 銀魂ならOKな内容なんですけどねぇ…。
 裁判官は、球場側は入場料の返金には応じてるから、1500万要求するのはちょっと
図々しいのではないか、と言います。
 …あれ。一千万じゃなかったですっけ。
 古美門、自分の成功報酬上乗せしやがったな!
 古美門ここで、請求金額の内訳を話し始めます。
 まず、500万は、重度の後遺症が残った腰の治療費だと。
 大丈夫ですか古美門さん!間髪入れずに裁判官から「捻挫ですよね?」と突っ込まれて
ますけど!
 気にした風でもなく古美門は、一千万は、のちに出すはずだった本の印税だ、と。
 いろいろ野球の話を本にまとめる予定だったのだけど、このままでは腰が痛くて
本を完成させられない、出版されたら誰もが欲しがる本になるはずなのは間違いない、と。
 強引すぎるな。
 でも、絶対にその収入がない、とも言いきれないですからねえ、今の時点では。
 ちなみにこの古美門の勢いに押されて井出はグダグダです。
 三木もこれを見抜いていたでしょうねぇ。

 黛らの方は、今度は相沢が榎戸に質問していました。
 どうしてミユキは彼氏と結婚したと思うか、と。
 榎戸は洗脳されたんだと言います。
 そんな、どこぞの芸能人じゃあるまいし…。
 ミユキはおとなしいから何も言えなかったのだろう、という榎戸。
 自分と一緒にいる時は楽しそうにしていた、と言うんですね。
 ただ、そんな榎戸に相沢は鋭く切り込んできます。
 ミユキと知り合うために、近くにわざわざ引っ越したのではないか、と。
 そんな様子に黛は自分の学生時代を思い出します。
 自分も相沢をコッソリ待っていて、偶然通りかかったフリをして話をしてたことがある
みたいです。

 裁判が終わって相沢は、今のまま無罪を主張していたのでは逆効果だ、そろそろ情状
を訴える戦法にした方がいいというんですね。
 さらに古美門のことも知っていて、いい事務所に移った方がいい、とか。
 相沢よ、キミはまだ古美門のことを知らない。

 古美門はテレビスタッフと、法廷の中はカメラで映せないからなー、いっそ井上雄彦に
イラスト書いてもらうかーとか言ってます。
 そっちのギャラの方が高くつくやろが!!!!
 榎戸の裁判で忙しい黛のところにもカメラがやってきて、古美門に一言、というのですが…。
 おい黛中指立てたぞこいつ!

 井出の方は三木に、多分勝てます、治療費20万くらいで落ち着くでしょう、と報告して
いましたが。
 その後の裁判で、過去に騒いで追い出された人の判例などを出して一生懸命話している
のですが、それを古美門に覆されます。
 君はこの裁判の本質がわかってない、と。
 静かに鑑賞するような音楽コンサートで騒げば追い出されるのは当たり前、野球では
観戦する客も一緒になって盛り上げるのに欠かせない、それを追い出す球団の方こそ
憲法違反だ!と主張するのです。
 憲法とか出してくると裁判官弱いからなぁ…。

 黛の方は行き詰ってしまっていて、服部が、古美門に聞いてみたら、素直に聞けば
教えてくれますよ、とアドバイス。
 黛はソロソロと古美門のところに行きまして…。
「あ「断る!」
 はやっ!
 断るの早すぎる!

 ミユキの友人が呼ばれて証言しているのですが、ミユキの結婚相手とは大学の頃から
既に結婚相手と意識して交際していたという。
 だから、ミユキが榎本を好きだという主張はありえない、と言います。
 まあ、友人にも話せない心のうちってのもあるだろうからなぁ。
 相沢の、ミユキがあなたを好きだというのは完全なる思い込みではないかという主張に
対し榎戸は、似顔絵をプレゼントした時にもすごく喜んでくれたと言います。
 一緒にいると落ち着くと言ってくれたと。
 しかしそれも相沢は、ミユキは落ち着くと言ったことはないし、似顔絵も気持ち悪いから
すぐ捨てたと言っていると。
 それを見ながら黛、まーた記憶に浸っています。

 相沢にバレンタインのチョコをあげたらとても喜んでくれて、その場で食べて「おいしい」
と言ってくれたみたいですが。
 その後、「なんか黛の味って感じ」って言ってたぞこの男!
 つまりこれ、遠回しに「おいしくない」って言ってるよ!
 つか黛もなんか榎戸の事件に自分の過去を重ねすぎのような気もしますね。
 裁判終わってふと気づくと、古美門が傍聴席にいました。
 自分の裁判があるから早めに来たら時間があまった、と言う古美門ですが、絶対これ
心配して見に来てますね。優しい人なんでしょうね、本当は。
 古美門は、いつまで空中戦してるんだ、お前は検事に対して意識を向けすぎだ、主張すべきは
裁判官に対してだ、とアドバイス。
 確かにその通りですね。

 さてその黛は、今度は古美門の裁判を傍聴。
 井出の主張もむなしく、またまた古美門にしてやられています。
 コテンパンです。
 古美門は、ミドリのヤジを楽しみにしていたという観客のコメントをペラペラとそらんじてみせる。
 井出や裁判官があわてて資料を探していた、ということは、古美門はすべてこれを暗記してるって
ことか。すごいですね。
 井出がアタフタしてるのを、「まだ若いんですよ、大目に見てあげて。若い芽をつまないで」と裁判官に
言う古美門。
 黛が「自分が思い切りつんでる」と言ってたのは笑いました。
 確かにその通り!

 榎戸はすっかり弱気になって、交際していると思っていたのは自分の思い込みかなぁ、と言います。
 ぼくキモいね、という榎戸。
 なんか可哀想になってきたな。
 その話を聞きながらまたまた黛は、自分の学生時代のことを思い出していました。
 相沢の部屋に行こうとした時に、相沢と彼女が話をしているのを聞いてしまい、さらに相沢が
「チョコもらったんだけど食べるの忘れてた」とひどいことを言っていたのも。
 最低だな相沢。
 
 黛はミユキとその結婚相手を訪ねるのですが、もうすぐ引越しするから構わないでくれ、とけんも
ほろろでした。

 その夜、また例の草の者が来ておりました。
 名前わからないのもいい加減困るから、佐助(仮)と名付けよう!
 この佐助(仮)メシ食ってんですが…服部さん、シューマイをワンコそばのように出したらあかん!
 自分もテレビに出たい、という佐助(仮)に、「テレビに出たら忍びの者じゃなくなるだろ蘭丸」という古美門。
 あ、蘭丸って名前出ちゃったよ!せっかく佐助(仮)って考えたのに!(短い命名でございました)
 しかも古美門は、ギャラが安いと文句言ってます。
 テレビ業界も最近大変らしいよ!

 蘭丸、帰りしなに黛に、何か調べたいことあったら言って、と名刺を渡してくれます。
 3話目にしてやっとなんかちょっと親しくなれたよ!?
 つーかこれ、声かけたの、勘繰るなら、古美門が事前に言ってたからかなぁ、と思わなくも
なかったり。
 黛が困っているので何とかしてやりたいが、自分が正面から助けるのはプライドに関わる、
的な。
 ただ黛は、勝つのに汚い手を使うつもりはない、と言います。
 別に必要なことを調べるのは汚い手じゃないと思いますけどね。
 そんな彼女に対して古美門は、お前は死に物狂いで無罪を勝ち取ろうとしてないから負ける、と
宣言。
 確かにそうでしょうね。
 黛は、勝手に好きになって盛り上がったら本当は迷惑だったという話はよくある、と言うのですが。
 古美門は、どんな手を使っても無罪にしろ、と言う。
 それに対して、適正な罪に導くだけです、という黛。
 ツーカそれは、榎戸が有罪前提としての話でしょ?榎戸は一応無罪を主張してるんだから、
古美門が言うことは正しいと思うけど。
 と、突然服部が、女子高校生からのメールが解読できない、と言い出します。
 よく乗るバスで、大体毎回同じような顔ぶれだから、そこから顔見知りになって、女子高校生と
メル友になったらしいのですが。
 うん、黛も言ってるけどなんか展開が飛躍しすぎだから黄門様!
 しかしここで黛、あることに気づきます。

 彼女は榎戸とミユキが載っていたバスに乗り、彼らがいつも座っていた席の、通路を挟んで
向かい側の人に二人の写真を見せ、尋ねます。
 するとその人は、2人はとても仲のよいカップルだったと話す。
 怖がっていたようにも思えなかったし、ミユキの方は似顔絵を受け取った時にとても嬉しそうに
していて、それを大事にバッグにしまっていたと。
 新証言ですね!
 ここで黛、決心して蘭丸の名刺を取り出し…「加賀蘭丸」てすごい名前だな!
 つーか名前しか書いてないよこの名刺!
 蘭丸、ミユキらの引越しの場に業者としてもぐりこんでおりました。

 さて古美門の裁判。
 ミドリの、選手データの暗記っぷりはすごいです。
 井出は質問の意図がわかりません、と言っていますが古美門は、ヤジはすべて、選手
への愛情である、とアピール。
 つまり、選手たちに対してまるで母のような存在であったというわけですね。 
 時に優しく、時に厳しく見守り、選手らもミドリのことは母親のように思っていた、と。
 古美門は、試合で成功した時に、母のおかげで自分があると思う、選手はそう思ってると
アピール。
 実は今回の裁判官が母を無くしており、肝っ玉かあちゃんだったことを蘭丸によって調べ
あげてきてたんですね、古美門は。
 その、亡くした母のイメージに重なるよう、ミドリをアピールしていったというわけです。
 いくら公平な裁判官といってもそこはやはり人間ですから、少しは感情も動くというもので。
(もちろんここまで片方に肩入れする裁判官はいませんが)
 今回ミドリを排除した球団は、選手から母を奪ったも同然だ、という古美門。
 もはや勝敗は決しましたな。

 ドヤ顔で出てくる古美門をカメラが待ってるわけですが。
 ミドリが超喜んでいて、嘘泣きなのにねーみたいなことを言い、古美門があわてて「カットカット!」
と言ってるのが面白かった。
 で、裁判所の中に戻っていくんだけど、ミドリの首根っこしっかり持ってました。
 年上!年上!

 報告を聞いた三木。
「言い訳終わったの?」と井出に言うのが面白い。
 歴史的敗訴だよこれ、と言ってます。
 口調は穏やかですがかなり怒ってるな。
 というわけで約束を果たせと沢地、拳銃を取り出してきて弾を一発こめて井出に押し当てる
わけですが。
 彼は死に物狂いで飛び出していきました。
 あれ、これ銃刀法違反に殺人未遂じゃね?
 
 さて、ミドリは大喜びで帰って行きまして。
 古美門の方もニコニコしながらカメラに向かって、「悪はなくなりません、しかし心の平穏を
取り戻すことは出来ます、僕たちの仕事には意味があるのかも知れません」と締めくくって
おります。すごいドヤ顔です。
 黛の方は資料とにらめっこです。
 
 榎戸の裁判が始まりました。
 法廷が映りますが。
 記者だと思うんだけど腕章した中に、どっかで見た事ある顔が映ってます。
 榎戸を逮捕して連行していった警察官やないか!
 エキストラにあんな特徴ある人使ったら使い回しバレるやろ!
 
 ともかくですね。
 ミユキが呼ばれてきていまして黛は、榎戸に連れ出された時に、彼を拒否することも
出来たのではないですか、と聞くけれど、ミユキは、強引に連れ出されて抵抗すると
何されるかわからなかったので大人しくしていた、と言う。
 似顔絵のプレゼントに関しても、嬉しそうにしていたという乗客の証言もある、と黛は
言いますが、気持ち悪いからすぐ捨てたと言います。
 しかしその「すぐ捨てた」という似顔絵は、実は黛の手元にあった。
 蘭丸が引越しの業者として潜入していた時に、捨てといてと渡されたゴミ袋から探し出して
きたものでした。
 つまり、最近になって捨てられたことがわかってるわけです。
 黛はこれを最後の切り札にしようとしていました。
 しかしミユキはかたくなにそれを認めようとしなかった。
 問い詰めながら黛は、相沢とのことをまたまた思い出していました。
 何度思い出すんだこいつは!
 あの、チョコを食べるのを忘れていたと相沢が彼女に説明していた時に、頭のいい
女性と付き合ってると疲れるから、たまにはホッとしたくなる、と、ちょうどミユキと
同じようなことを相沢がいってたらしい。
 相沢もミユキも天から隕石が頭上に落ちたらよろしいのに!
 黛は、結婚相手との交際に息苦しいものを感じていて、榎戸といる時にはホッとしたものを
感じてたんじゃないですか、と言うけれどミユキはやっぱり認めませんでした。
 ただ回想で、似顔絵をプレゼントされてとても喜ぶミユキがいたから、本当はホッとしてたのは
事実だったんだと思いますね。
 榎戸といると楽しいから、プロポーズされてつい、結婚相手のことを迷惑していると言ってしまった
のでは、(相手に話をつけにいった)榎戸の行動はあなたがさせたものではないんですか、という
黛。
 しかしミユキは、彼への好意はなく、ただ迷惑なだけだったと言います。
 真顔で見ている古美門。
 彼自身どう思ったでしょうね。
 ま、こいつのことだから、自分なら絶対ミユキに認めさせるのに大体こういう奴はだな、どっちの
男が得か冷静に計算してるもんなんだよそこをもっとつけよいつになったらあのオタマジャクシは
手足がでるんだよ、くらいは考えていたかも知れない。(早口調で)
 黛はいよいよ、似顔絵を出そうとするのだけれど、ついに榎戸がもういい、と言います。
 自分がストーカーでいい、と。
 それを見ながら何も言わないミユキ。
 本当に最低ですね。
 この女は自分の軽々しい言動で一人の男性の人生を台無しにしたことをどう思ってるんでしょうか。
 榎戸が勝手にしたことだから、くらいにしか思っていないのか。
 なんていうか、そりゃドラマだったら実はとミユキが認めて美しく終わるのもいいかもしれませんが、
何となくこのドラマはこれでいいかな、と思いました。
 でもミユキは許せんわー。
 一生罪(法律的には罪ではないけど)を背負って生きていってほしいと思います。
 
 で。
 古美門は、ひどい負けっぷりだな、週末の競馬場で馬に頭蹴られてこいとか割とひどいことを
言ってます。
 でもこれが古美門の優しさなのかも知れない。
 依頼人が有罪を認めたのだから、負けたわけではない、クビじゃない、と言う古美門。
 そこに全然空気読めてない相沢がやってきまして、立派だったねーと黛を褒めて帰って行きます。
 こいつこそ馬に頭蹴ってもらうべきですよ、古美門先生!
 いずれ私が叩きのめす、とか言ってる古美門。
 本当、中盤くらいで再登場して、古美門にコテンパンにのされて欲しいですね!
 で、古美門かっこいいなと思ったのが、落ち込んでる黛に、何が食いたいというわけですよ。

 トムヤムクンを服部が作ってくれました。
 おいしいらしいんだけど、泣き出す黛を見て古美門さらっと、やや辛すぎたようだ、と。
 辛さで泣いていることにしてあげよう、というわけなんですかね。いいとこあるな。
 つーかミツバ編の土方かよオイ…。いやいいけど。
 ここのエピソードはなんかよかったなぁ。
 
 さて。
 古美門の番組が始まりましたよー!
 古美門が見ながら「やっぱテレビだと太って見えるな」というのに「こんなもんですよ」という黛。
 そして、「古美門先生に一言」と黛が登場すると。
 「やっぱ太って見えますね」という黛に「こんなもんだ」という古美門。
 あんたらやっぱいいコンビだわ!
 ちなみに、黛の中指にはモザイクかかってました。
 え、モザイクいらんでしょ!銀魂見習えよ!銀魂でモザイクかかるのはウ○コとかキ●●マとか
アレなやつだよ!(まともに載せられない言葉のオンパレードじゃねーか!)
 そうして古美門の言葉でエンドロールが出たわけですが。
 これで終わりかと思ったら最後、服部がインタビュー受けてるんですね。
 弁護士が女神に仕えるナイトだとしたら、さしずめ私はナイトに仕える馬の口取りですね、と。
 しかもこれで終わっちゃった!
 黄門様の高笑いで終わっちゃったよ!
 呆然とする古美門。
 ハッと我に返って、ディレクターに抗議するというのですが、服部が「申し訳ございません!」と
謝るわけですよ。
 服部さんのせいじゃないですからね!という古美門。
 黛も、最後もってかれましたね…とか言ってて。
 再度謝る服部に。
「服部さんのせいじゃないですからね!!!!」


 はい、撤収!!!



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