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リーガル・ハイ |
第7話(12/05/29)
三人の子供が何かの取り合いみたいなことをしています。
そして暗い部屋に不気味に響く女の声…と思ったら、ジジイに読み聞かせしている声だった!
老人が寝たので女性は読み聞かせを終え、部屋を出て行きます。
翌朝、朝食を持ってきた彼女は、老人が死んでいるのを発見、紀介社長を呼びに
いきました。
駆けつけてきた紀介の兄、姉は死を悲しんでるのですが、紀介が遺言書を出した途端、
自分達も同じものを持っている、として出してきました。
うわあ…これはモメるわ…。
古美門の方は黛が父方の田舎に行ってくると聞いて、そこに骨うずめてきていーよ!みたいな。
なんでも、イトコの千春が働いている会社で遺産相続問題が起きているらしいです。
結構大きな醤油会社だけれど、古美門は知らないという。
黛がCMソングを歌ってみせたけど、オンチだからますますわからん!
しらーん!と言い切る古美門がサッパリしていて良い。
話を聞いていた服部は、自分は旅が好きで休暇をもらって同行したい、と言い出します。
ああ、全国旅してましたもんね…。印籠出しながらね!
古美門、僕の食事は?家事は?と相変わらず自分のことばかり心配。
そういうわけで結果的に古美門も来ることになるのですが。
古美門先生気づいて!服部さんは休暇を取るとは言ったけど、あーたの世話をするとは
一言も言ってない!
ロータリーバスにゆられて降りた先には千春がいたのですが、古美門はイヤミの一つも
かます余裕がないくらい車酔いしたらしい。
さらに、服部が自分の荷物は休暇中だからと持ってこなかったことにボーゼン。
まあそうなりますよねー。
皆がウキウキ歩いていくのを見て、「犬神家ご案内か!」というのがやっとでした。
ちなみにOPは、黛のジャンプを古美門、華麗にかわしてました。
さて次はどうなるんだろう。
旅館ではものすごいもてなしを受けている一行ですが、出てきた紀介に「白い覆面かぶって
なくてホッとしました」とイヤミ全開の古美門。
しかも食事がワラビ尽くしだったのにブチ切れ。
そこに、会社の顧問弁護士であるおっさんが出てくるのだけれど、家系図を広げて説明を
初めて、古美門がサッと止めたのはよかった。
先祖の話なんかいりゃーせんわ!
で、大旦那が先日亡くなって、3人の子がいるのだけれども、まず長男は経営が下手で
会社を傾かせて追い出された。長女ははなから何もしてない。そして紀介はこの会社を継いで
頑張ってきたと。
だから紀介は、自分に遺言書を残していたのは当然だ、と言うのですが、ところがどっこい
なぜか他の二人も同じような内容のものを持っていた。
つか長女の名前が聞き取れないんですが。キヨエですかね?
しかも紀介の言う事にはこの弁護士が裏切って、キヨエについちゃったらしい。
兄のタイヘイも、いい弁護士を雇ったとか。
…嫌な予感がしますね。
古美門は一番いい部屋に案内されたのですが、壁には先代の肖像画(夜中に目が動きそう)、
室内にはワケわからん置物(夜中に動きそう)、そして古美門が座ったイスはわけわかんない
芸術作品と、散々です。つーか古美門コケたがな!このイス3本しか足ないよ!?
怒りのやり場がなくてそこにあった帽子をかぶってる古美門が笑える。
つか着替えた古美門がもう金田一ソックリすぎるんですけど。
彼は、裏門からこっそり逃げようとしていたのですが、黛が先回りしていました。
服部が動きを読んでいたらしい。
「しまったぁぁぁぁ!!!」と頭かいてる古美門。
うん、ここからチャンネルつけた人はね、絶対、にぎやかな金田一が始まってる、とか
思うからね!?
古美門は、自分は仕事を受けてない、あくまでも付き添ってきただけだ、黛が勝とうが
負けようがしらん、というけれど、黛はそれをサクッと流して温泉に入りましょう、と言う。
散々文句を言ってるクセに、浴衣にしっかり着替えてる古美門。
混浴といいつつニホンザルが入ってたら帰るぞ!と言いながら来たら。
白いマスクの人間と、足が温泉から出てたー!あ、三木もいる。
マスクはパックしてた沢地で、足はふざけてたイデでした。
よーし、イデを沈めろ!
サルよりひどいのが入ってる!と言い放った古美門。
今回は担当が黛だから、勝敗がどうだろうと痛くもかゆくもないもんねー!という彼でしたが、
三木も、今回の担当はイデだという。自分は付き添いだと。
三木と舌戦を繰り広げる古美門でしたが、黛に引きずられて帰って行きました。
食事もダメ、部屋もダメ、温泉もダメ、フラストレーションたまってそうだな…。
三木がイデに、今回負けたら一生この土地の弁護士やってもらうからね、と言ってたのも
笑えます。
というわけで古美門、「勝つべし!勝つべし!絶対勝つべし!」とツンツン黛をつつきながら
戻ってきたのでありました。
負けたら逆さづりにして醤油に漬けるぞ!と。
…いやそれはその醤油がもったいなくなるのでやめて下さいよ。(ひどい)
さて、三兄弟顔を突き合わせて遺言書を確認することになったのですが。
古美門がしっかり全部確認して、どれも正しいものだと理解した上で、ニセモノの可能性がある
とかなんとかイチャモンつけてるのは面白いですね。
三木は、裁判所が判断してくれる、といった感じですが。
タイヘイは、家督は長男がつぐもの、とか言い出し、紀介は、そんなこといってつぶしかけたから
追い出されたと言い。
骨肉の争いが始まりました。
加わりたくない古美門は鴨居に手をかけてブーラブーラ。あーなんか気持ちちょっとわかる(笑)。
黛が間に入って、遺産三等分は?と言ったのですが、絶対ありえない!らしい。
従業員の前で言い争いとか恥ずかしくないんですかねー。
ここで古美門が、現実的に考えて下さい、とやっと参入しました。
タイヘイ、キヨエが普通に考えて会社を経営するのは無理です、今の従業員は紀介さんについて
いるのですよ!
ビシィ!と古美門の言葉が決まったところで。
従業員が移動を始めました。
なんと、それぞれの兄妹についてしまう。
自室に戻って古美門が、紀介にあんなに人望がなかったとはなー!と超投げやりにいってて
すごい面白かった。第一話の「僕負けた!」以来だなオイ。
千春は、自分は紀介の味方だ、と言います。
私の血はこの会社の醤油でできてる、と。
賛同する黛。
意味わからん!と古美門が後ろで突っ込んでました。
さて。
古美門、仕方なくこの怖い部屋で寝てるんですが、肖像画とか置物とかイスにおびえてるのが
面白かった。
朝になりまして、またワラビの食事だったので、古美門は服部に何か作ってくれるよう頼むの
ですが、服部は休暇中だからと取り合わない。
あと古美門先生。
すごい寝癖ですが、スーパーサイヤ人にでもなるつもりですか。ベジータか!
千春が、着替えはこんなものしか、と持ってきたのも気に入らないらしい。
遺言書は3通とも有効であり、そうなると、一番日付が新しいもの、すなわち、キヨエのものが
有効である、という古美門。
こうなると、キヨエと和解して手を組んで、タイヘイと争った方がいい、ということです。
ちなみに休暇堪能中の服部は、しょうゆづくりを手伝って…あれ、格さんがいる…。助さん格さん
そろったじゃねーか!
えーと、なんでしたっけ。
ああ、和解でしたね。
紀介は冗談じゃない、と言うけれども、裁判に負けたら、わずかな遺留分のみというのを聞いて
紀介は、前向きに考えるようにしたらしいです。
黛が言った、キヨエは経営のことはわからないから、紀介が任されることになるでしょう、と
いうのも大きいですな。
で、和解の話を持ち込むわけですが、あの裏切った弁護士がかなりのクセもので、書類を見て、
株の配当が問題だという。
つか古美門先生!髪型くらいは直してくださいよ!いつまで爆発してんだよ!
曲者弁護士は、表向きキヨエが有利なようになってるが、この株配当だと、いつでもキヨエを
追い出せるようになっている、と言います。
そこへ三木が乗り込んできた。
実はとっくにタイヘイとキヨエは手を組んでいて、三木が、古美門が仕掛けてくるであろう手を
指摘していた、というわけですか。
法廷で会いましょう、と言って彼らは去って行きました。
してやられましたね。
紀介は、いつも二人が最後に持っていく、僕は愛人の子だから!とか言ってて、「所詮芸者の
子だからー!」と連呼しながら去って行きました。
こいつうぜぇ…。
古美門もさすがに思うところあったらしく、「今は平成だよな、あんな前世代的しがらみがあることに
吐き気がしてきた」とウンザリ顔。
頑張ってください古美門先生!あと30分したらドラマ終わるから、帰れるから!(ひどい)
畦道を、草をブンブン振り回しながら歩く古美門。と黛、服部。
古美門は黛に、キミは千春を見下しているはずだ、とか言い出します。
自分は弁護士になり、こんな田舎で醤油会社に就職した千春を下に見てると。
それはどうでもいいとして、3通遺遺言書があることに、何か真意があるのかもという服部。
モトナリ・モーリの三本の矢のことですかねとか言うのですが。
黛、知らないという。
古美門、あの有名な話を知らないのか、とバカにしつつ、枝を差し出して逸話を再現しようと
するのですが。
黛、3本そろえられても折ったよ!?
古美門がムキになって10本くらい出してもへし折ったよ!?
ドリフかよてめーは!(ドリフのコントにもこういうのがある)
古美門が満面の笑顔で「力あるな、お前ー!」と言ってたの超笑った。
つーか説明あきらめた!
千春は、3通の遺言書のことを聞いて、大旦那はさみしかったのではないだろうか、と言う。
いつも誰かにそばにいて欲しがってた、と。
古美門、その話を聞いていてひらめいた!と言う。
大旦那が認知症にかかっていたとするならば、紀介の遺言書が一番信用できるものだと
証明できる、と。
タイヘイらは、大旦那が認知症だったことを知っていて、無理やり遺言書を書かせたことに
しよう、去年から認知症だったことにすれば紀介の遺言書が正しいことになる、と古美門作戦を
立てました。
千春に、そんなことを証言してはダメ、という黛ですが、千春は、それが会社を守るためと言われて
すっかり乗り気。
古美門、いつものヘンテコ歩きで元気よく歩いて行きました。
蘭丸が呼ばれてきまして。
大旦那の交友関係の中から、認知症だったと証言してくれそうな人を探してこいと言われます。
で、蘭丸ゴソゴソしてるから何かと思ったら、おいしいご飯が食べたくて服部さんを探して
いるらしい。
残念だったな!彼は休暇中なので食事は作ってくれないぞ!
そこに紀介が、最高級の夜食をお持ちします、とやってきて。
期待する古美門の前に出されたのは醤油ごはん。
これはないわ…せめて卵かけご飯だよ…。
喜んで食べる蘭丸、黛に対して、一粒だけ口に運ぶ古美門が面白かったです。
つーかノーリアクションかよ!
服部の方はまだ格さんを手伝ってまして。
紀介は離婚しているんだけど、奥さんが出て行ったのは都会育ちで、田舎暮らしが合わなかった
からだろう、と聞いています。
朝。
裁判の日です。
6時にたたき起こされて不満の古美門だけれど、ここから裁判所まで3時間半はかかる
らしい。
大変だな…。
あと醤油会社の社員らも傍聴にきたんだけど、これ完全に遠足じゃねーかよ!弁当作って
きてんじゃねーよ!
黛は、三木がイデのサポートに入っているということで緊張しているのですが、古美門は、
本当に手ごわい敵は自分の土俵で戦える人間だ、と言う。
それはあの裏切った弁護士でした。
裁判長とも仲がいいんですな。
確かに田舎ゆえにこれは強敵だ!
というわけで紀介、黛らは、大旦那が認知症だったという路線で話をします。
紀介は、大旦那の名誉を考えて、ボケているとは言い出せなかったというのですが。
キヨエは、大旦那はボケてなかった、最後までしっかりしていた、私は献身的に看病していたから
知っている、と証言。
ここで古美門が素早く立ち上がって、ぐるぐる回りながら、看病はどれくらいの頻度で?月に一度
ですか?それが献身的といえるんですね、よーくわかりました、と一方的に言って座るのが面白かった。
やるねぇ、古美門。
大旦那の主治医は、認知症ではなかった、と証言しますが、古美門側にもカードはあった。
彼らは、認知症の専門家を呼んできていました。
認知症を見極めるのは難しい、また、周りがボケているというのを認めようとしないのが不幸だったの
かも知れない、積極的に治療を受けさせていれば改善された可能性がある、と証言。
つーか古美門さん、専門家をあまり引きずり回さないであげて!目が回るから!
事実を明らかにすることこそが、大旦那の名誉回復になりますね、と古美門は皆に語りかけて終了。
裁判は終了し、黛は紀介に、これで次回千春が証言すれば勝てます、と言ってるのですが。
古美門は、三木がおとなしすぎる、と指摘。
沢地がいなかったことに気づきます。
蘭丸があわてて千春を探しに行くと、沢地の車から降りてきました。
何か細工してやがったな。
彼女が沢地から受け取った書類は、会社が別の会社と合併するというものでした。
紀介は売却したりしないと言い、古美門も、この書類はでっち上げだというけれど、黛は、書類が
きちんとしていて、とても偽造とは思えないという。
つまり合併は本当で、そうなると会社は移設される、この合併話の為に紀介は遺産相続を焦って
いたというわけですか。
さらに、専務の地位が約束されているから、東京勤務になる。
そうすればまだ未練がある奥さんも、都会暮らしということで戻ってくる可能性がある。
結局自分のことだけで、会社のこと何一つ考えてねーじゃねーか!
こんなんに会社継がせてもすぐつぶれるわ!
紀介は逆切れして、自分は醤油の味の違いがわからん、目玉焼きにはウスターソース派だ!と
言い出します。
てめぇ!
目玉焼きにはマヨネーズだろうが!(そこ言い出すと長くなるからやめて!)
古美門は、ともかく、会社はこの地で守っていくつもりなんですよね、と言って千春に証言して
もらおうとするけれど、信じられなくなった彼女は飛び出していってします。
古美門は黛に、千春を説得するように言う。
でなければ逆さづりにして醤油に漬けるのを肥溜めにかえるぞ、と。
それ本当に死ぬからやめとけ!
そういうわけで裁判にて。
千春は証言台に立ってました。
つーか田舎だからか、皆好き勝手に発言してるな…。
千春は、大旦那は認知症ではなかった、とキッパリ証言します。
終わりましたな。
古美門が黛に対して、イヤミ全開の「黛先生お疲れ様でしたー!」と拍手してるのはちょっと
面白かった。
そういうわけで裁判は紀介の負けになりました。
古美門が受けたわけじゃないから別に勝敗はどうでもいいわけですな。
つーか判決!誰も聞いてねーよ!座ってきけやオメーら!
服部は、短い間ですがお世話になりました、と格さんに挨拶してて。
ここのシーンで長々と水戸黄門流れたの笑いました。いいのかこれ!
銀魂以上にヒヤヒヤするドラマだな!
黛は紀介に謝罪します。
古美門はその後ろで、やっと帰れると超喜んでました。
遠足前日の小学生のようだ!
そこに千春が、社長を裏切った以上この会社にはいられない、辞めさせてもらう、と言いに来て、
せめてもの記念にと、大旦那に毎晩読み聞かせていた本を持って帰りたい、と言うのです。
ところが彼女はそこにあるものを見つけた。
至急兄弟がまた集められ、その本を見せることに。
そこには、会社を千春にゆずるという、大旦那の遺言状がありました。
日付は、亡くなる前日。
つまり、この遺言書が一番の効力を持つわけです。
古美門、内容は特に問題ないという。
三木も、ここは張り合うところではないので、形式に規定はないのでこれは効力を持つ、
と証言。
タイヘイが、いや、父はボケていた、この遺言書は無効だ!と叫びますが、大旦那がボケて
いなかったのは先の裁判でしっかり認定されている、と古美門。
さすがですなぁ。
千春は、とても自分が会社を譲り受けるなんて無理、と言いますが、古美門は、それなら
辞退するか、誰かに譲ればいい、と。
これを聞いて三兄弟、千春にゴマをすり始めました。
ま、そんなもんですよ人間。
三木は、所詮今回は遊びだ、と定番の捨てゼリフを吐いて帰って行き…「最後にもう一度
温泉に入ろう」…入るのかよ!早く帰れよ!
古美門、もどってきて「これで文化人に戻れた気する!」と超喜んでいました。
醤油会社の方は結局千春が譲りうけて、経営に関しては誰に任せるか、じっくり吟味する
ことにしたようです。
三人に作文書かせてるのが面白いな。
黛は、なんだかんだいっても最終的に千春がおいしい所を持っていったなー、としみじみして
いるのですが、その話を受けて古美門は、確信犯かも知れない、と言い出す。
つまり、千春が大旦那を取り込んで、遺言書を書かせた可能性があると。
でも真相はやぶの中ですからなぁ。
古美門は、自分の見立ては間違ってなかった、ただし、まったく正反対だったと言い出す。
何かと思えば、弁護士になった黛が千春を見下していたのではなく、要領の悪い黛が、
要領が良い千春をねたんでいたのだ、と。
ここで服部、古美門の食事の手が進んでないことに気づきます。
で、用意されたのは醤油ごはん。
ええー…。
盛り盛り食ってるクセに古美門が、すごい顔で「まずーい!」というのが面白かった。
すごい勢いでかっこんでるやろが!!!!
はい、撤収!!!
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