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大奥 〜誕生〜 |
第1話(12/10/12)
映画の方の「大奥」見たら自分で「2巻以降の方が面白いと思う」って書いてやんの。
すっかり忘れてた。(オイ)
まあそういうわけで2巻以降の話がドラマになったので、多分面白いとは思います。多分。
(展開に若干の不安が…)
第一話は導入部的な意味合いが強かったので、これから面白くなるとは思うんだけど、
とりあえずあの少女将軍、グーで殴っていいか。(だめぇー!)
あらすじとしては大体、昔フジテレビでやってた「大奥」の通りですっていうかあれも大体
歴史を下敷きにしてはいるんだけども。
なのでまあゆるゆると楽しんでいく方がいいのかなぁ。
だけど超シリアスな感じの話なので結構重いと思います。フッ、シリアスだからこそボケ
倒してやるぜ!←
さて時は1634年。地球は、核の炎に包まれた。
あらゆる生命体は、絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。
…これは北斗の拳だな。
えー、1634年、国中を赤面疱瘡という、若い男ばかりがかかる病が襲いました。
これによって男性は激減というありさまになってました。
そんで江戸城にシーンかわるのですが、やっすいセットと丸わかりだな。
フジテレビの大奥セット貸してもらえよ。
ともかく、この病は将軍家をも襲い、なんと時の将軍家光が病で世を去ってしまったので
ありました。
大奥、ご声援ありがとうございました。(まだ終わらんよォ!)
それから2年後の京。
そこに有功という、公家から出家したお坊さんがおりました。
彼はその優しさ故から出家し、世の中の人のためになろうとしていました。
それからさらに3年後。
おい、早いな!有功の出家、映像シーンにナレーションだけでもよかったんじゃないか!?
有功は赤面疱瘡で苦しむ人の手当てをしてやったりしてて、それを江戸から来た春日局が
こっそり見定めていたんですね。
春日局は史実においても、町にフラリ〜とやってきては、見初めた女性を大奥に入れていたり
してどんどん増やしました。確かにいろいろなタイプの世継ぎを産むという点においては、彼女の
やり方は間違いではないんですが、そういうことをすると今度は女同士の確執を産んだりしちゃう
という…。難しいですね。
そしてさらに時は過ぎて1639年。
おい、5年があっという間に経過したぞ!
有功は自分が院主(要するにトップ)になった報告をするため、家光のいる江戸城目指して
東下りしておりました。あ、この時代はもう東下り言わないんだっけ?あれ?
まあいいわ。
そのお供をしているのは、玉栄という小坊主と、先輩にあたる明慧。こっちは忘れてもいいです。(オイ)
道すがら玉栄は、占い師に「お前は将軍の父になる」なんてことを言われたとか言ってます。
ありえないよなーみたいな会話なんですが。
うん、玉栄さん。
それホントだから。バレバレの伏線を先に言わないように!!!
あと道でであった、赤面疱瘡で死んだ人にお経をあげてあげよう、と有功は言うんですが、
その家族の女性が髪の毛を切られてザンバラになっていることも気づく。
なんとひどいことをまあするやつがいるものですなぁ。
こういうのは大体女が犯人ってのが多いですよ。
(男があまり女の髪の毛を切るという犯行はない)
このところ辻斬りみたいな感じで、次々女性が髪の毛を切られる事件が相次いでいるようです。
むごいことですなぁ。
そういうことがありまして、家光に謁見することになるのですが、有功が挨拶をした後、家光は
しばらく江戸にとどまるようにいってきます。
有功は、単に挨拶に来ただけですんで、「いや帰るし」って感じなんだけど。
おい、家光、さっきから扇子パチパチうるさいねん。折るぞ。
ちなみにこの家光は御簾の向こうにいて、頭巾をかぶってて顔が分からない。
有功はこれを、疱瘡にかかって苦しんだから、と受け止めているようですが…。
家光に呼ばれてやってきた春日局は、有功をイケメンと褒めまくってて、なんていうか失礼だけど、
ねっとりとした感じで気持ちわるいなと思いました。
フジテレビの、松下由樹さん演じる春日局だったら表向きは普通な感じで、策略家、の面が
出てたと思うんだけど、こっちの春日局は、世が世なら男性社員に向けて平気でセクハラ発言
してそうなタイプだなーと思ったわ。性格的にはフジの方が好き。いや比較したからどうこうって
わけじゃないんですけど。友達いなさそうなタイプ。
というわけでとどまることを余儀なくされた有功が、翌朝外出しようとすると、疱瘡が流行ってる
からそれは出来ないと言われる。
ええい面倒くさい。
その夜、明慧と玉栄は、大奥について変な噂があるという話をする。
大奥には女はいない、男ばっかりだと。
つまり、男ハーレム!
え、それ誰が嬉しいの。(ドラマ全否定かよ!)
二人は、家光が男色家だから春日局がお小姓ばかり集めてるんじゃないか、そのために有功も
入れようとしてるんじゃないか、という話を。
いいとこついてんな、おい。
明慧は、出家してるからいくらなんでも…という感じですが。
そうして4日間が経過しましたが、ずっと閉じ込められたままで、どうやら静かに怒っていた
らしい有功、逃げるか、とかいってます。
その前にあーた、目立つその着物なんとかしなさいよ…。夜道でも丸わかりだわ。
峠の茶店まで逃げたところでやれやれという感じですが、お目付け役の澤村か、余裕で
おいついてた!
てーか完全に読まれてた!
そういうわけであっという間に連れ戻されたわけですが。
春日局がやってきて、有功に、還俗して大奥に入ってもらうと告げます。
これ史実でもそうだったらしいけど、どうやって説得したんでしょうね。
さすがに史実の方はここまで強引ではなかったと思うのですけども。
怒る有功に、将軍に仕えるのは栄誉とか言っちゃう春日局。
うわぁ…ドン引きだわぁ…。
その夜有功は心配する玉栄らに、いつまでも帰ってこなければ寺の方が気づくだろう、それまで
自分が小姓となることを承知しなければ良いのだと言いますが、春日局がそこまで考えていなかった
わけではあるまい。
ツィッターで「監禁されてるなう」とかつぶやいてればまた違ったかもしれませんが。(ねぇよ)
と、ここに吉原の遊郭から女が派遣されてくる。
つまり、そういうことですよ。
これで籠絡しようという考えか、と気づいた有功は女たちが春日局から役目を仰せつかってきた、と
聞かされると、よし、みたいな感じで言いました。
「チェェェェェェェンジ!!!」←それ銀魂の銀さんやろが!!!!
実際には「遊んでしまおうか」と。
そこらへんの割り切り具合は有功らしくて面白いですね。
この遊び(狐拳)だけど、江戸発祥だったかなあ…。
まあ細かいこと言ってても仕方ないんでいいですけど。
有功はここで派遣されてきてた小菊という女性と会話してんですが、このあたりはなかなか面白い
やりとりです。
小菊は、坊主は表だって遊べないからわざわざ呼ばれたのだ、と思っていて、有功から「なんで
自分もここにおるかわからんのや」と言われて笑ってるし。
ただ、この小菊というのは人妻でありながら旦那に借金のかたに売られたという可哀想な女性で
ありました。
男が少ないこのご時世、結婚できただけでよかったのかもとか言ってるけど可哀想すぎる。
でも実際こうやって売られる女性は少なくなかったみたいですね。借金のかたよりも、生活が
厳しいから、みたいな感じで。
てーか会話してる後ろで坊主ども二人が目いっぱい遊びを楽しんでるぞおい。
そこのハゲども。こら。
で、ほどほど遊んだところでお開きにしようかと言い出した有功。
彼は隣で監視してる春日局の存在に気づいてました。
気持ち悪い!ずっと監視してたのかよ!
有功は、こうやって自分に女犯の罪をおかさせて還俗させようというつもりだろうがその手には
乗らない、と激怒する。そーだそーだ!銀さんならともかく(銀さんもしねぇよ)有功がそんな手に
ひっかかるもんか!古美門なら…え、あいつはダメだな、うん。
普通の手では有功が動かないと考えた春日局は容赦なく明慧と、騒いだ女の一人を殺させ、
有功が還俗を承知しなければ玉栄も殺すとか言うんですね。
おい、そいつ殺したら次の跡継ぎ生まれんぞ。(ネタバレが早すぎる!)
…てか、「そこまで言うなら自分は命を絶つ」とか有功に言われたらどうするつもりだったんだ?
もっとフジの春日局見習って下さいよ、春日局さん!(ややこしい)
というわけで有功は玉栄を守るために、小菊と一夜を共にするのでした。
でも小菊が、事情を理解したらしく、有功にすごい同情的だったのはまだ救われたと思いましたね。
つーかここのシーン盛り上がりすぎて、どこの最終回だとかちょっと思いましたわ。いきなり音楽
かかりだすし。
朝になり一睡もできずに待っていた玉栄に有功は一言、「髪を伸ばす」と告げます。
よく考えたらなんで出家って頭丸めるんだろうな。
ともかく玉栄は自分は有功に命を救ってもらった身だから自分もついて大奥に入ると言いました。
そうして1640年、夏。一年が立ちました。
長すぎるわ!!!
有功に、選択を迫るシーンでは「関東者は気が短い」とか言ってたクセに一年は待つのかよ!
…てかヅラでもよかったんじゃね?当分の間。いや、ヅラだけど。(ややこしいボケだなオイ)←ヅラじゃない、桂だ!
さて大奥に入る過程で有功は、男しかいないと不審を抱きます。
あれ、有功はあの噂知らなかったんだっけ。
有功に会った春日局は大喜びしています。
ババアのこのはしゃぎっぷりが余計に腹立つ。
んで家光がやってくるということで有功は待つわけですが。
そこにあらわれたのは!
なんと!
デカワンコ!(そのドラマは終わりました!)
おいイチコ、アンパン買ってこい。←
少女家光は平然とした様子で有功に、これからはお万と名乗れとか言います。
おいやめろよ。名前覚えるのがややこしくなるだろうが。
だったらお前もデカワンコって呼ぶぞコラ。
有功が返事をしないのでメチャクチャ殴ったあげく、飽きたとかいって出ていく家光。
おーい誰か今すぐ沖田のバズーカ持ってきて!!!!
有功はそばに控えていた稲葉正勝という人物に「あれは誰だ」と尋ねる。
正勝はあれが家光だというのですね。
でも有功は、前に謁見したのは正勝だと気づいていた。頭巾被ってたやつか。
そこで有功は何が起きていたのかを知ります。
6年前家光が疱瘡で死に、春日局は自分の息子にあたる正勝(親子関係は明かさないで
家光に仕えていた)を今後家光の影武者にすることを決めました。外から人が会いに来る
時には正勝が家光として会うというわけです。
その代わり正勝は疱瘡にかかって急死したことになった。だからもうこの世に存在しない
ということになったみたいですね。
春日局としては、家光が死んだことが公になると、まだまだ天下を狙う者がいるからまた
戦国の世になってしまう、ということらしいです。ああ、政宗とかまだいるしね!レッツパーリィ!
(この頃はもう年取ってるよ!)
そういうわけで医者も殺して口封じして、正勝が家光となったのでありました。
また、春日局がこんなことをしたのはもう一つ理由があった。
実は家光の血筋はまだ絶えていなかったのです。
17年前町を歩いていた家光は、自分は男色家と言われてるけど女も抱けるぞとか正勝に
いってて、それを証明するためにいきなり通りがかりの女を襲ったという…。
あれ、これ家光の頭に向けてバットフルスイングしとくべきじゃね?
それで春日局は、この時の女が子供を産んだことを知っていたので、密かにその娘を
引き取ったらしいです。それが少女家光か。
多分口封じのために母親は殺されてんだろうなぁ…。
それから春日局は、この血筋を次の世代につなぐべく、大奥に男を集めさせたという
わけですか。
また、部下の松平信綱に命じて、表向きはキリシタン追放とでもいうことにして、海外に
疱瘡が流行っていることを知られないよう、鎖国を行った、と。
史実の辻褄があっていくのが面白いすなぁ。
だから、有功が会ったのは一応家光ではあるけども、春日局からしてみれば、次の将軍(男)が
生まれるまでのつなぎに過ぎないって感じでしょうね。
今はチヤホヤされてるけど子供産んだらポイって感じはするな。
だからこそ、あんなやさぐれてるのかもしれませんけどね。
でもいっぺんあいつはわからせんとダメだ。
有功にお尻ぺんぺんしてもらうか、古美門にすごい勢いでまくしたてられるかどちらか選べ!
(そんなムチャな)
いやこの少し前の「ぴったんこカンカン」で思いきり、リーガル・ハイネタやってたもんで…。
正勝は、あの女も影、自分も影、そして有功も影だと告げる。
なるほど、幻のシックスマンがこんなに…!(バスケはしません!)
次回、「黒子はボクです」絶対見て下さいね。
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