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大奥 〜誕生〜
[有功・家光篇]

第3話(12/10/26)

 うわああ若紫の出番終わったあぁぁぁ!!!!
 大奥ご声援ありがとうございました!(早い、早い)

 てかなんか今回から面白くなってきた気がします。

 さて夜、大奥の見回りをしている人が、火の用心とか言いながら歩いていると、赤ちゃんの泣き声が。
 大変だ!妖怪子なき爺だ!(そういうドラマではありません)
 声のする部屋の扉を開けるとピタリと泣きやみ、閉じるとまた泣きはじめる。
 怖いですなぁ。
 で、問題はなんでそんな話を玉栄が有功に話して聞かせているか、だ。
 怖いだろうが!
 これ土方と銀さんだったらダッシュで逃げてるからね!?
 なんでも他にも、女の生首だか黒髪をわしづかみにした武士とかも目撃されているらしい。
 それは…髪の毛引っ掴まれてお妙さんに引きずられていくゴリでは。(ちげぇよ)
 村瀬は、退屈だから皆そういう作り話で盛り上がっているのでしょう、という感じですが。

 家光の方はなんか女の髪の毛にこだわりがあるような感じです。
 春日局の髪の毛じーっと見てるし。
 それでいて、自分の髪の毛が伸びてるから切りましょうかと言われると抵抗を見せる。
 まあ、女の子だから髪の毛伸ばしたいのを無理に短くさせられてるんだもんなぁ。
 そのあと家光は有功のところにいって、素振り1000回で倒れたとな、しっかりせぬか、という
けれども、澤村が誉める口ぶりだったことを伝えます。
 最後まできちっとやったのが評価されたっぽいな。
 んでそこに若紫が来るんですけど。
 かわいいのはいいけどお前、なんで座布団なめてんだよ。なんかあんのかよ。
 家光はそんな若紫を可愛いから嫌いだ、15の時生まれて死んだ娘を思い出すと言う。
 ということはやっぱ今は18歳設定くらいですかね。
 有功は、生んだ子を失うのはとても深い悲しみです、よく今まで耐えてこられましたね、と
家光をいたわる。
 この頃から家光の中には、なんか有功に対する感情が生まれていたのではないかと
思うのですが。

 さてにゃんこと遊んでいる家光ですが、春日局の七色飯の話を唐突に始めました。
 これは食の細かった家光(男の方)に食べさせるために工夫されたもので、今の大奥も
家光により取り見取りの男をあてがって誰か一人くらい気に入るだろうというはからい
らしい。
 有功それを聞いて納得した様子。
 一方、例のABC連中は、家光がよく有功のところにいっていると聞き、面白くない様子
でした。
 まあ彼らは彼らで、うまくいけば将軍だと聞いてやってきたのに、一生飼い殺しなわけ
ですから、面白くないというのもわからんではない。
 それを玉栄、影で聞いておりました。

 若紫がどっか行きまして、有功探していると、髪の毛をもった澤村が通りがかる。
 これ見ただけでこぇぇよ…。
 そういうことがありまして、そんでさらに若紫を探していると、Aが可愛がってるのを発見
したんですな。
 玉栄は取り戻しに行こうとするけど有功は止める。 
 Aが若紫を上様に見立てて可愛がってるみたいなことしてたからです。
 どうでもいいけど猫思い切りいやがってんだけど。「おっさんキモい」的な。
 
 そういうわけで無事若紫が戻りまして、やれやれという感じなんだけど村瀬は、家光から
賜った、いわば「お猫様」なのだから何かあってはいかん、というわけです。
 何かあれば処分がある、的な。
 それを聞いてニンマリしたのが玉栄。
 彼はAの部屋の前にきて、あることをしたのでありました。
 いくら恨みがあるっていうか、有功を守るためとはいえ、これはちょっとなぁ…。
 てかこのあと「ごめんな若紫」といって懐から猫を出すシーンがあるんだけど、あまりの
ひどいつかみ方が気になりました。撮影のためとはいえ、愛護団体から苦情こないんかこれ。

 そうして朝、家光と有功がまた消えた若紫を探していると。
 Aの部屋の前の庭で惨殺されて発見されるんですね。
 家光が村瀬にAの部屋の刀を改めさせると、脇差に血が。
 本当にAがやったのならその血をそのままにしておくはずがないんですけどね。
 激高した家光は切り勝てようとするんだけど有功が庇う。
 これにはさすがに玉栄も計算外だったでしょうから、めっちゃあわてるんだけど、そこは
春日局が、切り捨てるまでもない、と割って入りました。
 ババア珍しくいい仕事したな、ババア!(やめなさい!)
 てか「これを切っても穢れるだけ」と言ってたけどそれは有功かAかどっちなんだ。
 まあ多分Aのことだと思うんですけど。

 そういうわけでその夜、Aは切腹と相成りました。
 …これ介錯人はおらんの?
 それも可哀想だなぁ。
 有功の方はお経をあげてたけど。これはちょっと変わったお経だな。どこのだろう。
 まあともかく。
 玉栄の方は「計画通り。ニヤリ」って感じでした。
 おーいここに新世界の神がおるぞ!(ある意味次世代の神にはなるが。←世継ぎの父となるから)

 台所に玉栄、膳をもらいにきたんだけど、こないだとはうってかわって皆、「有功様はきちんと
素振りを1000回したんだな、澤村は厳しいし、ごまかしているやつもいるのにすごい」とほめるわけ
ですよ。何そのかわりっぷり。
 そんで玉栄は、家光がAを切り捨てようとしたのを有功はかばった、だからAは面子を保って
切腹することが出来たという。
 それで皆さらに「おおーっ」てわけですよ。
 ますます尊敬されていくんでしょうな。
 そうして少しずつ皆の、有功に対する態度が変わってくるわけです。
 尊敬のまなざしで見られるようになり、こないだ廊下で男妾とか言ってたおっさんもちゃんと
挨拶してくるようになる。こないだとび蹴りしなくてよかった!(するか)
 そうなると玉栄としては嬉しい限りでしょうな。
 ただ、有功は誰が猫を殺したのかうすうす気付いてそうな気はする。Aが猫を可愛がって
いたのを目撃していたから、殺すはずはないだろう、と。

 一方、家光は有功が猫の墓を作ったというのへ、念仏なんか唱えても意味がないという。
 しかし有功は、弔いというのは残された者が気持ちを整理するためのものなんですよ、そうして
少しずつ立ち直っていくのです、と説明。
 なるほどねぇ。
 でも家光は、それで救われるのはもともと幸せだった人間だ、不幸ばかりの人間はどうしたら
いいんだ、Aだって切ればよかった、念仏唱えるくらいなら仇を切った方がマシだとか言うわけですよ。
 ええい屁理屈ばっかりうぜーなデカワンコめ。
 有功はこれにも、飢饉や病など、仇がいない場合はどうするのですか、と言う。
 すると家光、身近なものを切ればいいと爆弾発言ですよ。
 つまり、生きている価値のないような物乞いとかを切ればいいんだと。
 そうしても良いと春日局が言ったと。
 やっぱり元凶はあのババアじゃねーか!!!!
 有功、町で若い娘が髪の毛を切られることが相次いでいたのは家光の仕業か、と気づく。
 それで家光は今までに切った髪の毛を見せてくるわけですよ。
 イヤイヤイヤイヤ!
 こんなもんとっておかれても気持ち悪いだけだから!いらないから!
 捨てろォォォォ!!!!
 有功は愚かなこと、と厳しく批判する。
 家光の気はこれではれるだろうが、切られた子はどうすればいいのかと。
 家光は自分は所詮次の世継ぎが出来るまでの借り腹だ、春日局も自分の中に家光(男)を
見ているだけだ、好き好んでこんなことしてるわけじゃない、と言うわけですよ。
 そりゃこの中にいて孤独を感じているのはわかるけど、それの発散方法が間違ってるな。

 有功は、自分が出会った娘は、疱瘡で兄を亡くしたところに髪切りにあったが、それでも
誰を恨むわけでもなく、自分の隣で念仏を唱えていたと言う。
 人は皆あらがえない運命を受けいれて生きている、自分だってここに連れてこられた、家光
だけつらい思いをしていると思っているなら大間違いだ、と。
 そらそうですわな。
 自分だけが自分だけがという人に限って、実はそんなこと言ってられる余裕がまだあるって
ことに気づいてないことが多いし。
 
 とか思ってたら家光、春日局にチクりやがった。
 うわぁぁぁぁぁ腹立つ!!!
 春日局は、助さん格さんちょっとこらしめておやんなさい(いねーし)というわけで、嫌がらせを
提案。
 それは、有功に女の着物を着て家光の前に参上せよ、というものでした。
 嫌と言ったら手打ちでしょうか、と有功は聞くけど、正勝は今まで将軍の命令を断った者は
いないからわからん、と。
 まあそうでしょうな。
 そんな正勝に有功は聞きたいことがある、と言うのでありました。

 一方家光は、BCと澤村に女装…これ放送事故やないですか!(ひどい)
 これは絵的に厳しい!!!!
 それを見て笑いながらも家光は、昔のことを思い出すわけですよ。
 子供の頃いきなりさらわれて、母は殺されたこと、春日局によって髪の毛を切り落とされ、男として
生きていくことになったこと、そしてある時城内で男に襲われたことなどなど。
 これが元で子を宿すんだけどそれが生まれてすぐ死んだことなど。
 確かに年齢の割にはものすごい過酷な運命ではありますが、だからといって好き勝手
させたらあかんやろ。まあ教育係が春日局だしなぁ…。
 
 澤村らに躍らせて無理やり笑っている家光の様子を見て、女装しなかった有功は、なんという
悲しい笑い声や…とつぶやくのでありました。 
 それはいいけどお前、ちゃっかり女装しなかったな。
 
 家光はフイに飽きて皆を下がらせるんだけどその後に有功が女物の着物を持って入って
きて、家光に着せてやるのですよ。
 有功もまた気づいたのです。
 家光が抱えている寂しさに気づかずに厳しい言葉を浴びせたということに。
 そうして、苦しむ人を助けていくことは出来ずとも、救わないといけない人は目の前にいた、
ということに。
 
 てかそれはいいんだけど、モノローグ入ってるから仕方ないんだけど、着物かかげて無言で
近寄ってこられたら怖いんですけど。

 有功は家光に着物を着せてやり、髪の毛も結んでいたのをほどいてやって、よく似合うと
誉めるわけですよ。
 上様の方がお似合いです、と。
 こうして有功は女装を自然にスルーしたのでありました。←
 まあともあれ、2人が分かりあえた感じでよかったと思います。
 次回、「話が早くて助かるぜ」、んー…ああ、見ればいいんじゃねー?



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→大奥 〜誕生〜[有功・家光篇]